JPS62258883A - 浮体係留装置 - Google Patents
浮体係留装置Info
- Publication number
- JPS62258883A JPS62258883A JP10149386A JP10149386A JPS62258883A JP S62258883 A JPS62258883 A JP S62258883A JP 10149386 A JP10149386 A JP 10149386A JP 10149386 A JP10149386 A JP 10149386A JP S62258883 A JPS62258883 A JP S62258883A
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- Japan
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- mooring
- floating body
- water
- buoy
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- 238000007667 floating Methods 0.000 title claims abstract description 30
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 39
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 2
- 238000009428 plumbing Methods 0.000 abstract 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000003643 water by type Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000009193 crawling Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
貯水池などの水質を常時観測するブイ等の浮体を、大き
な水位差に追従し、振れ回りなく係留し、かつ、浮体よ
り基地局まで導設する取水ホース、電源ケーブル、セン
サケーブルを長期間にわたりからみ、切断等の事故なく
導設することができる浮体係留装置に関する。
な水位差に追従し、振れ回りなく係留し、かつ、浮体よ
り基地局まで導設する取水ホース、電源ケーブル、セン
サケーブルを長期間にわたりからみ、切断等の事故なく
導設することができる浮体係留装置に関する。
(2)従来の技術
従来観測ブイ等の係留は第6図3に示すように3本の係
留索による3点係留が行われ、ブイ中央より電源ケーブ
ル、センサケーブル、取水ホースを垂下して水底に至り
、さらに水底を這わせて地上の基地局迄等設していた。
留索による3点係留が行われ、ブイ中央より電源ケーブ
ル、センサケーブル、取水ホースを垂下して水底に至り
、さらに水底を這わせて地上の基地局迄等設していた。
(3) 発明が解決しようとする問題点しかし、この
方法では、水位差が大きい貯水池とか、干満差が大きい
海域では、第6図すに示すように係留索がたるんでブイ
が振れ回り、導設電線がからみ切断するという欠点があ
った。
方法では、水位差が大きい貯水池とか、干満差が大きい
海域では、第6図すに示すように係留索がたるんでブイ
が振れ回り、導設電線がからみ切断するという欠点があ
った。
(4)問題点を解決するための手段
この発明は、2地点の水底の沈錘に設けた係留環、ある
いは水深が比較的深い所では水底より適宜な深さまで立
設した支持部材の頂部に設けた係留環に2本の係留杆の
それぞれの1端を係止し、他端を浮体に係止して平面V
字状に浮体を係留する装置である。以下図面に従って発
明の内容を詳述する。
いは水深が比較的深い所では水底より適宜な深さまで立
設した支持部材の頂部に設けた係留環に2本の係留杆の
それぞれの1端を係止し、他端を浮体に係止して平面V
字状に浮体を係留する装置である。以下図面に従って発
明の内容を詳述する。
第1図は本発明の浮体係留装置を示す平面図で、第2図
はその側面図である。(2)は浮体のブイで、係留杆(
1)の下端(1′)は水底に沈設された沈錘(3)の係
留環(f’)に係止され、上端(1“)は浮体側面の両
側に設けた係止片(2)に揺動自在に係止されている。
はその側面図である。(2)は浮体のブイで、係留杆(
1)の下端(1′)は水底に沈設された沈錘(3)の係
留環(f’)に係止され、上端(1“)は浮体側面の両
側に設けた係止片(2)に揺動自在に係止されている。
第2図中Aは低水位線で、この状態を実線で示し、Bは
高水位線で、この状態を1点鎖線で示す。図中(4)は
浮体(2)より係留杆(1)に沿って水底に至り基地局
まで導設された電源ケーブル、センサーケーブルあるい
は取水ホース等の電線、ホース類である。
高水位線で、この状態を1点鎖線で示す。図中(4)は
浮体(2)より係留杆(1)に沿って水底に至り基地局
まで導設された電源ケーブル、センサーケーブルあるい
は取水ホース等の電線、ホース類である。
ブイ(2)の支持片(Z)の取付位置は、ブイの両側面
で両位置の中心が浮心の鉛直線上にあるようにすれば、
ブイは係留杆(1)の重量が支持片(z)にかかっても
傾かない。また支持片(Z)の取付位置の高さをブイの
水流抵抗の中心位置高さに一致させておけは、ブイは水
流抵抗により傾くことはない。ブイは通常のブイでよい
が、本実施例では浮体(2)下面に十字状抵抗板兼重錘
(2′)を設け、支持片(Z)の上方と下方の水流抵抗
のバランスをとり、水流、波浪でも傾かないようにする
。また係留杆(1)はパイプの両端を盲板でふさぎ、そ
の上にアイプレートを取付けたもので、係留杆全体の比
重を1とすると、ブイの支持片(Z)に掛る力は殆ど0
となる。
で両位置の中心が浮心の鉛直線上にあるようにすれば、
ブイは係留杆(1)の重量が支持片(z)にかかっても
傾かない。また支持片(Z)の取付位置の高さをブイの
水流抵抗の中心位置高さに一致させておけは、ブイは水
流抵抗により傾くことはない。ブイは通常のブイでよい
が、本実施例では浮体(2)下面に十字状抵抗板兼重錘
(2′)を設け、支持片(Z)の上方と下方の水流抵抗
のバランスをとり、水流、波浪でも傾かないようにする
。また係留杆(1)はパイプの両端を盲板でふさぎ、そ
の上にアイプレートを取付けたもので、係留杆全体の比
重を1とすると、ブイの支持片(Z)に掛る力は殆ど0
となる。
(5) 作用
本発明は以上のように構成したため、高水位の時も低水
位のときも2本の係留杆により平面V字状に浮体を支持
され、浮体は定位置を保ったまま水位に追従する。また
波浪、水流による浮体の動揺は殆どない。したがって浮
体より係留杆(1)、沈錘(3)に沿わして水底に導設
した電線、パイプ類は、もつれ、極端な折れ曲りによる
破損はない。
位のときも2本の係留杆により平面V字状に浮体を支持
され、浮体は定位置を保ったまま水位に追従する。また
波浪、水流による浮体の動揺は殆どない。したがって浮
体より係留杆(1)、沈錘(3)に沿わして水底に導設
した電線、パイプ類は、もつれ、極端な折れ曲りによる
破損はない。
(6)実施例
以上は比較的浅い水域に使用する浮体係留装置であるが
、第3図に、少し深い水域での浮体係留装置の側面図を
示す。図中(コ)は沈錘(3)上に立設した支柱で、そ
の上端に係留環(3)を設けたもので、係留環(′3)
に係留杆(1)の下端(1′)を係止すること、および
2本の係留杆(1)によりブイ(2)を支持することは
前記の実施例と全く同じで、その作用も同様である。第
4図は、さらに深い水域あるいは波浪のある水域で本発
明を実施した浮体係留装置で、第3図の支柱(3′)の
代りに、下端を沈錘(3)に連結した柱体(3′)に水
中フロート(3”)を設け、その上端に係留環(3′)
を取付け、水中フロート(3’)の浮力により水中に直
立させた係留環(コ)の支持体を用いた装置である。
、第3図に、少し深い水域での浮体係留装置の側面図を
示す。図中(コ)は沈錘(3)上に立設した支柱で、そ
の上端に係留環(3)を設けたもので、係留環(′3)
に係留杆(1)の下端(1′)を係止すること、および
2本の係留杆(1)によりブイ(2)を支持することは
前記の実施例と全く同じで、その作用も同様である。第
4図は、さらに深い水域あるいは波浪のある水域で本発
明を実施した浮体係留装置で、第3図の支柱(3′)の
代りに、下端を沈錘(3)に連結した柱体(3′)に水
中フロート(3”)を設け、その上端に係留環(3′)
を取付け、水中フロート(3’)の浮力により水中に直
立させた係留環(コ)の支持体を用いた装置である。
この装置は、波浪域で使用する場合、波浪による衝撃力
を柱体(3#)の傾斜により緩和されるので、波浪域で
の使用に適している。
を柱体(3#)の傾斜により緩和されるので、波浪域で
の使用に適している。
肝
第5図3およびbは、係留暑(1)の途中にシテックア
ブソーバを設けたものおよび係留杆(1)の上端、下端
の連結部を示す側面図と平面図の詳細図である。シN’
)クアブソーバは本例ではゴム等の弾性体の中にバネを
仕込んだものを示す。
ブソーバを設けたものおよび係留杆(1)の上端、下端
の連結部を示す側面図と平面図の詳細図である。シN’
)クアブソーバは本例ではゴム等の弾性体の中にバネを
仕込んだものを示す。
(7)発明の効果
以上のように構成したため
(a)大きな水位変化にもブイが追従でき、ブイの振れ
回りがない。
回りがない。
(b)ブイが流れに傾かない。係留点がブイの側面にあ
り、支持片(2′)の上下の水流抵抗がバランスするの
で傾かない。また波浪による動揺も少い。
り、支持片(2′)の上下の水流抵抗がバランスするの
で傾かない。また波浪による動揺も少い。
(cl波浪域でも使用できる。上記理由で波浪に強いが
、特に第4図に示したタイプは波浪域での使用に適する
。
、特に第4図に示したタイプは波浪域での使用に適する
。
(d)係留索にケーブル、ホース類を沿わずことができ
る。係留索がパイプの杆状であるため伸縮せず、折れ曲
りがなく、沿わしたケーブル類が破損することがない。
る。係留索がパイプの杆状であるため伸縮せず、折れ曲
りがなく、沿わしたケーブル類が破損することがない。
(elごく浅水域でも設置できる。ブイの直下に沈錘が
ないため、ブイの底部に沈錘が接触してブイが破損する
ことがなく、ごく浅水域でも設置できる。
ないため、ブイの底部に沈錘が接触してブイが破損する
ことがなく、ごく浅水域でも設置できる。
(0係留索(係留杆)の水中重量が小さく、殆ど0に近
いため、ブイの浮力が小−さくで良く、ブイを小型化で
きる。
いため、ブイの浮力が小−さくで良く、ブイを小型化で
きる。
(g)係留索にチェーンを使わず、パイプを使うので、
安価である。また3点係留式(第6図)に比べ設置工事
が容易である。
安価である。また3点係留式(第6図)に比べ設置工事
が容易である。
以上のようなすぐれた効果があり次のブイの係留に適し
た係留装置である。
た係留装置である。
(−)湖沼用水質観測ブイ、水位変動が大きく、ケーブ
ル類、ホース類のゐ設が必要である。
ル類、ホース類のゐ設が必要である。
(b)河川用航路ブイ、流れが強い河川でも大きなブイ
を用いることなく、振れ回りが殆どなく、傾斜か小さい
ブイを設置できる。
を用いることなく、振れ回りが殆どなく、傾斜か小さい
ブイを設置できる。
(C)海象観測ブイ、パイプ部が多く、水温計等のセン
サーを固定しやすく、ブイ直下に流向流速計(第3図の
(5))が取付できる。
サーを固定しやすく、ブイ直下に流向流速計(第3図の
(5))が取付できる。
その他、ごく浅海用ブイ、給餌ブイ等の係留に適してい
る。
る。
第1図は本発明の浮体係留装置の平面図、第2図はその
側面図、第3図は本発明の別の実施例を示す側面図、第
4図はさらに別の実施例の側面図、第5図aおよびbは
シ櫂ツクアブソーバを係留杆の途中に設けた場合および
係留杆の上端、下端の係止部の詳細を示す側面図および
平面図、第6図aは従来例の3点係留した浮体、第6図
すはその低水位となった場合の状態を示した図である。 (1)・・係留杆、(2)・・・浮体、(3)・・・沈
錘、(4)・・・電線、ホース類 図 面 第 1 図 第 20 的30
側面図、第3図は本発明の別の実施例を示す側面図、第
4図はさらに別の実施例の側面図、第5図aおよびbは
シ櫂ツクアブソーバを係留杆の途中に設けた場合および
係留杆の上端、下端の係止部の詳細を示す側面図および
平面図、第6図aは従来例の3点係留した浮体、第6図
すはその低水位となった場合の状態を示した図である。 (1)・・係留杆、(2)・・・浮体、(3)・・・沈
錘、(4)・・・電線、ホース類 図 面 第 1 図 第 20 的30
Claims (1)
- 2地点の水底の沈錘またはその直上方に設けた水中の各
係留環に、それぞれ1端を係止し他端を浮体に係止した
2本の係留杆により、平面v字状に浮体を係留すること
を特徴とする浮体係留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101493A JPH0733152B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 浮体係留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101493A JPH0733152B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 浮体係留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258883A true JPS62258883A (ja) | 1987-11-11 |
JPH0733152B2 JPH0733152B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14302191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61101493A Expired - Lifetime JPH0733152B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 浮体係留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733152B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015054566A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | 三井造船株式会社 | 浮体の係留装置 |
JP2017035998A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 公立大学法人大阪府立大学 | 傾斜スパーブイ |
CN110745211A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-04 | 招商局海洋装备研究院有限公司 | 一种适用于浅水环境的永久系泊装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132995A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-16 | Dechitsupuman Mekaniku E Idoro | Floating facilities mooring system |
JPS5626597A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-14 | Mitsubishi Electric Corp | Distributor for sludge |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP61101493A patent/JPH0733152B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132995A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-16 | Dechitsupuman Mekaniku E Idoro | Floating facilities mooring system |
JPS5626597A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-14 | Mitsubishi Electric Corp | Distributor for sludge |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015054566A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | 三井造船株式会社 | 浮体の係留装置 |
JP2017035998A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 公立大学法人大阪府立大学 | 傾斜スパーブイ |
CN110745211A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-04 | 招商局海洋装备研究院有限公司 | 一种适用于浅水环境的永久系泊装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0733152B2 (ja) | 1995-04-12 |
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