JPS60224627A - 動物遊離細胞のカプセル化方法 - Google Patents
動物遊離細胞のカプセル化方法Info
- Publication number
- JPS60224627A JPS60224627A JP59080164A JP8016484A JPS60224627A JP S60224627 A JPS60224627 A JP S60224627A JP 59080164 A JP59080164 A JP 59080164A JP 8016484 A JP8016484 A JP 8016484A JP S60224627 A JPS60224627 A JP S60224627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- aqueous solution
- sodium alginate
- mol
- blood serum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/06—Making microcapsules or microballoons by phase separation
- B01J13/08—Simple coacervation, i.e. addition of highly hydrophilic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、動物の遊離細胞のアルギン酸カルシウム(二
よるカプセル化(−関するものであり、より詳しくは、
動物細胞の培養0適した液状培地(=、アルギン酸ソー
ダを溶解せしめ、これら細胞の活性維持のため仔クシな
どの血清及び/又はホルモンを添加してなる水溶液(一
対して、動物の遊離細胞を混合比140.01〜1:1
で混合・懸濁し、その粘度を1〜100ps (37℃
)としたものをカルンクムイオン水溶液中(=滴下、凝
固せしめることを特徴とする動物細胞のカプセル化方法
(=関するものであり、生理活性物質の製造、人工臓器
などの分野で利用価値の高いものである。
よるカプセル化(−関するものであり、より詳しくは、
動物細胞の培養0適した液状培地(=、アルギン酸ソー
ダを溶解せしめ、これら細胞の活性維持のため仔クシな
どの血清及び/又はホルモンを添加してなる水溶液(一
対して、動物の遊離細胞を混合比140.01〜1:1
で混合・懸濁し、その粘度を1〜100ps (37℃
)としたものをカルンクムイオン水溶液中(=滴下、凝
固せしめることを特徴とする動物細胞のカプセル化方法
(=関するものであり、生理活性物質の製造、人工臓器
などの分野で利用価値の高いものである。
従来から各種の細胞や微生物を固定化するための方法の
1つとしてカプセル化が行なわれ、主として実験室的C
二利用されて来たが、その主な方法は細胞や微生物を懸
濁せしめた七ツマー溶液を低温重合(=より、該細胞や
微生物をポリアクリルアミド系ゲル中(=分散、固定化
せしめ、これを破砕(例えばAppl、Microbi
ol、、 27 、 878 (1974))、または
網目からの押出しく例えばBiotechnol 。
1つとしてカプセル化が行なわれ、主として実験室的C
二利用されて来たが、その主な方法は細胞や微生物を懸
濁せしめた七ツマー溶液を低温重合(=より、該細胞や
微生物をポリアクリルアミド系ゲル中(=分散、固定化
せしめ、これを破砕(例えばAppl、Microbi
ol、、 27 、 878 (1974))、または
網目からの押出しく例えばBiotechnol 。
Bioeng、、 18 、 217 (1976))
によって粒状または棒状物とするものである。
によって粒状または棒状物とするものである。
しかしこれらの方法(二よって成形した粒状または棒状
物表面の細胞または微生物の多くは、成形の際に大なり
小なりの損傷を受け、特に細胞の場合は殆どのものが死
滅するし、微生物の場合は剥脱するものやカプセル化剤
を被らずむき出しになるものも生じる。また、破砕して
製造した粒状物においては、形状およびサイズが著しく
不揃いとなることが避けられず、この2つの理由から、
得られる粒状物または棒状物の表面(=おける細胞や微
生物の生物学的活性は、部分的(=低下して不均一性を
生じ、さら(二それら粒状物や棒状物の表面で死滅した
細胞や微生物による培地や粒状物などの汚染を防止する
ことも困難である。
物表面の細胞または微生物の多くは、成形の際に大なり
小なりの損傷を受け、特に細胞の場合は殆どのものが死
滅するし、微生物の場合は剥脱するものやカプセル化剤
を被らずむき出しになるものも生じる。また、破砕して
製造した粒状物においては、形状およびサイズが著しく
不揃いとなることが避けられず、この2つの理由から、
得られる粒状物または棒状物の表面(=おける細胞や微
生物の生物学的活性は、部分的(=低下して不均一性を
生じ、さら(二それら粒状物や棒状物の表面で死滅した
細胞や微生物による培地や粒状物などの汚染を防止する
ことも困難である。
これらの点を改良する目的で蒸留水(ニアルギン酸ソー
ダを溶かした水溶液(=細胞や微生物を混合し、その懸
濁液を塩化カルシウム水溶液中(二部下して球形のカプ
セル化物を得るとか、さら(二この表面をポリアミドな
どでコーティングし、中のアルギン酸カルシウムから成
るゲル化物屓を薬液1:より再溶解し、この外側;二形
成した該ポリアミドなどから成るコーティング層内(=
おいて封入した細胞や微生物を流動状態にする方法(例
えば8c 1−ence 、 210 、908 (1
980) )などが提案されている。しかし蒸留水又は
生作食塩水イ:アルギン酸ソーダのみを溶解した水溶液
(−細胞や微生物を懸濁せしめ、塩化カルシウム水溶液
中(二部下してカプセル化した場合は、該細胞や微生物
の生存時間が著しく短くなるという欠点があった。
ダを溶かした水溶液(=細胞や微生物を混合し、その懸
濁液を塩化カルシウム水溶液中(二部下して球形のカプ
セル化物を得るとか、さら(二この表面をポリアミドな
どでコーティングし、中のアルギン酸カルシウムから成
るゲル化物屓を薬液1:より再溶解し、この外側;二形
成した該ポリアミドなどから成るコーティング層内(=
おいて封入した細胞や微生物を流動状態にする方法(例
えば8c 1−ence 、 210 、908 (1
980) )などが提案されている。しかし蒸留水又は
生作食塩水イ:アルギン酸ソーダのみを溶解した水溶液
(−細胞や微生物を懸濁せしめ、塩化カルシウム水溶液
中(二部下してカプセル化した場合は、該細胞や微生物
の生存時間が著しく短くなるという欠点があった。
本発明の目的とするところは、均一な粒径と、均一、緻
密で滑らかな半硬質表面を有する球形であり、被カプセ
ル化動物細胞がカプセル化の際に損傷されたり、未コー
ト状のままでカプセル表面セ残留することが無く、該カ
プセルを液状培地中C二て攪拌し、又はカラム(二充填
して代謝を行なわせた場合1:も、カプセルの形状が安
定しており。
密で滑らかな半硬質表面を有する球形であり、被カプセ
ル化動物細胞がカプセル化の際に損傷されたり、未コー
ト状のままでカプセル表面セ残留することが無く、該カ
プセルを液状培地中C二て攪拌し、又はカラム(二充填
して代謝を行なわせた場合1:も、カプセルの形状が安
定しており。
細胞の生存率の維持と高い代謝活性の保持が容易な動物
細胞のカプセル化方法を提供する(=ある。
細胞のカプセル化方法を提供する(=ある。
本発明者らはこれらの点を改良すべく鋭意研究を行なっ
た結果、動物細胞の培養(二連した液状培地をペースに
し、アルギン酸ソーダを溶かした後滅菌し、これの1/
100〜1/2容の別(=滅菌したウマ血清、ウシ血清
、仔つン血清、ウシ胎児血清、10 〜10 mol/
Jのイン/(リン、及び10〜10mo l/lのデキ
サメサゾンの一種又は二種以上を添加し、この水溶液の
1:0.01〜1:1容の動物細胞を混合し、この懸濁
液の粘度を1〜100ps (37℃)とした上でカル
ンクムイオン水溶液中り=滴下することにより、緻密で
半硬質の表面と均一な粒径な有する球型のカプセル化物
とすることができ、且つカプセル化した細胞の生存率及
び代謝能の維持にも最適であることを発見して、この発
明な完成する(=至ったものである。
た結果、動物細胞の培養(二連した液状培地をペースに
し、アルギン酸ソーダを溶かした後滅菌し、これの1/
100〜1/2容の別(=滅菌したウマ血清、ウシ血清
、仔つン血清、ウシ胎児血清、10 〜10 mol/
Jのイン/(リン、及び10〜10mo l/lのデキ
サメサゾンの一種又は二種以上を添加し、この水溶液の
1:0.01〜1:1容の動物細胞を混合し、この懸濁
液の粘度を1〜100ps (37℃)とした上でカル
ンクムイオン水溶液中り=滴下することにより、緻密で
半硬質の表面と均一な粒径な有する球型のカプセル化物
とすることができ、且つカプセル化した細胞の生存率及
び代謝能の維持にも最適であることを発見して、この発
明な完成する(=至ったものである。
即ち本発明は、細胞又は微生物をアルギン酸ソーダ水溶
液(=懸濁せしめ、これをカルシウムイオン水溶液中(
二部下し凝固せしめること(=よって、細胞又は微生物
をカプセル化する方法(=おいて。
液(=懸濁せしめ、これをカルシウムイオン水溶液中(
二部下し凝固せしめること(=よって、細胞又は微生物
をカプセル化する方法(=おいて。
細胞は動物の遊離細胞であり、アルギン酸水溶液はME
M、郁、HamのF−12もしくはF −199。
M、郁、HamのF−12もしくはF −199。
Leiboviz−15、又はWaymouth’s
MB 751/2の群から選んだ一種の液状培地にアル
ギン酸ソーダを溶解せしめた溶液100部(;、1〜5
0部のウマ頭清。
MB 751/2の群から選んだ一種の液状培地にアル
ギン酸ソーダを溶解せしめた溶液100部(;、1〜5
0部のウマ頭清。
クシ血清、仔クシ血清、ウシ胎児血清、lO〜10mo
l/71のインスリン、及び10〜10 mol/lの
デキサメサゾンの一種又は二種以上を添加して成り、こ
れ(二対する動物の遊離細胞の混合比がl:0.01〜
l:1であり、アルギン酸ソーダ水溶液(二動物の細胞
を混合して成る懸濁液の粘度を1〜1oops(37℃
)としたことを特徴とする。動物遊離細胞のカプセル化
方法である。
l/71のインスリン、及び10〜10 mol/lの
デキサメサゾンの一種又は二種以上を添加して成り、こ
れ(二対する動物の遊離細胞の混合比がl:0.01〜
l:1であり、アルギン酸ソーダ水溶液(二動物の細胞
を混合して成る懸濁液の粘度を1〜1oops(37℃
)としたことを特徴とする。動物遊離細胞のカプセル化
方法である。
本発明で言うところの動物遊離細胞とは、動物の肝臓を
酵素で処理して得られる遊離肝細胞、動物の膵臓を酵素
で処理して得られるランゲルハンス島細胞(Lange
rhans−)等である。
酵素で処理して得られる遊離肝細胞、動物の膵臓を酵素
で処理して得られるランゲルハンス島細胞(Lange
rhans−)等である。
本発明(二おいて用いられる遊離肝細胞は、公知の方法
(例えばMethods Ce1l Biol 、、1
3 、 29(1976))−二従って、蛋白質分解酵
素を動物肝臓にインンテエー(in 5itu )に潅
流して取出した後、Hanks液を用いて洗浄したもの
を使用することができ、このよう;ニジて得た遊離肝細
胞は直ちC:カプセル化してもよいし、特許請求範囲の
項(二記した各種の液状培地を用いて数時間〜数日間初
代培養した上でカプセル化してもよく、何れの場合も同
様に活性な細胞のカプセル化物を得ることができる。
(例えばMethods Ce1l Biol 、、1
3 、 29(1976))−二従って、蛋白質分解酵
素を動物肝臓にインンテエー(in 5itu )に潅
流して取出した後、Hanks液を用いて洗浄したもの
を使用することができ、このよう;ニジて得た遊離肝細
胞は直ちC:カプセル化してもよいし、特許請求範囲の
項(二記した各種の液状培地を用いて数時間〜数日間初
代培養した上でカプセル化してもよく、何れの場合も同
様に活性な細胞のカプセル化物を得ることができる。
本発明C:おいて用いられる劇、邸、Ham のF −
12もしくはF −199、Leibovitz −1
5、Waymouth’s MB 751/2 の液状
培地は、組織培養に用いる液状培地のうちで肝細胞の生
存率及び代謝活性の維持、及び本発明によるカプセル化
の工程(二最適のものであるが、これらは何れも単独で
用いた場合、カプセル化した肝細胞の生存率及び代謝活
性の維持能はなお不充分であるため、種々検討を行なっ
た結果、この性能を向土させるためクマ、ウシ、仔ウシ
又はウシ胎児の血清の新鮮なものもしくは凍結保存した
ものの他、インスリンもしくはデキサメサゾンのホルモ
ンから選んだ一種又は二種以上を併用することによって
、良好な結果が得られることを見出したものである。こ
れら血清の添加量は、何れも1部以下では効果が極めて
小さく、50部以上では効果が飽和するため、この添加
量は1〜50部とすることが必要であり、ホルモンの添
加量としては同様の理由から、インスリンは10〜IQ
mol/l、デキサメサゾンはio”〜10”’ m
ol、4’とする必要がある。
12もしくはF −199、Leibovitz −1
5、Waymouth’s MB 751/2 の液状
培地は、組織培養に用いる液状培地のうちで肝細胞の生
存率及び代謝活性の維持、及び本発明によるカプセル化
の工程(二最適のものであるが、これらは何れも単独で
用いた場合、カプセル化した肝細胞の生存率及び代謝活
性の維持能はなお不充分であるため、種々検討を行なっ
た結果、この性能を向土させるためクマ、ウシ、仔ウシ
又はウシ胎児の血清の新鮮なものもしくは凍結保存した
ものの他、インスリンもしくはデキサメサゾンのホルモ
ンから選んだ一種又は二種以上を併用することによって
、良好な結果が得られることを見出したものである。こ
れら血清の添加量は、何れも1部以下では効果が極めて
小さく、50部以上では効果が飽和するため、この添加
量は1〜50部とすることが必要であり、ホルモンの添
加量としては同様の理由から、インスリンは10〜IQ
mol/l、デキサメサゾンはio”〜10”’ m
ol、4’とする必要がある。
これらの液状培地を含有するアルギン酸ソーダ水溶液に
対する動物遊離肝細胞の混合比は1:0.01〜1:1
として、両者を混合して成る懸濁液の粘度を特(=1〜
100ps (37℃)とする。この組成物の粘度を1
00paより高くすると、ノズルを通して凝固浴中に滴
下せしめること(二より生成するカプセル化物の粒径な
2闘以下とすることが極めて困難となり、また、粘度を
lps (37℃)以下にすると、凝固浴中に滴下した
瞬間にゲル化物は無定形となり、球型のカプセルを得る
ことが困難となるほか、これを液状培地中で攪拌し、培
養を続けると溶失し易くなるため、この懸濁液の粘度は
1〜100ps (37℃)とすることが必要である。
対する動物遊離肝細胞の混合比は1:0.01〜1:1
として、両者を混合して成る懸濁液の粘度を特(=1〜
100ps (37℃)とする。この組成物の粘度を1
00paより高くすると、ノズルを通して凝固浴中に滴
下せしめること(二より生成するカプセル化物の粒径な
2闘以下とすることが極めて困難となり、また、粘度を
lps (37℃)以下にすると、凝固浴中に滴下した
瞬間にゲル化物は無定形となり、球型のカプセルを得る
ことが困難となるほか、これを液状培地中で攪拌し、培
養を続けると溶失し易くなるため、この懸濁液の粘度は
1〜100ps (37℃)とすることが必要である。
以上述べたよう(=、本発明は動物の遊離細胞を、均−
且つ緻密な表面を有し、均一な粒径を有する真球に近い
形状のカプセルに封入する方法を提供するもので、該細
胞を損傷することなくカプセル化することを可能にした
ものであり、更C二生成したカプセルはカラムへの充填
(二基える硬さを有すると同時に、内部の動物細胞の長
時間の生存率及び高い代謝活性の維持を実現したもので
、産業及び医療面への応用性が極めて高いものである。
且つ緻密な表面を有し、均一な粒径を有する真球に近い
形状のカプセルに封入する方法を提供するもので、該細
胞を損傷することなくカプセル化することを可能にした
ものであり、更C二生成したカプセルはカラムへの充填
(二基える硬さを有すると同時に、内部の動物細胞の長
時間の生存率及び高い代謝活性の維持を実現したもので
、産業及び医療面への応用性が極めて高いものである。
実施例1゜
MFMにアルギン酸ソーダ粉末を添加して磁気攪拌sI
(二より攪拌して均一(−溶解してからオートクv−プ
滅mし、ペニシリン1001J/ml、ストレプトマイ
シン100μVづ を加えた粘稠溶液100部(二対し
、孔径0.22μmのフィルターでr過した仔りシ血清
□□□部を混合し、pHを7゜2(二調整したアルギン
酸ソーダ水溶液100部に対し、常法(二従って調製し
たラット遊離肝細胞をHanks液を用いて低速遠心法
で精製したものを4部の割合で混合した。懸濁液の、B
型粘度針により37℃で測定した粘度は3.3psであ
った。別(二100f7t7!の蒸留水(二1.5gの
塩化カルシウムを溶解し、10007mのペニシリンと
100μ!I/fnlのストレプトマイシンを添加した
後、0.22μmのフィルターでr過した凝固液(二対
して、18Gの注射針から加圧下に滴下して造粒し、半
硬質で緻密な表面を有する粒径1.5 mlの球型カプ
セル化物を得た。
(二より攪拌して均一(−溶解してからオートクv−プ
滅mし、ペニシリン1001J/ml、ストレプトマイ
シン100μVづ を加えた粘稠溶液100部(二対し
、孔径0.22μmのフィルターでr過した仔りシ血清
□□□部を混合し、pHを7゜2(二調整したアルギン
酸ソーダ水溶液100部に対し、常法(二従って調製し
たラット遊離肝細胞をHanks液を用いて低速遠心法
で精製したものを4部の割合で混合した。懸濁液の、B
型粘度針により37℃で測定した粘度は3.3psであ
った。別(二100f7t7!の蒸留水(二1.5gの
塩化カルシウムを溶解し、10007mのペニシリンと
100μ!I/fnlのストレプトマイシンを添加した
後、0.22μmのフィルターでr過した凝固液(二対
して、18Gの注射針から加圧下に滴下して造粒し、半
硬質で緻密な表面を有する粒径1.5 mlの球型カプ
セル化物を得た。
100QIのME214に10f7Ilの仔ウシ血清及
び100U/mJ のペニシリンと100μV−のスト
レプトマイシンを添加後、孔径0.22μmのフィルタ
ーでr過し、Po!を100QIgとした液状培地中3
7℃で、このカプセル化物20−を磁気攪拌機により攪
拌しながら加え、更C′−塩化アンモニウムの濃厚水溶
液を加え、104mol/lの塩化アンモニウム水溶液
としてアンモニア代謝能を調べると共に、カプセルをク
エン酸ソーダ水溶液で溶解して細胞の生存率変化を追跡
し、結果をまとめて第1表に示した。
び100U/mJ のペニシリンと100μV−のスト
レプトマイシンを添加後、孔径0.22μmのフィルタ
ーでr過し、Po!を100QIgとした液状培地中3
7℃で、このカプセル化物20−を磁気攪拌機により攪
拌しながら加え、更C′−塩化アンモニウムの濃厚水溶
液を加え、104mol/lの塩化アンモニウム水溶液
としてアンモニア代謝能を調べると共に、カプセルをク
エン酸ソーダ水溶液で溶解して細胞の生存率変化を追跡
し、結果をまとめて第1表に示した。
実施例2.五 比較例1.2゜
実施例1と全く同様の方法で実施した実施例及び比較例
(二ついて、その詳細と試験結果を第工表(:まとめた
。
(二ついて、その詳細と試験結果を第工表(:まとめた
。
本発明を実施した実施例1〜3)二おいては、半硬質の
緻密な表面を有する球型カプセル化物が得られ、実施例
1の培養条件で試験した結果、良好な細胞生存率及び代
謝能の維持が可能であり、浮遊培養のほか充填塔の形で
も使用可能であったのに対して、比較例においては何れ
も致命的な欠陥を有することが明らかになった。これら
の結果から判断して、本発明は極めて有意義な発明であ
るということができる。
緻密な表面を有する球型カプセル化物が得られ、実施例
1の培養条件で試験した結果、良好な細胞生存率及び代
謝能の維持が可能であり、浮遊培養のほか充填塔の形で
も使用可能であったのに対して、比較例においては何れ
も致命的な欠陥を有することが明らかになった。これら
の結果から判断して、本発明は極めて有意義な発明であ
るということができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 細胞又は微生物をアルギン酸ソーダ水溶液(=懸濁せし
め、これをカルシクムイオン水溶液中(2滴下し凝固せ
しめること(二よって、細胞又は微生物をカプセル化す
る方法電;おいて、細胞は動物の遊離細胞であり、アル
ギン酸ソーダ水溶液は最小栄養培地(Mlnimum
Es5ential Medium 、以下蔵と略記)
、W目Hams E (以下舅と略記)、HamのF−
12もしくはF −199、Leiboviz −15
、又はWaymouth’s MB 751/2の群か
ら選んだ一種の液状培地にアルギン酸ソーダを溶解せし
めた溶液100部(容量部、以下同じ)(咥 1〜50
部のクマ血清、ウシ血清、仔ウシ血清、クシ胎児血清、
10−7〜10−’。mol/Jのインスリン、及び1
0″〜10−’ mol/lのデキサメサゾンの一種又
は二種以上を添加してなり、これC二対する動物の遊離
細胞の混合比(容量比、以下同じ)が1 : 0.01
〜1:1であり。 アルギン酸ソーダ水溶液に動物の細胞を混合してなる懸
濁液の粘度を1〜1oops (37℃)としたことを
特徴とする、動物遊離細胞のカプセル化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59080164A JPS60224627A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 動物遊離細胞のカプセル化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59080164A JPS60224627A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 動物遊離細胞のカプセル化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60224627A true JPS60224627A (ja) | 1985-11-09 |
JPH0533981B2 JPH0533981B2 (ja) | 1993-05-20 |
Family
ID=13710674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59080164A Granted JPS60224627A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 動物遊離細胞のカプセル化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60224627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002520151A (ja) * | 1998-07-15 | 2002-07-09 | マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ | 生物学的テンプレート上の高分子電解質 |
-
1984
- 1984-04-23 JP JP59080164A patent/JPS60224627A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002520151A (ja) * | 1998-07-15 | 2002-07-09 | マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ | 生物学的テンプレート上の高分子電解質 |
JP4650976B2 (ja) * | 1998-07-15 | 2011-03-16 | マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ | 生物学的テンプレート上の高分子電解質 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533981B2 (ja) | 1993-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4495288A (en) | Method of culturing anchorage dependent cells | |
CN102172498B (zh) | 一种三维多孔壳聚糖/明胶微球及其制备方法和在肝细胞培养中的应用 | |
Chui et al. | Electrosprayed genipin cross‐linked alginate–chitosan microcarriers for ex vivo expansion of mesenchymal stem cells | |
US5175093A (en) | Bioactive cells immobilized in alginate beads containing voids formed with polyethylene glycol | |
US4778749A (en) | Tissue culture and production in permeable gels | |
KR20220125295A (ko) | 배양 유제품의 생산을 위한 생세포 구축물 및 이것을 사용하는 방법 | |
SE456163B (sv) | Forfarande for att odla och skorda ytberoende animala celler | |
JPS6188893A (ja) | 細胞により産生される物質の製造方法 | |
GB2094832A (en) | Process for culturing anchorage dependent cells | |
CN102051353A (zh) | 一种包封有海绵状支架的微胶囊及其制备和应用 | |
US5264359A (en) | Methods for large-scale cultivation of animal cells and for making supporting substrata for the cultivation | |
TW202136499A (zh) | 適合細胞生長的微載體以及微載體於微環境培養之方法 | |
Kampf | The use of polymers for coating of cells | |
JPS60224627A (ja) | 動物遊離細胞のカプセル化方法 | |
CN112972712A (zh) | 一种用于处理生物墨水的新型热压灭菌程序及其在人肝类器官3d模型构建中的应用 | |
CA1280381C (en) | Entrapment of anchorage-dependent cells | |
JPS6225974A (ja) | コラ−ゲンよりなるゲル状組成物 | |
JP2003052361A (ja) | 接着依存性細胞の外形制御集合体形成用基板および細胞培養方法 | |
JPH02150276A (ja) | 細胞培養法 | |
JP2678431B2 (ja) | 細胞培養用の液体コアマイクロカプセルの製造方法及び液体コアマイクロカプセル | |
CN114410574B (zh) | 一种软骨细胞体外三维培养体系的制备方法 | |
EP0869173B1 (de) | Träger für Zellkulturen | |
JP2005514064A (ja) | バイオリアクター | |
CN116083363A (zh) | 一种复合水凝胶在促进细胞成球培养中的应用 | |
Kim et al. | Development of hepatocyte spheroids immobilization technique using alternative encapsulation method |