JPS6022397B2 - 印鑑照合方式 - Google Patents
印鑑照合方式Info
- Publication number
- JPS6022397B2 JPS6022397B2 JP57050441A JP5044182A JPS6022397B2 JP S6022397 B2 JPS6022397 B2 JP S6022397B2 JP 57050441 A JP57050441 A JP 57050441A JP 5044182 A JP5044182 A JP 5044182A JP S6022397 B2 JPS6022397 B2 JP S6022397B2
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- Japan
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- section
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- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/20—Image preprocessing
- G06V10/28—Quantising the image, e.g. histogram thresholding for discrimination between background and foreground patterns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Collating Specific Patterns (AREA)
- Image Input (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
山 発明の技術分野
本発明は印鑑照合方式に関し、特に銀行の払房請求書等
に押印された印影があらかじめ登録している印影と一致
するか否かをデータ処理装置を使用して照合を行う場合
における印鑑照合方式に関する。
に押印された印影があらかじめ登録している印影と一致
するか否かをデータ処理装置を使用して照合を行う場合
における印鑑照合方式に関する。
{21 技術の背景及びその問題点
例えば銀行等において顧客が預金の払房請求をしたり、
あるいは小切手等による払房を求める場合、その払房請
求書あるいは小切手に押印している印影が、払房請求書
あるいは小切手に記載された口座番号で登録されている
印影と一致していることが必要である。
あるいは小切手等による払房を求める場合、その払房請
求書あるいは小切手に押印している印影が、払房請求書
あるいは小切手に記載された口座番号で登録されている
印影と一致していることが必要である。
そのため従釆では行員が眼によりこれらの印影を比較し
ていた。そのために照合に時間がかかり、精度上でも問
題がある。このような問題を改善するために、データ処
理装置を使用して印鑑照合を行うことが研究されている
。すなわち第1図に示すように印鑑の印影(以下印鑑と
いう)をセンターの原簿ファイルに登録しておき、払戻
請求書等に押印された印鑑を照合装置で議取り、これら
のパターンを照合するものである。すなわち、第2図に
示すように、印鑑1を光学式画像入力部2で諭取つてこ
れをセンターの登録印原簿ファイルに口座番号とともに
登録しておき、次に顧客から提出された印鑑の議取りデ
ータを画像メモリ4にセットし、これらを照合判定回路
5により照合判定し、この結果を結果出力回路6より出
力する。
ていた。そのために照合に時間がかかり、精度上でも問
題がある。このような問題を改善するために、データ処
理装置を使用して印鑑照合を行うことが研究されている
。すなわち第1図に示すように印鑑の印影(以下印鑑と
いう)をセンターの原簿ファイルに登録しておき、払戻
請求書等に押印された印鑑を照合装置で議取り、これら
のパターンを照合するものである。すなわち、第2図に
示すように、印鑑1を光学式画像入力部2で諭取つてこ
れをセンターの登録印原簿ファイルに口座番号とともに
登録しておき、次に顧客から提出された印鑑の議取りデ
ータを画像メモリ4にセットし、これらを照合判定回路
5により照合判定し、この結果を結果出力回路6より出
力する。
このとき原簿登録ファイルに登録された印鑑と払房請求
書等に押印された印鑑の朱肉の濃度が同一であれば問題
はない。しかし原簿ファイルに登録された印鑑が中間調
で登録されているときに払戻請求書の印鑑が薄かったと
き、これらの印鑑を比較するとき次のような問題が生ず
る。印鑑を照合する場合、第1図に示すように、例えば
512×512の領域の中心に印鑑を置き、512×5
12の同じ番地の画素の「1」、「0」の濃度が一致す
るかどうかを判別し、このとき不一致数が多いとき両者
の印鑑は異なるものと判別される。したがって登録され
た印鑑と照合すべき印鑑との濃度が異なるとき、例えば
前記の如く照合すべき印鑑が薄かったとき、画素の「1
」、「0」を決定する関値を同一にすれば、照合印の方
では薄いために「01の部分が多くなり不一致数が多く
なる。このように一方の濃度が薄く他方が濃い場合に、
照合装置では誤判定するケースが多く発生することにな
る。糊 発明の目的 本発明の目的は、このように登録印と被照合印との濃度
が異なる場合においても誤判定することなく、正確な判
定結果が得られるようにするために、被照合印の濃度に
応じてその閥値しベルを調整するようにした印鑑照合方
式を提供することである。
書等に押印された印鑑の朱肉の濃度が同一であれば問題
はない。しかし原簿ファイルに登録された印鑑が中間調
で登録されているときに払戻請求書の印鑑が薄かったと
き、これらの印鑑を比較するとき次のような問題が生ず
る。印鑑を照合する場合、第1図に示すように、例えば
512×512の領域の中心に印鑑を置き、512×5
12の同じ番地の画素の「1」、「0」の濃度が一致す
るかどうかを判別し、このとき不一致数が多いとき両者
の印鑑は異なるものと判別される。したがって登録され
た印鑑と照合すべき印鑑との濃度が異なるとき、例えば
前記の如く照合すべき印鑑が薄かったとき、画素の「1
」、「0」を決定する関値を同一にすれば、照合印の方
では薄いために「01の部分が多くなり不一致数が多く
なる。このように一方の濃度が薄く他方が濃い場合に、
照合装置では誤判定するケースが多く発生することにな
る。糊 発明の目的 本発明の目的は、このように登録印と被照合印との濃度
が異なる場合においても誤判定することなく、正確な判
定結果が得られるようにするために、被照合印の濃度に
応じてその閥値しベルを調整するようにした印鑑照合方
式を提供することである。
‘4’発明の構成
この目的を達成するために本発明の印鑑照合方式では、
ファイル部に登録されている登録印鑑と入力手段により
入力された被照合印影とを比較照合する印鑑照合装置に
おいて、登録印影の各画素を2値化する第1の2値化設
定部と、この第1の2値化設定部の一方のレベルの画素
を計数する第1のレベル計数部と、被照合印影の各画素
を2値化する第2の2値化設定部と、この第2の2値化
設定部の一方のレベルの画素を計数する第2のレベル計
数部と、前記第1の2値化設定部および前記第2の2値
化設定部の一方のレベルの画素数を比較するとともに前
記第2の2値化設定部の設定レベルを制御する近似値検
出部と、被照合印影より多値ヒストグラムを作成するヒ
ストグラム作成部と、被照合印影の多値化しベルを設定
する多値レベル設定部と、この多億レベル設定部の設定
したレベルに応じて被照合印影を多値化する多値化設定
部を備え、前記第1の2値化設定部と第2の2値化設定
部の各値毎の画素数が最も近ず〈ように前記近似値検出
部により第2の2値化設定部の設定レベルを制御し、こ
の最近似した設定レベルにもとづき被照合印影を多値化
して前記登録印影と比較照合することを特徴とする。
ファイル部に登録されている登録印鑑と入力手段により
入力された被照合印影とを比較照合する印鑑照合装置に
おいて、登録印影の各画素を2値化する第1の2値化設
定部と、この第1の2値化設定部の一方のレベルの画素
を計数する第1のレベル計数部と、被照合印影の各画素
を2値化する第2の2値化設定部と、この第2の2値化
設定部の一方のレベルの画素を計数する第2のレベル計
数部と、前記第1の2値化設定部および前記第2の2値
化設定部の一方のレベルの画素数を比較するとともに前
記第2の2値化設定部の設定レベルを制御する近似値検
出部と、被照合印影より多値ヒストグラムを作成するヒ
ストグラム作成部と、被照合印影の多値化しベルを設定
する多値レベル設定部と、この多億レベル設定部の設定
したレベルに応じて被照合印影を多値化する多値化設定
部を備え、前記第1の2値化設定部と第2の2値化設定
部の各値毎の画素数が最も近ず〈ように前記近似値検出
部により第2の2値化設定部の設定レベルを制御し、こ
の最近似した設定レベルにもとづき被照合印影を多値化
して前記登録印影と比較照合することを特徴とする。
‘51 発明の実施例
本発明を一実施例にもとづき詳述するに先立ち本発明の
動作原理を第3図により簡単に説明する。
動作原理を第3図により簡単に説明する。
先ず原簿ファイルの登録印鑑の「1」の画素数を計数す
る。
る。
原簿ファイルではディスプレイに表示するとき見易いよ
うに4値2ビットで登録さ−れているが、例えば、関値
を「10」としてこれを「0001」と「10、11」
とで2分化して2値化し、その2値化した「1」の画素
数Mを計数する。一方被照合印鑑をイメージ・リーダか
ら読取った16値4ビットレベルのデー外こより、第3
図イに示す如く、各濃度レベル0,1,2,・・・・・
・E,F毎の画素数を計数してヒストグラムを作り、そ
の濃度レベルFの画素数をnF、濃度レベルEの画素数
をn耳、濃度レベル○の画素数をn。
うに4値2ビットで登録さ−れているが、例えば、関値
を「10」としてこれを「0001」と「10、11」
とで2分化して2値化し、その2値化した「1」の画素
数Mを計数する。一方被照合印鑑をイメージ・リーダか
ら読取った16値4ビットレベルのデー外こより、第3
図イに示す如く、各濃度レベル0,1,2,・・・・・
・E,F毎の画素数を計数してヒストグラムを作り、そ
の濃度レベルFの画素数をnF、濃度レベルEの画素数
をn耳、濃度レベル○の画素数をn。
…・・・としたとき、濃度レベルの高い方の画素数を順
次計数し、その数の和nF+nE十no+……が前記M
と略−致する濃度レベルを検出する。例えば濃度レベル
9のところで前記Mに略一致したとき、すなわちM≠n
F+n8十nD+nc+nB十n^+止の場合には、こ
の濃度レベル9を初照合印鑑の閥値としてこれを2値化
し、それから原簿ファイルの登録印鑑の2値化パターン
と照合する。
次計数し、その数の和nF+nE十no+……が前記M
と略−致する濃度レベルを検出する。例えば濃度レベル
9のところで前記Mに略一致したとき、すなわちM≠n
F+n8十nD+nc+nB十n^+止の場合には、こ
の濃度レベル9を初照合印鑑の閥値としてこれを2値化
し、それから原簿ファイルの登録印鑑の2値化パターン
と照合する。
このようにすれば印鑑の濃度が異る場合でも閥値を適切
なものとすることができ、正確な照合を行うことができ
る。例えば被照合印鑑の濃度が濃い場合には、第3図口
に示すように濃度レベルBのところを閥値と設定したり
、濃度が淡い場合には第3図ハに示すように濃度レベル
7のところを閥値と設定するように調整し、濃度差によ
る悪影響を抑制することができる。
なものとすることができ、正確な照合を行うことができ
る。例えば被照合印鑑の濃度が濃い場合には、第3図口
に示すように濃度レベルBのところを閥値と設定したり
、濃度が淡い場合には第3図ハに示すように濃度レベル
7のところを閥値と設定するように調整し、濃度差によ
る悪影響を抑制することができる。
次に本発明の一実施例を第4図にもとづき説明する。
第4図において、10はイメージ・リーダ、11は入力
画像メモリ、12はヒストグラム作成部、13は4値化
設定部、14は被照合印メモリ、15は登録印原簿ファ
イル、16は第1「2」値化設定部、17は第1「1」
レベル計数部、18は第2「2」値化設定部、19は第
2「1」レベル計数部、201ま最小近似値検出部、2
1は4値しベル設定部、22は第3「2」値化設定部、
23は照合判定回路、24は結果出力部である。
画像メモリ、12はヒストグラム作成部、13は4値化
設定部、14は被照合印メモリ、15は登録印原簿ファ
イル、16は第1「2」値化設定部、17は第1「1」
レベル計数部、18は第2「2」値化設定部、19は第
2「1」レベル計数部、201ま最小近似値検出部、2
1は4値しベル設定部、22は第3「2」値化設定部、
23は照合判定回路、24は結果出力部である。
イメージ・リーダ10は印鑑を読取ってこれを1句直し
ベルの画像信号に変換するもので、例えば光電式画像変
換器で構成され、第2図の光軍式画像入力部2に対応す
る。
ベルの画像信号に変換するもので、例えば光電式画像変
換器で構成され、第2図の光軍式画像入力部2に対応す
る。
この1針直しベルの画像信号は入力画像メモリ11にセ
ットされるとともに、ヒストグラム作成部12にも伝達
される。ヒストグラム作成部12は、第2図に示す如く
、伝達された画像信号のうち、濃度レベル0〜F‘こ応
じた画像数の数を濃度レベル毎に計数するものである。
4値化設定部13は16値しベルの信号を4値しベルの
信号に設定するものであって、その4値化用のレベル信
‐敦ま4値しベル設定部21より伝達される。
ットされるとともに、ヒストグラム作成部12にも伝達
される。ヒストグラム作成部12は、第2図に示す如く
、伝達された画像信号のうち、濃度レベル0〜F‘こ応
じた画像数の数を濃度レベル毎に計数するものである。
4値化設定部13は16値しベルの信号を4値しベルの
信号に設定するものであって、その4値化用のレベル信
‐敦ま4値しベル設定部21より伝達される。
被照合印メモリ14は被照合印の4値化データがセット
されるものである。
されるものである。
登録印原簿ファイル15は例えば口座番号により登録印
鑑が格納されているファイルであって、センターにある
。
鑑が格納されているファイルであって、センターにある
。
第1「2」値化設定部16は登録印原簿ファイル15か
ら謙出された4値しベルの登録印鑑の画像信号を、例え
ばレベル「8」を関値として2値化するものであり、こ
のうち「1」レベルの画素数は第1「1」レベル計数部
17により計数される。
ら謙出された4値しベルの登録印鑑の画像信号を、例え
ばレベル「8」を関値として2値化するものであり、こ
のうち「1」レベルの画素数は第1「1」レベル計数部
17により計数される。
第2「2」値化設定部18はヒストグラム作成部12か
ら伝達された1句直しベルの画素数を、レベルF,E,
D・・・・・・のように高レベルより打項次読出してこ
れを最小近似値検出部20より伝達された閥値に応じて
2値化するものであり、その結果出力される「1」レベ
ル画素数が第2「1」レベル計数部19により計数され
る。
ら伝達された1句直しベルの画素数を、レベルF,E,
D・・・・・・のように高レベルより打項次読出してこ
れを最小近似値検出部20より伝達された閥値に応じて
2値化するものであり、その結果出力される「1」レベ
ル画素数が第2「1」レベル計数部19により計数され
る。
最小近似値検出部20は、第1「1」レベル計数部17
で計数された「1」レベル画素数と、第2「1」レベル
計数部19で計数された「1」レベル画素数がもっとも
近似するような、第3図に示す閥値を検出するものであ
って、まず第2「2」値化設定部18に閥値「F」を出
力する。
で計数された「1」レベル画素数と、第2「1」レベル
計数部19で計数された「1」レベル画素数がもっとも
近似するような、第3図に示す閥値を検出するものであ
って、まず第2「2」値化設定部18に閥値「F」を出
力する。
そしてヒストグラム作成部12から伝達されている、例
えば第3図イの如きデータをこの闇値「F」で2値化し
、この結果得られた「1」レベルの画素を第2「1」レ
ベル計数部19に計数する。このとき第2「1」レベル
計数部19の計数値nfが、先に第1「1」レベル計数
部17の計数値Mと不一致の場合には、最づ・近似検出
部20はその閥値Fを1つ低くして閥値「E」を第2「
2」値化設定部18に伝達する。これにより今度はこの
「E」を閥値としてヒストグラム作成部12から伝達さ
れているデータを同様にして2値化し、この結果得られ
た「IJレベルの計数値nf+nEが前記Mと一致しな
ければ最小近似値検出部20は再び閥値のレベルを下げ
て「D」を閥値として出力し、同様の処理を行う。この
ようなことを繰返して行った結果、閥値「A」までは第
2「1」レベル計数部19の計数値Moは前記Mに蓬せ
ず、関値「9」での計数値M,がこのMを越えたとき、
最小近似値検出部2川まIM一MolとIM,一MIと
を求めてその小さい方の値の関値を最小近似値として4
値しベル設定部21に出力する。例えばIM−Mol>
IM−M,lの場合には、「9」を最4・近似値として
出力する。4値しベル設定部21はこの閥値「9」をう
けて「0〜9」を2分化してその小さな方を「00」、
大きな方を「01」、「9〜F」を2分化してその小さ
な方をn0」、大きな方を「11」として4値しベルを
設定し、これを4値化設定部13に出力する。
えば第3図イの如きデータをこの闇値「F」で2値化し
、この結果得られた「1」レベルの画素を第2「1」レ
ベル計数部19に計数する。このとき第2「1」レベル
計数部19の計数値nfが、先に第1「1」レベル計数
部17の計数値Mと不一致の場合には、最づ・近似検出
部20はその閥値Fを1つ低くして閥値「E」を第2「
2」値化設定部18に伝達する。これにより今度はこの
「E」を閥値としてヒストグラム作成部12から伝達さ
れているデータを同様にして2値化し、この結果得られ
た「IJレベルの計数値nf+nEが前記Mと一致しな
ければ最小近似値検出部20は再び閥値のレベルを下げ
て「D」を閥値として出力し、同様の処理を行う。この
ようなことを繰返して行った結果、閥値「A」までは第
2「1」レベル計数部19の計数値Moは前記Mに蓬せ
ず、関値「9」での計数値M,がこのMを越えたとき、
最小近似値検出部2川まIM一MolとIM,一MIと
を求めてその小さい方の値の関値を最小近似値として4
値しベル設定部21に出力する。例えばIM−Mol>
IM−M,lの場合には、「9」を最4・近似値として
出力する。4値しベル設定部21はこの閥値「9」をう
けて「0〜9」を2分化してその小さな方を「00」、
大きな方を「01」、「9〜F」を2分化してその小さ
な方をn0」、大きな方を「11」として4値しベルを
設定し、これを4値化設定部13に出力する。
そして入力画像メモリ11から伝達されている16値し
ベルの画像信号を4値化してこれを被照合印メモリ14
に出力する。第3「2」値化設定部22は、4値しベル
信号を2値化するものであって、例えば4値の中心値で
ある「10」を閥値として2値化するものである。
ベルの画像信号を4値化してこれを被照合印メモリ14
に出力する。第3「2」値化設定部22は、4値しベル
信号を2値化するものであって、例えば4値の中心値で
ある「10」を閥値として2値化するものである。
この第3「2」値化設定部22は被照合印メモリ14か
ら伝達される4値しベルの信号と登録印原簿ファイル1
5から伝達される4値しベルの信号をそれぞれ2値化し
て、これを分離して照合判定回路23に出力する。照合
判定回路23はこの第3「2」値化設定部22より伝達
された2値信号を512×512の領域の各ビット対応
毎に一致不一致をとり、その不一致数を計数し、この不
一致数がある規定値以下の場合には被照合印鑑を登録印
鑑と一致するものと判定する。
ら伝達される4値しベルの信号と登録印原簿ファイル1
5から伝達される4値しベルの信号をそれぞれ2値化し
て、これを分離して照合判定回路23に出力する。照合
判定回路23はこの第3「2」値化設定部22より伝達
された2値信号を512×512の領域の各ビット対応
毎に一致不一致をとり、その不一致数を計数し、この不
一致数がある規定値以下の場合には被照合印鑑を登録印
鑑と一致するものと判定する。
次に第4図の動作について説明する。
■ いま顧客により払戻請求書が提出された場合、行員
はこれを照合装置にセットする。
はこれを照合装置にセットする。
これにより照合装置のイメージ・リーダ10はこの払戻
請求書に押印されていた印鑑を512×512の範囲で
論取り、これを1句直しベルの画像信号として入力画像
メモリ11及びヒストグラム作成部12に伝達される。
これによりこの1句直しベルの画像信号が入力画像メモ
リ11にセットされるとともに、ヒストグラム作成部1
2により16値しベルの画像数が各レベル毎に計数され
て第3図イに示す如きヒストグラムが作成される。■
この間に、払房請求書に記載された口座番号によりセン
ター側にある登録印原簿ファイル15がアクセスされて
その登録印鑑が読出され、第1「2」値化設定部16に
より2値しベル化され、その「1」レベルの画素数Mが
第1レベル計数部17にて計数される。
請求書に押印されていた印鑑を512×512の範囲で
論取り、これを1句直しベルの画像信号として入力画像
メモリ11及びヒストグラム作成部12に伝達される。
これによりこの1句直しベルの画像信号が入力画像メモ
リ11にセットされるとともに、ヒストグラム作成部1
2により16値しベルの画像数が各レベル毎に計数され
て第3図イに示す如きヒストグラムが作成される。■
この間に、払房請求書に記載された口座番号によりセン
ター側にある登録印原簿ファイル15がアクセスされて
その登録印鑑が読出され、第1「2」値化設定部16に
より2値しベル化され、その「1」レベルの画素数Mが
第1レベル計数部17にて計数される。
■ ところで最小近似値検出部20は第2「2」値化設
定部18に対して最初闇値「F」を送出しているので、
前記ヒストグラム作成部12により作成されたヒストグ
ラムに対し2値化処理が行なわれ、その結果、第2「1
」レベル計数部19から計数値nfが出力される。
定部18に対して最初闇値「F」を送出しているので、
前記ヒストグラム作成部12により作成されたヒストグ
ラムに対し2値化処理が行なわれ、その結果、第2「1
」レベル計数部19から計数値nfが出力される。
そして最4・近似値検出部20にて、この計数値nfと
第1「1」レベル計数部17より出力された計数値Mと
の比較が行なわれる。この結果M午nrでM>nfであ
るので、最小近似値検出部20は第2「2」値化設定部
18に対して「E」を閥値として出力し、これでもM主
nrのときは、前記の如く「D」、「C」・・・・・・
を順次出力する。そして閥値「9」においてM主(nf
+n8十…・・・十n9)ではあるがM<(nf十nE
+……十n9)となる。そしてIM−(nr十n8十…
…十n^)l>IM一(nf+nE+……十n9)lと
なったとき、最小近似値検出部2川ま4値しベル設定部
21に対して「9」を闇値として送出する。■ これに
より4値しベル設定部21は前記の如くして4値しベル
信号を4値化設定部13に出力する。
第1「1」レベル計数部17より出力された計数値Mと
の比較が行なわれる。この結果M午nrでM>nfであ
るので、最小近似値検出部20は第2「2」値化設定部
18に対して「E」を閥値として出力し、これでもM主
nrのときは、前記の如く「D」、「C」・・・・・・
を順次出力する。そして閥値「9」においてM主(nf
+n8十…・・・十n9)ではあるがM<(nf十nE
+……十n9)となる。そしてIM−(nr十n8十…
…十n^)l>IM一(nf+nE+……十n9)lと
なったとき、最小近似値検出部2川ま4値しベル設定部
21に対して「9」を闇値として送出する。■ これに
より4値しベル設定部21は前記の如くして4値しベル
信号を4値化設定部13に出力する。
かくして4値化設定部13は入力画像メモリ1 1から
伝達されている16値しベルの画像信号を4値化してこ
れを被照合印メモリ14にセットする。■ この被照合
印メモリ14にセットされた被照合印鑑の画像データは
、口座番号にもとづき前記登録印原簿ファイル15から
出力された登録印鑑の画像データと別々に第3「2」値
化設定部22において2値化されて照合判定回路23に
送出される。
伝達されている16値しベルの画像信号を4値化してこ
れを被照合印メモリ14にセットする。■ この被照合
印メモリ14にセットされた被照合印鑑の画像データは
、口座番号にもとづき前記登録印原簿ファイル15から
出力された登録印鑑の画像データと別々に第3「2」値
化設定部22において2値化されて照合判定回路23に
送出される。
そしてこの照合判定回路23にて512×512のそれ
ぞれの領域の「1」、「0」のデータが各ビット対応に
照合され、その不一致数が計数される。そしてこの不一
致数が規定数以内のときは、照合判定回路23は被照合
印鑑が登録印鑑と一致していることを示す一致信号を結
果出力部24より出力させる。しかし不一致数が規定数
以上のとき不一致として結果出力部24より不一致信号
を出力させることになる。なお前記説明では払房請求書
の押印された印鑑の照合について説明したが、勿論小切
手や他のものに押印された印鑑に対しても同様に自動的
に照合することができるし、また金融業務に限定される
ものでもない。また前記説明では、4値しベル設定部の
設定レベルを最小近似値検出部より出力された閥値を享
等分した例について説明したが、勿論適宜割合で4値し
ベルを設定してもよい。■ 発明の効果 本発明によれば、押印された印鑑の濃度が登録時のとき
と異なる場合でも、その閥値を自動的に調整することが
でき、これにもとづき2値化データを作成するので、印
鑑の濃度が不一致のときでも正確に照合判定を行うこと
ができる。
ぞれの領域の「1」、「0」のデータが各ビット対応に
照合され、その不一致数が計数される。そしてこの不一
致数が規定数以内のときは、照合判定回路23は被照合
印鑑が登録印鑑と一致していることを示す一致信号を結
果出力部24より出力させる。しかし不一致数が規定数
以上のとき不一致として結果出力部24より不一致信号
を出力させることになる。なお前記説明では払房請求書
の押印された印鑑の照合について説明したが、勿論小切
手や他のものに押印された印鑑に対しても同様に自動的
に照合することができるし、また金融業務に限定される
ものでもない。また前記説明では、4値しベル設定部の
設定レベルを最小近似値検出部より出力された閥値を享
等分した例について説明したが、勿論適宜割合で4値し
ベルを設定してもよい。■ 発明の効果 本発明によれば、押印された印鑑の濃度が登録時のとき
と異なる場合でも、その閥値を自動的に調整することが
でき、これにもとづき2値化データを作成するので、印
鑑の濃度が不一致のときでも正確に照合判定を行うこと
ができる。
第1図は印鑑の謙取領域の説明図、第2図は従来の照合
方式の説明図、第3図は本発明の動作説明図、第4図は
本発明の一実施例構成図である。 図中、1川まイメージ・リーダ、11は入力画像メモリ
、12はヒストグラム作成部、13は4値化設定部、1
4は被照合印メモリ、15は登録印原簿ファイル、16
は第1「21値化設定部、17は第1「11レベル計数
部、18は第2「2」値化設定部、19は第2「1」レ
ベル計数部、2川ま最小近似値検出部、21は4値しベ
ル設定部、22は第3「2」値化設定部、23は照合判
定回路、24は結果出力部である。才’図 寸2図 ナ3図 ナ4図
方式の説明図、第3図は本発明の動作説明図、第4図は
本発明の一実施例構成図である。 図中、1川まイメージ・リーダ、11は入力画像メモリ
、12はヒストグラム作成部、13は4値化設定部、1
4は被照合印メモリ、15は登録印原簿ファイル、16
は第1「21値化設定部、17は第1「11レベル計数
部、18は第2「2」値化設定部、19は第2「1」レ
ベル計数部、2川ま最小近似値検出部、21は4値しベ
ル設定部、22は第3「2」値化設定部、23は照合判
定回路、24は結果出力部である。才’図 寸2図 ナ3図 ナ4図
Claims (1)
- 1 フアイル部に登録されている登録印影と入力手段に
より入力された被照合印影とを比較照合する印鑑照合装
置において、登録印影の各画素を2値化する第1の2値
化設定部と、この第1の2値化設定部の一方のレベルの
画素を計数する第1のレベル計数部と、被照合印影の各
画素を2値化する第2の2値化設定部と、この第2の2
値化設定部の一方のレベルの画素を計数する第2のレベ
ル計数部と、前記第1の2値化設定部および前記第2の
2値化設定部の一方のレベルの画素数を比較するととも
に前記第2の2値化設定部の設定レベルを制御する近似
値検出部と、被照合印影より多値ヒストグラムを作成す
るヒストグラム作成部と、被照合印影の多値化レベルを
設定する多値レベル設定部と、この多値レベル設定部の
設定したレベルに応じて被照合印影を多値化する多値化
設定部を備え、前記第1の2値化設定部と第2の2値化
設定部の各値毎の画素数が最も近ずくように前記近似値
検出部により第2の2値化設定部の設定レベルを制御し
、この最近似した設定レベルにもとづき被照合印影を多
値化して前記登録印影と比較照合することを特徴とする
印鑑照合方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57050441A JPS6022397B2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 印鑑照合方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57050441A JPS6022397B2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 印鑑照合方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58166488A JPS58166488A (ja) | 1983-10-01 |
JPS6022397B2 true JPS6022397B2 (ja) | 1985-06-01 |
Family
ID=12858942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57050441A Expired JPS6022397B2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 印鑑照合方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022397B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61138101A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-25 | Hitachi Ltd | 部品位置自動検査装置 |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP57050441A patent/JPS6022397B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58166488A (ja) | 1983-10-01 |
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