JPS60231315A - フイルムコンデンサ - Google Patents

フイルムコンデンサ

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Publication number
JPS60231315A
JPS60231315A JP8649384A JP8649384A JPS60231315A JP S60231315 A JPS60231315 A JP S60231315A JP 8649384 A JP8649384 A JP 8649384A JP 8649384 A JP8649384 A JP 8649384A JP S60231315 A JPS60231315 A JP S60231315A
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JP
Japan
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film
vapor
electrodes
film capacitor
deposited
Prior art date
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Pending
Application number
JP8649384A
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English (en)
Inventor
正志 森脇
久芳 渡辺
祐助 高田
桑田 健治
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器、電気機器等に用いられるフィルムコ
ンデンサに関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、電子機器、電気機器等の小型に伴ない電子部品に
も小型化の要望が強い。また電子機器。
電気機器はポータプルビデオ、ラジオ付きカセットテー
プレコーダー等に見られるように室外で使2 べ−7゛ 用されることが多く、直射日光による温度上昇等使用条
件が非常にきびしくなってきている。それに伴い、それ
らの電子機器、電気機器に用いられている電子部品にも
同様に、従来よりさらにきびしい条件での特性保証が要
求されている。また、前記のようにポータプルビデオ等
からもわかるように機器の小型化のため部品にも小型化
の要望が強い。
従来のフィルムコンデンサは、この小型化のために誘電
体フィルムを薄くすることによシ小型化してきた。しか
し、誘電体フィルムが薄くなり形状が小さくなると、製
造工程でフィルムコンデンサを単独で取り扱うことは非
常に困難である。そこで誘電体フィルムの両面もしくは
片面にラッカ一層を設けたものを広幅で多条巻き取りし
、メタリコン等の工程をコンデンサ単体でなく多量にま
とめた状態で取り扱いのできる製造方法がある。
この方法は、極薄の誘電体フィルムを広幅で取り扱え、
また従来薄フィルムを2枚1組で取扱っていたものを2
枚接着した様な形・で取扱えるためフ3 ベーン イルムの取扱いが容易になり、生産性も非常に良く、小
型のフィルムコンデンサを製造するのに適した方法であ
り、現在−都連用されている。しかし、この方法で生産
したフィルムコンデンサは、通常のラッカ一層の々いフ
ィルムコンデンサに比べ耐湿性が非常に劣る。前記方法
で製造したラッカ一層を有するフィルムコンデンサは、
高温高湿度環境下にさらされた場合蒸着電極の消失が著
しくこれによる容量低下等の問題がある。また、この蒸
着電極の消失による容量低下は印加電圧に依存し、印加
電圧が高い程蒸着電極の消失が著しく容量低下も大きい
。これはラッカ一層中に含まれる不純物が蒸着電極と反
応し消失しているのではないかと考えられる。寸た印加
電圧によりこれが促進されるものと考えられる。
なお、一般にフィルムコンデンサの蒸着電極は、その加
工性、コスト面からアルミニウム、亜鉛が用いられる。
以下図を参照しながら従来のフィルムコンデンサの一例
を説明する。図の様にポリエステルフィルム1の両面に
真空蒸着により電極2を設け、さらにその上に溶剤コー
トによりポリカーボネイト樹脂のラッカ一層3を設けた
ものを積層し、その両端面に亜鉛を溶射したメタリコン
層4を設ける。
さらにこのメタリコン層にリード線5を溶接し、その外
部にエポキシ樹脂外装6を設はコンデンサとする。
上記構成において従来では、蒸着電極を500人および
1000人のアルミニウムの真空蒸着膜とした。このよ
うに構成したフィルムコンデンサを温度60’C,相対
湿度90〜95%の環境下で50Vの直流電圧を印加し
て寿命試験を各100個について行った。その結果を表
1に示す。
(以下余白) 5ペーノ 6 べ−7゛ 表1において1000時間経過後の容量変化は100個
の平均であり、蒸着電極の状態は、そのうちの20ケを
分解した結果である。2000時間経過後の容量変化は
80個の平均であり、蒸着電極の状態は、そのうちの2
0個を分解した結果である。
上記表1のように高温高湿度環境下で電圧を印加し試験
することにより、アルミニウム蒸着電極が消失し、コン
デンサ容量が減少する。本実施例ではアルミニウム蒸着
電極にのみ示したが、亜鉛蒸着電極についても同様のこ
とが言える。丑だ、印加電圧を100Vにして上記と同
様の試験を行なったところ1000時間経過後容量変化
は、アルミニウム蒸着電極膜厚50Q八、1000人と
も60〜7o%であり、印加電圧50Vの場合より大き
いものであった。
発明の目的 本発明は上記問題点に鑑み、小型及び生産性。
高耐湿性を兼ね備えたフィルムコンデンサを提供するこ
とを目的とするものである。耐湿特性のみ7ページ を考えた場合、外装厚を厚くし水分の侵入を防ぐ等の方
法が考えられるが外装を厚くすることにより形状が大き
くなる割に水分の侵入を防ぐことは非常に困難である。
そこで本発明では、フィルムコンデンサが高温高湿度下
にさらされ水分が内部に侵入した場合でも蒸着電極の消
失が少なく容量低下の少ない信頼性の高いフィルムコン
デンサヲ提供するものである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、プラスチックフィ
ルムの片面もしくは両面にニッケル蒸着電極を設け、さ
らにその上にラッカ一層を設けたものを積層もしくは巻
回したものである。
この構成によって、プラスチックフィルムに蒸着電極を
設け、さらにその上にラッカ一層を設け、広幅巻取する
ことにより生産性が高くなり、極薄のプラスチックフィ
ルムあるいはラッカ一層を用いることができるため、小
型化が容易になる。
また、本発明はニッケル蒸着電極を用いることにより、
上記の様ガラツカ一層がある場合でも高耐湿性を有する
フィルムコンデンサの製造を可能にするものである。
実施例の説明 以下図を参照しながら本発明のフィルムコンデンサの一
例を説明する。基本構成は、図のように従来と同じで、
ポリエステルフィルム1の両面に真空蒸着により電極2
を設け、さらにその上に溶剤コートによりポリカーボネ
イト樹脂のラッカ一層3を設けたものを第1図のように
積層し、その両端面に亜鉛を溶射したメタリコン層4を
設ける。
さらにこのメタリコン層にリード線5を溶接し、その外
部にエポキシ樹脂外装6を設はコンデンサとする。
本発明では、蒸着電極を200人および700人のニッ
ケルの真空蒸着膜とした。このように構成したフィルム
コンデンサを温度60’C,相対湿度90〜95%の環
境下で50Vの直流電圧を印加して寿命試験を各100
個行なった。その結果を表2に示す。
9 ベージ 10べ 表2において1000時間経過後の容量変化は100個
の平均であり、蒸着電極の状態はそのうち20個を分解
した結果である。2000時間経過後の容量変化は80
個の平均であり、蒸着電極の状態はそのうち20個を分
解した結果である。
上記表2のように蒸着電極をニッケルにすることにより
蒸着電極の消失は橙くなり、容量低下もなくなった。ま
た、この効果はニッケル蒸着室極厚にほとんど関係しな
い。
さらに印加電圧’i1 ooVにして同様の試験を行な
ったが、表2とほぼ同様の結果が得られ、印加電圧によ
らないことがわかった。
本実施例では、誘電体フィルムとしてポリエステルフィ
ルム、ラッカ一層としてポリカーボネイト樹脂、メタリ
コン層として亜鉛を用いたが、これは−例であり、これ
に限定されるものではない。
また、前記実施例でニッケル蒸着型極厚200人及び7
00への結果を示したが、200人未満の場合ニッケル
蒸着電極抵抗が大きくなり、フィルムコンデンサを試作
した場合、誘電正接が太き11 ベージ くなるという不都合がある。さらに、ニッケル蒸着電極
を厚くすると真空蒸着時に誘電体フィルム、例えばポリ
エステルフィルムが蒸着時の熱により収縮するため20
0八〜700八が適当と考えられる。
発明の詳細 な説明したように、ラッカ一層を設けた場合でもニッケ
ル蒸着電極を用いることにより、高温高湿度環境下にさ
らされた場合にも蒸着電極の消失が少なく、容量低下の
少ないフィルムコンデンサを得ることができる。このこ
とにより小型化し易く、生産性の高い、高耐湿性のフィ
ルムコンデンサを得ることが可能に々る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を含む一般のフィルムコンデンサの断面図で
ある。 1・・・・・・ポリエステルフィルム、2・・・・・・
tE極、3・・・・・ラッカ一層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフィルムの片面もしくは両面にニッ
    ケル蒸着電極を設け、さらにその上にラッカ一層を設け
    たものを積層もしくは巻回したことを特徴とするフィル
    ムコンデンサ。
  2. (2)ニッケル蒸着電極の厚みが200八〜700八で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィ
    ルムコンデンサ。
JP8649384A 1984-04-27 1984-04-27 フイルムコンデンサ Pending JPS60231315A (ja)

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JP8649384A JPS60231315A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 フイルムコンデンサ

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ID=13888505

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02113513A (ja) * 1988-10-21 1990-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd フィルムコンデンサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02113513A (ja) * 1988-10-21 1990-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd フィルムコンデンサ

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