JP2679592B2 - ディスクローディング機構 - Google Patents
ディスクローディング機構Info
- Publication number
- JP2679592B2 JP2679592B2 JP5256212A JP25621293A JP2679592B2 JP 2679592 B2 JP2679592 B2 JP 2679592B2 JP 5256212 A JP5256212 A JP 5256212A JP 25621293 A JP25621293 A JP 25621293A JP 2679592 B2 JP2679592 B2 JP 2679592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- disc
- arm
- optical disk
- loading
- Prior art date
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクプレーヤに
関し、特に、光ディスク全て、または光ディスクの一部
をカートリッジケースから引き出して使用する装置のデ
ィスクローディング機構に関する。
関し、特に、光ディスク全て、または光ディスクの一部
をカートリッジケースから引き出して使用する装置のデ
ィスクローディング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクの両側面に光ヘッドを
有する装置の場合、上下の光ヘッドの間に、上記のよう
なカートリッジケース、またはディスクトレーを通す事
ができないため、ディスクローディング中は上側光ヘッ
ドを上方に逃がし、ディスクローディング後に定位置に
戻す方式が採られていた。
有する装置の場合、上下の光ヘッドの間に、上記のよう
なカートリッジケース、またはディスクトレーを通す事
ができないため、ディスクローディング中は上側光ヘッ
ドを上方に逃がし、ディスクローディング後に定位置に
戻す方式が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来のディスクローディング方式のように上下に光
ヘッドを有する装置で、かつ光ヘッドが上下に移動する
事ができない装置において、容易に光ディスクのローデ
ィングができる機構を提供する事にある。
した従来のディスクローディング方式のように上下に光
ヘッドを有する装置で、かつ光ヘッドが上下に移動する
事ができない装置において、容易に光ディスクのローデ
ィングができる機構を提供する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクローデ
ィング機構は、中央部に磁性体のディスクハブを有する
光ディスクと、この光ディスクを内部に収納し且つこの
光ディスクの中央部に対応する部分を左右に開閉すると
ともに前方をも開閉するシャッタを有するカートリッジ
ケースと、このカートリッジケースを水平に装置内に引
き込み前記シャッタを開く機構と、前記光ディスクの中
央部に張り付けられた前記ディスクハブの中央を上部よ
り固定するマグネット、このマグネットを埋設し前記光
ディスクを保持するアーム、このアームを上下移動及び
水平移動の動作をさせるための溝を有するレール、この
レールと協調して前記アームを上下移動及び水平移動さ
せるラックとを有してなり前記ラックを水平移動させる
機構と、前記光ディスクが引き出された状態においてタ
ーンテーブルを上昇させて固定させる機構と、前記カー
トリッジケースから引き出された前記光ディスクを前記
ターンテーブルにチャッキングする手段とを備えてい
る。
ィング機構は、中央部に磁性体のディスクハブを有する
光ディスクと、この光ディスクを内部に収納し且つこの
光ディスクの中央部に対応する部分を左右に開閉すると
ともに前方をも開閉するシャッタを有するカートリッジ
ケースと、このカートリッジケースを水平に装置内に引
き込み前記シャッタを開く機構と、前記光ディスクの中
央部に張り付けられた前記ディスクハブの中央を上部よ
り固定するマグネット、このマグネットを埋設し前記光
ディスクを保持するアーム、このアームを上下移動及び
水平移動の動作をさせるための溝を有するレール、この
レールと協調して前記アームを上下移動及び水平移動さ
せるラックとを有してなり前記ラックを水平移動させる
機構と、前記光ディスクが引き出された状態においてタ
ーンテーブルを上昇させて固定させる機構と、前記カー
トリッジケースから引き出された前記光ディスクを前記
ターンテーブルにチャッキングする手段とを備えてい
る。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例のディスクローデ
ィング機構を示す斜視図、図2(a)及び(b)は本発
明の一実施例のカートリッジ搬送機構部を示す平面図及
び側面図であり、図2(c),(d)はその機構のロッ
クピンの動作状況を示す。図3及び図4は本発明の一実
施例のディスク搬送機構部を示す斜視図及び分解斜視
図、図5は本発明の一実施例のカートリッジの斜視図、
図6(a),(b),(c)はカートリッジの挿入状況
を示す平面図、図7は本発明の一実施例のディスクロー
ディング機構を採用する光ディスク駆動部及び記録再生
系の一実施例において、通常の演奏時は閉じているトッ
プベース81を支点84を中心に開いた状態を示す斜視
図である。
ィング機構を示す斜視図、図2(a)及び(b)は本発
明の一実施例のカートリッジ搬送機構部を示す平面図及
び側面図であり、図2(c),(d)はその機構のロッ
クピンの動作状況を示す。図3及び図4は本発明の一実
施例のディスク搬送機構部を示す斜視図及び分解斜視
図、図5は本発明の一実施例のカートリッジの斜視図、
図6(a),(b),(c)はカートリッジの挿入状況
を示す平面図、図7は本発明の一実施例のディスクロー
ディング機構を採用する光ディスク駆動部及び記録再生
系の一実施例において、通常の演奏時は閉じているトッ
プベース81を支点84を中心に開いた状態を示す斜視
図である。
【0007】本実施例のディスクローディング機構は、
図1に示すように、カートリッジ4を挿入するカートリ
ッジ搬送機構1、ディスク搬送機構2、メカデッキ3に
よって構成される。図2(a)に示すように、カートリ
ッジ搬送機構1は、左右のサイドプレート30に設けら
れた水平のレール上を移動するラック35と、ラック3
5の移動と連動して移動するトレー31と、カートリッ
ジローディングモータ32、ピニオンギア33、減速ギ
ア34からなるトレー31の駆動機構及び、シャッタ開
閉アーム42、ロックピン44等により構成される。
図1に示すように、カートリッジ4を挿入するカートリ
ッジ搬送機構1、ディスク搬送機構2、メカデッキ3に
よって構成される。図2(a)に示すように、カートリ
ッジ搬送機構1は、左右のサイドプレート30に設けら
れた水平のレール上を移動するラック35と、ラック3
5の移動と連動して移動するトレー31と、カートリッ
ジローディングモータ32、ピニオンギア33、減速ギ
ア34からなるトレー31の駆動機構及び、シャッタ開
閉アーム42、ロックピン44等により構成される。
【0008】図3及び図4に示すように、ディスク搬送
機構2において、光ディスク11を引き出すトップアー
ム93は、ガイドプレート50に挟まれたスライドアー
ム73の中央に取り付けられており、スライドアーム7
3の左右には上下左右移動のためのスライドアームピン
70が2本ずつかしめ固定されている。左右のガイドプ
レート50は上部をトップガード52,53により固定
されている。
機構2において、光ディスク11を引き出すトップアー
ム93は、ガイドプレート50に挟まれたスライドアー
ム73の中央に取り付けられており、スライドアーム7
3の左右には上下左右移動のためのスライドアームピン
70が2本ずつかしめ固定されている。左右のガイドプ
レート50は上部をトップガード52,53により固定
されている。
【0009】スライドアームピン70にはそれぞれガイ
ドローラ71、ラックローラ72が延出してガイドプレ
ート50及びラック51まで通されており、スライドア
ームピン70はガイドプレート50に切られた第1のラ
ック溝202を水平移動するラック51に切られたカム
溝201に押されながら、ガイドプレート50に切られ
た第2のスライド溝200を転がることによって、カム
溝201の形状に従って上下移動、水平移動を行う。
ドローラ71、ラックローラ72が延出してガイドプレ
ート50及びラック51まで通されており、スライドア
ームピン70はガイドプレート50に切られた第1のラ
ック溝202を水平移動するラック51に切られたカム
溝201に押されながら、ガイドプレート50に切られ
た第2のスライド溝200を転がることによって、カム
溝201の形状に従って上下移動、水平移動を行う。
【0010】実際のローディング動作について図面を用
いて説明する。図5に示すカートリッジ4を、図2に示
すカートリッジ搬送機構1のカートリッジ挿入口5へ水
平に挿入すると、カートリッジ搬送機構1のトレー31
に設けられたシャッタ開閉ピン48に、開閉レバー16
が当接する。そのままカートリッジ4を押し込む事によ
り、カートリッジ4の中の開閉レバー16、及び、摺動
板17が矢印方向に移動する。摺動板17、開閉カバー
14には、ギアが切られており、摺動板17の移動がギ
ア19、ギア18へと力が伝えられ、さらに、開閉カバ
ー14へと伝えられる。半円弧状をなし、挿入前は光デ
ィスク11の前側開口部を覆っていた開閉カバー14
は、光ディスク11の周囲に沿って設けられた案内板1
5の溝に沿ってばね23に引かれながら移動し、開閉レ
バー16が図5の位置まで押された状態で移動は完了す
る。シャッタ21は、ばね24によって閉まる方向に押
されているが、開閉カバー14と同様にカートリッジ4
を挿入すると図2(a)に示すシャッタ開閉アーム42
が、アーム軸41を中心としてばね43に引かれながら
回転し、シャッタ21を矢印方向へ押し、図5の位置ま
で開いた状態で完了する。上述したカートリッジ4をカ
ートリッジ搬送機構1に挿入する動作の様子を、図6に
(a),(b),(c)の順序にて示す。カートリッジ
4の挿入が完了すると、図2に示すカートリッジインス
イッチ40のレバーを押すために、カートリッジ4が挿
入された事を検出する。
いて説明する。図5に示すカートリッジ4を、図2に示
すカートリッジ搬送機構1のカートリッジ挿入口5へ水
平に挿入すると、カートリッジ搬送機構1のトレー31
に設けられたシャッタ開閉ピン48に、開閉レバー16
が当接する。そのままカートリッジ4を押し込む事によ
り、カートリッジ4の中の開閉レバー16、及び、摺動
板17が矢印方向に移動する。摺動板17、開閉カバー
14には、ギアが切られており、摺動板17の移動がギ
ア19、ギア18へと力が伝えられ、さらに、開閉カバ
ー14へと伝えられる。半円弧状をなし、挿入前は光デ
ィスク11の前側開口部を覆っていた開閉カバー14
は、光ディスク11の周囲に沿って設けられた案内板1
5の溝に沿ってばね23に引かれながら移動し、開閉レ
バー16が図5の位置まで押された状態で移動は完了す
る。シャッタ21は、ばね24によって閉まる方向に押
されているが、開閉カバー14と同様にカートリッジ4
を挿入すると図2(a)に示すシャッタ開閉アーム42
が、アーム軸41を中心としてばね43に引かれながら
回転し、シャッタ21を矢印方向へ押し、図5の位置ま
で開いた状態で完了する。上述したカートリッジ4をカ
ートリッジ搬送機構1に挿入する動作の様子を、図6に
(a),(b),(c)の順序にて示す。カートリッジ
4の挿入が完了すると、図2に示すカートリッジインス
イッチ40のレバーを押すために、カートリッジ4が挿
入された事を検出する。
【0011】この状態は、カートリッジアンローディン
グ状態で、シャッタ36が対向形の光センサであるカー
トリッジアンローディングセンサ38のスリットを遮断
している。この状態から、カートリッジローディングモ
ータ32がローディング方向に回転する。カートリッジ
ローディングモータ32の力は、ピニオンギア33、減
速ギア34からラック35へと伝達される。カートリッ
ジローディングモータ32が回転を始めると、トレー3
1、及びカートリッジ4が装置内に引き込まれる。図2
(c)はアンローディング時のロックピン44の状態を
示す。ロックピン44は、サイドプレート30に固定さ
れたロック解除アーム45におされ、トレー31より引
っ込んだ状態にある。これよりトレー31が若干移動し
た状態で、図2(d)のようにロックピン軸46を中心
として、ロックピン44が上昇し、カートリッジ4の裏
面に設けられたロック穴25に挿入されるため、カート
リッジ4は、ずれることなくトレー31上に固定され
る。カートリッジ4内のディスク11の中心が、アッパ
ーフランジ94の中心に来た位置で停止するように、予
めカートリッジローディングセンサ39の位置が調整さ
れており、ラック35に取り付けられたシャッタ37に
よりカートリッジローディングセンサ39のスリットを
遮断する事によってカートリッジローディングセンサ3
9が働き、カートリッジローディングモータ32を停止
させる。ディスク搬送機構2は、カートリッジ4を引き
込んだ状態ではディスクアンローディング状態にあり
(図1の状態)、図3,4に示すシャッタ74が対向形
の光センサであるディスクアンローディングセンサ67
のスリットを遮断している。カートリッジ搬送機構1に
より、カートリッジ4のローディングが完了すると同時
に、ディスクローディングモータ61がローディング方
向に回転する。
グ状態で、シャッタ36が対向形の光センサであるカー
トリッジアンローディングセンサ38のスリットを遮断
している。この状態から、カートリッジローディングモ
ータ32がローディング方向に回転する。カートリッジ
ローディングモータ32の力は、ピニオンギア33、減
速ギア34からラック35へと伝達される。カートリッ
ジローディングモータ32が回転を始めると、トレー3
1、及びカートリッジ4が装置内に引き込まれる。図2
(c)はアンローディング時のロックピン44の状態を
示す。ロックピン44は、サイドプレート30に固定さ
れたロック解除アーム45におされ、トレー31より引
っ込んだ状態にある。これよりトレー31が若干移動し
た状態で、図2(d)のようにロックピン軸46を中心
として、ロックピン44が上昇し、カートリッジ4の裏
面に設けられたロック穴25に挿入されるため、カート
リッジ4は、ずれることなくトレー31上に固定され
る。カートリッジ4内のディスク11の中心が、アッパ
ーフランジ94の中心に来た位置で停止するように、予
めカートリッジローディングセンサ39の位置が調整さ
れており、ラック35に取り付けられたシャッタ37に
よりカートリッジローディングセンサ39のスリットを
遮断する事によってカートリッジローディングセンサ3
9が働き、カートリッジローディングモータ32を停止
させる。ディスク搬送機構2は、カートリッジ4を引き
込んだ状態ではディスクアンローディング状態にあり
(図1の状態)、図3,4に示すシャッタ74が対向形
の光センサであるディスクアンローディングセンサ67
のスリットを遮断している。カートリッジ搬送機構1に
より、カートリッジ4のローディングが完了すると同時
に、ディスクローディングモータ61がローディング方
向に回転する。
【0012】図11に示すように、ディスクローディン
グモータ61の回転は、プーリ64、ゴムベルト63、
ウォームプーリ78、ウォーム62、ウォームホイール
57、フロントプーリ56、ローディングベルト65の
順で伝達され、図3に示すラック51の水平方向の運動
に変換される。対向面のラック51へは、プーリ軸77
で伝達され、対向面のフロントプーリ56からローディ
ングベルト65へと伝えられる。ローディングベルト6
5とラック51は、ベルトオサエ66により固定されて
いる。ローディングベルト65は、フロントプーリ55
と反対側ではリアプーリ59により引っ張られている。
グモータ61の回転は、プーリ64、ゴムベルト63、
ウォームプーリ78、ウォーム62、ウォームホイール
57、フロントプーリ56、ローディングベルト65の
順で伝達され、図3に示すラック51の水平方向の運動
に変換される。対向面のラック51へは、プーリ軸77
で伝達され、対向面のフロントプーリ56からローディ
ングベルト65へと伝えられる。ローディングベルト6
5とラック51は、ベルトオサエ66により固定されて
いる。ローディングベルト65は、フロントプーリ55
と反対側ではリアプーリ59により引っ張られている。
【0013】図13はガイドプレート50のラック溝2
02とラック51のカム溝201及び、スライドアーム
73の両端にかしめられたスライドアームピン70のロ
ーディング中の位置関係を示し、以下この図を用いてそ
の動きを説明する。図13(a)は、カートリッジのア
ンローディング状態を示し、これより、カム溝201は
矢印の方向へ移動する。アンローディングオーバーラン
部208がスライド溝200の第1垂直部205を通り
過ぎると、スライドアームピン70は第1斜面209に
押され、図13(b)のように下降を始める。同時に、
図3,4に示すスライドアーム73が下降し、アッパー
フランジ94が、既にシャッタ21が開いたカートリッ
ジ4の窓部20を通して図12(b)に示すようにディ
スクハブ22の真上に移動する。ここで図8に示すよう
にトップアーム93の先端に設けられたアッパーフラン
ジ94に埋設したアッパーマグネット91により、磁性
体からなるディスクハブ22を引きつけ固定する。この
時、ディスクハブ22は、アッパー位置決め軸90によ
り位置決めされる。またアッパーマグネット91に引き
つけられた光ディスク11は、わずかに浮上するが、カ
ートリッジ4のケース12の内面には接しない状態とな
る。
02とラック51のカム溝201及び、スライドアーム
73の両端にかしめられたスライドアームピン70のロ
ーディング中の位置関係を示し、以下この図を用いてそ
の動きを説明する。図13(a)は、カートリッジのア
ンローディング状態を示し、これより、カム溝201は
矢印の方向へ移動する。アンローディングオーバーラン
部208がスライド溝200の第1垂直部205を通り
過ぎると、スライドアームピン70は第1斜面209に
押され、図13(b)のように下降を始める。同時に、
図3,4に示すスライドアーム73が下降し、アッパー
フランジ94が、既にシャッタ21が開いたカートリッ
ジ4の窓部20を通して図12(b)に示すようにディ
スクハブ22の真上に移動する。ここで図8に示すよう
にトップアーム93の先端に設けられたアッパーフラン
ジ94に埋設したアッパーマグネット91により、磁性
体からなるディスクハブ22を引きつけ固定する。この
時、ディスクハブ22は、アッパー位置決め軸90によ
り位置決めされる。またアッパーマグネット91に引き
つけられた光ディスク11は、わずかに浮上するが、カ
ートリッジ4のケース12の内面には接しない状態とな
る。
【0014】この状態で、ディスクローディングモータ
61がさらに回転し、同時にラック51が移動すると、
スライドアームピン70は図12のやや凹んでいる第2
斜面210に押されながら図13(c)のように水平部
207上を水平移動する。同時に、スライドアーム7
3、トップアーム93がメカデッキ3のスピンドルモー
タ85(図7参照)の方向へ水平移動する。この時光デ
ィスク11の下面は、図7に示すディスクトレー82の
ガイド面からわずかに離れた状態にある。スライドアー
ムピン70が第2垂直部206までくると、図13
(d)のようにスライドアームピン70は第2斜面21
0によって、わずかに上へ押し上げられる。この位置で
光ディスク11の中心と、図9に示すターンテーブル1
20の中心がそろい、アームアップオーバーラン部21
1が第2垂直部206と交差した位置で、図3に示すラ
ック51の位置で対向形の光センサであるディスクロー
ディングセンサ68のスリットをシャッタ75が遮断
し、ディスクローディングセンサ68が働き、ディスク
ローディングモータ61を停止させる。
61がさらに回転し、同時にラック51が移動すると、
スライドアームピン70は図12のやや凹んでいる第2
斜面210に押されながら図13(c)のように水平部
207上を水平移動する。同時に、スライドアーム7
3、トップアーム93がメカデッキ3のスピンドルモー
タ85(図7参照)の方向へ水平移動する。この時光デ
ィスク11の下面は、図7に示すディスクトレー82の
ガイド面からわずかに離れた状態にある。スライドアー
ムピン70が第2垂直部206までくると、図13
(d)のようにスライドアームピン70は第2斜面21
0によって、わずかに上へ押し上げられる。この位置で
光ディスク11の中心と、図9に示すターンテーブル1
20の中心がそろい、アームアップオーバーラン部21
1が第2垂直部206と交差した位置で、図3に示すラ
ック51の位置で対向形の光センサであるディスクロー
ディングセンサ68のスリットをシャッタ75が遮断
し、ディスクローディングセンサ68が働き、ディスク
ローディングモータ61を停止させる。
【0015】この状態から、スピンドルモータ85の上
昇を行う。図10に示すようにスピンドル上下用モータ
100の動力はモータプーリ101、ベルト102、ウ
ォームプーリ103、ウォーム104、ウォームホイー
ル105より、カムギア106、カム溝204、昇降ア
ーム111、カムスライドアームピン132、昇降アー
ムピン133を通して水平方向の動きに変換され、図9
に示すアンダーカム127を水平移動させる事で、カム
溝203により、昇降ピン129に上方向の力を加え、
昇降板124を上昇させる。昇降板124の上には、ス
ピンドルモータ85を取り付けたスピンドルベース12
3がガイド軸122に水平方向を規制された状態で、間
にばね125を挟み、サイドフック126によりばね1
25を縮ませた状態で保たれている。昇降板124と、
スピンドルベース123は、ベースプレート80に固定
されたアンダーベース121に圧入されたガイド軸12
2により水平方向の規制を受ける。昇降板124が上昇
すると、ばね125を通してスピンドルベース123に
伝えられ、スピンドルベース123も上昇する。上昇の
途中で、スピンドルベース123の上面は、アンダーベ
ース121の下面に当接する。その後の昇降板124の
上昇分は、ばね125がたわむ事で吸収する。このばね
125のたわみ分は、スピンドルモータ85を固定する
力となる。スピンドルモータ85の上昇の途中で、スピ
ンドル軸131先端の凸部と、アッパー位置決め軸90
の凹部がはめ合わされる。さらにスピンドルモータ85
が上昇すると、アッパー位置決め軸90は、スピンドル
軸131に押され、アッパーフランジ94内に押し込ま
れる。
昇を行う。図10に示すようにスピンドル上下用モータ
100の動力はモータプーリ101、ベルト102、ウ
ォームプーリ103、ウォーム104、ウォームホイー
ル105より、カムギア106、カム溝204、昇降ア
ーム111、カムスライドアームピン132、昇降アー
ムピン133を通して水平方向の動きに変換され、図9
に示すアンダーカム127を水平移動させる事で、カム
溝203により、昇降ピン129に上方向の力を加え、
昇降板124を上昇させる。昇降板124の上には、ス
ピンドルモータ85を取り付けたスピンドルベース12
3がガイド軸122に水平方向を規制された状態で、間
にばね125を挟み、サイドフック126によりばね1
25を縮ませた状態で保たれている。昇降板124と、
スピンドルベース123は、ベースプレート80に固定
されたアンダーベース121に圧入されたガイド軸12
2により水平方向の規制を受ける。昇降板124が上昇
すると、ばね125を通してスピンドルベース123に
伝えられ、スピンドルベース123も上昇する。上昇の
途中で、スピンドルベース123の上面は、アンダーベ
ース121の下面に当接する。その後の昇降板124の
上昇分は、ばね125がたわむ事で吸収する。このばね
125のたわみ分は、スピンドルモータ85を固定する
力となる。スピンドルモータ85の上昇の途中で、スピ
ンドル軸131先端の凸部と、アッパー位置決め軸90
の凹部がはめ合わされる。さらにスピンドルモータ85
が上昇すると、アッパー位置決め軸90は、スピンドル
軸131に押され、アッパーフランジ94内に押し込ま
れる。
【0016】スピンドルモータ85の上昇が完了し、図
10に示すセンサベース109に取り付けられた対向形
の光センサであるスピンドルアップセンサ107のスリ
ット部分を、カムギア106に取り付けられたセンサシ
ャッタ110が遮断するとスピンドルアップセンサ10
7が働き、スピンドル上下用モータ100を停止させ
る。スピンドルモータ85の上昇が完了した時点では、
光ディスク11はスピンドルマグネット86により磁性
体からなるディスクハブ22をチャッキングされ、ター
ンテーブル120上に固定された状態で、ディスクトレ
ー82から、わずかに浮き上がる。センサベース109
にはスピンドルダウンセンサ108も取り付けられてお
り、アンローディングの際に使用する。
10に示すセンサベース109に取り付けられた対向形
の光センサであるスピンドルアップセンサ107のスリ
ット部分を、カムギア106に取り付けられたセンサシ
ャッタ110が遮断するとスピンドルアップセンサ10
7が働き、スピンドル上下用モータ100を停止させ
る。スピンドルモータ85の上昇が完了した時点では、
光ディスク11はスピンドルマグネット86により磁性
体からなるディスクハブ22をチャッキングされ、ター
ンテーブル120上に固定された状態で、ディスクトレ
ー82から、わずかに浮き上がる。センサベース109
にはスピンドルダウンセンサ108も取り付けられてお
り、アンローディングの際に使用する。
【0017】この状態より、ディスクローディングモー
タ61を更にローディング方向に回転させる。同時にラ
ック51は更に進み、トップアーム93は、ガイドプレ
ート50のスライド溝200と、ラック51のカム溝2
01に沿って上昇し(図12(e),図13(e)参
照)、対向形の光センサであるアームアップセンサ69
のスリット部をシャッタ76が遮断するとアームアップ
センサ69が働き、ディスクローディングモータ61は
停止する。この状態が、ディスクローディング完了であ
り、光ディスク11はターンテーブル120の上にスピ
ンドルマグネット86によりチャッキングされ、アッパ
ーフランジ94は図12(e)のように光ディスク11
から離れた状態となり、光ディスク11は記録・再生の
使用状態となる。なお、アッパーマグネット91よりス
ピンドルマグネット86の方が磁力がやや強いものとす
る。また、記録・再生を完了した光ディスク11のディ
スクアンローディングは、そのまま上述した動作の逆の
動作を行えばよい。
タ61を更にローディング方向に回転させる。同時にラ
ック51は更に進み、トップアーム93は、ガイドプレ
ート50のスライド溝200と、ラック51のカム溝2
01に沿って上昇し(図12(e),図13(e)参
照)、対向形の光センサであるアームアップセンサ69
のスリット部をシャッタ76が遮断するとアームアップ
センサ69が働き、ディスクローディングモータ61は
停止する。この状態が、ディスクローディング完了であ
り、光ディスク11はターンテーブル120の上にスピ
ンドルマグネット86によりチャッキングされ、アッパ
ーフランジ94は図12(e)のように光ディスク11
から離れた状態となり、光ディスク11は記録・再生の
使用状態となる。なお、アッパーマグネット91よりス
ピンドルマグネット86の方が磁力がやや強いものとす
る。また、記録・再生を完了した光ディスク11のディ
スクアンローディングは、そのまま上述した動作の逆の
動作を行えばよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、挿入とと
もにシャッタを開いたカートリッジケースの中から光デ
ィスクを吸着して取出し、上下に移動させつつメカデッ
キのターンテーブルまで搬送する機構を備えることによ
り、カートリッジケース、ディスクトレーを通せない固
定された上下ヘッド間へのディスクローディングを可能
にする効果がある。
もにシャッタを開いたカートリッジケースの中から光デ
ィスクを吸着して取出し、上下に移動させつつメカデッ
キのターンテーブルまで搬送する機構を備えることによ
り、カートリッジケース、ディスクトレーを通せない固
定された上下ヘッド間へのディスクローディングを可能
にする効果がある。
【図1】本発明のディスクローディング機構の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるカートリッジ搬送機
構を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)及
び(d)はロックピンの動作状況を示す図である。
構を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)及
び(d)はロックピンの動作状況を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるディスク搬送機構の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例におけるカートリッジの斜視
図である。
図である。
【図6】カートリッジのカートリッジ搬送機構への挿入
状況を(a),(b),(c)の順に示す平面図であ
る。
状況を(a),(b),(c)の順に示す平面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例を採用するメカデッキの光デ
ィスク駆動部及び記録再生メカニズムの一例を示し、光
ヘッドを支持するトップベースを開いた状態の斜視図で
ある。
ィスク駆動部及び記録再生メカニズムの一例を示し、光
ヘッドを支持するトップベースを開いた状態の斜視図で
ある。
【図8】トップアーム先端部を示す断面図である。
【図9】スピンドル上下機構の一部断面を含む正面図で
ある。
ある。
【図10】スピンドル上下機構の駆動部を示す平面図で
ある。
ある。
【図11】ディスク搬送機構の動力伝達部を示す平面図
である。
である。
【図12】トップアームと光ディスクの高さ関係及び水
平移動の状況を(a)ないし(e)に順次に示す正面図
である。
平移動の状況を(a)ないし(e)に順次に示す正面図
である。
【図13】ガイドプレートのラック溝とラックのカム溝
及びスライドアーム両端のスライドアームピンのローデ
ィング中の動作状況及び位置関係を(a)ないし(e)
に順次に示す説明図である。
及びスライドアーム両端のスライドアームピンのローデ
ィング中の動作状況及び位置関係を(a)ないし(e)
に順次に示す説明図である。
1 カートリッジ搬送機構 2 ディスク搬送機構 3 メカデッキ 4 カートリッジ 5 カートリッジ挿入口 11 光ディスク 12 ケース 13 開口側面 14 開閉カバー 15 案内板 16 開閉レバー 17 摺動板 18 ギア 19 ギア 20 窓部 21 シャッタ 22 ディスクバブ 23 ばね 24 ばね 25 ロック穴 30 サイドプレート 31 トレー 32 カートリッジローディングモータ 33 ピニオンギア 34 減速ギア 35 ラック 36 シャッタ 37 シャッタ 38 カートリッジアンローディングセンサ 39 カートリッジローディングセンサ 40 カートリッジインスイッチ 41 アーム軸 42 シャッタ開閉アーム 43 ばね 44 ロックピン 45 ロック解除アーム 46 ロックピン軸 47 ばね 48 シャッタ開閉ピン 50 ガイドプレート 51 ラック 52 トップガード 53 トップガード 54 フロントプーリ軸 55 フロントプーリベース 56 フロントプーリ 57 ウォームホイール 58 リアプーリベース 59 リアプーリ 60 モータベース 61 ディスクローディングモータ 62 ウォーム 63 ゴムベルト 64 プーリ 65 ローディングベルト 66 ベルトオサエ 67 ディスクアンローディングセンサ 68 ディスクローディングセンサ 69 アームアップセンサ 70 スライドアームピン 71 ガイドローラ 72 ラックローラ 73 スライドアーム 74 シャッタ 75 シャッタ 76 シャッタ 77 プーリ軸 78 ウォームプーリ 80 ベースプレート 81 トップベース 82 ディスクトレー 83 光ヘッド 84 支点 85 スピンドルモータ 86 スピンドルマグネット 90 アッパー位置決め軸 91 アッパーマグネット 92 アッパーバネ 93 トップアーム 94 アッパーフランジ 100 スピンドル上下用モータ 101 モータプーリ 102 ベルト 103 ウォームプーリ 104 ウォーム 105 ウォームホイール 106 カムギア 107 スピンドルアップセンサ 108 スピンドルダウンセンサ 109 センサベース 110 センサシャッタ 111 昇降アーム 120 ターンテーブル 121 アンダーベース 122 ガイド軸 123 スピンドルベース 124 昇降板 125 ばね 126 サイドフック 127 アンダーカム 128 カムスライドアーム 129 昇降ピン 130 カムガイド 131 スピンドル軸 132 カムスライドアームピン 133 昇降アームピン 200 スライド溝 201 カム溝 202 ラック溝 203 カム溝 204 カム溝 205 第1垂直部 206 第2垂直部 207 水平部 208 アンローディングオーバーラン部 209 第1斜面 210 第2斜面 211 アームアップオーバーラン部 212 第3斜面 213 ローディングオーバーラン部
Claims (2)
- 【請求項1】中央部に磁性体のディスクハブを有する光
ディスクと、 この光ディスクを内部に収納し且つこの光ディスクの中
央部に対応する部分を左右に開閉するとともに前方をも
開閉するシャッタを有するカートリッジケースと、 このカートリッジケースを水平に装置内に引き込み前記
シャッタを開く機構と、 前記光ディスクの中央部に張り付けられた前記ディスク
ハブの中央を上部より固定するアッパーマグネットと、 このアッパーマグネットを埋設し前記光ディスクを保持
するアームと、 このアームを上下移動及び水平移動の動作をさせるため
の溝を有するレールと、 このレールと協調して前記アームを上下移動及び水平移
動させるラックとを有してなり前記ラックを水平移動さ
せる機構と、 前記光ディスクが引き出された状態においてターンテー
ブルを上昇させて固定させる機構と、 前記カートリッジケースから引き出された前記光ディス
クを前記ターンテーブルにチャッキングする手段とを有
することを特徴とするディスクローディング機構。 - 【請求項2】前記ターンテーブルにチャッキングする手
段は、前記アッパーマグネットより磁力の高い第2のマ
グネットによって前記光ディスクをチャッキングし、 前記レールは、前記光ディスクがチャッキングされた時
に、前記アームを上下移動させるための溝を有すること
を特徴とする請求項1に記載のディスクローディング機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5256212A JP2679592B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ディスクローディング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5256212A JP2679592B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ディスクローディング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110997A JPH07110997A (ja) | 1995-04-25 |
JP2679592B2 true JP2679592B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17289488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5256212A Expired - Fee Related JP2679592B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ディスクローディング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2679592B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57105850A (en) * | 1980-12-22 | 1982-07-01 | Toshiba Corp | Recording disc playback device |
US4481617A (en) * | 1982-09-21 | 1984-11-06 | Xerox Corporation | Memory disc drive |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP5256212A patent/JP2679592B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07110997A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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