JPH043016B2 - - Google Patents

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JPH043016B2
JPH043016B2 JP57124317A JP12431782A JPH043016B2 JP H043016 B2 JPH043016 B2 JP H043016B2 JP 57124317 A JP57124317 A JP 57124317A JP 12431782 A JP12431782 A JP 12431782A JP H043016 B2 JPH043016 B2 JP H043016B2
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
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    • G11B5/3113Details for improving the magnetic domain structure or avoiding the formation or displacement of undesirable magnetic domains
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10532Heads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロ磁気ヘツドに関し、磁気記録
媒体上に超微細記録ビツトを記録および再生とす
ることができるようにしたものである。
近年磁気記録の進歩は目覚ましく、より高記録
密度化、転送速度の高速化が進んでいる。特に垂
直磁気記録モードを用いると原理的にはビツト間
の減磁界の影響がないため無限小の記録ビツトが
可能である。実際、Co−Crパツタ膜を用いて
8000bpm(bit/mm)の線記録密度が確認されてい
る。(中村、岩崎“垂直磁気記録の記録再生特性”
垂直磁性記録シンポジウム論文集p35、東北大学
電気通信研究所、1982年)。また、水平磁気記録
モードでも、γ−Fe2O3スパツタ膜を用いてD50
(再生出力が低密度状態の半分となる記録密度)
が2600bpmsの線記録密度が実現されている(O.I
shii、S.Ohta.T.Nakagawa、“High density
magneticdisk”Trans.of the IECE of Japan
Vol.E65、No.1.p63、No.1982)垂直記録の場合の
8000bpmという値は再生出力がかろうじて出たと
いう値であり、実用的見地からは未だ、3000bpm
程度が限界である。これらの記録密度の限界を定
めているものは、現状ではヘツドの構造、特に再
生感度である。ここで現状でのヘツドの問題点を
概説しておく。
従来、記録再生両用の磁気ヘツドとしては、リ
ングヘツドおよび垂直記録用のシングルボールヘ
ツドがあり、再生専用としては磁気抵抗素子を用
いたMRヘツド(Magnet Resistance head)と
磁性ガーネツトを用いた転写ヘツドとがある。
(1) リングヘツド リングヘツドは、第1図に示すように全体が
馬蹄形になつており、ヘツドコア1−1の一部
に記録励磁用と再生用のコイル1−2が巻かれ
ている。そして、ヘツドコア1−1の一部には
ギヤツプ1−3が切らており、コイル1−2で
励磁され発生した磁束の一部がこのギヤツプ1
−3から洩れて、ギヤツプ1−3の下にある記
録媒体を磁化する。再生は記録媒体上の漏洩磁
束をギヤツプ1−3から吸い上げ、コイル1−
2内の磁束変化を電磁誘導によつてコイル1−
2の電圧変化に変えて行なう。従来技術に係る
この種のリングヘツドは、Ni−ZnあるいはMn
−Znフエライト等のバルク材をヘツドコア1
−1磁路長が数mmまで小さく加工して作製して
いたが、再生の空間分解能を上げるためにはギ
ヤツプ長を1μm以下に小さくする必要がある
こと、および再生出力周波数特性を向上させる
ためにはコイル1−2によるインダクタンスを
小さくすることが必要であり、バルス材の加工
として限界となつていた。
この問題を解決するために全体を薄膜とリン
グラフイーによる集積化技術によつて作製した
のが薄膜ヘツドであり、第2図a,bに示す。
両図に示すように、これは基板2−4上にヘツ
ドコア2−1、コイル2−2ギヤツプ2−3を
形成する非磁性層をすべて薄膜で作製したもの
であり、これによるとヘツドコア2−1のヨー
ク長l2は数10μm〜数100μmにすることが可能
となり、まだギヤツプ2−3も薄膜で形成する
ため1μm以下に小さくすることが簡単になる
ばかりでなくコイル2−2自体も小さくなるた
めインダクタンスも大幅に小さくできる。た
だ、ギヤツプ2−3が狭くなるとこのギヤツプ
2−3から漏洩する磁場が小さくなること及び
ヘツドコア2−1が薄いためヨークの部分から
漏れる磁束がバルクヘツドよりその割合が大き
いこと等により、記録再生効率がバルクヘツド
の約60%程度という欠点がある。したがつて、
再生の空間分解能を上げるための小型化には現
状では問題点が多く、未だバルクヘツド並みに
はできていない。そこで、ヘツドコア材として
現状でのパーマロイより磁化が大きく、透磁率
が大きいものが開発されない限り現状での限界
は打破できないという致命的な問題点がある。
(2) シングルポールヘツド 垂直磁気記録に適した記録再生ヘツドとして
シングルボールヘツドがある。これを第3図に
示す。同図において、3−1は主磁極、3−2
は補助磁極、3−3はコイル、3−4はCo−
Cr等の垂直記録媒体、3−5はその基板、t3
主磁極の厚さである。かかるシングルボールヘ
ツドによる記録は、先ずコイル3−3に記録電
流を流し補助磁極3−2から磁束を発生せし
め、その磁束により主磁極3−1の先端を磁化
する。そして、この主磁極3−1より発生した
磁束で媒体3−4を磁化する。再生はこの逆で
あるり、媒体磁場により主磁極3−1の先端が
磁化され、その漏洩磁束を補助磁極3−2を介
してコイル3−3で検出する。かかるシングル
ボールヘツドでの空間分解能は主磁極3−1の
厚さt3に依存する。また、厚さt3が記録波長の
半分の整数倍になるとリングヘツドのギヤツプ
損失と同様に出力が零となる。これまで実験に
よつて得られた値はCo−Cr垂直膜と厚さ1.1μ
mの主磁極3−1を用いてD50が1400bpmが
最高であり、それ以上の記録密度の領域では上
に述べた理由により出力が波打ちをおこす。一
方、波打ちをなくすために主磁極3−1の厚さ
t3を小さくすれば、補助磁極3−2に入る磁束
が小さくなるため出力が取れなくなる。したが
つて出力の波打ちのない記録密度の限界はせい
ぜい1500bpmであり、これをさらに向上させる
ためにはリングヘツドと同様に主磁極3−1の
材料としてパーマロイではなく、より磁化及び
透磁率の大きいものを開発する必要がある。ま
た、このシングルボールヘツドでは主磁極3−
1と補助磁極3−2の間隔が重要であり、この
間隔が大きいと記録電流が大きくなり、再生感
度も小さくなる。現状ではこの間隔は50μm程
度であり、したがつて記録媒体3−4の基板3
−5も薄いプラスチツク材料しか用いることが
できない。基板3−5が数mmと厚いハードデイ
スクではこの種のシングルボールヘツドは使用
が困難であるという大きな欠点がある。
(3) MRヘツド MRヘツドの原理図を第4図に示す。同図に
おいて、4−1はパーマロイ膜等から成る磁気
抵抗素子であり、厚さt4、幅w4、長さl4とす
る。4−2は磁気抵抗素子4−1の両端に形成
された電流のリード線、4−3は記録媒体、矢
印は記録媒体4−3中の磁化の向きを示す。磁
気抵抗素子4−1の電気抵抗ρは記録媒体4−
3からの磁界信号の有無によつて変化するため
この変化分を検出することにより、再生ヘツド
として用いられる。磁界信号Hsがある場合と
ない場合の出力電圧Δeは、 △e=l4/t4・w4・i{ρ(Hs)-ρ(Hs=0)} …(1) となる。
但し、iはリード線4−2を通して磁気抵抗
素子4−1に流れる電流である。(1)式より分る
ように出力電圧△eは磁気抵抗素子4−1の断
面が小さく且つ長さl4が大きい程大きい。電気
抵抗ρは材質によつて決まる量である。しかし
ながら磁気抵抗素子4−1と断面積を小さくす
ると電気抵抗が大きくなつてジユール熱が発生
しこれが電流を制限してしまう。また、長さl4
を長くすればトラツク密度を大きくすることが
できないため、実用的には、厚さt4は200〜500
Å、幅w4は約10μm、長さl4は約30μm程度が
そのサイズの限界となつている。更に、第4図
に示した構造では再生したいビツトの隣のビツ
トからの漏洩磁場の影響でS/Nが下るため、
実際には第5図に示すように、磁気抵抗素子4
−1の両側にパーマロイ膜等で作製した磁気シ
ールド5−1を必要とする。この不便を解決す
るために、第6図に示すように、リング形のヨ
ークの一部に磁気抵抗素子4−1を挿入する方
法もある。第6図に示した構成において、磁気
抵抗素子4−1はできるだけリングのギヤツプ
1−3付近にくるようにすれば再生の感度が上
るが、この場合でも出力は(1)式に従うためのそ
のサイズには限界があり、今までの所、最小の
記録波長で1.2μm以下のものは十分なS/Nで
再生できていない。
(4) ガーネツト転写ヘツド(山田他“カーネツト
膜を用いた磁気録画再生方式”磁気記録研究
会、MR79−11、p21 1979) ガーネツト転写ヘツドの原理図を第7図に示
す。同図に示すように、このガーネツト転写ヘ
ツドでは、記録媒体4−3からの漏洩磁場で、
媒体上のYIG(イツトリウム・アイアン・ガー
ネツト)等のガーネツト膜7−2の磁区を再配
列、すなわち転写させそのガーネツト膜7−2
の転写磁区を光源7−5から出た直線偏光を用
いて検出するものである。第7図において、7
−1はガーネツト膜7−2の基板、7−3はア
ルミニウム膜等から成る反射膜、7−4は
SiO2等から成る保護膜、7−6は光を絞るレ
ンズ、7−7はビームスプリツター、7−8は
光検出器である。現用のBi置換YIGを用いた
ガーネツト転写ヘツドは、保護膜7−4や反射
膜7−3が全体で0.8μm程度であり記録媒体4
−3の表面とガーネツト膜7−2の距離が1.3μ
mもあるため、再生した最小記録ビツトは4μ
mに止まつている。このガーネツト転写ヘツド
で再生空間分解能を上げるためには、ガーネツ
ト膜7−2と記録媒体4−3の距離を小さくす
ればよいが、原理的にその回折限界以下のビツ
トは再生できないという根本的な問題がある。
(5) 光磁気記録 磁気記録媒体上の記録ビツトをヘツドコアを
使わないで再生する光磁気再生がある。これは
記録媒体へ直接偏光を当て媒体の磁気光学効果
を利用して媒体磁化を検出するものである。こ
の場合も光の回折限界以下の大きさのビツトは
再生できないとい言う根本的な問題がある。
本発明は、現用の各種磁気ヘツドでの高空間
分解能の記録再生が不可能という問題点を解決
し高密度再生を可能にするとともに記録も同一
ヘツドで行なうことができるマイクロ磁気ヘツ
ドを提供することを目的とする。かかる目的を
達成する本発明は、コアとクラツドからなり、
偏波面保持性を有する単一モードと光導波路
と、この光導波路の光軸を含む断面に形成され
た磁気光学効果を有する磁性薄膜とを備えてお
り、しかも前記磁性薄膜はコアサイズと同程度
の断面を有し、その形状はリング状で、かつリ
ングの一部には微小ギヤツプを有することを特
徴とする。
以下本発明の実施例を同一部分には同一番号を
付して図面に基づき詳細に説明する。
第8図は本発明の一実施例に係るマイクロ磁気
ヘツドの縦断面図、第9図はそのA−A線断面図
である。両図において、8−1は偏波面保存性を
有する単一モードの光導波路でコア部8−1a及
びクラツド部8−1bからなる。8−2は導波路
断面に形成された軟磁性体より成る磁性薄膜、8
−3は偏波面保存性を有する単一モードの前記光
導波路8−1と同様の光導波路でコア部8−3a
及びクラツド部8−3bからなる。8−4は単一
偏波の光源、8−5は光源8−4への電流用供給
用のリード線、8−6は偏光子、8−7は光検出
器、8−8は光検出器8−7より信号を取り出す
リード線、8−9は基板である。このとき、前記
磁性薄膜8−2は、第10図に特に明らかな通
り、コア部8−1aの大きさより僅かに大きく、
コア部8−1aの光軸を含む断面(本例の場合光
軸を含みこれと90゜の断面)全体にそのヨーク部
8−2aが重なるリング状となつてクラツド部8
−1bのうちコア部8−1aの下方でギヤツプ8
−2bが形成されている。
かかるマイクロ磁気ヘツドを用いて記録媒体か
ら再生出力を得るには、先ずギヤツプ8−2bの
下方に記録媒体を近づけ、この記録媒体の漏洩磁
場により磁性薄膜8−2を磁化する。一方、光導
波路8−1,8−3を伝搬する光源8−4からの
偏波光はこの磁性薄膜8−2を透過することによ
りフアラデー効果によりその偏波面が回転する。
この偏波光を偏光子8−6を通して光検出器8−
7で受けることにより光の強弱として信号を検出
できる。この場合偏波光は光導波路8−1,8−
3の中でその偏波方向を変えてはいけないため、
光導波路8−1,8−3は偏波面保存性を有する
ものを用いる必要がある。偏波面保存性光導波路
はたとえばコア部を楕円状にしたり、異方的な歪
みを強制的にコア部に加えて長軸と短軸方向の屈
折率を変えることによつて実現できるが、本特許
は偏波面保存導波路を規定するものではない。た
だし、不要モードがノイズになるため本質的に光
導波路8−1,8−3内は一つのモードだけ伝搬
可能にしなければならない。光導波路8−1,8
−3の半径をa、使用波長λ、コア部とクラツド
部の比屈折率差△、コアの屈折率nとすると規格
化周波数vは v=2xna√2△/λ ……(2) であり、単一モード条件にするためには規格化周
波数vを2.4以下にする必要があり、そのために
はλ=0.6〜1.2μm△=0.5%としてコア直径2aは
3.1〜6.1μmでなければならない。
次に本実施例を超小型にする利点を定量的に示
しておく。第11図は磁性薄膜8−2内の磁化の
大きさを推定するためのモデルであり、同図中
a,b,α,β,γ,εは各部分の長さ、R1
R2、R3は各磁路の磁気抵抗、11−1は記録媒
体、11−2は記録媒体11−1内の磁束源、g
は本実施例に係るマイクロ磁気ヘツドと記録媒体
11−1の間隔、l11は記録ビツトの大きさであ
る。第12図は第11図のモデルの等価回路であ
り、同図中R1は記録媒体11−1と前記マイク
ロ磁気ヘツド間およびヨーク部の足の部分までの
磁気抵抗、R2はギヤツプを回る磁路の磁気抵抗、
R3はヨーク部を回る磁路の磁気抵抗であり第1
1図のR1,R2,R3に対応している。また、磁束
は他に漏れないと仮定する。更に、前記マイクロ
磁気ヘツドの厚さはt11とし、記録媒体11−1
のトラツク幅も同様とする。この場合記録媒体1
1−1および真空の透磁率をそれぞれμ、μ0、記
録媒体11−1からの磁束の大きさをφとしてマ
イクロ磁気ヘツドのギヤツプと対向する部分の中
心(第11図におけるA点)の磁化の大きさIxを
計算すると第12図の等価回路より φ1=φ2+φ3(但しφ1、φ2、φ3はR1、R2、R3
分の磁束) φ2R2=φ3R3 であるから、A点での磁束φ3は、 φ3=R3/R2+R3φ1 R2、R3は各部のサイズと長さおよび透磁率に
よつて決まる。φ3が決まればその部分の磁束密
度が求まり、磁化Ixが求まる。記録媒体11−1
の磁化をIrとすると となる。但し記録媒体11−1からの磁束は第1
1図に示したようにビツト中心からギヤツプ端ま
での長さを半径とする半円の部分だけ減少するも
のとした。
(3)式においてa=b、ε=0.1μm、g=0と
し、サイズ効果をみるためにa=500μm、50μ
m、5μmとした時のIx/Irを図示したのが第13
図である。このとき、β/a=0.4、γ=1μmと
した。また、Ixは無限に大きくなる。即ち飽和し
ないものとして考えている。第13図より、ヘツ
ドのサイズが一辺の長さで1桁小さくなるにした
がいその磁化は約1桁大きくなることが分る。因
に現用のバルクヘツドでは、加工技術上の制約上
ヘツドの長さは2〜3mm、薄膜ヘツドはヘツドヨ
ークにコイルを巻く必要上、100〜200μm以下に
することは困難である。また、MRヘツドにして
もMR出力をS/N良く取り出すためには、約30
×100μm程度の大きさが必要である。本発明に
係るヘツドは、ヘツドコアの大きさを単一モード
光導波路のコア程度まで小さくするものであり、
その直径は3〜6μm程度とするものである。し
たがつて、ヘツド素子感度としては現用のMRヘ
ツドよりさらに向上する。
更に、本発明と似ているものとして、軟磁性膜
を膜面が記録媒体面と直角になるように配置して
媒体からの信号磁場により軟磁性膜を磁化させ、
その軟磁性膜の磁化を磁気光学効果によつて検出
しようとするものが既にある。(特許出願公告56
−33781)。この場合軟磁性膜をできるだけ媒体に
近づけ、又光もできるだけ媒体面に近い軟磁性膜
に当るように若干の工夫がなされているが、本発
明の思想であるリングのヨーク長が10μm以下の
微細リングに軟磁性膜を加工するということや、
光導波路断面にリング状軟磁性膜を形成するとい
うことは全く無関係である。即ち本発明ヘツドは
その形状はあくまでリング型であり、リングのギ
ヤツプ付近の媒体ビツトからの磁束を第11図の
モデルに示したようにひろい上げるものであり、
ひろいたいビツトの近傍のビツトの磁束はヘツド
の上方まで導びかないようになつている。即ち、
ヨーク部の下部である足の部分を通つて隣接ビツ
ト間とで閉磁路を作る。ところが、前記特公昭56
−33781ではひろいたいビツトの上に磁性体をお
くものであり、これは前述のMRヘツドのように
他のビツトからの影響を受け易く、特にビツトが
小さくなると必ず磁気シールドが必要となる。し
たがつてこのタイプの構成法としては、磁気光学
効果を有する磁性膜の前後にさらに磁性膜を設置
する必要があるため、仮にそうしたとすると検出
したい磁性膜が両側からマスクされてしまい光で
の再生は不可能となる。また、本発明ヘツドは、
そのヘツドサイズは10μm以下とするものであ
り、それによつてヘツド感度の向上を図るもので
あるが、特公昭56−33781ではヘツドサイズにつ
いては全く考慮されていない。即ち56−33781の
構成では、光を小さく絞ることは不可能であり本
発明ヘツドの効果を期待することはできない。
更に、バルクヘツドの磁路の一部を軟磁性膜で
おき換え、この軟磁性膜の磁化変化を磁気光学結
果によつて検出しようとするものも既にある(特
許出願公告昭56−32687)。これも軟磁性膜リング
全体を10μm以下に小さくし、単一偏波単一モー
ド光導波路断面に軟磁性膜リングを形成するとい
う思想とは関係がない。そして特公昭56−32687
の基本思想はバルクリングヘツドでひろい上げた
磁束をリングヘツド上部に磁路の一部として設け
た磁性膜に集中させ、再生信号を得ようとするも
のである。したがつて、再生分解能に関しては従
来のリングヘツドの問題がそのまま存在する。ま
た、ヘツド高感度化をトラツク幅を広くして検出
素子である磁性膜の幅を狭くすることにより行な
うというものであるが、記録ビツトが小さくなる
につれてヘツドコアを回る磁路の磁気抵抗よりも
記録ビツト付近を回る磁路の磁気抵抗が小さくな
るために本質的にヘツドコア自体を小さくしなけ
れば、高感度検出が不可能となる。本発明ヘツド
の本質はその点を解決したものである。更に、近
年記録におけるトラツク密度も大きくなつてお
り、特に垂直記録を用いると3μm以下のトラツ
ク幅で記録できる。このとき特公昭56−32687に
よれば検出素子幅を3μm以下にしなければ感度
を上げることができずこれは光の回折限界に近い
値となり狭いトラツク化には適用することはでき
ない。本発明は、従来のリングヘツドをコイルが
巻ける限界をはるかに越えてそのサイズを小さく
すると共に、その微細ヘツド磁化を光を用いて検
出する場合、光の回折限界の光スポツトサイズを
用いるためレンズ等ではなく単一モード光導波路
を用いるというものである。
さて、第8図に示したマイクロ磁気ヘツドでは
磁性薄膜8−2と光導波路8−1の光軸とは直角
になつている。したがつてこの時の磁気光学効果
を大きくするためには磁性薄膜8−2は、膜面に
対し垂直方向に残留磁化を持ついわゆる垂直磁化
巻である必要がある。この時の磁性薄膜8−2と
してはガーネツトエライト、オルソフエライト等
が適している。又パーマロイ、鉄等の金属磁性膜
は磁化が膜面内にあるため、光は垂直入射よりも
入射角が60゜〜70゜の斜め入射の方が磁気光学効果
は大きい。したがつてこの場合は、第14図に示
すように、光導波路の光軸に対して斜めの断面内
に同様の磁性薄膜8−2を形成すれば良い。
また、これまで示したように磁性薄膜を透過し
た光の磁気光学効果だけではなく反射した光の磁
気光学効果(カー効果)を利用しても良い。この
場合には第15図a,bに示すように、光を導入
する光導波路8−1の一部に斜めにスリツト15
−1を作り、このスリツト15−1の隙間を前記
光導波路8−1と異なる屈折率を有する媒体で満
たすことにより導波型光スプリツターをつくり磁
性薄膜8−2からの反射光を光検出器8−7に導
くことができる。なお第15図b中、15−2は
記録媒体、15−3はその磁化方向である。
更に第15図c,dに示すように、磁性薄膜8
−2の記録媒体15−2と接する方向を第15図
a,bに示す場合と90度異なる配置でも良い。こ
の場合第15図dに示したようにギヤツプの近傍
部分だけを膜厚を厚くすることにより摩耗の影響
をなくすことができる。リングのキヤツプ8−2
bは後に示すようにリングフライ技術によつて作
製することができるが、第15図e,fに示すよ
うな構成にすることによりリンググラフイ技術に
よらないで簡単に狭いギヤツプ8−2bを作製す
ることができる。即ち、ギヤツプ部にSiO2等の
非磁性層をはさむものであり、通常の多層膜作製
技術によつて微少なギヤツプ8−2bを作製する
ことができる。特に0.1μm以下の微少キヤツプ8
−2bをギヤツプ8−2b付近の磁性薄膜8−2
に加工歪みを与えないで作製する場合有効であ
る。
更に、第16図に示すように、磁性薄膜8−2
のギヤツプ8−2bを光導波路8−1,8−3の
光軸に対して直角方向につけても良い。この場合
磁性薄膜8−2のサイズは光導波路8−1,8−
3のコア部8−1a,8−3aのサイズと同程度
であるが、その厚さは第8図で示したものより若
干長くなるため磁性薄膜8−2内での光損失が大
きくなる。この場合には、磁性薄膜8−2の周囲
に(2)式において規格化周波数v=2.4を満足する
ように、磁性薄膜8−2よりも若干屈折率が小さ
い物質でクラツドすることにより単一モード条件
が満たされるため損失が小さくなる。
次に第8図に示す実施例の場合、基板8−9の
全体のサイズは数mm3程度である。そこで、現状で
の半導体素子より成るレーザフオトデイテエクタ
ー等を用いると光導波路8−1,8−3、光源8
−4であるレーザ、光検出路8−7、磁性薄膜等
を集積化して一つのチツプとし、そのチツプを現
用の浮上スライダーに搭載することにより、浮上
ヘツドとして用いることができる。しかしなが
ら、集積化のためには作製上コストが高くつく欠
点があるため、第17図に示すように、ヘツドチ
ツプには光導波路8−1,8−3と磁性薄膜8−
2だけを作製し、光源8−4であるレーザ及び光
検出路8−7等は別体として両者間を偏波面保存
単一モード光フアイバ17−1,17−2で連結
しても良い。この場合には全体を集積化する必要
がないためコスト的には安くなる。
本発明は光導波路を規定するものではないが、
光導波路は一般に次のようにして作製できる。光
導波路としての薄膜は、InP、ZnS、ZnSe等の基
板上に液相エピタキシ(LPE)、分子ビームエピ
タキシ(MBE)法等によりInGaAsP、AlGAsSb
ZnS等の膜を形成する。あるいはサフアイア基板
上に化学気相成長(CVD)、スパツタリング、蒸
着等よりZnO、BeO、PLZT等を形成する。これ
らをX線、電子ビーム、イオン、光等を用いたリ
ングラフイ技術により、導波路パターンを作製す
る。但し、光導波路としては屈折率の高いコア部
と、屈折率の低いクラツド部の少なくとも二層構
造にする必要があり、適宜材料を選定して作製す
る。また、光導波路として通常の光フアイバの使
用も可能であり、この場合はチツプに光フアイバ
のサイズの溝をつくり光フアイバを埋め込むこと
によつて作製できる。更に、光導波路端面への磁
性膜の形成は、光導波路端面上へRFスパツタリ
ング、イオンビームスパツタリング、クラスター
ビーム蒸着、イオンプレーテイング、メツキ等に
より、パーマロイ、センダスト等の軟磁性薄膜を
形成し、光導波路パターン作製と同じ技術により
リングパターンを作製する。特にリングギヤツプ
は電子ビーム露光により0.1μm以下にも作製でき
る。
これまでは主として再生の方だけについて述べ
て来たが、次のようにすれば記録もできることを
示す。第8図〜第10図において、磁性薄膜リン
グ8−2の内側に電流を流す流体を形成すること
により原理的にリングのギヤツプ8−2bに磁場
を発生させれば記録もできる。また、記録用の電
流は、第18図に示すように、磁性薄膜8−2の
上方に大きな電流の通路である導体17−1を形
成して流すことにより同じヘツドにより容易に記
録できる。同図中、点線17−2は磁力線であ
り、導体17−1の周囲にできた磁力線は磁性薄
膜8−2で集中すると共にそのギヤツプ8−2b
から鋭く磁場が漏洩するためこれによつて記録媒
体を磁化できる。このとき、導体17−1の空間
的制約はないためいくらでも大きくでき、したが
つて磁性薄膜8−2のギヤツプ8−2b部分も十
分飽和させることができる。また、磁性薄膜8−
2は記録まで考慮すれば磁化が大きい金属磁性材
料が望しい。ただし金属膜は光の吸収が大きいた
め光が透過する実用的膜厚は約500Å以下である。
したがつて実際の磁性薄膜8−2の形状として
は、光が通る場所だけ500Å以下にして他の部分、
特にギヤツプ8−2b付近は数μmと厚くした方
がよい。これは記録再生時共に磁場が集中し易く
なるからである。第11図において、R3の磁路
長をlとすると磁性薄膜8−2側をリング状に磁
束が回る条件は、 R3<R2 ……(4) であり、磁路の断面積は同じであるから(4)式より l/μ<ε/μ0 ……(5) となる。今μ/μ0=300(数MHzの高周波として)と し、εは0.05μmとすればl<15μmとなる。した
がつて簡単に言えばμ/μ0=300で、0.05μm以下
の記録ビツトを再生するためには、磁性薄膜8−
2のヨーク長を15μm以下にしなければならな
い。これは従来のいかなるヘツドにおいても不可
能であり、本発明をもつてして始めて可能とな
る。
次に本発明の原理確認の実施例を示す。光導波
路としても8μmコア径、比屈折率差△=0.28%、
200μm外径の単一モード光フアイバをV溝に埋
め込んでその端面を光軸に対して50度に斜めに研
磨し、この端面に磁性薄膜を形成した。このとき
の媒体は、80at%Ni−Feパーマロイ薄膜をイオ
ンビームスパツタ法により膜厚300Åフアイバ端
の端面に作製し、第19図の拡大図に示したパタ
ーンに電子ビーム露光技術とスパツタエツチング
技術により加工した。このときの磁性薄膜の抗磁
力は8Oeであつた。また、そのギヤツプは0.3μm
で一辺の長さは100μm、25μm、10μmと変えて
作製した。この磁性薄膜のギヤツプ部に、第20
図に示すように、通常の磁気記録で用いるMn−
Znフエライトリングヘツド18−1(ヘツドギ
ヤツプが1μm)をギヤツプ同士が一致するよう
に配置して接触させフエライトリングヘツド18
−1で入力を与えた時のマイクロ磁気ヘツド18
−2の出力を測定した。測定は1.15μm波長の単
一偏波He−Neレーザを用い光フアイバコア部1
8−3にはレンズ18−4を用いて集光した。磁
性薄膜8−2と透過した後は再びレンズ18−5
で集光しグラントムソン偏光子を通過させた後、
PINフオトダイオードで検出した。このとき、パ
ーマロイ膜である磁性薄膜8−2のフアラデー回
転角は0.05度であつた。第21図は一辺が25μm
のマイクロヘツドを用い100Hzで入力を与えた時
の出力波形例である。このときの出力電圧は
0.8V程度であり18dB程度のS/Nとなつている。
ただし増幅器は5000倍のものを用いた。高周波に
なる程S/Nは低下し、1MHzではS/Nは10dB
程度に低下したが、これは用いたパーマロイ膜の
フアラデー回転角が小さいためでありフアラデー
回転角あるいはカー回転角が0.5度の材料を用い
れば30dBと十分なS/Nがとれるものと期待さ
れる。次に第20図に示した測定系でヘツドサイ
ズによる最小感度磁束密度を測定した。第22図
に結果を示す。入力の磁束密度は使用したMn−
Znフエライトの飽和磁束密度3000gaussとフエラ
イトヘツド18−1に巻いたコイルに流す電流か
ら推定した。これは実際の媒体からの磁束を変化
させることが容易ではないこと、媒体を用いる場
合、従来−ヘツド間の距離を一定に保つことが難
かしく定量的データがとりにくいためである。第
22図にはヘツドの一辺の長さが1桁小さくなる
と最小感度磁束が1桁小さくなり、高感度になる
ことが定量的に示されている。実際の媒体からの
磁束密度は記録媒体の残留磁束密度及びヘツドと
媒体との距離によつて異なるが、たとえば抗磁力
1000OeのCo−Cr垂直記録媒体の場合、0.1μmビ
ツト長で媒体からの距離を0.15μmとすると磁束
密度は約10gaussとなり、第22図から一辺の長
さが6μm以下のマイクロ磁気ヘツドを作製する
ことにより検出可能となる。実際に第23図aに
示すように、コア径6μm、比屈折率差0.5%の単
一モード光フアイバ23−1の端面に前実施例と
同様の磁性薄膜8−2を作製した。この磁性薄膜
8−2内には2μm幅で金の導線23−2を1タ
ーン配線しこれに電流を流して記録した。用いた
記録媒体は、アルマイト基板上にCo−Cr膜を
0.7μm厚さスパツタしたものである。ヘツドと媒
体はほぼ接触させ、150mAの電流を導線23−
2に流し媒体とヘツドを相対的に移動させて記録
した。これにより、0.1μmのビツトを記録するこ
とができた。同じビツトを再生した所S/Nが
15dBで出力が検出された。ヘツドチツプ内の光
フアイバ23−1への光の導入は、コアの両側に
ボロンをドープしてボロンドープの方向とそれと
直角方向のコアの屈折率差を1×10-4程度にした
偏波面保存型単一モード光フアイバによつて導入
した。なお、第23図bはこのときの磁性薄膜8
−2の正面図で各部の寸法は次の通りである。
l23-1=6μm、l23-2=8μm、l23-3=6μm、l23-4
2μm、l23-5=0.08μm、l23-5=4μm、厚さt23-1
0.04μm、厚さt23-2=2μmである。
以上実施例とともに具体的に説明したように、
本発明によれば磁性薄膜のギヤツプを無限に小さ
くし、用いる光導波路のコアとクラツドの比屈折
率差を大きくしてコア径を小さくすることにより
原理的に再生できる記録ビツトサイズを無制限に
小さくできる。少なくとも垂直記録媒体を用いる
ことにより記録が確認されている8000bpmをS/
N良く再生でき、さらに10000bpm以上の記録再
生も可能である。トラツク方向の幅は磁性薄膜の
膜厚程度でよくその膜厚を300Åとすればトラツ
ク幅を500Åとして20000bpmとなり面密度にすれ
ば2×103bit/mm2となる。これは現用の最高の磁
気記録の104倍であり、光記録の200倍の密度に当
る。更に、本発明に係るマイクロ磁気ヘツドは、
現用の磁気デイスク等に用いられているヘツドと
の互換性もあり、従来の装置を記録媒体を含めて
大きく変える必要はない。したがつて、従来の磁
気記録はもちろん光フアイル記録の分野において
も従来の装置を大きく凌駕するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は従来技術に係る磁気ヘツドを
示すもので、第1図はリングヘツドを示す原理
図、第2図aは薄膜ヘツドを示す側面図、第2図
bはその正面図、第3図はシングルポールヘツド
を示す原理図、第4図はMRヘツドを示す原理
図、第5図は第4図に示したMRヘツドに磁気シ
ールドを施した場合の斜視図、第6図は第5図に
示したMRヘツドの欠点を除去した場合の原理
図、第7図はガーネツト転写ヘツドを示す原理
図、第8図は本発明の一実施例を示す縦断面図、
第9図はそのA−A線断面図、第10図はその要
部を切欠いて示す斜視図、第11図はその特性を
検討するためのモデルを示す説明図、第12図は
その等価回路を示す回路図、第13図は第11図
におけるA点の磁化Ixと記録媒体Iyとの磁化との
比の特性を示す特性図、第14図は本発明の第2
の実施例を示す原理図、第15図aは本発明の第
3の実施例を正面からみた原理図、第15図bは
その右側面からみた原理図、第15図cは本発明
の第4の実施例の要部を示す原理図、第15図d
はその右側面からみた原理図、第15図eは本発
明の第5の実施例に係る磁性薄膜を示す正面図、
第15図fはその右側面図、第16図は本発明の
第6の実施例の要部を示す原理図、第17図は本
発明の第7の実施例を示す原理図、第18図は本
発明の第8の実施例の要部を示す原理図、第19
図は本発明の特性確認のための実験に供する磁性
薄膜のパターンを示す拡大図、第20図は第19
図のパターンにより形成した磁性薄膜を用いたヘ
ツドサイズによる最小感度磁束密度を測定するた
めの測定系を概念的に示す説明図、第21図は第
20図による実験におけるヘツドの出力電圧波形
の一例を示す波形図、第22図は第20図による
実験結果を示す特性図、第23図aは本発明の特
性確認のための他の実施例を概念的に示す説明
図、第23図bはその磁性薄膜の寸法を示すため
の説明図、である。 図面中、8−1,8−3は光導波路、8−1
a,8−3aはコア部、8−1b,8−3bはク
ラツド部、8−2は磁性薄膜、8−2aはヨーク
部、8−2bはギヤツプ、8−4は単一偏波光
源、8−6は偏光子、8−7は光検出器、17−
1は導体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コアとクラツドからなり、偏波面保持性を有
    する単一モードと光導波路と、この光電波路の光
    軸を含む断面に形成された磁気光学効果を有する
    磁性薄膜とを備えており、しかも前記磁性薄膜は
    コアサイズと同程度の断面を有し、その形状はリ
    ング状で、かつリングの一部には微小ギヤツプを
    有することを特徴とするマイクロ磁気ヘツド。
JP12431782A 1982-07-19 1982-07-19 マイクロ磁気ヘツド Granted JPS5916158A (ja)

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