JPS602299B2 - 2,3―キシリジンの精製法 - Google Patents
2,3―キシリジンの精製法Info
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- JPS602299B2 JPS602299B2 JP15594575A JP15594575A JPS602299B2 JP S602299 B2 JPS602299 B2 JP S602299B2 JP 15594575 A JP15594575 A JP 15594575A JP 15594575 A JP15594575 A JP 15594575A JP S602299 B2 JPS602299 B2 JP S602299B2
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- water
- sulfuric acid
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硫酸を用いる2,3−キシリジンの精製法、更
に詳しくは、硫酸との反応により2,3ーキシリジン硫
酸塩の結晶を生成させ、これを母液から分離した後、続
いてこれににアルカリを作用させ、もとの2,3ーキシ
リジンを遊離させて分離回収する2,3−キシリジンの
精製法に関する。
に詳しくは、硫酸との反応により2,3ーキシリジン硫
酸塩の結晶を生成させ、これを母液から分離した後、続
いてこれににアルカリを作用させ、もとの2,3ーキシ
リジンを遊離させて分離回収する2,3−キシリジンの
精製法に関する。
2,3−キシリジンには、染料および医薬などの原料と
しての需要があるが、特に高純度品が要求される医薬の
場合には、2,3ーキシリジンに含有されるキシリジン
異性体(2,4−、2,5−、2,6−なるびに3,4
ーキシリジン)およびその他の不純物は致命的な欠陥と
なることがある。
しての需要があるが、特に高純度品が要求される医薬の
場合には、2,3ーキシリジンに含有されるキシリジン
異性体(2,4−、2,5−、2,6−なるびに3,4
ーキシリジン)およびその他の不純物は致命的な欠陥と
なることがある。
従来の技術で製造される2,3ーキシリジンはoーキシ
レンを硫酸一硝酸混合物でニトロ化し生成したニト。
レンを硫酸一硝酸混合物でニトロ化し生成したニト。
キシレン類から分離した3−ニトロ−o−キシレンを水
素化すると得られるが通常、かくして得られた2,3ー
キシリジン中にはキシリジン異性体類とその他の不明成
分の不純物が2〜3%含まれている。また高純度o−キ
シレン(o−キシレン含量99.8%)を糠料として製
造された2,3ーキシリジンにも1.0〜2.5%程度
のキシリジン異性体類およびその他の不純物が含有され
ており、蒸留等の通常の操作では分離除去はできない。
又高度の精製蒸留或は晶折等の手段では工業的には経済
性が著しく不利となるため実施出来ない。一般に芳香族
アミン類の分離精製については制限量の酸で処理して分
別沈澱する方法(キシリジン類については1.0.Fa
rben−chemie−A.G.,ドイツ特許舷.5
47鱗6;カラー(石井麹司訳)、有機化学0、61刀
頁;小竹無二雄編、有機化学9、芳香族化合物1、16
2頁)、一般的な酸性物質で処理した後蒸留するアニリ
ンの精製法(三井化学工業■、椿公昭36−16717
)、棚酸系物質でo−ジァミンを除去する芳香族アミン
の精製法(イムベリアル・ケミカル・インダストリイス
・リミツテツド、椿公昭40−19326)、アルカリ
性化合物と接触下にまたは接触させた後、蒸留する芳香
族アミンの精製方法(住友化学工業■、特閥昭49−3
5341)、酸性亜硫酸塩、亜硫酸塩次亜硫酸塩の水溶
液で処理した後蒸留するアニリンの精製法(三井化学工
業■、侍公昭36一16718)、長時間50〜190
℃に加熱した後蒸留するアィリン脱色法(三井化学工業
■、樽公昭36一16719)、その他colmmnc
r$tallization或はzo肥melti増に
よる精製法(Pur正にatio肌fl肌r鰍nに a
nd 0鴇anにMateriale,121〜124
P,Dekker New York,1969)など
があるが、未だ2,3ーキシリジンの効果的な工業的分
離精製法についての報告は見当らない。
素化すると得られるが通常、かくして得られた2,3ー
キシリジン中にはキシリジン異性体類とその他の不明成
分の不純物が2〜3%含まれている。また高純度o−キ
シレン(o−キシレン含量99.8%)を糠料として製
造された2,3ーキシリジンにも1.0〜2.5%程度
のキシリジン異性体類およびその他の不純物が含有され
ており、蒸留等の通常の操作では分離除去はできない。
又高度の精製蒸留或は晶折等の手段では工業的には経済
性が著しく不利となるため実施出来ない。一般に芳香族
アミン類の分離精製については制限量の酸で処理して分
別沈澱する方法(キシリジン類については1.0.Fa
rben−chemie−A.G.,ドイツ特許舷.5
47鱗6;カラー(石井麹司訳)、有機化学0、61刀
頁;小竹無二雄編、有機化学9、芳香族化合物1、16
2頁)、一般的な酸性物質で処理した後蒸留するアニリ
ンの精製法(三井化学工業■、椿公昭36−16717
)、棚酸系物質でo−ジァミンを除去する芳香族アミン
の精製法(イムベリアル・ケミカル・インダストリイス
・リミツテツド、椿公昭40−19326)、アルカリ
性化合物と接触下にまたは接触させた後、蒸留する芳香
族アミンの精製方法(住友化学工業■、特閥昭49−3
5341)、酸性亜硫酸塩、亜硫酸塩次亜硫酸塩の水溶
液で処理した後蒸留するアニリンの精製法(三井化学工
業■、侍公昭36一16718)、長時間50〜190
℃に加熱した後蒸留するアィリン脱色法(三井化学工業
■、樽公昭36一16719)、その他colmmnc
r$tallization或はzo肥melti増に
よる精製法(Pur正にatio肌fl肌r鰍nに a
nd 0鴇anにMateriale,121〜124
P,Dekker New York,1969)など
があるが、未だ2,3ーキシリジンの効果的な工業的分
離精製法についての報告は見当らない。
本発明者らは上記特許あるいは文献類の方法を2,3−
キシリジンに適用して良好な精製効果があるかどうかに
ついて、経済性の点で明らかに不利なものを徐き、検討
したが効果的なものは見当らなかった。そこで、不純物
の中特に不都合と云われる不明成分の解明およびその除
去法の検討も含めて種々鋭意検討した結果、適当量の硫
酸を作用させて一旦硫酸塩結晶として分離し、あるいは
必要ならば更に精製した上で、アルカリでもとの2,.
3−キシリジンを遊離せしめる方法が他の方法では除去
が困難であった不純物、競中上記不明成分の除去に効果
的であることを見出し、最適条件を確め本発明を完成し
た。
キシリジンに適用して良好な精製効果があるかどうかに
ついて、経済性の点で明らかに不利なものを徐き、検討
したが効果的なものは見当らなかった。そこで、不純物
の中特に不都合と云われる不明成分の解明およびその除
去法の検討も含めて種々鋭意検討した結果、適当量の硫
酸を作用させて一旦硫酸塩結晶として分離し、あるいは
必要ならば更に精製した上で、アルカリでもとの2,.
3−キシリジンを遊離せしめる方法が他の方法では除去
が困難であった不純物、競中上記不明成分の除去に効果
的であることを見出し、最適条件を確め本発明を完成し
た。
この方法によれば、従来法に比して精製効果が格段に大
きい丈でなく、材料費も小さく、方法も簡単であるので
、工業的に非常に有利な精製法である。本発明の方法に
よれば、使用する硫酸量は、硫酸水溶液を用いる場合、
硫酸として2,3−キシリジンに対して0.3〜1.5
モル倍(0.6〜3.0当量倍)が適当であるが、更に
好ましくは、0.4〜0.8モル倍(0.8〜1.6当
量倍)が良好である。
きい丈でなく、材料費も小さく、方法も簡単であるので
、工業的に非常に有利な精製法である。本発明の方法に
よれば、使用する硫酸量は、硫酸水溶液を用いる場合、
硫酸として2,3−キシリジンに対して0.3〜1.5
モル倍(0.6〜3.0当量倍)が適当であるが、更に
好ましくは、0.4〜0.8モル倍(0.8〜1.6当
量倍)が良好である。
また、硫酸水溶液の濃度は5〜3肌t%が適当であり、
更に好ましくは、7〜15wt%が良好な結果を与える
。硫酸濃度が3肌t%を超えると、中和塩の結晶生成の
際の発熱が大きく、鷹梓も困難となり、結晶中に不純物
が混入し易く、工業的な精製法として実施し難くなる。
その他、硫酸以外の種々の酸水溶液を用いて精製の効果
をみた結果を次表に示す。
更に好ましくは、7〜15wt%が良好な結果を与える
。硫酸濃度が3肌t%を超えると、中和塩の結晶生成の
際の発熱が大きく、鷹梓も困難となり、結晶中に不純物
が混入し易く、工業的な精製法として実施し難くなる。
その他、硫酸以外の種々の酸水溶液を用いて精製の効果
をみた結果を次表に示す。
驚くべきことには、酸との塩生成を利用する本発明の精
製法において、どの無機酸でも類似の結果が得られるわ
けでなく、硝酸およびリン酸ではほとんど精製効果はな
い。塩酸では精製効果はあるが収率が余りに低いので工
業的精製法としては不十分と考えられる。表:種々の酸
との塩生成を利用した方法による精製2,3−キシリジ
ンの純度(各成分組成多)と収率(努) ※ :硫酸による精製操作を2回行なった場合※※:内
訳:2,4一体0.97多、2,5一体0.52紫、2
,6一体0.57多、3,4一体溶媒の存在は精製の効
果に若干良い影響があるが溶媒回収の装置の必要と回収
ロスの問題があるので優劣はつけ難い。
製法において、どの無機酸でも類似の結果が得られるわ
けでなく、硝酸およびリン酸ではほとんど精製効果はな
い。塩酸では精製効果はあるが収率が余りに低いので工
業的精製法としては不十分と考えられる。表:種々の酸
との塩生成を利用した方法による精製2,3−キシリジ
ンの純度(各成分組成多)と収率(努) ※ :硫酸による精製操作を2回行なった場合※※:内
訳:2,4一体0.97多、2,5一体0.52紫、2
,6一体0.57多、3,4一体溶媒の存在は精製の効
果に若干良い影響があるが溶媒回収の装置の必要と回収
ロスの問題があるので優劣はつけ難い。
硫酸水溶液を使用する場合は溶媒使用の際に硫酸濃度を
僅か高めにするか硫酸溶液量を若干多目‘こする方が良
い。また、溶媒の種類は塩基性溶媒以外ならば構わない
が、経済的見地からは、メタノール、アセトン、ベンゼ
ン、トルェン等の安価で比較的軽沸点のもので而も芳香
族アミン類と少くとも親和性のあるものが用いられる。
量としては、水と混和しうる溶媒は上記の硫酸水溶液の
水と互換性があり、如何なる割合の混合物でもよい。水
に不溶性ないし藤簿性の溶媒の場合は、不純物の量およ
び硫酸との相対量、芳香族アミンとの親和性にもよるが
硫酸水溶液の量までが適当でそれ以上では不経済である
。精製原料中の不純物は表に示した如き含量であるが、
2,3ーキシリジンの医薬品用途の場合単なる純度向上
のみならず、上述の不明成分が0.01%あるいはそれ
以下が要求される場合がある。この様な厳しい要求に対
して本発明方法では溶媒非存在下では2回の繰返し精製
で容易に77%の収率で蓮せられ、溶媒存在下では1回
の精製でほゞ達せられるに反し、従来法では工業的に高
価な低温晶祈法(回収率55%)以外に効果的な方法が
ない。以下、実施例、比較例を以て本発明を具体的に説
明する。
僅か高めにするか硫酸溶液量を若干多目‘こする方が良
い。また、溶媒の種類は塩基性溶媒以外ならば構わない
が、経済的見地からは、メタノール、アセトン、ベンゼ
ン、トルェン等の安価で比較的軽沸点のもので而も芳香
族アミン類と少くとも親和性のあるものが用いられる。
量としては、水と混和しうる溶媒は上記の硫酸水溶液の
水と互換性があり、如何なる割合の混合物でもよい。水
に不溶性ないし藤簿性の溶媒の場合は、不純物の量およ
び硫酸との相対量、芳香族アミンとの親和性にもよるが
硫酸水溶液の量までが適当でそれ以上では不経済である
。精製原料中の不純物は表に示した如き含量であるが、
2,3ーキシリジンの医薬品用途の場合単なる純度向上
のみならず、上述の不明成分が0.01%あるいはそれ
以下が要求される場合がある。この様な厳しい要求に対
して本発明方法では溶媒非存在下では2回の繰返し精製
で容易に77%の収率で蓮せられ、溶媒存在下では1回
の精製でほゞ達せられるに反し、従来法では工業的に高
価な低温晶祈法(回収率55%)以外に効果的な方法が
ない。以下、実施例、比較例を以て本発明を具体的に説
明する。
実施例 1
水600のこ96%硫酸51夕を溶解し、これを縄拝し
乍ら、2,3ーキシリジン(純度97.6%、不明成分
0.25%)121夕をこの中に除々に滴下した。
乍ら、2,3ーキシリジン(純度97.6%、不明成分
0.25%)121夕をこの中に除々に滴下した。
溶液の温度は25〜3500を維持した。生成した2,
3−キシリジン硫酸塩の結晶を炉昇りし、少量の水で水
洗後少量のアセトンで2回洗浄した。次に水400の‘
にこの硫酸塩を投入し、燈拝し乍らが−苛性ソーダを滴
下しpH7.0〜7.5に調節して2,3−キシリジン
を遊離させた。油層を分液し、1回水洗し、分離した油
相を無水硫酸ソーダで脱水して精製2,3−キシリジン
を得た。純度987%、収率87%不明成分0.03%
であった。実施例 2 実施例1と同機に、水600のこ96%硫酸51夕を溶
解させ、これを蝿拝し乍ら、2,3−キシリジン(純度
97.6%、不明成分0.25%)121夕を滴下させ
た。
3−キシリジン硫酸塩の結晶を炉昇りし、少量の水で水
洗後少量のアセトンで2回洗浄した。次に水400の‘
にこの硫酸塩を投入し、燈拝し乍らが−苛性ソーダを滴
下しpH7.0〜7.5に調節して2,3−キシリジン
を遊離させた。油層を分液し、1回水洗し、分離した油
相を無水硫酸ソーダで脱水して精製2,3−キシリジン
を得た。純度987%、収率87%不明成分0.03%
であった。実施例 2 実施例1と同機に、水600のこ96%硫酸51夕を溶
解させ、これを蝿拝し乍ら、2,3−キシリジン(純度
97.6%、不明成分0.25%)121夕を滴下させ
た。
溶液の温度は25〜35℃を維持した。生成した2,3
−キシリジン硫酸塩の結晶を炉別し、少量の水で水洗後
少量のアセトンで2回洗浄した。次に水400の‘にこ
の硫酸塩を投入し、燈拝し乍らが‐苛性ソーダ水溶液を
滴下し、pH7.0〜7.5に調節して2,3ーキシリ
ジンを遊離させた。油層を分液し、1回水洗した。第2
回目として、水500の‘に96%硫酸42夕を溶解し
た水溶液に、上記分離精製した2,3−キシリジン(油
相)を縄投下徐々に加えた。生成した2,3ーキシリジ
ン硫酸塩の結昌を第1回目と同様に炉別、水洗ならびに
アセトン洗浄した。水300の‘にこの硫酸塩を投入し
、同様にして苛性ソーダ水溶液で2,3−キシリジンを
遊離し、分液水洗後無水硫酸ソーダで脱水した。得られ
た2,3−キシリジンは純度99.4%、収率77%、
不明成分0.01%以下であった。実施例 3 水600のこ96%硫酸52夕を溶解し、これを激しく
縄拝し乍ら2,3ーキシリジン(純度97.6%、不明
成分0.25%)121夕とベンゼン200泌との混合
物を徐々に滴下した。
−キシリジン硫酸塩の結晶を炉別し、少量の水で水洗後
少量のアセトンで2回洗浄した。次に水400の‘にこ
の硫酸塩を投入し、燈拝し乍らが‐苛性ソーダ水溶液を
滴下し、pH7.0〜7.5に調節して2,3ーキシリ
ジンを遊離させた。油層を分液し、1回水洗した。第2
回目として、水500の‘に96%硫酸42夕を溶解し
た水溶液に、上記分離精製した2,3−キシリジン(油
相)を縄投下徐々に加えた。生成した2,3ーキシリジ
ン硫酸塩の結昌を第1回目と同様に炉別、水洗ならびに
アセトン洗浄した。水300の‘にこの硫酸塩を投入し
、同様にして苛性ソーダ水溶液で2,3−キシリジンを
遊離し、分液水洗後無水硫酸ソーダで脱水した。得られ
た2,3−キシリジンは純度99.4%、収率77%、
不明成分0.01%以下であった。実施例 3 水600のこ96%硫酸52夕を溶解し、これを激しく
縄拝し乍ら2,3ーキシリジン(純度97.6%、不明
成分0.25%)121夕とベンゼン200泌との混合
物を徐々に滴下した。
溶液の温度は25〜35qCを維持した。生成した2,
3−キシリジン硫酸塩の結晶を炉別し、少量の水で水洗
し、次いで少量のベンゼンで二回洗浄し乾燥した。次に
、水400奴にこの硫酸塩結晶を投入し、が一帯性ソー
ダを櫨梓下滴し、pH7.0〜7.5に調節した。遊離
する2,3−キシリジンの油相を分液し、一回水洗後無
水硫酸ソーダで脱水し、得られた2,3−キシリジンは
純度99.1%、収率85%、不明成分0.02%であ
った。溶媒存在下の方法では純度は1回精製で更によく
なるが、収率が若干低下する。
3−キシリジン硫酸塩の結晶を炉別し、少量の水で水洗
し、次いで少量のベンゼンで二回洗浄し乾燥した。次に
、水400奴にこの硫酸塩結晶を投入し、が一帯性ソー
ダを櫨梓下滴し、pH7.0〜7.5に調節した。遊離
する2,3−キシリジンの油相を分液し、一回水洗後無
水硫酸ソーダで脱水し、得られた2,3−キシリジンは
純度99.1%、収率85%、不明成分0.02%であ
った。溶媒存在下の方法では純度は1回精製で更によく
なるが、収率が若干低下する。
実施例 4
水400のこ96%硫酸51夕を溶解し、これにメタノ
ール200の‘を加え、磯拝下、2,3−キシリジン(
純度97.6%、不明成分0.25%)121夕を徐々
に滴下した。
ール200の‘を加え、磯拝下、2,3−キシリジン(
純度97.6%、不明成分0.25%)121夕を徐々
に滴下した。
溶液の温度は25〜35午0を維持した。生成した2,
3ーキシリジン硫酸塩の結晶を炉別し、少量の水で水洗
後少量のメタノールで2回洗浄し乾燥した。次に水40
0のにこの硫酸塩結晶を投入し、が一帯性ソーダを濃投
下滴下し、pH7.0〜7.5に調節した。遊離する2
,3ーキシリジンの油層を分液し、水洗後無水流酸ソー
ダで脱水し、得られた2,3ーキシリジンは純度99.
2%、収率84%、不明成分0.01%であった。溶媒
存在下の方法では純度は1回精製で更によくなるが収率
は若干低下する。比較例 1 水300のこ98%硝酸63夕を溶解し、これを蝿拝し
乍ら2,3−キシリジン(純度97.6%不明成分0.
25%)120夕を徐々に滴下した。
3ーキシリジン硫酸塩の結晶を炉別し、少量の水で水洗
後少量のメタノールで2回洗浄し乾燥した。次に水40
0のにこの硫酸塩結晶を投入し、が一帯性ソーダを濃投
下滴下し、pH7.0〜7.5に調節した。遊離する2
,3ーキシリジンの油層を分液し、水洗後無水流酸ソー
ダで脱水し、得られた2,3ーキシリジンは純度99.
2%、収率84%、不明成分0.01%であった。溶媒
存在下の方法では純度は1回精製で更によくなるが収率
は若干低下する。比較例 1 水300のこ98%硝酸63夕を溶解し、これを蝿拝し
乍ら2,3−キシリジン(純度97.6%不明成分0.
25%)120夕を徐々に滴下した。
溶液の温度は25〜35qoを維持した。生成した2,
3ーキシリジン硝酸塩の結晶を炉別し、実施例1と同様
に水洗した。次に水300の‘にこの硝酸塩を投入し、
洲−苛性ソーダ水溶液を蝿梓下に滴下し、pHを7.0
〜7.5に調節した。遊離した2,3ーキシリジンを分
液し、1回水洗後無水硫酸ソーダで脱水して2,3−キ
シリジン90夕を得た。純度97.9%、収率75%、
不明成分0.21%であった。比較例 2 水300のこ85%リン酸33夕を溶解し、これを縄拝
し乍ら2,3−キシリジン(純度97.6%、不明成分
0.25%)120夕を徐々に滴下した。
3ーキシリジン硝酸塩の結晶を炉別し、実施例1と同様
に水洗した。次に水300の‘にこの硝酸塩を投入し、
洲−苛性ソーダ水溶液を蝿梓下に滴下し、pHを7.0
〜7.5に調節した。遊離した2,3ーキシリジンを分
液し、1回水洗後無水硫酸ソーダで脱水して2,3−キ
シリジン90夕を得た。純度97.9%、収率75%、
不明成分0.21%であった。比較例 2 水300のこ85%リン酸33夕を溶解し、これを縄拝
し乍ら2,3−キシリジン(純度97.6%、不明成分
0.25%)120夕を徐々に滴下した。
溶液の温度は25〜35qoを維持した。生成した2,
3ーキシリジンの燐酸塩は比較例1と同様に処理して2
,3ーキシリジン103夕を得た。純度97.6%、収
率86%、不明成分0.21%であった。比較例 3 水300の上に36%塩酸101夕を溶解し、これを魔
拝し乍ら2,3ーキシリジン(純度97.6%、不明成
分0.25%)120夕を徐々に滴下した。
3ーキシリジンの燐酸塩は比較例1と同様に処理して2
,3ーキシリジン103夕を得た。純度97.6%、収
率86%、不明成分0.21%であった。比較例 3 水300の上に36%塩酸101夕を溶解し、これを魔
拝し乍ら2,3ーキシリジン(純度97.6%、不明成
分0.25%)120夕を徐々に滴下した。
Claims (1)
- 1 溶媒の存在または非存在下、2,3−キシリジンに
硫酸を作用させ、生成する2,3−キシリジン硫酸塩を
分離した後、これにアルカリを作用させて2,3−キシ
リジンを遊離させることを特徴とする2,3−キシリジ
ンの精製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15594575A JPS602299B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | 2,3―キシリジンの精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15594575A JPS602299B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | 2,3―キシリジンの精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5278839A JPS5278839A (en) | 1977-07-02 |
JPS602299B2 true JPS602299B2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=15616945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15594575A Expired JPS602299B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | 2,3―キシリジンの精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602299B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5940418B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2016-06-29 | マナック株式会社 | 3−ハロゲン化アニリンの製造方法 |
-
1975
- 1975-12-26 JP JP15594575A patent/JPS602299B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5278839A (en) | 1977-07-02 |
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