JPS60231813A - 紡糸口金 - Google Patents
紡糸口金Info
- Publication number
- JPS60231813A JPS60231813A JP8814884A JP8814884A JPS60231813A JP S60231813 A JPS60231813 A JP S60231813A JP 8814884 A JP8814884 A JP 8814884A JP 8814884 A JP8814884 A JP 8814884A JP S60231813 A JPS60231813 A JP S60231813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- spinneret
- spinning
- spinning hole
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、紡糸口金に係るもので、特に平面形状が細く
て長いスリット状の紡糸孔を有する湿式紡糸用の紡糸口
金の改良に関する。
て長いスリット状の紡糸孔を有する湿式紡糸用の紡糸口
金の改良に関する。
(従来技術)
湿式紡糸法によりフィルム状の糸を作る場合には、通常
第3図a、bに示す如く幅0.05〜0.1鶴。
第3図a、bに示す如く幅0.05〜0.1鶴。
長さ10〜50mm、深さ0.05〜0.Inのスリッ
ト状の紡糸孔1を有する紡糸口金2が用いられる。
ト状の紡糸孔1を有する紡糸口金2が用いられる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで斯かるスリット状の紡糸孔1を有する紡糸口金
2で湿式紡糸したフィルム状の糸3は、第2図に示す如
く両面が円弧状に陥んで中央部が著しく薄くなるもので
ある。
2で湿式紡糸したフィルム状の糸3は、第2図に示す如
く両面が円弧状に陥んで中央部が著しく薄くなるもので
ある。
これは前記紡糸口金2の紡糸孔1の形成方法に起因する
ものである。即ち、紡糸孔1を形成するには第5図aに
示す如く皿形の紡糸口金板4の中央にパンチにてV形ス
リット状の導入孔5を穿ち、次にこのV形スリット状の
導入孔5の底の外面に突出した膨出部6を第5図すに示
す如く研摩して平坦にし、次いで導入孔5の底にリーマ
にて第5図Cに示す如くスリット状の吐出孔7をストレ
ートに貫通穿設し、然る後吐出孔7の先端縁のばり8を
研摩除去して第5図dに示す如く紡糸孔1を形成してい
るが、リーマにてスリット状の吐出孔7を貫通穿設した
際、吐出孔7の幅が狭く長さが長いので、吐出孔7の中
央部の開口縁の材料が弾性により戻り、吐出孔7の中央
部が狭くなって、これより紡糸されるフィルム状の糸3
が第4図のように両面が円弧状に陥んで中央部が著しく
薄くなるのである。
ものである。即ち、紡糸孔1を形成するには第5図aに
示す如く皿形の紡糸口金板4の中央にパンチにてV形ス
リット状の導入孔5を穿ち、次にこのV形スリット状の
導入孔5の底の外面に突出した膨出部6を第5図すに示
す如く研摩して平坦にし、次いで導入孔5の底にリーマ
にて第5図Cに示す如くスリット状の吐出孔7をストレ
ートに貫通穿設し、然る後吐出孔7の先端縁のばり8を
研摩除去して第5図dに示す如く紡糸孔1を形成してい
るが、リーマにてスリット状の吐出孔7を貫通穿設した
際、吐出孔7の幅が狭く長さが長いので、吐出孔7の中
央部の開口縁の材料が弾性により戻り、吐出孔7の中央
部が狭くなって、これより紡糸されるフィルム状の糸3
が第4図のように両面が円弧状に陥んで中央部が著しく
薄くなるのである。
(発明の目的)
本発明は斯かる問題を解消すべくなされたものであり、
全幅にわたって均一な厚さのフィルム状の糸を紡糸する
ことのできる紡糸口金の提供せんとするものである。
全幅にわたって均一な厚さのフィルム状の糸を紡糸する
ことのできる紡糸口金の提供せんとするものである。
以下本発明による紡糸口金の各種の実施例について説明
する。
する。
(実施例)
先ず第1図a、bに示す紡糸口金2′について説明する
と、1は皿形の紡糸口金板4の中央に設けた平面形状が
細くて長いスリット状の紡糸孔で、この紡糸孔1は■形
スリット状の導入孔5とこの導入孔5の底に貫通穿設し
たストレートの吐出孔7とより成るものである。9は紡
糸孔1の長手方向の両脇に紡糸孔1と略平行に設けた凸
部で、該凸部9は紡糸孔1と略同長で平面略半円形にな
されている。
と、1は皿形の紡糸口金板4の中央に設けた平面形状が
細くて長いスリット状の紡糸孔で、この紡糸孔1は■形
スリット状の導入孔5とこの導入孔5の底に貫通穿設し
たストレートの吐出孔7とより成るものである。9は紡
糸孔1の長手方向の両脇に紡糸孔1と略平行に設けた凸
部で、該凸部9は紡糸孔1と略同長で平面略半円形にな
されている。
次に第2図a、bに示す紡糸口金2″について説明する
と、この紡糸口金2゛′は前記紡糸口金2′の凸部9の
代りに、紡糸孔lと略同長で平面帯状の凹部10を、紡
糸孔1の両脇に略平行に設けたものである。
と、この紡糸口金2゛′は前記紡糸口金2′の凸部9の
代りに、紡糸孔lと略同長で平面帯状の凹部10を、紡
糸孔1の両脇に略平行に設けたものである。
尚、上記実施例の紡糸口金2’、2”に於ける平面略半
円形の凸部9.平面帯状の凹部10は、夫々逆に略半円
形の凹部や平面帯状の凸部に代えても良いものである。
円形の凸部9.平面帯状の凹部10は、夫々逆に略半円
形の凹部や平面帯状の凸部に代えても良いものである。
また凸部、凹部の平面形状は上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、紡糸孔1と平行ならばいかなる形状
でも良い。
れるものではなく、紡糸孔1と平行ならばいかなる形状
でも良い。
(作用)
本発明の紡糸口金は、上記各実施例に示されるように紡
糸孔1の両脇に、紡糸孔1と略平行で略同長の凸部9や
凹部10が設けられているので、紡糸孔1はその穿設時
、特に導入孔5の底にリーマにて吐出孔7を貫通穿設し
た際、前記凸部9や凹部10が吐出孔7の両側縁を補強
するリプの働きをすることとなって、吐出孔7の中央部
の開口縁の材料が戻ることがなく、吐出孔7の開口幅は
全長にわたって均一となる。従って、このような吐出孔
7から吐出紡糸されるフィルム状の糸は全幅にわたって
均一な厚さとなる。
糸孔1の両脇に、紡糸孔1と略平行で略同長の凸部9や
凹部10が設けられているので、紡糸孔1はその穿設時
、特に導入孔5の底にリーマにて吐出孔7を貫通穿設し
た際、前記凸部9や凹部10が吐出孔7の両側縁を補強
するリプの働きをすることとなって、吐出孔7の中央部
の開口縁の材料が戻ることがなく、吐出孔7の開口幅は
全長にわたって均一となる。従って、このような吐出孔
7から吐出紡糸されるフィルム状の糸は全幅にわたって
均一な厚さとなる。
(発明の効果)
以上の説明で判るように本発明の紡糸口金によれば、全
幅にわたって均一な厚さのフィルム状の糸を紡糸するこ
とができるので、従来の紡糸口金にとって代わることの
できる画期的なものと云える。
幅にわたって均一な厚さのフィルム状の糸を紡糸するこ
とができるので、従来の紡糸口金にとって代わることの
できる画期的なものと云える。
第1図a、bは本発明の紡糸口金の一実施例を示す平面
図及び縦断面図、第2図a、bは本発明の紡糸口金の他
の実施例を示す平面図及び縦断面図、第3図a、bはス
リット状の紡糸孔を有する従来の紡糸口金を示す平面図
及び縦断面図、第4図はその紡糸口金により紡糸される
フィルム状の糸を示す斜?J!図、第5図a乃至dは第
3図の紡糸口金の紡糸孔の形成方法の工程を示す拡大縦
断面図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第5図
図及び縦断面図、第2図a、bは本発明の紡糸口金の他
の実施例を示す平面図及び縦断面図、第3図a、bはス
リット状の紡糸孔を有する従来の紡糸口金を示す平面図
及び縦断面図、第4図はその紡糸口金により紡糸される
フィルム状の糸を示す斜?J!図、第5図a乃至dは第
3図の紡糸口金の紡糸孔の形成方法の工程を示す拡大縦
断面図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第5図
Claims (1)
- 平面形状が細くて長いスリット状の紡糸孔を有する紡糸
口金に於いて、前記紡糸孔の長手方向の両脇に、紡糸孔
と略平行で略同長の凹部又は凸部を設けたことを特徴と
する紡糸口金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8814884A JPS60231813A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | 紡糸口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8814884A JPS60231813A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | 紡糸口金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231813A true JPS60231813A (ja) | 1985-11-18 |
JPH0360930B2 JPH0360930B2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=13934844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8814884A Granted JPS60231813A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | 紡糸口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60231813A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4946629B2 (ja) | 2007-05-28 | 2012-06-06 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤装置 |
US8187414B2 (en) | 2007-10-12 | 2012-05-29 | Lam Research Corporation | Anchoring inserts, electrode assemblies, and plasma processing chambers |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP8814884A patent/JPS60231813A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360930B2 (ja) | 1991-09-18 |
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