JPS602298Y2 - 水洗式小便器 - Google Patents
水洗式小便器Info
- Publication number
- JPS602298Y2 JPS602298Y2 JP2963780U JP2963780U JPS602298Y2 JP S602298 Y2 JPS602298 Y2 JP S602298Y2 JP 2963780 U JP2963780 U JP 2963780U JP 2963780 U JP2963780 U JP 2963780U JP S602298 Y2 JPS602298 Y2 JP S602298Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water supply
- urinal
- distribution chamber
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は寒冷地用の水洗式小便器に関する。
水洗式小便器を寒冷地域にて使用する場合、供給水の凍
結、あるいは小便器本体のトラップ水溜部の凍結を防止
するために、常に少量の供給水を小便器内に流す方式、
すなわち流動方式が採用されているが、従来の小便器で
は大形のいわゆるストール小便器でこの流動方式を用い
て凍結破損防止を行なおうとすると、便鉢部が広く射水
孔が多数のため多量の流動水量が必要であった。
結、あるいは小便器本体のトラップ水溜部の凍結を防止
するために、常に少量の供給水を小便器内に流す方式、
すなわち流動方式が採用されているが、従来の小便器で
は大形のいわゆるストール小便器でこの流動方式を用い
て凍結破損防止を行なおうとすると、便鉢部が広く射水
孔が多数のため多量の流動水量が必要であった。
そのために寒冷地域では主に、便鉢部の狭い、射水孔数
の少ない小形の壁掛小便器が使用されている。
の少ない小形の壁掛小便器が使用されている。
しかし、この壁掛小便器は取付は高さを大人に合うよう
にすると幼児にはまったく使用できず、また逆に幼児に
合うようにすれば大人が使い難いという欠点をもってい
る。
にすると幼児にはまったく使用できず、また逆に幼児に
合うようにすれば大人が使い難いという欠点をもってい
る。
そのため、寒冷地以外では大人から幼児まで快適に使用
できるストール小便器の採用が多くなってきた。
できるストール小便器の採用が多くなってきた。
そこで本考案は、ストール小便器の流動水量が小形壁掛
小便器と同程度の水量で寒冷地域においても使用できる
ものを提供せんとするものである。
小便器と同程度の水量で寒冷地域においても使用できる
ものを提供せんとするものである。
以下、図面に基づき実施の一例を説明する。
Ａは小便器本体であり、上部には給水室Ｂは給水分配室
４と給水射水室５からなり、給水分配室４は小便器本体
上部に開口した給水口１に連通しており、給水射水室５
は給水分配室４の下部に設け、給水分配室４との仕切壁
３に設けである連絡口６でもって連絡されている。
４と給水射水室５からなり、給水分配室４は小便器本体
上部に開口した給水口１に連通しており、給水射水室５
は給水分配室４の下部に設け、給水分配室４との仕切壁
３に設けである連絡口６でもって連絡されている。
連絡口６は仕切壁３のほぼ中央部の左右にそれぞれ１側
聞口されている。
聞口されている。
給水分配室４は小便器両側通水路りに連通しており、通
水路りの下部には洗浄口１１が開口されている。
水路りの下部には洗浄口１１が開口されている。
給水射水室５の後部壁９を下方に延長して便鉢部１０を
形威し、給水射水室５の下部に後部壁９の全域にわたっ
て多数の射水孔２が便鉢部１０に向けて開口されている
。
形威し、給水射水室５の下部に後部壁９の全域にわたっ
て多数の射水孔２が便鉢部１０に向けて開口されている
。
給水射水室５には射水孔２と仕切壁３との間に適宜高さ
の凸部壁７を射水孔２を囲繞するように立設する。
の凸部壁７を射水孔２を囲繞するように立設する。
この凸部壁７のほぼ中央部には適宜幅の導水路８が開口
されている。
されている。
さらに便鉢部の下部にはトラップ部Ｃを備えている。
本考案水洗式小便器は以上のように構成されているので
、用便後、便鉢部１０を洗浄するために洗浄水を流すと
給水口１から給水分配室４に入り、その一部は小便器両
側通水路りを通り洗浄口より便鉢部１０の下部を洗浄し
、他の洗浄水は連絡口６を通り給水射水室５に入り凸部
壁７を乗り越えて全部の射水孔２から均一に便鉢部１０
に向けて射水される。
、用便後、便鉢部１０を洗浄するために洗浄水を流すと
給水口１から給水分配室４に入り、その一部は小便器両
側通水路りを通り洗浄口より便鉢部１０の下部を洗浄し
、他の洗浄水は連絡口６を通り給水射水室５に入り凸部
壁７を乗り越えて全部の射水孔２から均一に便鉢部１０
に向けて射水される。
一方、少量の水を常時流す、いわゆる流動方式で凍結防
止を計る際には、給水口１から給水分配室４内に供給さ
れる少量の凍結防止用流動水は連絡口６を通って給水射
水室５内に流入するが、射水孔２の手前に立設する凸部
壁７により中央部の導水路８へ導かれるため、便鉢内へ
は中央部の射水孔２のみから吐出する。
止を計る際には、給水口１から給水分配室４内に供給さ
れる少量の凍結防止用流動水は連絡口６を通って給水射
水室５内に流入するが、射水孔２の手前に立設する凸部
壁７により中央部の導水路８へ導かれるため、便鉢内へ
は中央部の射水孔２のみから吐出する。
従来の小便器では本案のような導水路を備えた凸部壁７
が無いために、凍結防止用の流動水は便鉢後壁の全面に
分散して射水孔より吐出される。
が無いために、凍結防止用の流動水は便鉢後壁の全面に
分散して射水孔より吐出される。
したがって、−１０′Ｃ位の室内で使用した場合、流動
水が射水孔からトラップ部に流下するまでに水温の低下
が著しく、場合によっては凍結し、これを防止するため
多量の流動水を要していたのに対し、本案小便器では流
動水が便鉢中央部のみをほぼ棒状となって流下するので
外気との接触面積が従来の小便器に比べて著しく小さく
、シたがって水温の低下がほとんど無く、たとえば給水
温度が約１℃の場合、従来の小便器では流動水量として
１時間当り６０ｆ以上が必要であったが、本案小便器は
これが３０ｆ程度で良く、流動水量が半減できる実用的
価値極めて大なるものである。
水が射水孔からトラップ部に流下するまでに水温の低下
が著しく、場合によっては凍結し、これを防止するため
多量の流動水を要していたのに対し、本案小便器では流
動水が便鉢中央部のみをほぼ棒状となって流下するので
外気との接触面積が従来の小便器に比べて著しく小さく
、シたがって水温の低下がほとんど無く、たとえば給水
温度が約１℃の場合、従来の小便器では流動水量として
１時間当り６０ｆ以上が必要であったが、本案小便器は
これが３０ｆ程度で良く、流動水量が半減できる実用的
価値極めて大なるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す小便器の中央断面図、
第２図は拡大した一部切欠平面図である。 Ａは小便器本体、Ｂは給水室、Ｃはトラップ部、Ｄは両
側通水路、１は給水口、２は射水孔、３は仕切壁、４は
給水分配室、５は給水射水室、６は連絡口、７は凸部壁
、８は導水路、９は後部壁、１０は便鉢部、１１は洗浄
口を示す。
第２図は拡大した一部切欠平面図である。 Ａは小便器本体、Ｂは給水室、Ｃはトラップ部、Ｄは両
側通水路、１は給水口、２は射水孔、３は仕切壁、４は
給水分配室、５は給水射水室、６は連絡口、７は凸部壁
、８は導水路、９は後部壁、１０は便鉢部、１１は洗浄
口を示す。
Claims (1)
- 小便器本体の上部に開口した給水口に連通ずる給水分配
室を設け、給水分配室は小便器両測部通水路に連通ずる
とともに、給水分配室の仕切壁に開口した連絡口により
給水分配室の下部に設けた給水射水室に通じ、給水射水
室の後部壁を下方に延長して便鉢部を形威し、給水射水
室の下部に後部壁の全域にわたって多数の射水孔を便鉢
に向けて設け、射水孔と仕切壁との間に適宜高さの凸部
壁を射水孔を囲繞するように立設し、該凸部壁の一部に
は適宜幅の導水路を開口させた水洗式小便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2963780U JPS602298Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | 水洗式小便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2963780U JPS602298Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | 水洗式小便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56130083U JPS56130083U (ja) | 1981-10-02 |
| JPS602298Y2 true JPS602298Y2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=29625535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2963780U Expired JPS602298Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | 水洗式小便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602298Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-05 JP JP2963780U patent/JPS602298Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56130083U (ja) | 1981-10-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0348299Y2 (ja) | ||
| JPS602298Y2 (ja) | 水洗式小便器 | |
| GB935949A (en) | Improvements in or relating to water-closets | |
| US1329601A (en) | Drinking-fountain | |
| JPH0349185Y2 (ja) | ||
| JPH06185102A (ja) | 水洗便器 | |
| JP2557425Y2 (ja) | スプレーダー構造 | |
| JPH026149Y2 (ja) | ||
| JPH0218581U (ja) | ||
| JPS64455Y2 (ja) | ||
| CN218757785U (zh) | 一种节水型便器喷水咀 | |
| JPH018615Y2 (ja) | ||
| JPH0312871Y2 (ja) | ||
| JP2710791B2 (ja) | 水洗式便器 | |
| JPS5931816Y2 (ja) | 水洗式便器 | |
| JPH0351429Y2 (ja) | ||
| JPH0227018Y2 (ja) | ||
| JPH0421914Y2 (ja) | ||
| JPH0735890Y2 (ja) | 和風水洗便器 | |
| JPH0414543Y2 (ja) | ||
| JPH09316961A (ja) | 水洗便器 | |
| JPH0328432A (ja) | サイホン式便器 | |
| JPS635718Y2 (ja) | ||
| JPH0242773Y2 (ja) | ||
| JPH032081U (ja) |