JPS60228534A - ポリアミド序列の両端のおのおのに少なくとも1つの不飽和を有する不飽和ポリアミドの製造法、該製造法により得られるポリマ−、並びに該ポリマ−の用途 - Google Patents

ポリアミド序列の両端のおのおのに少なくとも1つの不飽和を有する不飽和ポリアミドの製造法、該製造法により得られるポリマ−、並びに該ポリマ−の用途

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JPS60228534A
JPS60228534A JP24641284A JP24641284A JPS60228534A JP S60228534 A JPS60228534 A JP S60228534A JP 24641284 A JP24641284 A JP 24641284A JP 24641284 A JP24641284 A JP 24641284A JP S60228534 A JPS60228534 A JP S60228534A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/48Polymers modified by chemical after-treatment

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、限られた長さのボリアミド序列を有し、その
両端の各々が少な《とも1つの二重結合を有する不飽和
ボリアミドの製造に関する。本発明はまた、か\る不飽
和ボリアミドの袈造に対する改良法並びに該ボリアミド
の用途を包含する。
従来技術においては、前記タイプのポリマーに対しほん
のわずかの研究しかなされていない。数個の二重結合を
有するボリアミドが今迄に製造されたのは、電離線を用
いて架橋できるポリマーを製造することのみを目的とし
て行なわれたようである。1976年の日本特許公告第
125,016号、第125,017号及び第125,
018号(ケミカルアブストラクト8ス1977年参照
番号24,148〜24,159に要約されている)、
並びに、米国特許第3,483,104号によれば、前
記袈造物は2段階で製造される。
すなわち、まず、ポリアミドの前駆体をカルボン酸無水
物又は堪化物と加熱し、ついで、アクリル化合物を生成
したオリゴマーと反応させる。殆んどの場合、この反応
は溶剤中で行なわれ、適用温度は200℃を越えない。
この技術は、2〜4個の二重結合を有し、ボリアミド序
列が六一なり短かい、すなわち、二重結合当りのアミノ
酸残基部分が5個を越えないテロマーを含む。前述の米
国特許によれば、ボリアミド序列そのものの中にも不飽
和がある。従って、問題の物質は比較的高度の不飽和を
有する。以下のことが判明している。すなわち、出発原
料の比率を調整することにより所要最終組成を得るのは
むつかしく、副反応のために、酸無水物又は塩化物及び
アクリル誘導体の、ボリアミド前駆体に対する初期比率
は、生成するテロマー中に再現されない。
本発明は、鎖の両端に二重結合を有する不飽和ボリアミ
ドは、電離線による架橋性は別にして、その不飽和度が
比較的低い場合、例えば、アミノ酸部分6〜120個当
り二重結合を1つ有する場合でも、興味ある用途を有す
ると云う発明を出発点としている。該不飽和ボリアミド
を、遊離基を生ずる化合物の存在下で、或いは触媒の使
用なしに、180L〜300℃又はそれ以上の高温で架
橋することにより、成形品、被榎物、シール、等用の材
料を得ることができる。該不飽和ボリアミドをボリアミ
ド粉末と混合したものは、金属の被覆に用いることがで
き、該被覆物の付着力は大巾に改良したものである。
本発明物質の高分子は、以下の一般式で示すことができ
る。
(式中、FAは、重縮合度nの、脂肪族又は脂環族ボリ
アミド鎖モNH−A−Co+を示し、nは2〜240,
特に10〜50であり、R1、R2、R3及びR1′、
R2ζR3/は水素或いは、脂肪族、脂猿族又は芳香族
炭化水素基であり、同じであっても異なっていてもよい
。) 本発明物質の分子量は、640〜20,000、好まし
くは500〜IQ,000であることができる。
殆んどの場合、これら物質は白色固体であり、分子量次
第で脆さの多少がある。
当然、これら物質中のボリアミド鎖は、共重合体及び/
又は置換基を有するボリアミド単位よりなることができ
る。
本発明の不飽和ボリアミドの大部分は、130〜250
℃、特に150〜200℃で溶融する。
本発明の新規な製造法は、所要の不飽和ポリアミドを確
実に得ることができるものであり、該製造法は、(1)
炭素原子を少なくとも5つ含有し、大部分を占めるポリ
アミドモノマー、(2)加熱中生成するボリアミドのア
ミノ及び/又はカルボキシル末端基と反応することがで
きる活性基を有する、小部分を占める少なくとも1種の
不飽和化合物、並びに、(3)ボリアミド鎖の両端に対
する該不飽和化合物の結合を確実にする活性基を有する
、小部分を占める補助化合物(この補助化合物は、二酸
又はジアミンより選ばれるものである)を含有する混合
物を加熱することよりなる。
殆んどの場合、この製造法は1段階で行なわれ、3種の
反応物が共に溶融され、最終混合物の溶融点以上の温度
に加熱される。この加熱温度は200℃を越え、好まし
《は210〜300℃であり、殆んどの場合220〜2
80℃である。
従ってこの製造法は、既述の先行技術法と明らかに異な
る。先行技術法は少なくとも2段階を有し、200℃を
越えない温度を使う。
その結果、本発明においては、既知製造法の場合とは異
なり、理論による推定から組成を知ることができ、使用
反応物の割合から組成を再現できる不飽和ボリアミドの
製造が可能である。更に、本発明は、二重結合当り1〜
120又は120を越える、アミノ酸部分を有する、極
めて広範囲の不飽和ボリアミドを製造することができる
本発明の製造法の実用K当っては、加熱混合物が不活性
ガス、特に窒素の雰囲気中に保たれる。
加熱は一般に0.5〜10時間、より一般的には1〜6
時間続き、好ましくは攪拌が同時に行なわれる。
本発明の製造法で用いられるボリアミドの前駆体、すな
わち重縮合をうけてボリアミドになることができるモノ
マーは、1種以上のω−アミノ酸、ラクタム、二酸とジ
アミンとの塩又は二酸とジアミンとの混合物よりなる。
もちろん、これらの混合物を使用することもでき、その
場合は、コボリアミドが製造される。従って、ボリアミ
ドの製造に普通用いる化合物を使用することができる。
それらの化合物の例として、カブロラクタム、ラウリル
ラクタム、アミノカプロ/酸、エナントラクタム、7−
アミンへブタン酸、11−アミノウyデカン酸、12−
アミノドデカン酸、ジアミン(ヘキサメチレンジアミン
、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、
ドデカメチレンジアミン、メターキシレンジアミン、ビ
スーp−アミノシクロヘキシルメタンなどのような)と
、二酸(テレフタル酸、イソフタル酸、アジビン酸、ア
ゼライン酸、セパシン酸、ドデカンジカルボン酸、グル
タル酸等のような)の混合物又は塩がある。
もちろん、これらのアミン及び/又は酸は、業界既知の
置換基を有することができる。
ボリアミドの前駆体と共に加熱される不飽和化合物の選
択は極めて広い。この化合物は少なくとも1つの二重結
合を有し、また数個の二重結合を有することもでき、活
性基として、例えば、カルボキシ、ヒドロキシ、アミノ
、エボキシ、又はアルコキシカルボニル等を有する。活
性基として、アミノ基及びカルボキシル基が非常に有利
であり、容易に使用し得る。不飽和酸が特に興味ある。
何故なら、そのものは同時に鎖調整剤としても機能し、
その場合ボリアミド前駆体中のアξン基の一部をブロツ
クする。
前述の基を有する不飽和化合物は、色々の種類の有機化
合物であり得る。特に(1)式のタイプであることがで
きる。
〔式中R1、R2及びR3は同じでも異なっていて.も
よく、水素、ハアケン、アルキル、アリール%K7工二
ル、カルボキシ、ノルボルニル、チェニル、ビロリル又
はフリルであり、活性基Xは、一(■2)nCOOH.
(nは0〜17である)、−CH2−NH一(CH2)
11−COOH,−COO−CH2−q5(,,cH2
、YG(CH2)n’−COOR(n’は0か1であり
、Yはーcooか−CONHであり、RはH,アルキル
又はアリールである〕、−CH2−OH,−(CH2)
mNH2(mは0〜18である)である。〕 従って、(1)式の化合物の特K有利なものの例として
は、不飽和酸〔アクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、ク
ロトン酸、シトラコン酸、イタコン酸、ビニル酢酸、ウ
ンデシレン酸、マレイン酸、フマ/l/EIL2−(5
−ノルボルネン)アクリル酸、2一(5−フリル〕アク
リル酸、2−(3−ビロリル)アクリル酸、N−アリル
アミノ安息香酸、N一アクリロイルアミノ安息香酸、N
−メタクリロイルアミノ安息香酸、アクリロイルオキシ
安息香酸、メタクリロイルオキシ安息香酸、N−アクリ
ロイルー又はN−メタクリロイルーp−アミノフエニル
酢酸、N−アリルー11−アミノウンデカン酸、及び他
の類似酸〕並びにそれらのエステルがある。
本発明の製造法に適する不飽和化合物の他のタイプは、
(2)式で表わされる。
〔式中、2は−(CH2)fn/−COOR又は000
Rであり、Rはアルキル、アリール又は水素であり、m
′は1〜17の整数である。〕これらの化合物の例とし
ては、以下のN−マレインイミド酸及びそれらのエステ
ルがある。N−マレインイミドヘキサン酸、N−マレイ
ンイミドーp一安息香酸、N−マレインイミドウンデカ
ン酸、N−マレインイミドドデカン酸、など。
不飽和化合物として、(3)式の2環又は3環物質を用
いることもできる。
〔式中、TはーCH2−であるが、なくてもよい。Tが
ない場合は、(3)式の化合物は2環となる。Qは、>
N−C4H5−COOR又は>N−(CH2)m−co
oRであり、Rは水素、アルキル又はアリールであり、
mは1〜17である。〕これらの化合物の非制限的例と
ビて、酸無水物〔例えば、テトラヒドロフタル酸無水物
、p−N−マレインイミド安息香酸無水物、p一(エン
ドーシスービシクロ[2,2.1)ヘプトー5−イルー
2,3−ジカルボン酸)無水物〕から誘導されるイミド
をあげることができる。
本発明はその反応機構により制限されるものではないが
、発明の何たるかの一部を以下の反応式で示すことがで
きる。ω−アミノ酸NH2−A−COOHnモルとエチ
レン結合を有する酸RCH=CR’COOH1モルとを
加熱して、(I)式の不飽和ポリアミドを得る。
RCH=CR′一Coモ冊−A−CO+OH(’I)(
n回) この不飽和ボリアミドの一端は、使用した酸の不飽和基
RCH=CH・・・を有する。
ジアミンNH7−Q−NH2が添加されると、加熱によ
り、(I)式の不飽和ボリアミドの他端は、(II)式
に示すアミノ基となる。
・・・Co{−NH−A−Co−}NH−Q,−NH2
(It)エチレン結合を有する酸RCH=CHR’CO
OHの別の1モルを(II)式のポリマーと反応させる
ことにより、(It)式の化合物の一NH2はアミドに
変り、二重結合を2個、すなわち、鎖の両端のそれぞれ
に1個ずつ有する@)式のポリマーが得られる。
RC3=CR’COモNH−A−Co−}−1−NH−
Q−NHjOC−CR’−CHRCm)(n回フ 本発明の製造法の予期せぬ特色は、nモルのω−アミノ
酸を2モルの不飽和酸及び1モルのジアミンと事前に混
合する場合は、(1)式、(n)式及び@)式のポリマ
ーを生ずる前記3つの反応は同時に起り得る点に、ある
ようである。
同様に、本発明は不飽和アミンRCH=CR’−CH2
−)H2を使用して行なってもよい。その場合、一端に
不飽和を有する(転)式の不飽和ボリアミドが生成する
H+NH−A−Co−}NH−CH2−CR’=CHR
(R’)(n回) ジ不飽和ボリアミドにするために、奴》式のポリマーを
二重結合を有する酸で処理することにより、残っている
一NH2をアミドにかえることができる。
RCH=CR’−CoモNH−A−CO−(V)不飽和
基を結合させる別法として、始めに中間化合物として飽
和二酸HOOC−Q,−COOHを使用し、ついで2モ
ルのアミンRC’H=CR’−f:’H2−NH2又は
、例えばエボキシ化合物を前述の(It)式一@)式の
場合とは逆の方法で使用する。
前述の説明により、本発明により製造される不飽和ボリ
アミドの構造が概念的に分る。すでに先に述べた通り、
本発明のポリマーは普通、不飽和化合物1単位当りω−
アミノ酸からくるアミド単位を2〜120個所有する。
これらポリマーの数平均分子量は、ジ不飽和物の場合、
340〜20,000である。
本発明の新規な不飽和ボリアミドの特定用途として、こ
れらポリマーを従来型ボリアミドと混合して金属被覆物
を製造する。そのものの金属に対する付着力は、従来型
ポリアミドのそれよりもずっと優れている。塗布される
べき金属をまず加熱しついで、流動化Kより懸濁状態に
保たれているボリアミド粉末中K浸漬する方法は事実公
知である。金属表面でポリマーが溶融し、ついで固化し
て、被覆物が生成する。しかし、特に或る種の金属(中
でも亜鉛メッキ板、鋼、アルミニウム、亜鉛メッキ亜鉛
)に対するボリアεドの付着性は、改良の余地がある。
そのため、これら金属を予備処理に付すか、或いは、特
に該金属を無水又は熱水流の作用にさらされる用途(洗
たく機など)に用いようとする場合は、これら金属に下
塗剤をぬる必要がある。本出願人等は以下の予期せざる
事実を観察した。すなわち、本発明の不飽和ボリアミド
の粉末をボリアミド粉末に加えると、該ボリアミドの付
着性が改良される。
これは架橋により説明される。すなわち、高温での被覆
物の生成中に架橋が起り、この架橋が、磨耗、溶剤、屋
外暴露に対する被覆物の抵抗性を強化する。本発明の不
飽和ボリアミドを用いることにより、金属の予備処理、
特に下塗剤の塗布が不必要になり、否定し得ない技術的
進歩が得られる。
状況次第で、ボリアミドに添加する不飽和ボリアミドの
割合は,必要限度内で変えることができる。一般には、
ボリアミドが約1〜50重量%、最も普通には3〜15
重量係使用される。
本発明を以下の非制限的実施例により説明する。
実施例1 鎖の両端に末端不飽和を有する不飽和ボリアミドの製造 パイプライン6本(ガス導入用のもの、蒸留物受器につ
ながるコンデンサーを有する蒸留システムに接続するも
の、並びに馬蹄型攪拌機用のもの)を有する容量2Lの
金属製反応器に、11−アミノウンデカン酸600f(
2.985モル)、ヘキサメチレンジアミン12.66
F(α11モ/I/)及びクロトン酸1a7t((L2
2モル)(すなわち、クロトン酸1モル当りアミノ酸が
15.56モル)を導入する。反応器を窒素置換し、つ
いで、全部のノqルブを閉じて反応器を240℃に加熱
する。この温度上昇の期間は約45分である。60rp
mで攪拌し乍51時間反応させた後、反応圧を解放し、
ついで、窒素気流(30t/時)下で4時間反応を続け
る。反応が終了したら、反応器を30分間[L3〜α5
ミリノ;−ルの真空にする。ついで、ポリマーを水槽中
にとり出し、次に水と分離し、真空乾燥機中で50℃で
14時間乾燥する。粘度測定法で測定した所、数平均分
子量は5,500である。
固有粘度(’7]:6.15xIQ−4.Mn”8(m
−クレゾール、25℃)固有粘度 融点:1Bθ〜181℃(DEC) 得られる製品は白色で、脆く、無臭である。
実施例2 鎖の両端に末端不飽和な有する不飽和ポリアミドの製造 実施例1の反応器中で、ラウリルラクタム600f(五
〇5モル)、アジピン酸14.96f((L102モル
)及び次亜燐酸(触媒)1.29を処理し、ラクタム環
を開裂させる。窒素置換を3度行なった後、すべてのパ
ルブを閉じて反応器を260℃に加熱し、反応を6時間
続ける。反応器が冷却した後、試料5tをとり、そのも
のの数平均分子量をカルボキシレート基を調べることに
より測定し、ついで、ヘキサメチレンジアミン2&2f
(0.2モル)を、クロトン酸17.2f(0.2モル
〕と共に(すなわち、ラクタム15.25モル当りクロ
トン酸を1モル)添加する。
すべてのバルブを閉じて反応器を260℃で2時間加熱
し、ついで、圧を解放後、窒素下に250℃で6時間加
熱する。得られる製品+−i、以下の性状を有する。
〔η):1.55X1(1−5.Mn0・70(m−ク
レゾール、20℃)Mn(η冫:6,500融点:16
9℃得られる製品は白色で、脆く、無臭である。
実施例3 一端にカルボキシレート基を、他端に不飽和基を有する
有機化合物7種を用いて、実施例1通りに反応を行なう
このようにして、すなわち11−アミノウンデカン酸及
びヘキサメチレンジアミンを用いて合成した各種不飽和
ポリアミンの分子量及び融点の値を表1に示す。
表1 高分子Mn(η)融点、C(D8C) .,ユ.1,一一一響一一一一一一騨一一一一一一1−
一■―−一■曙−■−アクリル酸塩6.800190 桂皮酸塩へ225188 クロトン酸塩5.730184 メタクリル酸塩へ850184 テトラヒドロフタ45.050182 ウンデシレン酸塩4.720179 ナド酸塩5.770184 実施例4 ジ不飽和アクリリツクボリアミド 実施例1の反応器中に、ラウリルラクタム551.9f
(2.7モル)、アジビン酸14.6f(α1モル)及
び水55t(10重量q6)を導入する。ノ々ルブを閉
め、全体を270cで2時間加熱すると、圧力が27バ
ールに達する。ついで圧力をゆっくり解放し、窒素気流
下に1時間反応を続ける。反応器を放冷して210cに
下げ、ついでアクリル酸グリシジルCH2−CH−CO
OCH2−C%−,9H225.6t(Q.2モル)(
す〜 なわち、ラクタム1&5モル当りアクリル酸グリシジル
1モル)を添加する。反応を2時間続ける。
この場合、不飽和化合物(アクリル酸グリシジル)の活
性基はエボキシ基であることを知る必要がある。得られ
る不飽和ボリアミドの数平均分子量は5,750である
実施例5 過酸化物の存在下で架橋した不飽和ボリアミドの用途 実施例1に従い製造した、inが5,300のジクロト
ン酸塩ポリマーをまず粒径80ミクロン以下の粉末とし
、ジクミル,c−オキシド1.5重量俤を含有するアセ
トン溶液と混合し、ついで蒸発乾固して、均質な混合物
を得る。このものを直径125曽、厚さ21lllのス
テンレス裂の型の中で、210℃に予熱した加熱プレス
の定盤間において圧縮成形に付し、架橋プラークとする
。加圧は210℃、10バールで30分間行なう。
該ゾラークは黄色で、平滑、均質である。粉末化製品5
tをm−クレゾール25〇一中で周囲温度で攪拌し乍ら
24時間処理して測定したゲル含量は100慢である。
この製品は酸性溶剤又は塩基性溶剤K対し優れた抵抗性
を有する。機械的性質は興味あるものであり、特にクリ
ープは96時間後でも不変である。
表2 工so899クリープ(1デカニュートン■−2下にお
ける)時間 244896 伸び−7.37.97.9 シャルビー衝撃試験 ノツチなし+20℃破壊せず (工so979)−40℃破壊せず ノツチ付+20℃6.9Kjm−2 −40℃4.4′ 捩り曲げ剛性率 クラシュ・バーグ、デカニュートンan−2′5.08
5標準A8TMD1043法 引張り試験 破断点伸び俤38 破断応力、デカニュートンー−2五2 荷重撓み温度 464Kf/cm2(66psi)、’C(A8TMD
648)52実施例6 過酸化物で架橋したり不飽和ボリアミドの用途実施例5
と同じ条件下で、すなわち、過酸化物の存在下で、実施
例3に従って製造したジ不飽和ポリアミド11を用いて
、プラークを製造した。
プラークの強度を、180@折りたたむことにより測定
する。
各種の不飽和基について得られるゲル含量(係)を表3
に示す。
表3 ポリアミド中の不飽和基180@曲げゲル頷(旬ジアク
リル酸塩’+100 ジ桂皮酸塩+92 ジクロトン酸塩+100 ジアクリル酸グリシジル+100 ジメタクリル酸塩+100 ジメタクリル酸グリシジル+100 ビステトラヒドロ7タール酸塩−0 ビスウンデシレン酸塩12 ジナド酸塩+96 二酸オリゴマー(Mn:6ρ00)−0+:プラークの
破壊なし。
一:プラークの破壊あり。
これらの製品は、架橋前に所要着色剤を添加して大量に
着色することができる。
実施例7 ボリアミドと不飽和ボリアミドとの混合物80〜200
ミクロンの粒子よりなるポリアミドー11粉末95重量
部をMnが5,280のポリアミドー11−ビスークロ
トン酸塩ポリマー5部と、急速麗混合機中でよく、混合
し、乾燥する。得られる粉末は自由に流動する。そのも
のを空気を用いて懸濁させ、流動床を得る。100we
wX100mの鋼板をサンドブラストに付し、550℃
で10分間予熱し、ついで前記流動粉末床中に4秒間浸
漬させて、該鋼板上<n覆物を形成する。
被覆物は透明、平滑で、気泡を有さない。沸騰水に2,
000時間浸漬しても、被徨物の付着性はなくならない
。付着性は、被覆物を塩水ミスト中に100時問おいた
場合にも保持される。
これらの結果を、不飽和ボリアミドを添加してないポリ
アミドー11のみの対照品の結果と比較して、表4に示
す。
表4 沸騰水抵抗性1時間後2,000時間後ボリアミド11
混合物ボリアミド11混合物付着性(フランス標準NF
T58112法〕05.5〜4〇五5〜4 トラッキング3.50(f秀)0!!秀)ふくれ(AS
TMD71456) −10−10 本発明の混合物は、かなり改善した被覆物を与えること
が分る。
実施例8 液体被覆組成物への応用 これらのジ不飽和ポリマーはまた単体で、金属(例えば
、金属板のような平坦表面〕の連続被覆に用いることが
できる。
実施例1の不飽和ボリアミドを以下の形で用いた。
実施例1のポリアミド−11のジクロ97.7重量膚ト
ン酸塩 ジクミルパーオキシド1′ 添加剤PA57(シリコーン含有樹脂)0.3重量俤#
MODAFLOW’25h(アクリル酸樹脂)1ダ上記
混合物を展開剤(spreadingagent)とし
てのベンジルアルコール中に、30重量部(混合物)対
70重量部(アルコール)の割合で懸濁させる。
懸濁物をアルミニウム板上に塗り、240℃のオーブン
中で1分間加熱する。被覆物は外観良好で、下塗り剤の
使用なしにアルミニウム基板に直接に良く付着し、衝撃
及び水に対し優れた抵抗を示す。
表5を参照のこと。
実施例9 不飽和ポリアミドとボリアミドとの混合及び照射を用い
る架橋 以下のものをドラム中で混合する。
ポリアミドー11(Mn=7,ODO)48?,12ア
ミドー11−ジ桂皮酸塩ポリマー48t(Mn=3,0
00) ペンゾフエノン4t この混合物を圧縮して厚さ1720ms+のフイルムと
し、該フイルムを紫外線照射(楕円形反射器を有する1
,800W水銀ランプより照射され、スぱクトルは24
0〜400nm)に15秒間さらす。ゲル含量は72係
である。
手続補正書 昭和60年4月l2日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和59年特許願第246412号 2発明の名称 ボリアミド序列の両端のおのおのに少なくとも1つの不
飽和を有する不飽和ポリアミドの製造法、該製造法によ
り得られるポリマー、並びに該ポリマーの用途 3補正をする者 事件との関係特許出願人 名称アトケム 4代理人 住所東京都千代田区永田町1丁目11fi28号相互第
10ビルディング8階電話581−9371氏名(71
01)弁理士山崎行造(′7同所 氏名(8821)弁理士生田哲郎j 1, 5補正命令の日付i 昭和年月日 6補正の対象 願書面中特許出願人の代表者の欄、明細書のタイプ浄書
、及び代理権2証明する書面・7・−’,’.−,1’
,iS、7補正の内容l−\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも2つの不飽和を有する不飽和ボリアミ
    ド、すなわち、ボリアミド序列の両端の各各に少なくと
    も1つの不飽和を有する不飽和ボリアミドを製造する方
    法において、大部分を占める、少なくとも炭素原子を5
    個有するポリアミドモノマーを重合させるか、或いは大
    部分を占めるポリアミドオリゴマーを加熱させ、その場
    合、(イ)生成ボリアミドのアミノ及び/又はカルボキ
    シル末端基と反応し得る、小部分を占める、少なくとも
    1fiの不飽和化合物、並びに(ロ)ボリアミド鎖の両
    端に対する該不飽和化合物の結合を確実Kする、小部分
    を占める補助化合物の存在下で、かつ、前記三反応物質
    をそれらの最終混合物の溶融点以上の温度に溶融させて
    、前記重合又は加熱を行なうことを特徴とする、方法。 (2)%許請求の範囲第(1)項に記載の方法において
    、加熱温度が200℃より高ク、特に210〜300℃
    、より好ましくは220〜280℃である、方法。 (3)4?許請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記
    載の方法Kおいて、加熱をうける混合物が、ボリアξド
    モノマ−2〜240モル当り、不飽和化合物を2モル、
    並びに補助化合物特にジカルボン酸又はジアミンを1モ
    ル含有する、方法。 (4)特許請求の範囲第《3》項に記載の方法において
    、混合物が、ポリアミドモノマ−12〜240モル特に
    20〜100モル当り、不飽和化合物を2モル、並びに
    補助化合物を1モル含有する、方法。 (5》特許請求の範囲第(1)項〜第(4》項の何れか
    に記載の方法において、1つ以上の二重結合を有する不
    飽和化合物が、活性基、特にカルボキシ、ヒドロキシ、
    アミノ、エボキシ又はエステル基を有することを特徴と
    する、方法。 (6)特許請求の範囲第(1》項〜第(5)項の何れか
    に記載の方法において、不飽和化合物がR’R2C−C
    R3X型〔たソし、只1、R2、R5は同じでも異なっ
    ていてもよく、水素、ノ・ロゲン、アルキル、アリール
    (特にフエエル)、力〆ボキシ、ノルボルニル、チェニ
    ル、ビロリル又はフリルであり、Xは−(CH2)nC
    OOH(たソし、nはO−17)、−CH2−1!{−
    (CH2)11−C00H、−COO−CH2一町9H
    2、Y−C,5H4−COOR(たソし、Yは−COO
    −、又は一〇〇−NH−であり、Rは水素、アルキル又
    はアリールである)、−CH20H,又はー(CH2)
    mNH2(たソしmは0〜18)である。〕である、こ
    とを特徴とする方法。 (7)特許請求の範囲第《6)項に記載の方法において
    、不飽和化合物がアクリル酸又はメタクリル酸である、
    方法。 (8)特許請求の範囲第(6)項に記載の方法において
    、不飽和化合物が桂皮酸、クロトン酸又はウンデシレン
    酸である:方法。 (9)%許請求の範囲第(1)項〜第(5)項の何れか
    に記記の方法において、不飽和化合物が (たソし、2はー(CH2)m’”COOR又は−C6
    H4−COORであり、Rはアルキル、アリール又は水
    素であり、m′は−1〜17の整数である。この化合物
    は特に、N−マレイミドヘキサン酸、N−マレイミドー
    t一安息香酸、N−マレイミドウンデカン酸又はN−マ
    レイミドドデカン酸或いはそれらのエステルである。)
    である、ことを特徴とする方法。 α1特許請求の範囲第(1)項〜第(5)項の何れかに
    記載の方法において、不飽和化合物が2項又は5環物質
    である、ことを特徴とする方法。 (11)両端に不飽和基を有するボリアミド序列よりな
    る新規ポリマーにおいて、該ボリアミド序列が、二重結
    合当り、ボリアミド前駆体の部分を6〜120個特に1
    0〜50個有する、ことを特徴とする新規ポリマー。 (自)特許請求の範囲第α役項に記載のポリマーにおい
    て、ポリマーの数平均分子量が340〜20,000、
    好ましくは500〜10,000である、ことを特徴と
    するポリマー。 (自)両端に不飽和基を有するボリアミド序列よりなる
    不飽和ポリマーを、遊離基の存在下又は加熱により架橋
    し得る樹脂の製造に用いる用途において、該ポリマーは
    単独で用いられるかボリアミドと混合使用され、かつ、
    該用途が特に成形品、被覆物或いはシールである、用途
    。 ←→特許請求の範囲第03項に記載の用途において、二
    重結合当りボリアミドの前駆体部分を6〜120個有す
    るポリマー1〜30重量幅をボリアミド粉末とまぜ、該
    粉末を加熱金属に施し、該金属上に付着性被覆物を形成
    する、用途。
JP24641284A 1983-11-23 1984-11-22 ポリアミド序列の両端のおのおのに少なくとも1つの不飽和を有する不飽和ポリアミドの製造法、該製造法により得られるポリマ−、並びに該ポリマ−の用途 Pending JPS60228534A (ja)

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