JPS60225944A - 仮想計算機システム - Google Patents
仮想計算機システムInfo
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- JPS60225944A JPS60225944A JP59081751A JP8175184A JPS60225944A JP S60225944 A JPS60225944 A JP S60225944A JP 59081751 A JP59081751 A JP 59081751A JP 8175184 A JP8175184 A JP 8175184A JP S60225944 A JPS60225944 A JP S60225944A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vmcp
- register
- control
- microprogram
- interrupt
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、仮想計算機システムに関し、特に特権命令シ
ミュレーションのオーバヘッドを削減することができる
仮想計算機システムに関するものである。
ミュレーションのオーバヘッドを削減することができる
仮想計算機システムに関するものである。
仮想計算機システムは、1台の実計算機の資源(処理装
置、実記憶装置、チャネルおよび人出カ装置等)のもと
てあたかも複数の計算機が存在するかの如く制御する計
算機システムである。仮想計算機システム(以下VMS
)では、主記憶装置や入出力装置は勿論、処理装置を含
むすべての資源をオペレーティング・システム(以下o
s)間で共有することができるように、多数のoSが1
台の実計算機上で見掛は上向時に走行できるようにうる
。このため、実計算機における2つの動作モード、つま
り特権モードと非特権モードの動作形態を利用する。す
なわち、一般的には特権モードはO8の動作モードに使
用されているが、VにSでは特権モードは特殊な制御プ
ログラム(これを仮想計算機制御プログラム(以下VM
CPという)の動作モードとし、O8を非特権モードで
動作させるのである。複数の仮想計算機(以下VM)は
、実計算機と機能的に等価となるようにVMCPにより
シミュレーションされる。
置、実記憶装置、チャネルおよび人出カ装置等)のもと
てあたかも複数の計算機が存在するかの如く制御する計
算機システムである。仮想計算機システム(以下VMS
)では、主記憶装置や入出力装置は勿論、処理装置を含
むすべての資源をオペレーティング・システム(以下o
s)間で共有することができるように、多数のoSが1
台の実計算機上で見掛は上向時に走行できるようにうる
。このため、実計算機における2つの動作モード、つま
り特権モードと非特権モードの動作形態を利用する。す
なわち、一般的には特権モードはO8の動作モードに使
用されているが、VにSでは特権モードは特殊な制御プ
ログラム(これを仮想計算機制御プログラム(以下VM
CPという)の動作モードとし、O8を非特権モードで
動作させるのである。複数の仮想計算機(以下VM)は
、実計算機と機能的に等価となるようにVMCPにより
シミュレーションされる。
第1図は通常のVMSの概念図である。実計算機1は、
特権または非特権モードの処理要求(マシン命令)を扱
うことができる実計算機インタフェースをVMCPi:
対し与えると、VMCP 4はこれを利用して動作し各
VM31,32の08311や08321の動作を可能
にするため、別の実計算機インタフェースをこれらに与
える。第1図では、2つのVML、か示されていないが
、多数のVMが存在しても同じであって、08311゜
321はVM31,32が与える実計算機インタフェー
スを用いて動作することになり、あたかも実計算機1上
で動作しているように見える。また、08311.32
1はユーザ・プログラム511゜521.531,5.
41に対して拡張マシン・インタフェースを与える。こ
こで、拡張マシン51゜52.53.54とは、ユーザ
・プログラムからのあるまとまった機能処理の要求(ス
ーパバイザ・コール)に対する処理をO8ごとにそのo
s内で実行する機能、および非特権モードのマシン命令
等である。このように、VMCP4とVM31゜32と
の関係は一般のO8における制御プログラムと処理プロ
グラムとの関係に類似する。すなわち、制御プログラム
に相当するものがVMCP4であり、処理プログラムに
相当するものがVMSl、32である。VMCP4が生
成したVM31.32は非特権モードで実行するため、
VM31.32上での特権命令は特権命令外としてVM
CP4に、報告され、VMCP4がシミュレーションを
行うことにより実行される。
特権または非特権モードの処理要求(マシン命令)を扱
うことができる実計算機インタフェースをVMCPi:
対し与えると、VMCP 4はこれを利用して動作し各
VM31,32の08311や08321の動作を可能
にするため、別の実計算機インタフェースをこれらに与
える。第1図では、2つのVML、か示されていないが
、多数のVMが存在しても同じであって、08311゜
321はVM31,32が与える実計算機インタフェー
スを用いて動作することになり、あたかも実計算機1上
で動作しているように見える。また、08311.32
1はユーザ・プログラム511゜521.531,5.
41に対して拡張マシン・インタフェースを与える。こ
こで、拡張マシン51゜52.53.54とは、ユーザ
・プログラムからのあるまとまった機能処理の要求(ス
ーパバイザ・コール)に対する処理をO8ごとにそのo
s内で実行する機能、および非特権モードのマシン命令
等である。このように、VMCP4とVM31゜32と
の関係は一般のO8における制御プログラムと処理プロ
グラムとの関係に類似する。すなわち、制御プログラム
に相当するものがVMCP4であり、処理プログラムに
相当するものがVMSl、32である。VMCP4が生
成したVM31.32は非特権モードで実行するため、
VM31.32上での特権命令は特権命令外としてVM
CP4に、報告され、VMCP4がシミュレーションを
行うことにより実行される。
第2図は、従来のVMの特権命令シミュレーションの概
念図である。第2図において、1は実計算機のハードウ
ェアであって、演算機能とVMA(ファームウェア・ア
シスト)とを含む。2は実記憶装置のVMCPであって
、割込み処理プログラム21と特権命令シミュレーショ
ン・プログラム22とVMの起動処理プログラム23が
格納されている。31,32.33はそれぞれ仮想記憶
装置のVMであって、非特権モードで動作する。
念図である。第2図において、1は実計算機のハードウ
ェアであって、演算機能とVMA(ファームウェア・ア
シスト)とを含む。2は実記憶装置のVMCPであって
、割込み処理プログラム21と特権命令シミュレーショ
ン・プログラム22とVMの起動処理プログラム23が
格納されている。31,32.33はそれぞれ仮想記憶
装置のVMであって、非特権モードで動作する。
次に、VMCPによる特権命令シミュレーションのうち
コントロール・レジスタを制御する特権命令のシミュレ
ーション処理の概略について述べる。一般的に、非同期
割込み(入出力割込み、外部割込み等)に対するマスク
としては、各々の割込み(入出力割込み、外部割込み等
)に対する割込みマスクと、それを細かく分けた個々の
割込み(チャネルOからの割込み、CPUタイマ割込み
等)に対する割込みサブマスクが存在し、コントロール
・レジスタには割込みサブタスクが設けられている。そ
して、あるVMに対する非同期割込みが発生し、その割
込みに対してサブマスクに関しては割込み可能であるが
ハードウェア内のメインの割込みマスクが割込み不可能
である場合には、又は、サブマスクに関して割込み不可
能である場合は、VMCP側で割込みを保留する。すな
わち。
コントロール・レジスタを制御する特権命令のシミュレ
ーション処理の概略について述べる。一般的に、非同期
割込み(入出力割込み、外部割込み等)に対するマスク
としては、各々の割込み(入出力割込み、外部割込み等
)に対する割込みマスクと、それを細かく分けた個々の
割込み(チャネルOからの割込み、CPUタイマ割込み
等)に対する割込みサブマスクが存在し、コントロール
・レジスタには割込みサブタスクが設けられている。そ
して、あるVMに対する非同期割込みが発生し、その割
込みに対してサブマスクに関しては割込み可能であるが
ハードウェア内のメインの割込みマスクが割込み不可能
である場合には、又は、サブマスクに関して割込み不可
能である場合は、VMCP側で割込みを保留する。すな
わち。
VMCP側では割込み要因を記憶する処理を行い。
さのVMに対する実際の割込みの反映は対応するVMに
制御が渡り1割込みマスクが割込み可能となったときに
行うようにしている。
制御が渡り1割込みマスクが割込み可能となったときに
行うようにしている。
第2図の矢印で示すように、あるVMから特権命令が発
行された場合の処理には、実計算機1の演算機能からV
MCPで特権命令のシミュレーションを行う方法と、演
算機能からファームウェア・アシスト(VMA)機構に
より特権命令のシミュレーションを行う方法の2つがあ
る。先ず、VMCPにおけるシミュレーションについて
述べる。
行された場合の処理には、実計算機1の演算機能からV
MCPで特権命令のシミュレーションを行う方法と、演
算機能からファームウェア・アシスト(VMA)機構に
より特権命令のシミュレーションを行う方法の2つがあ
る。先ず、VMCPにおけるシミュレーションについて
述べる。
第3図は、従来におけるコントロール・レジスタを制御
する特権命令のシミュレーション方式のフローチャート
である。ここでシミュレーションとは、VMの特権命令
の動作(例えばコントロール・レジスタ変更動作)を実
計算機のプログラムによって解釈実行する方法であって
、VMの命令を取り出しそのアドレスを実計算機のアド
レスつまり実アドレスに変換する。また、命令の操作コ
ードに対する動作を実行するようにプログラムされたル
ーチンのアドレスをめる。このルーチンの実行により、
先に取り出した命令の操作が行われ終了すれば次の命令
を取り出す。
する特権命令のシミュレーション方式のフローチャート
である。ここでシミュレーションとは、VMの特権命令
の動作(例えばコントロール・レジスタ変更動作)を実
計算機のプログラムによって解釈実行する方法であって
、VMの命令を取り出しそのアドレスを実計算機のアド
レスつまり実アドレスに変換する。また、命令の操作コ
ードに対する動作を実行するようにプログラムされたル
ーチンのアドレスをめる。このルーチンの実行により、
先に取り出した命令の操作が行われ終了すれば次の命令
を取り出す。
第3図において、シミュレーションが開始されると先ず
VMCPは、特権命令をVMのコントロール・レジスタ
に対してシミュレーションする(ステップ201)。特
権命令シミュレーションの結果、コントロール・レジス
タのサブマスクが変更された場合(′0”からtt 1
##あるいは′1”から′t O##になったとき)
には、サブマスクが“1#であるか否かを調べる(ステ
ップ202,203)。
VMCPは、特権命令をVMのコントロール・レジスタ
に対してシミュレーションする(ステップ201)。特
権命令シミュレーションの結果、コントロール・レジス
タのサブマスクが変更された場合(′0”からtt 1
##あるいは′1”から′t O##になったとき)
には、サブマスクが“1#であるか否かを調べる(ステ
ップ202,203)。
ステップ203でコントロール・レジスタのサブマスク
が“1″であるときには、非同期割込みの有無をベンデ
ィング・レジスタに反映する(ステップ204)。また
、ステップ203でコントロール・レジスタのサブマス
クが110”であるときには、ベンディング・レジスタ
をリセットする(ステップ205)、これKより、シミ
ュレーション方式の動作は終了する6 次に、第2図のVMA@構について述べる。第2図のV
MSにおいて、特権命令シミュレーションを実記憶装置
2のVMCPによって処理する場合には、実計算機下の
O8で実行した場合と比較してかなりの性能低下が生じ
る。すなわち、シミュレーションは完全にソフトウェア
のみでプログラムの処理を行う方法であるため融通性が
高い等の利点はあるが、実行速度が非常に遅くなるのが
実用上の最大の難点である。
が“1″であるときには、非同期割込みの有無をベンデ
ィング・レジスタに反映する(ステップ204)。また
、ステップ203でコントロール・レジスタのサブマス
クが110”であるときには、ベンディング・レジスタ
をリセットする(ステップ205)、これKより、シミ
ュレーション方式の動作は終了する6 次に、第2図のVMA@構について述べる。第2図のV
MSにおいて、特権命令シミュレーションを実記憶装置
2のVMCPによって処理する場合には、実計算機下の
O8で実行した場合と比較してかなりの性能低下が生じ
る。すなわち、シミュレーションは完全にソフトウェア
のみでプログラムの処理を行う方法であるため融通性が
高い等の利点はあるが、実行速度が非常に遅くなるのが
実用上の最大の難点である。
そこで、従来よりVM上の特権命令の実行を支援するフ
ァームウェア・アシスト(VMA)が用いられている。
ァームウェア・アシスト(VMA)が用いられている。
このVMAは、VMCPのシミュレーションを代行する
ものであるが、VMCPの割込み処理および起動処理を
省略することができるので高速化を図ることができる。
ものであるが、VMCPの割込み処理および起動処理を
省略することができるので高速化を図ることができる。
しかし、このVMA処理は第3図のフローのうちステッ
プ202゜203の処理を行い、条件が成立した場合と
VIA処理の中でVMAでは処理が不可能である場合に
はVMCPに処理を委ねている。したがって、条件が成
立のときにはやはり処理が遅くなる。また、このVMA
はVM用の制御ブロックに対して単純な処理だけを選び
出し、VMCPの処理を代行するものであるため基本的
にはシミュレーションと変わりない。したがって、実計
算機での処理に比較すると1つの特権命令当り2〜5倍
の実行時間を要する。
プ202゜203の処理を行い、条件が成立した場合と
VIA処理の中でVMAでは処理が不可能である場合に
はVMCPに処理を委ねている。したがって、条件が成
立のときにはやはり処理が遅くなる。また、このVMA
はVM用の制御ブロックに対して単純な処理だけを選び
出し、VMCPの処理を代行するものであるため基本的
にはシミュレーションと変わりない。したがって、実計
算機での処理に比較すると1つの特権命令当り2〜5倍
の実行時間を要する。
そこで、さらにVMK実計算機のコントロール・レジス
タを占有させる方法を採用し、直接実行モードを設ける
ことにより、VMのO8と同じ特権モードでVM上の特
権命令を直接実行させる。
タを占有させる方法を採用し、直接実行モードを設ける
ことにより、VMのO8と同じ特権モードでVM上の特
権命令を直接実行させる。
つまりVMCPおよびVMAを介入させることなく実行
させ、実計算機に比較して殆んど同等の性能を与えるこ
とが考えられる。しかし、この直接実行方式では第3図
のフローのうちのステップ202および203の条件が
成立した場合、ベンディング・レジスタのセットとリセ
ット処理、VM起動処理をVMCPで行う必要がある。
させ、実計算機に比較して殆んど同等の性能を与えるこ
とが考えられる。しかし、この直接実行方式では第3図
のフローのうちのステップ202および203の条件が
成立した場合、ベンディング・レジスタのセットとリセ
ット処理、VM起動処理をVMCPで行う必要がある。
第4@は、VM上の特権命令を直接実行する方式のVM
Sのブロック−である、第4図においては、第2図と同
じように実計算機lの中に実計算機用マイクロプログラ
ム12とVMAマイクロプログラム13を設けるととも
に、判定用マイクロプログラム11を新しく設ける。V
M3上で特権命令が発行されると、その特権命令を直接
実行する前に判定用マイクロプログラム11で第3図の
フローのうちのステップ202および203の判定処理
を行い、条件が成立したときには直接実行は行わずにV
MCPに制御を委ねる。VMCPでは前述と同じように
して、ベンディング・レジスタのセットとリセット処理
およびVM起動処理を行ってVM3に対し制御を渡す。
Sのブロック−である、第4図においては、第2図と同
じように実計算機lの中に実計算機用マイクロプログラ
ム12とVMAマイクロプログラム13を設けるととも
に、判定用マイクロプログラム11を新しく設ける。V
M3上で特権命令が発行されると、その特権命令を直接
実行する前に判定用マイクロプログラム11で第3図の
フローのうちのステップ202および203の判定処理
を行い、条件が成立したときには直接実行は行わずにV
MCPに制御を委ねる。VMCPでは前述と同じように
して、ベンディング・レジスタのセットとリセット処理
およびVM起動処理を行ってVM3に対し制御を渡す。
一方、判定処理で条件が不成立のときには、実計算機用
マイクロプログラム12により前述のVMに実計算機の
コントロール・レジスタを占有させる方法を用いて特権
命令を直接実行した後、制御をVM3に渡す。
マイクロプログラム12により前述のVMに実計算機の
コントロール・レジスタを占有させる方法を用いて特権
命令を直接実行した後、制御をVM3に渡す。
この方法によれば、直接実行の場合にはVにCPおよび
VMAの介入は不要となるが、直接実行が可能か否かの
判定処理が常に必要となり、それをマイクロプログラム
で行ってもなお実計算機に対するオーバヘッドとなるた
め直接実行の効果が低下する。
VMAの介入は不要となるが、直接実行が可能か否かの
判定処理が常に必要となり、それをマイクロプログラム
で行ってもなお実計算機に対するオーバヘッドとなるた
め直接実行の効果が低下する。
本発明の目的は、このような問題を解決するため上記マ
イクロプログラムによる判定処理を不要にし、かつコン
トロール・レジスタを制御する特権命令を直接実行する
ことにより、VMCPのシミュレーション・オーバヘッ
ドを削減してVMSの性能を向上させることが可能な仮
想計算機システムを提供することにある。
イクロプログラムによる判定処理を不要にし、かつコン
トロール・レジスタを制御する特権命令を直接実行する
ことにより、VMCPのシミュレーション・オーバヘッ
ドを削減してVMSの性能を向上させることが可能な仮
想計算機システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の仮想計算機システム
は、オペレーティング・システムの動作状態を制御する
コントロール・レジスタの内容の中に割込み可能である
ことを示す識別手段と、上1!;I−1?べ1ノーテイ
ング・シス早1−L−錯ナス自+aみ保留要因の有無を
示すベンディング・レジスタと、上記コントロール・レ
ジスタの識別手段が割込み不可能から割込み可能となっ
たとき、管理プログラムに割込みを行う手段とを有する
ことに特徴がある。
は、オペレーティング・システムの動作状態を制御する
コントロール・レジスタの内容の中に割込み可能である
ことを示す識別手段と、上1!;I−1?べ1ノーテイ
ング・シス早1−L−錯ナス自+aみ保留要因の有無を
示すベンディング・レジスタと、上記コントロール・レ
ジスタの識別手段が割込み不可能から割込み可能となっ
たとき、管理プログラムに割込みを行う手段とを有する
ことに特徴がある。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第5図の実計算機1では第4図の場合と同じように、直
接実行を行う実計算機用マイクロプログラム12と、V
MAマイクロプログラム13とを設け、かつ第4図の判
定用マイクロ、プログラム11のかわりに判定用ハード
ウェア14を設けるが、これは実計算機用マイクロプロ
グラム12の後段に配置する。また、上記両マイクロプ
ログラム12.13の前段に直接実行モードか否かを判
断するマイクロプログラム命令10を配置する。
接実行を行う実計算機用マイクロプログラム12と、V
MAマイクロプログラム13とを設け、かつ第4図の判
定用マイクロ、プログラム11のかわりに判定用ハード
ウェア14を設けるが、これは実計算機用マイクロプロ
グラム12の後段に配置する。また、上記両マイクロプ
ログラム12.13の前段に直接実行モードか否かを判
断するマイクロプログラム命令10を配置する。
VM3から特権命令が発行されたとき、実計算機1では
命令lOにより直接実行モードであるか否かが判定され
、直接実行モードの場合には実計IENI用マイクロプ
ログラム12により前述のVMに実計算機のコントロー
ル・レジスタを占有させる方法で特権命令を直接実行す
る。それ以外の場合には、VMAマイクロプログラム1
3により処理が行われる。ただ、このVMA処理におい
ても第3図のフローにおけるステップ202および20
3の処理で条件が成立した場合、あるいはVMAでは処
理が不可能な場合にはVMCPに処理を委ねる必要があ
る。それ以外の場合ではVIAマイクロプログラム13
で処理された際に直ちにVM3に制御が戻される。
命令lOにより直接実行モードであるか否かが判定され
、直接実行モードの場合には実計IENI用マイクロプ
ログラム12により前述のVMに実計算機のコントロー
ル・レジスタを占有させる方法で特権命令を直接実行す
る。それ以外の場合には、VMAマイクロプログラム1
3により処理が行われる。ただ、このVMA処理におい
ても第3図のフローにおけるステップ202および20
3の処理で条件が成立した場合、あるいはVMAでは処
理が不可能な場合にはVMCPに処理を委ねる必要があ
る。それ以外の場合ではVIAマイクロプログラム13
で処理された際に直ちにVM3に制御が戻される。
一方、実計算機用マイクロプログラム12で処理された
場合には1判定用ハードウェア14によりVMCPに割
込む必要があるか否かが判定される。そして、ここでは
第3図のフローのうちのステップ202および203の
判定処理をハードウェアで高速に行い、条件が成立した
場合にはVMCPシ二割込み、条件が不成立の場合には
直ちにVM3に制御を戻す。
場合には1判定用ハードウェア14によりVMCPに割
込む必要があるか否かが判定される。そして、ここでは
第3図のフローのうちのステップ202および203の
判定処理をハードウェアで高速に行い、条件が成立した
場合にはVMCPシ二割込み、条件が不成立の場合には
直ちにVM3に制御を戻す。
以上の処理のうち、直接実行モードであるか否かの判定
はマイクロプログラムにより僅かな時間しかかからず性
能には殆んど影響を及ぼさない。
はマイクロプログラムにより僅かな時間しかかからず性
能には殆んど影響を及ぼさない。
また、判定用ハードウェア14の判定処理は前述のよう
に高速に行われるので、これも僅かな時間しか要しない
。したがって、第5図のVM特権命令の処理は第4図に
比較してきわめて高速にできる。
に高速に行われるので、これも僅かな時間しか要しない
。したがって、第5図のVM特権命令の処理は第4図に
比較してきわめて高速にできる。
また、判定用ハードウェア14から主記憶装置2のVM
CPへの割込みは、先ず割込み処理用マイクロプログラ
ムにブレイクインし、バードウェアあるいはマイクロプ
ログラムによりVMCPに割込む、VMCPは、主記憶
装置2にVMCP固有の割込み情報格納領域(すなわち
プレフイクス・エリア)を保持しているので、上記ハー
ドウェアまたはマイクロプログラムはこの領域を選択す
るようにアドレス指定を行う。
CPへの割込みは、先ず割込み処理用マイクロプログラ
ムにブレイクインし、バードウェアあるいはマイクロプ
ログラムによりVMCPに割込む、VMCPは、主記憶
装置2にVMCP固有の割込み情報格納領域(すなわち
プレフイクス・エリア)を保持しているので、上記ハー
ドウェアまたはマイクロプログラムはこの領域を選択す
るようにアドレス指定を行う。
第6図は、第5図におけるハードウェア1の主要構成を
示し、判定用ハードウェア14の全体のCPUの中にお
ける位置を示す。
示し、判定用ハードウェア14の全体のCPUの中にお
ける位置を示す。
第6図は主記憶装置2、命令ユニット(IU)101、
実行ユニット(EU)102,106、vMCPのプレ
フィクX−L/ジスタ(PXR) 103゜VMのプレ
フィクス・レジスタ(PXR)104、PXR選択制御
フラグ105、コントロール・レジスタ107、サブマ
スク保持レジスタ108、ベンディング・レジスタ10
9、AND回路11o。
実行ユニット(EU)102,106、vMCPのプレ
フィクX−L/ジスタ(PXR) 103゜VMのプレ
フィクス・レジスタ(PXR)104、PXR選択制御
フラグ105、コントロール・レジスタ107、サブマ
スク保持レジスタ108、ベンディング・レジスタ10
9、AND回路11o。
111から構成されている0点線でかこった部分が判定
用ハードウェア14である。
用ハードウェア14である。
VMCPのPXR103およびVMのPXR104に畔
、VMの起動時に各々のプレフィクス・エリア(PSA
)の先頭アドレスが格納される。
、VMの起動時に各々のプレフィクス・エリア(PSA
)の先頭アドレスが格納される。
PXR選択制御フラグ105には6、vMcPのPXR
103とVMのPxR104のいずれかを選択するため
の値が格納され、′0”のときはVMのPXRを選択し
、′1#のときはVMCP71PXRを選択する0通常
、VMが走行中は“0”が格納され、VMCPが走行中
は“INが格納される。コントロール・レジスタ107
では、サブマスクが“1″のとき、サブマスクに対応す
る割込みが可能であることを示す、また、VMCPによ
りサブマスクに対応する割込みがベンディングになって
おす、サブマスクに関しては割込み可能であるがハード
ウェア1の中に存在するメインの割込みマス。
103とVMのPxR104のいずれかを選択するため
の値が格納され、′0”のときはVMのPXRを選択し
、′1#のときはVMCP71PXRを選択する0通常
、VMが走行中は“0”が格納され、VMCPが走行中
は“INが格納される。コントロール・レジスタ107
では、サブマスクが“1″のとき、サブマスクに対応す
る割込みが可能であることを示す、また、VMCPによ
りサブマスクに対応する割込みがベンディングになって
おす、サブマスクに関しては割込み可能であるがハード
ウェア1の中に存在するメインの割込みマス。
りが割込み不可能となっているものが存在するとき、ベ
ンディング・レジスタ109には“1”がセットされる
。サブマスク保持レジスタ10gには。
ンディング・レジスタ109には“1”がセットされる
。サブマスク保持レジスタ10gには。
コントロール・レジスタ107のサブマスクが変更され
た後に一定の遅れをもって変更後のサブマスクの値がセ
ットされる。つまり、コントロール・レジスタ107の
サブマスクが変更された時点では、サブマスク保持レジ
スタ108には変更前のサブマスクの値が格納されてい
る。
た後に一定の遅れをもって変更後のサブマスクの値がセ
ットされる。つまり、コントロール・レジスタ107の
サブマスクが変更された時点では、サブマスク保持レジ
スタ108には変更前のサブマスクの値が格納されてい
る。
先ず、コントロール・レジスタ107のサブマスクとサ
ブマスク保持レジスタ108はAND回路110,11
1の入力となる。また、ベンディング・レジスタ109
はAND回路110の入力となる。
ブマスク保持レジスタ108はAND回路110,11
1の入力となる。また、ベンディング・レジスタ109
はAND回路110の入力となる。
コントロール・レジスタ107のサブマスクが“1#で
サブマスク保持レジスタ108が“0”(サブマスクが
割込み不可能から割込み可能となった場合)、そしてベ
ンディング・レジスタ109が“l”で、Eu2O3か
ら制御線304を通してコントロール・レジスタ107
の変更要求が発行されていたら、AND回路110から
1#が出力される。AND回路110の出力が“1#の
とき、制御線302を通してPXR選択レジスタ105
に“1”をセットし、制御線303を通してEu2O3
のマイクロプログラムにブレイクインする。そして、E
u2O3のマイクロプログラムではVMCPのPXRを
選択し、制御線301を通してVMCPのPSAを選択
することによりVMCPに割込む。
サブマスク保持レジスタ108が“0”(サブマスクが
割込み不可能から割込み可能となった場合)、そしてベ
ンディング・レジスタ109が“l”で、Eu2O3か
ら制御線304を通してコントロール・レジスタ107
の変更要求が発行されていたら、AND回路110から
1#が出力される。AND回路110の出力が“1#の
とき、制御線302を通してPXR選択レジスタ105
に“1”をセットし、制御線303を通してEu2O3
のマイクロプログラムにブレイクインする。そして、E
u2O3のマイクロプログラムではVMCPのPXRを
選択し、制御線301を通してVMCPのPSAを選択
することによりVMCPに割込む。
また、コントロール・レジス;107のサブマスクが“
0”でサブマスク保持レジスタ108が“1”のとき虻
サブマスクが割込み可能から割込み不可能となった場合
)に、Eu2O3から制御線305を通してコントロー
ル・レジスタ107の変更要求が発行されていたら、A
NDii路11“lから“1”が出力される。AND回
路111の出力が“1#のとき、制御線306を通して
ベンディング・レジスタ109をリセットする。
0”でサブマスク保持レジスタ108が“1”のとき虻
サブマスクが割込み可能から割込み不可能となった場合
)に、Eu2O3から制御線305を通してコントロー
ル・レジスタ107の変更要求が発行されていたら、A
NDii路11“lから“1”が出力される。AND回
路111の出力が“1#のとき、制御線306を通して
ベンディング・レジスタ109をリセットする。
このように1本実施例では特権命令を直接実行後、もし
必要ならばハードウェアによりVMCPに制御を渡すの
で、直接実行前のマイクロプログラムによる判定処理を
備略することができ、高速処理が可能となる。これによ
って、特権命令の直接実行の効果がさらに上がり、実計
算機による特権命令の実行と比較して殆んど同等の性能
にすることができる。
必要ならばハードウェアによりVMCPに制御を渡すの
で、直接実行前のマイクロプログラムによる判定処理を
備略することができ、高速処理が可能となる。これによ
って、特権命令の直接実行の効果がさらに上がり、実計
算機による特権命令の実行と比較して殆んど同等の性能
にすることができる。
以上説明したように本発明によれば、コントロール・レ
ジスタを制御する特権命令を直接実行しVMCPへの割
込み判定をハードウェアで行うので、VMCPのシミュ
レーション・オーバヘッドを大幅に削減することができ
、VMSの性能を向上させることが可能となる。
ジスタを制御する特権命令を直接実行しVMCPへの割
込み判定をハードウェアで行うので、VMCPのシミュ
レーション・オーバヘッドを大幅に削減することができ
、VMSの性能を向上させることが可能となる。
第1図は通常の仮想計算機システムの概念図、第2図は
従来の仮想計算機の特権命令シミュレーションの概念図
、第3図は従来におけるコントロール・レジスタ制御用
特権命令のシミュレーション方式のフローチャート、第
4図は仮想計算機上の特権命令を直接実行するシステム
のブロック図、第5図は本発明の一実施例を説明する仮
想計算機システムのブロック図、第6図は第5図におけ
る判定用ハードウェアの構成図である。 1・・・実計算機、2・・・主記憶装置、3・・・仮想
計算機、10・・・直接実行か否かの判断マイクロプロ
グラム、12・・・実計算機用マイクロプログラム、1
3・・・VMAマイクロプログラム、14・・・判定用
ハードウェア、21・・・割込み処理プログラム、22
・・・特権命令シミュレーション用プログラム、23・
・・VMの起動処理用プログラム、101・・・命令ユ
ニット(IU)、102,106・・・実行ユニット(
EU)、103・・・VMCPのプレフイクス・レジス
タ(PXR) 、104・・・VMのプレフイクス・レ
ジスタ、105・・・PXR選択レジスタ、107・・
・コントロール・レジスタ、108・・・サブマスク保
持レジスタ、109・・・ベンディング・し¥J 1
図 fJ 2 図 ¥J 3 図 第 4 図 冨 5 図
従来の仮想計算機の特権命令シミュレーションの概念図
、第3図は従来におけるコントロール・レジスタ制御用
特権命令のシミュレーション方式のフローチャート、第
4図は仮想計算機上の特権命令を直接実行するシステム
のブロック図、第5図は本発明の一実施例を説明する仮
想計算機システムのブロック図、第6図は第5図におけ
る判定用ハードウェアの構成図である。 1・・・実計算機、2・・・主記憶装置、3・・・仮想
計算機、10・・・直接実行か否かの判断マイクロプロ
グラム、12・・・実計算機用マイクロプログラム、1
3・・・VMAマイクロプログラム、14・・・判定用
ハードウェア、21・・・割込み処理プログラム、22
・・・特権命令シミュレーション用プログラム、23・
・・VMの起動処理用プログラム、101・・・命令ユ
ニット(IU)、102,106・・・実行ユニット(
EU)、103・・・VMCPのプレフイクス・レジス
タ(PXR) 、104・・・VMのプレフイクス・レ
ジスタ、105・・・PXR選択レジスタ、107・・
・コントロール・レジスタ、108・・・サブマスク保
持レジスタ、109・・・ベンディング・し¥J 1
図 fJ 2 図 ¥J 3 図 第 4 図 冨 5 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、ひとつ又は複数のオペレーティング・システムを1
つの実計算機上で同時に動作させる管理プログラムを備
えた仮想計算機システムにおいて、上記オペレーティン
グ・システムに計算機の動作状態を制御するコントロー
ル・レジスタを走行中のオペレーティング・システムに
専有させ、そのコントロール・レジスタの内容の中に割
込み可能であることを示す識別手段と、上記オペレーテ
ィング・システムに対する割込み保留要因の有無を示す
ベンディング・レジスタを有し、上記コントロール・レ
ジスタの識別手段が割込み不可能から割込み可能となっ
たときに上記ベンディング・レジスタが割込み保留要因
無しの状態を示す場合、上記管理プログラム番二割込み
を行う手段を有することを特徴とする・ 仮想計算機シ
ステム。 2、上記コントロール・レジスタの職別手段が割込み可
能から割込み不可能となったときには、上記ペンディン
ブレ・レジスタの内容を割込み保留要因無しの状態にす
る手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の仮想計算機システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59081751A JPS60225944A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 仮想計算機システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59081751A JPS60225944A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 仮想計算機システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60225944A true JPS60225944A (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=13755139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59081751A Pending JPS60225944A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 仮想計算機システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60225944A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4887202A (en) * | 1985-07-31 | 1989-12-12 | Hitachi, Ltd. | Input-output control method in a virtual machine system |
JPH0621402U (ja) * | 1991-10-25 | 1994-03-22 | 栄助 石田 | 短靴の蒸れ防止装置 |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP59081751A patent/JPS60225944A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4887202A (en) * | 1985-07-31 | 1989-12-12 | Hitachi, Ltd. | Input-output control method in a virtual machine system |
JPH0621402U (ja) * | 1991-10-25 | 1994-03-22 | 栄助 石田 | 短靴の蒸れ防止装置 |
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