JPS60222140A - 顔料分散剤 - Google Patents

顔料分散剤

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JPS60222140A
JPS60222140A JP59079556A JP7955684A JPS60222140A JP S60222140 A JPS60222140 A JP S60222140A JP 59079556 A JP59079556 A JP 59079556A JP 7955684 A JP7955684 A JP 7955684A JP S60222140 A JPS60222140 A JP S60222140A
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JP
Japan
Prior art keywords
polysaccharide
dispersant
pigment
pigment dispersant
coom
Prior art date
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Pending
Application number
JP59079556A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yotsuya
四ツ谷 実
Shoichiro Kajiwara
庄一郎 梶原
Sunao Ikuta
生田 直
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Pending legal-status Critical Current

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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、顔料分散剤に関し、詳しくは本発明は、六員
モノサッカライド環を有する多糖類を酸化開裂したカル
ボキシル基含有酸化多糖類からなり、少ない使用量で、
炭酸カルシウム、クレー、カオリン、酸化チタン、等で
高濃度かクレー、カオリン、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、亜鉛華、水酸化アルミニウム、サテンホワイト等の
顔料は、充填剤、表面平滑剤等々として、紙加工、塗料
、インキ、合成樹脂、ゴム等の広い分野で広く利用され
ている。これらの−テイングに使用する場合、分散性が
悪いと粘度が高く流動性が悪化するため良好な塗布がさ
れ難く、また塗被加工紙の印刷適性が悪くなるなどのト
ラブルが起る。あるいはコーティングした後、水は除く
ために、できるだけ水含量の少ない高濃度のスラリーを
調整することが望まれる。
従来、これらの分野で使用される分散剤として、ビロリ
ン酸ソーダ、トリポリリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸
ソーダなどの重合リン酸塩やポリアクリル酸ソーダなど
が知られている。
しかし、重合リン酸塩を用いた場合、使用量を多くする
必要があり、しかも調整された分散液の粘度安定性が悪
いなどの欠点を有する。
一方、ポリアクリル酸ソーダを用いた場合、かなり良好
な効果を示すが、比較的高価であり、スラリー調整限界
濃度や粘度安定性も充分とは言えない。
その他に、セルロースエーテル、エステル、アルギン酸
エステルなどのアニオン性ボリサツcpsを示す)が分
散剤として利用できることが知られている(英国特許第
1250516号)。
しかしながら、この様な低粘度化多糖類は構造単位中に
、前記した様な開裂されたカルボキシル基単位の存在量
が極めて少ないことに起因すると思われるが、分散性は
ポリアクリル酸ソーダの場合と同程度である。
「問題を解決するための手段」 本発明者らは、上記の如き欠点を解消した分散剤につき
鋭意検討した結果、特定の酸化多糖類が極めてすぐれた
効果を示すことを見出し、本発明を為した。
すなわち、本発明は、六員モノサッカライド環を有する
多糖類を酸化開裂し、必須構造単位として下記一般式で
示されるカルボキシル基単位を、少なくとも10%含有
する酸化多糖類からなる顔料分散剤に関する。
一般式 〔式中、Aは、CH20RまたはC00Mを示し、Rk
t Hもしくは(CH2)n−C00M、 MはHまた
はアルカリ金属イオン、もしくはアンモニウム基を表わ
し、nは1〜3の整数である。〕本発明の分散剤を形成
するために用いられる出発物質の六員モノサッカライド
環を有する多糖類は、隣接水酸基を有する多糖類であっ
て、たとえば、とうもろこし、じゃがいも、米、くず、
タピオカなどのようなデンプン、デキストリン、セルロ
ース、木粉、アルギン酸などのようなポリウロン酸、寒
天、アラビアゴムのような天然ゴムなどが挙げられ、ま
た部分的加水分解、エステル、エーテルあるいはカルボ
キシル化など化学的に変性させたものも用いることがで
きる。これらの中で入手性、価格及び反応性などの面か
らデンプンまたはセルロースを用うるのが好ましく、特
にデンプンを用ケるのが好ましい。
これらの多糖類を酸化するための方法としては、グルコ
ース基を開裂しカルボキシル基を導入することのできる
周知の酸化剤、たとえばハロゲン、クロム酸、過マンガ
ン酸塩、過酸化水素−鉄塩などを用いる方法、またはグ
ルコース基を開裂してアルデヒド基を導入することので
カルボキシル基とすることのできる周知の薬剤、たとえ
ば、ハロゲン、過酸化水素、硝酸などで処理する方法が
あげられる。これらの中で反応性、価格などの面から、
次亜塩素酸ソーダや塩素などのハロゲンによって一段酸
化する方法が好ましい。
酸化の程度は、出発物質の多糖類を完全に前記一般式で
示されるカルボキシル単位を有する構造に変性させる必
要はない。しかし分散剤として良好な効果を発揮するに
は、分子中のグルコース単位の少なくとも10%がカル
ボキシル単位を有することが望ましい。さらに分散剤と
しての性能及び性状の上から少なくとも4096以上が
カルボキシル単位を有することが特に好適である。分子
中のグルコース単位の40%以上がカルボキシル単位を
有する様に変性された酸化多糖類は水溶液となり、分散
剤として使用するのに好適である。
本発明における分散剤としての酸化多糖類のカルボキシ
ル単位は分子中で任意の順序であってよく、またカルボ
キシル単位の他に、未反応のグルコース単位及び開裂さ
れたアルデヒド単存在するか不明であるがそれらの存在
形態はいずれでもかまわない。更に酸化多糖類の分子量
は出発物質の多糖類の分子量及び酸化剤の種類や反応条
件によって異なり、本発明においては生成物が前記一般
式で示されるカルボキシル単位を有することが最も重要
である。
一般には得られた酸化多糖類は、出発物質に比し重合度
が低下した低分子量ポリマーとなっている。
本発明に係る分散剤の添加量は、適用される顔料の種類
、品質や濃度によって異なるが、一般に顔料100重量
部に対して0.05〜5重量部、好ましくは0−2〜2
重量部である。
分散させる方法としては、たとえば分散剤を溶解した水
溶液中に顔料を添加して攪拌混合する方法、あるいは顔
料に水と分散剤を加えて攪拌混合する方法をあげること
ができる。
また、攪拌混合する方法としては、たとえばリボンミキ
サー、ニーダ−1高速デイスパ一等一般に用いられる攪
拌装置を使用することかできる。
しかし、このような分散方法や攪拌方法によって本発明
の範囲が制限されるものではない。
「発明の効果」 本発明の分散剤は、少lで顔料を高濃度のスラリーで安
定性よく水性媒体中に分散させることができるものであ
るが、特に塗被加工紙、水性塗料用の顔料として使用さ
れている微細炭酸カルシウム、クレー、カオリンなど分
散剤としてすぐれた効果を示す。具体的には後述する実
施例から理解されよう。
かくして本発明の分散剤は、安価な多糖類と酸化剤とに
より、しかも簡単な反応によって得ることができ、価格
面、製造設備面での優位性に蕾まらず、性能的にも極め
てすぐれており、工業的に利用価値の高いものである。
「作用」及び「実施例」 製造例 1 代表的酸化多糖類の製造例 多糖類として、とうもろこしデンプン、セルロースを、
酸化剤として次亜塩素酸ソーダを用いて合成した。
多糖類と、次亜塩素酸ソーダ中の有効塩素の添加当量比
をおよそ1:2とし、20%水酸化ナトリウム溶液でp
Hを8.5に維持して30℃で4時間反応させた。反応
後の液量に対して3倍量のメタノールを添加して目的物
を沈殿せしめた。メタノールによる再沈殿を繰り返して
、塩素イオンが検出されなくなったことを確認した後、
傾斜法でメタノールを除去して粘性物質を残し、45℃
で真空乾燥した。収葉なめ、更に生成物中のカルボキシ
ル単位含有割合な電導度滴定法によってめた。
結果を表−1に示す。
製造例 2 市販のメタ過ヨウ酸酸化ジアルデヒドデンプンを出発物
質とした酸化多糖類の製造例〔本発明化合物(3)とす
る〕 市販ジアルデヒドデンプン〔日本カーリット株製、商品
名 カルタス;ジアルデヒド単位7096含有) 20
0.9、水 10001t/、氷酢酸 300m1の混
合物中に亜塩素酸ナトリウム(80%) aooyを添
加し4時間反応させた。反応液に窒素を通じて二酸化塩
素を除去した後、4096水酸化ナトリウムでpHを8
゜5に調整した。
その後は製造例1と同様にして精製、測定分析し、カル
ボキシル単位を46.5%含有する酸化多糖類 215
gを得た。
実施例 1 11のステンレス鋼製ビーカーlこ、炭酸カルシウムに
対して所定濃度となるように、本発明の製造例1.2で
得た酸化多糖類の水溶液な添加し、さらに水を加えて全
量52011の透明水溶液とした。この水溶液を高速攪
拌機により攪拌しながら、平均粒子径 0.15μの微
細炭酸カルシウム 480gを約10分間を要して徐々
に添加し、60重魚形の炭酸カルシウム分散液を調整し
た。その後見に20分間攪拌した後、B型粘度計で25
℃、60 rpm の条件で粘度(cps)を測定した
。又、−昼夜放置後の粘度も測定した。
比較のために、ピロリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソ
ーダ、ポリアクリル酸ソーダ及び低粘度化された≠デΦ
千噛多糖類を用いた場合1こりいても試験した。
結果を表−2に示す。表−2かられかるように本発明の
酸化多糖類からなる分散剤は、従来品よりも少量の添加
で低粘度化され、しかも粘度安定性の良いことが認めら
れる。
実施例 2 11のステンレス鋼製ビーカーに、炭酸カルシウムに対
して所定濃度となるように、本発明の製造例1.2で得
た酸化多糖類の水溶液を添加し、さらに水を加えて全j
ii320.fJの透明水溶液とした。この水溶液を高
速攪拌機により攪拌しながら、平均粒子径0.15μの
微細炭酸カルシラg、5945’を約10分間を要して
徐徐に添加し、65重魚形の炭酸カルシウム分散液を調
整した。
その後、更に20分間攪拌した後、B型粘度旧で25℃
、60 rpm の条件で粘度(cps)を測定した。
試鶴した。
比較のためにピロリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソー
ダ、ポリアクリル酸ソーダを用いた場合についても試験
した。
結果を表−3に示す。表−3かられかるように本発明の
酸化多糖類からなる分散剤は、従来品よりも少証の添加
で低粘度化され、しかも高濃度の尿酸カルシウムスラリ
ーを調整し得るこ ゛とが認められる。
\、 ゝ\ \ \ \ 実施例 6 顔料としてカオリン及びサチンホワイトを用いた場合に
ついて本発明の醸化多糖類の分散効果を調べた。試験は
実施例1と同様にこ行t・、カオリンは80重1に96
に、サチンホワイトを125慕蓋%に調整した。
結果を表−4に示す。表−4かられかるように本発明の
酸化多糖類からなる分散剤iiカカオンやサチンホワイ
トなどの顔料にも高し1性能を有することが認められる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 六員モノサッカライド環を有する多糖類を酸化開裂し、
    必須構造単位として下記一般式で示されるカルボキシル
    基単位を、少なくとも10%含有する酸化多糖類からな
    る顔料分散剤一般式 〔式中、Aは、CH20RまたはC00M を示し、R
    はHもしくは(CH2)n−COOM 、 MはHまた
    はアルカリ金属イオン、もしくはアンモニウム基を表わ
    し、nは1〜3の整数である。〕
JP59079556A 1984-04-20 1984-04-20 顔料分散剤 Pending JPS60222140A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022090056A (ja) * 2018-08-03 2022-06-16 東亞合成株式会社 酸化セルロース、酸化セルロースおよびナノセルロースの製造方法ならびにナノセルロース分散液

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934989A (ja) * 1972-08-07 1974-03-30
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