JPS60219873A - 輪郭補償回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は輪郭補償回路（ｃｏｎｔｏｕｒ　ｃｏｒｒｅｃ
ｔｏｒ　）に係り、特にビデオカメラ等で得た被写体の
カラー画（１（映像）信号の鮮鋭度の改善を行なう輪郭
補償回路に関する。

（従　来　技　術） 一般に、再生カラー映像信号の鮮鋭度を改善りるために
輪郭補償を行なう。この輪郭補償は、映像信号の水平・
垂直方向の画像に輪郭信号（コンドア信号）を付加して
行なうものであって、補償信号を発生ずるためには、原
イ８号（ビデオ信号）とｔ時間および２を時間遅延させ
た信号とをイれぞれ組み合わヒ゛て、輪郭信号を発生さ
せ、その輪郭信号をｔ時間遅延さゼた信号に付加した輪
郭補正映像信号を得ているものである。

このような輪郭補償回路によって、例えばビデオカメラ
等で得た被写体のカラー画像（映像）信号の補償を行な
った場合、特に賄い場所での撮影において得られたカラ
ーｌ１Ｉｉ像＜ｌ１ｌｌｉ像）信号については、画像の
暗い部分、すなわち、映像信号の黒部ではビデオカメラ
内部のガンマ補正回路による信号処理によって黒方向の
ノイズが多くなって、Ｓ／Ｎが悪化し、輪郭補償を行な
っても十分な鮮鋭度が得られず、画質が劣化（特に、黒
信号が劣化）する等の問題点があった。

（発明の目的） 本発明の目的は上記した従来技術の問題点を解決して、
種々の撮影条性でのビデオカメラ等の撮影でｑられた再
生カラー画像の向上が図り、特に暗い場所での藏影にお
いて、Ｓ／Ｎの向上を図ると共に、十分な鮮鋭度をもっ
て画質の劣化（特に、黒信号の劣化）を防止した輪郭補
償回路を提供り゛ることにある。

〈問題点を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成づるために、入力ビデＡ（８
号と前記入力ビデオ信号を１水平走査期間遅延した第１
ｉ！！延ビデオ信号と前記第１遅延ビデＡ“信号を更に
１水平走査期ＦＪＪ遅延した第２遅延ビデオ（９号とよ
り垂直輪郭信号を発生する垂直輪郭信号発生回路と、少
なくとも前記第１遅延ビデオ信号と前記第１遅延ビデオ
信号を所定１１問遅延した第３遅延ビデオ信号とが供給
されて水平輪郭信号を発生ずる水平輪郭信号発生回路と
、前記入力ビデオ信号及び前記第１及び第２遅延ビデオ
信号及び前記第３遅延ビデオ信号が少なくとも供給され
てこれらの入カイ３号レベルのうらレベルの一預高いい
ずれかの信号を出力させるＮＡＭ回路と、前記ＮＡＭ回
路より供給される出力信号に対応づる動作レベルに依存
して前記垂直輪郭信号発生回路及び前記水平輪郭信号発
生回路より得られる垂直、水平輪郭ｆｆｆｉ号を０Ｎ１
０ＦＦして輪郭（ｇ号を出力するレベルディベンド回路
とより構成したことを特徴とする輪郭補償回路を提供ジ
るものである。

（実　施　例） 本発明になる輪郭補償回路の一実施例について、以下に
図面と共に説明する。

第１図は本発明になる輪郭？Ｉｌｌ償口路の一実施例を
承り図である。

同図において、１はビデオカメラのｗｉ像管の出力より
１０られるカラービデＡ４：号（Ｘ１！度信号）が供給
される入力端子である。なお、この入力端子１には、実
際には、ビデオカメラの７１６　像管の出力にす（；ｌ
られるカラービデオ信号のＲ４４号＋　Ｇ（ｉＵ　４’
３　ｒＢ倍信号所定の混合比でＩ＋文信号を形成するよ
うに供給される。

２は入力（＋４号を１ト１（１−１は水平走査１ｔ！Ｊ
間であり、垂直輪郭信号成分に相当する期間）期間だけ
遅延する１ト１遅延回路、３は１（」遅延回路２の出力
を更に１日期間だけ遅延するＩ　Ｈｌ）、Ｍ、１ｉｌｉ
ｌ路である。

４は！Ｉ！直輪郭信号発生回路であり、この垂直輪郭信
号発生回路４は入力端子１より入力されるビデオ信＠（
輝度信号）［第２図（ａ）図示］ど、１日遅延回路２の
出力より得られる１日遅延ビデオ信号［第２図（ｂ）図
示］と、ＩＨｉｌ！延回路３の出力より得られる入力ビ
デオ信号を２日遅延したビデオ信号［第２図（Ｃ）図示
］とより垂直輪郭信号（Ｖコンドア信号）　し第２図（
ｄ）図示］を発生ずる回路であって、最終的に、このＶ
コンド・ア信号を第２図（ｂ）図示の１Ｈ遅延ビデＡ信
号にイ」加して垂直輪郭補正映像信号［第２図（０）図
示１を得ることができる。

５は入ノＪ信号を１で（では水平輪郭信号成分に相当す
°る期間；τ〈）〜１）期間だ（）遅延ｇる１τ肛延回
路、６は１τ「延回路５の出力信号を史に１τ期間だｔ
ノ遅延する１τｎ延回路である。

７は水平輪郭（ａ号発生回路であり、この水平輪郭信号
発生回路７は１Ｈ″！１延回路２の出力より得られる１
日遅延ビデオ信号り第３図（ａ）図示］と、１τＭＭ、
口路５の出力より１りられる１１−１遅延ビデオ信号を
１τ遅延しＩζイａ号〔第３図（ｂ）図示］と、１τ遅
延回路６の出力より得られる１）１遅延ビデオ信号を２
τ遅延した信号［第３図（Ｃ）図示］とより水平輸郭侶
＠（（」コンドア（ｌ’；　号）［第３図（ｄ）図示Ｊ
を発生ブる回路であって、最終的に、この］−１コンド
ア信号を第３図（ｂ）図示の１１４が延ビデオ信号を１
τ遅延したイシリにｆ＝Ｊ加して水平輪郭補正ＩＩ！像
信号［第３図（（３）図示］を待ることができる。

なお、１−１コンドア信号を得る回路構成は、■コンド
ア信号を得る回路構成と″ｉ１Ｍ、回路の遅延時間が異
なるだＧｔで基本構成は同じ構成の回路として説明した
が、第１図の１で遅延回路６を２τ１１Ｍ。

回路とし、反射方式による（」コンドア信号回路描成の
ものも考えられる。

８はＮＡＭ（Ｎｏｎ　Δｄｄｉｔｉｖａ　Ｍｉｘｉｎｇ
　＞回路であり、このＮＡＭ回路８は入力端子１に接続
されるダイオードＤ１と、１ト１遅延回路２の出力端に
接続されるダイオードＤ２と、１ト（遅延回路３の出力
端に接続されるダイオードＤ３と、１τ遅延回路５の出
力端に接続されるダイオードＤ４と、１τ超遅延路６の
出力端に接続されるダイオードＤ５とを並列に接続した
ダイオードｎＹで構成されている。そして、これは複数
の入力信号に対して、その入力信号レベルのうらレベル
の一番高いいずれかの信号を出力さゼる（ピーク値を検
出してピーク値のエンベロープを得る）回路である。ま
た、第１図示の回路においては、ペデスタルレベルの揃
った複数のビデオ信号入力をダイオードによりミックス
（混合）して、いわゆるＮＡＭミックスした信号を（ｑ
ている。

９はレベルディベンド（ｌｅｖｅｌ　ｄｅｐｅｎｄ）回
路であり、このレベルディベンド回路９はＮＡＭ回路８
より供給されるＮＡＭミックス信号（入力）に対する動
作レベルに依存して、垂直輪郭信号発生口′１８４より
１ｑられるＶコンドア信号及び水平輪郭信号発生回路７
より得られるＨコンドア信号を０Ｎ１０ＦＦして輪郭信
号〈コンドア信＠）を輪郭信号端子１０へ出力Ｊるもの
である。

ここで、レベルディペンド回路９について、第４図（ａ
）〜同図（ｄ）と共に説明Ｊる。

第４図（ａ）はレベルディペンド回路９の入力（ａ号の
一例としてのビデオ信号の信号波形図である。第４図（
ｂ）はこの入力ビデオ信号を第４図（ａ）の■のレベル
で回路動作させてコンドア信号を出力させた信号波形図
である。第４図（Ｃ）は同様に入力ビデオ信号を第４図
（ａ）の■のレベルで回路動作させてコンドア信号を出
力さＵた信号波形図である。第４図（ｄ）は同様に入力
ビデオ信号を第４図（ａ）の■のレベル（ペデスタルレ
ベル以下）で回路動作さＵてコン１〜ア信号を出力させ
たイ３号波形図である。

このように、レベルディベンドロ路９の動作レベルを上
下に調整することによって、イのレベルに依存した入力
ビデオ信号のコンドア信号を出力さ旺ることができる。

しかし、第４図（ａ）の■、■のレベルのよう／ｉ階調
（ディーテニル）のある信号の場合、コンドア信号の両
端では下側の半Ｖイクルの波形は出力さ−れない。

入力ビデフＪイＵ号が、例えば第４図（ａ）図示のよう
に、階調（ディーテニル）のある（Ｈ号に対しては、こ
の入力の場合レベルディベンド回路９の動作レベルを干
げて第４図（ａ）の■のレベルで回路動作さＵれば、第
４図（ｄ）図示のコンドア（ｆｆ１号を得ることができ
、コント・ア信号の両端の下側の半す−イクルの波形が
失われてしまうといったことは改善でき、第４図（ｄ）
中の信号Ｃの部分は失われなくなり、これにより、特に
、ビデオ信号の黒方向のＳ／Ｎを改善することができる
。

また、入力端子１より入来するビデオ信す（輝度信号）
は主に１Ｈ遅延回路２及び１τ遅延回路５を介して主線
（第１図中の太線）を流れ、出力端子１１より出力され
る。

次に、第１図示の本発明の輪郭補償回路の動作を、第５
図（ａ）〜同図（９）の信号波形図と共に説明する。

なＪ３、第５図（ａ）〜同図（Ｃ）は信号の時間経過（
タイムヂャート）を説明するためのイ５号波形図どして
図示したもので、垂直輪郭信号の発生過程についての信
号波形と水平輪郭信号の発生過程についての（Ｃ＠波形
とを共通に図示したものぐある。

まず、パノノ端子１より階調（ディープエル）のある入
力ビデオ信＠（輝度信号）［第５図（ｂ）の信号に対応
］が供給される。

このビデオ信号は１１−１遅延回路２に供給され、その
出力より１ト１遅延ビデＡ信号〔第５図（ａ）の４ｔ’
ｒに対応Ｊが１ｑられる。さらに、この１１−を遅延ビ
デオ信号は更に１Ｈ赴延回路３に供給され、その出力よ
り入力ビデオ信号に対し２　＋−１ｉｆｆ延したビデＡ
イご乃［第５図（Ｃ）の信号に対応１が（ｑられる。

この１ト１遅延ビデオ信号と２１−１遅延ビデＡ信号と
は遅延のない入力ビデオ信号と共に、垂直輪郭信号発生
回路４に供給され、その出力より垂直輪郭信号（Ｖコン
１〜アｆｆｉ号）が得られる。

また、１１−１遅延回路２より出力された１１」遅延ビ
デオ信号［第５図（ｂ）の信号に対応］は１τ遅延回路
５に供給され、その出力より１Ｈ遅延ビデオ信号を１τ
理延した信＠［第５図（ａ）の悟りに対応］が冑られる
。さらに、この１Ｈ遅延ビデオ信号を１τ近延した信号
は１τ遅延回路６に供給され、その出力より１日遅延ビ
デオ信号を２τ遅延した信号［第５図＜Ｃ）の信号に対
応］が（ｑられる。

この１］」遅延ビデオ信号を１τ遅延した信号と１ト１
遅延ビデオ信号を２τ遅延した信号とは１ト１遅延ビデ
Ａ信号と共に、水平輪郭信号発生回路７に供給され、そ
の出力より水平輪郭信号（＋−１＝ｌン］−ア信号）が
得られる。

そして、これらの垂直輪郭信０発生回路４より得られた
Ｖコンドア信号及び水平輪郭信号発生回路７より得られ
た１−１コンドア信号はそれぞれレベルディベンド回路
９に供給される。

一方、入力端子１に入ツノされる入力ビデオ信号（ｉＪ
なわら、遅延のない（ｆｆｌす）　〔第５図（ｂ）の４
Ｅ号に対応］はＮＡＭ回路８を構成するダイオードＤ１
に供給され、ｌＨｆ１延回路２の出力より１７られる１
１−Ｉ！！延ビデＡ−信号［第５図（ａ）の信号に対応
］は同じくダイオードＤ２に供給され、１１−１遅延回
路３の出力より（りられる２Ｈ遅延ビデオ信号［第５図
（Ｃ）の信号に対応１番よ同じくダイオードＤ３に供給
され、１τ遅延回路５の出力より得られる１１］遅延ビ
デオ信号を１τ′！１延したイごＱ　［第５図（ａ）の
信号に対応Ｊは同じくダイオードＤ４に供給され、１τ
遅延回路６の出力より得られる１日遅延ビデオ信号を２
τ遅延した信口［第５図（Ｃ）の信号に対応］は同じく
ダイオードＤ５に供給される。

ＮΔＭ回路８は上記のように各ダイオードに供給された
信号の各信号レベルのうらレベルの一番高いいずれかの
１８号を出ツノさせて（いわゆる、ＮΔＭミックスして
）第５図（ｄ）図示の信号を得る。

なお、第５図（ｄ）図示の信号波形は、期間τが期間Ｈ
に比べて十分小さいので、］」の期間分だけずれた信号
として図示されている。

次に、ＮΔＭ回路８の出カイ３号（第５図（ｄ）図示の
（ｆｉ号）はレベルディベンド回路９に供給される。

第５図（ｅ　）　ハ第５図（ｄ）図示のＮＡＭ回路８の
出ノｊ信号を■のレベルで回路動作させてコントアイ３
号を出力さけ／、：信号波形図である。第５図（ｆ’）
は同様に第５図（ｄ）図示のＮΔＭ回路８の出力信号を
■のレベルで回路動作させてコンドア信号を出力させた
（３号波形図である。第５図（Ｑ）は同様に■のレベル
（ペデスタルレベル以−ト）で回路動作さヒてコンドア
信号を出力させた信号波形図である。

このように、レベルディベンド回路９の動作レベルを上
下に調整することによって、そのレベルに依存したＮＡ
Ｍ回路８の出力信号の」ントア信号を出力させることが
できる。

従って、第５図（ｂ）図示のような、Ｉｌｌ！ｉＪ（デ
・Ｃ−テニル）のある入力ビデオ信号に対して、ＮΔＭ
回路８の出力より得られるＮＡＭミックスした信号［第
５図（ｄ）図示〕をレベルディベンド回路９に供給し、
レベルディベンド回路９の動作レベルを調整して、第５
図（ｄ）の■〜■の各レベルで回路動作させて、第５図
（ｅ）〜同図（ｇ＞図示のコンドア信号を得ることによ
って、〈レベルディベンド回路９の動作レベル以下では
コンドア信号の両端の下側の半サイクルの波形が大われ
てしまうといったことが改善でき、）レベルディベンド
回路９の動作レベル以下でもコンドア信号を得ることが
でき、第５図（ｅ）〜同図（ｇ）中の信号Ｃの部分がい
ずれも失われなくなり、これにより、特に、ビデオ信号
の黒方向のＳ／Ｎを改善゛りることかできる。

なＪ３、実際には、レベルディベンド回路９の動作レベ
ルは、第５図（ｆ）図示の信号のレベルペデスタルより
少し上がった所に設定し、ノイズ成分のみを除去された
所で使用するようにＪる。

（発明の効果） 本発明の輪郭補償回路【よ上記のような構成であるから
、種々の撮影条件でのビデオカメラ等の囮影で得られた
再生ノＪラー画像の向上が図ることができ、特に暗い場
所での撮影において、Ｓ／Ｎの向上を図るどハに、十分
な鮮鋭度をもって画質の劣化（特に、黒信号の劣化）を
防止することができる等の特長をイ１リ−る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる輪郭補償回路の一実施例を示す図
、第２図（ａ）〜同図（ｅ）は垂直輪郭信号の発生過程
〈タイムチＡ・−ト）を示°づ図、第３図（ａ）〜同図
（ｌは水平輪郭信号の発生過Ｐｉ！（タイムチャート）
を示す図、第４図（ａ）〜同図（ｄ）はレベルディベン
ド回路の動作説明をづるための信号波形図、第５図（ａ
）〜同図（０）は本発明になる輪郭補償回路の動作説明
を１−るための信号波形図である。 １・・・ビデオ信号（輝度信号）入力端子、２．３・・
・１ｌ−Ｉｆｆ延回路、４・・・垂直輪郭信号発生回路
、５，６・・・１τ遅延回路、７・・・水平輪郭信号発
生回路、８・・・ＮＡＭ回路、９・・・レベルディベン
ド回路、１０・・・輪郭信号出力端子、１１・・・出ツ
ノ端子。 ｉ　１　ｎ ″）ｒ　２　口 才　３　図 ７４　日 ＣＣ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力ビデオ信号と前記入力ビデオ信号を１水平走査期間
   近延した第１″！！延ビデＡ信号と前記第１遅延ビデオ
   信号を史に１水平走査期間遅延した第２遅延ビデオ信号
   とよりＩ直輪郭信号を発生りる垂直輪郭信号発生回路と
   、少なくとも前記第１遅延ビデオ信号と前記第１遅延ビ
   デオ信号を所定期間遅延した第３遅延ビデオ信号とが供
   給されて水平輪郭信号を発生りろ水平輪郭信号発生回路
   と、前記入力ビデオ信号及び前記第１及び第２遅延ビデ
   Ａ信号及び葭記第３遅延ビデオ信号が少なくとも供給さ
   れてこれらの入力信号レベルのうちレベルの一番高いい
   ずれかの信号を出力させるＮＡＭ回路と、前記ＮＡＭ回
   路より供給される出力信号に対応する動作レベルに依存
   して前記垂直輪郭イ３＠発生回路及び前記水平輪郭信号
   発生回路より桁られる垂直、水平輪郭信号を０Ｎ１０１
   ＝Ｆして輪ｔＳ　（＝号を出力づるレベルディペンド回
   路とより構成したことを特徴とする輪郭補償回路。