JPS6021917B2 - 自動二輪車のステアリング装置 - Google Patents
自動二輪車のステアリング装置Info
- Publication number
- JPS6021917B2 JPS6021917B2 JP10108080A JP10108080A JPS6021917B2 JP S6021917 B2 JPS6021917 B2 JP S6021917B2 JP 10108080 A JP10108080 A JP 10108080A JP 10108080 A JP10108080 A JP 10108080A JP S6021917 B2 JPS6021917 B2 JP S6021917B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- fork
- steering device
- axle shaft
- steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車体のヘッドパイプに挿適するステアリング
ステムパィプの下端にフオークパィプを直結するように
した自動二輪車のステアリング装置に関する。
ステムパィプの下端にフオークパィプを直結するように
した自動二輪車のステアリング装置に関する。
元来自動二輪車においては、その車種の使用目的に応じ
てキャスタ角及びトレールが決定され、買物等市街地で
の走行を目的とした所謂ファミリーバイクといわれる小
型車の場合には、ハンドルの取回し性等を考慮してトレ
ールを少値に設定することが望まれ、又フロントクッシ
ョン機構の機造を簡素化するため、フオークパィプの藤
心延長線上に前輪のホイールアクスル軸を設けて、該フ
オークパィプ内に挿入するクッションロッドを該アクス
ル軸上に纏着し得るようすることが望まれる。
てキャスタ角及びトレールが決定され、買物等市街地で
の走行を目的とした所謂ファミリーバイクといわれる小
型車の場合には、ハンドルの取回し性等を考慮してトレ
ールを少値に設定することが望まれ、又フロントクッシ
ョン機構の機造を簡素化するため、フオークパィプの藤
心延長線上に前輪のホイールアクスル軸を設けて、該フ
オークパィプ内に挿入するクッションロッドを該アクス
ル軸上に纏着し得るようすることが望まれる。
本発明は、か）る要望を満す装置を提供することをその
目的とするもので、車体のヘッドパイプ１に挿通するス
テアリングステムパィプ２の下端に左右一対のフオーク
パィプ３，３を直結し、該フオークパィプ３，３内に鉄
挿されるクッションロッド９，９を介して前輪４のホイ
ルアクスル軸５を鞠支する自動二輪車のステアリング装
置において前記クッションロッド９，９を前記フオーク
パイプ３，３の軸心延長線上に存する直軸に形成して該
ロッド９，９上の前記アクスル軸５を前記フオークパィ
プ３，３の鞠心延長線上に鞠支すと共に、前記ステアリ
ングステムパィプ２をその麹心延長線が、前記ァクスル
軸５を通る垂線上で該軸５の下方を通るように前記フオ
ークパィプ３，３と角度差を存して結合させたことを特
徴とする。
目的とするもので、車体のヘッドパイプ１に挿通するス
テアリングステムパィプ２の下端に左右一対のフオーク
パィプ３，３を直結し、該フオークパィプ３，３内に鉄
挿されるクッションロッド９，９を介して前輪４のホイ
ルアクスル軸５を鞠支する自動二輪車のステアリング装
置において前記クッションロッド９，９を前記フオーク
パイプ３，３の軸心延長線上に存する直軸に形成して該
ロッド９，９上の前記アクスル軸５を前記フオークパィ
プ３，３の鞠心延長線上に鞠支すと共に、前記ステアリ
ングステムパィプ２をその麹心延長線が、前記ァクスル
軸５を通る垂線上で該軸５の下方を通るように前記フオ
ークパィプ３，３と角度差を存して結合させたことを特
徴とする。
図示のものでは１本のパイプを逆Ｕ字形に湾曲させてそ
の両側部分で左右のフオークパィプ３，３を形成し、該
各フオークパィプ３の下部背側に斜め下方にのびるホル
ダーアーム６を突設して、該アーム６の下端に前方にの
びるピボットアーム７を枢着し、該ピボットアーム７の
先端に該フオークパィプ３の軸心延長線上に位置してホ
イールアクスル軸５を挿通支持させ、該軸５にその外周
の枢着部材８を介してクッションロッド９を連結し、該
ロッド９の上部を該フオークパィプ３内に挿入して、そ
の上下動を該フオークパィプ３内のクッションスプリン
グ１０で受けるようにした。
の両側部分で左右のフオークパィプ３，３を形成し、該
各フオークパィプ３の下部背側に斜め下方にのびるホル
ダーアーム６を突設して、該アーム６の下端に前方にの
びるピボットアーム７を枢着し、該ピボットアーム７の
先端に該フオークパィプ３の軸心延長線上に位置してホ
イールアクスル軸５を挿通支持させ、該軸５にその外周
の枢着部材８を介してクッションロッド９を連結し、該
ロッド９の上部を該フオークパィプ３内に挿入して、そ
の上下動を該フオークパィプ３内のクッションスプリン
グ１０で受けるようにした。
ステアリングステムパイプ２とフオークパイプ３とは、
フオークパイプ３を構成する逆Ｕ字形パイプの上端の湾
曲部の上面に受台１１を冠着し、これに該ステムパィプ
２の下部の金言板１２を当援結着させると共に、その下
端を該受台１１を通して湾曲部に挿通結着させて互に結
合させるものとしたが、この場合ステムパィプ２を所定
のキャスタ角ａに傾斜させた姿勢でヘッドパイプ１に挿
通したとき、該ステムパィプ２の軸心延長線が上託した
ようにフオークパィプ３の鮫心延長線上に存するアクス
ル軸５の垂線上で、該軸５の下方を通るよう該フオーク
パィプ３を該ステムパィプ２に対し角度差０分だけ水平
方向に余分に煩斜させた姿勢で両パイプ２，３の結合を
行うようにした。これによれば、該ステムパイプ２の軸
０延長線の接地点Ａがアクスル軸５を通る垂線の接地点
Ｂに近づき、両点Ａ，Ｂ間の距離則ちトレールＴが短く
なりハンドルの取回し性が良好となる。尚、両パイプ２
，３を角度差を存しないで結合させる場合、アクスル軸
５をフオークパィプ３の軸心延長線の前方に偏位させて
設ければ本案装置と同様にトレールを短くすることが出
来るが、これによればフロントクッション機構を図示の
如きボトムリンク式に構成する場合、ピボットアーム７
にアクスル軸５の支持部とは別個にフオークパィプ３の
鯛心延長線上に位置するクッションロッド９の枢着部を
設けることが必要となり、その構造が複雑になる。本発
明によるときはフオークパィプ３，３内のクッションロ
ッド９，９をフオークパイプ３，３の鞠心延長線上に存
する直樹に形成して該ロッド９，９上のアクスル軸５を
フオークパィプ３，３の鞠心延長線上に鞠支したから緩
衝作動時のパイプ３とロッド９との沼動を円滑にすると
共に両者間の緩衝ストロークを大きくして緩衝性の良好
なものが得られ而もステアリングパイプ２をその藤心延
長線が、前記アクスル鞠５を通る垂線上で該軸５の下方
を通るようにフオークパィプ３と角度差を存して結合し
たから所定のキャスタ角をとって且つトレールをファミ
リーバイクに適した小億に設定できるためハンドルの取
回り性が良好に得られると共にそれが簡単な構造によっ
て構成できる等の効果を有する。
フオークパイプ３を構成する逆Ｕ字形パイプの上端の湾
曲部の上面に受台１１を冠着し、これに該ステムパィプ
２の下部の金言板１２を当援結着させると共に、その下
端を該受台１１を通して湾曲部に挿通結着させて互に結
合させるものとしたが、この場合ステムパィプ２を所定
のキャスタ角ａに傾斜させた姿勢でヘッドパイプ１に挿
通したとき、該ステムパィプ２の軸心延長線が上託した
ようにフオークパィプ３の鮫心延長線上に存するアクス
ル軸５の垂線上で、該軸５の下方を通るよう該フオーク
パィプ３を該ステムパィプ２に対し角度差０分だけ水平
方向に余分に煩斜させた姿勢で両パイプ２，３の結合を
行うようにした。これによれば、該ステムパイプ２の軸
０延長線の接地点Ａがアクスル軸５を通る垂線の接地点
Ｂに近づき、両点Ａ，Ｂ間の距離則ちトレールＴが短く
なりハンドルの取回し性が良好となる。尚、両パイプ２
，３を角度差を存しないで結合させる場合、アクスル軸
５をフオークパィプ３の軸心延長線の前方に偏位させて
設ければ本案装置と同様にトレールを短くすることが出
来るが、これによればフロントクッション機構を図示の
如きボトムリンク式に構成する場合、ピボットアーム７
にアクスル軸５の支持部とは別個にフオークパィプ３の
鯛心延長線上に位置するクッションロッド９の枢着部を
設けることが必要となり、その構造が複雑になる。本発
明によるときはフオークパィプ３，３内のクッションロ
ッド９，９をフオークパイプ３，３の鞠心延長線上に存
する直樹に形成して該ロッド９，９上のアクスル軸５を
フオークパィプ３，３の鞠心延長線上に鞠支したから緩
衝作動時のパイプ３とロッド９との沼動を円滑にすると
共に両者間の緩衝ストロークを大きくして緩衝性の良好
なものが得られ而もステアリングパイプ２をその藤心延
長線が、前記アクスル鞠５を通る垂線上で該軸５の下方
を通るようにフオークパィプ３と角度差を存して結合し
たから所定のキャスタ角をとって且つトレールをファミ
リーバイクに適した小億に設定できるためハンドルの取
回り性が良好に得られると共にそれが簡単な構造によっ
て構成できる等の効果を有する。
第１図は本発明装置を備える自動二輪車の側面図、第２
図は要部の半部裁断正面図、第３図は第２図のｍ−ｍ線
裁断側面図である。 １……ヘッドパイプ、２……ステアリングステムパィプ
、３・・・・・・フオークパィプ、４・・…・前輪、５
……ホイールアクスル軸。 図 濁 第２図 第３図
図は要部の半部裁断正面図、第３図は第２図のｍ−ｍ線
裁断側面図である。 １……ヘッドパイプ、２……ステアリングステムパィプ
、３・・・・・・フオークパィプ、４・・…・前輪、５
……ホイールアクスル軸。 図 濁 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 車体のヘツドパイプ１に挿通するステアリングステ
ムパイプ２の下端に左右一対のフオークパイプ３，３を
直結し、該フオークパイプ３，３内に嵌挿されるクツシ
ヨンロツド９，９を介して前輪４のホイルアクスル軸５
を軸支する自動二輪車のステアリング装置において前記
クツシヨンロツド９，９を前記フオークパイプ３，３の
軸心延長線上に存する直軸に形成して該ロツド９，９上
の前記アクスル軸５を前記フオークパイプ３，３の軸心
延長線上に軸支すと共に、前記ステアリングステムパイ
プ２をその軸心延長線が、前記アクスル軸５を通る垂線
上で該軸５の下方を通るように前記フオークパイプ３，
３と角度差を存して結合させたことを特徴とする自動二
輪車のステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108080A JPS6021917B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 自動二輪車のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108080A JPS6021917B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 自動二輪車のステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726067A JPS5726067A (en) | 1982-02-12 |
| JPS6021917B2 true JPS6021917B2 (ja) | 1985-05-30 |
Family
ID=14291116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10108080A Expired JPS6021917B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 自動二輪車のステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021917B2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10108080A patent/JPS6021917B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726067A (en) | 1982-02-12 |
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