JPS60219483A - ベ−ンポンプ - Google Patents

ベ−ンポンプ

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JPS60219483A
JPS60219483A JP7582184A JP7582184A JPS60219483A JP S60219483 A JPS60219483 A JP S60219483A JP 7582184 A JP7582184 A JP 7582184A JP 7582184 A JP7582184 A JP 7582184A JP S60219483 A JPS60219483 A JP S60219483A
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JP
Japan
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rotor
discharge
vane
boat
suction
Prior art date
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JP7582184A
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English (en)
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JPH0114433B2 (ja
Inventor
Toshihiko Yamamoto
敏彦 山本
Tatsuro Kubo
達郎 久保
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はベーンポンプに関するものである。
(従来技術) ベーンポンプは、基本的には、特開昭55−17696
号公報に示すように、円形内周面が構成されたケーシン
グ内に、この円形内周面の中心線とは偏心した軸線回り
に回転駆動されるロータを収納し、ロータにこの径方向
に摺動自在として上記円形内周面に摺接される複数個の
ベーンを保持させたものとなっている。これにより、ロ
ータの外周側には、この周回り方向において、上記ベー
ンにより画成された複数個のポンプ室が構成されて、ロ
ータの回転に伴って各ポンプ室が容積変化されることと
なる。そして、ロータの回転に伴って、各ポンプ室が順
次吸入ポートおよび吐出ボートに連通されるが、ポンプ
室は、その容積変化に応じて、吸入ポートよりオイルを
吸入した後、この吸入したオイルを吐出ポートより吐出
することとなる。
とこロチ、ベーンポンプにおいそは、吸入ボートに連通
されているポンプ室内はほぼ大気圧程度の小さな吸入圧
とされる一方、吐出ボートに連通されているポンプ室内
は極めて高圧の吐出圧(例えば20Kg/cm2)とさ
れるものであるが、この吸入圧と吐出圧との大きな差圧
なベーンが受け、騒音発生やベーン損傷の原因となり易
いものである。
(発明の目的) 本発明は上述のような事情を勘案してなされたもので、
吸入圧と吐出圧との大きな差圧をベーンが受けないよう
にしたベーンポンプを提供することを目的とする。
(発明の構成) 前述の目的を達成するため、本発明にあっては、ポンプ
室内が、吸入圧へ変化するまでの間に、この吸入圧と吐
出圧との中間の大きさとなる中間圧をとり得るようにし
である。
具体的には、上記中間圧を、吐出ボートに連なるオリフ
ィス通路によって得る(吐出圧の減圧)一方、このオリ
フィス通路に対するポンプ室の連通が、吐出ボートに連
通される前に行われるようにしである。そして、ポンプ
室が順次、吸入圧、中間圧、吐出圧となるのを確保する
ため、それぞれロータ回転方向において、吸入ボートか
ら吐出ボートまでの長さをベーン間隔長さの2倍以上と
すると共に、オリフィス通路の長さをベーン間隔長さ以
上としである。
このような構成とすることにより、ベーンは、吸入圧と
吐出圧という大きな差圧ではなく、吸入圧と中間圧との
差圧、あるいは中間圧と吐出圧との差圧、というように
比較的小さい差圧しか受けないこととなる。
(実施例) 第1図において、1はケーシングで、このケーシングl
には、オイル吸入路?およびオイル吐出路3が形成され
ている。このケーシングlは、実施例では、紙面表側と
裏側とに2分割される2つのケーシング構成体により構
成され、この第1図においては、紙面表側のケーシング
構成体を除去したものとして示しである。
ケーシング1には、円形状の空間Aが形成されており、
この空間Aに配置された流量調整用のリング4が、ピン
5を支点として、第1図時計方向あるいは反時計方向に
若干揺動し得るようになっている。
リング4の内周面は円形状とされており、このようなリ
ング4の内方側には、ロータ6が回転自在に配置されて
いる。このロータ6は、リング4の中心線に対して偏心
位置にある駆動軸7によって駆動されるもので、実施例
では、駆動軸7にスプライン結合された中間部材8に対
してロータ6が凹嵌合されることにより、該ロータ6が
、中間部材8を介して駆動軸7により回転駆動されるよ
うになっている。
ロータ6の周壁6aには、その周回り方向等間隔に複数
個(実施例では7個)のベーン9が保持されている。こ
のベーン9は、ロータ6の径方向に摺動自在とされ、ロ
ータ6の回転に伴って、その先端が前記リング4の内周
面に摺接されつつ該ロータ6の径方向に摺動されるもの
である。そして、ベーン9の内端は、リングlOに当接
して、ベーン9のリング4内周面に対する接触がより一
層確実に確保されるようにしである。
前述した複数個のべ一79により、ロータ6の外周側に
は、ロータ6の周回り方向において、複数個のポンプ室
11が画成され、この各ポンプ室11は、ロータ6の回
転に伴って順次、吸入ポート2a、吐出ポート3aに連
通されるようになっている。この吸入ボー)2aは前記
オイル吸入路2に、また吐出ボー)3aは前記オイル吐
出路3aに連なるもので、該両ボート2a、3aはそれ
ぞれ、ロータ6の周回り方向に沿うように伸びて、ロー
タ6の端面側(ロータ6の軸心方向)からポンプ室11
に連通されるようになっている。
勿論、各ポンプ室11は、ロータ6の回転に伴って、吸
入ボート2aに連通されているときはその容積が徐々に
大きくなるように変化し、また、吐出ボート3aに連通
されているときはその容積が徐々に小さくなるように変
化されて、吸入ボート2aから吸引したオイルを吐出ボ
ート3aに吐出するものである。
オイル吐出路3からは、途中で分岐通路12が分岐され
て、この分岐通路12は、ケーシングl内周面とリング
4との間に形成される調圧室B内に開口されている。こ
の分岐通路12とオイル吐出路3との分岐部分には、ば
ね13により付勢されたスプール弁14が介在されて、
オイル吐出路3を流れる流量に応じた圧力が、上記調圧
室B内に導入されるようになっている。これにより、調
圧室B内の圧力を受けて、リング4は、ピン5を支点と
して第1図反時計方向に回動されようとするが、このリ
ング4は、ばね15によって上記ピン5を支点として第
1図時計方向に付勢されており、したがって、このばね
15による付勢力と調圧室B内の圧力とが釣り合った揺
動角度位置に、リング4が保持されることになる。そし
て、リング4がピン5を支点として第1図反時計方向に
対する摺動角度が大きくなる程、オイルを吸引するポン
プ室11の容積が小さくなって、オイル吐出量が減少さ
れる。このように、リング4の揺動角度が自動調整され
ることにより、オイル吐出路3へ吐出されるオイル量は
、ロータ6の回転数が所定回転数以上になった後は、第
2図に示すように常に一定流量とされる。
このような流量調整型のベーンポンプは、例えば、自動
変速機における、動力伝達経路切換用のクラッチやブレ
ーキを作動させるための油圧源として用いられる。なお
、第1図中2bはオイル吸入路2の流入口、3bはオイ
ル吐出路3の吐出口、4aはリング4に形成されたピン
5用の切欠部である。
前記カムリング4には、オリフィス通路16が形成され
ている。このオリフィス通路16は、第3図にも示すよ
うに、カムリング4の両端面にこの内周面側に開口する
凹溝を形成することにより構成されて、該カムリング4
の周回り方向に沿って形成されている。このようなオリ
フィス通路16は、その一端が吐出ボー)3aに連通さ
れて、ロータ6の回転方向遅れ側(第1図反時計方向回
り)で吸入ポー)2a側に伸びて、その他端が、吸入ポ
ー)2aと吐出ボート3aとのほぼ中間に位置するよう
にされている。このようなオリフィス通路16は、吐出
ボー)3aの吐出圧をその絞り作用により減圧するもの
で、吸入ボート2aを連通した後のポンプ室11が、吐
出ボート3aと連通される前に該オリフィス通路16に
連通されるようになっている。
ここで、吸入ボート2aと吐出ボート3aとオリフィス
通路16とベーン間隔との関係を、第4図により説明す
る。いま、ロータ6の回転方向において、隣り合う一対
のベーン9間のベーン間隔をす2、吸入ポー) 2 a
 、(のロータ6回転方向進み側端)と吐出ボート3a
(のロータ6回転方向遅れ側端)とのポート間隔を見2
、オリフィス通路16の一端(吐出ボー)3aのロータ
回転方向遅れ側端に対する連通部分)から他端までの長
さを13とし、また、吸入ポー)2aの遅れ側端を通過
した直後のベーンを9a、このベーン9aに1つ先行す
るベーンを9b、このベーン9bに1つ先行するベーン
を90、このベーン9cに1つ先行するベーンを9dと
し、さらに、ベーン9aと9bとの間のポンプ室をll
a、ベーン9bと9Cとの間のポンプ室をllb、ベー
ン9Cと9dとの間のポンプ室をllcとする。このよ
うな設定条件において、2文!≦立 2でかつ文1≦見
3とされている。勿論、l 2 < 31 +でありか
つl z < 2文、とされている。
すなわち、ポンプ室11が吸入ボート2aとの連通を断
たれた直後にあるポンプ室11aがオリフィス通路16
(の他端)に連通される(交3〉!11の場合)かまた
は密閉され(文、−文、の場合)、またポンプ室11b
はオリフィス通路16に連通されるも吸入ボート3aと
は遮断され、さらにポンプ室11cは吐出ボート3aに
連通されていることとなる。したがって、ポンプ室11
aは吸入圧C1x =1+の場合)またはオリフィス通
路16により減圧された中間圧(文3〉文1の場合)と
され、ポンプ室11bは上記中間圧とされ、ポンプ室1
1cは吐出圧とされる。このようなポンプ室11は、ロ
ータ6の回転に伴って、順次吸入圧、中間圧、吐出圧と
段階的に変化するため、ベーン9には吸入圧と吐出圧と
の極めて大きな差圧を受けることがない。勿論、上記中
間圧の大きさは、吸入圧と吐出圧との半分程度の大きさ
となるようにするのが好ましく、このような中間圧は、
オリフィス通路16の有効開口面積を調整することによ
り適宜設定可能である。
なお、実施例では、ベーン9aが第4図に示すように、
吸入ボート2aのロータ回転方向進み側端位置にきたと
きに、ポンプ室11aが最大容積となるようにされてい
る。これにより、吸入ボー)2aとの連通が断たれた後
にポンプ室llの容積が拡大するのが防止されて、いわ
ゆるキャビテーションが防止される。また、この最大容
積となったポンプ室11は直ちにオリフィス通路16と
連通されるので、非圧縮性流体を密閉状のポンプ室11
内で過圧縮しようとするのが防止されて、ベーン9等の
損傷防止がより一層確実に行われるようになっている。
以上実施例では、流量調整用とするため、リング4をケ
ーシングl内において若干の揺動を許容するようにした
が、このリング4は、ケーシングlに対して不動状態で
固定配置して、単にベーン9の先端が摺接される面を構
成するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように、ベーンに
対して大きな差圧が加わるのを防止することができ、こ
の結果ベーンの損傷や騒音発生を防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図。 第2図はオイル吐出量とロータの回転数との関係を示す
グラフ。 第3図はリングに形成したオリフィス通路を示すので、
第4図■−■線に沿う断面図。 第4図は、吸入ボートと吐出ポートとオリフィス通路と
ベーンとの関係を示す部分平面図。 1:ケーシング 2ニオイル吸入路 2a:吸入ボート 3ニオイル吐出路 3a:吸入ボート 4:リング 6:ロータ 7:駆動軸 9:ベーン ll:ポンプ室 16:オリフィス通路 文、:ベーン間隔 文2 :ポート間隔 lxニオリフイス通路長さ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)オイル吸入路およびオイル吐出路を有するケーシ
    ングと、 前記ケーシング内に設置され、円形内周面を有するリン
    グと、 前記リングの内周面と前記ケーシングとにより形成され
    空間内に配置され、該リングの中心線に対して偏心した
    軸線回りにおいて回転駆動されるロータと、 前記ロータにこの径方向に摺動自在に設けられ、前記リ
    ング内周面に摺接される複数個のベーンと、 前記複数個のベーンにより前記ロータの外周側において
    画成された複数個のポンプ室が、該ロータの回転に伴っ
    てそれぞれ順次連通される前記オイル吸入路の吸入ボー
    トおよび前記オイル吐出路の吐出ボートと、 一端が前記吐出ボートに連なると共に他端が前記ロータ
    回転方向遅れ側において該吸入ボート側に位置され、該
    ロータの回転に伴って前記吸入ボートを通過した後の前
    記ポンプ室が該吐出ボートよりも早い時期に連通される
    オリフィス通路と、を備え、それぞれ前記ロータ回転方
    向において、前記吸入ボートから前記吐出ボートまでの
    長さがベーン間隔長さの2倍以上の長さとされ、しかも
    、前記オリフィス通路の一端から他端までの長さが該ベ
    ーン間隔長さ以上の長さとされているもの。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記吸入ポート
    の前記ロータ回転方向進み側端位置が、前記ポンプ室が
    最大容積位置となるベーン位置と一致するように設定さ
    れているもの。 (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記オリフィス通路が、前記リングに設けられた凹溝によ
    って構成されているもの。
JP7582184A 1984-04-17 1984-04-17 ベ−ンポンプ Granted JPS60219483A (ja)

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JP7582184A JPS60219483A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ベ−ンポンプ

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JP7582184A JPS60219483A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ベ−ンポンプ

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JPS60219483A true JPS60219483A (ja) 1985-11-02
JPH0114433B2 JPH0114433B2 (ja) 1989-03-10

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JP7582184A Granted JPS60219483A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ベ−ンポンプ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148082U (ja) * 1988-03-31 1989-10-13

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021001A (ja) * 1973-06-23 1975-03-06
JPS5540387U (ja) * 1978-09-07 1980-03-15

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JPH0442547Y2 (ja) * 1988-03-31 1992-10-07

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