JPS6022177B2 - 燃料噴射時期調整装置 - Google Patents
燃料噴射時期調整装置Info
- Publication number
- JPS6022177B2 JPS6022177B2 JP12922682A JP12922682A JPS6022177B2 JP S6022177 B2 JPS6022177 B2 JP S6022177B2 JP 12922682 A JP12922682 A JP 12922682A JP 12922682 A JP12922682 A JP 12922682A JP S6022177 B2 JPS6022177 B2 JP S6022177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center point
- eccentric cam
- pin
- fuel injection
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/16—Adjustment of injection timing
- F02D1/162—Adjustment of injection timing by mechanical means dependent on engine speed for angular adjustment of driving and driven shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、燃料噴射ポンプと合わせて使用される燃料噴
射時期調整装置に関する。
射時期調整装置に関する。
ディーゼルエンジンにおいては、特にN0×低減のため
に噴射時期を従釆より遅らせる煩向が強い。
に噴射時期を従釆より遅らせる煩向が強い。
しかしこの方法はNOx低減は図れるが、逆に始動性の
悪化および低速運転域での白煙増加の問題を生じている
。従って、始動後エンジンの回転の上昇に伴って一旦遅
角した後進角するような特性の得られるものが望まれて
いるが、従来の遠心式噴射時期調整装置では、回転速度
の変化にともない噴射時期を同一方向にしか変化させる
ことができない。そこで本発明は、ウェイトを有するい
わゆる遠心式の燃料噴射時期調整装置において、回転上
昇に伴って噴射時期を−旦遅角した後進角するような特
性が得られる装置を提供することを目的とする。
悪化および低速運転域での白煙増加の問題を生じている
。従って、始動後エンジンの回転の上昇に伴って一旦遅
角した後進角するような特性の得られるものが望まれて
いるが、従来の遠心式噴射時期調整装置では、回転速度
の変化にともない噴射時期を同一方向にしか変化させる
ことができない。そこで本発明は、ウェイトを有するい
わゆる遠心式の燃料噴射時期調整装置において、回転上
昇に伴って噴射時期を−旦遅角した後進角するような特
性が得られる装置を提供することを目的とする。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図において、図示しないディーゼルエンジンと同期
して回転する有底円筒状のハウジング10内には円盤状
のハブ11が配置され、このハブ11の中心部には、図
示しない燃料噴射ポンプのカムシャフトと連結される中
空状の結合部村12が固着されている。
して回転する有底円筒状のハウジング10内には円盤状
のハブ11が配置され、このハブ11の中心部には、図
示しない燃料噴射ポンプのカムシャフトと連結される中
空状の結合部村12が固着されている。
ハプ11には対象的に2つの孔が形成され、その各孔内
に回敷自在に第1の偏心カム13が鉄合され、また第1
の偏心カム13に偏心的に形成した孔内に回動自在に第
2の偏心カム14が競合されている。さらに、結合部材
12を囲むようにして一対のウェイト15が配置され、
このウェイト15は2本のボルト16に沼動自在に取付
けられ、このボルト16にはウェイト15の遠心力に対
向するスプリング17およびウェイト15の最大ストロ
ークを規定するストッパ18,19が取付けられている
。第1の偏心カム13はウェイト15に設けた第1のピ
ン201こより支承され、第2の偏心カム14はハウジ
ング1川こ設けた第2のピン21により支承されており
、従ってハウジング10の駆動軸は第2のピン21、第
2の偏心カム14および第1の偏心カム13を介してハ
ブ11に伝達される。
に回敷自在に第1の偏心カム13が鉄合され、また第1
の偏心カム13に偏心的に形成した孔内に回動自在に第
2の偏心カム14が競合されている。さらに、結合部材
12を囲むようにして一対のウェイト15が配置され、
このウェイト15は2本のボルト16に沼動自在に取付
けられ、このボルト16にはウェイト15の遠心力に対
向するスプリング17およびウェイト15の最大ストロ
ークを規定するストッパ18,19が取付けられている
。第1の偏心カム13はウェイト15に設けた第1のピ
ン201こより支承され、第2の偏心カム14はハウジ
ング1川こ設けた第2のピン21により支承されており
、従ってハウジング10の駆動軸は第2のピン21、第
2の偏心カム14および第1の偏心カム13を介してハ
ブ11に伝達される。
なお、図中の矢印Aはハウジング10の回転方向を示す
。第2図は要部の拡大図で、しかもエンジン停止時の状
態を示している。
。第2図は要部の拡大図で、しかもエンジン停止時の状
態を示している。
この第2図において、○,‘まハウジング10およびハ
ブ1 1の回転の中心点(以下、第1の中心点という)
、02は第1の腕○カム13の中心点(以下、第2の中
心点という)、03は第2の偏心カム14の中心点(以
下、第3の中心点という)、04は第1のピン20の中
心点(以下「第4の中心点という)、05は第2のピン
21の中心点(以下、第5の中心点という)である。そ
してエンジン停止時には、第iの中心点○,と第3の中
心点03を結ぶ線aに対して第2および第4の中心点0
2と04は一方側に位置し、第5の中心点Qは他方側に
位置し、また、この第5の中心点Qは、第2の中心点0
2と第3の中心点03を結ぶ線bよりも内側、即ち第1
の中心点○,側に位置する。上記構成において、エンジ
ンの回転上昇に伴ってウェイト15はスプリング17に
抗して拡関し、第1のピン20を介してウェイト15と
連絡されている第1の偏心力ムー3はその中心点02を
中心に時計方向に回動し、また、第2の偏心カム14の
中心点03も第2の中心点02を中心に時計方向に移動
する。
ブ1 1の回転の中心点(以下、第1の中心点という)
、02は第1の腕○カム13の中心点(以下、第2の中
心点という)、03は第2の偏心カム14の中心点(以
下、第3の中心点という)、04は第1のピン20の中
心点(以下「第4の中心点という)、05は第2のピン
21の中心点(以下、第5の中心点という)である。そ
してエンジン停止時には、第iの中心点○,と第3の中
心点03を結ぶ線aに対して第2および第4の中心点0
2と04は一方側に位置し、第5の中心点Qは他方側に
位置し、また、この第5の中心点Qは、第2の中心点0
2と第3の中心点03を結ぶ線bよりも内側、即ち第1
の中心点○,側に位置する。上記構成において、エンジ
ンの回転上昇に伴ってウェイト15はスプリング17に
抗して拡関し、第1のピン20を介してウェイト15と
連絡されている第1の偏心力ムー3はその中心点02を
中心に時計方向に回動し、また、第2の偏心カム14の
中心点03も第2の中心点02を中心に時計方向に移動
する。
一方、第2のピン21はハウジング10に連結されてい
ることから第1の中心点○,と第5の中心点05との距
離が一定であるので、第2のピン21は第1の中心点○
,を中心とし、第5の中心点Qを通る円弧c上を移動す
る。そのため、この21は第2、第3および第5の中心
点02,03,05が一直線状になるまでは矢印B方向
に移動し、その後ウェイト15の舷開に伴って第2のピ
ン21は矢印C方向に移動する。これにより、ハブ11
上の定点でありハブ11と一体的に移動する第2の中心
点02と、ハウジング10およびハプ1 1の共通の回
転の中心点である第1の中心点○,と、ハウジング10
上の定点でありハウジング10と一体的に移動する第5
の中心点Qとによって形成される角度ひがウェイト15
の紘閥(回転上昇)に伴って一旦大きくなった後に小さ
くなるので、ディーゼルエンジンと同期して回転するハ
ウジング10と燃料噴射ポンプのカムシヤフトに連結さ
れたハブ11との間の相対的な回転角度が一旦大きくな
った後に小さくなり、従って第3図に示すように一旦遅
角した後進角するような噴射時期特性が得られる。第4
図は第2の実施例を示すもので、ウェイト15の遠心力
に対向する2つのスプリング30,31を直列に配置し
、これらのスプリング30,31を3つのストッパ32
,33,34により保持し、第1のスプリング30の最
大荷重(ストッパ32がストッパ33に当接した時の荷
重)より第2のスプリング31のセット荷重を大にし、
さらにストツパ32がストツパ33に当接した時に第2
、第3および第5の中心点02,03,05が一直線状
になるようにしている。
ることから第1の中心点○,と第5の中心点05との距
離が一定であるので、第2のピン21は第1の中心点○
,を中心とし、第5の中心点Qを通る円弧c上を移動す
る。そのため、この21は第2、第3および第5の中心
点02,03,05が一直線状になるまでは矢印B方向
に移動し、その後ウェイト15の舷開に伴って第2のピ
ン21は矢印C方向に移動する。これにより、ハブ11
上の定点でありハブ11と一体的に移動する第2の中心
点02と、ハウジング10およびハプ1 1の共通の回
転の中心点である第1の中心点○,と、ハウジング10
上の定点でありハウジング10と一体的に移動する第5
の中心点Qとによって形成される角度ひがウェイト15
の紘閥(回転上昇)に伴って一旦大きくなった後に小さ
くなるので、ディーゼルエンジンと同期して回転するハ
ウジング10と燃料噴射ポンプのカムシヤフトに連結さ
れたハブ11との間の相対的な回転角度が一旦大きくな
った後に小さくなり、従って第3図に示すように一旦遅
角した後進角するような噴射時期特性が得られる。第4
図は第2の実施例を示すもので、ウェイト15の遠心力
に対向する2つのスプリング30,31を直列に配置し
、これらのスプリング30,31を3つのストッパ32
,33,34により保持し、第1のスプリング30の最
大荷重(ストッパ32がストッパ33に当接した時の荷
重)より第2のスプリング31のセット荷重を大にし、
さらにストツパ32がストツパ33に当接した時に第2
、第3および第5の中心点02,03,05が一直線状
になるようにしている。
これにより、第5図の遅角時の椿性イの遅角開始時期お
よび額きは第1のスプリング30のセット荷重およびバ
ネ係数により決定され、また第6図の進角時の特性口の
進角開始時期および懐きは第2のスプリング31のセッ
ト荷重およびバネ係数によって決定されて、従って、上
記構成によれば第5図の特性イ,口を単独に自由に設定
することが可能である。また上述の例では第1の偏心カ
ム13をハプ11内に配設し、第2のピン21をハウジ
ング10に連結して、エンジンから燃料噴射ポンプのカ
ムシャフトに至る駆動力の伝達を、エンジンーハウジン
グ10一第2の偏心カム14一第1の偏心カム13−ハ
ブ11−燃料噴射ポンプの力ムシヤフトとしてが、逆に
第1の偏○カム13をハウジング10内に配談し、第2
のピン21をハブ11に連結して、駆動力の伝達をエン
ジンーハウジング10−第1の偏心カム13−第2の偏
0カム14−ハブ11−燃料噴射ポンプの力ムシヤフト
としてもよいことは勿論である。
よび額きは第1のスプリング30のセット荷重およびバ
ネ係数により決定され、また第6図の進角時の特性口の
進角開始時期および懐きは第2のスプリング31のセッ
ト荷重およびバネ係数によって決定されて、従って、上
記構成によれば第5図の特性イ,口を単独に自由に設定
することが可能である。また上述の例では第1の偏心カ
ム13をハプ11内に配設し、第2のピン21をハウジ
ング10に連結して、エンジンから燃料噴射ポンプのカ
ムシャフトに至る駆動力の伝達を、エンジンーハウジン
グ10一第2の偏心カム14一第1の偏心カム13−ハ
ブ11−燃料噴射ポンプの力ムシヤフトとしてが、逆に
第1の偏○カム13をハウジング10内に配談し、第2
のピン21をハブ11に連結して、駆動力の伝達をエン
ジンーハウジング10−第1の偏心カム13−第2の偏
0カム14−ハブ11−燃料噴射ポンプの力ムシヤフト
としてもよいことは勿論である。
即ち、駆動力の伝達を第1の偏○カム13、第2の偏○
カム14で逆にしても、ハウジング10、ハプ11の回
転方向を逆にするだけで、同様の作用効果が得られる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、燃料噴
射時期を回転上昇に伴って一旦遅角した後進角するとい
った一連の進角パターンが得られるという優れた効果が
得られる。
カム14で逆にしても、ハウジング10、ハプ11の回
転方向を逆にするだけで、同様の作用効果が得られる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、燃料噴
射時期を回転上昇に伴って一旦遅角した後進角するとい
った一連の進角パターンが得られるという優れた効果が
得られる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す部分断面図、第2
図はその要部の拡大図、第3図はその特性図、第4図は
第2の実施例の要部を示す部分断面図、第5図はその特
性図である。 10……ハウジング、11……ハブ、13……第1の偏
Dカム、14……第2の偏Dカム、15……ウェイト、
20……第1のピン、21……第2のピン、0,……ハ
ブ11の中心点、02……第1の偏心カム13の中心点
、03・・・…第2の偏心力ムー4の中心点、04……
第1のピン20の中心点、Q……第2のピン21の中心
点。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
図はその要部の拡大図、第3図はその特性図、第4図は
第2の実施例の要部を示す部分断面図、第5図はその特
性図である。 10……ハウジング、11……ハブ、13……第1の偏
Dカム、14……第2の偏Dカム、15……ウェイト、
20……第1のピン、21……第2のピン、0,……ハ
ブ11の中心点、02……第1の偏心カム13の中心点
、03・・・…第2の偏心力ムー4の中心点、04……
第1のピン20の中心点、Q……第2のピン21の中心
点。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 1 回転中心O_1を共通するハウジング10及びハブ
11と、前記回転中心O_1から偏心して配置された第
1の偏心カム13と第1のピン20にてこの第1の偏心
カム13に偏心して連結され、第1のピン20を前記回
転中心O_1より半径方向に遠ざけるウエイト15と、
前記第1の偏心カム内13に偏心して配置された第2の
偏心カム14と、この第2の偏心カム14に偏心して連
結された第2のピン21とを備え、エンジン停止時にお
ける前記第2のピン21の中心点O_5が前記回転中心
O_1と前記第2の偏心カム14の中心点O_3とを結
ぶ線aに対して、前記第1の偏心カム13の中心点O_
2および前記第1のピン20の中心点O_4とは反対側
に位置し、かつ前記第1の偏心カム13の中心点O_2
と前記第2の偏心カム14の中心点O_3とを結ぶ線よ
りも前記回転中心O_1側に位置する燃料噴射時期調整
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12922682A JPS6022177B2 (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 燃料噴射時期調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12922682A JPS6022177B2 (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 燃料噴射時期調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58174126A JPS58174126A (ja) | 1983-10-13 |
JPS6022177B2 true JPS6022177B2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=15004267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12922682A Expired JPS6022177B2 (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 燃料噴射時期調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022177B2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12922682A patent/JPS6022177B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58174126A (ja) | 1983-10-13 |
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