JPS60220169A - 金属板の粉体塗装方法 - Google Patents

金属板の粉体塗装方法

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JPS60220169A
JPS60220169A JP7454884A JP7454884A JPS60220169A JP S60220169 A JPS60220169 A JP S60220169A JP 7454884 A JP7454884 A JP 7454884A JP 7454884 A JP7454884 A JP 7454884A JP S60220169 A JPS60220169 A JP S60220169A
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coating
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前田 博身
Hiroshi Mihara
三原 紘
Yukio Haga
芳賀 幸雄
Toshiharu Ono
大野 俊晴
Takahiro Yuasa
湯浅 高弘
Toshihiko Sakuraba
桜庭 寿彦
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Dai Nippon Toryo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属板の粉体塗装方法に関するものである。
最近、弱電業界、建材業界等では材料金属板に予め塗装
を施したもの(ゾレコードメタル: PCM)を機械加
工することによシ、製品製造の工程短縮化、省力化及び
省スイース化が行なわれている。
従来、このような塗装においては、溶剤型塗料 □が塗
装されていたが、溶剤型塗料では有機溶剤による火災や
中毒の恐れがあり、公害問題をひきおこす可能性が高く
、また二回塗シ以上必要である等の欠点があった。その
ため前記の如き問題点がなく、特にPCMの塗膜性能が
優れ、折り曲げ、絞り加工あるいはプレス加工等の機械
加工に対する耐性が高い熱硬化性粉体塗料の塗装が注目
されるようになってきている。
しかしながら、熱硬化性粉体塗料は、一般に加熱硬化時
間が数分〜数十分と長いためそれがPCM用として致命
的な欠点となり、それ故未だ広く実用化されるに到りて
いない。
そこで本発明者等の一部は、加熱手段としてガス赤外線
燃焼・セーナーを特定条件下で使用により熱硬化性粉体
塗料を数秒〜数十秒で加熱硬化出来ることを見出し、特
許出願(特願昭58−208757号)した。
しかしながら、熱硬化性粉体塗料の加熱硬化時間を大巾
に短縮出来ても、それに伴ない塗装手段も高速で塗装出
来ないと塗装ライン全体として時間短縮できない。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、所望
の均一な厚みを有する塗膜を高速にて連続的に形成する
、金属板の粉体塗装方法を提供することを目的とするも
のである。
このような目的は、2本の粉体輸送管が近接して実質上
平行に配貨されており、該2本の粉体輸送管は対向する
管壁に各々その長さ方向に治ってスリット状の粉体吐出
口が形成されておシ、上記2本の粉体輸送管の間にはそ
の長さ方向に沿ってその間隙に向う如くにスリット状の
エアー吐出口が形成されておシ、該エアー吐出口は圧縮
空気源に接続されており、上記2本の粉体輸送管の間に
はその長さ方向に沿って上記粉体吐出口に関し上記エア
ー吐出口と反対側の位置に粉体吐出口に連通ずる如くに
スリット状のノズルが形成されており、かつ適宜の位置
に帯電機構が設けられている静電粉体塗装ヘッドの上記
2本の粉体輸送管内に熱硬化性粉体塗料を逆向きに導入
せしめ上記ノズルより熱硬化性粉体塗料をカーテン状に
噴出させ、これに対しコンベア等の手段により実質上直
交する方向に搬送させた金属板K、上記噴出させた熱硬
化性粉体塗料を塗装し、次いで上記金属板表面より約1
00〜500mの間隔をもたせた位置より、・々−ナー
ゼード表面燃焼温度を約600℃以上にしたガス赤外線
燃焼ノ々−ナーにて加熱硬化させることKより達成され
る。
以下、図面に基づき本発明で使用する装置を詳細に説明
する。
第1図は本発明で使用する塗装ヘッドの一実施例の使用
状態における一部破断斜視図である。l及び2は粉体輸
送管であシ、好ましくは断面が円形の管体が通常水平方
向に実質的に平行に配列されている。その間隙はあまり
広くはなく、即ち、粉体輸送管1及び2け近接している
。粉体輸送管1及び20対向する管壁にはそれぞれ粉体
吐出口3及び4が形成されている。この粉体吐出口3及
び4は粉体輸送管1及び2の長さ方向に?E=2って延
びており、スリットを形成する。粉体輸送管l及び20
間にはエアー吐出口5が形成されている。
第1図の実施例においては、とのエアー吐出口5は粉体
輸送管1及び2の管壁により構成され、粉体吐出口3及
び4の開口の間に下向きに開口している。このエアー吐
出口5もまた粉体吐出口3及び4と同様に粉体輸送管1
及び2の長さ方向VCGって延びており、スリットを形
成する。エアー吐出口5は圧縮空気源に接続されており
、第1図の実施例においてはその接続のために空気室6
が形成されている。空気室6は粉体輸送管1及び2の上
方にその長さ方向K +Mjって形成されており、両端
部が閉じた構造を有する。空気室6内には該空気室6を
上下に仕切る如くに多孔板7が設けられている。多孔板
7も実質上粉体輸送管1及び2の長さ方向に泊って形成
される。この多孔板7け一方の側からの任意の圧縮空気
流を受けて他方の側へ全面にわたって平均化した空気流
を送るためのものであシ、その小孔の大きさ及び密度は
目的に応じ適宜設定し得る。空気室6の上部には適宜の
位置に1個以上のエアー送入口8が付設されており、該
エアー送入口8は圧縮空気源(図示せず)K接続されて
いる。粉体吐出口3及び4の下方には、これら粉愉、吐
出口3及び4更にエアー吐出口5に連通して1つのノズ
ル9が形成されている。
仁のノズル9も又、粉体輸送管1及び2の長さ方向に治
って延びており、スリットを形成する。ノズル9の内部
には粉体吐出口3及び4に近接してベンチュリ10を形
成しておくのが好ましい。ベンチュリ10は粉体輸送管
1及び2の長さ方向に垂直な全ての断面において同一の
形状を有する。
また塗装ヘッドには空気をイオン化させるため適宜の位
#に帯電機構が設けられている。帯電機構は圧縮空気源
とエアー吐出口50間、ノズル部9あるいはこれらの近
辺に設けられた多孔電極もしくは線状電極から形成する
ことができる。
第1図は、多孔板7に多孔電極を設置し、また粉体輸送
管I及び2の下方にノズル9の外周部に近接して空気室
12が形成されており該空気室12のノズル部9との境
界には多孔電極11が設けられている例を示すものであ
る。この多孔電極11及び空気室12も粉体輸送管l及
び2の長さ方向に泊って形成される。尚、空気室I2の
側部には適宜の位置に1個以上のエアー送入口8′が設
けられている。
第2図は多孔板7に多孔電極を付設し、またノズル部9
に線状電極14を設置した例を示すものである。
第3図は多孔板7に多孔電極を設置し、またエアー吐出
口5付近に線状電極13を設置した例を示すものである
第4図はエアー吐出口5付近に線状電極13を設置し、
またノズル部9の外周部に多孔電極11を設置した鉤を
示すものである。
第5図はエアー吐出口5付近に線状電極13を設置し、
またノズル部9に線状電極14を設置した例を示すもの
である。
電極の数は単一でもよいが、前述の如く複数の組合せが
望ましい。また複数の電極間には電位差をもたせるのが
好ましい。すなわち第1図の例において上部にある多孔
電極7とノズル部9にある多孔電極1工との電位の比率
を0.7〜o8:1となるように設定すれば、帯電した
粉体塗料の動きが加速され、直進性が良くなるため飛散
が少なくなり、被塗物への塗着効率がさらに向上する。
第6図は以上の如き塗装ヘッドを用いた粉体塗装装置の
系統図である。20は塗装ヘッドであシ、その粉体麺送
管l及び2珪紙面に沿って左右方向に配買されている。
21はコンベアであり、被塗物22を紙面と垂直の方向
へ一定の速さで搬送せしめるためのものである。23は
粉体塗料供給機であり、粉体はここから導管24を経て
塗装ヘッド20の粉体輸送管1及び2内に通常粉体が0
18〜2.5vot%になるよう供給される。ここで第
1図にも示される如く、粉体輸送管1と2とで祉矢印で
示される如く粉体の移動方向が逆向きになる様に導管2
4を分岐せしめて粉体輸送管l及び2に接続する。粉体
供給機23としては、圧力受容式、スクリュ一式、エジ
ェクタ一式、又は回転ディスク式等が一般的に使用され
る。粉体供給機23の能力及び導管240大きさは適宜
設定可能であるが、たとえば粉体供給機23の粉体供給
量は500I〜7険扮の範囲で適宜変更できることが好
ましい。また、圧縮空気源から塗装ヘッド20の空気室
6内に送入される圧縮空気の圧力は通常0.5〜2.0
−一程度が適当であるので、粉体輸送管1及び2内にお
ける粉体の供給圧力は通常0.2〜0.5v−程度が適
当であり、塗膜厚みを厚くする場合や塗膜厚みを維持し
たitでコンベアースピードを上げ塗装スピードを高速
化する場合等は高い圧力となる様にする。更に二次エア
ー送入口25を設けておくことによシ粉体の分散がよく
なり低吐出量での脈動が防止でき、吐出量を均一化でき
月つ吐出量の微調整が容易になる。31は高電圧発生器
であり、直流高電圧を高圧ケーブル32を経て塗装へ、
ド20の電極7.11.13あるいは14に供給するた
めのものである。一方、塗装ヘッドにおいてノズルから
噴出されなかった粉体は導管26を経てサイクロン27
に導かれ捕集される。ここで微粉分離器28によ沙微粉
が除去され、再使用可能な粉体は粉体供給機23に戻さ
れ再び塗装ヘッド20に供給される。サイクロン27の
排気は・セックフィルター29で除塵され排風機30に
より排出される。
以上の如き塗装ヘッドによれば、粉体輸送管1及び2を
通過せしめられている粉体の一部は、エアー吐出口5か
らノズル9へのエアー吐出にともない粉体吐出口3及び
4から吐出されノズル9から被塗物22へと噴出せしめ
られる。ここで、粉体輸送管1及び2.粉体吐出口3及
び4.エアー吐出口5及びノズル9は粉体輸送管1及び
2の長さ方向に垂直な全ての断面において同一の形状で
あるので、ノズル9からの粉体噴出・平ターンを上記全
ての断面において同一にすることができる。
この際、第1図に示される如く、粉体輸送管1と2とで
粉体移動方向を逆にしておけば、粉体輸送管1及び2が
長い場合に導管24との接続部(粉体入口)と導管26
との接続部(粉体出口)とでは粉体吐出孔3又は4から
の粉体吐出量が異なる現象を打消して、塗装ヘッドの長
さ方向に関し均一な粉体噴出量が得られる。
また、第1図に示される如く空気室6を設は且つ多孔電
極7を形成しておけば、圧縮空気源からの空気流を塗装
ヘッドの長さ方向に均一化すると同時に空気をイオン化
してエアー吐出口5へと供給することができるので、ノ
ズル9からの粉体の噴出量の均一度をより高くすると共
に粉体に電荷を与えることができる。
同様に、空気室12を設は且つ多孔電極11全形成して
おけばノズル9内へイオン化した空気流を塗装ヘッドの
長さ方向に均一化して吐出することができるので、ノズ
ル9内で粉体の分散・混合を高めると共に、多孔電極7
と11の間に電位差をつけることで粉体の動きが加速さ
れ被塗物に効率よく密着塗布することができる。
更に、第1図に示される如く、ノズル9内にベンチュリ
10を形成しておくことにより、この部分における圧力
が低下し、これKよシ粉体吐出口3及び4からの粉体の
吸引がより効果的になされ且つこの部分において粉体吐
出口3と4からの粉体の混合が十分に行われ、ノズル9
からの粉体噴出パターンの均一性を高めることができる
本発明で使用する塗装ヘッドは以上の如くであるので、
被塗物(金属板)22を一定のスピードで搬送しながら
その上方にノズル9のスリ、トが実質上平行となる様に
一定の距離を隔てて塗装ヘッドの長さ方向を被塗物の移
動方向と実質上直交する様に配置して帯電した粉体を噴
射することにより、被塗物22の表面に一定の膜厚を有
する密着力の強い塗膜を効率よく形成することができる
そして、吐出エアーの圧力及び/又は粉体供給量を適宜
調節することによ)、粉体噴出・やターンの均一性を損
うことなく嘴体噴出量を変えて粉体塗装を行うととがで
きる。また、本発明で使用する塗装ヘッドはスリット状
のノズル9を有するのでカーテン状に粉体が噴出され、
被塗物22をこれに対し実質上直交する方向に移動する
ことによシ高速にて大面積の塗装が可能となる。
次に、本発明において加熱硬化手段に使用するガス赤外
線燃焼ノ々−ナーとしては、IF−々−ナー(大阪瓦斯
及び正英製作所社製商品名) 、MarsdenInf
rared generator /’ −す − (
MarmdenManufacturing社製商品名
)等が代表的なものとして挙げられる。
第7図は代表的ながス赤外線燃焼・7−ナーの側断面図
であり、第8図は代表的なガス赤外線燃焼・ンーナーの
配管フロー例である。ガス赤外線燃焼ノ々−ナー人は、
主要部がノーナーーード51、混合ガス室52、混合ガ
ス分散室53、冷却管54、混合ガス挿入口55、冷却
エアー挿入口56から構成されている。
ガス赤外線燃焼ノ々−ナーは、天然ガス、プロパンがス
、都市ガス等の燃料ガスとエアとをブラスト方式等で混
合した混合ガスを混合ガス室52に送シ込みス・ターン
等の手段により点火し、A−ナーーード51の表面にて
燃焼させる方式のものである。なお、プラスト方式とは
燃料ガスに、燃焼に必要なエアー量をファンにて強制的
に送シ込み混合ガスとする方式のものである。
またノ々−ナー2−ド51としてはセラミック多孔板、
金属パンチング板等も使用出来るが、1rfVCセラi
ツクファイノ々−を重ね成形したセラミックファイ・々
−ゼードが放射効率、軽量、および機械的衝撃、振動に
対する耐性等の点から最適である。
ガス赤外線燃焼・セーナーによる塗膜加熱原理は、燃料
ガスが燃焼し、ノ々−ナーゼード51の表面で燃焼が完
了し、ノ9−ナーI−ド自身を強く赤熱し、その熱が放
射エネルギーKffi!5.その熱放射線が波動現象に
よし周囲に伝播し、塗膜を含む被塗物内で再び熱に変わ
り、その熱で塗膜を加熱硬化せしめるというものである
なお、前記熱放射線は主として約0.7〜20μの波長
を持つ赤外線であり、・9−ナーぜ一ドとしてセラミッ
クファイノe −N−ドを使用した場合、単位面積当り
の発熱量は、約12万〜21万KCat/r?hとなシ
、ゼード表面温度を950℃程度まで加温することが可
能となる。
第9図はコンベア21で搬送される被塗物22を前記説
明した装WIKより塗装し、加熱硬化せしめる全体装置
の概略側断面図である。
次に本発明の金属板塗装方法につき説明する。
まず鉄板、亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム板等の厚さ0
1〜1.5簡程度の金属板に、必要に応じ前処理、ブラ
イ1−塗布等の下地処理を施した後、金属板を例えばコ
ンベアラインで搬送しながら、前記静電粉体塗装ヘッド
のノズル9よりカーテン状に噴出される熱硬化性粉体塗
料を乾燥膜厚約15〜70μ程度になるよう塗装する。
次いで、連続的に塗装した金属板をコンベアライン等で
搬送しながらガス赤外線燃焼ノ々−ナーにで加熱硬化さ
せる。その際、ガス赤外線燃焼・ンーナーのノ々−ナー
I−ド表面燃焼温度を約600℃以上にする。温度が6
00℃より低いと本発明で目的とする短時間での塗膜硬
化が出来なくなるので好ましくない。温度の上限は、特
に制限ないが、経済上の理由から900℃以下が好まし
く、特に好ましい温度範囲は750〜850℃であり、
この範囲で、金属板の厚み吟によシ多少異表るが、5〜
30秒間で塗膜硬化させることが可能である。
また金属板表面とガス赤外線燃焼・々−ナーの・々−ナ
ー2−ド表面との間隔は約100〜500mにしておく
。間隔が500−を越えると、ノンーナー、1?−ド表
面燃焼温度を前記範囲より高くしないと短時間での塗膜
硬化が出来ず、また、焼付むらも生じやすくなり、さら
に設備が必要以上に太きくなるので好ましくない。逆に
間隔が100調未満にガると、塗膜が焼けたり、あるい
は反射熱により・マックファイヤー等のガス赤外線燃焼
・寄−ナーへの支障をきたしたりするという恐れがあり
好ましくない。
なお、本発明で使用する熱硬化性粉体塗料は、合成樹脂
に必要に応じ架橋剤、顔料、垂れ防止剤、表面調整剤、
紫外線吸収剤等の添加剤を溶液ブレンド法、トライブレ
ンド法、溶融ブレンド法部により混合して得られたもの
で、従来から一般に使用されている、平均粒杼15〜1
50μ程度のアクリル樹脂系、4?リエステル樹脂系、
工Iキシ樹脂系等の熱硬化性粉体塗料がそのまま使用出
来る。
以上の通り、本発明の塗装方法によシ従来技術では全く
予想もされなかったような高速にて連続的に所望の均一
な厚みを有する塗膜を形成することが可能とな9、従っ
て本発明の塗装方法は特にPCM分野において実用的価
値が至大であり、画期的なものである。
以下、本発明をさらに実施例により説明する。
実施例1: ラインスぎ−ド15 yn/minのコンベアに乗せた
、長さ2300m、幅1000m+、厚さ0.45−の
亜鉛メッキ鋼板表面に熱硬化性ポリエステル−ウレタン
系粉体塗料[V −PETす4000アゼガドグリーン
(大日本塗料社製商品名)〕を第1図に示す塗装へ、ド
を使用し、下記条件にて塗装し、次いで第9図に示す通
りコンベアにて、キュア −用オープンのガス赤外[燃
焼・々−−)−−(xF−t−ナー(正英製作所社製商
品名)の下を下記条件にて通過させ加熱硬化させた。
く塗装ヘッド〉 外観寸法−CL)1200wwX%t)250mXQJ
330msノズル幅・・・ 611II 粉体吐出量・・・ 約16009/mln粉体濃度(対
エアール・3.31//を使用エアー量−480t/m
ln 塗着率・・・ 70重量% 電圧、、、 DC−80KV(電流350μA:11度
20℃、湿度50チRH) くキュアー用オーブン〉 炉体寸法・・ ■14?FIX■1.6 m X(1)
0.8 mセラミツ)Jアイノ々−デー11枚の寸法・
・・■1.3mX勢0.3m セラミックファイ/々−ゼード1枚の照射有効幅・・・
(L)1.2mXVI/10.19m 使用セラミ、クファイノ々−)げ−ド数・・・4敢熱源
・・・ 天然ガス 燃料ガス量・・・ 4.2 N m”/h r/1枚ガ
ス圧力・・・ 200m+Aq エアー量−67N m’/h r/1枚エアー圧力・・
・ 400■Aq バ一ナ一部温度・・・ 800℃(ノマーナーの面負荷
18万Ka4/rr? 、h r ) 熱線の波長・・・ 2〜6μで809gを占め、ピーク
は3〜4μ 照射距離・・ 300目 滞留時間・・・ 30秒 得られた硬化塗膜につき各種性能試験をし、その結果を
第1表に示す。
実施例2: 粉体塗料として熱硬性ポリエステル−エポキシ系粉体塗
料(V −PETす5000グリーン(大日本塗料社製
商品名)〕を使用する以外は、実施例1と同様にして塗
装、加熱硬化させた。得られた硬化塗膜につき各種性能
試験をし、その結果を第1表に示す。
実施例3: 粉体塗料としてアクリル樹脂系粉体塗料(V−PETす
1370QDアイぜリー(大日本塗料社製商品名)〕を
使用する以外は実施例1と同様にして塗装、加熱硬化さ
せた。得られた硬化塗膜につき各種性能試験をし、その
結果を第1表に示す。
比較例1: ガス赤外線燃焼パ・−ナーによる加熱手段の代りに、2
30℃の熱風炉(サタケ式ジェットオープン)を用いて
3分間加熱する以外は実施例1と同様にして硬化塗膜を
得、その性能試験結果を第1表に示す。
比較例2ニ ガ、ス赤外線燃焼・々−ナーによる加熱手段の代りに、
200℃の熱風炉を用いて3分間加熱する以外は実施例
2と同様にして硬化塗膜を得、その性能試験結果を第1
表に示す。
比較例3: ガス赤外線燃焼ノ々−ナーによる加熱手段の代シに17
0℃の熱風炉を用いて3分間加熱する以外は実施例3と
同様にして硬化塗膜を得、その性能試験結果を第1表に
示す。
注2 ) JI8−Z−2247による注4 ) JI
8−に−5400−7,8による。(240時間)第1
表よシ明らかの通り本発明の方法により高速で塗装し、
かつ短時間で加熱硬化させても、比較例1〜3の如〈従
来の熱風炉で数分間加熱硬化させる方法と全く同程度の
塗膜性能を有する塗膜が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する塗装ヘッドの一実施例の使用
状tllKおける一部破断斜視図である。第2図〜第5
図は電極位置を変えた他の実施例を示す一部破断余)視
図である。第6図は塗装ヘッドを用いた粉体塗装装置の
系統図である。第7図は本発明で使用する代表的なガス
赤外線燃焼・々−ナーの側断面図である。第8図は代表
的なガス赤外線燃焼・々−ナーの配管系統図である。第
9図は本発明の方法に使用する代表的な全体装置の概略
側断面図である。 1.2・・・粉体輸送管、3,4・・・粉体吐出口、5
・・・エアー吐出口、6,12・・・空気密、7・・・
多孔板兼電極、8,8′・・・エアー送入口、9・・ノ
ズル、10・・・ペンチ、す、11・・・多孔電極、1
3.14・・・線状電極、20・・・塗装ヘッド、21
・・コンベア(a−ラ一式)、 21’・・・コンベア
(スラットロムネット式)、22 、22’・・・被塗
物、23・・・粉体供給機、24.26・・・導管、3
1・・・高圧発生器、32・・・高圧ケーブル、33・
・・回収用ベルトゴソーア134・・・ドクター、35
・・・回収タンク、36・・・かき落しブラシ、50・
・・キュアー用オープン本体、51・・・ノ々−ナーゼ
ード、52・・・混合ガス室、53・・・混合ガス分散
室、54・・・冷却管、55・・・混合ガス挿入口、5
6・・・冷却エアー挿入口、57・・・−S−ナーゼー
ド不燃処理部、58・・りンーナーゼード押え板、61
・・・ゼロガバナ、62・・・調整弁、63・・・ブラ
スト式ミキサー、64・・・コンベア駆動装置、65・
・・排気ファン、66・・・排気がス捕集フード、A・
・ガス赤外線燃焼・ンーナー、B・・粉体塗料。 IN1図 笛2図 第3図 第4図 I!5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2本の粉体輸送管が近接して実質上平行に配置さ
    れており、該2本の粉体輸送管は対向する管壁に各々そ
    の長さ方向に沿ってスリ、ト状の粉体吐出口が形成され
    ておシ、上記2本の粉体−送管の間にはその長さ方向に
    清ってその間隙に向う如くにスリット状のエアー吐出口
    が形成されており、該エアー吐出口は圧縮空気源に接続
    されておシ、上記2本の粉体輸送管の間にはその長さ方
    向に沿って上記粉体吐出口に関し上記エアー吐出口と反
    対側の位置に粉体吐出口に連通する如くにスリット状の
    ノズルが形成されており、かつ適宜の位置に帯電機構が
    設けられている静電粉体塗装ヘッドの上記2本の粉体輸
    送管内に熱硬化性粉体塗料を逆向きに導入せしめ、上記
    ノズルより熱硬化性粉体塗料をカーテン状に噴出させ、
    これに対しコンベア等の手段により実質上直交する方向
    に搬送させた金属板に、上記噴出させた熱硬化性粉体塗
    料を塗装し、次いで上記金属板表面よシ約100〜50
    0■の間隔をもたせた位置よシ、A−ナーーード表面燃
    焼温度を約600℃以上にしたガス赤外線燃焼/々−ナ
    ーにて加熱硬化させることを特徴とする、金属板の粉体
    塗装方法。
  2. (2) 上記ノ々−ナーゼードがセラミック7アイノ)
    −/−ドであることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の金属板の粉体塗装方法。
JP7454884A 1984-04-13 1984-04-13 金属板の粉体塗装方法 Granted JPS60220169A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035064A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Tosomo Kk 樹脂膜形成装置及び樹脂膜形成方法

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JP2006035064A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Tosomo Kk 樹脂膜形成装置及び樹脂膜形成方法

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