JPS60221407A - 新規炭化水素樹脂、その製法およびそれを用いたタツキフアイヤ− - Google Patents
新規炭化水素樹脂、その製法およびそれを用いたタツキフアイヤ−Info
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- JPS60221407A JPS60221407A JP7664484A JP7664484A JPS60221407A JP S60221407 A JPS60221407 A JP S60221407A JP 7664484 A JP7664484 A JP 7664484A JP 7664484 A JP7664484 A JP 7664484A JP S60221407 A JPS60221407 A JP S60221407A
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- hydrocarbon
- hydrocarbon resin
- cycloalkene
- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は炭化水素樹脂に関する。更に詳しくは、低溶融
粘度を示し、粘着剤や接着剤のベースポリマーとの相溶
性にも優h、かつ色相も良好である新規な炭化水素樹脂
に関する。
粘度を示し、粘着剤や接着剤のベースポリマーとの相溶
性にも優h、かつ色相も良好である新規な炭化水素樹脂
に関する。
r対、参移“ト肩−4−゛°゛肝ゾlIう串〜釉μ、]
従来より、感圧接着剤、ホットメルト粘着剤、塗料、ト
ラフィックペイントなどの分野において、粘着剤原料を
含めたタッキファイヤ−(粘着性付与剤)としてロジン
系樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂などが使用でき
ることが知られてい。
従来より、感圧接着剤、ホットメルト粘着剤、塗料、ト
ラフィックペイントなどの分野において、粘着剤原料を
含めたタッキファイヤ−(粘着性付与剤)としてロジン
系樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂などが使用でき
ることが知られてい。
これらの中では、ロジン系樹脂が最も賞月されているが
、この樹脂は原料を天然物に依存しているために、近年
の著しい需要の伸びに対処できない。
、この樹脂は原料を天然物に依存しているために、近年
の著しい需要の伸びに対処できない。
そこで、最近では、それを代替すべく種々の石油系炭化
水素樹脂の開発が進められている。
水素樹脂の開発が進められている。
ところで、最近のホットメルト粘着剤においては、作業
速度の向上、均一な塗布量を維持する必要性などから、
低溶融粘度型の粘着付与剤の必要性がさけばれている。
速度の向上、均一な塗布量を維持する必要性などから、
低溶融粘度型の粘着付与剤の必要性がさけばれている。
しかしながら従来この用途に用いられているスチレン樹
脂やシクロアルケン樹脂は一般に高い溶融粘度を示し、
かつ加熱溶融時に刺激臭を示すものが多い。また後者は
色相にも劣る。
脂やシクロアルケン樹脂は一般に高い溶融粘度を示し、
かつ加熱溶融時に刺激臭を示すものが多い。また後者は
色相にも劣る。
このような課題に対し、例えば特開昭58−42610
では鎖状不飽和炭化水素および/またはビニリデン基を
有する環状炭化水素と9,10−ジヒドロジシロクペン
タジェン等の共重合体の提案がなされている。この提案
によれば溶融粘度や臭気の点は満足できるものの、上記
提案で得られる炭化水素樹脂は場合によっては黄色味を
帯びるので、該樹脂をタッキファイヤ−として使用した
場合、粘接着剤の商品価値を損うことがあるという着剤
のベースポリ゛マーとの相溶性にも優れ、がっ色相、耐
熱安定性、更に臭気も良好な炭化水素樹脂について鋭意
検討した結果、スチレン系炭化水素とシクロアルケンか
ら得られる特定の新規な炭化水素樹脂が上記諸要求を満
たずことを見い出し、本発明を完成させることができた
。
では鎖状不飽和炭化水素および/またはビニリデン基を
有する環状炭化水素と9,10−ジヒドロジシロクペン
タジェン等の共重合体の提案がなされている。この提案
によれば溶融粘度や臭気の点は満足できるものの、上記
提案で得られる炭化水素樹脂は場合によっては黄色味を
帯びるので、該樹脂をタッキファイヤ−として使用した
場合、粘接着剤の商品価値を損うことがあるという着剤
のベースポリ゛マーとの相溶性にも優れ、がっ色相、耐
熱安定性、更に臭気も良好な炭化水素樹脂について鋭意
検討した結果、スチレン系炭化水素とシクロアルケンか
ら得られる特定の新規な炭化水素樹脂が上記諸要求を満
たずことを見い出し、本発明を完成させることができた
。
すなわち本発明は、スチレン系炭化水素(A)とシクロ
アルケン(B)とから実質的になる共重合体で−あって
、(A)の重合単位割合が約50ないし約99モル%、
(B)の重合単位割合が約1ないし約50モル%〔(A
)と(B)の合計は100モル%〕の範匣で共重合し、
かつ数平均分子量が約200ないし約10,000の範
囲にある炭化水素樹脂(C)を物質発明とし、スチレン
系炭化水素(A)とシクロアルケン(B)とから実質的
になる単量体混合物をフリーデル−クラフッ型触媒の存
在下に重合させることを特徴とする該炭化水素樹脂(C
)の製造方法を製法発明とし、更に該炭化水素樹脂(C
)からなるホットメルト接着剤用又は感圧接着剤用タッ
キファイヤ−を用途発明とするチレン系炭化水素(A)
としては、具体的には、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、m−イソプロペニルトルエン、p−
イソプロペニルトルエンなどを挙げることができる。
アルケン(B)とから実質的になる共重合体で−あって
、(A)の重合単位割合が約50ないし約99モル%、
(B)の重合単位割合が約1ないし約50モル%〔(A
)と(B)の合計は100モル%〕の範匣で共重合し、
かつ数平均分子量が約200ないし約10,000の範
囲にある炭化水素樹脂(C)を物質発明とし、スチレン
系炭化水素(A)とシクロアルケン(B)とから実質的
になる単量体混合物をフリーデル−クラフッ型触媒の存
在下に重合させることを特徴とする該炭化水素樹脂(C
)の製造方法を製法発明とし、更に該炭化水素樹脂(C
)からなるホットメルト接着剤用又は感圧接着剤用タッ
キファイヤ−を用途発明とするチレン系炭化水素(A)
としては、具体的には、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、m−イソプロペニルトルエン、p−
イソプロペニルトルエンなどを挙げることができる。
これらは各単独で後述のシクロアルケン(B)とともに
炭化水素樹脂(C)を形成していてもよいし、二辺上の
成分が任意の割合でシクロアルケン(B)とともに炭化
水素樹脂(C)を形成していてもよい。また炭化水素樹
脂(C)を形成するもう一つの成分であるシクロアルケ
ン(B)としては、具体的には、例えばシクロヘキセン
、シクロペンテン、シクロヘプテン、シクロオクテン、
シクロノネンなどのほか、これらの環の水素原子の1個
以上がメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基などの低級アルキル基などで置換されているものを挙
げることができる。これらのシクロアルケンl (B)
も各単独でスチレン系炭化水素(A)とともに炭化水素
樹脂(C)を形成していてもよいし、二辺上の成分が任
意の割合でシクロアルケン(B)とともに炭化水素樹脂
(C)を形成していてもよい。
炭化水素樹脂(C)を形成していてもよいし、二辺上の
成分が任意の割合でシクロアルケン(B)とともに炭化
水素樹脂(C)を形成していてもよい。また炭化水素樹
脂(C)を形成するもう一つの成分であるシクロアルケ
ン(B)としては、具体的には、例えばシクロヘキセン
、シクロペンテン、シクロヘプテン、シクロオクテン、
シクロノネンなどのほか、これらの環の水素原子の1個
以上がメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基などの低級アルキル基などで置換されているものを挙
げることができる。これらのシクロアルケンl (B)
も各単独でスチレン系炭化水素(A)とともに炭化水素
樹脂(C)を形成していてもよいし、二辺上の成分が任
意の割合でシクロアルケン(B)とともに炭化水素樹脂
(C)を形成していてもよい。
本発明に係る炭化水素樹脂(C)に含まれる上述のスチ
レン系炭化水素(A)とシクロアルケン(B)の重合単
位割合は、(A)が約50ないし99モル%、(B)が
約1ないし50モル%((A)と(B)の合計は100
モル%である。以下、同様。)であることが必要であり
、好ましくは(A)が約60ないし98モル%、<B)
が約2ないし40モル%、更に好ましくは(A)が約7
0ないし95モル%、(B)が約5ないし30モル%で
ある。上記の必須の重合単位割合の範囲より(A)が多
くなると、溶融粘度が高くなり、粘着剤や接着剤のベー
スポリマーとの相溶性が悪くなり、逆に上記の必要の重
合単位割合の範囲よりも(A)が少なくなると、分子量
が低いため加熱時に臭気を発生するようになり好ましく
ない。
レン系炭化水素(A)とシクロアルケン(B)の重合単
位割合は、(A)が約50ないし99モル%、(B)が
約1ないし50モル%((A)と(B)の合計は100
モル%である。以下、同様。)であることが必要であり
、好ましくは(A)が約60ないし98モル%、<B)
が約2ないし40モル%、更に好ましくは(A)が約7
0ないし95モル%、(B)が約5ないし30モル%で
ある。上記の必須の重合単位割合の範囲より(A)が多
くなると、溶融粘度が高くなり、粘着剤や接着剤のベー
スポリマーとの相溶性が悪くなり、逆に上記の必要の重
合単位割合の範囲よりも(A)が少なくなると、分子量
が低いため加熱時に臭気を発生するようになり好ましく
ない。
なお、該炭化水素樹脂χC)の構成成分はスチレン系炭
化水素(A)とシクロアルケン(B)のみであることが
好ましいが、本発明の効果を損わない範囲内でこれら(
A)、(B)成分以外にペンテン−2,2−メチル−2
−ブテン、ブテン−2などのアルケンが10モル%以下
、またブタジェン、イソプレン、1,3−ペンタジェン
などのアルカジエンが10モル%以下で構成成分となっ
ていても構わない。
化水素(A)とシクロアルケン(B)のみであることが
好ましいが、本発明の効果を損わない範囲内でこれら(
A)、(B)成分以外にペンテン−2,2−メチル−2
−ブテン、ブテン−2などのアルケンが10モル%以下
、またブタジェン、イソプレン、1,3−ペンタジェン
などのアルカジエンが10モル%以下で構成成分となっ
ていても構わない。
本発明に係る炭化水素樹脂(C)は、その数平均分子量
が約200ないしio、oooの範囲にあることが必要
であり、約300ないし700の範囲にあることが好ま
しい。なお数平均分子量はGPC法により、ポリスチレ
ンに換算した値である。また、該炭化水素樹脂(C)は
一般に200℃以下、好ましくは約150℃以下の軟化
点(J I S K−2531による環球法)を有し、
常温で液状のものも含み、約10.0OOCP S以下
、好ましくは約200CPS以下の溶融粘度(エミラー
粘度計、樹脂温度200℃)を有し、また重量平均分子
量(Mw) (Mnと同じ方法で測定)とMnとの比M
W/Mnで表される分子量分布は約1.0ないし5.0
、好ましくは約1.0ないし3.0を有し、更にGar
dner法(A S TM D 1544−68)によ
る色相が3以下である。
が約200ないしio、oooの範囲にあることが必要
であり、約300ないし700の範囲にあることが好ま
しい。なお数平均分子量はGPC法により、ポリスチレ
ンに換算した値である。また、該炭化水素樹脂(C)は
一般に200℃以下、好ましくは約150℃以下の軟化
点(J I S K−2531による環球法)を有し、
常温で液状のものも含み、約10.0OOCP S以下
、好ましくは約200CPS以下の溶融粘度(エミラー
粘度計、樹脂温度200℃)を有し、また重量平均分子
量(Mw) (Mnと同じ方法で測定)とMnとの比M
W/Mnで表される分子量分布は約1.0ないし5.0
、好ましくは約1.0ないし3.0を有し、更にGar
dner法(A S TM D 1544−68)によ
る色相が3以下である。
本発明の炭化水素樹脂(C)は後述の如くタッキファイ
ヤ−として用いるならば、該樹脂は低溶融粘度であり、
ベースポリマーとの相溶性に優れるなどのタッキファイ
ヤ−に要求される性状を有するほか、色相も良好である
という特徴をも有す本発明にかかる共重合体の重合に用
いられる触媒は、一般にフリーデルクラフッ触媒として
知られているものであって、たとえば、塩化アルミニウ
ム、臭化アルミニウム、ジクロルモノエチルアルミニウ
ム、四塩化チタン、四塩化スズ、三フッ化ホウ素、三フ
ッ化ホウ素の各種錯合体などを挙げることができる。触
媒の使用量は、成分<A)および成分(B)の合計に対
して通常0.01ないし5.0重量(%)の範囲にある
ことが好ましく、0.05ないし3.0重量(%)の範
囲にあることがとくに好ましい。
ヤ−として用いるならば、該樹脂は低溶融粘度であり、
ベースポリマーとの相溶性に優れるなどのタッキファイ
ヤ−に要求される性状を有するほか、色相も良好である
という特徴をも有す本発明にかかる共重合体の重合に用
いられる触媒は、一般にフリーデルクラフッ触媒として
知られているものであって、たとえば、塩化アルミニウ
ム、臭化アルミニウム、ジクロルモノエチルアルミニウ
ム、四塩化チタン、四塩化スズ、三フッ化ホウ素、三フ
ッ化ホウ素の各種錯合体などを挙げることができる。触
媒の使用量は、成分<A)および成分(B)の合計に対
して通常0.01ないし5.0重量(%)の範囲にある
ことが好ましく、0.05ないし3.0重量(%)の範
囲にあることがとくに好ましい。
重合に際し、反応熱の除去や重合液粘度の抑制のために
、重合溶媒を使用するのが好ましい。適当な溶媒として
は重合成分である前述のシクロアルケン(B)自体が挙
げられるほかトルエン、キシレン、エチルベンゼン、メ
シチレン、クメン、シメン等の芳香族炭化水素、あるい
はこれあの混合物、またはこれらとペンクン、ヘキサン
、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素および/また
はシクロペンクン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サン等の脂環族炭化水素との混合物を挙げることができ
る。シクロアルケン(B)自体を溶媒に用いる場合には
、他のコモノマーである前述のスチレン系炭化水素(A
)の濃度が約20ないし80重量%となるようにするこ
とが好ましい。その他の溶媒を用いる場合にも上記の濃
度に調節した(A)、(B)の混合物に該他の溶媒を加
え、成分(A)および成分(B)の合計の重7合初期濃
度を通常30ないし70重量(%)とすることが好まし
り、40ないし60重量(%)とすることが更に好まし
い。重合は回分式、連続式のいずれでもよく、更に多段
重合を行うこともできる。いずれの方法による場合も成
分(A)および成分(B)の重合初期濃度は、通常前述
の範囲で行うことが好ましい。なお、原料モノマー(A
)、(B)は純粋であることが好ましいが、本発明の効
果を損わない範囲で前に示した如き重合成分が含まれて
いても構わない。
、重合溶媒を使用するのが好ましい。適当な溶媒として
は重合成分である前述のシクロアルケン(B)自体が挙
げられるほかトルエン、キシレン、エチルベンゼン、メ
シチレン、クメン、シメン等の芳香族炭化水素、あるい
はこれあの混合物、またはこれらとペンクン、ヘキサン
、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素および/また
はシクロペンクン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サン等の脂環族炭化水素との混合物を挙げることができ
る。シクロアルケン(B)自体を溶媒に用いる場合には
、他のコモノマーである前述のスチレン系炭化水素(A
)の濃度が約20ないし80重量%となるようにするこ
とが好ましい。その他の溶媒を用いる場合にも上記の濃
度に調節した(A)、(B)の混合物に該他の溶媒を加
え、成分(A)および成分(B)の合計の重7合初期濃
度を通常30ないし70重量(%)とすることが好まし
り、40ないし60重量(%)とすることが更に好まし
い。重合は回分式、連続式のいずれでもよく、更に多段
重合を行うこともできる。いずれの方法による場合も成
分(A)および成分(B)の重合初期濃度は、通常前述
の範囲で行うことが好ましい。なお、原料モノマー(A
)、(B)は純粋であることが好ましいが、本発明の効
果を損わない範囲で前に示した如き重合成分が含まれて
いても構わない。
重合温度は成分(A)と成分(B)の使用割合、触媒の
種類およびその量、溶媒の種類およびその量によって異
なるが、通常−20ないし60℃の範囲で行うことが好
ましい。
種類およびその量、溶媒の種類およびその量によって異
なるが、通常−20ないし60℃の範囲で行うことが好
ましい。
重合時間は0.5ないし5時間の範囲が選ばれるが、通
常1ないし2時間で重合はほとんど完結する。
常1ないし2時間で重合はほとんど完結する。
重合終了後は、アルカリ水溶液またはメタノール等で触
媒を分解した後、水洗し、未反応モノマー、溶媒等を留
去すると、目的とする樹脂を得ることができる。
媒を分解した後、水洗し、未反応モノマー、溶媒等を留
去すると、目的とする樹脂を得ることができる。
本発明に係る炭化水素樹脂(C)たる共重合体の成分組
成の調節は、成分モノマー(A)及びCB)の使用割合
および上記の諸条件を調節することによってなし得る。
成の調節は、成分モノマー(A)及びCB)の使用割合
および上記の諸条件を調節することによってなし得る。
本発明の共重合体の数平均分子量(Mn)および分子量
分布(&/Mn)の調節は通常法のようにして行うこと
ができる。すなわち、重合温度を低くすれば共重合体の
Mnは大きくなり、逆に高くすれぼhは小さくなる。溶
媒としてシクロアルケン(B)およびその他の炭化水素
溶媒を使用して、原料モノマーのモル比(A)/ (B
)を高くすると、共重合体のMnは大きくなり、同原料
モノマーモル比(A)/ (B)を低くすると、共重合
体のMnは小さくなる。また、フリーデルクラフッ触媒
の濃度を低くすると共重合体のMnは大きくなり、触媒
の濃度を高くすると共重合体のMnは小さくなる。前記
三つの条件のうちで、フリーゾルタラフッ触媒の濃度お
よび原料モノマーモル比(A)/(B)の比較的低い条
件下で重合を行うことによって、Mi1/Mnが1.1
ないし2.5の共重合体が容易に得られる。
分布(&/Mn)の調節は通常法のようにして行うこと
ができる。すなわち、重合温度を低くすれば共重合体の
Mnは大きくなり、逆に高くすれぼhは小さくなる。溶
媒としてシクロアルケン(B)およびその他の炭化水素
溶媒を使用して、原料モノマーのモル比(A)/ (B
)を高くすると、共重合体のMnは大きくなり、同原料
モノマーモル比(A)/ (B)を低くすると、共重合
体のMnは小さくなる。また、フリーデルクラフッ触媒
の濃度を低くすると共重合体のMnは大きくなり、触媒
の濃度を高くすると共重合体のMnは小さくなる。前記
三つの条件のうちで、フリーゾルタラフッ触媒の濃度お
よび原料モノマーモル比(A)/(B)の比較的低い条
件下で重合を行うことによって、Mi1/Mnが1.1
ないし2.5の共重合体が容易に得られる。
軟化点の調節は重合温度を変えることによって比較的容
易に達成可能である。すなわち重合温度を低くすれば得
られる樹脂の軟化点は高くなり、重合温度を逆に高くす
れば樹脂の軟化点は低くなるので、原料組成、触媒の種
類および量、溶媒の種類および量を決定した後、重合温
度を適当に選べば、生成する樹脂の軟化点を希望する範
囲に開本発明に係る炭化水素樹脂(C)は、ホットメル
ト粘着剤や感圧接着剤などのクツキファイヤー(粘着性
付与剤)として優れた性質を有する。
易に達成可能である。すなわち重合温度を低くすれば得
られる樹脂の軟化点は高くなり、重合温度を逆に高くす
れば樹脂の軟化点は低くなるので、原料組成、触媒の種
類および量、溶媒の種類および量を決定した後、重合温
度を適当に選べば、生成する樹脂の軟化点を希望する範
囲に開本発明に係る炭化水素樹脂(C)は、ホットメル
ト粘着剤や感圧接着剤などのクツキファイヤー(粘着性
付与剤)として優れた性質を有する。
接着剤用の組成物には、一般にエチレン・酢酸ビニル共
重合体などの基体樹脂に粘着付与剤ならびに必要に応じ
てワックスおよびその他の添加剤を配合したホットメル
ト接着剤と天然ゴムや合成ゴムなどの基体樹脂に粘着付
与剤ならびに必要に応じて溶剤およびその他の添加剤を
配合した感圧接着剤とがある。前者のホットメルト接着
剤は一般に製本、製缶、木工、ラミネート、シール、コ
ーティング加工等の分野において接着剤あるいは塗工剤
として使用されている。また、後者の感圧接着剤は一般
に紙、布地、プラスチックフィルムなどの基材にコーテ
ィングされて粘着テープやラベルなどの用途に供されて
いる。これらの接着剤組成物にはいずれの場合にも基体
樹脂に粘着付与剤が配合される。とくにホットメルト接
着剤の場合には、エチレン・酢酸ビニル共重合体などの
基体樹脂およびワックスとの相溶性、接着性、情融粘度
、可撓性などのほかに耐熱安定性、耐光安定性、色相な
どの良いことが要求される。
重合体などの基体樹脂に粘着付与剤ならびに必要に応じ
てワックスおよびその他の添加剤を配合したホットメル
ト接着剤と天然ゴムや合成ゴムなどの基体樹脂に粘着付
与剤ならびに必要に応じて溶剤およびその他の添加剤を
配合した感圧接着剤とがある。前者のホットメルト接着
剤は一般に製本、製缶、木工、ラミネート、シール、コ
ーティング加工等の分野において接着剤あるいは塗工剤
として使用されている。また、後者の感圧接着剤は一般
に紙、布地、プラスチックフィルムなどの基材にコーテ
ィングされて粘着テープやラベルなどの用途に供されて
いる。これらの接着剤組成物にはいずれの場合にも基体
樹脂に粘着付与剤が配合される。とくにホットメルト接
着剤の場合には、エチレン・酢酸ビニル共重合体などの
基体樹脂およびワックスとの相溶性、接着性、情融粘度
、可撓性などのほかに耐熱安定性、耐光安定性、色相な
どの良いことが要求される。
一方、感圧接着剤用の粘着付与剤の場合にも、天然ゴム
や合成ゴムなどの基体樹脂との相溶性が優れていること
、溶剤への熔解性が良好であること、化学的に安定であ
り耐候性に優れていること、色相が良好であること、臭
気が強くないことなどの性質を併せ持つことが要求され
ている。
や合成ゴムなどの基体樹脂との相溶性が優れていること
、溶剤への熔解性が良好であること、化学的に安定であ
り耐候性に優れていること、色相が良好であること、臭
気が強くないことなどの性質を併せ持つことが要求され
ている。
本発明に係る炭化水素樹脂(C)がタッキファイヤ−と
して感圧接着剤に使用される場合には、基体樹脂として
具体的には、たとえば、天然ゴム、スチレン・ブタジェ
ン共重合ゴム、ポリブタジェン、ポリイソブチレン、ポ
リイソブチレン、ブチルゴム、ポリクロロプレン、エチ
レン・プロピレン共重合ゴム、エチレン・プロピレン・
ジエン共重合ゴム、スチレン・ブタジェン・スチレンブ
ロック共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロ
ック共重合体等のゴム状重合体が使用される。
して感圧接着剤に使用される場合には、基体樹脂として
具体的には、たとえば、天然ゴム、スチレン・ブタジェ
ン共重合ゴム、ポリブタジェン、ポリイソブチレン、ポ
リイソブチレン、ブチルゴム、ポリクロロプレン、エチ
レン・プロピレン共重合ゴム、エチレン・プロピレン・
ジエン共重合ゴム、スチレン・ブタジェン・スチレンブ
ロック共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロ
ック共重合体等のゴム状重合体が使用される。
また、ホットメルト接着剤として使用される場合には、
基体樹脂として具体的には、たとえば、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン・プロピレン共重合体、エチレン・アクリル酸共重
合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリ酢酸ビニルなど
が使用される。
基体樹脂として具体的には、たとえば、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン・プロピレン共重合体、エチレン・アクリル酸共重
合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリ酢酸ビニルなど
が使用される。
ホットメルト接着剤組成物の場合には、基剤樹脂として
エチレン・酢酸ビニル共重合体を使用することがとくに
好ましい。
エチレン・酢酸ビニル共重合体を使用することがとくに
好ましい。
本発明に係る炭化水素樹脂を粘着付与剤として用いる場
合の基体樹脂との配合割合は、ホットメルト接着剤組成
物および感圧接着剤組成物によって多少異なる。ホット
メルト接着剤組成物の場合には0、粘着付与剤の配合割
合は基体樹脂100重量部に対して通常20ないし30
0重量部、好ましくは30ないし200重量部の範囲で
あり、感圧接着剤の場合には基体樹脂100重量部に対
して通常20ないし200重量部、好ましくは30ない
し150重量部の範囲である。
合の基体樹脂との配合割合は、ホットメルト接着剤組成
物および感圧接着剤組成物によって多少異なる。ホット
メルト接着剤組成物の場合には0、粘着付与剤の配合割
合は基体樹脂100重量部に対して通常20ないし30
0重量部、好ましくは30ないし200重量部の範囲で
あり、感圧接着剤の場合には基体樹脂100重量部に対
して通常20ないし200重量部、好ましくは30ない
し150重量部の範囲である。
本発明にかかる炭化水素樹脂(C)を使用した接着剤組
成物には粘着付与剤および基体樹脂の必須成分の他に、
必要に応じて種々の添加剤が配合される。たとえば、ホ
ットメルト接着剤組成物の場合には、ジオクチルフタレ
ート、ジブチルフタレートなどの可塑剤、融点が40な
いし65℃程度の石油系のパラフィンワックス、ポリオ
レフィン系ワックス、マイクロワックスなどのワックス
類、フェノール系またはビスフェノール系の有機化合物
、金属石鹸等の抗酸化剤などがあげられる。また、感圧
接着剤組成物の場合には、ジオクチルフタレート、ジブ
チルフタレート、マシーンオイル、プロセスオイル、ポ
リブテンなどの可塑剤、炭酸カルシウム、亜鉛華、酸化
チタン、シリカなどの充填剤、アミン系、ケトン−アミ
ン系、フェノール系などの老化防止剤、安定剤などがあ
げられる。
成物には粘着付与剤および基体樹脂の必須成分の他に、
必要に応じて種々の添加剤が配合される。たとえば、ホ
ットメルト接着剤組成物の場合には、ジオクチルフタレ
ート、ジブチルフタレートなどの可塑剤、融点が40な
いし65℃程度の石油系のパラフィンワックス、ポリオ
レフィン系ワックス、マイクロワックスなどのワックス
類、フェノール系またはビスフェノール系の有機化合物
、金属石鹸等の抗酸化剤などがあげられる。また、感圧
接着剤組成物の場合には、ジオクチルフタレート、ジブ
チルフタレート、マシーンオイル、プロセスオイル、ポ
リブテンなどの可塑剤、炭酸カルシウム、亜鉛華、酸化
チタン、シリカなどの充填剤、アミン系、ケトン−アミ
ン系、フェノール系などの老化防止剤、安定剤などがあ
げられる。
これらの添加剤の配合割合には任意適宜量である。
本発明にかかる炭化水素樹脂(C)を使用した接着剤組
成物を調製する方法は、ボットメルト接着剤組成物の場
合と感圧接着剤の場合とで異なる。
成物を調製する方法は、ボットメルト接着剤組成物の場
合と感圧接着剤の場合とで異なる。
ホットメルト接着剤組成物を調製する方法としては、粘
着付与剤の炭化水素樹脂(C)、前記基体樹脂および必
要に応じて前述の種々の添加剤からなる混合物を加熱溶
融下に攪拌して均一な溶融液を調製し、これを用途に応
じて粒状、フレーク状、ペレット状、棒状などに冷却下
に成形する。このホットメルト接着剤組成物は再び溶融
して接着ないし塗工の用途に供される。たとえば、接着
の用途に供する場合に、成形品のコーナー接着では棒状
の配合体を溶接ガンに充填するなどして使用される。一
方、感圧接着剤を調製する方法としては、粘着付与剤と
しての本発明にかかる炭化水素樹脂(C)、前記基体樹
脂および必要に応じて前述の種々の添加剤からなる混合
物をロール上で混練するかあるいは適当な溶媒中で熔解
させるなどの通常の方法によって調製することができる
。
着付与剤の炭化水素樹脂(C)、前記基体樹脂および必
要に応じて前述の種々の添加剤からなる混合物を加熱溶
融下に攪拌して均一な溶融液を調製し、これを用途に応
じて粒状、フレーク状、ペレット状、棒状などに冷却下
に成形する。このホットメルト接着剤組成物は再び溶融
して接着ないし塗工の用途に供される。たとえば、接着
の用途に供する場合に、成形品のコーナー接着では棒状
の配合体を溶接ガンに充填するなどして使用される。一
方、感圧接着剤を調製する方法としては、粘着付与剤と
しての本発明にかかる炭化水素樹脂(C)、前記基体樹
脂および必要に応じて前述の種々の添加剤からなる混合
物をロール上で混練するかあるいは適当な溶媒中で熔解
させるなどの通常の方法によって調製することができる
。
本発明にかかる炭化水素樹脂(C)を使用した接着剤組
成物のうちでボットメルト接着剤組成物を接着剤または
塗工剤として使用すると、本発明にかかる炭化水素樹脂
(C)は基体樹脂との相溶性に優れ、耐熱安定性、色相
ならびに臭気に優れているので、均一なホットメルト組
成物が得られ、このホットメルト組成物は耐熱安定性お
よび色相に優れ、しかもホットメルト組成物調製時なら
びに使用時の臭気が少ないという利点がある。また、本
発明の炭化水素樹脂を感圧接着剤組成物に使用しても、
粘着付与剤の炭化水素樹脂は前述の特徴の他に耐候性に
優れているので、均一な感圧接着剤組成物が得られ、こ
の感圧接着剤組成物は色相および耐候性に優れしかも臭
気が少ないという利点を有している。
成物のうちでボットメルト接着剤組成物を接着剤または
塗工剤として使用すると、本発明にかかる炭化水素樹脂
(C)は基体樹脂との相溶性に優れ、耐熱安定性、色相
ならびに臭気に優れているので、均一なホットメルト組
成物が得られ、このホットメルト組成物は耐熱安定性お
よび色相に優れ、しかもホットメルト組成物調製時なら
びに使用時の臭気が少ないという利点がある。また、本
発明の炭化水素樹脂を感圧接着剤組成物に使用しても、
粘着付与剤の炭化水素樹脂は前述の特徴の他に耐候性に
優れているので、均一な感圧接着剤組成物が得られ、こ
の感圧接着剤組成物は色相および耐候性に優れしかも臭
気が少ないという利点を有している。
本発明の炭化水素樹脂を使用した接着剤組成物は後に実
施例によって具体的に説明する。なお、実施例において
、炭化水素樹脂の評価を次の方法によって行った。
施例によって具体的に説明する。なお、実施例において
、炭化水素樹脂の評価を次の方法によって行った。
+11 軟化点 J I S K−5665(2)色相
へS TM D 1544−58T(3)耐熱安定性 炭化水素樹脂5gを試験管(内径16II1m)に取り
、これを200°Cに保った恒温槽中に3時間消した後
、A S T M D 1544−58Tの方法により
色相で示した。
へS TM D 1544−58T(3)耐熱安定性 炭化水素樹脂5gを試験管(内径16II1m)に取り
、これを200°Cに保った恒温槽中に3時間消した後
、A S T M D 1544−58Tの方法により
色相で示した。
(4)臭気
加熱溶融時(200℃)の臭気の弱いものから強い刺激
を示すものまでをA、B、Cの3段階に分けて評価した
。
を示すものまでをA、B、Cの3段階に分けて評価した
。
(5)りもり点
140°Fパラフィンワックス2gと炭化水素樹脂を試
験管に入れ200℃の油浴温度で溶融させよく混合する
。温度針の感温部が溶融物の中央に位置するようにセッ
トし室温で放冷するヵ白く曇ったときの温度を読みくも
り点とする。
験管に入れ200℃の油浴温度で溶融させよく混合する
。温度針の感温部が溶融物の中央に位置するようにセッ
トし室温で放冷するヵ白く曇ったときの温度を読みくも
り点とする。
(61200℃溶融粘度
エミラー回転粘度針で測定した。
(7)数平均分子量(Mn) 、分子量分布(MW/M
n)ゲル透過クロマトグラフィを使用しポリスチレン基
準で計算した。
n)ゲル透過クロマトグラフィを使用しポリスチレン基
準で計算した。
[、$塾乃・5ミラ81餅ツ〕
実施例1
攪拌機、コンデンサー、温度計および触媒注入用ゴムキ
ャップをつけた500m lの40フラスコに新しく蒸
留したスチレン50g1シクロペンテン11gおよびト
ルエン39gを入れ窒素雰囲気下に攪拌して5℃に保っ
ておく。ここに三弗化硼素フェノール錯塩0.’3gを
注射器でゴムキャップ部より温度を50℃に保つように
冷却しながら加え、2時間攪拌を続けた。この時点で重
合液をガスクロマド分析した結果スチレンは99.8%
、シクロペンテンは80.0%反応し、トルエンは全く
変化していなかった。10%苛性ソーダ水溶液で触媒を
分析し、中性まで水洗いして濃縮することにより無色透
明の炭化水素樹脂57.8g (ガスクロマド分析用サ
ンプリング量を補正済み)が得られた。従って反応上ツ
マ−の樹脂化率は98.5%とほぼ定量的であることが
わかる。炭化水素樹脂は軟化点93.0℃、色相1以下
、溶融粘度65cp、 Mn 667、Mi1/Mn
2.2であった。
ャップをつけた500m lの40フラスコに新しく蒸
留したスチレン50g1シクロペンテン11gおよびト
ルエン39gを入れ窒素雰囲気下に攪拌して5℃に保っ
ておく。ここに三弗化硼素フェノール錯塩0.’3gを
注射器でゴムキャップ部より温度を50℃に保つように
冷却しながら加え、2時間攪拌を続けた。この時点で重
合液をガスクロマド分析した結果スチレンは99.8%
、シクロペンテンは80.0%反応し、トルエンは全く
変化していなかった。10%苛性ソーダ水溶液で触媒を
分析し、中性まで水洗いして濃縮することにより無色透
明の炭化水素樹脂57.8g (ガスクロマド分析用サ
ンプリング量を補正済み)が得られた。従って反応上ツ
マ−の樹脂化率は98.5%とほぼ定量的であることが
わかる。炭化水素樹脂は軟化点93.0℃、色相1以下
、溶融粘度65cp、 Mn 667、Mi1/Mn
2.2であった。
実施例2〜5,7,9〜10、比較例1〜3表1記載の
モノマーと重合条件で実施例1と同様に重合および後処
理した。結果を表1に示す。
モノマーと重合条件で実施例1と同様に重合および後処
理した。結果を表1に示す。
実施例6
イソプレン抽出後のQ留分のうち沸点36〜44℃の留
分を石油樹脂の原料として使用し、回収未反応留分より
表2に示される組成のシクロペンテン留分(沸点36〜
44℃)が回収された。
分を石油樹脂の原料として使用し、回収未反応留分より
表2に示される組成のシクロペンテン留分(沸点36〜
44℃)が回収された。
2 シクロペンテン の且 −t%
シクロペンテン 15.4
2−メチル−2−ブテン 1.6
1.3−ペンタジェン 2.2
ペンテン−29,フ
イソプレン 0.2
攪拌機、コンデンサー、温度針および滴下ロートをつけ
た500m lの4日フラスコにヘキサン20gと無水
塩化アルミニウム粉末0.8gを入れ窒素雰囲気下撹拌
して30℃に保っておく。ここにスチレン50gとシク
ロペンテン留分50gの混合物を滴下ロートより、30
℃を保つように冷却しながら加え、ガスクロマド分析し
た結果、スチレンは99゜9%、シクロペンテンは30
.5%その他の不飽和化合物は34.0%反応していた
。メタノールで触媒を分解し、中性まで水洗して濃縮す
ることによりほとんど無色透明の炭化水素樹脂58.6
g (ガスクロマド分析用サンプル補正済み)が得られ
た。炭化水素樹脂の物性を表1に示す。
た500m lの4日フラスコにヘキサン20gと無水
塩化アルミニウム粉末0.8gを入れ窒素雰囲気下撹拌
して30℃に保っておく。ここにスチレン50gとシク
ロペンテン留分50gの混合物を滴下ロートより、30
℃を保つように冷却しながら加え、ガスクロマド分析し
た結果、スチレンは99゜9%、シクロペンテンは30
.5%その他の不飽和化合物は34.0%反応していた
。メタノールで触媒を分解し、中性まで水洗して濃縮す
ることによりほとんど無色透明の炭化水素樹脂58.6
g (ガスクロマド分析用サンプル補正済み)が得られ
た。炭化水素樹脂の物性を表1に示す。
実施例8
スチレンと表2記載のシクロペンテン留分を表1記載の
条件で実施例1と同様重合および後処理した。結果を表
1に示す。
条件で実施例1と同様重合および後処理した。結果を表
1に示す。
比較例4
ジシクロペンタジェン留分を部分水素化して得られる9
、10−ジヒドロジシクロペンタジェン含3910−ジ
ヒドロジシクロペン ジエン9,10−ジヒドロジシク
ロペンタジェン 79.1ジシクロペンタジエン 0.
1 テトラヒドロジシクロペンタジエン 9.6スチレンお
よび9,10−ジシクロペンタジェンを表1記載の条件
で実施例1と同様に重合および後実施例11.12 、
比較例6〜8 表3に記載の炭化水素樹脂40部、エチレン−酸ピコポ
リマー(三井ポリケミカル社製 エバフレックス210
) 40部、140° Fパラフィンワックス20部を
180°Cの油浴温度で1時間溶融攪拌した。
、10−ジヒドロジシクロペンタジェン含3910−ジ
ヒドロジシクロペン ジエン9,10−ジヒドロジシク
ロペンタジェン 79.1ジシクロペンタジエン 0.
1 テトラヒドロジシクロペンタジエン 9.6スチレンお
よび9,10−ジシクロペンタジェンを表1記載の条件
で実施例1と同様に重合および後実施例11.12 、
比較例6〜8 表3に記載の炭化水素樹脂40部、エチレン−酸ピコポ
リマー(三井ポリケミカル社製 エバフレックス210
) 40部、140° Fパラフィンワックス20部を
180°Cの油浴温度で1時間溶融攪拌した。
次に180℃のエアーオーブンで4時間静置し、相分離
しないか調べた。相分離しないものについて接着剤の色
、剥離強度を以下の方法で測定した。
しないか調べた。相分離しないものについて接着剤の色
、剥離強度を以下の方法で測定した。
結果を表4に示す。
(al 接着剤の色
接着剤の室温での色を以下のように評価した。
A:白色、B:淡黄色、C;黄褐色
(bl 剥離強度
アルミニウム箔(厚み50ミクロン)に接着剤を15ミ
クロン厚で塗布し、接着面同志をヒートシールする(温
度170℃、圧力1 kg / cJ 、時間1秒)。
クロン厚で塗布し、接着面同志をヒートシールする(温
度170℃、圧力1 kg / cJ 、時間1秒)。
次にインストロン万能試験機により、温度25℃、速度
300n+n+ / m i nでT型剥離して剥離強
度をめた。結果を表4に示した。
300n+n+ / m i nでT型剥離して剥離強
度をめた。結果を表4に示した。
Claims (3)
- (1) スチレン系炭化水素(A)とシクロアルケン(
B)とから実質的になる共重合体であって、(A)の重
合単位割合が約50ないし約99モル%、(B)の重合
単位割合が約1ないし約50モル%〔(A)と(B)の
合計は100モル%)の範囲で共重合し、かつ数平均分
子量が約200ないし約10,000の範囲にある炭化
水素樹脂(C)。 - (2) スチレン系炭化水素(A)とシクロアルケン(
B)とから実質的になる単量体混合物をフリーデル−ク
ラフッ型触媒の存在下に重合させることを特徴とするス
チレン系炭化水素(A)とシクロアルケン(B)とから
実質的になる共重合体であって、(A)の重合単位割合
が約50ないし約99モル%、(B)の重合単位割合が
約1ないし約50モル%〔(A)と(B)の合計は10
0モル%〕の範囲で共重合し、かつ数平均分子量が約2
00ないし約10.000の範囲である炭化水−素樹脂
(C)の製造方法。 - (3)スチレン系炭化水素(A)とシクロアルケン(B
)とから実質的になる共重合体であって、(A)の重合
単位割合が約50ないし約99モル%、(B)の重合単
位割合が約1ないし約50モル%〔(A)と(B)の合
計はiooモル%〕の範囲で共重合し、かつ数平均分子
量が約200ないし約10,000の範囲にある炭化水
素樹脂(C)からなるホットメルト接着剤用又は感圧接
着剤用タッキファイヤ−0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7664484A JPS60221407A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 新規炭化水素樹脂、その製法およびそれを用いたタツキフアイヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7664484A JPS60221407A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 新規炭化水素樹脂、その製法およびそれを用いたタツキフアイヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60221407A true JPS60221407A (ja) | 1985-11-06 |
JPH0339527B2 JPH0339527B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=13611094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7664484A Granted JPS60221407A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 新規炭化水素樹脂、その製法およびそれを用いたタツキフアイヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60221407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269789A (ja) * | 1989-02-13 | 1990-11-05 | Exxon Chem Patents Inc | 感圧性接着剤 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP7664484A patent/JPS60221407A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269789A (ja) * | 1989-02-13 | 1990-11-05 | Exxon Chem Patents Inc | 感圧性接着剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339527B2 (ja) | 1991-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |