JPS60223572A - クレ−ンを利用したコンクリ−ト打設ホ−スの誘導装置 - Google Patents
クレ−ンを利用したコンクリ−ト打設ホ−スの誘導装置Info
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- JPS60223572A JPS60223572A JP7663484A JP7663484A JPS60223572A JP S60223572 A JPS60223572 A JP S60223572A JP 7663484 A JP7663484 A JP 7663484A JP 7663484 A JP7663484 A JP 7663484A JP S60223572 A JPS60223572 A JP S60223572A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/02—Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
- E04G21/04—Devices for both conveying and distributing
- E04G21/0418—Devices for both conveying and distributing with distribution hose
- E04G21/0427—Devices for both conveying and distributing with distribution hose on a static support, e.g. crane
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建築現場におhてコンクリートを打設個所に
給送する技術に関し、特に、大規模な建築作業に不可欠
のクライミングクレーン等のクレーンをそのまま利用し
て、打設ホースを作業性良く誘導する装置に関する。
給送する技術に関し、特に、大規模な建築作業に不可欠
のクライミングクレーン等のクレーンをそのまま利用し
て、打設ホースを作業性良く誘導する装置に関する。
高層ビルや原子炉等の大規模な建築物を構築するために
は大量のコンクリートが鉄筋構造物に打設される。すな
わち、コンクリート基等の供給源から建築物を構成する
広範囲の鉄筋構造にコンクリートがホースを介して給送
されて建築作業が進められるのである。
は大量のコンクリートが鉄筋構造物に打設される。すな
わち、コンクリート基等の供給源から建築物を構成する
広範囲の鉄筋構造にコンクリートがホースを介して給送
されて建築作業が進められるのである。
このようなコンクリート打設作業のため、当初は作業者
が長大な打設ホースを引き廻して打設位置に該ホースを
導いていたが、これでは作業者の ′疲労が激しく、ま
た、ホースを引き廻す際に配置法の鉄筋をくずしてしま
うこともあった。
が長大な打設ホースを引き廻して打設位置に該ホースを
導いていたが、これでは作業者の ′疲労が激しく、ま
た、ホースを引き廻す際に配置法の鉄筋をくずしてしま
うこともあった。
そこで、コンクリート打設専用のディストリビュータが
設けられることもあったが、このような専用のディスト
リビュータは、設置費用が多大で、かつ、大きなスペー
スを占有してしまい、しかも装置及び操作が複雑で建築
コストを押し上げてしまう。
設けられることもあったが、このような専用のディスト
リビュータは、設置費用が多大で、かつ、大きなスペー
スを占有してしまい、しかも装置及び操作が複雑で建築
コストを押し上げてしまう。
この問題に対処するため、特開昭51年第46729号
公報にあっては、水平方向に回動でき、かつ、先端が前
後方向く移動し得る少なくともパンタグラフ部材を一部
処含んで構成される張出ブームに、屈折できるコンクリ
ート移送配管を配設して成るコンクリート水平打設装置
を、例えば建築用タワーなどの立設部材Kl!lu)付
けることによシ移動配管の先端部を一人の作業者の力に
よって自由にフロア上を移動できるようにしたコンクリ
ート水平打設装置が開示されている。
公報にあっては、水平方向に回動でき、かつ、先端が前
後方向く移動し得る少なくともパンタグラフ部材を一部
処含んで構成される張出ブームに、屈折できるコンクリ
ート移送配管を配設して成るコンクリート水平打設装置
を、例えば建築用タワーなどの立設部材Kl!lu)付
けることによシ移動配管の先端部を一人の作業者の力に
よって自由にフロア上を移動できるようにしたコンクリ
ート水平打設装置が開示されている。
しかしながらこのようなパンタグ27方式による水平打
設装置は、結合部分が多く、構造が複雑で故障し易く、
また不使用時に装置を折シ畳んでも多大なデッドスペー
スを占有してしまう。更(、打設ホースを何度も屈曲さ
せるので、コンクリート車等から圧送されるコンクリー
ト忙圧力損失が生じ、このため、大容量の圧送ポンプが
必要とされることとなシ、シかも、圧力損失に伴なって
打設ホースの内部がえぐられて、該打設ホースが破裂し
てしまう事故が生じることがある。
設装置は、結合部分が多く、構造が複雑で故障し易く、
また不使用時に装置を折シ畳んでも多大なデッドスペー
スを占有してしまう。更(、打設ホースを何度も屈曲さ
せるので、コンクリート車等から圧送されるコンクリー
ト忙圧力損失が生じ、このため、大容量の圧送ポンプが
必要とされることとなシ、シかも、圧力損失に伴なって
打設ホースの内部がえぐられて、該打設ホースが破裂し
てしまう事故が生じることがある。
また、特開昭51年第57930号公報にあっては、屈
折可能な移送管及びその先端に接続される打設ホースを
垂直軸線回J)Ic軽快に自由に屈折できるようにして
建築物の床面等の打設個所にコンクリートの打設を能率
よく行なうようにしたコンクリート打設装置が開示され
ている。
折可能な移送管及びその先端に接続される打設ホースを
垂直軸線回J)Ic軽快に自由に屈折できるようにして
建築物の床面等の打設個所にコンクリートの打設を能率
よく行なうようにしたコンクリート打設装置が開示され
ている。
しかしながらこのような打設装置は、ブームの構造が複
雑であυ、また、その動作も水平回動く限られており、
しかも、装置の小型化が困難である、 ところで、近時の建築作業にあっては、一定規模以上の
建築現場にはクライミングクレーン等のクレーンが建築
資材の運搬、吊シ上げに使用されるのが常であシ、かつ
、コンクリート打設作業時には前記運搬、吊り上げ作業
が終ってこのクレーンが遊休状態にある。前記した特許
公開公報に開示された技術においては、いずれもクレー
ンの垂直支柱を単なる支持部材として利用することは示
唆されているものの、クレーン本来の機能である資材の
運搬、吊り上げ機能をコンクリート打設作業に利用する
ことについては何等ふれられていない。けれども、コン
クリート打設時にはクレーンが遊休状態にあるのである
から、このクレーンをコンクリート打設作業に利用すれ
ば、格別に打設ホースを誘導するための動力装置を設け
る必要もなく便利である。加えて、クレーン自体がそも
そも広範囲に資材を移送できるように設備されているの
であるから、打設個所全域に打設ホースを適確に誘導す
ることができる。そして、クレーンによる打設ホースの
誘導操作に加えて、油圧シリンダーの如き寸動動作が可
能な機器を用いると、打設ホースをより一層正確に所定
位置まで誘導することが可能となる。
雑であυ、また、その動作も水平回動く限られており、
しかも、装置の小型化が困難である、 ところで、近時の建築作業にあっては、一定規模以上の
建築現場にはクライミングクレーン等のクレーンが建築
資材の運搬、吊シ上げに使用されるのが常であシ、かつ
、コンクリート打設作業時には前記運搬、吊り上げ作業
が終ってこのクレーンが遊休状態にある。前記した特許
公開公報に開示された技術においては、いずれもクレー
ンの垂直支柱を単なる支持部材として利用することは示
唆されているものの、クレーン本来の機能である資材の
運搬、吊り上げ機能をコンクリート打設作業に利用する
ことについては何等ふれられていない。けれども、コン
クリート打設時にはクレーンが遊休状態にあるのである
から、このクレーンをコンクリート打設作業に利用すれ
ば、格別に打設ホースを誘導するための動力装置を設け
る必要もなく便利である。加えて、クレーン自体がそも
そも広範囲に資材を移送できるように設備されているの
であるから、打設個所全域に打設ホースを適確に誘導す
ることができる。そして、クレーンによる打設ホースの
誘導操作に加えて、油圧シリンダーの如き寸動動作が可
能な機器を用いると、打設ホースをより一層正確に所定
位置まで誘導することが可能となる。
本発明は、上記した観点に立脚してなされ、進歩したコ
ンクリート打設ホースの誘導装置を提供するもので、そ
の主要な目的は、操作が容易で、適確、かつ、迅速に打
設ホースを誘導すること、及び装置の構造を簡素で小型
なものにするととKある。
ンクリート打設ホースの誘導装置を提供するもので、そ
の主要な目的は、操作が容易で、適確、かつ、迅速に打
設ホースを誘導すること、及び装置の構造を簡素で小型
なものにするととKある。
これらの目的を達成するため、本発明にあっては、基本
的に、屈折可能に連結された一対のブームの一端がクレ
ーンの昇降基台に旋回及び起倒可能に結合され、他端の
自由端にまで打設ホースが導かれ、これらのブームの一
方にクレーンの起倒ブームから垂下された吊り下げ手段
を係合させるとともに、シリンダ一部材によってこれら
のブームの開き角度を変化させ得るようにすることによ
り、起倒プームの起倒又は旋回若しくは吊シ下げ手段の
上下動に呼応して打設ホースの先端位置を大まかに移動
させるとともに、シリンダ一部材の小きざみな伸縮によ
って打設ホースの先端を精緻に所望位置に誘導するよう
Kしている。
的に、屈折可能に連結された一対のブームの一端がクレ
ーンの昇降基台に旋回及び起倒可能に結合され、他端の
自由端にまで打設ホースが導かれ、これらのブームの一
方にクレーンの起倒ブームから垂下された吊り下げ手段
を係合させるとともに、シリンダ一部材によってこれら
のブームの開き角度を変化させ得るようにすることによ
り、起倒プームの起倒又は旋回若しくは吊シ下げ手段の
上下動に呼応して打設ホースの先端位置を大まかに移動
させるとともに、シリンダ一部材の小きざみな伸縮によ
って打設ホースの先端を精緻に所望位置に誘導するよう
Kしている。
以下、図面を参照して、本発明の実施例につき詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本発明に係るクレーンを利用したコンクリー
ト打設ホースの誘導装置の一実施例を示す全体説明図、
第2図は、第1図の要部拡大説明図である。
ト打設ホースの誘導装置の一実施例を示す全体説明図、
第2図は、第1図の要部拡大説明図である。
本実施例にあっては、近時%に高層ビルや原子炉等の大
規模建造物の構築の際に建築資材の運搬、吊り上げ作業
に重宝されているクライミングクレーン1が利用される
。すなわち該クライミングクレーン1は、所定長さの垂
直支柱2を順次垂直方向に組み上げながら、作業主体で
あるクレーン本体3を上方に移動させ、各々の高さ位置
において建造物の各階の構築作業を行なう。クレーン本
体3は、当然のことながら組み上げられた垂直支柱2、
言い換えると垂直軸線方向に関して旋回自在であシ、ま
た、作業の中心的役割を果たす起倒プーム4は、図面か
ら理解されるように迎起及び倒伏を繰シ返して、その先
端の高さ及び水平位置を変化させる。起倒プーム4の先
端からワイヤロープ等の吊シ下げ手段5が垂下されてお
シ、その下端に7ツク6が存在する。この吊シ下げ手段
5がクレーン本体3のウィンチによって巻き取られてフ
ック6が上下する。
規模建造物の構築の際に建築資材の運搬、吊り上げ作業
に重宝されているクライミングクレーン1が利用される
。すなわち該クライミングクレーン1は、所定長さの垂
直支柱2を順次垂直方向に組み上げながら、作業主体で
あるクレーン本体3を上方に移動させ、各々の高さ位置
において建造物の各階の構築作業を行なう。クレーン本
体3は、当然のことながら組み上げられた垂直支柱2、
言い換えると垂直軸線方向に関して旋回自在であシ、ま
た、作業の中心的役割を果たす起倒プーム4は、図面か
ら理解されるように迎起及び倒伏を繰シ返して、その先
端の高さ及び水平位置を変化させる。起倒プーム4の先
端からワイヤロープ等の吊シ下げ手段5が垂下されてお
シ、その下端に7ツク6が存在する。この吊シ下げ手段
5がクレーン本体3のウィンチによって巻き取られてフ
ック6が上下する。
上記したクライミングクレーン1の詳細は、既に十分に
公知であるが、肝要なことは、コンクリート打設作業時
にこのクライミングクレー/1の本来的機能が十分に活
用されていなかったことである。すなわち、該クライミ
ングクレーン1とは全く別個独立に、コンクリート打設
専用のディストリビュータが広いスペースを占有しなが
ら設けられたり、また、クライミングクレーン1の垂直
支柱2のみが打設ホースを導く水平プームの単なる支柱
として利用されたにとどまっていた。しかしながら、ク
ライミングクレーン1には、当然のことながらクレーン
本体3の起倒プーム4や吊り下げ手段5及びウィンチと
いった、移送作業要素や動力源が存在するのであるから
、これらを積極的に利用することにすれば、コンクリー
ト打設ホースの誘導を極めて手際良く行なうことができ
る。
公知であるが、肝要なことは、コンクリート打設作業時
にこのクライミングクレー/1の本来的機能が十分に活
用されていなかったことである。すなわち、該クライミ
ングクレーン1とは全く別個独立に、コンクリート打設
専用のディストリビュータが広いスペースを占有しなが
ら設けられたり、また、クライミングクレーン1の垂直
支柱2のみが打設ホースを導く水平プームの単なる支柱
として利用されたにとどまっていた。しかしながら、ク
ライミングクレーン1には、当然のことながらクレーン
本体3の起倒プーム4や吊り下げ手段5及びウィンチと
いった、移送作業要素や動力源が存在するのであるから
、これらを積極的に利用することにすれば、コンクリー
ト打設ホースの誘導を極めて手際良く行なうことができ
る。
すなわち、クレーン本体3のウィンチや起倒プーム4等
の動力源及び移送作業要素を活用することによシ、コン
クリート打設ホースの誘導装置自体には格別の動力源を
要することがなく、それ故、装置の構造を非常に簡素化
することができるので ゛ある。加えて、油圧シリンダ
ーの如く、装、着及び操作が簡便でしかも、通常の伸縮
動作は言うに及ばず、寸動動作までもが可能な機器を併
用することによシ、大まかに位置決めされた打設ホース
をより一層正確、かつ、打設作業の具合に応じて所定位
置に誘導することができる。
の動力源及び移送作業要素を活用することによシ、コン
クリート打設ホースの誘導装置自体には格別の動力源を
要することがなく、それ故、装置の構造を非常に簡素化
することができるので ゛ある。加えて、油圧シリンダ
ーの如く、装、着及び操作が簡便でしかも、通常の伸縮
動作は言うに及ばず、寸動動作までもが可能な機器を併
用することによシ、大まかに位置決めされた打設ホース
をより一層正確、かつ、打設作業の具合に応じて所定位
置に誘導することができる。
すなわち本発明装置につき説明すると、クライミングク
レーン1の垂直支柱2に沿って昇降可能な昇降基台7が
設けられている。該昇降基台7は、吊ル下げ手段5によ
って昇降されるので、自身にはμ走動力源を必要としな
い。また、垂直支柱2には、図示を省略したが、適宜間
隔にクライミング用孔が穿設されているので、このクラ
イミング用孔にストッパピンを挿入することにより、昇
降基台7を任意の高さに係留することができる。
レーン1の垂直支柱2に沿って昇降可能な昇降基台7が
設けられている。該昇降基台7は、吊ル下げ手段5によ
って昇降されるので、自身にはμ走動力源を必要としな
い。また、垂直支柱2には、図示を省略したが、適宜間
隔にクライミング用孔が穿設されているので、このクラ
イミング用孔にストッパピンを挿入することにより、昇
降基台7を任意の高さに係留することができる。
昇降基台7上には旋回部材8が垂直軸線方向に関して旋
回可能に枢支されている。このような旋回構造は、適宜
のピボット軸によって容易に実現できる。また、旋回作
業自体は、後記するようにり・レーン本体3の旋回に従
動じてなされる。
回可能に枢支されている。このような旋回構造は、適宜
のピボット軸によって容易に実現できる。また、旋回作
業自体は、後記するようにり・レーン本体3の旋回に従
動じてなされる。
旋回部材8に−は、第1のプーム9の一端が該旋回部材
84C対して起倒可能に枢支されている。また、この第
1のプーム9の一端には、第2のプーム10の一端が屈
折可能に連結されている。本発明装置にあっては、何部
自身に動力源を有さす、しかも、はとんど直線の梁とも
言える簡単この上ない2本のプーム9,10が用いられ
ていることに留意すべきである。なお、第2のプーム1
oの他端は自由端である。
84C対して起倒可能に枢支されている。また、この第
1のプーム9の一端には、第2のプーム10の一端が屈
折可能に連結されている。本発明装置にあっては、何部
自身に動力源を有さす、しかも、はとんど直線の梁とも
言える簡単この上ない2本のプーム9,10が用いられ
ていることに留意すべきである。なお、第2のプーム1
oの他端は自由端である。
一対のプーム9,10は、連結ピン11によって屈折可
能に結合されているが、この連結ピン11の近傍にビン
12.13がそれぞれ第1のプーム9、第2のプーム1
0に設けられている。そして、これらのビン12.13
1Cリンク14.15が連結され、しかも、これらのリ
ンク14.15は、 ゛他端がシリンダ一部材16の取
付ピ/17によって一体化され、これによシ、リンク機
構を構成し ・ている。このようなリンク機構の態様と
しては、図示し牟鼻のに限られることなく種々のものが
考えられるが、それに要求される機能は、後に詳述する
ように、シリンダ一部材16の伸縮に対応して、第1の
プーム9に対する第2のプーム10の開き角度を変化さ
せ、結果的に第2のプーム1゜の自由端の位置を変化さ
せることである。
能に結合されているが、この連結ピン11の近傍にビン
12.13がそれぞれ第1のプーム9、第2のプーム1
0に設けられている。そして、これらのビン12.13
1Cリンク14.15が連結され、しかも、これらのリ
ンク14.15は、 ゛他端がシリンダ一部材16の取
付ピ/17によって一体化され、これによシ、リンク機
構を構成し ・ている。このようなリンク機構の態様と
しては、図示し牟鼻のに限られることなく種々のものが
考えられるが、それに要求される機能は、後に詳述する
ように、シリンダ一部材16の伸縮に対応して、第1の
プーム9に対する第2のプーム10の開き角度を変化さ
せ、結果的に第2のプーム1゜の自由端の位置を変化さ
せることである。
シリンダ一部材16の一端は、前記したように、両プー
ム9,10の連結部位に関係付けられたリンク機構に連
結され、他端は連結ピン11がら離れた第1のプーム9
にビン18によって揺動可能に取シ付けられている。こ
のようなシリンダ一部材16が各種の建機に用いられて
いるものと何等変わるところのないものであることは言
うまでもなく、それ故に本発明装置は非常に簡易で、保
守も容易である。なお、19はシリンダ一部材16に圧
油を給配するパイプ、2oは油圧装置ユニットを示し、
該油圧装置ユニツ)20を、例えばクレーン本体の操作
室からコントロールして、シリンダ一部材16を伸縮さ
せるものとする。そして、シリンダ一部材16は、その
伸縮動作に応じリンク機構を介して一対のプーム9,1
oの開き角度を、変化させる。
ム9,10の連結部位に関係付けられたリンク機構に連
結され、他端は連結ピン11がら離れた第1のプーム9
にビン18によって揺動可能に取シ付けられている。こ
のようなシリンダ一部材16が各種の建機に用いられて
いるものと何等変わるところのないものであることは言
うまでもなく、それ故に本発明装置は非常に簡易で、保
守も容易である。なお、19はシリンダ一部材16に圧
油を給配するパイプ、2oは油圧装置ユニットを示し、
該油圧装置ユニツ)20を、例えばクレーン本体の操作
室からコントロールして、シリンダ一部材16を伸縮さ
せるものとする。そして、シリンダ一部材16は、その
伸縮動作に応じリンク機構を介して一対のプーム9,1
oの開き角度を、変化させる。
吊シ下げ手段5及びその先端の7ツク6は、起倒プーム
4の先端から垂下され、第1のプーム9又は第2のプー
ム10に取り付けられたロープ21と連結されて第1又
は第2のプーム9,1oを保持する。この保持位置は、
これらのプームの昇降、旋回そして開閉運動に都合の良
いように定められる。すなわち、前記シリンダ一部材1
6及びリンク機構との協働運動がスムーズに行なわれ得
るように設計される。
4の先端から垂下され、第1のプーム9又は第2のプー
ム10に取り付けられたロープ21と連結されて第1又
は第2のプーム9,1oを保持する。この保持位置は、
これらのプームの昇降、旋回そして開閉運動に都合の良
いように定められる。すなわち、前記シリンダ一部材1
6及びリンク機構との協働運動がスムーズに行なわれ得
るように設計される。
これら第1及び第2のプーム9,1oを介してコンクリ
ート打設ホース21が導かれる訳であるが、可撓性を有
する該ホース21は、少なくとも昇降基台7から両プー
ム9,1oを経て第2のプーム10の自由端に導かれる
。昇降基台7から垂直支柱2を経て、図示しない圧送ポ
ンプ若しくは ′圧送車までの間は、可撓性のホース又
は非可撓性の管材によることとしてもよい。肝要なこと
は、本発明装置にあっては、該打設ホース21が僅か1
ケ所、すなわちリンク機構11の近傍でしか屈曲されず
、他の個所では何部屈曲された多回転継手で結合された
シしないことである(但し一1旋回部材8を除く。)。
ート打設ホース21が導かれる訳であるが、可撓性を有
する該ホース21は、少なくとも昇降基台7から両プー
ム9,1oを経て第2のプーム10の自由端に導かれる
。昇降基台7から垂直支柱2を経て、図示しない圧送ポ
ンプ若しくは ′圧送車までの間は、可撓性のホース又
は非可撓性の管材によることとしてもよい。肝要なこと
は、本発明装置にあっては、該打設ホース21が僅か1
ケ所、すなわちリンク機構11の近傍でしか屈曲されず
、他の個所では何部屈曲された多回転継手で結合された
シしないことである(但し一1旋回部材8を除く。)。
このことは多大な有用性を本発明装置にもたらしており
、装置の作動を軽快、かつ、容易なものにするばかりか
、圧送されるコンクリートに圧力損失を招来することが
なく、従って、圧送ポンプの容量が小さなもので済み、
また、打設ホース21の内部がコンクリートによって削
シ取られて破損するといった事故を皆無にすることがで
きる。
、装置の作動を軽快、かつ、容易なものにするばかりか
、圧送されるコンクリートに圧力損失を招来することが
なく、従って、圧送ポンプの容量が小さなもので済み、
また、打設ホース21の内部がコンクリートによって削
シ取られて破損するといった事故を皆無にすることがで
きる。
次に1上記実施例の作用につき説明すると、建築物の階
層が高くなるにつれ、昇降基台7がクレーン本体3によ
って引き上げられてその制さを変えられ、所定高さに係
留される。ちなみに、この昇降の際、一対のプーム9,
10等は極めてコンパクトに折シ畳まれておシ、無駄な
スペースを占めることがない。すなわち、第1及び第2
のプーム9.10はリンク機構11の個所で二つ折にさ
れ、起倒ブーム4から垂下された吊シ下げ手段5のフッ
クによって懸垂されているのである。
層が高くなるにつれ、昇降基台7がクレーン本体3によ
って引き上げられてその制さを変えられ、所定高さに係
留される。ちなみに、この昇降の際、一対のプーム9,
10等は極めてコンパクトに折シ畳まれておシ、無駄な
スペースを占めることがない。すなわち、第1及び第2
のプーム9.10はリンク機構11の個所で二つ折にさ
れ、起倒ブーム4から垂下された吊シ下げ手段5のフッ
クによって懸垂されているのである。
・昇降基台7を所定高さに係留した後起倒ブーム4を起
伏させ始める。この時、同時にシリンダ一部材16及び
リンク機構も協働して運動を始めさせる。そうすると、
一対のプーム9,10は、連結ピン11を中心にして第
2図に示すように開き始め、これに従って第2のプーム
10の自由端が水平移動を開始する。この自由端の先に
まで打設ホース21が導かれているので、自由端の移動
軌跡はすなわち打設ホース21の先端の移動軌跡となる
。ここにおいて、第2のプーム10の自由端は、水平移
動中のあらゆる時点においてミ吊シ下げ手段5、シリン
ダ一部材16及びリンク機構の制約を受けておシ、それ
故、打設ホース21が配筋を崩すような事故は生じない
。
伏させ始める。この時、同時にシリンダ一部材16及び
リンク機構も協働して運動を始めさせる。そうすると、
一対のプーム9,10は、連結ピン11を中心にして第
2図に示すように開き始め、これに従って第2のプーム
10の自由端が水平移動を開始する。この自由端の先に
まで打設ホース21が導かれているので、自由端の移動
軌跡はすなわち打設ホース21の先端の移動軌跡となる
。ここにおいて、第2のプーム10の自由端は、水平移
動中のあらゆる時点においてミ吊シ下げ手段5、シリン
ダ一部材16及びリンク機構の制約を受けておシ、それ
故、打設ホース21が配筋を崩すような事故は生じない
。
また、第2のプーム10の自由端の水平移動を行なうの
は、起倒ブーム4の起倒動作のみによるのではなく、吊
シ下げ手段5の上下移動によっても生じさせることがで
き、更に、起倒ブーム4の起倒動作と吊り下げ手段5の
上下移動とを組み合わせて、よシ複雑な動作を行なわせ
ることができることは勿論である。しかも、起倒ブーム
4及び吊り下げ手段5を一定位置にしたままで、シリン
ダ一部材16を伸縮させると、その力がリンク機構を介
して一対のプーム9.’IOK伝えられ、これにより、
第2のプーム10の第1のブーム9に対する開き角度が
変化する。そうすると、必然的に第2のブーム10の自
由端位置も変化して、打設ホース21の先端位置も変化
することとなる。
は、起倒ブーム4の起倒動作のみによるのではなく、吊
シ下げ手段5の上下移動によっても生じさせることがで
き、更に、起倒ブーム4の起倒動作と吊り下げ手段5の
上下移動とを組み合わせて、よシ複雑な動作を行なわせ
ることができることは勿論である。しかも、起倒ブーム
4及び吊り下げ手段5を一定位置にしたままで、シリン
ダ一部材16を伸縮させると、その力がリンク機構を介
して一対のプーム9.’IOK伝えられ、これにより、
第2のプーム10の第1のブーム9に対する開き角度が
変化する。そうすると、必然的に第2のブーム10の自
由端位置も変化して、打設ホース21の先端位置も変化
することとなる。
ここで最も留意すべきは、起倒プーム4中吊り下は手段
5の運動に比して、シリンダ一部材16はいわゆる寸動
動作等の微細運動が可能なことであり、従って、打設作
業の進行に伴ない、シリンダ一部材16を巧妙に微動さ
せることKよシ、コンク17− トを正確、かつ、適確
に所望位置に打設できることでおる。
5の運動に比して、シリンダ一部材16はいわゆる寸動
動作等の微細運動が可能なことであり、従って、打設作
業の進行に伴ない、シリンダ一部材16を巧妙に微動さ
せることKよシ、コンク17− トを正確、かつ、適確
に所望位置に打設できることでおる。
クレーン本体3は垂直軸線に関して旋回自在でちゃ、従
って起倒プーム4も旋回自在であり、一方、一対のプー
ム9,10も旋回部材8によって旋回可能であるので、
クレーン本体3を旋回させると、これにつれて一対のブ
ーム9,10を旋回さ、せて、第2のプーム10の自由
端位置を変化させることができる。
って起倒プーム4も旋回自在であり、一方、一対のプー
ム9,10も旋回部材8によって旋回可能であるので、
クレーン本体3を旋回させると、これにつれて一対のブ
ーム9,10を旋回さ、せて、第2のプーム10の自由
端位置を変化させることができる。
結局、第2のプーム10の自由端の位置、従って打設ホ
ース21の自由端の位置は、上下方向、及び一定高さに
おけるX−Y方向のいずれにも自在に移動可能であり、
加えて、シリンダ一部材16による微細移動も可能であ
る。更に都合のよいことには、自由端のリーチが垂直支
柱2の極めて近傍から一対のプーム9,10をほぼ一直
線に引き延ばした遠距離Kまで及ぶことであり、クレー
ン本体3の動力源及び移送機能をフルに活用して、建造
物の如何なる高さ及び個所にもコンクリートを極めて作
業性良く、かつ、適確忙、圧送、打設することができる
。
ース21の自由端の位置は、上下方向、及び一定高さに
おけるX−Y方向のいずれにも自在に移動可能であり、
加えて、シリンダ一部材16による微細移動も可能であ
る。更に都合のよいことには、自由端のリーチが垂直支
柱2の極めて近傍から一対のプーム9,10をほぼ一直
線に引き延ばした遠距離Kまで及ぶことであり、クレー
ン本体3の動力源及び移送機能をフルに活用して、建造
物の如何なる高さ及び個所にもコンクリートを極めて作
業性良く、かつ、適確忙、圧送、打設することができる
。
かくして、本発明によれば、打設ホースをクレーンの動
力及び簡易な油圧手段によって自在に操作して、所望の
位置にコンクリートを適宜、かつ、正確に打設すること
ができる。また、専らクレーン及び油圧手段動力及び操
作によるだけであるので、作業能率も極めて高い。しか
も、使用される一対のブーム等の構造も極めて簡素かつ
小型であシ、かつ、スペースも僅かで済む。従って1、
本発明は、建築物のコンクリート打設作業に画期的な効
用をもたらすものである。
力及び簡易な油圧手段によって自在に操作して、所望の
位置にコンクリートを適宜、かつ、正確に打設すること
ができる。また、専らクレーン及び油圧手段動力及び操
作によるだけであるので、作業能率も極めて高い。しか
も、使用される一対のブーム等の構造も極めて簡素かつ
小型であシ、かつ、スペースも僅かで済む。従って1、
本発明は、建築物のコンクリート打設作業に画期的な効
用をもたらすものである。
第1図は、本発明に係るクレーンを利用したコンクリー
ト打設ホースの誘導装置の一実施例を示す全体説明図、
第2図は、第1図の要部拡大説明図である。 1 〜 クライミングクレーン 2 〜 垂直支柱 3 〜 クレーン本体 4 〜 起倒プーム 5−〜 吊シ下げ手段 7 〜 昇降基台 8 〜 旋回部材 9 〜 第1のブーム 10〜 第2のブーム 11〜 連結ピン 14 、15〜 リンク トロ 〜 シリンダ一部材 21〜 打設ホース。 特許出願人 株式会社 熊 谷 線 間 マツダエンジニャリング株式会社 代 理 人 井 上 重 三 二″ 0.′、ゴン
ト打設ホースの誘導装置の一実施例を示す全体説明図、
第2図は、第1図の要部拡大説明図である。 1 〜 クライミングクレーン 2 〜 垂直支柱 3 〜 クレーン本体 4 〜 起倒プーム 5−〜 吊シ下げ手段 7 〜 昇降基台 8 〜 旋回部材 9 〜 第1のブーム 10〜 第2のブーム 11〜 連結ピン 14 、15〜 リンク トロ 〜 シリンダ一部材 21〜 打設ホース。 特許出願人 株式会社 熊 谷 線 間 マツダエンジニャリング株式会社 代 理 人 井 上 重 三 二″ 0.′、ゴン
Claims (1)
- 1、■垂直に立設されたクレーンの垂直支柱に沿って昇
降可能で、かつ、該垂直支柱の任意高さ忙係留可能な昇
降基台と、■該昇降基台上に垂直軸線方向に関して旋回
可能に設けられた旋回部材と、■一端が該旋回部材に起
倒可能罠枢支された第1のブームと、■一端が該第1の
ブームに屈折可能に連結され、他端が自由端とされた第
2のブームと、■これら第1及び第2のブームの連結部
位に関係付けられたリンク機構に一端が連結され、他端
が前記第1のブームに揺動可能に取シ付けられたシリン
ダ一部材と、■前記クレーンの起倒ブームの先端から垂
下され、前記第1または第2のブームを保持する吊シ下
げ手段との少なくとも前記昇降基台から第1および第2
のブームを経て、該第2のブームの自由端に導かれた打
設ホースと、を有するクレーン、を利用したコンクリー
ト打設ホースの誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7663484A JPS60223572A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | クレ−ンを利用したコンクリ−ト打設ホ−スの誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7663484A JPS60223572A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | クレ−ンを利用したコンクリ−ト打設ホ−スの誘導装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60223572A true JPS60223572A (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=13610805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7663484A Pending JPS60223572A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | クレ−ンを利用したコンクリ−ト打設ホ−スの誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60223572A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62160367A (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-16 | 清水建設株式会社 | コンクリ−ト打設装置 |
JPH05149002A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | コンクリ−ト打設装置 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP7663484A patent/JPS60223572A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62160367A (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-16 | 清水建設株式会社 | コンクリ−ト打設装置 |
JPH05149002A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | コンクリ−ト打設装置 |
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