JPS60223879A - 感圧接着剤組成物 - Google Patents

感圧接着剤組成物

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JPS60223879A
JPS60223879A JP7980984A JP7980984A JPS60223879A JP S60223879 A JPS60223879 A JP S60223879A JP 7980984 A JP7980984 A JP 7980984A JP 7980984 A JP7980984 A JP 7980984A JP S60223879 A JPS60223879 A JP S60223879A
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JP
Japan
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weight
styrene
isoprene
adhesive
block copolymer
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Application number
JP7980984A
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English (en)
Inventor
Yoshio Miki
三木 祥男
Tadashi Iwami
岩見 忠
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧接着剤組成物及び該組成物の製法及び該組
成物を用いてなる片面又は両面感圧接着テープ・シート
又はこれらの類似物品からなる接着性物品に関するもの
であって、更に詳しくは、スチレンとイソプレンからな
るブロック共重合体を主成分とする、紙材の如き表面層
間強度の比較的弱い表面を損傷することなく剥離できる
程度の接着力と、紙材の如き表面が粗面である適用体面
に対しても接着剤層の接着界面における微細な凝集破壊
により良好な保持性能を発揮する感圧接着剤組成物及び
該組成物を用いてなるテープ・シート又はラベルの如き
接着性物品を提供するものである。
包装用接着テープ、塗装用マスキング接着テープ及び接
着ラベルの如き被着体面に軽く圧着する程度で接着する
物品に使用されている感圧接着剤組成物としては、天然
ゴムに代表されるゴム成分を主成分とするゴム系のタイ
プと、アクリル系樹脂に代表される樹カ旨成分を主成分
とする樹脂系のタイプのものか知られている。
これらのゴム又は樹脂系の感圧接着剤組成物は、一般に
主成分を構成するポリマーが水に分散されているか、或
いは有機溶剤に溶解されているものであるが、水分散タ
イプにおいては、前記組成物の製造時に加えられる界面
活性剤に起因して、得られる接着物品の耐水性が劣ると
いう問題があり溶剤タイプにおいては、接着性物品の製
造時に溶剤を揮散させる必要があるために、作業者の健
康を阻害したり、火災を招く危険性を有するものであり
、そのために大型の溶剤回収装置を必要とするといった
問題がある。
近時、かかる水分散又は溶剤タイプにおける問題点を解
決する感圧接着剤組成物として、界面活性剤や有機溶剤
などを全く或いは殆んど使用しない熱溶融型又は高濃度
型の感圧接着剤組成物が開発され、使用されつつある。
これらの接着剤組成物の代表的な主成分としては、一般
にスチレン−イソプレン(又はブタジェン)糸ブロック
共重合体が知られているが、ブタジェン糸のものはゴム
弾性が不足するために、イソプレン系はど充分な粘着特
性が得られず、汎用されるに至っていないのが現状であ
る。
しかして、かかるスチレン−イソプレン系ブロック共重
合体を主成分とする接着剤組成物を用いてなる接着テー
プ等の接着性物品は、該組成物の主成分たる前記共重合
体の高凝集性に起因して、貼着後に被着体面殊に紙材面
から剥がれ易いものである。
例えば、近時、数平均分子量が1110.000〜30
000のスチレンブロックポリマーと、数平均分子量が
約100000〜200000のイソプレンブロックポ
リマーとからなり、スチレンの含有量が全ポリマーの1
5〜20重量%のスチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体を主成分とした接着剤組成物も提案されて
いる。この組成物を用いた接着テープ等の接着性物品は
、天然ゴム系の組成物を用いた接着性物品に比して粘着
力は若干劣るものの、例えばステンレス板の如き平滑な
被着体に対しては”0OO9/25mm以上という非常
に高い接着力を有する。しかし、紙材に如き粗面に対し
ては保持性能が劣るものである。
ところで、接着テープ等の接着性物品匠は、必ずしも高
い接着力や凝集力を必要とせず、むしろ目的とする機能
さえ得られれば、低い方が望ましいことがある。
例えば封緘、包装、マスキングなどの用途に使用する場
合がその代表的な例であり、段ボール箱を封緘する場合
、常に正確な位置に接着テープで貼り付けできるとは限
らず、テープを剥離して再貼着することはよく行われる
ことであるが、テープの接着力が高過ぎると、この再貼
着時シニ段ボール箱の表層部がテープの接着剤層面(=
取られて再貼着できないことがあり、また家具などの表
面塗装されている物品の包装に、接着力の高い接着テー
プを用いると、テープを剥がしたときに表面塗装をも剥
がしてしまうという問題がある。
更に、目的とする表面に塗装を行う場合、目的としない
表面をマスキング用接着テープで被覆するか、或いは被
覆材料としての紙やプラスチックフィルムを前記接着テ
ープで固定して遮蔽することが一般に行われるが、塗装
終了後に接着テープを剥がすときに、必要以上にテープ
の接着力が高いと、テープを貼着した被着体の表面を損
傷せしめることがあるものである。
また、凝集力が高過ぎると、接着剤層が外部からの衝撃
を吸収緩和する能力に劣るため檻二接着テープが剥がれ
易いという現象と、粗面に対する接着性が劣るという問
題がある。
しかして、前記スチレンーイソプレンースチレンブロッ
ク共重合体を主成分とする感圧接着剤組成物を用いてな
る接着テープ等の接着性物品は、前述の如く、接着力が
高く、しかも高凝集性であるために、粗面に対する接着
性低下や衝撃によって剥がれるという欠点を解決してい
ない。
即チ、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体を用いてなる前記接着性物品は、J工sなどで規定さ
れている試験法における試験結果では充分満足する値を
示すものであるが、実際に段ボール紙などの粗面やポリ
オレフィン糸フィルム又はシートなどに貼着使用してみ
ると1我向を損傷するなどの実用上の欠点を有するもの
である。
またこれまで知られるスチレン−イソプレン−スチレン
ブロック共重合体を用いてなるテープ状の接着性物品を
使用時にテープカッター、ハサミなどの切断具を用いて
切断すると、これらの刃先に糊残りが起生じてスムース
に切れないぼがりが、斜め切れしたりするといった問題
があるものである。
従って、本発明の第1の目的は、封緘、包装、マスキン
グなどの用途に用いたときに、例えば被着体の表面から
剥離しても被着体の表面に損傷しない程度の適度な接着
力を有すると共に、段ボール紙、ベニヤ板の如き粗面に
対しても充分に実用的な保持性能を有する感圧接着剤組
成物及び該組成物を用いた接着テープ等の接着性物品を
提供することにある。
本発明の第2の目的は切断具の刃先[417残りが起生
ずることない接着性物品を提供することであり、他の目
的は以下の説明から理解されるであろう。
かかる本発明の目的は、(イ)一般式S□−■1型ブロ
ック共重合体(S工はスチレン又はスチレン同族体より
誘導されるブロックポリマーで且つ数平均分子量が10
000以下であり、11はイソプレン又はイソプレン同
族体より誘導されるブロックポリマーであり、Slの含
有量が20重量%以下である。)50〜100重i%と
、一般式(S2− I2)n −S3型ブロック共重合
体(式中、S2及びs3はスチレン又はスチレン同族体
より誘導されるブロックポリマーであり、I2はイソプ
レン又はイソプレン同族体より誘導されるブロックポリ
マーであり、S2及びS3の合計含有量は全ポリマーの
20重量%以下である。nは1〜5の整数)50〜0重
量%とからなるブロック共重合体100重量部に対して
、(ロ)接着性付与樹脂30〜400重量部を含むよう
に配合されており、常温における引張強度が10kq/
c++!以下で且つ破断伸度が500%以上であること
によって特徴づけられることにより達成されるものであ
る。
本発明の感圧接着剤組成物及び該組成物を用いてなる接
着テープ等の接着性物品によれば、常温における引張強
度が10kQ/c−以下で且つ破断伸度が500%以上
に設定されているので、適度な接着力と、粗面に対して
良好な保持性能を発揮するという特徴が得られるもので
あるが、とりわけ従来のスチレン−イソプレン−スチレ
ンブロック共重合体を主成分とする感圧接着剤組成物及
び該組成物を用いてなる接着テープ等の接着性物品と際
立って異なる点は、従来の接着性物品における、被での
剥離であるのに対し、本発明の感圧接着剤組成物を用い
てなる接着性物品の接着剤層と被着体との剥離は、接着
剤層の接着界面における微細な凝集破壊によるものであ
ることであって、かかる現象によって、外部からの衝撃
に対する剪断抵抗が著しく高められ、耐衝撃性や粗面へ
の接着保持性能が飛躍的に向上したことである。
本発明の実施に当って用いられる一般式S、−I□型で
示されるブロック共重合体囚は、Slはスチレン又はス
チレン同族体より誘導されるスチレン系ブロックポリマ
ーで且つ数平均分子蓋が1ooo。
以下であり、I、はイソプレン又はイソプレン同族体よ
り誘導されるイソプレン系ブロックポリマーであり、S
lの含有量は全ポリマーの20重量%以下であることが
必要である。該共重合体囚の数平均分子量は50000
〜1000000のものが好適に用いられる。
前記スチレン系ブロックポリマーとしては、スチレンに
メチル基、ニトリル基などの官能基t−常法により付与
した同族体で也4#用で六Aが、&![r単均分子量が
10000を超えると本発明の目的とする接着特性が得
られないので好ましくないものであり、実用的には20
00〜9000のものが望ましいものである。またスチ
レン系ブロックポリマーの合計含有量は2〜18重量%
が好ましく、20重量%を超えると感圧接着剤組成物の
凝集力が高くなりすぎて前述の如き問題を起生ずる恐れ
があるので好ましくないものである。
またイソプレン系プロンクポリマーとしては、数平均分
子量が45000以上で、80重量%以上含むものが使
用される。
また本発明の実施に当って必要に応じて用いられる一般
式(52−I2)n −S3型ブロック共重合体の)は
、S2及びS3がスチレン又はスチレン同族体より誘導
されるブロックポリマーで且つ数平均分子量が2000
0以下であり、I2がイソプレン又はイソ7’L/ン同
族体より誘導されるブロックポリマーからなるものであ
って且つS2及びS3の合計含有量は全ピリマーの20
重量%であり、各ブロックポリマーに包含される同族体
等の範囲は、共重合体囚と略々同じである。なお共重合
体の)の数平均分子量は、50000〜1000000
のものが実用的に好ましいものである。
前記共重合体の)の構造は、放射状(前記一般式におけ
るnが2〜5のもの)でも、直鎖状(n二1)のもので
も良いが、分岐の数の、少ない直鎖状の方が接着特性上
好ましいものである。
これらの共重合体囚及びの)は、リチウム系開始剤を用
い、リビング又はアニオン重合することにより得られる
即ち、ベンゼン、シクロヘキサン、n−ヘキサンの如き
炭化水素から選ばれた不活性溶媒中に、n−ブチル・リ
チウム、BeC−ブチル・リチウムの如き有機リチウム
系化合物を加え、次にスチレン、ビニルトルエン、ビニ
ルキシレン、α−メチルスチレンの如き芳香族系ビニル
モノマーと、イソプレン、メチルイソプレンの如き同族
体モノマーとを順次添加しつつ、通常50〜70″Cの
温度条件下で各ブロックを形成させることにより得られ
るものである。
共重合体の)は、共重合体(4)を四塩化スズ、g +
)エポキシド、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエンの
如きカップリング剤を用いてカップリングさせることに
よっても得られる。
またこれらの共重合体(4)及びの)は、米国特許明細
書第3787531号、同第3281383号、特公昭
36−19286号公報、同40−24914号公報な
どに記載された方法によっても得られる。
接着性付与樹脂は、感圧接着剤組成物に適度な接着力を
付与するものであって、例えばロジン系樹脂、テルペン
系樹脂、テルペン変成系樹脂、クマロンインデン系樹脂
、石油系樹脂、スチレン系樹脂などの一種以上が用いら
れる。
本発明の感圧接着剤組成物は、前記共重合体囚及び接着
性付与樹脂を必須成分とし、必要に応じて前記共重合体
の)を配合して、常温(一般に20°Cとされる)にお
ける引張強度が10#/cd以下、好ましくは0.05
〜5 k’i/c+lで、破断伸度が500%以上、好
ましくは800〜2000%の範囲となるように調整す
ることによって、約150〜1500 g/25Mの接
着力と約50〜150分(αt40°C)の保持力とが
得られるものである。
そして、さらに充分な粘着性を得るために、20”Cで
IHzにおける貯蔵弾性率(線形粘弾性の動的測定によ
る)を3 X 10’dyne/cJ以下、好ましくは
I X 104〜2 X 10’d7ne/cJの範囲
となるように調整するのが好ましいものである。
引張強度が10 kglCr&を超えると接着力が高く
なりすぎると共に被着体との界面において接着界面での
剥離を起生じ、このために、外部からの衝撃に対する耐
剪l!f抵抗が劣り、衝撃によって剥離し易くなるので
好ましくないものである。また破断伸度が500%未満
であると接着力が低すぎると共に、耐衝撃性及び耐クリ
ープ特性も劣るので好ましくないものである。また貯蔵
弾性率が3×10’dyne/cJを超えると粗面に対
する粘着性が低下するので好ましくないものである。
前記諸物性を有する感圧接着剤組成物は、前記共重合体
囚と■とからなるブロック共重合体100重量部(二対
して、接着性付与樹脂を30〜400重置部、好ましく
は50〜300重量部の範囲で配合することによって得
られる。該樹脂が30重量部未満では接着力が不充分で
、400重量部を超えると接着力が高すぎると共に粗面
での保持性能が低下するので好ましくないものである。
前記共重合体(5)の使用は必須ではない。しかし、前
記共重合体囚と接着性付与樹脂とを組み合せて、前記諸
物性の感圧接着剤組成物を得ようとすると、使用できる
前記樹脂の種類及び配合部数の範囲が狭められ、必要以
上の労力及び費用を要するという実用上の問題があるが
、共重合体田)の併用はかかる問題を解決するという効
果を発揮するものである。
しかして、共重合体の)の配合量は、共重合体(ト)1
00重量部に対して、多くても100重量部を超えては
ならないものであり、100重量部を超えると接着力が
強くなりすぎて被着体表面を損傷させることがあるので
好ましくないものであり、8〜80重量部の範囲で使用
するのが望ましいものである。
本発明の感圧接着剤組成物には、前記諸物性を満足する
範囲において、充填剤、顔料、軟化剤、可塑剤、老化防
止剤などの公知の配合剤を添加することができるもので
あって、上記以外の好ましい配合物として、例えば素線
した天然ゴム、スチレンブタジェンゴム、ゲリイソブチ
レンゴム、ポリブタジェンゴム、ブタジェン−ニトリル
ゴムの如きゴム又はアクリル系ポリマーの如きポリマー
を挙げることができる。これらのゴム又はポリマーの添
加は感圧接着剤組成物に他の必要特性例えば耐寒性など
を向上させる働きをする。
しかして、これらのゴム又はポリマーの添加量は、前記
ブロック共重合体100重量部に対して、30重量部を
超えてはならないものであって、30重量部を超えると
感圧接着剤組成物の前記諸物性が得られに<<、また該
組成物の溶融粘度が著しく上昇し、テープ支持体フィル
ム又はシート状物への塗工作業性が低下するので好まし
くないものである。
本発明の感圧接着剤組成物は、通常押出機のホッパーに
投入されて、15o〜200”Cで加熱され、1000
〜4000ボイズに溶融して、プラスチックフィルム又
はシート、紙、織布、不織布、箔などのテープ支持体表
面(片面又は両面)に、5〜3001、 μmの厚さで
塗工され、接着デーゾ等の接着性物品が作られるもので
ある。
本発明の感圧接着剤組成物は以上の如く、スチレン−イ
ソプレンブロック共重合体と接着性付与樹脂とからなる
配合物を、常温における引張強度を10kg/c11以
下で且つ破断伸度を500%以上に設定し、更に好まし
くは貯蔵弾性率を3 X10’dyneメー以下にin
整したので、被着体の表面を損傷しない程度の適度な接
着力と粗面に対して良好な保持性能を有すると共に切断
具の刃先に糊残りが起生じないという特徴を有する。
以下本発明の実施例を示すが、引張強度及び破断伸度は
、次の方法C:で測定したものである。
〈引張強度及び破断伸度〉 厚さ0.211111、幅5略の短棚状試料片(感圧接
着剤組成物シート片)を、チャック間隔lO闘で良性2
0〜25℃)で引っ張って測定し、試料片の破断時の引
張強度と伸度をめたものである。
以下の実施例において、文中部とあるのは重量部を意味
するものとする。
実施例1 不活性溶媒としてのシクロヘキサン41!ニ対し。
て第2ブチル・リチウムを0.49添加して60”Cに
昇温し、次に409のスチレン及び4089のイソプレ
ンモノマーヲ、スチレン−イソプレンの順序で添加して
リビング重合を行い、これシニフェノール系抗酸化剤7
9含有メチルアルコールを49添加して、約8100の
数平均分子量を有するスチレンブロックポリマーと、約
75000の数平均分子量を有するイソプレンブロック
ポリマーとがうするスチレン−イソプレンブロック共重
合体溶液を得た。
該共重合体中のスチレンブロックポリマーの含有量は約
8重量%である。
次に前記共重合体溶液を乾燥して固形分とし、イソプレ
ン−スチレン共重合体(スチレン含有量14重量%)、
石油系樹脂、軟化剤としてのプロセスオイルを所定量加
えさらに老化防止剤1部を添加し、加圧ニーダ−にて1
60°Cで20分混練して、感圧接着剤組成物を得た。
この組成物を評価するために、トルエンに溶解し、これ
をシリコーン系剥離剤を被覆した剥離紙上に、乾燥後の
厚みが100/If”となるようシ:塗布乾燥して、感
圧接着剤フィルムを得た。
このフィルムを2枚重ね合せて引張強度及び破断伸度を
、5枚重ね合せて20“CでIHzにおける貯蔵弾性率
を夫々測定した。
次に上記トルエンに溶解した組成物を、クラフト紙の片
面に乾燥後の厚みが30メmとなるように塗布乾燥して
接着テープを作成した。
このテープをJIS Z 1522に準じて接着力を測
定し、JIS Z 1524に準じて保持力を測定(条
件αt40°C1貼り付は面積10■X 25鴎、被着
体は段ボール紙、荷重1#)した。この保持力測定時、
被着体からのテープを剥離状態を観察したところ、接着
剤層の接着界面における微細な凝集破壊によるものであ
った。さらにテープを段ボール紙に貼り付け、所定時間
後にゆっくり剥離し、段ポール紙の表面が完全に破壊し
たとき1点、部分的に破壊したとき2点、殆んど破壊し
ないとき3点と評価した。
次に人形段ボール箱(幅27t?l1lX長さ64備X
深さ27c111)に17 kgの物品を入れ、フラッ
プ相互を突き合せて前記粘着テープにて封緘し、高さ1
mから落下(αt5”C)させて衝撃によりテープが剥
がれるか否かを&li!祭し、一部でも完全に剥がれた
とき1点、剥がれかけているとき2点、剥がないとき3
点と評価した。
また市販のハサミで粘着テープを切りでゆき、刃先に糊
が付着して切りにくくなるまでの回数をカウントした。
測定値及び測定結果は第1表の通りであった。
第 1 表 実施例2 実施例1のスチレン−イソプレンブロック共重合体:ス
チレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体:素線
天然ゴム(ムーニー粘度ML 1 + 4(100“C
)45)= so: 20 : 10 (重量比)の配
合物をトルエンに溶解してゴム溶液を作成した。
該ゴム溶液の固形分100部に対して石油樹脂100部
、ワセリン40部及び老化防止剤1部を添加して感圧性
接着剤組成物を得た。
次に該組成物を約109/dのパックサイズ剤を含浸処
理してなる和紙(坪量289/d)l二、乾燥後の厚み
が30声鵬となるように塗布乾燥して接着テープを作成
した。
このテープの接着力は約2009/18gで、保持力(
但し、αt40℃、荷重5009.貼り付は面積 18
uX25mm)は40分であり、塗装壁面に貼って剥が
しても該壁面を損傷なく、スムースに剥離でき、良好な
マスキング効果を有するものであった。
なお前記組成物の引張強度は0.Lkg/c−で、破断
伸度は1500%で、貯蔵弾性率は0.8 X 10s
dyn&/cJであった。
特許出願人 日東電気工業株式会社 代表者土方三部 手続補正書 昭和59年4 月28日 感圧接着剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、 の日刊 自主 5、補正の対象 1)明細書の「特許請求の範囲」を別紙の如く補正する
2)明細書W、4頁第20行目の「数平均分子量」を[
lブロック当りの数平均分子量」と補正する03)同第
9頁第2行目及び同第11頁第18行目の[St及びS
、Jを「スチレン」と補正する0(以上) 別紙 [2、特許請求の範囲 1)(イ)一般式S、−I、型ブロック共重合体(St
はスチレン又はスチレン同族体より誘導されるブロック
ポリマーで且つ数平均分子量が10000以下で必り、
■、はイソプレン又はイソプレン同族体より誘導される
ブロックポリマーでろp、slの含有量が20重量−以
下である◇)50〜100重量係と、一般式(St−I
、 )n−Ss型ブロック共重合体(式中、St及びS
8はスチレン又はスチレン同族体よシ誘導されるブロッ
クポリマーで6LI、はインプレン又はイソプレン同族
体よシ誘導されるブロックポリマーであり、スチレンの
合計含有量は全ポリマーの20重量%以下である。nは
1〜5の整数)50〜0重量%とからなるブロック共重
合体100重量部に対して、(ロ)接着性付与樹脂30
〜400重量部を含むように配合されて香り、 常温における引張強度が10 kq/ls・以下で且つ
破断伸度が5005%以上であることによって特徴づけ
瓜h−スml1l:埃】喜劇1紹濤物〜2)一般式SI
 IIWブロック共重合体と一般式(St l2)HS
s型ブロック共重合体との合計量100重量部に対して
、該共重合体以外のゴム又はポリマーを30重量部を超
えない量で配合してなる特許請求の範囲第1項記載の感
圧接着剤組成物。
3)20℃で11(zにおける貯蔵弾性率(a形粘弾性
の動的測定による)が3 X 10 dyne/m”以
下である特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組成物
。」手続補正書 昭和59年 7 月 上6+3 昭和59r7: 7111 i口差出 特許庁長官 志賀 学殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第 79809 号 2発明の名称 感圧接着剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、 の日イ寸 自主 1)「特許請求の範囲」を別紙の如く補正する。
2)明細書第14頁第4行目、同第15行目、第17頁
第10行目、第19頁第12行目、第21頁第1表中及
び第22頁第17行目の「貯蔵弾性率」を「剪断貯蔵弾
性率」と補正する。
以上 別紙 「2、特許請求の範囲 1)(イ)一般式51−I、型ブロツク共重合体(S、
はスチレン又はスチレン同族体よシ誘導されるブロック
ポリマーで且つ数モ均分子量が10000以下で6す、
1.はイソプレン又はイソプレン同族体より誘導される
ブロックポリマーであり、S+の含有量が20重量%以
下である。)50〜100重量%と、一般式(S! I
t)n Ss型ブロック共重合体(式中、S、及びS、
はスチレン又はスチレン同族体より誘導されるブロック
ポリマーであp、I2はイソプレン又はイソプレン同族
体より誘導されるブロックポリマーであシ、スチレンの
合計含有量は全ポリマーの20重量%以下である。nは
1〜5の整数)50〜0恵量%とからなるブロック共重
合体100重量部に対して、(ロ)接着性付与樹脂30
〜400重量部を含むように配合されており、 常温における引張強度が10kp/−以下で且つ破断伸
度が500%以上であることによって特徴づけ2)一般
式S+ 1.型ブロック共重合体と一般式(S!−It
)nSs型ブロック共貢合体との合計量100重量部に
対して、該共重合体以外のゴム又はポリマーを30重量
部を超えない量で配合してなる特許請求の範囲第1項記
載の感圧接着剤組成物。
3)20℃でIHzKおける剪断貯蔵弾性率(線形粘弾
性の動的測定による)が3 X 10’dyne/−以
下である特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組成物
。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(イ)一般式5l−11型ブロック共重合体(Sl
    はスチレン又はスチレン同族体より誘導されるブロック
    ポリマーで且つ数平均分子量が1oooo以下であす、
    工、はイソプレン又はイソプレン同族体より誘導される
    ブロックポリマーであり、slの含有量が20重量%以
    下である。) 50−100重t%と、一般式(S2−
     I2)n −S3型ブロック共嵐合体(式中、S2及
    びS3はスチレン又はスチレン同族体より誘導されるブ
    ロックポリマーであり、I2はイソプレン又はイソプレ
    ン同族体より誘導されるブロックポリマーであり、S2
    及びS3の合計含有量は全ポリマーの20重量%以下で
    ある。n C′i1〜5の整@)50〜0重量%とから
    なるブロック共重合体1o。 重量部に対して、(ロ)接着性付与樹脂30〜400重
    量部を含むように配合されており1 常温における引張強度が10kg/c−以下で且つ破断
    伸度が500%以上であることによって特徴づけられる
    感圧接着剤組成物。 2)一般式51−I、型ブロツク共重合体と一般式(S
    2− I2)n −83型ブロック共重合体との合計量
    100重量部に対して、該共重合体以外のゴム又はポリ
    マーを30重量部を超えない量で配合してなる特許請求
    の範囲第1項記載の感圧接着剤組成物。 3)20°CでIHzにおける貯蔵弾性率(線形粘弾性
    の動的測定による)が3 X 10’dyne /cr
    I以下である特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組
    成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178159A (ja) * 1986-10-15 1988-07-22 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 感圧性エラストマー接着剤の不織布ウエブ形成用押出可能組成物及び不織布ウエブ及び延伸接合ラミネート材を形成する場合の該押出し可能組成物の用途
US4813947A (en) * 1985-12-30 1989-03-21 Personal Products Company Closure system for resealably attaching a tape tab to a fabric surface
WO1995011130A1 (en) * 1993-10-21 1995-04-27 Permacel Cured thermoplastic high tack pressure sensitive adhesive

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