JP3825588B2 - 静電植毛装置、静電塗装装置に配する静電加工室 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送り出し装置に装着したコイル状に巻き取った長尺の帯状の鉄板、非鉄金属板等を送り出し装置から繰り出し、これを長尺の帯状平板としながら、アース状態で静電植毛室、静電塗装室を通過させて静電植毛、静電塗装加工を施し、その後処理を施して順次巻き取り装置に巻き取ると言う手順で植毛、塗装加工を行う静電植毛装置、静電塗装装置に配する静電植毛室、静電塗装室としての静電加工室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
静電植毛、静電塗装加工は、被加工物をいわゆるワークとし、これをアース状態として、静電植毛室、静電塗装室内に配置した電極と一定の距離を保持して対設し、該電極に高圧静電気を印加して、該電極と該ワークとの間に電界を形成して、この電界中に発生する該電極から該ワークに向う電気力線の作用を利用して、静電植毛室、静電塗装室内で飛翔する無数の短繊維、塗料に帯電させ、該短繊維、塗料を該ワークに向って飛翔させ、該短繊維、塗料を該ワークに均一状態でを植設し、或は塗料を塗着すると言うものである。
【0003】
このワークに対する静電植毛、静電塗装加工は、このワークを、静電植毛室、静電塗装室内でアースされた支持具に支持した静止状態で行う場合もあり、また、静電植毛室、静電塗装室内をアースされた支持具に支持して通過させる移動状態の下で行う場合もある。また、前記支持具を用いずに、ワークをアース状態として前記加工を行ういずれの場合でも、短繊維、塗料を所定の濃密状態で植設、塗着するためには電極とワークは常に定められた距離を保持した対設状態で、且つ、計算された所定の時間をかけて前記操作が行われる。
従って、静電植毛室、静電塗装室内を通過させる移動状態の下でワークに対する静電植毛、塗装を施す作業は、必然的に静電植毛室、静電塗装室内を通過するに必要な時間、換言すれば移動速度が考慮されなければならない。
【0004】
静電植毛室、静電塗装室内を飛翔させた短繊維、塗料をワークに静電植毛、静電塗装する手段に次の型式がある。電極をワークの上方に配置し、ワークの上方から短繊維、塗料を静電植毛、静電塗装する型式をダウン方式と言う。電極をワークの下方に配置し、ワークの下方から短繊維、塗料を静電植毛、静電塗装する型式をアップ方式と言う。電極をワークの側方に配し、ワークの側方から短繊維、塗料を静電植毛、静電塗装する型式をサイド方式と言う。
【0005】
長尺の帯状平板であるワークを静電植毛室、静電塗装室を通過させながら移動状態下で静電植毛、静電塗装を施す作業を行う場合、その作業時間を短縮する必要性がない場合には、静電植毛室、静電塗装室の構成について特に従来型の静電植毛室、静電塗装室を改良する考慮を払う必要はない。
なぜなら、前記ワークを従来例に倣って静電植毛室、静電塗装室を通過させればよいからである。
【0006】
これに対して、前記ワークに植毛作業、塗装作業を行うに当たり、静電植毛或は静電塗装の時間を短縮し、作業効率を向上させるためには前記ワークを高速で静電植毛室、静電塗装室を通過させるようにする必要がある。しかも、所定の濃密状態で均一の静電植毛、静電塗装をワークに施そうとするときは、前記ワークを所定の濃度で均一の静電植毛、静電塗装を施すことができるようにした静電植毛室、静電塗装室を高速で通過させなければ成らないことになる。
そうすると、前記作業を行うためには静電植毛室、静電塗装室は必然的に、静電植毛室、静電塗装室の入口から出口の間、即ち、前記ワークが電極と対向する距離を長くするため電極配置区間を長くして構成しなければならないと言うことになる。
【0007】
長尺の帯状の被加工物であるワークが紙、或いは布のように軽い物である場合には、電極配置区間を長くした静電植毛室、静電塗装室をワークが通過するようにし、その移動状態下で静電植毛、塗装作業を行うにしても静電植毛室、静電塗装室を通過するワークは、静電植毛室、静電塗装室の入口側から出口側に向って通過させる引張力によってワークが静電植毛室、静電塗装室の入口から出口に向って通過する間に静電植毛室、静電塗装室内でたるみを生ずることなく、水平面、垂直面を保持した長尺の帯の状態で静電植毛室を通過し、従って、ワークが静電植毛室、静電塗装室を通過する過程で、静電植毛室、静電塗装室に配された電極との間の距離の変動を来すことはない。
従って、前記ワークに対しては、静電植毛室、静電塗装室に特別の配慮をしなくても、従来型のアップ、ダウン、サイドの各方式の静電植毛室、静電塗装室で静電植毛、静電塗装を行うことができる。
【0008】
ところが、被加工物であるワークが長尺の鋼板、鉄板、ステンレス等の帯状金属板である場合は、前記した紙、布等と異り、ワーク1が金属板であるところから前記静電植毛室、静電塗装室2を入口3から出口4に向って通過する過程で、ワーク1の自重がワーク1を静電植毛室、静電塗装室2の入口3側から出口4側に向って通過させる引張力に打ち勝って、静電植毛室、静電塗装室2内を垂直面、水平面を維持した長尺の帯状で通過させることはむずかしい。このワーク1を垂直に移動させることは別問題として、水平に移動させようとするときはワーク1に静電植毛室、静電塗装室2内で図1に示すようにたるみが生じ、その結果静電植毛室、静電塗装室2内に配した電極5との間で平行間隔を保てないことになる。
【0009】
静電植毛室、静電塗装室2を入口3から出口4に向って通過するワーク1に、前記したたるみ状態が生ずると言うことは、該ワーク1の表面に均一の濃密状態の植毛層、塗装膜を形成するためには電極5とワークの間の距離は静電植毛、静電塗装の作業中は常に一定の距離を保持しなければならないと言う条件を崩すことになる。電極5とワーク1である帯状の金属板の間にたるみを生じた個所とたるみを生じない個所が出来ると言うことは、たるみを生じたところとたるみを生じないところでは電極5とワーク1の間に形成される電界距離の変動を生じさせることになる。このことは、ワーク1が静電植毛室、静電塗装室2内でひきおこすたるみを生じた個所とたるみを生じない個所とは電極5とワーク1の間に生じる電界中の電極からワークに向う電気力線の強さを異にする現象を生じることになる。
この現象の生じた下で行う静電植毛、静電塗装加工では、短繊維、粉体塗料を電極からワークに向って均一な力で飛翔させることはできないのでワークに均一の植毛、塗装を得られないと言う不都合を生じることになる。
【0010】
従来技術は、静電植毛室、静電塗装室内を高速で、前記ワークを通過させると言う考え方はなかったのでこの点に関する配慮は全くなされていなかった。
【0011】
静電植毛と静電塗装とが同一の原理によって行われるものであることについて一応説明する。
静電植毛に関する技術も、静電塗装に関する技術も共に、高圧静電気を印加する電極を備え、且つ、被静電加工物を該電極にアースされた状態で対向させて配置できるようにした静電加工室内で電極に高圧静電気を印加し、被静電加工物に向って放電させ、その電極と被静電加工物の間に形成される電界中に発生する電極から被静電加工物に向う電気力線を利用して、前記静電加工室であるハウジング内で電極と被静電加工物の間に飛翔する微細物を帯電し、この帯電した微細物を、被静電加工物に向って飛翔させると言う現象を利用すると言う考え方を基本とするものである。
【0012】
静電植毛に関する技術と、静電塗装に関する技術の大きく異なる点は、静電植毛に関する技術は、前記静電加工室であるハウジング内を飛翔する前記微細物は、導電性を付与した短繊維であること、被静電加工物は、表面に接着剤を塗布し、未乾燥の状態の接着剤層を形成したアース状態の物であること、その短繊維を帯電し、電極とワークの間に形成される電界中に生じる電気力線の作用を利用して、該短繊維を該ワークに形成した接着剤層面に向って飛翔させ、該短繊維の先端を該ワークの接着剤層面に突き刺して植設すると言うものである。
これに対して静電塗装に関する技術は、前記静電加工であるハウジング内を飛翔する前記微細物は、絶縁性の微粒の粉体塗料であるか或は液体を霧化した塗料であること、被静電加工物は、接着剤層のようなものは形成されていないアース状態の物であること、その粉体塗料或は霧化塗料を帯電し、電極とワークの間に形成される電界中に生じる電気力線の作用を利用し、作用により該粉体塗料を該ワークの面に向って飛翔させ、該粉体塗料を該ワークの面に静電気の作用によって付着させると言うものである。
【0013】
両者は、ワークと電極との間に電界を形成し、この電界中に生ずる電気力線を利用すると言う原理を同じくするものであるが、ワークの状態と帯電させて飛翔させる微細物を異にする。
即ち、静電加工室であるハウジングの構造を、電極を配し、この電極に対向させて、アース状態のワークを配置するようにし、電極とワークの間に電界を形成し、電極からワークに向う電気力線を生じさせる構造とすることは同じである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記実情に鑑み、コイル状に巻き取った長尺の金属板、非鉄金属板に接着剤層を形成し、長尺の帯状としたワークに静電植毛、静電塗装を施す場合、該ワークが、電極配置区間を長くしたアップ方式の静電植毛室、静電塗装室を入口から出口に向って通過する過程で、静電植毛室、静電塗装室内で自重によるたるみの生ずるのを強制的に阻止し、該ワークが静電植毛室、静電塗装室を通過する過程で静電植毛室、静電塗装室に配された電極と常に所定の距離を保って静電植毛室、静電塗装室を通過し、従って、たるみによる該ワークと電極の電界距離の変動により、電極から該金属板に向う電気力線に強弱現象の生じるのを阻止し、短繊維、塗料を所定の条件で電極から該金属板に飛翔させ、その条件下でワークに均一な植毛、塗装が得られるようにしようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
送り出し装置に装着したコイル状に巻き取った長尺の帯状鉄板或は非鉄金属帯状板として送り出し装置から繰り出して、その表面に接着剤層を形成した長尺の帯状ワークとして高速で静電植毛室を通過させて導電性を付与された短繊維を以て静電植毛加工を施した後、後加工を経て巻き取り装置に巻き取る過程で通過させる静電植毛室の構成を、静電植毛室の入口と出口の間で、静電植毛室を通過する該長尺の帯状ワークに対して、該ワークの自重によって生ずるたるみに相当する谷間状狭傾部面を形成する押圧ロールを配するとともに、該押圧ロールにより該長尺の帯状ワークに形成される谷間状狭傾部面と平行に電極を配して成る静電植毛装置に関する静電加工室の構造とした。並に、送り出し装置に装着したコイル状に巻き取った長尺の帯状鉄板或は非鉄金属帯状板として送り出し装置から繰り出して、長尺の帯状ワークとして高速で静電塗装室を通過させて絶縁性を付与された塗料静電塗装加工を施した後、後加工を経て巻き取り装置に巻き取る過程で通過させる静電塗装室の構成を、静電塗装室の入口と出口の間で、静電塗装室を通過する該長尺の帯状ワークに対して、該ワークの自重によって生ずるたるみに相当する谷間状狭傾部面を形成する押圧ロールを配するとともに、該押圧ロールにより該長尺の帯状ワークに形成される谷間状狭傾部面と平行に電極を配して成る静電塗装装置に配する静電加工室の構造とした。
【0016】
【実施例】
本発明は、送り出し装置に装着されたコイル状に巻き取った鉄板である金属板や非鉄金属板等を送り出し装置から長尺の帯状平板として送り出し、この長尺の帯状平板を帯状のワークとし、これをアースした状態で、静電植毛室、静電塗装室の入口から出口に向って電極と平行状態を保持して通過させ、その過程で該帯状のワークに静電植毛、静電塗装加工を施し、その操作を終ったワークを更に所定の後加工を施した後、巻き取り装置で巻き取ると言う複合装置から成る静電植毛装置、静電塗装装置を構成するアップ方式の静電植毛室、静電塗装室である静電加工室に関するものである。
【0017】
前記帯状のワークを植毛加工物とするときは、静電植毛室の手前に配された接着剤塗布装置により、表面に接着剤を塗布して接着剤層を形成する。
【0018】
本発明の要点を図2を示して説明する。
該ワークが静電植毛室、静電塗装室である静電加工室の入口から出口に向って通過する静電加工室内の通路の所定の個所に何等の処置を講じなかったとき、図1に示すように該ワークが静電植毛室、静電塗装室である静電加工室内のワーク通路を通過する過程で自重により谷間状のたるみを生じる。本発明は、静電植毛室、静電塗装室である静電加工室に、該ワークを通過させるとき、該ワークに、前記状態と同じような状態の谷間状の狭傾部面を強制的に形成する装置と、該装置によって静電植毛室、静電塗装室である静電加工室の入口と出口の間でワークに形成される該谷間状の狭傾部面の狭傾角度に対応した狭傾角度で電極を配すると言う点である。
【0019】
静電植毛は、該ワークの通過する通路の所定の個所に、静電植毛室2を通過するワーク1に対してワークに形成した接着剤層面と反対面を強制的に押圧して該ワーク1に谷間狭傾部面を形成しながら、静電植毛室2を通過させる該ワーク面を押圧して回転するロール6を配し、このワーク面を押圧して回転するロール6によって形成されるワーク1の谷間状の狭傾部面形成角度と対応した狭傾角度に電極5A、5Bを配して構成するものである。
この構成は前記押圧回転ロール6と電極5A,5Bを静電加工室である静電植毛室内に固定して配置することに限定する必要はなく、前記押圧回転ロール6と電極5A,5Bの狭傾角度関係を手動装置或は自動装置により調節のできるワーク面押圧ロール6と、そのロールの位置変動に同調して狭傾角度を変更できる電極5A,5Bを連動するように配して構成することも可能である。
【0020】
上記のように構成した静電植毛室2内を、入口から出口に向ってワーク1を高速で通過させると、そのワークは接着剤層形成面を下向きにし、即ち、該ワーク1の谷間状狭傾部面の接着剤層形成面を、前記ワーク1の谷間状狭傾面に対応する角度に狭傾して配した電極と常に所定の距離を保った状態で静電加工室である静電植毛室2内を電極5A,5Bと平行にして高速移動することになる。
この電極に高圧静電気を印加することにより該ワークと該電極間に発生する電界中の電気力線は常に同じ強さが動くことになる。
実施例では、ワークの接着剤層形成面を下向きに押圧して植毛するアップ方式を例にとって説明したが、ワークの接着剤層形成面を上向きに押し上げ、その押し上げ角度に対応する角度に電極を配して植毛するダウン方式とすることも理論的には応用できる。
【0021】
静電塗装を行うには、前記ワークに接着剤層を形成する必要はないことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】
そうすると、本件発明にかかる静電加工室である静電植毛室、静電塗装室中を飛翔する導電性を付与された短繊維、塗料は長い距離間を常に電極と所定の間を保って移行するワークにむらなく飛翔して短繊維はその先端を該接着剤層形成面に突き刺さし均一の植毛状態が得られ、また、塗料は均一に塗着された状態が得られることになる。
即ち、短繊維を均一の状態で植毛したワーク、塗料を均一に塗着したワークが得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】長尺の帯状ワークを通過させる構成の静電加工室に何らの処置を講じなかった場合に起きる静電加工室の長尺の帯状ワークの状態を示す略図。
【図2】本発明の静電加工室内を長尺の帯状ワークを通過させる状態を示す略図。
【符号の説明】
1.ワーク
2.静電植毛室、静電塗装室
3.入口
4.出口
5A,5B 電極
6.押圧回転ロール
Claims (2)
- 送り出し装置に装着したコイル状に巻き取った長尺の帯状鉄板或は非鉄金属帯状板として送り出し装置から繰り出して、その表面に接着剤層を形成した長尺の帯状ワークとして高速で静電植毛室を通過させて導電性を付与された短繊維を以て静電植毛加工を施した後、後加工を経て巻き取り装置に巻き取る過程で通過させる静電植毛室の構成を、静電植毛室の入口と出口の間で、静電植毛室を通過する該長尺の帯状ワークに対して、該ワークの自重によって生ずるたるみに相当する谷間状狭傾部面を形成する押圧ロールを配するとともに、該押圧ロールにより該長尺の帯状ワークに形成される谷間状狭傾部面と平行に電極を配して成ることを特徴とする静電植毛装置に関する静電加工室の構造。
- 送り出し装置に装着したコイル状に巻き取った長尺の帯状鉄板或は非鉄金属帯状板として送り出し装置から繰り出して、長尺の帯状ワークとして高速で静電塗装室を通過させて絶縁性を付与された塗料静電塗装加工を施した後、後加工を経て巻き取り装置に巻き取る過程で通過させる静電塗装室の構成を、静電塗装室の入口と出口の間で、静電塗装室を通過する該長尺の帯状ワークに対して、該ワークの自重によって生ずるたるみに相当する谷間状狭傾部面を形成する押圧ロールを配するとともに、該押圧ロールにより該長尺の帯状ワークに形成される谷間状狭傾部面と平行に電極を配して成ることを特徴とする静電塗装装置に配する静電加工室の構造。
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