JPS6022466Y2 - キヤツシユボツクス - Google Patents

キヤツシユボツクス

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Publication number
JPS6022466Y2
JPS6022466Y2 JP3822179U JP3822179U JPS6022466Y2 JP S6022466 Y2 JPS6022466 Y2 JP S6022466Y2 JP 3822179 U JP3822179 U JP 3822179U JP 3822179 U JP3822179 U JP 3822179U JP S6022466 Y2 JPS6022466 Y2 JP S6022466Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door member
opening
cash
section
door
Prior art date
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Expired
Application number
JP3822179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55138390U (ja
Inventor
宏 塩田
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP3822179U priority Critical patent/JPS6022466Y2/ja
Publication of JPS55138390U publication Critical patent/JPS55138390U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はキャッシュボックスに関し、特に、電子式キ
ャッシュレジスタ(以下、ECR)に関連して設けられ
る新規なキャッシュボックスに関する。
従来よりスーパーマーケットや商店などで用いられてい
るECRは、キャッシュドロアを収納したキャッシュボ
ックスの上に載置されている。
このキャッシュボックスは、通常はキャッシュドロアが
収納状態にされている。
そして、オペレータがECRのキーボードを操作して締
め動作を行なったとき、キャッシュボックスに内蔵され
ているソレノイドが作動する。
それによって、キャッシュボックスのロツゴ状態が解除
され、コイルばねの弾発力によってキャッシュドロアが
前面に押出されるように構成されている。
したがって、キャッシュボックスはキャッシュドロアの
ロック状態を解除する機構やコイルばねを収納するため
のスペースを必要とし、その外形寸法が比較的大きくな
る。
そのためキャッシュボックスを設置するための面積を多
く必要とする。
また、キャッシュドロアを前面に押出すための機構が複
雑でありかつ部品点数が多くコスト的にも高くなってし
まう。
さらに、ECRを小型化して屋外でも使用できるように
携帯型にする場合、上述の問題点により小型化するにも
限度があった。
そこで、この考案は、従来のECRに限ることなく携帯
型のECRにも適用し得る小型かつ構造の簡単なキャッ
シュボックスを提供することを主たる目的とする。
この考案は要約すれば、筐体の一部に現金収納部を設け
るとともに、この現金収納部の奥側に電気回路部を内蔵
し、現金収納部の開口面を復う屈曲自在な扉部材を開口
面に沿って開閉自在にし、扉部材を閉じたとき、この部
材の一部に形成された係合部を解除したとき、扉部材を
コイルばねの引張力によって引張り、筐体に設けられた
ローラによって屈曲させて、扉部材を電気回路部の下に
収納するようにして、開口部を開くように構成したもの
である。
以下に、この考案を携帯型ECRに適用した場合につい
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例の外観斜視図である。
まず、第1図を参照してこの考案の一実施例の概略の構
造について説明する。
筐体1は上部ノ\ウジング2と下部ハウジング3とから
構成される。
上部ハウジング2の上面はオペレータが操作しやすいよ
うに傾斜して形成される。
そして、この上部ハウジング2の上面には、部門コード
や金額データなどを表示するための表示部4と、部門コ
ードや金額データなどをキー人力するためのキーボード
5と、それらのデータを印字するためのプリンター6と
が設けられる。
さらに、上部ハウジング2のオペレータが操作する側に
は、後述の現金収納部7の開口部21が形成され、この
開口部21を封止するための扉部材8が設けられる。
また、上部ハウジング2の操作部側面には、持ち運び可
能なように取手9が設けられる。
前記現金収納部7は下部ハウジング3とともに一体的に
形成される。
前記扉部材8はオペレータが手動で引っ張ることによっ
て開口部21を閉じることができる。
そして、オペレータがキーボード5に含まれる演算キー
を操作すると、自動的に扉部材8が筐体1内に収納され
て開口部21が開かれ、現金収納部7に現金を収納する
ことができる。
第2図は第1図の線■−■に沿う側面断面図であり、第
3図はこの考案の一実施例に含まれる扉係止手段を示す
要部側面断面図である。
次に、第2図および第3図を参照してこの考案の特徴と
なるキャッシュボックスについて説明する。
扉部材8はその表面の一方面にそれぞれが開閉方向に直
交して延びる断面V字状の溝86が複数形成される。
この扉部材8の一方端はオペレータが手で操作しやすい
ようにほぼ直角に折曲げられて操作部81が形成され、
他方端にはコイルばね82の一端が取付けられる。
コイルばね82の他端は下部ハウジング3の背面側に取
付けられる。
また、上部ハウジング2の側板部の内側には上下の段差
を有して前記扉部材8の動きを規定するローラ83.8
4が設けられる。
そして、前記扉部材8は上部ハウジング2の内面と下部
ハウジング3に形成された現金収納部7の上面との間に
現金収納部7を開閉自在なように配置される。
そして、この扉部材8を開いたときは、前記ローラ83
に沿って扉部材8がほぼ直角に下側に曲げられかつロー
ラ84によって下部ハウジング3に対して平行になるよ
うに曲げられる。
したがって扉部材8を開いたときには、この扉部材8を
筐体1内に収納することができる。
また、第2図の一点鎖線で示す部分には、電源や中央処
理装置やメモリなどのECRを構成する電気回路部が収
納される。
これらの電気回路は周知であるためその詳細な説明は省
略する。
次に、第3図を参照して扉部材8によって現金収納部7
を閉じたとき、扉部材8がコイルばね82の引張力によ
って開かれないようにするための扉係止手段について説
明する。
この扉係止手段としてのソレノイド11は現金収納部7
の背面側に取付けられる。
このソレノイド11はキーボード5の演算キーが操作さ
れたとき付勢されてプランジャ111を吸引する。
プランジャ111には、ソレノイド11が駆動されてい
ないとき、プランジャ111を上方に突上げるために圧
縮ばね112が設けられる。
また扉部材8が閉じられているとき前記プランジャ11
1の対応する位置に係合部としての透孔85が穿設され
る。
したがって、オペレータが扉部材8の操作部81を引張
って現金収納部7を閉じると、透孔85にプランジャ1
11が突出する。
それによって、コイルばね82の引張力によって扉部材
8が開かれることはない。
そして、オペレータがキーボード5に含まれる演算キー
を操作すると、ソレノイド11が付勢されてプランジャ
111が吸引される。
そのため、扉部材8はコイルばね82によって引張られ
て筐体1内に収納され現金収納部7の開口面が開かれる
なお、上述の実施例では、扉部材8の表面にV字状の溝
86を形成して、この扉部材8を筐体1内に収納自在と
なるように構成したが、扉部材8として弾性を有する合
成樹脂などによって薄い平板状に形成してもよい。
また、筐体1内に扉部材8を収納するとき、筐体1内に
扉部材8を巻取るように構成してもよい。
また扉部材8を断面鎖状のようなシャッタ構造にしても
よい。
また、上述の実施例はこの考案のキャッシュボックスを
携帯型ECRに適用した場合について説明したが、従来
のECRを載置するためのキャッシュボックスに適用し
てもよいことは勿論である。
以上のように、この考案によれば、扉部材を閉じたとき
には、扉係止手段によって扉が開くのを係止し、締め操
作を行なったときには扉係止手段による係止を解除して
コイルばねの引張力によって扉をローラに沿って屈曲さ
せて電気回路部の下に収納するようにしているため、構
造が簡単になりかつ小形化することができる。
また、部品点数も少ないため、コスト的にも安価にする
ことができる。
しかも扉部材を屈曲可能に形成してので、扉部材の収納
スペースを小さくでき、より一層小形化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の外観斜視図である。 第2図は第1図の線■−■に沿う側面断面図である。 第3図はこの考案の一実施例に含まれる扉係止手段を示
す要部側面断面図である。 図において、1は筐体、2は上部ハウジング、3は下部
ハウジング、7は現金収納部、8は扉部材、82はコイ
ルばね、83,84はローラ、85は透孔、11はソレ
ノイド、111はプランジャを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面の一部に開口部を有しかつその下方に現金収納部が
    設けられるとともに、前記現金収納部の奥側に電気回路
    部が内蔵された筐体、 前記収納部の開口部の面に沿って開閉自在に設えられて
    、前記開口部を覆いかつその一部に係合部が形成され、
    全体を屈曲可能に形成された扉部材、 その一方端が前記扉部材の一端に取り付けられ、その他
    方端が前記筐体内に取付けられて、該扉部材を引張力に
    よって引張り、前記電気回路部の下方に収納し、それに
    よって前記開口部を開くためのコイルばね、 前記筐体内に設けられ、前記扉部材を屈曲させて、前記
    電気回路部の下に導くためのローラ、および 前記現金収納部の開口部が前記扉部材によって閉じられ
    たとき、前記扉部材に形成された係合部を係止して、該
    扉部材が前記コイルばねの引張力によって開かれるのを
    阻止する扉係止手段を備えた、キャッシュボックス。
JP3822179U 1979-03-20 1979-03-20 キヤツシユボツクス Expired JPS6022466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3822179U JPS6022466Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 キヤツシユボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3822179U JPS6022466Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 キヤツシユボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55138390U JPS55138390U (ja) 1980-10-02
JPS6022466Y2 true JPS6022466Y2 (ja) 1985-07-03

Family

ID=28902766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3822179U Expired JPS6022466Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 キヤツシユボツクス

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6649617B2 (ja) * 2016-03-15 2020-02-19 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置

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JPS55138390U (ja) 1980-10-02

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