JPS6022221B2 - 自動変速装置 - Google Patents
自動変速装置Info
- Publication number
- JPS6022221B2 JPS6022221B2 JP400478A JP400478A JPS6022221B2 JP S6022221 B2 JPS6022221 B2 JP S6022221B2 JP 400478 A JP400478 A JP 400478A JP 400478 A JP400478 A JP 400478A JP S6022221 B2 JPS6022221 B2 JP S6022221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheep
- spline shaft
- way clutch
- shaft
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジン付2輪車又は小型車両用に適した自動
変速装置に関する。
変速装置に関する。
従来エンジン付2輪車に於て、第1図にように前輪タィ
ャaに対しエンジンbの出力軸上の駆動ローラcを離し
て設置し、動力伝達時には第3図の如くローラCをタイ
ヤaの側面部又は外周部にばね力を利用して押しつける
ようにした駆動装置は既に採用されている。
ャaに対しエンジンbの出力軸上の駆動ローラcを離し
て設置し、動力伝達時には第3図の如くローラCをタイ
ヤaの側面部又は外周部にばね力を利用して押しつける
ようにした駆動装置は既に採用されている。
ところがその場合は変速比を変えることはできない。図
中dはハンドル、eは後輪タイヤである。本発明は発進
から加速走行に移行するにつれて変速比が自動的に変わ
る簡単な自動変速装置を提供しようとするもので、第4
図は本発明を適用したエンジン付2輪車の左側面略図、
第5図は平面略図である。
中dはハンドル、eは後輪タイヤである。本発明は発進
から加速走行に移行するにつれて変速比が自動的に変わ
る簡単な自動変速装置を提供しようとするもので、第4
図は本発明を適用したエンジン付2輪車の左側面略図、
第5図は平面略図である。
図中1はエンジン、2は遠心クラッチ、3は第1遠用の
一方向クラッチ付ローラ、4は第2遠用の摩擦駆動シー
プ、5は後輪タイヤ、15は前輪タイヤ、16は車体、
17はハンドルである。エンジン1は緩衝材を介して車
体16に搭載され、ローラ3及びシープ4も共に車体1
6に支持される。第4図のび−K断面に相当する第6図
に於て、エンジン1の出力軸1′は軸受19を介して車
体に支持され、先端に遠心クラッチ駆動体2′を有する
。
一方向クラッチ付ローラ、4は第2遠用の摩擦駆動シー
プ、5は後輪タイヤ、15は前輪タイヤ、16は車体、
17はハンドルである。エンジン1は緩衝材を介して車
体16に搭載され、ローラ3及びシープ4も共に車体1
6に支持される。第4図のび−K断面に相当する第6図
に於て、エンジン1の出力軸1′は軸受19を介して車
体に支持され、先端に遠心クラッチ駆動体2′を有する
。
駆動体2′はばねの弾力により通常中心側へ後退してい
るが、回転数の増加につれてばねの弾力に抗して外方へ
張り出し、遠心クラッチ被動体2″の内面に圧接して回
転力を伝達する役割を果す。被動体2″の中央ボス部が
スプラィン隊合しているスプラィン軸6は、右端が軸受
20を介して出力軸1′先端の凹部に支持され、左端は
軸受13を介して車体に支持されている。タイヤ5(伝
動体)の中央の後輪軸21はスプラィン軸6と平行に配
置され、タイヤ5の外周部はスプラィン軸6に近接して
いる。スプラィン軸6の中央部にスプラィン競合したイ
ンナーレース7上に一方向クラッチ3′を介して第1遠
用ローラ3が支持され、ローラ3はタイヤ5の外周面に
圧接している。一方向クラッチ3′はスプラィン軸6か
らタイヤ5側へのトルク伝動のみを許すように方向が定
められており、従って発進時等にはローラ3によりタイ
ヤ5が駆動されるが、タイヤ5からローラ3が駆動され
る降坂時等にはローラ3は自由に従敷回転する。ローラ
3は外周に摩擦を増すためスプラィン軸6と平行な多数
の溝を備え、硬質合成ゴム等により成形される。ローラ
3の両側に於て、ローラ3から離れたスプラィン軸6上
に固定プレート8の中央部がスプラィン隊合し、スプラ
ィン鞠6上のりング溝に鉄めたスナップリング22に接
触している。
るが、回転数の増加につれてばねの弾力に抗して外方へ
張り出し、遠心クラッチ被動体2″の内面に圧接して回
転力を伝達する役割を果す。被動体2″の中央ボス部が
スプラィン隊合しているスプラィン軸6は、右端が軸受
20を介して出力軸1′先端の凹部に支持され、左端は
軸受13を介して車体に支持されている。タイヤ5(伝
動体)の中央の後輪軸21はスプラィン軸6と平行に配
置され、タイヤ5の外周部はスプラィン軸6に近接して
いる。スプラィン軸6の中央部にスプラィン競合したイ
ンナーレース7上に一方向クラッチ3′を介して第1遠
用ローラ3が支持され、ローラ3はタイヤ5の外周面に
圧接している。一方向クラッチ3′はスプラィン軸6か
らタイヤ5側へのトルク伝動のみを許すように方向が定
められており、従って発進時等にはローラ3によりタイ
ヤ5が駆動されるが、タイヤ5からローラ3が駆動され
る降坂時等にはローラ3は自由に従敷回転する。ローラ
3は外周に摩擦を増すためスプラィン軸6と平行な多数
の溝を備え、硬質合成ゴム等により成形される。ローラ
3の両側に於て、ローラ3から離れたスプラィン軸6上
に固定プレート8の中央部がスプラィン隊合し、スプラ
ィン鞠6上のりング溝に鉄めたスナップリング22に接
触している。
一方向クラッチ3′と固定プレート8の間のスプライン
軸6上に摩擦駆動シープ4がスプラィン隊合し、シープ
4は一方向クラッチ3′側に頂点を有する円錘状ガイド
壁4′とその外周縁から固定プレ−ト8側へ延びる筒状
部4″を一体に備え、シープ4と固定プレート8の間に
複数個の遠心錘9が配置される。圧縮コイルスプリング
10はばね受23とシープ4の間に縦設され、シープ4
を固定プレート8側へ押圧し、シープ4の移動開始点を
定めている。エンジン停止中は遠心クラッチ2が切れて
いるため車両を自由に人の力で移動させることができる
。
軸6上に摩擦駆動シープ4がスプラィン隊合し、シープ
4は一方向クラッチ3′側に頂点を有する円錘状ガイド
壁4′とその外周縁から固定プレ−ト8側へ延びる筒状
部4″を一体に備え、シープ4と固定プレート8の間に
複数個の遠心錘9が配置される。圧縮コイルスプリング
10はばね受23とシープ4の間に縦設され、シープ4
を固定プレート8側へ押圧し、シープ4の移動開始点を
定めている。エンジン停止中は遠心クラッチ2が切れて
いるため車両を自由に人の力で移動させることができる
。
エンジン始動後遠心クラッチ2のクラッチィン回転数以
上にエンジン回転数が増加すると、遠心クラッチ2が接
続し、エンジン1の回転力は出力軸1′から遠心クラッ
チ2、スプライン軸6、一方向クラッチ3′、ローラを
経てタイヤ5の外周部を駆動し、これにより発進する。
エンジン回転数が高くなると遠心錘9に作用する遠心力
がスプリング10の弾力に打勝ち、今までタイヤ5から
離れていた円錘状摩擦駆動シープ4がタイヤ5側へ移動
し、点12′で接触し、シープ4がタイヤ5を駆動し始
める。タイヤ5は外周部で駆動されていた時よりも早く
回転するため、ローラ3に内蔵されている一方向クラッ
チ3′によりローラ3は空転し、高速走行が可能になる
。エンジン回転数が低下すると接触点12,12′は離
れ、再びローラ3による第1遠の駆動状態となる。r.
・・・第1速用ローラ3の半径、r2・・・第2速半径
(接触点12の半径、C・・・軸6、21の中心間距離
、n・・・エンジン回転数、n.・・・遠心クラッチ2
のクラッチィン回転数、−・・・シープ4がタイヤ5に
接する回転数とすると、第1遼の滅変比i,はj・=C
;第2遠の減速比i2は i2=C三2r2 第1速と第2途の減納比の比i,/i2は次式で示され
る。
上にエンジン回転数が増加すると、遠心クラッチ2が接
続し、エンジン1の回転力は出力軸1′から遠心クラッ
チ2、スプライン軸6、一方向クラッチ3′、ローラを
経てタイヤ5の外周部を駆動し、これにより発進する。
エンジン回転数が高くなると遠心錘9に作用する遠心力
がスプリング10の弾力に打勝ち、今までタイヤ5から
離れていた円錘状摩擦駆動シープ4がタイヤ5側へ移動
し、点12′で接触し、シープ4がタイヤ5を駆動し始
める。タイヤ5は外周部で駆動されていた時よりも早く
回転するため、ローラ3に内蔵されている一方向クラッ
チ3′によりローラ3は空転し、高速走行が可能になる
。エンジン回転数が低下すると接触点12,12′は離
れ、再びローラ3による第1遠の駆動状態となる。r.
・・・第1速用ローラ3の半径、r2・・・第2速半径
(接触点12の半径、C・・・軸6、21の中心間距離
、n・・・エンジン回転数、n.・・・遠心クラッチ2
のクラッチィン回転数、−・・・シープ4がタイヤ5に
接する回転数とすると、第1遼の滅変比i,はj・=C
;第2遠の減速比i2は i2=C三2r2 第1速と第2途の減納比の比i,/i2は次式で示され
る。
11−r2(C−rl)
i2−r,(c−r2)
第7図は別の実施例を示しており、図中24は防塵ケー
ス、5′は伝動体で例えば、動力伝達用タイヤ、21′
はタイヤ5′の固定されている軸、25は軸21′に固
定されたスプロケット、26は後輪軸21に固定された
スプロケット、27は両スプロケツト25,26に掛け
渡したチェーンである。
ス、5′は伝動体で例えば、動力伝達用タイヤ、21′
はタイヤ5′の固定されている軸、25は軸21′に固
定されたスプロケット、26は後輪軸21に固定された
スプロケット、27は両スプロケツト25,26に掛け
渡したチェーンである。
ケース24内の無段変速機構は第6図の実施例と同様に
、このように鱒段変速機構をケース24内に収容すると
ローラ3やシーブ4の汚損の恐れがなくなるため悪路走
行が可能となる。第8図は3遠化した場合の実施例を示
しており、シープ4′の頂角はシープ4の頂角よりも小
さく、シープ4′のタイヤ5に対する接触点の半径r3
はr2より大きく、シープ4′が第3遠を与える。但し
この場合はシープ4を一方向クラッチを介してスプラィ
ン樹上に支持する必要がある。本発明を具体化する時第
6図中の遠D鍵9の代りに環状のコイルスプリングを童
錘として使用することもできる。以上説明したように本
発明によると回転数の増加につれて変速比が自動的に変
わる簡単な構造の自動変速装置を得ることができる。
、このように鱒段変速機構をケース24内に収容すると
ローラ3やシーブ4の汚損の恐れがなくなるため悪路走
行が可能となる。第8図は3遠化した場合の実施例を示
しており、シープ4′の頂角はシープ4の頂角よりも小
さく、シープ4′のタイヤ5に対する接触点の半径r3
はr2より大きく、シープ4′が第3遠を与える。但し
この場合はシープ4を一方向クラッチを介してスプラィ
ン樹上に支持する必要がある。本発明を具体化する時第
6図中の遠D鍵9の代りに環状のコイルスプリングを童
錘として使用することもできる。以上説明したように本
発明によると回転数の増加につれて変速比が自動的に変
わる簡単な構造の自動変速装置を得ることができる。
一方向クラッチ3′を採用したので第1遠と第2速との
間のつながりが円滑になり、各部に無理な力がかからず
、作動が確実になる利点がある。
間のつながりが円滑になり、各部に無理な力がかからず
、作動が確実になる利点がある。
第1図は従来のエンジン付2輪車の平面略図、第2図は
正面略図、第3図は駆動時の正面略図、第4図は本発明
を適用した2輪車の左側面略図、第5図は平面略図、第
6図は第4図のW−の断面拡大図、第7図は別の実施例
を示す水平断面略図、第8図は更に別の実施例を示す水
平断面略図である。 1……エンジン、1′……出力鞠、2……遠心クラッチ
、3・・・・・・第1遠用ローラ、3′・・・・・・一
方向クラッチ、4・・・・・・円錘状摩擦駆動シープ、
5…・・・タイヤ(伝動体)、6・・・・・・スプラィ
ン軸、8・・・・・・固定プレート、9・・・・・・遠
心錘、10・・・・・・スプリング、21…・・・後輪
軸。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
正面略図、第3図は駆動時の正面略図、第4図は本発明
を適用した2輪車の左側面略図、第5図は平面略図、第
6図は第4図のW−の断面拡大図、第7図は別の実施例
を示す水平断面略図、第8図は更に別の実施例を示す水
平断面略図である。 1……エンジン、1′……出力鞠、2……遠心クラッチ
、3・・・・・・第1遠用ローラ、3′・・・・・・一
方向クラッチ、4・・・・・・円錘状摩擦駆動シープ、
5…・・・タイヤ(伝動体)、6・・・・・・スプラィ
ン軸、8・・・・・・固定プレート、9・・・・・・遠
心錘、10・・・・・・スプリング、21…・・・後輪
軸。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1 エンジンの出力軸に遠心クラツチを介してスプライ
ン軸を連結し、スプライン軸と平行な軸上の伝動体の外
周部をスプライン軸に近接配置し、スプライン軸上に一
方向クラツチを介して装着した第1速用ローラを伝動体
の外周面に圧接せしめ、スプライン軸から伝動体側への
伝動のみを許すように一方向クラツチの方向を定め、ス
プライン軸上に固定プレートを設け、一方向クラツチと
固定プレートの間の一方向クラツチ側に頂点を有する円
錘状摩擦駆動シープをスプライン嵌合し、該シープと固
定プレートの間に遠心錘を入れ、シープと一方向クラツ
チの間に戻しスプリングを縮設して回転数増加時シープ
が伝動体の外周より中心側の肩又は側面部に圧接するよ
うにしたことを特徴とする自動変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP400478A JPS6022221B2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | 自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP400478A JPS6022221B2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | 自動変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5496660A JPS5496660A (en) | 1979-07-31 |
JPS6022221B2 true JPS6022221B2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=11572833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP400478A Expired JPS6022221B2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | 自動変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022221B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE602006010113D1 (de) * | 2006-12-01 | 2009-12-10 | Cakir Aga Motorlu Tasitlar San | Direktantriebswechselgetriebe |
-
1978
- 1978-01-17 JP JP400478A patent/JPS6022221B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5496660A (en) | 1979-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6022221B2 (ja) | 自動変速装置 | |
JPS6326595Y2 (ja) | ||
AU1081800A (en) | Automatic transmission for electric bicycle | |
US4328877A (en) | Automatic two-speed drive system | |
JPS5827150Y2 (ja) | 模型自走車用差動歯車装置 | |
JP2583495Y2 (ja) | 無段変速機のトルクカム | |
JPS6214437Y2 (ja) | ||
JPS6233154Y2 (ja) | ||
US5626354A (en) | Bicycle transmission and the method of utilizing the same | |
JPH0135973Y2 (ja) | ||
KR100280633B1 (ko) | 원심력을 이용한 자동차동제한장치 | |
JPS6212115Y2 (ja) | ||
US928928A (en) | Motor attachment for bicycles. | |
JPH0430452Y2 (ja) | ||
JPS6212116Y2 (ja) | ||
JPS5442728A (en) | Free wheel hub assembly for vehicle | |
JPH037825B2 (ja) | ||
JP2611563B2 (ja) | 自動車における前後輪駆動装置 | |
US5040650A (en) | Power transmission | |
JPH0133373Y2 (ja) | ||
JPH0327782B2 (ja) | ||
JP2717310B2 (ja) | 前後輪駆動自動二輪車 | |
JPS609468Y2 (ja) | 遠心クラツチ | |
JPH0710120Y2 (ja) | Vベルト型無段変速機のプ−リ−構造 | |
JPH026296Y2 (ja) |