JPS60223042A - マイクロ磁気ヘツド - Google Patents

マイクロ磁気ヘツド

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JPS60223042A
JPS60223042A JP7835784A JP7835784A JPS60223042A JP S60223042 A JPS60223042 A JP S60223042A JP 7835784 A JP7835784 A JP 7835784A JP 7835784 A JP7835784 A JP 7835784A JP S60223042 A JPS60223042 A JP S60223042A
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JP
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head
magnetic field
core
magnetization
magnetic
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JP7835784A
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Osamu Ishii
修 石井
Iwao Hatakeyama
畠山 巌
Shigeru Hirono
廣野 滋
Kotaro Nonaka
野中 耕太郎
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • G11B5/4923Structure of specially adapted heads in which zones of the transducing part are being physically controllable
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    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は磁気記録媒体上の超微細記録ビットを再生する
小型の磁気ヘッドに関するものである。
(背景技術) 近年磁気記録媒体の特性向上に関する進歩は目覚しく、
記録密度は10年間で約10倍の割合で向上している。
特に垂直磁気記録媒体を用いると原理的に記録ビット間
の減磁界の影響が小さくなるため超高密度記録が可能で
おる。実際既に東北大学の岩崎教授の研究グループによ
りCo−0rスパツタ膜と補助磁極型シングルポールヘ
ッドにより8,000bit/mmの紐記録密度が確認
されている。
しかしこの(直は実験室段階で高感度な増幅を行ない検
出した値であり、実用的見地から1は未だ3.000b
it/wn程度が記録密度の限界である。高出力な高密
度記録再生の実現に対する技術的方向は・ (1)磁気記録媒体の残留磁化を向上させる;(2)ヘ
ッドと記録媒体間隔をサブミクロン領域で安定に保持す
る機構を開発する。
(3)ヘッドの高感度化を図る; 等があり、それぞれの分野で研究が続けられている。現
状での垂直媒体の記録密度Gて対する潜在能力はまだま
だあることを考慮すfLば高密度化のための限界は主に
ヘッドにあると考えられる。以下に現兼でのヘッドの問
題点を述べる。
(1)シングルポールヘッド 現状で最も高い記録再生特性を示すヘッドとしては東北
大学岩崎教授によって開発されたシングルボールヘッド
であり図11に示す。1.1は主磁極、1.2は補助磁
極、1.3はコイル、1.4はCo−Or等の垂直記録
媒体、1,5はそのベース、1.6は主磁極の厚さであ
る。再生原理は次の通りである。即ち記録ビットから発
生する漏洩磁場によV主磁極(1,1)先端が磁化され
、主磁極からの漏洩磁束を補助磁極(1,,2)Ic巻
いたコイル(1,3)により検知する。この場合記録ビ
ットからの漏洩磁場が小さいだめの主磁極(1,1)は
記録媒体に接する必要があることと、さらに主磁極(1
,1)の厚さはビットサイズ程度(0,2〜数μm)で
あるためその磁束を感知するためには補助磁極(1,2
)と主磁極の間隔を数10μm以下に小さくする必要が
あることから記録媒体(1,4)のペース(1,5)は
フレキシブルかつ薄いものでなければならない。したが
って従来この種のヘッドはフロッピーディスクにのみ使
用されていた。
フロッピーディスクは簡便な用途には用いられるが、ト
ラック方向の位置制御も必要とする高密度記録には使用
できない。この用途に適するハードディスクでは基板の
厚さが1〜2mmと厚いためシングルボールヘッドは記
録、再生共感度が足りず使用することができないという
欠点がある。
(2)MRヘッド MRヘッドの原理図を図2に示す。2.1はパーマロイ
膜等から成る磁気抵抗素子であり、犀さt1幅W、長さ
tとする。2.2は素子の両端に形成された導体である
。素子2.1の電気抵抗Rが媒体1,4からの信号磁界
によって変化する。
導体2.2を通して一定電流■を流しておくと記録媒体
1.4からの信号磁界により電気抵抗が変化し、素子2
.1の両端の電圧が変化する。この変化分を検出するこ
とにより再生ヘッドとして使用される。MRヘッドの詳
細な解析がんηpex社の几、P、Huntによって行
なわハてお!ll(文献IBFJTrans、onMa
g、Vot、MA−G−7、No、1pp150〜15
41971)出力電圧■は(1−e)/kWに比例する
。但しに=2π/スであり、λは記録ピット長の2倍に
相当する記録波長である。こねによれば記録波長λを小
さくした場合、出力電圧を確保するためには素子幅Wを
小さくする必要がある。たとえばλ=0,2μクルのビ
ットからの信号を検出するためには素子幅Wをサブミク
ロンの長さにする必要があり、素子作製上又ヘッドとし
ての摩耗を考慮した場合現実的でない。このように図2
に示したタイプのMRヘッドは幅損失を持つかこれは磁
気回路的に開磁路になっているためである。
この性質を改善するためにMR素子の背部に磁束の吸い
込み口を設けて素子を閉磁路の一部として用いる方法が
提案されている。(電子通信学会磁気記録研究会M几8
2−24)この原理図を図3に示す。3.1は磁性フェ
ライト等から成る磁束のリターンバス、3.2はガラス
等より成る非磁性部分である。図3においてMR素子(
2,1)の先端から入った信号磁束は背部のリターンバ
ス(3゜1)を通って記録媒体にもどる。幅が20μm
のMR素子を用いて0.13μm幅ビットの出力を検出
している。但しこの値は相対出力−45dBという値で
あり出力が半分となる時の再生ビット長は1.27μm
と大きい。さらにこの場合記録媒体である磁気テープと
MRヘッド先端が接触している状態であり媒体とヘッド
が離れると大幅に出力は減る。記録媒体とヘッド先端が
t離れているとすると出力/de−”倍となり、たとえ
ば0.1μmビットで0.1μm離れると0.04倍出
力が城少し、前述の改善さ五たMRヘッドでも再生する
ことが不可能となる。
図4に示すような垂直記録された媒体1.4からの媒体
から垂直方向の磁界Hyは π Hy=2πMre’(Oe)(11 と表わされる。但し、MrIま媒体の残留磁化dはビッ
ト幅であり媒体の厚さtはビット幅dよりも十分太きい
として媒体の厚さ損失は無視した。(1)式の関係を示
したのが図5である。但しMr=1000emu/cc
とした。
(3)光磁気再生 原理図を図6に示す。6.1は半導体レーザ等の光源、
6、2’(’J偏光子、6.3はビームスブリツタ−1
6,4は検光子、6.5はフォトダイオード、等の光検
出器、6.6は記録媒体内の磁化、である。光源6.1
から出た光は偏光子6.2により直線偏光となり記録媒
体1.4に入射する。
反射光は磁気光学効果によりその偏光面が回転する。こ
れを検光子6.4を通して光検出器6.5で受光すると
、磁化6.6の向きにより光の強弱となり出力電圧変化
として検出される。この場合記録ピットの識別分解能は
光ビームの回折限界によって決まり現在0.8μ毒波長
の半゛導体レーザを使うとすれば回折限界は約0.4−
である。より分解能を上げるためには、より短波長の小
型光源の開発が必要である。
(4)転写ヘッド(文献山田、氷室、牧野”ガーネット
膜を用いた磁気録画再生方式″電子通信学会、磁気記録
研究会MR79−11)転写ヘッドの原理図を図7に示
す。7.1はガーネット、パーマロイ等の軟磁性膜、7
.2は軟磁性膜内の磁化、7.3は媒体1.4からの漏
洩磁界である。再生原理は次の通りである。記録媒体1
.4からの漏洩磁界7.3により軟磁性膜7.1が磁化
され、その軟磁性膜の磁化7.2を前述した光磁気再生
と全く同じ原理で検出する。
記録媒体1.4からの情報を一担、軟磁性膜に転写する
ため転写ヘッドと呼ぶことにする。このヘッドは記録媒
体へ直接光を照射することがないため媒体ノイズの低減
ができるという利点があるか、記録ピットの識別分解能
が光の回折限界という制限はまぬがれ得ない。したがっ
てこの種の構成では再生限界は0.5μmビット程度で
ある。又転写ヘッドの変形として提案されているものを
図8に示す。8.1け反視膜、8.2ハ光である。(文
献、特公昭56−33781)この場合軟磁性膜(7,
1)i”tMR素子のように記録媒体(1,4)面に対
して立った状態に設置されており、図7に示したタイプ
より短波長再生が優れている。しかし、記録波長が短か
くなると媒体(1,4)面からの距離を)・とじて、媒
体からの漏洩磁界は図5(/c示したように小さくなる
。したがってたとえば0.1μmビットでヘッドと媒体
間隔0.1μ兜とすればMRヘッドの項で述べたように
ヘッド先端磁化変化は極めてわずかになる。
さらに光による検出の場合、軟磁性膜7.1の磁化があ
る方向に飽和した時を1とすると、検出器のショットノ
イズを考慮して高々飽和磁化の1/100の磁化の大き
さしか検出できない。MRヘッドではそれが1/100
0程度まで検出できるのに対して感度が小さい。さらに
図8の構成では光を軟磁性膜(5,1)の先端数μmの
領域に当てる工夫がなされていないため、特にサブミク
ロン程度の微小ビットの検出は不可能である。
同様な転写ヘッドの例として米国特許3,737,23
8かあ、す、その原理図を図9に示す。9.1は光ファ
イバ、9.2はコア、であり軟磁性膜7.1を光ファイ
バ9.1の先端に形成するようにしたものである。光フ
ァイバ(9,1)のコア(9,23の直径は数μm〜数
10μラルであり、このような方法によれば軟磁性膜上
のコア径程度の領域に光を容易に集光することができる
ため図8の構成における問題点は解決される。但し、記
録ピットが小さくなって漏洩磁界が小さくなった時の信
号検出については何も考慮が払われていない。又この種
の信号は、光の偏波面の変化で検出するにもかかわらず
光フアイバ内を光が伝搬する際の偏光面の乱れについて
は何ら考慮が払われていない。
以上述べたようにこれまで考案されている各種のヘッド
ではそれぞれの理由により特に1μ?ル以下の微小な記
録ピットを高効率で再生することは困難である。この問
題を解決する方法として、特願昭57−124317(
マイクロ磁気ヘッド)があり、原理図を図1Oに示す。
10.1はマイクロヘッド、10.2は偏波面保存性単
一モード光導波路、10゜3はコア、10.4は偏光、
10.5fd記録ビツトである。これはヘッドコア(・
′Cより媒体(1,4)からの磁界を検出しそれを偏光
10.4によって信号に変えるものである。このヘッド
だよるとコア(10゜1)のサイズをコア径C数μm1
rL)程度まで小さくし媒体からの磁束を吸い込む効率
を大幅に向上できしかもヘッドが媒体(1,4)と対向
している先端付近のヘッド磁化情報を検出できること又
光4FIj2路として偏波面保存性を有するものを用い
るため光導波路内での信号の乱れがないこと等の特徴を
有するため、微小信号の高感度検出に適している。
しかし図5でも分るように媒体とヘッドが接触している
場合にはへラドコアは媒体表面の強い磁界を感じること
ができるが、媒体とヘッドの距離がある場合には、特に
記録ビットがサブミクロンと小さい時の信号磁界の強度
は、極端に小さくなりその検出のためのヘッド構成が次
第に回能となる。
たとえばヘッド浮上量0.2μmとすればヘッド先端か
ら0.2〜0.3μm程度しかヘッドは十分磁化されな
い。コアの大きさを0.2〜0.3μm程度とすれば良
いがこの大きさの領域に光を導入することが難かしくな
り、高出力のレーザを用いるとか、光導波路の光入射端
のみ規格化周波数を2.4にしたままコアとクラッドの
比屈折率差を小さくしてコア径を太きくするとかの工夫
が必要となってくる。
即ち特願昭57−124317によればヘッド浮上量が
あっても微小ビットからの信号を検出することは原理的
に可能ではあるがその構成方法が次第に困難となって来
る。
上記欠点を改善する技術として本出願人は先に特願昭5
8−87557Cマイクロ磁気ヘッド)を提案した。本
発明(dこの技術に関連するものである。
(発明の課題) 本発明は従来の技術の欠点を解決するためにマイクロヘ
ッドコア全体を磁気的な単一磁区にしたことと、ヘッド
にバイアス磁界を加えることを特徴としたマイクロヘッ
ドに関するものであり、その目的は高記録密度の磁気記
録ビットを高感度。
高出力で再生するヘッドを提供するものである。
本発明の好ましい実施例によると、前記構成のヘッド本
体と、これに単一偏波光を照射する光係及びヘッド本体
からの透過光又は反射光を受光j−る検光子及び光検出
器が単一のハウジングに収納され、更に好ましくは、各
部材が集積回路技術により構成される。
(発明の構成および作用] 図111d本発明の概略の構造図であり、11.1はリ
ング状でギャップGを有するマイク、ロヘノドコア、1
1.2は導体である。導体はコア11,1を貫通するか
あるいはコア11.1のまわりに巻回される。図11で
は導体はコアの中を貫通している。
11.3は入射光、11゜4は反射光、11.5は基板
であり、10.3は図10に示したように偏波面保存性
を有する単一モード光導波路のコアである。
又、ヘッドコア11.1は光導波路10.3の端面に矢
印で示したように接する。記録媒体はギャップGに対し
直角方向C図の矢印への方向〕に相対的に走行するもの
とする。又、本ヘッドを実際に動作させるための概念図
を図12に示した。12.1は半導体レーザ等の光源、
12.2は電源導入用リード線、12.3は偏光子、1
2.4は検光子、12゜5はフォトダイオード等の光検
出器、12.6は信号検出用リード線、12.7はバイ
アス用電源、12゜8は電流導入用リード憩である。尚
記録媒体は1゜4であり点線で示したようにヘッドと直
交方向に移動する。本発明ヘッドの再生方法は次の通り
である。記録媒体からの信号磁界によってパーマロイ、
コバルト−ジルコニウム、センダスト等の軟磁性薄膜か
ら成るマイクロヘッドコア11.1が磁化する。一方光
源12.1から出た光は偏光子12゜3を通過すること
に上り単一偏波となり、これが単一モード光導波路のコ
ア10.3を通りヘッドコア11.1に当る。光がヘッ
ドコアに入射する入射角αは60〜70程度が適当であ
る。反射光11.4は磁気光学効果(この場合はKer
r(カー)効果)により偏波面が回転する。回転の方向
がヘッドコア11.1の磁化の向きにより異なる。この
反射光11.4を検光子12.4を通過させることによ
り磁化の向きにより、その透過光が強弱と変化するため
これを光検出器12.5によV電気信号に変えリード線
12.6から取り出す。ヘッドコアのサイズを光導波路
のコアサイズ程度にすることにより記録媒体からの磁束
を吸い上げる効率を大幅に向上させることおよび光によ
りヘッドコアの磁化を検出すること等は特願昭57−1
24317と同じである。次に本発明の詳細な説明する
図13と図14は本発明の詳細な説明するための図であ
り図13はヘッド斜視図、図14は図13をAの方向か
ら見た図を示す。13.1はへラドコア11.1の磁化
容易軸、13.2はバイアス磁界発生用の電流、13.
3は電流13.2によって発生するバイアス磁界、13
.4はヘッドギャップである。
本ヘッドの動作原理は次の通りである。ヘッドコア11
.1の磁化容易軸13.1をヘッドギャップ13.4と
直角方向につくっておく。磁化容易軸の導入方法は導入
したい方向に磁場を印加しながら熱処理をする方法ある
いは、容易方向の長さLをそれと直角方向の幅Wより長
くし形状異方性をつける方法等がある。又ヘッドコア1
1.1は全体が単磁区構造とする。これはW、Lの値を
10μm以下に小さくすることと上下2枚のへラドコア
を十分近づけ静磁的に結合させることによって達成され
る。このようなヘッドコア内に図13に示したように銅
、アルミニウム、ベリリウム銅等の薄膜によって作製し
た導体を作製する。尚磁性体より成るヘッドコア11.
1と導体との間は特に絶縁する必要はないが、その間に
SiO、8i02.SiN等の非晶質膜を入れることに
よりヘッドコアでらる磁性膜の軟磁化特性が良好となる
。図14(a)はバイアスも信号もない時のへラドコア
の磁化状態を示したものであり各磁化は一様に磁化容易
軸方向に揃っている。この時のヘッドコアの磁化を+M
sとする。尚、磁化の向きについては(a)で示したも
のと反対の向き(−Ms’)もアり得る。
C以下余白) 次にヘッドコアの異方性磁界(HK)よシも少しだけ小
さい交流バイアス磁界(振幅2Hb)をヘッドコアの磁
化容易軸方向に加える。HKなる異方性磁界を有する単
磁区薄膜のヒステリシスループは図−15に示すように
保磁力(He)がHxに等しく矩となる。即ち、ヘッド
コアの磁化は+Msあるいは−Msの2値のみを取りつ
る。又、図−15に示すようにバイアス磁場は−He(
−)Ib及びHb(l(cの範囲で加えられるので、バ
イアス磁場のみが加わった場合にはヘッドコアの磁化は
変化しない。即ち、図−14(a)の場合ならば+Ms
のままである。この状態でヘッドギャップの上方に記録
媒体1.4が対向したとすると、ヘッドコアには媒体か
らの磁場が加わる。記録媒体の磁化によってヘッド・コ
アに加わる平均の磁場は、記録媒体の磁化方向が上向の
場合は十血、下向きの場合は一血であるとする。
)im、>Hc−Hbという関係が成立するようにHb
を設定すると、ヘッドコアの磁化は記録媒体の磁化が上
向きの場合は+Ms(図−14(b))、記録媒体の磁
什九下面六の塩会H−MQ(rO−IA(1”lJ−%
ス\ッドコアの磁化の変化の様子をヒステリシスループ
上で示したのが図−15である。記録媒体の磁化が上向
きの時は+Ms、下向きの時は−Msに対応する。この
場合、ヒステリシスループのHe点での勾配が垂直であ
り、しかもHe−Hbを無限小とすれば、無限小の信号
磁界によりヘッドコア全体の磁化の向きが決定される。
しかし、実際にはヘッドコア内の異方性の分散があるた
めに検出できる信号磁界は無限小とはならない。ヘッド
コア内の異方性の分散は磁化容易方向に測定したヒステ
リシスループの保磁力点での勾配に反映されるものであ
り、分散がない一様な膜の場合には)(c点でのヒステ
リシスループの勾配は+■あるいは−のとなる。実際の
磁性薄膜の磁化容易方向のヒステリシスループの例を図
−16に示す。磁化が+Msから−Msへ変化するため
に必要な磁場(ΔH)が広い程He点でのヒステリシス
ループの勾配は小さ力値となシ、異方性の分散が大きい
ことを示している。
図−16に示すようなΔHが0.10e以下の軟磁性膜
ΔH は比較的容易に得られる。翫≧ΔHならばHb=Hc−
τと定めることによシ、ヘッドコアの磁化を+Mgと−
Msの2安定状態でのみ動作させることができる。
もし、Km(lHならば、ヘッドコアの磁化は図−16
に点線で示したヒストリシヌのマイナーループ上を動作
するので、ヘッドコアの磁化は信号磁界の極性によって
十M1及び−M2O3つの動作状態を持つ。MS)Ml
なので、本特許のようにヘッド・コアの磁化状態を磁気
光学効果を利用して検出する場合には再生出力が低下す
る。
即ち、(1)式よシ垂直磁気記録媒体においてビット長
が1μm及び記録媒体の残留磁化(Mr)が10001
000Qの場合、記録媒体から3,5μmはなれた位置
でも010eの信号磁界が発生するので、少なくともへ
ラドコアの高さく先端部からの長さ)が3.5μm以下
であれば、ΔH二O,10eの軟磁性膜をヘッドコアと
して用い、垂直磁化記録媒体からの出力を検出すること
ができる。もしヘッドコアの高さが3μmであれば、媒
体からヘッド先端が0.5μmはなれても信号出力を検
出できる。
以上の状況は、ヘッドコアの磁化が+Msおよび−Mg
の間を反転することを前提としており、ヘッドコアが図
−16に点線で示したマイナーループ上を動作する場合
にはより微少なビット長の信号も再生できる。又、平均
信号磁界(I(m)が0.10e以上となる領域は媒体
表面から7μm程度となるので、ヘッドコアの高さくL
)も7μm程度に大きなものが利用できると推定される
。以上に述べた原理では言及しなかったが、ヘッドコア
の磁化は媒体の磁化と同一方向を向いて動作するので、
媒体表面の磁荷とヘッド端面の磁荷は逆符号となって互
いに引き合い自己減磁界を減らす効果がある。
このことは、記録ビット表面の磁荷が残留磁化’Mrよ
りもより飽和磁化Msに近い値となることを示しており
、再生出力が増加することを示している。
1Hbl≦1Hc−ΔI(/21なる値までバイアス磁
界°の振幅が時間的に変化する方法等も考えられる。以
下にこれらのバイアス磁界印加力法についてその動作原
理と特徴を説明する。(1)の場合のHb、Km、及び
ヘッドコアの磁化Mの時間変化を図−17に示す。記録
ビットからの信号磁界がない(Hm=OOe)場合には
、MはHbと同一周波数で+Msから−Mgの間を反転
し、一方Hm)AHなる信号磁界が加わった場合にはM
=+Mg、−Km(−JHなる信号磁界が加わった場合
にはM=−Msという一定値を取る。
即ち、IHbl=1)Ic−ΔH/21なるバイアスを
加えた場合と同じ感度で、信号磁界を検出することが原
理的には、可能である。しかし、(1)の場合に記録媒
体の−)IcがへラドコアのMsよシも小さい場合には
バイアス電流によってヘッドコアに発生する磁−界で記
録媒体が磁化されてしまう(記録が書き込まれる)こと
や、あらかじめ記録しておいた磁化が減磁すること等の
問題が生じることが予想される。即ち、ヘッドコアのM
sは記録媒体のHcよりも低い値に制限することが望ま
しい。ただし、ヘッドコア先端が媒体面からはなれてい
る場合には、ヘッドコアから発生する磁界のうち媒体に
達する成分も減少するので、ヘッドコアのMsが媒体の
Heよシも大きい値の場合でも、正常な動作をさせるこ
とができる。
図−18にはHe≧祖という関係が成立する一一2 ラドコアを用いた場合に(2)のHbO印加力法につい
てHb、urn、’Mの時間変化を示す。本方法によ′
れば信号磁界がない時(Hm=OOe)、ヘッドコアの
磁化は+Msから−MsまでHbと同位相で変化し、信
号磁界がある場合(h\00e)には、信号磁界と同一
符号のへラドコアの磁化(+Ms又は−Ms)となるこ
とは、(1)の場合と同様である。(2)の場合検出で
きる血の値は交流バイアス磁界(Hb)の1周期当シの
変化量に等しいと考えられるので、原理的には無限小と
なる。又、ヘッドコアのHeおよびAHについてHe≧
正という関係が成り立てば、−一2 ラドコアの磁化は+Msあるいは−Msの2安定値のみ
を取る。図−19にはへラドコアのHeとAHの関係が
He(血である場合のヒステリシヌルーゾ、及び(2)
の/Jイアス方法を印加した場合について、Hb、)i
m、Mの時間変化を示す。IH6+の最大値はAH lHc+AH/21以上と設定できるが、He・−Σく
0々ので場合にはへラドコアの磁化は+Msに飽和し、
(>−Ms)に収束する。即ち、ヘッドコアの磁化の変
化を検出する本発明のような動作原理では再生出力が低
下する。
次に実際のヘッドとしての実施例を示す。
光導波路として石英基板上にVAD法によりGeをドー
ピングした厚さ6μmの8102膜を作製した。石英基
板との比屈折率差を0.23%にした。この力゛ラス膜
上に図−12に示した導波路のパターンをT1で作製し
、C2F6+C2H4のガス雰囲気中でスパッタリング
しTiマスクがのっている所以外を除去して光導波路を
作製した。その後Tiマヌク除去にSiO2膜を・やタ
ーンを含む全面に作製し導波路を保護した。
作製した光導波路の折れ曲シの所で基板端面を光学研磨
し、この端面にマイクロヘッドを膜作製技術(RFヌノ
やツタリングおよびイオンビームスノやツタ)と電子ビ
ーム露光およびヌ・フッタエツチングにより作製した。
ヘッドコアのHe及びΔHは0.6及び0.10eであ
った。ヘッドサイズ厚さ0.2μm1幅5μm1長さ1
0μmの軟磁性薄が01μnLのギャップをはさんでい
る構造である。
次に光導波路を含む面で表面を軽く研磨して表面の平滑
化を行ないヘッドを作製した。光源としては0.78μ
m波長のAノGaAsレーザダイオード、偏光子、検光
子にはダラムトムソンプリズム、検出器にはSiのフォ
トダイオードを用いた。光の導波路への結合はマイクロ
レンズを用いて行なった。磁気記録媒体としてス)lツ
タリングによって30μm厚のポリイミドベーヌにノぞ
−マロイトCo−Cr膜を順に作製したものを用いた。
それぞれの厚すハノぞ−マロイ03μ?ル、C,o−C
rO,3μmf6ル。本マイクロヘッドとフロッピーデ
ィヌクを用いて記録再生した結果を図−20に示す。尚
記録は東北大学岩崎教授提案の補助磁極励磁シングルポ
ールヘッドを用いた。バイアス磁界はその振幅12Hb
lが10秒の間に14から1200まで直線的に減少す
るような100kHzの交流磁界である。(a)は本方
法によるヘッドの再生特性であシD5o(出力が孤立波
再生出力の半分まで低下する記録密度)は8050bi
t/+nmを達成した。(b)は同一ヘッドを用いてバ
イアス磁界を印加し′ない時の特性である。
尚、本発明によるヘッドは磁化容易軸が記録媒体面に平
行な場合についても、高感度ヘッドとして動作する。図
−21にこのようなヘッドのコア部分の構成例を示す。
矢印Aの側に光導波路の折れ曲シの端面が接着されるの
は、図−11あるいは図−12に示したヘッドと同様で
ある。ヘッドコアの磁化は、バイアス磁界がない場合に
はX軸方向(ヘッドコア幅方向)に+Msあるいは−M
sで飽和している。一般に、−軸異方性を有する単磁区
薄膜において磁化反転を起こすために必要な最小磁界は
アステロイド曲線(hx)2+(hy)′T=1で示さ
れる。ここで、hXとhyは異方性磁界HKで規格化し
たX方向(磁化容易方向)およびY方向(磁化困難方向
)の磁界である。図−22にアステロイド曲線とバイア
ス磁界の軌跡を示す。図−23に点線で示したのがバイ
アス磁界である。バイアス磁界の振幅をhxよシも小さ
く(lHbl<1hXl)すれば、ヘッドコアの磁化は
+Msか−Msに飽和したままで変化しない。この状態
のへラドコアに記録ビットからの信号磁界(14m)を
磁化困難軸方向に加え、バイアス磁界の最大値がアステ
ロイド曲線の外側にはみ出した場合にはヘッドコアの磁
化はHbの変化に伴なって反転する。即ち、信号磁界が
ない時はヘッドからの再生出力は一定値だったものが、
信号磁界が加わることで再生出力はバイアス磁界と同一
周波数で振動するので、記録ビットの検出が可能になる
。このヘッドの場合もlHg−Hblを無限小と設定す
れば、無限小の脂に感応する。
又、ヘッドコアに加えるバイアス磁界は、トラック方向
なのでヘッドコアの側面に誘起される磁荷によって発生
する磁界は上下2枚のへラドコア間で閉じるため、記録
媒体の磁化状態には影響しない。つまシ、ヘッドコアの
Msと記録媒体のHcは互いに独立に設定できる。
実際のへラドコアにおいては、磁化容易軸を厳密にトラ
ック方向(X方向)と平行に保つことも、あるいは、バ
イアス磁界の印加方向を厳密にX軸と平行に保つことも
困難でアシ相互に若干の傾きがあるのが普通である。こ
のような場合のアステロイド曲線と信号磁界及びバイア
ス磁界の相対関係の1例を図−23に示す。バイアス磁
界の振幅をアステロイド曲線の内側ぎりぎりに設定する
ことで信号磁界(平均値Hm)がない場合にはへラドコ
アの磁化はその符号を変えない(磁化反転しない)状態
に保つことができる。ここで、平均信号磁界(Hm)が
図−24に示すように加わると、バイアス磁界(Hb)
が正の最大値を取った場合には、ヘッドコアに加わる外
部磁界(バイアス磁界と平均信号磁界のベクトル和)は
アステロイド曲線の外側にはみ出すので、ヘッドコアの
磁化(M)は前歴に関係な(+hx方向に傾くこととな
る。一方、平均信号磁界が図−23とは逆の向きに加わ
った場合には、ヘッドコアに加わる最大外部磁場は−h
x成分が大きな方向でアステロイド曲線の外側へはみ出
すので、Mは−hx方向へ傾く。即ち、血の極性に応じ
、Mの極性も反転するので、記録ビットの検出が可能と
なる。図−24において上記のバイアス磁界の印加方法
以外にも、(1)バイアス磁界の振幅がアステロイド曲
線よりわずかにはみ出す値とする方法や、(2)バイア
ス磁界の振幅をアステロイド曲線よシわずかにはみ出る
大きさから、アステロイド曲線の内側におさまる振幅ま
で変化させる方法等も考えられる。(1)の場合にはH
m=Oの時はMはHbの極性と連動して符合を反転する
。しかし、脂が正で−HbとTomのベクトル和かアス
テロイド曲線の内側に入れば、Mは正の値のみを取り、
一方血が負でHbと一血のベクトル和かアステロイド曲
線の内側に入ればMは負の値のみを取る。即ち、(1)
の方法でも、Hrrの極性に応じてMの符号が反転し、
記録ビットの情報を読み出すことができる。(2)の方
法は、(1)の方法においてバイアス磁界(Hb)の振
幅をアステロイド曲線からはみ出す量を小さく設定する
程検出できる血の値は小さくなるため、Hbの振幅を変
調しHbの振幅がアステロイド曲線に接する場合(この
時には無限小の血に感応する)が存在するようにした場
合であシ、図−23のよりな血及びHbの方向を向いて
いた場合には1ablの減少に伴ない血が正の場合Mは
hxX方向傾き、血が負の場合Mは−hx方向へ傾く。
尚、本出願と類似した動作については、既に薄膜マグネ
トメーター(文献、F;G、Westetaffl。
”DeterminationofLow−Inten
sityMagneticFieldsbyMeans
ofFerromagneticFilm”J、App
l、Phys、34。
p、1163.1963)とか薄膜ヘッド(文献A、D
、KasReet、an、”Vapor−Deposi
tedTh1nFilm’RecordingHead
s”IEEETrar+s、onMag、voi、MA
G−7,p、675+1971)等において用いられて
いる。いずれも磁性薄膜の困難軸方向にバイアス磁場を
印加し容易軸方向での磁束の時間変化をセンス線を用い
て検出するものである。これら文献の方法においては磁
性膜の磁束変化を電磁誘導で検出するものであシ、シた
がってヘッドサイズが数100Itm〜数層角となっそ
いる。よって検出すべき信号磁場もその程度の空間分布
を持つもので々ければならない。又磁束の時間変化をセ
ンス線で検出する方法は比較的高感度であるためヘッド
内の磁化が飽和する必要がないが逆にこのように数10
0μm〜数謳角の磁性膜は静磁エネルギーを下げるため
に必ずその中に磁区が発生するため本発明のような磁化
の一斉回転は絶対におこシ得々己。したがって文献にお
ける方法においては微小磁場の高感度検出はできるが、
微小の大きさでしかも空間的拡がシも微小な場合には適
用することができない。本発明の主要点はまさにこの点
を解決したものである。即ち、(1)ヘッドコアサイズ
を光のスポットサイズまで小さくしたこと、(2)ヘッ
ドギャップと直角方向に磁化容易軸を持ちしかもヘッド
コア全体を、単一磁区にしたこと、(3)バイアス磁場
を磁化容易軸方向に印加することで、磁界の検出感度を
向上させたこと等が発明のポイントである。この結果、
従来の電磁誘導を利用した薄膜ヘッド、磁気抵抗効果を
利用したMR−・ラドよシもヘッド全体のサイズを小さ
くでき、したがってヘッド先端から入る磁束のうちへラ
ドコア全体を回る磁束の割合が大きく向上する。光は光
導波路によって導入するが、光導波路をSjO等で作製
すれば5IO2は硬いためたとえば記録媒体と接触して
も摩耗しにくい。しかもヘッド先端に光導波路がついて
いるためヘッド先端から数μm範囲のヘッド磁化の検出
ができる。
又へラドコア全体を単一磁区にすることとバイアス磁場
を印加することによシ微小な記録ビットからの信号磁界
によシ数μmのヘッドコア全体の磁化を信号磁界の方向
に向けることができるため微小領域での010e以下の
微小磁界を高感度に検出することができる。
本発明におけるヘッドにおいて他の構成例が種々考えら
れる。図−24〜図−27は本発明の他の構成例である
。図−24はへラドコアの広がシを図−13とは異なる
ようにしたものであシ磁性層を貫通して導体を通す。図
−25はヘッドのアレイを構成したものでろシマルチト
ラックヘッドとして用いる。光の伝搬速度は高速である
ためマルチトラック信号の並列処理ができる。図−26
はヘッドコアを光が透過するタイプであり、この場合は
Faraday効果を用いる。又導体としては酸化スズ
のような透明導体を用いる。図−27において27.1
は銀、アルミニウム等で作製(7たミラー、27.2は
スリットであり、反射光をミラー27.1で反射させ又
スリッ)27.2で方向を変える。即ち光源と光検出器
をヘッド全体で同じ方向に配71したい時有効である。
又この構成では磁気光学回転角が2倍になるという利点
もある。
尚、これまで示した構成例においては、光源。
偏光子、検光子、光検出器等はヘッドを颯した光導波路
基板とは別々に存在し、それらの間はレンズ等のパーツ
で結ぶ構成であったが全体をノ・イブリッド的にあるい
はモノリシックに一つの基板の上に集積化することによ
り全体が数配角の1つのチップ上に収まる。あるいは一
つのチップに収まらなくとも光源および検出器とヘッド
チップの間を偏波面保存性を有する単一モード光ファイ
バで結ぶことによりヘッドチップは全体で数覇角となる
。このような小型になることによりヘッドチップをノン
パルに取シ付は浮止ヘッドとして現用のヘッドをそのま
まおき換えることも可能である。
又、実施例においては光の偏光面の変化を検光子を通し
て光の強弱に変換して検出する場合のみしか示さなかっ
たが、光の特徴を活かす方法即ち同一光源から出た光を
2つに分は一方はヘッドを通過させ他方は他のルートを
通過させた後、合成して干渉させる方法も有効である。
ヘッドを通った後の光の位相変化は1°以下と微小では
あるが高感度検出法としては有効である。ただし本発明
はヘッドの基本構成に関するものであり、この精神にそ
ったいかなる構成も含むものであるが偏波面の変化、光
の位相変化についての検出力法については規定するもの
ではない。
本ヘッドは記録媒体をはさんで他方から強磁場で励磁す
ることによりシングルポールヘッドト同じ原理で記録用
としても用いることができる。
(発明の効果) 以上示したように本発明ヘッドを用いると高密度記録さ
れた記録媒体のサブミクロンサイズのビット信号を高感
度に検出することができる。したがって磁気テープ、フ
ロッピーディスク、磁気ディスク等における磁気ヘッド
として用いることによシ、超高密度記録再生が可能であ
り、磁気記録を用いるディジタル情報処理VTR、放送
用チーブオーディオ等において従来の記録密度特性を大
きく向上させることができると共に記録装置の小型化、
低価格化に大きく貢献するものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明ヘッドの構成を示す斜視図であり、11
.1はへラドコア、11.2は導体、11.3は入射光
、11.4は反射光、11.5は基板である。 図−2は、磁気抵抗形(MR)ヘッドであり、2.1は
磁気抵抗素子、2,2は導体、図−3は従来の改良され
たMRヘッドであシ、3.1は磁束のリターンパス、3
.2は非磁性部である。図−4は垂直記録媒体上の磁界
を計算するモデルを示す図である。 図−5は図−4のモデルによ′り計算した垂直方向の磁
界Hyの媒体からの距離依存性でありパラメーターはビ
ット幅である。図−6は従来の光磁気再生の原理図であ
り、6.1は光源、6.2は偏光子、6.3はビームス
プリッタ−16,4は検光子、6.5は光検出器、6.
6は記録媒体内の磁化である。図−7は転写ヘッドの原
理図であシ、7.1は転写用軟磁性膜、7.2は軟磁性
膜の磁化、7.3は媒体からの漏洩磁界である。図−8
は改良された転写ヘッドの一例であシ、8.1は反射膜
、8.2は光線である。図−9は転写ヘッドの他の例で
あfi、9.1光フアイバ、9.2はコアである。図−
10は従来のマイクロ磁気ヘッドの構成図であ5.10
.1はマイクロヘッド、10.2は偏波面保存性単一モ
ード光導波路、10.3はコア、10.4は偏光、10
.5は記録ビットである。 図−11は従来の垂直記録用の補助磁極励磁形シングル
ポールヘッドであシ、1.1は主磁極、1.2は補助磁
極、1.3はコイル、1.4は記録媒体、1.5は記録
媒体用ベースである。 図−12は本発明ヘッドの全体の概念図で12.1は光
源、12.2はリード線、12.3は偏光子、12.4
は検光子、12.5は光検出器、12.6はリード線、
12.7はバイアス用電源、12.8はリード線である
。図−13、発明の詳細な説明するためのヘッドの図、
図−I4(a)〜(C)は図−13をAの方向から見た
図である。図−15は異方性分散のない場合の単磁区薄
膜のヒステリシスループを示す。 図−16は異方性の分散がある場合のヒステリシスルー
プを示す。図−17はバイアス磁界の振幅IHb、1が
lHe+21以上の場合のバイアス磁界(Hb)記録ビ
ットから発生する磁界の平均値(Hm)、及びヘッドコ
アの磁化(M)の時間変化を示す。図−18は、・シる
関係が成立する場合のへラドコアのヒステリシスループ
の例とバイアス磁界の振幅1HblをIHC+”1以上
から0まで変調した場合のHb、)hn。 Mの時間変化を示す。図−20は本発明ヘッドによる記
録再生特性の一実験例であり、曲線(a)バイアス有の
時、曲線(b)は無バイアスの時である。実線はヘッド
と媒体が接触した時、点線はその間隔が0.1μmの時
である。図−21は磁化容易軸及び/%’)イアス磁界
の方向が記録媒体と平行な場合のへラドコア部分の図で
ある。図−22はアステロイド曲線とバイアス磁場(点
線)を示す。22.1は平均信号磁界(H,、)が磁化
困難軸方向に加わった場合のバイアス磁界の軌跡である
。図−23は、ヘッドコアの磁化容易方向及びバイアス
磁界の方向が記録媒体面に対し、平行かられずかに傾い
た場合のアステロイド曲線とバイアス磁界(点線)及び
平均信号磁界を示す。23.1は平均信号磁界(Hm)
がヘッドコアに印加された場合のバイアス磁界の軌跡で
ある。図−24、図−25、図−26、図−27は、本
発明の他の構成例で27.1はミラー、27.2はスリ
ットである。 特許出願人 日本電信電話公社 特許出願代理人 弁理士山本恵− 第1図 −1,5 第3図第4図 第7図 第5図 V(Prn) 第8図 第9図 す、1)I!4 第14B 第16図 ん吊止 第17図 第18図 第19図 第20図 言己#書*(btt/mm) 第21図 第22閃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 偏波面保存性を有する単一モード光導波路と、該光導波
    路の光軸と交叉する面内に形成される磁気光学効果を有
    する磁性薄膜と、該磁性薄膜に接する導体とを有し、前
    記磁性薄膜は一軸性の磁化容易軸を有する単磁区構造を
    有し、前記導体中を流れる電流により磁性薄膜が磁化容
    易軸方向に磁化されることを特徴とするマイクロ磁気ヘ
    ッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0594471A2 (fr) * 1992-09-18 1994-04-27 Thomson-Csf Dispositif de lecture magnétique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0594471A2 (fr) * 1992-09-18 1994-04-27 Thomson-Csf Dispositif de lecture magnétique
EP0594471A3 (en) * 1992-09-18 1994-07-06 Thomson Csf Magnetic read-out device

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