JPS60223563A - モルタル下地テ−プ又はシ−ト - Google Patents

モルタル下地テ−プ又はシ−ト

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JPS60223563A
JPS60223563A JP7903684A JP7903684A JPS60223563A JP S60223563 A JPS60223563 A JP S60223563A JP 7903684 A JP7903684 A JP 7903684A JP 7903684 A JP7903684 A JP 7903684A JP S60223563 A JPS60223563 A JP S60223563A
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JP
Japan
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mortar
rubber composition
nonwoven fabric
sheet
adhesive
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JP7903684A
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黒田 泰博
沼田 誠一
新野 信二
皆川 昌弘
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモルタル下地テープ又はシートの改良に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 モルタル下地テープ又はシートとして、不織布の裏面か
らアスファルト組成物を塗布し、当該組成物を不織布の
約半分の厚さにまで含浸したものが公知であυ、アスフ
ァルト組成物を下地に対する接着剤として利用し、アス
ファルト組成物非含浸の上半部を塗装モルタルの含浸固
定に利用している。
、しかしながら、このモルタル下地テープ又はシートに
おいては、接着剤にアスファルト組成物を使用している
ので、寒冷地においては下地への接着が困難であシ、ク
ラックが生じ易い。
他方、温暖地においては、アスファルト組成物のベタ付
きによる作業性の低下、周囲汚染を招来し易い。
ところで、接着剤として未加硫プテルコ゛ム組成物の如
き粘着剤を使用すれば、上記の不利を解消できる。しか
しながら、モノイ塗装−塗装においては、硬化時の硬化
収縮によりクラックが発生し易いといつた問題がアシ、
上記モルタル地テープ又はシートにおいて、アスファル
ト組成物を粘着性ゴム組成物に単に置換しただけでは上
記の問題は解消できない。
発明の目的 本発明は上記粘着性ゴム組成物の弾性を利用して上記モ
ルタル硬化時のクラック発生を防止すると共にモルタル
との接着を強固にすることにおる〇 発−の構成 すなわち、本発明に係るモルタル下地テープ又はシート
は、不織布の裏面から粘着性ゴム組成物を塗設し、その
組成物を部分的に不織布表面にまで浸透させたことを特
徴とする構成である。
実施例の説明 以下、図面により本発明を説明する。
第1図において、lは不織布である。2は不織布の裏面
側から塗布し、第2図(第1図の上面図°)の20.・
・・で示す部分的に不織布表面にまで浸透させた粘着性
ゴム組成物である。3はセパレートテープである。
第3図は本発明テープの使用状態を示し、モルタル下地
板4に本発明テープを粘着性ゴム組成物層21において
粘着固定し、該テープの表面上にモルタル5を塗付けて
あシ、不織布のゴム組成物非浸透部分10.・・iにモ
ルタルが含浸されている。
モルタル塗付は後、その塗布層は表面側から経時的に乾
燥硬化していき、硬化収縮を伴う。
而してこの状態は上半部がまず硬化収縮し、次いで、下
半部が硬化収縮する状態に近似させることができ、上半
部硬化のときは下半部が未硬化で歌い状態にあるために
、上半部の硬化収縮によるクラック発生の危険性は殆ん
どない。しかし、下半部の硬化収縮時、上半部が既に硬
化しているので、応力の発生がアシ、この応力が大にな
ればクラック発生を免れ得ない。
今、第3図において、上半部Aが既に硬化しておシ1そ
の厚さをtl、ヤング率をElとし、この状態で厚さt
2の下半部Bが収縮率αで硬化収縮し、この収縮後のヤ
ング率をE、とすれば、既硬化の上半部Aに作用する圧
縮応力δはである。
而るに、上記の下半部Bにおけるヤング率E2(長さ方
向)は、硬化モルタJしと粘着性ゴム組成物とを直列的
に合体した構造物のヤング率に等価でアシ、粘着性ゴム
組成物が占める割合をB′とすれば、その等価ヤング率
E2は粘着性ゴム組成物のヤング率EOに対し、はgB
’Eoである。而して、粘着性ゴム組成物は低ヤング率
の弾性体であるから、第1式においてE2を著しく小さ
くでき、上半部に作用する圧縮応力δを極めて小さくで
きる。従って、上半部モルタル硬化体のクラック発生を
よく防止できる。
上記において、不織布の体積中、不織布に含浸する粘着
性ゴム組成物の割合B′を大きくすれば、上記の等価ヤ
ング率E2をそれだけ多く減少でき、上半部モルタル硬
化体のクラック発生防止に有利であるが、不織布にモル
タルを含浸できる(第3図における10.・・・)割合
が少なくな9Sモルタルの固定上不利である。従って、
上記B′は表面積の10〜80%に選定することが適切
である。
本発明において不織布には、有機質、無機質、倒れでも
よく、用途に応じては、耐久性の良いポリエステル、ポ
リプロピレン、およびポリエチレン製でもよいし、必要
に応じて吸水性を向上させるために予じめ界面活性剤を
含浸処理したものを用いてもよいし、またブレス、エン
ボス加工を施こしてもよい。
本発明において粘着性ゴム組成物には、ブチルゴム、イ
ソプレン−イソブチレン共重合ゴム、クロロプレンコ゛
ム、スチレンン0タジェンゴム、EPTゴムなどの合成
ゴムやブチル再生ゴム及び天然ゴム等を主成分とするも
のが用いられる。
またダレ止めや粘着性を更に増強するために上記のゴム
にポリエチレン、ポリプロピレン及びEVA時の熱可塑
性樹脂や亜炭、チタン白、イオウ等の無機質充填材及び
天然アスファルトやプローンアスファルト等の合成アス
ファルトを適宜混入させてもよい。またゴム老化防止剤
等の有機ゴム薬品や粘着性付与樹脂、軟化剤等を′適宜
加えてもよい。
本発明に係るモルタル下地テープ又はシートは、例えば
、次のようにして製造することができる・ 予めバンバリーミキサ−等で十分混練された未加硫ブチ
ルゴム組成物をカレンダーロールに供給し、これを繰出
しロールから繰出された不織布に塗布して、これを、ロ
ールから送シ出された剥離紙にロールにおいて貼シ合わ
せ、この場合、該ゴム組成物を不織布に散点状に不織布
表面にまで浸透させるために、浸透させようとする散点
状パターンをロール面に施した塗布ロールを用いて圧着
する。まだは、該ゴム組成物塗布後、剥離紙と貼合せる
ロールをエンボスロールにしてもよい。あるいは塗布ロ
ールと貼合せロールの間に別途エンボスロールを設置し
てもよい。あるいは、予め上記ゴム組成物単体かあるい
は寒冷紗等の有機質及び無機質から成る織布を中心基材
としてテープ状にしたものを、加熱しながらロールによ
って不織−布と貼合わせ圧着して浸透させるようにして
もよい。また他の方法として、厚みに厚薄をパターン状
にCたせた不織布を選択し、この裏面から粘着性ゴム組
成物を塗設するか、或いは塗設後金体を均一に・圧着し
て厚みの薄い部分のみ浸透させてもよい。
次に、本発明の実施例について説明する。
実施例1 使用したブチルゴム組成物の組成は次の通シである。
ブチルゴム 100重量部 ブチル再生ゴム 101 SBR20# タッキファイヤー 20 〃 カーボンブラック 15 l ステアリン酸 1 〃 酸化亜鉛 31 アスファルト 5 # DOP ’2# 老化防止剤 0.3〃 重 炭 80 l 上記原料をバンバリーミキサ−で約30分光分混練し、
この混和物を50〜120℃に加熱したカレンダーロー
ルに供給し、塗布ロールに1%高の凸面を50%有する
エンボスロールで、1%厚のポリエステル製不織布にブ
チルゴム組成物を2%厚に塗布し、全面積の50%不織
布表面までブチルゴム組成物を浸透させた。
実施例2 上記実施例1のブチルゴム組成物を1.5%厚のシート
状にしたテープを、50°〜60℃に加熱した凸面を4
0%有する貼合せエンボスロールにて1%厚のポリエス
テル不織布と貼合わせた。
発明の効果 上記実施例1.2によシ得たモルタル下地テープをそれ
ぞれ木質合板の下地板上に粘着固定し、次いで、モルタ
ルを塗布し、これを乾燥硬化させたところ、クラックの
発生は全くなかった。
また、モルタル下地テープの下地板及びモルタル自体と
の接着強度を180度剥離試験にょシ測定(温度:0℃
〜so℃)したところ、対合板については約5゜OkQ
/20 wa巾、対モルタルに・ついては約10.0 
ko/ 20 am巾であシ、何れも凝集破壊現象を起
こしておシ、モルタルの剥落や合板からの界面剥離は発
生しなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモルタル下地テープを示す断面図
、第2図は第1図における上面図、第3図は本発明テー
プの使用状態を示す説明図である。 図において、lは不織布、2は粘着性ブチルゴム組成物
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 不織布の裏面から粘着性ゴム組成物を塗設し、その組成
    物を部分的に不織布表面にまで浸透させたことを特徴と
    するモルタル下地テープ又はシート。
JP7903684A 1984-04-18 1984-04-18 モルタル下地テ−プ又はシ−ト Expired - Fee Related JPH0674629B2 (ja)

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JPH0674629B2 JPH0674629B2 (ja) 1994-09-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102744U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102744U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04
JPH031461Y2 (ja) * 1986-12-23 1991-01-17

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