JP2001236774A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001236774A
JP2001236774A JP2000048955A JP2000048955A JP2001236774A JP 2001236774 A JP2001236774 A JP 2001236774A JP 2000048955 A JP2000048955 A JP 2000048955A JP 2000048955 A JP2000048955 A JP 2000048955A JP 2001236774 A JP2001236774 A JP 2001236774A
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JP
Japan
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door
tray
disk drive
lower door
light
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Application number
JP2000048955A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Tsuji
清明 辻
Wataru Kokubo
亘 小久保
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外筐内に内蔵用ディスクドライブを収納した
ディスク装置の意匠性、防塵性、操作性を向上させるこ
と。 【解決手段】 内部に内蔵用ディスクドライブ5が収納
された外筐4の前面に上部扉24と下部扉25を開閉自
在に取り付け、上部扉24を内蔵用ディスクドライブ5
のトレー8の出し入れで自動開閉させるようにし、下部
扉25に内蔵用ディスクドライブ5のLED10の光を
透過できる弾性板37と、その弾性板37の可動端に設
けられて内蔵用ディスクドライブ5のイジェクト釦9を
押すことができるイジェクト釦操作部38を設けたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータの外付け用のディスク装置に適用するのに最適な
ものであって、フロントパネルにトレー出入口と、イジ
ェクト釦やLED等の発光表示部等が設けられた内蔵用
ディスクドライブを外筐の内部に収納したディスク装置
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図18及び図19に示すよう
に、パーソナルコンピュータ1に接続コード2によって
接続されて使用される外付け用のディスク装置3とし
て、合成樹脂成形品であるモールド部品や板金のプレス
加工等によって扁平な直方体形状に構成された外筐4内
に内蔵用ディスクドライブ5を収納(脱着可能に挿入し
てビス等に固定すること。)したものがある。なお、内
蔵用ディスクドライブ5のモールド部品で構成されてい
るフロントパネル6の上部には横長開口に形成されたト
レー出入口7から水平前後方向である矢印a、b方向に
出し入れされるトレー8が設けられ、そのフロントパネ
ル6のトレー出入口7の下部にはイジェクト釦9や図1
に示す電源ONや動作等を表示する発光表示部であるL
ED(発光ダイオード)10、ヘッドホン端子11、ボ
リューム12、イマージェンシーイジェクト用のピン差
込孔13等が設けられている。そして、CD、CD−R
OM、DVD、DVD−R、MO等の光ディスクや光磁
気ディスク(或いはHD等の磁気ディスク)等の記録メ
ディアであるディスク14をトレー8上に載置して内蔵
用ディスクドライブ5内に矢印b方向にローディング
し、パーソナルコンピュータ1によってその内蔵用ディ
スクドライブ5を制御するようにして、そのディスク1
4に各種の情報を記録及び/又は再生するようになされ
ている。また、情報の記録及び/又は再生後にイジェク
ト釦9を指で押せば、トレー8によってディスク14を
矢印a方向にイジェクトできるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種外付け用のディスク装置3として、外筐4の前面に内
蔵用ディスクドライブ5のフロントパネル6をそのまま
露出(剥き出しにすること)させたものがあるが、外観
体裁が悪く、意匠性及び防塵性に欠けると言う問題があ
った。
【0004】そこで、図19に示すように、外筐4の前
面開放部4aに、黒色等の不透明な合成樹脂によって成
形された1枚の大型扉16を左右一対の支点ピン17に
よって上下方向である矢印c、d方向に開閉自在(回転
自在)に取り付けて、その大型扉16で外筐4の前面開
放部4aの全面を開閉するように構成して、意匠性及び
防塵性を向上させたものが考えられている。
【0005】しかし、このように、外筐4の前面開放部
4aの全面を大型扉16で開閉する方式では、トレー8
を矢印a、b方向に出し入れする時に、いちいち、大型
扉16を開閉操作しなければならず、ディスク装置3の
操作性に欠けてしまう。また、図19に実線で示すよう
に、開扉位置まで矢印c方向に開扉された大型扉16は
ディスク装置3の前方に大きな距離L1だけ突出される
ことになり、机上等の上部に置かれている他物に衝突し
たり、机上等の大面積を占有して、その机上等の利用効
率を悪くしてしまう等の問題もあった。
【0006】また、この際、この大型扉16を図19に
1点鎖線で示す閉扉位置までばねによって矢印d方向に
回転付勢しておき、矢印a、b方向に出し入れされるト
レー8で大型扉16をばね力に抗して押し開くようにし
て矢印c、d方向に自動開閉させるように構成すること
が考えられる。しかし、大型扉16はその大きさに比例
して重量も増大するために、重量が重い大型扉16を閉
扉位置まで矢印d方向に回転付勢するためにはその重量
に見合った強いばね力が必要となり、その強いばね力で
閉扉されている大型扉16をトレー8によって押し開く
ようにして矢印c、d方向に自動開閉させようとした場
合には、トレー8と大型扉16の衝突による大きな衝撃
や大型扉16の閉扉終了時点での大きな衝撃が発生し
て、これらトレー8及び大型扉16の双方が簡単に破損
され易い上に、トレー8を矢印a方向に押し出す際に大
きな負荷が発生してしまうと言う問題が生じる。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、意匠性、防塵性及び操作性の向上
を実現することができるディスク装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置は、フロントパネルのトレー
出入口から出し入れされるトレーやそのフロントパネル
のトレー出入口の下部に配置されたイジェクト釦等の押
釦が設けられた内蔵用ディスクドライブを前面が開放さ
れた外筐内に収納したディスク装置において、外筐の前
面の上側に開閉自在に取り付けられて、トレーの出入り
によって自動開閉される上部扉と、外筐の前面の下側に
開閉自在に取り付けられて、閉扉状態のまま押釦を押す
ことができる押釦操作を有する下部扉とを備えたもので
ある。
【0009】上記のように構成された本発明のディスク
装置は、内蔵用ディスクドライブが収納された外筐の前
面の上側と下側を上部扉と下部扉の上下2枚の扉で開閉
できるようにし、上部扉は出し入れされるトレーによっ
て自動開閉されるように構成し、下部扉には内蔵用ディ
スクドライブのイジェクト釦等の押釦を押すことができ
る押釦操作部を設けたので、トレーの出し入れ時に上部
扉をいちいち手で開閉する必要がない、また、下部を閉
扉したままで、押釦操作部によってイジェクト釦等の押
釦を扉外から押すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したディスク
装置の実施の形態を図1〜図13によって説明する。な
お、図14及び図15と同一構造部には同一の符号を付
して説明の重複を省く。
【0011】「第1の実施形態」まず、図1〜図12に
よって、本発明のディスク装置3の第1の実施形態につ
いて説明すると、内蔵用ディスクドライブ5が内部に収
納された外筐4の前面開閉部4aで、内蔵用ディスクド
ライブ5のフロントパネル6の外周位置に扉取付け用の
フロントフレーム21が脱着可能に取り付けられてい
る。なお、外筐4の底部の4隅にはゴム等の脚部4aが
取り付けられている。そして、フロントフレーム21は
モールド部品等によって扁平な角筒形に形成されてい
て、このフロントフレーム21の左右両側の背面側の上
下に一体成形された弾性を有する左右各一対の係止爪2
2を外筐4の左右両側の前端近傍位置に上下に形成した
左右各一対の係止穴23に脱着可能に係止するか、或い
はビス止め等にてフロントフレーム21が外筐4の前端
にほぼ面一状に取り付けられている。
【0012】そして、モールド部品等によって横長の短
冊状に形成された上部扉24と下部扉25とからなる上
下一対の扉がフロントフレーム21の上下にそれぞれ回
転自在に取り付けられて、これら上部扉24と下部扉2
5によって外筐4の前面開放部4aが上下2段に開閉さ
れるように構成されている。この際、上部扉24及び下
部扉25の左右両端の下端にそれぞれ形成された左右各
一対の切欠き部24a、25aに左右各一対の支点ピン
26、27がそれぞれ水平状で、かつ、同一軸心状に一
体成形されていて、フロントフレーム21の左右両側の
前端の中間部と下端とに一体成形された突片である左右
各一対の扉取付部21a、21bに左右各一対の支点穴
28、29が同一軸心状に形成されている。そして、上
部扉24及び下部扉25がこれらの左右各一対の支点ピ
ン26、27をフロントフレーム21の左右各一対の支
点穴28、29内に回転自在に挿入されて、上部扉24
及び下部扉25がこれら左右各一対の支点ピン26、2
7を中心に上下方向である矢印e、f方向及び矢印g、
h方向に回転(開閉)自在に取り付けられている。即
ち、上部扉24及び下部扉25はこれらの下端の支点ピ
ン26、27を中心にして、これらの上端側を開閉でき
るようにフロントフレーム21に取り付けられている。
なお、左右各一対の支点ピン26、27をフロントフレ
ーム21の左右各一対の扉取付部21a、21bの内側
に一体成形し、左右各一対の支点穴28、29を上部扉
24及び下部扉25の左右各一対の切欠き部24a、2
5a側に形成しても良い。
【0013】そして、図4及び図5に示すように、上部
扉24の一方の支点ピン26の外周に回転付勢手段であ
る捩りコイルばね30が挿入されていて、その捩りコイ
ルばね30の両端30a、30bが上部扉24の内面と
フロントフレーム21の内面にそれぞれ一体成形された
ばね係止部31、32に係止され、この捩りコイルばね
30によって上部扉24が図4及び図5等に実線で示す
閉扉位置まで矢印f方向に回転付勢されている。そし
て、この上部扉24はトレー8によって自動開閉される
自動開閉扉に構成されている。また、下部扉25の前面
の左側端部等の一端部(又は左右両端部)には開閉操作
部であるつまみ(突片)33が一体成形されていて、こ
のつまみ33に指をかけて矢印g、h方向に開閉できる
ように構成されている。そして、図6等に示すように、
この下部扉25の一端部の内面には、係止部である弾性
を有する弾性係止爪34が一体成形されていて、図6等
に示す閉扉位置にてその弾性係止爪35をフロントフレ
ーム21の内面に形成された係止部である係止用凹部
(又は係止用凸部)35に弾性を利用して係合、離脱可
能に軽く係止させることによって、下部扉25をその閉
扉位置に係止(ロック)させることができるように構成
されている。
【0014】そして、上部扉24及び下部扉25が黒色
やその他各種の色の半透明色又は不透明色の合成樹脂に
よって成形されているので、これらの上部扉24及び下
部扉25が取り付けられているディスク装置3の前面の
意匠性の自由度が高く、意匠性の向上が実現されてい
る。
【0015】そして、上部扉24は内蔵用ディスクドラ
イブ5のフロントパネル6に形成されている横長開口で
あるトレー出入口7の前面に対向されて配置され、下部
扉25は内蔵用ディスクドライブ5のフロントパネル6
に設けられているイジェクト釦9、発光表示部であるL
ED10、ヘッドホン端子11、ボリューム12及びイ
マージェンシーイジェクト用のピン差込穴13の前面に
対向されて配置されている。そして、下部扉25にはフ
ロントパネル6の左側寄りの位置に配置されているLE
D10部分と右側端部位置に配置されているイジェクト
釦9部分との間に跨がる範囲の横長開口36が形成され
ている。
【0016】そして、フロントパネル6のLED10の
発光状態を確認できるように光透過可能な黒色やその他
各種の色の半透明色で、かつ、弾性を有する合成樹脂
(弾性を有するモールド部品)で成形された発光透過部
である横長の短冊状に形成された弾性板37が使用され
ている。そして、この弾性板37の左側端部である固定
端37aがその前面に一体成形した溶着用ダボ37cを
下部扉25の背面の左側端部に溶着させる手法等によっ
て固着されていて、その弾性板37の右側端部である可
動端37bの前面に突部であるイジェクト釦操作部38
が一体成形されている。そして、弾性板37はそれ自身
の弾性復元力によって下部扉25の背面に密着されて、
横長開口36を閉塞する防塵構造に構成されている。そ
して、図6等に実線で示すように、下部扉25が閉扉位
置まで矢印h方向に回転されてフロントフレーム21に
係止(ロック)された時に、横長開口36及び弾性板3
7の左側の端部がフロントパネル6のLED10の前面
に配置され、イジェクト釦操作部38がフロントパネル
6のイジェクト釦9の前面に配置されるように構成され
ている。従って、横長開口36も弾性板37と共にLE
D10の発光透過部に構成されている。
【0017】以上のように構成された本発明のディスク
装置3の第1の実施形態によれば、図2、図4〜図6に
実線で示すように、トレー8が内蔵用ディスクドライブ
5内に矢印b方向に引き込まれた状態では、上部扉24
が左右一対の支点ピン26を中心に閉扉位置まで捩りコ
イルばね30によって矢印f方向に回転付勢されると共
に、下部扉25が左右一対の支点ピン27を中心に閉扉
位置まで矢印h方向に回転されて、弾性係止爪34が係
止用凹部35に係止されていて、これらの上部扉24と
下部扉25によって外筐4の前面開放部4aが閉扉され
ている。但し、この時、下部扉25の横長開口36もそ
の下部扉25の背面に密着された弾性板37によって閉
塞されている。そして、黒色等の半透明色や不透明色の
モールド部品によって構成されている上部扉24と下部
扉25によってこのディスク装置3の意匠性及び防塵性
が向上されている。
【0018】そこで、図14で説明したパーソナルコン
ピュータ1等によって、このディスク装置3の内蔵用デ
ィスクドライブ5の電源がONされ、LED10が点灯
されるが、そのLED10の点灯状態は、下部扉25の
横長開口36を閉塞している光透過可能な弾性板37を
透して外部から容易に確認することができる。
【0019】そして、ディスク14のローディング時に
は、まず、図7に示すように、下部扉25の外部からイ
ジェクト釦操作部38を矢印i方向に押し込むと、弾性
板37の可動端37aが弾性に抗して矢印i方向に撓
み、その可動端37aを介して内蔵用ディスクドライブ
5のイジェクト釦9を矢印i方向へそのまま押すことが
できる。
【0020】そして、イジェクト釦9が押されると、図
3及び図8に示すように、内蔵用ディスクドライブ5の
トレー駆動機構(図示せず)によってトレー8がトレー
出入口7から矢印a方向に自動的に引き出されて、その
トレー8が上部扉24を押し開くようにして、下部扉2
4が左右一対の支点ピン26を中心に捩りコイルばね3
0に抗して開扉位置まで矢印e方向に自動的に開扉され
る。
【0021】そして、トレー8の引出し完了後に、その
トレー8上にディスク14を水平に載置して、トレー8
を矢印b方向に軽く押すと、図6に示すように、内蔵用
ディスクドライブ5のトレー駆動機構によってトレー8
が内蔵用ディスクドライブ5内へ矢印b方向に自動的に
引き戻されて、ディスク14が内蔵用ディスクドライブ
5内にローディングされると共に、下部扉24がそのト
レー8の引込み動作に追従して左右一対の支点ピン26
を中心に捩りコイルばね30によって閉扉位置まで矢印
f方向に自動的に閉扉されて、外筐4の前面開放部4a
が再び上部扉24と下部扉25によって閉塞される。
【0022】次に、図6に示すように、下部扉25のつ
まみ33に指をかけて、その下部扉25を矢印g方向に
軽く引っ張ると、弾性係止爪34がフロントフレーム2
1の係止用凹部35から弾性に抗して容易に外れるの
で、図9〜図12に示すように、この下部扉25を左右
一対の支点ピン27を中心に前方下方の開扉位置である
矢印g方向に開扉して、内蔵用ディスクドライブ5のフ
ロントパネル6の下部側を開放することができる。
【0023】従って、図9及び図10に示すように、ヘ
ッドホンプラグ41を内蔵用ディスクドライブ5のヘッ
ドホン端子(ジャック)11に矢印j方向から差し込ん
だり、ボリューム12を操作したり、イマージェンシー
イジェクト用ピン差込穴13内にピンを差し込む等のフ
ロント操作を自由に行うことができる。また、図11に
示すように、内蔵用ディスクドライブ5のイジェクト釦
9を指で矢印i方向に直接押すことも可能であり、前述
同様に、イジェクト釦9を押せば、図12に示すよう
に、内蔵用ディスクドライブ5内のトレー8が矢印a方
向に自動的に引き戻されて、上部扉24が矢印e方向に
自動的に開扉されることになる。
【0024】ところで、このように、外筐4の前面開放
部4aを上部扉24と下部扉25の上下2枚の扉で開閉
する構造を採用したことにより、図6に示すように、特
に、下部扉25をフロントフレーム21の上下寸法H1
の1/2以下の小さい寸法H2に構成することが可能で
ある。従って、図9等に示すように、下部扉25を前方
下方の開扉位置まで矢印g方向に開いた時のその下部扉
25がフロントフレーム21から前方へ突出されている
距離L2を図15で説明した1枚の大型扉16の距離L
1に比べて1/2以下に縮小することができる。これに
より、その開扉された下部扉25が机上等に置かれてい
る他物に衝突される危険が少なくなると共に、その下部
扉25によって占有される机上等の占有面積も小さくな
ることから、その机上等の利用効率が向上されることに
なる。
【0025】なお、開扉している下部扉25を図6に示
すように閉扉位置まで矢印h方向に押し上げれば、弾性
係止爪34がフロントフレーム21の係止部35にその
弾性を利用して軽く係合されるので、下部扉25を閉扉
位置に再び係止(ロック)することができる。
【0026】「第2の実施形態」次に、図13によっ
て、本発明のディスク装置3の第2の実施形態を説明す
ると、この場合は、押釦操作部と発光透過部とを下部扉
25に一体成形したものであり、下部扉45を黒色等の
光透過可能な合成樹脂によって成形して、この下部扉4
5自体をLED10の発光状態が透過可能な発光透過部
に構成し、その下部扉45の右側端部に外周の3方向が
ほぼコ字状の切欠き溝46によって切り欠かれた弾性板
部47を一体成形し、その弾性板部47の先端側の前面
にイジェクト釦操作部48を一体成形したものである。
【0027】従って、この本発明のディスク装置3の第
2の実施形態によれば、第1の実施形態で示した下部扉
25と弾性板部37及びイジェクト釦操作部38を1枚
の下部扉45で兼用することができて、部品点数及び組
立工数の削減によるコストダウンを図ることができる。
【0028】なお、この下部扉45も第1の実施形態で
示した下部扉25と同様に左右一対の支点ピン27によ
ってフロントフレーム21の左右一対の支点穴29に回
転自在に取り付けられ、閉扉位置で弾性係止爪34によ
って係止用凹部35に係合、離脱自在に軽く係止(ロッ
ク)されるように構成されている。
【0029】そして、第1の実施形態と同様に、下部扉
45の閉扉状態で、内蔵用ディスクドライブ5の電源O
NによってLED10が点灯すれば、その点灯状態を下
部扉45を透して外部から明確に確認することができ、
イジェクト釦操作部48を外部から押せば、弾性板部4
7が弾性に抗して撓んで内蔵用ディスクドライブ5のイ
ジェクト釦9を押すことができるように構成されてい
る。
【0030】「第3の実施形態」次に、図14及び図1
5によって、本発明のディスク装置3の第3の実施形態
を説明すると、この場合は、下部扉25、45の閉扉位
置での係止部として、フロンとフレーム21の内面に取
り付けられたマグネット51と下部扉25、45の背面
に固着された金属板等の磁性板52とによる磁気吸引力
を利用して係止(ロック)する構造を採用したものであ
る。
【0031】「第4の実施形態」次に、図16及び図1
7によって、本発明のディスク装置3の第4の実施形態
を説明すると、この場合は、下部扉25、45の閉扉位
置での係止部として、下部扉25の背面に一体成形した
係止片55をフロンとフレーム21の内面に取り付けた
ラッチ機構56のラッチアーム57でラッチするように
構成したものである。そして、ラッチアーム57を支点
ピン58を中心に回転付勢手段である捩りコイルばね5
9で下方である矢印m方向に回転付勢させて置き、下部
扉25、45が閉扉位置まで矢印h方向に回転された時
に、ラッチアーム57を捩りコイルばね59に抗して矢
印n、m方向に回転させて係止片55をラッチ(ロッ
ク)させるようにし、下部扉25、45が閉扉位置から
矢印g方向に開扉される時に、ラッチアーム57を捩り
コイルばね59に抗して矢印n方向へ逃がすように構成
したものである。なお、この際、ラッチ機構56をプッ
シュ・プッシュ方式のロック機構に構成することも可能
である。
【0032】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、裸のディスク
をトレー上に載置して内蔵用ディスクドライブ内へロー
ディング及びイジェクトするディスク装置を説明した
が、ディスクが内部に収納されたディスクカートリッジ
をトレー上に載置して内蔵用ディスクドライブ内へロー
ディング及びイジェクトするディスク装置に適用するこ
とも可能である。また、上記した実施の形態では、押釦
であるイジェクト釦を下部扉の押釦操作部で押すように
したものを示したが、電源ON−OFF用、その他の各
種の押釦を下部扉の押釦操作部で押すようにしたもので
も良い。また、下部扉を回転付勢手段によって開扉位置
へ回転付勢しておき、フロントフレームに対する下部扉
の係止を外した時に、その下部扉を回転付勢手段によっ
て自動開扉させることも可能である。更に、下部扉を回
転付勢手段によって閉扉位置へ回転付勢しておき、その
下部扉を回転付勢手段に抗して開扉位置まで回転させた
時に、その下部扉を係止部によってフロントフレームに
係合、離脱可能に軽く係止(ロック)するような構造を
採用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
ク装置は、次のような効果を奏する。
【0034】請求項1は、内蔵用ディスクドライブが収
納された外筐の前面の上側と下側を上部扉と下部扉の上
下2枚の扉で開閉できるようにし、上部扉は出し入れさ
れるトレーによって自動開閉されるように構成し、下部
扉には内蔵用ディスクドライブのイジェクト釦等の押釦
を押すことができる押釦操作部を設けたので、トレーの
出し入れ時に上部扉をいちいち手で開閉する必要がな
く、下部を閉扉したままで、押釦操作部によってイジェ
クト釦等の押釦を扉外から押すことができる。従って、
意匠性の自由度が高く、意匠性、防塵性及び操作性の非
常に高いディスク装置を実現できる。
【0035】請求項2は、内蔵用ディスクドライブが収
納された外筐の前面の上側と下側を上部扉と下部扉の上
下2枚の扉で開閉できるようにし、上部扉は出し入れさ
れるトレーによって自動開閉されるように構成し、下部
扉には内蔵用ディスクドライブの発光表示部の発光状態
を確認できる発光透過部を設けたので、トレーの出し入
れ時に上部扉をいちいち手で開閉する必要がなく、下部
を閉扉したままで、内蔵用ディスクドライブの発光表示
部の発光状態を扉外から確認できる。従って、意匠性の
自由度が高く、意匠性、防塵性及び操作性の非常に高い
ディスク装置を実現できる。。
【0036】請求項3は、内蔵用ディスクドライブが収
納された外筐の前面の上側と下側を上部扉と下部扉の上
下2枚の扉で開閉できるようにし、上部扉は出し入れさ
れるトレーによって自動開閉されるように構成し、下部
扉には内蔵用ディスクドライブのイジェクト釦等の押釦
を押すことができる押釦操作部と、内蔵用ディスクドラ
イブの発光表示部の発光状態を確認できる発光透過部と
を設けたので、トレーの出し入れ時に上部扉をいちいち
手で開閉する必要がなく、下部を閉扉したままで、押釦
操作部によってイジェクト釦等の押釦を扉外から押すこ
とができると共に、内蔵用ディスクドライブの発光表示
部の発光状態を扉外から確認できる。従って、意匠性の
自由度が高く、意匠性、防塵性及び操作性の非常に高い
ディスク装置を実現できる。
【0037】請求項4は、上部扉及び下部扉を黒色等の
半透明色又は不透明色に構成したので、意匠性の自由度
が高く、意匠性を向上できる。
【0038】請求項5は、上部扉を回転付勢手段によっ
て閉扉位置へ回転付勢させたので、トレーの出し入れ時
に、その上部扉を回転付勢手段に抗して押し開くように
して自動開閉することができて、その上部扉の自動開閉
構造を簡単に構成することができる。
【0039】請求項6は、下部扉に開閉操作部を形成
し、その下部扉を閉扉位置に係止する係止部を設けたの
で、下部扉の開閉操作が容易であり、しかも、下部扉を
閉扉位置で確実に係止することができて、操作性及び防
塵性が高い。
【0040】請求項7は、下部扉に発光表示部の光を透
過させる横長開口を形成すると共に、光透過可能な弾性
板の固定端をその下部扉の背面に固着して、その横長開
口を閉塞し、その弾性板の可動端に押釦操作部を設けた
ので、防塵性及び操作性が高い。
【0041】請求項8は、下部扉に押釦操作部と発光透
過部とを一体に成形したので、部品点数及び組立工数を
削減して、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスク装置の第1の実施形
態を説明する分解斜視図である。
【図2】図1の組立て完了状態を示す斜視図である。
【図3】図2のトレー引出し状態を示す斜視図である。
【図4】図1の要部を拡大して示した側面図である。
【図5】図4の一部切欠き側面図である。
【図6】図5の断面側面図である。
【図7】図6のイジェクト釦を押した時の断面側面図で
ある。
【図8】図7のトレー引出し時の上部扉の自動開扉を示
した断面側面図である。
【図9】図6の下部扉を開扉してヘッドホンプラグの差
込み操作を示す断面側面図である。
【図10】図8のヘッドホンプラグの差込み完了を示す
断面側面図である。
【図11】図10のイジェクト釦を押したことを示す断
面側面図である。
【図12】図11のトレー引出し時を示す断面側面図で
ある。
【図13】本発明を適用したディスク装置の第2の実施
形態を説明する分解斜視図である。
【図14】本発明を適用したディスク装置の第3の実施
形態を説明する下部扉の閉扉状態を示す断面側面図であ
る。
【図15】図14の下部扉の開扉状態を示す断面側面図
である。
【図16】本発明を適用したディスク装置の第4の実施
形態を説明する下部扉の閉扉状態を示す断面側面図であ
る。
【図17】図16の下部扉の開扉状態を示す断面側面図
である。
【図18】パーソナルコンピュータと外付け用のディス
ク装置を示す斜視図である。
【図19】ディスク装置の外筐の前面開放部を1枚の大
型扉で開閉する構造の問題点を説明する断面側面図であ
る。
【符号の説明】
3はディスク装置、4は外筐、4aは外筐の前面開放
部、5は内蔵用ディスクドライブ、6は内蔵用ディスク
ドライブのフロントパネル、7はトレー出入口、8はト
レー、9は押釦であるイジェクト釦、10は発光表示部
であるLED、14はディスク、21は外筐のフロント
フレーム、24は上部扉、25は下部扉、26、27は
支点ピン、30は回転付勢手段である捩りコイルばね、
33は開閉操作部であるつまみ、34は係止部である弾
性係止爪、35は係止部である係止用凹部、36は光透
過部である横長開口、37は光透過部兼用の弾性板、3
8は押釦操作部であるイジェクト釦操作部、45は下部
扉、47は弾性板部、48はイジェクト釦操作部、51
は係止部であるマグネット、52は係止部である磁性
板、55は係止部である係止片、56は係止部であるラ
ッチ機構である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントパネルのトレー出入口から出し入
    れされるトレーや、そのフロントパネルのトレー出入口
    の下部に配置されたイジェクト釦等の押釦が設けられた
    内蔵用ディスクドライブと、 上記内蔵用ディスクドライブが内部に収納され、前面が
    開放された外筐と、 上記外筐の前面の上側に開閉自在に取り付けられて、上
    記トレーの出入りによって自動開閉される上部扉と、 上記外筐の前面の下側に開閉自在に取り付けられて、閉
    扉状態のまま上記押釦を押すことができる押釦操作部を
    有する下部扉とを備えたことを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】フロントパネルのトレー出入口から出し入
    れされるトレーや、そのフロントパネルのトレー出入口
    の下部に配置された電源ONや動作等を表示する発光表
    示部が設けられた内蔵用ディスクドライブと、 上記内蔵用ディスクドライブが内部に収納され、前面が
    開放された外筐と、 上記外筐の前面の上側に開閉自在に取り付けられて、上
    記トレーの出入りによって自動開閉される上部扉と、 上記外筐の前面の下側に開閉自在に取り付けられて、閉
    扉状態のまま上記発光表示部の発光状態を確認できる発
    光透過部を有する下部扉とを備えたことを特徴とするデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】フロントパネルのトレー出入口から出し入
    れされるトレーや、そのフロントパネルのトレー出入口
    の下部に配置されたイジェクト釦等の押釦及び電源ON
    や動作等を表示する表示部が設けられた内蔵用ディスク
    ドライブと、 上記内蔵用ディスクドライブが内部に収納され、前面が
    開放された外筐と、 上記外筐の前面の上側に開閉自在に取り付けられて、上
    記トレーの出入りによって自動開閉される上部扉と、 上記外筐の前面の下側に開閉自在に取り付けられて、閉
    扉状態のまま上記押釦を押すことができる押釦操作部及
    び上記発光表示の発光表示状態を確認できる発光透過部
    を有する下部扉とを備えたことを特徴とするディスク装
    置。
  4. 【請求項4】上記上部扉及び下部扉を黒色等の半透明色
    又は不透明色に構成した ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に
    記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】上記上部扉を回転付勢手段によって閉扉位
    置へ回転付勢させたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3に記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】上記下部扉に開閉操作部を形成し、その下
    部扉を閉扉位置にて係止する係止部を設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載のディ
    スク装置。
  7. 【請求項7】上記下部扉に上記発光表示部の光を透過さ
    せる横長開口を形成し、 光透過可能な弾性板の固定端を上記下部扉の背面に固着
    して上記横長開口を閉塞し、 上記弾性板の可動端に上記押釦を押すことができる押釦
    操作部を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3
    に記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】上記押釦操作部と上記発光透過部とを上記
    上部扉に一体に形成したことを特徴とする請求項2又は
    請求項3に記載のディスク装置。
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