JPS60229816A - 自動車用暖房装置 - Google Patents

自動車用暖房装置

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Publication number
JPS60229816A
JPS60229816A JP8551384A JP8551384A JPS60229816A JP S60229816 A JPS60229816 A JP S60229816A JP 8551384 A JP8551384 A JP 8551384A JP 8551384 A JP8551384 A JP 8551384A JP S60229816 A JPS60229816 A JP S60229816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
outlet
damper
heat exchanger
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8551384A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nagatomo
秀明 永友
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS60229816A publication Critical patent/JPS60229816A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は自動車用空気調和装置において、エンジン冷
却水を加熱源とする温水式の自動車用暖房装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
第1図は例えば実開昭57−72311号公報に示した
従来の自動車用暖房装置を示すもので、図において、1
はケース、2は空気導入ファ/、3はベンチレータ吹出
口4に設けたベンチレータ吹出切換ダンパ、5はエアミ
ックスダンパ、6 ハ11[用熱変換器、7はパイ/4
’ス風路、8mはエアミックス前流チャンバ、8bはエ
アミックス前流チャンバ、9は足元吹出口10に設けた
足元吹出切換ダンパ”、11はデフロスト吹出口である
次に動作について説明する。空気導入ファン2の回転に
よりケース1内に導入された空気は、設定モードに応じ
たベンチレータ吹出切換ダンツヤ3の開度によってベン
チレータ吹出口4より車内に吹出されるかあるいはエア
ミックス前流チャンバ8aK+すれる。後者はエアミッ
クスダン・4′5の開度により暖房用熱交換器6または
パイ・やス風路7を西逼する風祉割合を調節されエアミ
ックス後流チャンバ8bにて混合され適当な温調空気と
なった後、足元吹出切換ダ/・4′9の開度によって足
元吹出口10またはデフロスト吹出口11より車内に吹
出される。しかし上記のような構成ではベンチレータ吹
出口4から温風を吹出すことは不可能で、逆に暖房用熱
交換器6を通過した風をぺ/チレータ吹出口4へ導くバ
イパス風路(図示せず)を設けるとユニット容積が増大
する上、風路の圧力損失上昇および騒音を招く。またデ
フロスト吹出口11が足元吹出口10の近くにあるため
車に装着する場合は新たにデフロストダクトを必要とす
るので風路の圧力損失が増大してデフロスト能力の低下
を招くばかりでなく、デフロスト吹出口11と足元吹出
口1oのパイレベルモードにおいては両次出口からの吹
出し空気温度が同一となり、冬期暖房時罠デフロスト吹
出口より吹出された温風がフロントガラスに沿って乗員
の顔面に当り快適性を損う欠点があった。
〔発明の概要〕
この発明は、かかる欠点を改善する目的でなされたもの
で、パイノeス風路の後流チャンバにベンチレータ吹出
口とデフロスト吹出口とを配置し。
暖房用熱交換器の後流チャンバに足元吹出口を配置し、
両チャンバ間の開口面積金増減するダンパと足元吹出口
への開口面積を増減するダンパとを一体形成し、かつパ
イノeス風路のみを開閉するパイ・母スダン・母を設け
ることにより、装置の容積を増大させることなくあらゆ
るモードにおけるエアミックス配風を可能にし、足元暖
房効果も向上できるようにした自動車用暖房装置を提供
するものである。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を図について説明する。
第2図+81 、 (b)において、第1図と同一符号
は同一または相当部分であるので説明は省略する、】3
は暖房用熱交換器6に接続したエンソン冷却水系、14
は温水流を調整弁、15はバイパス風路7の風路面積の
みを増減するパイノ?スダン・母、16aはパイノヤス
ダンノ4′15の後流チャンバ、16bH暖房川熱交換
器6の後流チャンバ、17はベンチレータ吹出口4とデ
フロスト吹出口11の開閉を行なう第1のダンパ、18
は足元吹出口10の開閉と上記両後流チャンバ16a、
16b間の開口面積の増減を同時に行なえるように軸を
中心とする2方向に遮蔽板をもつ第2のダン・ぞ、16
cは第2のダンパぞ18がその回動範囲内の何頭なる位
置に保持されていても両後流チャンバ16a、16b間
に生じるエアミックス風路である。エアミックス風路1
6cは足元吹出口10が全開の状態になるように第2の
ダンパ18が保持された場合でも最低りの幅の開口面積
をもち、逆に足元吹出口1゜が全閉の状態に第2のダン
・4′18が保持されたとき、その開口面積は最大とな
る、第1のダン・f17゜第2のダンパぞ18はそれぞ
れリンクアーム19b。
20bK直結され、中間リンク19a、20a(5介シ
テ主リンク21と連結されている。吹出モード切換レバ
ー22′(il−操作すると、ワイヤ23aを介してそ
の動きが主リンク21に伝えられ、第1のダン/4’1
7、第2のダンパぐ18は回動位置に相関をもちながら
設定モードによって第3〜9図に示す動きをする。また
バイパスダ/・ン15はリンクアーム25と直結されて
おり、主リンク26と連結されている。吹出空気温度調
整レバー27(il−操作するとワイヤ23bを介して
その動きが主リンク26に伝えられ、バイノやスダンノ
4′24は第1゜第2のダン・”17 、18の動きと
独立に設定温度によってのみ回動する。これと同時に吹
出空気温度調整レバー27の動きは、このレバー27あ
るいは主リンク26からワイヤ23cを介して温水流量
調整弁14に伝えられる。これらの動作関係は下表のよ
うになる。
また暖房用熱交換器6の熱交換部は測知なる吹出モード
および測知なる吹出空気温度に設定されていても風路と
しての面積が遮蔽されることなく常に全開状態であるた
めバイパスダン7との風路圧損比に応じた風量が通過す
る。
以下、各吹出モード別の空気の流れを第3〜9図によっ
て説明する。第3図はぺ/チレータ吹出口4からの単一
吹出(以下VENTモードという)でかつ吹出空気温度
が最低温度の場合(以下MAX・C00Lという)t−
示す図である。VENTモードにおいては第1のダンパ
17はデフロスト吹出口11ヲ遮蔽しベンチレータ吹出
口4を全開とする位置に固定され、第2のダンパ18は
足元吹出口10tl−遮蔽しエアミックス風路16cの
風路面積を最大にする位UK固定される。MAX−CO
OLではパイノぐスダン・や15はバイパス風路7を全
開する位置にある。このようなダンパや位置では空気導
入ファン2によってケース1内に取入れられた空気はパ
イ/4’ス風路7と暖房用熱交換器6とを各々の風路圧
損に応じた配風量で分岐して通過し、前者はそのままバ
イパスダンパの後流チャンバ16bへ、後者は熱交換器
6の後流チャンバ16aからエアミックス風路16cを
通り・ぐイノやスダンパの後流チャンバ16bへ流れ合
流してベンチレータ吹出口4より車内に吹出される。こ
のとき温水流jt量調整弁4は全閉状態で、熱交換器6
に温水流入がないため、熱交換器6を通過する空気も温
度上昇せずベンチレータ吹出口4より吹出される空気温
度は導入空気温度と同一となる。
第4図は第3図と同じVENTモードにおいて吹出空気
温度が最高温度の場合(以下MAX−HOTという)を
示す図である。第1と第2のダンパや17.18の回動
位置は第3図の場合と同一である。MAX−HOT で
はパイノセスダンノ4’l 5dバイパス風路7を全閉
する位置にある。このようなダン・ぐ位置では空気導入
ファン2によってケース1内VC取入れられた空気は全
て熱交換器6を通過し、後流チャ/パ16a、16c(
エアミックス風路)16bを通ってベンチレータ吹出口
4から車内へ吹出る。このとき温水流量調整弁14は全
開状態で熱交換器6内には任意のエンジン回転数におけ
る最大の温水量が供給される。、′rなわち、V[NT
モードにおける最大暖房状態となる。
第3,4図においてはそれぞれVENTモードのMAX
−COOLおよびMAX−HOTにおける空気の流れを
ボしたが、これ以外にも吹出温度調整レバーがMAX−
COOLとMAX−HOT間の任意の中間位置に設定で
きる(以下MIDDLE−TENPという)が、この場
合温水流量調整弁14の開度とバイパスダン・ぐ15の
開度は調整レバー27の設定位置に呼応した中間位置に
回動しており、空気導入ファン2によってケース1内に
導入された空気はパイ・そスダンノ4′15の開度によ
り決まるパイノぐス風路7の風路圧損と、熱交換器6の
風路圧損の比に応じた風量比で前者は導入空気温のまま
、後者は通過風量と吹出温度調整し・ぐ−27の設定位
置に応じた温水流量調整弁14の開度によって熱交換器
6内Vc流入する温水tVCよって決定される熱交換量
分だけ空気温度が上昇した後に、それぞれバイノぐスダ
ンノJ?15の後流チャンバ16bK達しここで混和さ
れて中間温風となりベンチレータ吹出口4から車内に吹
出る。
第5図はベンチレータ吹出口4と足元吹出口10の両次
出口からの吹出モード(以下VENT−HEA Tモー
ドという)で調整レバー27がMIDDLE−TEMP
に設定された場合を示す図である。VENT−HEAT
モードにおいては第1のダンノン17はデフロスト吹出
口11を遮蔽し、ベンチレータ吹出口4を全開とする位
置に固定され、第2のダン・C18は足元吹出口10を
全開または半開状態(後述する配風量の関係により決定
する)にし、かつエアミックス風路16cの幅をL′と
する位置に固定される。MIDDLE−TEMPの場合
のバイパスダンノe15の開度および′U8整弁14の
弁開度はVENTモードで述べた場合と同様の状態にあ
り、導入空気はパイ/4’ス風路7を通過して温度不変
のまま後流チャンバ16bt−経てベンチレータ吹出口
4から車内に吹出す流れと、熱交換器6を通過し温風と
なって後流チャンバ16at−経て足元吹出口10から
車内へ吹出す流れとに大別されるが、エアミックス風路
16cの幅L′および各吹出口までの風路圧損等の関係
Vこよりバイパスダン・や15が閉Uてバイパス風路7
を通過する風量が減少する1てつれて熱交換器6を通過
し、後流チャンバ16aに達した温風は足元吹出口10
から車内に吹出る一方、一部はエアミックス風路16c
を経て後流チャンバ16bに流れ、ここでパイ・やス風
路7を通過してきた空気流と混合され中間温風となって
ベンチレータ吹出口4から車内に吹出る。このためMA
X・C00LからMAX−HOT間で両次出口からの吹
出空気温度差はベンチレータ吹出口4の方がO〜40d
eg低くなる。
第6図は暖房状態にて温風が主として足元吹出口10か
ら吹出す一方、一部がデフロスト吹出口】1より吹出す
モード(以下HEATモードという)においてMAX−
HOTの場合を示す図である。
HEATモード(おいては第1のダ/z!17Bべ/チ
レータ吹出口4を遮蔽し、デフロスト吹出口11t−全
開とする位置に固定され、第2のダンツク18は足元吹
出口10の風路面積を全開にしかつエアミックス風路1
6cの風路面積を最小(幅L)とする位置に回動して固
定される。MAX −HOTでは第2図の場合と同様に
導入空気は全て熱交換器6を通過し最大暖房状態の温風
となって後流チャンバ16aに達スる。HEATモード
の場合上記のようなダンパ位置であるため温風の一部が
エアミックス風路16c、後流チャンバ16bを通って
デフロスト吹出口11から車内に吹出る一方、残りは全
て足元吹出口10から車内に吹出る。ところでHEAT
モードにおいても温度設定がMAX・HOTからMID
DLE−TEMPに向うに従ってバイノぐスダンパ15
がパイノ母ス風路を開<(i!水流量調整弁14の弁開
度が小さくなる)ため風路圧損の関係より熱交換器6を
通過する風量は次第に減りかつ温風温度も下る。この温
風はMAX−HOTの場合と同様に後流チャンバ16a
を経て主罠足元吹出口10から車内に吹出る一方1エア
ミックス風路16cを経て後流チャンバ16bに達し、
ここでバイパス風路7を通った空気流と混合され、さら
に温度を下げてデフロスト吹出口11より車内に吹出る
。MIDDLE−TEMPからMAX−COOLに近づ
くに従い熱交換器6の熱交換量が減少することにより、
この温度差が生じる傾向は消えMAX・C00Lにて同
温となる。
第7図はHE A Tモードの場合と略同じであるが、
暖房状態におけるデフロスト吹出口11からの吹出風量
と足元吹出口10からの吹出風量の差を小さくした場合
(以下Hh;AT−DEFモードという)のMIDDL
E−TEMP の状態を示す図である。
HEAT−DEFモードにおいては第1のダンパ4′1
7の位litはHEATモードと同一に、また第2のダ
ンパ18は1(EATモードと比較して足元吹出口10
の開口面積を小さく、逆にエアミックス風路7の開口面
積を大きく(幅りつする位置に回動することによって足
元吹出口10とデフロスト吹出口11の配風比を変える
他はHEATモード(第6図)と同一である。
第8図はデフロスト吹出口11からの琳−吹出(以下D
EFモードという)において、MAX・HOTの場合を
示す図である。DEFモードにおいては第1のダンパや
17はペンチン〜り吹出口4を遮蔽し、エアミックス風
路16cの風路面積を最大にする位置に固定する。MA
X、HOTにおいては最大暖房能力にて熱交換された温
風がVENTモードの場合と略同−風路を通過し、デフ
ロスト吹出口1]より車内に吹出される。
第9図はデフ0スト吹出口11とベンチレータ吹出口4
の両次出口より11114空気が吹出されるモード(以
下Dh:F−1NTモードという)においてMIDDL
E−TEMPの場合を示す図である。DFJF−VEN
Tモードにおいては第2のダンパ#18は足元吹出口1
0を全閉にかつエアミックス風路16cの風路面積を最
大にする位置に固戻され、第1のダンzそ17t1ベン
チレ一タ吹出口4とデフロスト吹出口11の両次出口か
ら吹出る温調空気を適当な比にて分配する中間位賀に固
定する。MIDDLE−TEMPの場合、導入空気はバ
イパス風路7を曲って温度不変のまま後流チャンバ16
bK向う流れと、熱交換器6にて熱交換され温風となっ
て後流チャンバ16a、エアミックス風路16c’i経
て後流チャンバ16bK向う流れに分けられる。
両者はエアミックス風路16cから後流チャンバ16b
にかけての風路にて混合された後にベンチレータ吹出口
4とrフロスト吹出口11の両次出口から第1のダンノ
や17の回動位置によって決まる風路圧損比VC応じた
風量比にて吹出される。このときの吹出温度は両次出口
間にて殆んど同温が若しくはデフロスト吹出口11から
の方かや\低くなる。
以上この発明による自動車用暖房装置の吹出モードおよ
びその時のダンノ2位置を説明したが、吹出モードの変
更と吹出空気@匿の変更は完全に独立しており、全ての
吹出モードにおいてMAX・HOT からMAX−CO
OLまでの間の吹出温度範囲内の任意のポイントに可変
制御できることは言うまでもない。
この発明においては従来のエアミックス風路ノPに代え
てパイ・ぐス風路7の開度のみを調整する・ぐイノヤス
ダン・4′15を風路内に熱交換器6と並列に設けたこ
とで熱交換器6の前後スペースを占有することなく吹出
空気温度の調整が可能となった。
またベンチレータ吹出口4を後流チャンバ16aのさら
に後流に設け、かつ熱交換器6にて熱交換された温風を
第2のダ/・母18を利用して後流チャンバ16bに導
くことが可能となったため、VENTモードを含めた全
ての吹出モードで暖房が可能となった。またデフロスト
吹出口11をユニットの最上部に設けたことにより従来
のデフロストダクトが不要となる上、車両のデフロスト
吹出口(図示せず)までの風路圧損が軽減されデフロス
トの風量が増大しかつダクトヲ設けたときに生じる風路
断面積の縮小等によって発生していた騒音も軽減できる
。HEATモード、VENT−HEATモード、HEA
T−DEFモードの3つのモードのように1つの吹出モ
ードで足元吹出口10とベンチレータ吹出口4またはデ
フロスト吹出口11の2つの吹出口から温調空気を吹出
すモードにおける両次出口からの配風量の設定も第10
図(a)。
(blに示すように第2のダンノや18のエアミックス
風路16cllllの遮蔽板の長さを増減(図中Ma 
、 Mb )する方法と第11図1al 、 (blに
示すように第2のダンパ18を回動する方法とを適当に
組合せ、各吹出口までの風路圧損の比を変えることによ
り容易に行なえる。
第12図はこの発明によって得られるHEATモー )
! 、VENT−HEAT%−)’ 、DEF−HEA
Tモードの3つのモードにおける足元吹出口10とベン
チレータ吹出口4または足元吹出口10とデフロスト吹
出口11から吹出される風量と吹出空気の設定温度との
関係を示すものである。
ハ()母、X /ンノ母の後流チャンバにデフロスト吹
出口11とべ/チレータ吹出口4、また熱交換器6の後
流チャンバ16aに足元吹出口101に配置したことに
よって吹出空気の設定温度をMAX・C00L近くに設
定するとバイパス風路−”15がパイノぐス風路7全開
くため、主に熱交換器6を通過した空気が吹出す足元吹
出口10までの風路圧損は増加傾向を示し、ベンチレー
タ吹出口4またはデフロスト吹出口11までの風路圧損
は減少傾向を示す。MAX−HOT近くに設定するとそ
れぞれこの逆傾向を示す、すなわち、足元吹出口10よ
り吹出される風量は吹出温度が高くなるにつれて増加し
、ベンチレータ吹出口4またはデフロスト吹出口11よ
り吹出される風量は吹出温度が低くなるにつれて増加す
る。これは頭寒足熱効果の向上を意味し快適な車両空調
が冑られる。なお、第12図に示す実線と破線はそれぞ
れ上述した吹出鳳凰比の調整にて得られる風量曲線の一
例を示す。
上記実施例においてはベンチレータ吹出口4とデフロス
ト吹出口11の開閉を1枚のダンパ(第1のダ;/)e
17)によって行ないかつ後流チャンバ16aに足元吹
出口10とエアミックス風路16cの画風路面積を同時
に開閉すべく2方向に遮蔽板を設けたものを示したが、
これは第13図に示すように各吹出口の開閉をそれぞれ
独立したダン・ぞで行なっても同様の作用が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれは、暖房用熱交換器
と並列に位置するパイ・ぐス風路のみを開閉するパイ・
♀スダンパと、暖房用熱交換器の後流に足元吹出口と、
パイノfス風路の後流にベンチレータ吹出口およびデフ
ロスト吹出口とそして暖房用熱交換器の後流チャンバに
足元吹出口と・ぐイノぐス風路の後流チャンバへの配風
itを調整する第2のダン・pl設けたことにより、省
スペースでIR帳段設定容易でしかも快適な頭寒足熱効
果が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
@1図は従来の自動車用暖房装置の断面図、第2図(a
)、Φ)はこの発明による自動車用暖房装置の断面図お
よび外観図、第3図〜第9図は各種の吹出モード時のダ
ン74’位置および空気流を示すそれぞれの断面図、第
10.11図F′i、第2のダンieによる各吹出口へ
の配風量の調整法の断面図、第12図は設定温度と配風
fjl−示すグラフ、第13図は他の実施例を示す断面
図である。 4・・ベンチレータ吹出口、6・・・暖房用熱交換器、
7・・・パイ・ぞス風路、10・・・足元吹出口、11
・・・デフロスタ吹出口、14・・・温水流量調整弁、
15・・・バイパスダ//4′、16 a 、 16 
b ・・後流チャンバ、16c・・エアミックス風路、
17・・・第1のダメノン、18 ・第2のダンパ。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分をボす。 代理人 大 岩 増 雑 事1図 シ 第 2 図 (a) 第2図(b) 第3図 第4図 +1 第5図 第10図(a) 第10図(b) 第n図(a) 第0図(b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車内座席近傍に位置する温度調節レバーの動作に
    応じて流入する温水量を増減する温水流量調整弁を温水
    配管の途中に設けた暖房用熱交換器と。 この熱交換器と風路内に並列に位置するパイノやス風路
    と、このパイ/4’ス風路の開口面積を上記温度調節レ
    バーの動作(応じて開放、閉止の間を回動スルバイパス
    ダンパやと、パイノダス風路の後流チャンバに位置する
    ベンチレータ吹出口、デフロスト吹出口の両次出口と、
    両次出口の開口部を1枚の遮蔽板にて開閉するダンパと
    、上記暖房用熱交換器の後流チャンバに位置する足元吹
    出口と、暖房用熱交換器の後流チャンバからバイパス風
    路の後流チャンバに通ずる風路および足元吹出口に通ず
    る風路の両開口部を同時に開閉しかつ何頭なる吹出モー
    ドにおいても上記両後流チャ/バ間の風路に多少の開口
    部が生じるように形成した回転軸の2方向に遮蔽板をも
    つダン・ぞとを備えたことを特徴とする自動車用暖房装
    置。
  2. (2)ベンチレータ吹出口、デフロスト吹出口および足
    元吹出口の3つの吹出口の開口部を各々独立したダンパ
    で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    自動車用暖房装置。
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