JPS6022763Y2 - ケ−ブル線路 - Google Patents
ケ−ブル線路Info
- Publication number
- JPS6022763Y2 JPS6022763Y2 JP11351779U JP11351779U JPS6022763Y2 JP S6022763 Y2 JPS6022763 Y2 JP S6022763Y2 JP 11351779 U JP11351779 U JP 11351779U JP 11351779 U JP11351779 U JP 11351779U JP S6022763 Y2 JPS6022763 Y2 JP S6022763Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- banger
- suspended
- floats
- bending radius
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ケーブル線路、特に水中又は水上に布設され
たケーブル線路の改良に関するものである。
たケーブル線路の改良に関するものである。
従来海中に布設されるケーブルは、がい装材の海底ケー
ブルを、海底に敷設又は埋設しており、一方海上に布設
されるケーブルは、ケーブルをプラスチックパイプに納
めて、海上に浮べる方法が採用されていた。
ブルを、海底に敷設又は埋設しており、一方海上に布設
されるケーブルは、ケーブルをプラスチックパイプに納
めて、海上に浮べる方法が採用されていた。
しかしながら、海上に揺動する設備、例えば、養殖いけ
すポンプパージ、あるいは、海上備蓄石油タンクのポン
プ等への給電ケーブルとして、従来のケーブル布設方法
を採用した場合は次の欠点があった。
すポンプパージ、あるいは、海上備蓄石油タンクのポン
プ等への給電ケーブルとして、従来のケーブル布設方法
を採用した場合は次の欠点があった。
即ち、がい装材海底ケーブルの場合、海底からの立上り
部に繰り返しの曲げが加わり、疲労断線が生じる欠点が
あり、又、海上に浮べる場合は、風、波、潮流で流され
、異常張力が発生し断線し易い欠点があった。
部に繰り返しの曲げが加わり、疲労断線が生じる欠点が
あり、又、海上に浮べる場合は、風、波、潮流で流され
、異常張力が発生し断線し易い欠点があった。
本考案は以上の諸点にかんがみ、従来の布設方法の欠点
を解消し、断線のおそれのないケーブル布設線路の提供
を目的として為されたもので、その要旨とするところは
、木表に所定間隔を置いて浮かべられた複数個の浮子と
、それ自身の一端を上記各浮子に接続して当該各浮子の
下方に吊り下げられた複数本のロープの他端に吊り下げ
られた複数個の鐘と、上記各ロープの途中乃至上記各浮
子の上方に設けられたバンガーと、当該各バンガーにそ
れ自身の途中を載置して支持固定することにより全体に
蛇行状を呈して懸架布設されたケーブルと、上記各ロー
プの途中に設けられた円板状スペーサと、上記布設ケー
ブルに異常張力が働くのを防止するため相隣れる上記バ
ンガー間に接続された異常張力防止用ワイヤーとより戊
り、上記ハンガーは布設ケーブルを収納し得る上部開放
溝を有し且つ該溝は長手方向に布設ケーブルの許容曲げ
半径以上の半径をもって円弧状に曲げられて成るもので
戒り、また上記各スペーサは上記各ノ）ンガー相互間に
おける布設ケーブルの蛇行状谷部の曲げ半径がそれ自身
の許容曲げ半径以下とならないだけの各ハンガー間距離
を保持できる大きさを有するもので成ることを特徴とす
るケーブル線路。
を解消し、断線のおそれのないケーブル布設線路の提供
を目的として為されたもので、その要旨とするところは
、木表に所定間隔を置いて浮かべられた複数個の浮子と
、それ自身の一端を上記各浮子に接続して当該各浮子の
下方に吊り下げられた複数本のロープの他端に吊り下げ
られた複数個の鐘と、上記各ロープの途中乃至上記各浮
子の上方に設けられたバンガーと、当該各バンガーにそ
れ自身の途中を載置して支持固定することにより全体に
蛇行状を呈して懸架布設されたケーブルと、上記各ロー
プの途中に設けられた円板状スペーサと、上記布設ケー
ブルに異常張力が働くのを防止するため相隣れる上記バ
ンガー間に接続された異常張力防止用ワイヤーとより戊
り、上記ハンガーは布設ケーブルを収納し得る上部開放
溝を有し且つ該溝は長手方向に布設ケーブルの許容曲げ
半径以上の半径をもって円弧状に曲げられて成るもので
戒り、また上記各スペーサは上記各ノ）ンガー相互間に
おける布設ケーブルの蛇行状谷部の曲げ半径がそれ自身
の許容曲げ半径以下とならないだけの各ハンガー間距離
を保持できる大きさを有するもので成ることを特徴とす
るケーブル線路。
本考案の一実施例を、添付図面を参照してさらに説明す
る。
る。
第１図において、１は海中２の表面に所定間隔毎に配置
された浮子であり、その下部にはロープ３によりスペー
サ４、ハンガー５及び鐘６が吊り下げられている。
された浮子であり、その下部にはロープ３によりスペー
サ４、ハンガー５及び鐘６が吊り下げられている。
浮子１及びハンガー５は、鐘６の存在により、垂直に保
たれている。
たれている。
７はケーブルにして、ハンガー５に固定され、蛇行状に
懸架布設されている。
懸架布設されている。
８はケーブル７より短かい異常張力防止用保護ワイヤー
であり、浮子１が風、波、潮流で移動した場合でも、ケ
ーブル７に異常張力が加わらない様にするためのもので
ある。
であり、浮子１が風、波、潮流で移動した場合でも、ケ
ーブル７に異常張力が加わらない様にするためのもので
ある。
スペーサ４は第４図にも示すように円板形状のもので、
浮子１間が接近して、ケーブル７の蛇行状谷部が、ケー
ブルの許容曲げ半径以下とならない様にするため、浮子
１を所定の間隔以上に保持するためのものである。
浮子１間が接近して、ケーブル７の蛇行状谷部が、ケー
ブルの許容曲げ半径以下とならない様にするため、浮子
１を所定の間隔以上に保持するためのものである。
ハンガー５は、第２図および３図にも示すように金属又
はプラスチックよりつくられており、ケーブル７の許容
曲げ半径以上の半径を有する半円状のもので、挟持カケ
−プル７を支持固定するための収納溝１２を有し、また
浮子１、鐘６及び隣接ハンガー５間をロープ３及びワイ
ヤー８で接続するための浮子連結索用穴突起９、鐘吊下
げ常用穴付突起１０、ハンガ一連結索用穴付突起１１が
設けられている。
はプラスチックよりつくられており、ケーブル７の許容
曲げ半径以上の半径を有する半円状のもので、挟持カケ
−プル７を支持固定するための収納溝１２を有し、また
浮子１、鐘６及び隣接ハンガー５間をロープ３及びワイ
ヤー８で接続するための浮子連結索用穴突起９、鐘吊下
げ常用穴付突起１０、ハンガ一連結索用穴付突起１１が
設けられている。
鐘６は海中２に吊り下げられた状態でも何らさしつかえ
ないが、海底９に着底させた場合、一層安定する。
ないが、海底９に着底させた場合、一層安定する。
本考案は以上説明した実施例により限定されるものでは
なく、例えば第５図に示すようにハンガー５を浮子１３
の上部にやぐら１４を介してて設け、ケーブル７を海上
に布設しても良い。
なく、例えば第５図に示すようにハンガー５を浮子１３
の上部にやぐら１４を介してて設け、ケーブル７を海上
に布設しても良い。
この様にして成る本考案は、次の利点を有するものであ
り、その実用的価値は非常に大なるものがある。
り、その実用的価値は非常に大なるものがある。
（１）ケーブルは海底でこすられることがなく、寿命が
長い。
長い。
（２）岩だらけの海底では、従来海底ケーブルは布設で
きなかったが、海底の土質に関係なく布設ができる。
きなかったが、海底の土質に関係なく布設ができる。
（３）ケーブルの張り替えが容易であ。
（４）揺動する海上施設物への布設が容易であり、断線
の心配もない。
の心配もない。
（５） ケーブルの異常張力が防止でき、寿命が長く
なる。
なる。
（６）海上浮子ケーブルのような特殊な構造のケーブル
を用いる必要がない。
を用いる必要がない。
第１図は本考案ケーブル線路の一実施例を示す正面図、
第２図は第１図の要部を示す正面図、第３図は第２図の
側面図、第４図は第１図の要部を示す平面図、第５図は
本考案ケーブル線路の他の実施例を示す正面図である。
第２図は第１図の要部を示す正面図、第３図は第２図の
側面図、第４図は第１図の要部を示す平面図、第５図は
本考案ケーブル線路の他の実施例を示す正面図である。
Claims (1)
- 木表に所定間隔を置いて浮かべられた複数個の浮子と、
それ自身の一端を上記各浮子に接続して当該各浮子の下
方に吊り下げられた複数本のロープと、該各ロープの他
端に吊り下げられた複数個の鐘と、上記各ロープの途中
乃至上記各浮子の上方に設けられたバンガーと、当該各
バンガーにそれ自身の途中を載置して支持固定すること
により全体の蛇行状を呈して懸架布設されたケーブルと
、上記各ロープの途中に設けられた円板形状スペーサと
、上記布設ケーブルに異常張力が働くのを防止するため
相隣れる上記バンガー間に接続された異常張力防止用ワ
イヤーとより戒り、上記各バンガーは布設ケーブルを収
納し得る上部開放溝を有し且つ当該溝は長手方向に布設
ケーブルの許容曲げ半径以上の半径をもって円弧状に曲
げられて成るもので戒り、また上記各スペーサは上記各
バンガー相互間における布設ケーブルの蛇行状谷部の曲
げ半径がそれ自身の許容曲げ半径以下とならないだけの
各バンガー間距離を保持できる大きさを有するもので成
ることを特徴とするケーブル線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11351779U JPS6022763Y2 (ja) | 1979-08-18 | 1979-08-18 | ケ−ブル線路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11351779U JPS6022763Y2 (ja) | 1979-08-18 | 1979-08-18 | ケ−ブル線路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632928U JPS5632928U (ja) | 1981-03-31 |
| JPS6022763Y2 true JPS6022763Y2 (ja) | 1985-07-06 |
Family
ID=29345806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11351779U Expired JPS6022763Y2 (ja) | 1979-08-18 | 1979-08-18 | ケ−ブル線路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022763Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014093902A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Hitachi Metals Ltd | 洋上風力発電用配線システム及び洋上風力発電システム |
| WO2021166776A1 (ja) * | 2020-02-19 | 2021-08-26 | 住友電気工業株式会社 | 浮体装置およびケーブル布設構造 |
| CN114884004A (zh) * | 2022-05-10 | 2022-08-09 | 中天科技海缆股份有限公司 | 一种动态缆保护系统及风电系统 |
-
1979
- 1979-08-18 JP JP11351779U patent/JPS6022763Y2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014093902A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Hitachi Metals Ltd | 洋上風力発電用配線システム及び洋上風力発電システム |
| WO2021166776A1 (ja) * | 2020-02-19 | 2021-08-26 | 住友電気工業株式会社 | 浮体装置およびケーブル布設構造 |
| CN114884004A (zh) * | 2022-05-10 | 2022-08-09 | 中天科技海缆股份有限公司 | 一种动态缆保护系统及风电系统 |
| CN114884004B (zh) * | 2022-05-10 | 2023-10-31 | 中天科技海缆股份有限公司 | 一种动态缆保护系统及风电系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632928U (ja) | 1981-03-31 |
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