JPS60226449A

JPS60226449A - 非水和性コンクリ−ト物質

Info

Publication number: JPS60226449A
Application number: JP8033384A
Authority: JP
Inventors: 雄三江口
Original assignee: SUGIUE SETSUPU KK
Current assignee: SUGIUE SETSUPU KK
Priority date: 1984-04-23
Filing date: 1984-04-23
Publication date: 1985-11-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用外界この発明は、建設産業の分野、特に建築物、道路等の補
修に適用される非水和性コンクリ−；−物質に関するも
のである。

従来技橢従来は、骨材に対してセメントおよび水を加えて水和反
応によって結合、硬化させるコンクリートが知られてい
る。このコンクリートに適用されるセメン１−はポルト
ランドセメン１−、アルミナセメント等がある。

このようなコンクリートは、水を使用するが故に、低温
下においては、硬化時間を要したり、凍結のため使用で
きないとか、十分な強度かてない等の問題があった。ま
た、道路の補修などにおいては、短時間に補修工事を終
え、早く通行を再開するため、速硬性のコンクリートか
望まれていた。

発明の目的そこで、この発明は、このような問題点および要望に鑑
みてなされたもので、低温下でも使用でき、しかも高強
度をすみやかに発現できる非水和性コンクリ−１へ物質
を提供することを目的としている。

発明の構成この目的を達成するため、この発明は乾燥した骨材、酸
化マグネシウム（マグイ・シア〕およびリン酸アンモニ
ウム溶液を混合して非水和性コンクリ−１−物質を構成
し、水を使用せず低温化でも高強度を早期に発現できる
特徴をもっている。

この非水和性コンクリートの結合反応は、酸化マグネシ
ウム（ＭｇＯ）とリン酸アンモニウム溶液（（ＮＨ４）
２　ＰＯ４・５Ｈ２０）どの間に起り、リン酸アンモニ
ウムマグネシウムＣＨｇＮＨ、ｓ　ＰＯａ・６Ｈ、、：
　（１）とアンモニア（Ｎｌ（３）どを生ずるもので、
次式に示される。

Ｍ（ＨＯ＋　（ＮＨ４）　＝　ＰＯ４・５Ｈ２０→Ｍｇ
Ｎ）Ｉ４ＰＯ４・６Ｈ２０＋　ＮＨ３↑このような反応
が、混合されたコンクリート中で起り、骨材を一緒に結
合し、強度を発現する。

実施例この発明によるコンクリートの性質を実施例に基づいて
説明する。

使用される骨材は、砂、砕砂なとの細骨材、砂利砕石な
どの粗骨材であり、さらに強度、耐摩耗性等を高めるた
め各種ファイバー等を用いる。

酸化マグネシウムは天然産のマグネサイ１−（ＭｇＣＯ
３）、ドロマイト（ＭｇＣａ　（Ｃｏ　：ｌ　）　＝　
）等ど一緒に産するか、マク不叶イ１〜を焼いて次式の
ように作られる。

ＭｇＣ０−”　ＮｇＯ＋　ＣＯ、ｚ↑ リン酸アンモニウム溶液は、約ＰＩ（６の値でわずかに
酸性であり、全く無害で特別な取り扱いを必要としない
。

このような材料が混合分散され、酸化マグネシウムとリ
ン酸アンモニウム溶液とでリン酸アンモニウムマグネシ
ウムが生成され、これがバインダーとなって骨材を結合
する。このとき発生するアンモニアは、カス化して空気
中に分散されるか、量が多くなく換気で十分に対処でき
る。

このリン酸アンモニウムマグネシウムは、塩化マグネシ
ウム（ＭｇＣ１ｌｉ　ｚ　）、塩化アンモニウム（Ｎ８
４ｒＪｌ）およびアンモニア（ＮＨＥ）を混合したマク
不シア混合物にリン酸イオンを加えることにより作るこ
とも可能である。

（イ）圧縮強度モルタル配合は細砂（１，２１ＴＩ＋＋　９５％通過）
以下の材料を配合、コンクリ−１〜配合は５〜４０「の
骨材と砂とを配合している。この供試体は直径１５０ｃ
ｍＸ高さ３０ｃｍ　の円柱である。ジェノ【−セメント
は超早強セメン］−の商標名（住人セメント）でポルト
ランドセメントに比較するど短時間に強度を発現する。

このシェラ１−セメン１〜より強度的には低いが、短時
間で所定の強度を？１？ることかできる点て本案のもの
は格段に優れている。

（ロ）曲げ強度１５　Ｘ　１５　Ｘ　５３ｃｍのはり供試体でスパン４
５ｃｎｌとした場合、室温２時間経過後、３５Ｋｇｆ／
ｃｎｌの曲げ強度を得た。

（ハ）ポロシティ細かい配合で２％以下、粗い配置て５％以下である。

（ニ）凝結時間凝結時間は、温度のほか使用するリン酸アンモニウム液
および酸化マグネシウムの量し；よって影響され、変動
する。例えば、細砂を用いた配合の場合２２℃の温度で
は５〜７分となるが、４〜１０℃では２０分のオーダー
となる。凍結下においては最初の凝結のために外部から
熱を必要どする。

（ホ）その他の性質カラス、鉄、木、ポルトランドセメントコンクリ−１−
等に対して非常によいイ・」若竹をも−）ている。した
がって、旧コンクリート部の補修には大変好都合である
。また、膨張係数も怜通コンクリ−１−あるいは鋼とほ
ぼ回しであり、膨張収縮にも十分対応できる、（へ）使用上の注扁、凝結が室温で５〜１０分と短時間であるため、通常使用
されているハツチ式のミキサーては困難て、連続混練が
てきるコンチニュアスミキサーか適している。また、ノ
ズル部で混合できるカンを用いた注入工法も好ましい。

これら装置は、使用後、直ちに水で清掃され、材料が同
化して付着するのを防止される。

発明の詳細な説明してきたように、この発明は非水和性コンクリ−
１−物質が室温で短時間で硬化し、十分な強度のコンク
リートを作っている。また、低温下で短時間に硬化する
が、水を使用しなり）ため、氷点下でさえ使用できる、

Claims

【特許請求の範囲】

乾燥した骨材、酸化マグネシウムおよびリン酸アンモニ
ウム溶液を混合してなる非水和性コンクリート物質。