JPS60226884A - セフアロスポリン誘導体 - Google Patents

セフアロスポリン誘導体

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JPS60226884A
JPS60226884A JP8323384A JP8323384A JPS60226884A JP S60226884 A JPS60226884 A JP S60226884A JP 8323384 A JP8323384 A JP 8323384A JP 8323384 A JP8323384 A JP 8323384A JP S60226884 A JPS60226884 A JP S60226884A
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JP
Japan
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group
compound
water
formula
cephem
Prior art date
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Pending
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JP8323384A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yoshioka
吉岡 利幸
Hiroo Matsumoto
裕生 松本
Minoru Furukawa
稔 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗菌薬として有用な一般式 (式中 Hlは置換基を有することもある複素環を、R
2は低級アルキル基を、Xはハロゲン原子又は低級アル
コキシ基を意味する)で示されるセファロスポリン誘導
体およびそれらの塩に関するものである。
ここで低級アルキル基としてはメチル基、エチル基、ル
ープルピル基、1−プロピル基等が挙げられる。ハロゲ
ン原子としてはフルオロ、クロp、ブロモ、ヨードが低
級アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、ルー
プロポキシ基、1−プロポキシ基等が挙げられる。
R1の複素環としてはチアゾール、イミダゾール、オキ
サゾール、)リアゾール、テFラゾール、チオフェン、
ピロール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン及びそれら
が水素化された環。
例えばピペリジン、ピペラジン、イミダシリン。
イミダゾリジン等が例示され、この環上にアミノ基、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、ヒドロキシル基、メ
ルカプト基、ハロゲン等が置換することもある。代表的
な複素環としては2−アミノチアゾールを挙げることが
できる。
一般式(1)で表わされる化合物の塩としては。
ギ酸、メタンスルホン酸等の有機酸、塩酸、硫酸等の無
機酸との塩、あるいはナトリウム塩。
カリウム塩等の無機塩基類が挙げられる。
本発明の一般式(I)で表わされる化合物は新規化合物
であり9次に示す方法によって製造することができる。
製造法人 (式中 Hl、 R2およびXは前記に同じ。R3は低
級アルキル基を意味する) 化合物(■)のセフェム環8位アシルオキシ基の置換ピ
リジニオ基への変換反応は、化合物(II)をヨウ化ナ
トリウム、臭化カリウム、チオシアン化カリウムの如き
無機塩又はI)−)ルエンスルホン酸ナトリウムの如き
有機塩の存在下に置換ピリジンと可及的少量の水または
含水溶媒9例えば含水アセトニトリル、含水テトラヒド
ロフラン等の反応に関与しない溶媒中加熱することによ
って目的とする化合物(1)を製造することができる。
この反応は室温から100℃、好ましくは60℃から8
0℃附近で行なう。別法として、ピリジン環上のアミン
基を通常用いられるアミ7基の保護基9例えばホルミル
基、トリチル基、第三ブトキシカルボニル基等で保Mし
上記の反応条件によってアミノ基が保護された置換ピリ
ジニオ−8−セフェム体とし、これを脱保護することに
よっても目的化合物を製造することができる。脱保護剤
としては、塩酸の如き無機酸のアルコール混合液、ギ酸
、トリフルオロ酢酸の如き有機酸、あるいはこれらの混
合液が用いられ2反応温度は0°Cないし50℃。
好ましくは15°Cから80°C附近である。
製造法B (式中 Hl、R2およびXは前記に同じ。♂はR1と
同じか保護基を有するR′を意味する。Zは水素又はセ
ファロスポリン誘導体の製造で通常用いられるアミノ基
の保護基1例えばホルミル基。
トリチル基、第三ブトキシカルボニル基、パラメトキシ
ベンジルオキシカルボニル基等の同一あるいは異なった
保護基を意味する。tはセファロスポリン誘導体で通常
用いられるカルボキシル基の保護基1例えばバラニトロ
ベンジル基。
第三級ブチル基、ベンズヒドリル基を意味する。
YおよびY′は同一または異なったハロゲン原子を意味
する) 〔置換反応〕:■→V 化合物(1)と置換ピリジン(F/)との反応は9反応
に関与しない溶媒1例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、N、N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、
テトラヒドロフラン、ジクロルメタン中、0°Cないし
70℃、好ましくはlOoCから40°C附近で行ない
、3−置換ピリジニオメチル−3−セフェム−1−オキ
シド誘導体(V)を製造することができる。
〔脱オキシド反応〕:v→■ 化合物(Y′)における1位脱オキシ化反応は。
N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセ
トアミド等反応に関与しない溶媒中、脱オキシ化剤とし
て三塩化リンあるいは三臭化リンを作用させることによ
って行なう。反応温度は一70℃ないし0℃、好ましく
は一50℃から一20℃附近である。
〔脱保護基反応):■→I このようにして製造された化合物(6)におけるアミノ
基(但し、Zが水素の場合は除く)あるいはカルボキシ
ル基の脱保護反応は、塩酸の如き無機酸、ギ酸、トリフ
ルオロ酢酸の如き有機酸あるいはこれらの混合液または
メタノール。
エタノール、ジクロロメタン等の反応に関与しない溶媒
中で目的とする化合物(1)を製造することができる。
反応温度は0°Cないし50°C2好ましくは15℃か
ら80°C附近であるうこの発明の目的化合物(1)あ
るいはそれに到るまでの中間原料の構造式で部分構造と
してオキシイミノ基を有する化合物には、シン異性体お
よびアンチ異性体の存在が考えられるが、最終目的物と
しては一般にシン異性体が高活性である0 シン異性体 アンチ異性体 本発明の化合物は広域抗菌スペクトルを示し。
緑膿菌を含むグラム陰性菌およびダラム陽性菌に対して
強い抗菌活性を示す。セフォタキシムを対照薬として活
性を示す。
最小発育阻止濃度(MIC,p9/”)(接種菌量: 
10’/i、培養条件二87°C118時間)化合物A syn −7β−C2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノアセトアミド)−a−(a
−アミノ−4−クロロピリジニオ)メチル−8−セフェ
ム−4−カルボキシラード 実施例1 syn −7β−(2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノアセトアミド)−8−(8
−アミノ−4−クロロピリジニオメチル−3−セフェム
−4−カルボキシラード 7β−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
−メトキシイミノアセトアミド〕−8−アセトキシメチ
ル−8−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム717”
9. ヨウ化ナトリウム1.8gおよび3−アミノ−4
−クロロピリジン890189を水0.19−およびア
セトニトリル0.56−の混液中に加え、混合物を70
〜75℃で1時間攪拌する。この反応混合物をアセトン
中に注ぎ、生成する析出物を濾取し、アセトンで洗う。
得られた粗品を水に溶解し不溶物を濾失する。濾液をダ
イヤイオンHP−20(三菱化成製)のカラムクロマト
グラフィーに付し。
水洗後水−メタノール(85:15 )のi液で展開す
る。更に逆相高速液体クロマトグラフィーに付し、水−
メタノール(80:2G)の混液で展開すると目的化合
物が得られる。
8.24.8.72 (各IH,d、セフェム環2位H
)4.01 (8H,s、メトキシ基) 5.08〜5.60 (8H,m、セフェム環6位Hお
よび七7エム環8位H) 5.90 (IH,d、セフェム環7位H)7.08 
(LH,s、チアゾール環5位H)7.98(IH,6
)、 8.28(IH,(1)、 、8.78(IH,
s)(各々ピリジン環H) 実施例2 7β−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
−メトキシイミノアセトアミド〕−8−アセトキシメチ
ル−8−セフェム−4−力ルボン酸ナトリウム2.89
9.8−ホルミルアミノ−4−クロロピリジン1.57
9およびヨウ化ナトリウム12gを十分に混合させ、水
8.1=を加、t7o〜75℃で1時間攪拌する。この
反応混合物をアセトン中に注ぎ生成する析出物を濾取す
る。これを水10o−に溶解し、不溶物を濾去後濾液を
濃縮し、アセトン中に注ぎ。
析出物を濾取する。得られた粉末にメタノール18−を
加え、氷冷攪拌下濃塩醗0.64−を滴加し、その後室
温で4時間攪拌する。反応液を濃縮乾固し、残渣を水に
溶解し、炭酸水素ナトリウム溶液でpHを中性とし、不
溶物を濾去する。濾液をダイヤイオンHP−20(三菱
化成製)のカラムクロマトグラフィーに付し、水洗復水
−エタノール(85:15)の混液で展開する。更に逆
相高速液体クロマトグラフィーに付し、水−メタノール
(80:20)の混液で展開し、実施例1と同一化合物
を得る。
実施例8 t−ブチル7β−(2−(2−)ジチルアミノチアゾー
ル−4−イル)−2−メトキシアセトアミドシー8−ブ
ロモメチル−8−セフェム−4−カルポキラート1−オ
キシド1.199゜8−ホルミルアミノ4−クロロピリ
ジン710■のN、N−ジメチルホルムアミド10wd
溶液を室温で一夜攪拌し1反応液をエチルエーテル中に
注ぎ、析出晶を濾取、乾燥する。これをN、N−ジメチ
ルホルムアミド8−に溶解し一35℃で攪拌下三塩化リ
ン0.5−を加え、同温度で30分攪拌し9反応液にク
ロロホルムを加え。
水洗し、芒硝で乾燥後溶媒留去し、残渣をエチルエーテ
ルで処理し粗品の還元体を得る。この粗品を90%ギ酸
12−に溶解し、室温で2時間攪拌し、析出物を濾去後
溶媒留去し、残渣にメタノール6.5−および濃壌酸0
.82−を加え室温で4時間攪拌する。反応液を濃縮し
、水を加え、炭酸水素ナトリウム水でpHを中性とし不
溶物を濾去し、濾液をダイヤイオンHP−20(三菱化
成製)のカラムクロマトグラフィーに付し、水洗抜水−
エタノール(85:15)の混液で展開する。更に逆相
高速液体クロマトグラフィーに付し、水−メタノール(
so:go)の混液で展開すると実施例1と同一化合物
が得られる。
実施例4 syn 7β−[:2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−δ−(8
−アミノ−4−メトキシピリジニオメチル−8−セフェ
ム−4−カルボキシラード7β−(2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド〕−8−アセトキシメチル−8−セフェム−4−カル
ボン酸ナトリウム1.0g、ヨウ化ナトリウム2.1g
および8−アミノ−4−メトキシピリジン49 os9
tt水0.45−およびアセトニトリル1.2−の混液
中に加え、混合物を70〜75℃で1時間攪拌する。こ
の反応混合物をアセトン中に注ぎ、生成する析出物を濾
取、アセトンで洗う。得られた粗品を水に溶解し、ダイ
ヤイオンHP−20(三菱化成製)のカラムクロマトグ
ラフィーに付し、水洗抜水−エタノール(85:15)
の混液で展開する。更に逆相高速液体クロマトグラフィ
ーに付し、水−メタノール(85:15)の混液で展開
すると目的化合物が得られる。
8.15,8.92(各IH,d、セフェム環2位H)
4.00 (8H,s )、4.08(8H,s)(各
々メトキシ基)5.10〜5.55 (8H,m、セフ
ェム環6位Hおよびセフェム環8位H) 5.94 (IH,d、セフェム環7位H)7.14 
(IH,s、チアゾール環5位H)7.28(IH,d
)、8.04〜8.25(2H,m)(各々ピリジン環
H) 参考例 3−ホルミルアミノ−4−クロロピリジン無水酢酸55
.6−にギ酸22.2−を加え、約40°Cで80分間
攪拌した後、氷冷し、これに8−アミノ−4−クロロピ
リジン14.9gを加え、同温度で5分間、その後室温
で45分間攪拌する。反応液中の溶媒を留去し、残渣を
酢酸エチルエステルで再結晶し、無色結晶の表題化合物
を得る。融点161〜168℃(分解)。
7.58(IH,d) 8.24(IH,d) 8.80(LH,s) 9.07 (IH,B )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中 R1は置換基を有することもある複素環を、R
    2は低級アルキル基を、Xはハロゲン原子又は低級アル
    コキシ基を意味する)で示される化合物およびその塩
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