JPS60229284A

JPS60229284A - 記録再生用デイスクカセツト

Info

Publication number: JPS60229284A
Application number: JP59083983A
Authority: JP
Inventors: Fumito Komatsu; 文人小松; Tetsutaka Toyama; 外山　哲敬; Yuzo Oguchi; 小口　雄三; Kiyoaki Iwanami; 岩波　清明
Original assignee: Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Nidec Instruments Corp
Priority date: 1984-04-27
Filing date: 1984-04-27
Publication date: 1985-11-14
Also published as: US4648001A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、フロッピーディスク等、内部に記録再生可能
なディスクを回転可能に収納すると共に、上記ディスク
の一部がケースに設けた開口を介して外部に露出可能と
なされる一方、上記開口部が通常状態ではシャッター仮
により閉塞されるようになされた記録再生用ディスフカ
セントに関するものである。

〔従来技術〕

従来より、上記の如き記録再生用ディスフカセントは種
々のものが知られている。

この−例として、第２図に示す記録再生用ディスフカセ
ントがある。このカセット１では、内部に収納されたデ
ィスク２を露出させるための開口部３は、通常、図示し
ないバネによって付勢されたシャンター板４によって閉
塞されており、記録再生時のみシャッター板４が上記バ
ネに抗して移動され、開口部３を介してディスり２が露
出され、記録再生がなされるようになっている。

しかしながら、このような記録再生用ディスフカセント
では、使用時にシャッター板４を移動させなければなら
ないため、上記シャッター板４を余り強い力でカセット
のケースに圧接保持させることは摺動性の点で好ましく
ない。また、上記シャッター板４のケースに対する圧接
力か弱いと、シャッター板４がケースに対して浮き上が
りを生じたり、また、このため装置との間で引っ掛かり
を生ずることがあり、好ましいものではない。

〔発明の目的〕

本発明は、上記従来例に対して、シャッター板の摺動性
をよくすると共に、シャッター板の浮き上がり、また、
装置との引っ掛かりも生じないようにした記録再生用デ
ィスクカセットを提供することを目的とするものである
。

（発明の構成〕本発明は、カセットのケースに、該ケースの外表面より
も低い第１の段部と、該第１の段部の表面よりも低い第
２の段部とを設け、上記シャッター板を、上記第２の段
部にバネにより開口部を閉塞するように付勢して取付け
ると共に、上記開口部と同一個所に開口部を有する保護
板を上記シャッター板を覆うように上記第１の段部に固
定し、上記従来例の有する欠点を除去するようにした記
録再生用ディスフカセントである。

〔実施例〕

第１図は、本発明における記録再生用ディスフカセント
の分解斜視図を示すもので、フロッピーディスク９を内
部に収納したケース１０と、シャッター板１１と、該シ
ャッター板１】を付勢するバネ１２と、上記シャッター
板１１を覆うよう取付けられる保護板１３とから構成さ
れるものである。

ケース１０には、その外表面１４から保護板１３のほぼ
厚み分だけ低い位置に第１の段部１５ａ、　１５ｂ、　
１５ｃ、ｔｓｄ、　１５ｅが設けられ、また、上記第１
の段部からシャッター板１１のほぼ厚み分だけ低い位置
には第２の段部１６ａ、　１６ｂが適宜の形状に設けで
ある。

該第２の段部１６ａのほぼ中央部には、ケース１０内部
に設けた空間に連通ずる開口部１７が設けてあり、該開
口部１７を介して内部に収納されたディスク９が外部に
露出可能となされている。上記第１の段部及び第２の段
部については、今一スｌＯの一方側の面についてのみ説
明したが、逆側の面にも、後述するシャッター板１１と
保護板１３との形状に応して第１の段部及び第２の段部
、また開口部が適宜形成されている。

シャッター板１１は、上記第２の段部内を摺動すること
が可能な大きさであり、該シャッター板１１が移動する
時に摺動のガイドとなるガイド孔１８が設けである。こ
のガイド孔１８は、シャッター板１１がケースＩＯに取
付けられた時、第２の段部１６ａに設けた先端がほぼケ
ース１０の外表面１４と同し高さの突起１９と係合する
ようになっている。シャ、ター板１１の中央部１１ａは
、ケース１０の開口部１７を覆うことが可能な大きさで
あり、また、上記シャッター板１１には、バネ１２の一
端を係止するするための折曲げ片２６と、シャッター板
１１を移動させるためのビンが係合する切欠部２０が設
けである。

保！ｉ仮１３は、断面がほぼコ字状の薄板で構成された
ものであり、第２の段部１６ａに設けた突起１９が嵌入
する孔２１と、上記開口部１７と同じ位置にほぼ同じ大
きさで設けられた開口部２２と、第１の段部１５ｂ、１
５ｃに設けた孔２３と係合する下向きの折曲げ片２４と
、シャッター板１１を移動させるための図示しないビン
が、シャッター板１１の切欠部２０と係合して移動でき
るように設けられた切欠部２５とを有している。切欠部
２５は開口部２２を挟んで２個所に設けであると共に、
装置本体にシャッター板１１を移動させるための図示し
ないビンも２つ設けてあり、カセットを逆向きに挿入し
たときにシャッター板１１を移動させるための他のビン
が、カセットの段部４４上を、切欠部２０と係合するビ
ンとは逆方向に移動することができるようになっている
。

上記のケース１０に、シャッターＦｉ１１、バネ１２、
保護板１３とを組み付けるには、まず、シャッター板１
１の折曲げ片２６にバネ１２の一端を取付け、この状態
でシャッター板１１のガイド孔１８を、第２の段部１６
ａに設けた突起１９に嵌め込み、また、上記折曲げ片２
６を、第２の段部１６ａと第２の段部１６ｂとの間に設
けた長溝２７内に臨ませ、上記バネ１２を該長溝２７内
に収納すると共に、バネ１２の他端を上記長溝２７内に
形成したピン２８に係止させて、シャッター板１１を第
１図において左方に付勢させる。シャッター板１１の左
方向への移動は、該シャッター板１１の端部２９がケー
ス１０の段部に当接することにより阻止される。この状
態では、シャッター板１１の中央部１１ａは、ケース１
０に設けた開口部１７を覆っており、ディスク９は外部
に露出しない。

上記のようにして、ケース１０にシャッター板１１とバ
ネ１２を取付けた後、保護板１３をケース１０の第１の
段部１５ａ、　１５ｂ＋　１５ｃ、　ｔｓａ、　１５ｅ
に取りつける。即ち、第２の段部１６ａに設けた突起１
９に孔２１を係合させ、また第１の段部１５ｂ、１５ｃ
に設けた孔２３に下向きの折曲げ片２４を係合させる。

すると、ケース１０の開口部１７と同じ位置に開口部２
２が位置することになり、保護板１３がケース１０に固
定される。

この状態では、シャッター板１１の中央部１１ａがケー
ス１０に設けた開口部１７を覆っているので、ケース１
０内部に収納されたディスク９は外部に露出ヒす、また
、シャッター板１１の切欠部２０は、保護板１３に設け
た一方側の切欠部２５を介して外部に突出することにな
る。

第３図は、ケース１０に、シャッター板１１、バネ１２
、保護板１３とを組み付けた状態を示す平面図であり、
このようにして構成したカセットを装置本体に紙面上方
より下方に向けて挿入すれば、シャッター板移動用の一
方のピン（図示せず）がシャッター板１１の切欠部２０
に係合し、カセットの挿入動作に伴って、第３図におい
て右側に移動するので、シャッター板１１をバネ１２の
付勢力に抗して同方向に移動させる。即ち、シャッター
板１１の中央部１１ａは、右側に移動し、ディスクは、
ケース１０に設けた開口部１７及び保護板１３の開口部
２２を介して外部に露出され、カセットが記録再生位置
となされたとき、磁気ヘッドがディスクに当接すること
ができるようになる。

カセットが記録再生位置から取り出されるときには、上
記と逆の動作により、ケース】Ｏに設けた開口部１７は
シャッター板１１の中央部１１ａにより塞がれることに
なる。

第４図は、ディスク９を固定したディスクハブ３０が、
図示しないモータによって回転駆動されるスピンドルハ
ブの駆動ピン３１によって回転駆動される状態を説明す
る平面図である。ディスクハブ３０は外周部に大円環部
３２を、また、内周部に小円環部３３を、中心部に先端
が円錐形状となされた突起３４を、それぞれディスク両
面方向に突出させて設けである。尚、大円環部３２と小
円環部３３との間は突堤３５により１個所において連結
されている。

また、小円環部３３の内面には、平面部３６．３７が形
成されており、スピンドルハブの駆動ピン３１が上記突
堤３５を押すことにより、ディスクハブ３ｏを回転駆動
するとき、該ディスクハブ３ｏがスピンドルハブに上記
平面部３６．３７によって位置決めされるようになって
いる。

第５図は、ディスクハブ３ｏがスピンドルハブ上に保持
された状態を示す側断面図で、図示しないモー９によっ
て回転駆動されるスピンドルハブ３８は、シャーシ３９
に取付けられた軸受４０に回転自在に保持されている。

このスピンドルハブ３８の先端には、ディスクハブ３０
の突起３４が嵌入しうる孔４１が設けてあり、また、ス
ピンドルハブ３８のハブ部４２には駆動ピン３１がプレ
スにて押出し形成されている。

尚、ディスクハブ３０の第５図において上下方向の位置
決めは、ディスクカセットホルダーに保持された板バネ
４２の平皿部４３が、ディスクハブ３０の突起３４先端
を押さえ込み、これによって、ディスクハフ３０の大円
環部３２がスピンドルハブ３８のハブ部４２に当接する
ことによって行っており、このため、ディスクハブ３０
の小円環部３３は、スピンドルハブ３８のハブ部４２に
当接しない高さと設定されると共に、スピンドルハブ３
８の先端もディスクハブ３０に当接しない高さに設定さ
れている。

〔発明の効果〕

以上説明した如（、本発明においては、カセットのケー
スに、該ケースの外表面よりも低い第１の段部と、該第
１の段部の表面よりも低い第２の段部とを設け、上記シ
ャッター板を上記第２の段部にバネにより開口部を閉塞
するように付勢して取付け、上記開口部と同一個所に開
口部を有する保護板を上記シャッター板を覆うように上
記第１の段部に固定したものであるから、保護板のケー
スに対する挟み込みの力を強くしても、シャ、ター板の
移動に伴う負荷が大きくなるということはなく、シャッ
ター板の摺動性をよくすると共に、シャッター板の浮き
上がり、また、装置との引っ掛かりも生じないようにし
た記録再生用ディスフカセントを捉供することができる
ものである。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明における記録再生用ディスフカセントを
示す分解斜視図、第２図は従来例のディスフカセントを
示す斜視図、第３図は本発明のディスフカセントを示す
平面図、第４図はディスクハブ３０が回転駆動される状
態を説明する平面図、第５図はディスクハブ３０がスピ
ンドルハブ上に保持された状態を示す側断面図である。１０・・・ケース、１１・・・シャッター板、１２・・
・バネ、１３・・・保護板、１５ａ、　１５ｂ、　１５
ｃ、　１５ｄ、　１５ｅ　・・第１の段部、１６ａ、　
１６ｂ　・・・第２の段部、１７・・・開口部、２０・
・・切欠部、２２・・・開口部特許出願人　株式会社三協精機製作所代理人　弁理士　渡辺秀治

Claims

【特許請求の範囲】

内部に記録再生可能なディスクを回転可能に収納すると
共に上記ディスクの一部がケースに設けた開口部を介し
て外部に露出可能となされ、と記聞口部が通常状態では
シャッター板により閉塞される一方、該カセットを記録
再生装置に装填した時には、上記シャッター板が移動し
上記ディスクに上記開口部を介して記録再生用ヘッドが
当接可能となされた記録再生用ディスフカセントに於い
て、上記カセットのケースに、該ケースの外表面よりも
低い第１の段部と、該第１の段部の表面よりも低い第２
の段部とを設け、上記シャッター板を、上記第２の段部
にバネにより上記開口部を閉塞するように付勢して取付
けると共に、上記開口部と同一個所に開口部を有する保
護板を上記シャッター板を覆うように上記第１の段部に
固定したことを特徴としてなる記録再生用ディスクカセ
ット。