JPS6021858B2 - 同調エンボスを有する化粧シ−トの製造法 - Google Patents

同調エンボスを有する化粧シ−トの製造法

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JPS6021858B2
JPS6021858B2 JP55071697A JP7169780A JPS6021858B2 JP S6021858 B2 JPS6021858 B2 JP S6021858B2 JP 55071697 A JP55071697 A JP 55071697A JP 7169780 A JP7169780 A JP 7169780A JP S6021858 B2 JPS6021858 B2 JP S6021858B2
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ultraviolet curable
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resin film
ultraviolet
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隆至 樽谷
良明 青田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、同調ェンボス模様を有する化粧材の製造法に
関し、特に紫外線硬化性樹脂フィルムとこれと接するパ
ターン層との組合せにより紫外線照射時の該フィルムの
硬化性を変化させて同調ェンボス模様を有する化粧材を
単純な工程により製造せんとするものである。
家具あるいは壁材、床材等の内装材または外装材、ある
いはこれらの表装材として用いられる化粧材には、同調
ェンボス模様、すなわち絵柄と同調した浮彫りないし凹
凸模様を有することが装飾上あるいは実在感を高める上
で特に好まれる。
従来より、紫外線硬化性樹脂を使用して化粧材に同調ェ
ンボスを施す方法としては、以下のようなものが知られ
ている。‘1ー 基材に、光重合開始剤を含む物質でパ
ターンを設けた上から、紫外線硬化性樹脂を塗布し、紫
外線を照射する方法‘2} 基材に、光硬化抑制剤を含
む物質でパターンを設けた上から、紫外線硬化性樹脂を
塗布し、紫外線を照射する方法【3’基村に、紫外線硬
化性樹脂を塗布し、あらかじめパターン化した光重合開
始剤を施しておいたフィルムを該面に接触した後、紫外
線を照射し、該フィルムを接着あるいは剥離する方法(
4’基材に紫外線硬化性樹脂を塗布し、あらかじめパタ
ーン化した光硬化抑制剤を施しておいたフィルムを該面
に接触した後、紫外線を照射し該フィルムを接着あるい
は剥離する方法■ 前記【1}、■、‘3’、(4}の
方法において光重合開始剤あるいは光硬化抑制剤を全面
に施こし、これらの薬剤の働きを阻害する物質をパター
ン化して設ける方法【6ー 基材に紫外線硬化性樹脂を
塗布し、あらかじめ紫外線を遮蔽するか吸収する物質を
パターン化して施こしておいたフィルムを透過して紫外
線を照射する方法、及び【7} 前記【11、■、‘3
1、{4’、【5’、佃の方法においてパターン化した
フィルムを不織布などの含浸性フィルムとし、紫外線硬
化性樹脂層間中に埋設する方法。
これらの方法を凹凸を形成するための原理で大別すると
以下のように分類される。
{a)基材上の紫外線硬化性樹脂が硬化に際して収縮し
、遅延硬化部分を凹部とする方法{bー 基材上の紫外
線硬化性樹脂の未硬化部を溶剤にて再溶解して凹部とす
る方法、及び‘c} 基材上の紫外線硬化性樹脂の未硬
化部をブラッシング等の物理的方法で取り除き凹部とす
る方法。
しかし、上述した【1}〜{7}の方法は、いずれも基
材に対する紫外線硬化性樹脂の塗布工程を含むものであ
り、これにより工程全体が著しく繁雑化するという欠点
がある。
また硬化した紫外線硬化性樹脂は、極端に剛性が強くな
り、基材側からVカットして(すなわちV字型の溝を刻
み)、硬化樹脂膜の可操性を利用して、折り曲げてコー
ナーを形成するような利用ができない欠点もある。それ
以外にも個々の方法について次のような欠点が認められ
る。すなわち、上記{lぬいし{7}の方法において原
型をなすと考えられる‘1}〜{4)法において、{1
}(2}法には紫外線硬化性樹脂塗布に際してパターン
が不明瞭化する欠点ならびに必ずしも充分なェンボス効
果が得られない欠点がある。また、‘8}、‘4}の補
助的なパターン・フィルムを用いる方法によれ‘ま改善
されたェンボス効果が得られるが、この場合パターン層
が表面にくるために、絵柄を凹凸模様と同調させるため
にはパターン層が硬化樹脂(硬化した紫外線硬化性樹脂
を意味するものとする。以下同様)と補助フィルムの双
方に密着するか、あるいはフィルムとは剥離し硬化樹脂
に転写する性質を有さなければならない。このためパタ
ーン層を機成る印刷インキのピヒクルが制約される欠点
がある。また上記し、ずれの方法も、塗布型であるため
、混入する溶剤のために、たとえばポリ塩化ビニルなど
の熱可塑性樹脂を基材に用いると基材が溶剤により劣化
する欠点がある。
特にこの欠点は凹凸形成法が上述した‘a){b}法の
いずれかの場合に著しい。また{c}法の場合には、基
材の溶剤劣化はそれ程問題とならないが、硬化部と未硬
化部の硬度を精密に制約しない限り、表面に傷がつき、
一般に光沢のある表面は得られない。上述した従釆法の
欠点は、基本的には凹凸模様の形成に際して基材上に塗
布した紫外線硬化性樹脂の挙動ないいま特性を利用する
ことにある。
しかしながら本発明者らの研究によれば、上述した{a
ー法に用いられる紫外線硬化性樹脂の特性、すなわち、
硬化遅延部分が優先収縮して凹部となる性質は塗布型の
紫外線硬化性樹脂に固有するものではない。すなわち、
紫外線硬化性樹脂を未硬化ではあるが自己形状維持性を
有する程度の固さとしてフィルム化して得られた紫外線
硬化性樹脂フィルムも硬化時に同様の収縮特性を有する
。かつて本発明者らは該紫外線硬化性樹脂フィルムに同
調ェンボス模様を施す方法として紫外線吸収剤による方
法、紫外線を遮蔽する方法、紫外線を反射させる方法等
を開発した。
これらの方法はいずれも該紫外線硬化性樹脂フィルムへ
照射する紫外線の照射効率を変化させた方法である。
また、紫外線の照射効率を変化させる方法の他に印刷等
により該紫外線硬化性樹脂フィルム内に重合禁止剤およ
びあるいは重合促進剤を浸透させて、紫外線照射により
重合する紫外線重合組成物の架橋効率あるいは重合効率
を部分的に変化させ、該印橋パターン層とそれ以外の部
分で硬化程度の異なる硬化フィルムとすることにより、
更に凹凸の大い同調効果の鮮明なェンボス模様を有する
硬化フィルムを得ることができる事も見出した。
しかし、これらの方法によれば印刷を紫外線硬化性樹脂
フィルムに施こすので、前記重合禁止剤および重合促進
剤は紫外線硬化性樹脂フィルムの含有する可塑剤および
反応性可塑剤に溶融し、経時変化によりこれらの試薬が
紫外線硬化性樹脂フィルム中に拡散均一化し紫外線照射
時に該試薬を含有する印刷インキ部とそれ以外の部分と
で硬化程度に差があまり生じないか全く生じなくなって
しまうことを見出した。
かかる理由により印刷工程から紫外線照射工程までの間
隔に制限があり、長時間印刷フィルムを保管できない欠
点が生じた。本発明者らは、これらの方法を更に鋭意研
究した結果、重合禁止剤および重合促進剤を含有する印
刷インキによるパターン層を後工程で貼合わせる着色熱
可塑性樹脂フィルムに施しておき、しかも該フィルムの
可塑剤を好ましくは25重量%以下、より好ましくは無
可塑としておくことで該試薬の拡散移行が防止できるこ
とを見出したものである。
また、本発明にれば、同調凹凸効果を増す場合、紫外線
硬化性樹脂フィルム中の反応性可塑剤を多くする必要が
あり、この場合フィルムの未硬化時の軟かさがあって印
刷時の見当安定性に欠け、これを防ぐため可塑剤を減ら
すと硬化時に硬くなりする欠点を補える利点もある。
本発明を更に詳しく述べると着色熱可塑性樹脂Zフィル
ムに重合禁止剤およびあるいは重合促進剤を含有する印
刷インキによるパターン層を設けた後、該パターン層を
介して紫外線硬化性樹脂フィルムを貼合わせ、しかる後
紫外線硬化性樹脂を照射して該紫外線硬化性樹脂フィル
ム内で架橋あるいは重合する紫外線重合組成物の架橋効
率あるいは重合効率をインキ中に含有される重合禁止剤
およびあるいは重合促進剤により変化させることにより
該パターン層と接する部分と、それ以外の部分で硬化程
度の異なる紫外線硬化フィルムとし該パターン層と同調
した凹凸模様を紫外線硬化性樹脂フィルムに与えること
を特徴とするものである。
凹凸形成には次のような機構が考えられる。例として重
合禁止剤を使用する場合について述べる。尚、重合促進
剤を使用する場合はこの逆である。
しかし、本発明者らの研究によれば、重合促進剤のみで
パターン層を形成する場合、効果が顕著でなく、むしろ
後述するような重合禁止剤パターンを用いる場合に併用
する方が効果的である。まず紫外線照射によりパターン
層に接した架橋率あるいは重合率の低い比較的軟かし、
部分とパターン層のない架橋率あるいは重合率の高い比
較的硬い部分が生じる。この硬度差は硬化フィルム内の
軟化温度差に一致している。本発明は、これらの軟化温
度差を利用して凹凸形成を行なうものであり、以下の方
法差により凹凸のいずれとなるかが変化する。
‘11 硬化フィルムを加熱延伸する、 t2’ 硬化フィルムの周緑を固定し加熱自己収縮させ
る、及び{3’硬化フィルムの寸法変化を許容した形で
加熱自己収縮させる。
着色熱可塑性樹脂フィルムが既に基材に貼合わせであっ
た場合やテンターで固定されている場合は【2}と同様
である。
‘1}【21の場合は、該紫外線硬化性樹脂フィルムの
成膜時に蓄えられた反応熱、内部応力とか紫外線照射器
から頚射される熱により、パターン層に接した比較的軟
かし、部分に張力として集中し、この結果パターン層の
ない比較的硬い部分に比べ凹部となりパターン層と同調
した凹凸模様が生じると考えられる。
また【3’の場合はパターン層に接した比較的軟かし、
部分のみが収縮し、この結果厚み方向への体積増加が生
じ、パターン層のない比較的硬い部分に比べ凸部となり
パターン層と同調した凹凸模様が生じると考えられる。
以下、図面を参照しつつ本発明をより詳しく説明する。
本発明によれば、第1図に示すように着色熱可塑性樹脂
フィルム1の表面に紫外線硬化性樹脂フィルム中の重合
組成物の架橋効率あるいは重合効率を変化させる重合禁
止剤含有パターン層2を設け、該パターン層2を介して
紫外線硬化性樹脂フィルム3を貼合わせ、該フィルム面
より紫外線を照射することにより化粧材を製造する。紫
外線硬化性樹脂フィルム3を構成する紫外線硬化性樹脂
としては、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、熱可塑性ウ
レタン樹脂等の熱可塑性樹脂100重量部に対して、紫
外線重合組成物(反応性可塑剤と称す)として、不飽和
ポリエステル樹脂、スピラン樹脂、不飽和ウレタン樹脂
、変性ァルキッド樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル樹
脂、ェプキシ樹脂、ェポキシーアクリレ−ト樹脂、ジア
リルフタレート樹脂などのモノマー、オリゴマーあるい
はプレポリマーを10〜5の重量部;アクIJル酸アリ
ルメタクリル酸アリル等のアクリル酸ヱステル、ジオク
チルフタレート、ジブチルフタレートタなどのフタル酸
ェステル等の可塑剤を必要に応じ0〜3の重量部;必要
に応じ少量のペンゾーィルパ−オキサィド、アゾビスィ
ソプチロニトリル等の反応開始剤;ペンゾィンアルキル
ェーテル・ベンソフェノンなどの光増感剤を0.5〜5
重量部:その0池少量の三級アミン、有機金属化合物等
の触媒あるいはステアリン酸金属塩などの安定剤を加え
たものが用いられる。このような紫外線硬化性樹脂をカ
レンダー法、キャスティング法等により製膜して、たと
えば厚み20〜500ミクロンの紫外線硬化性樹脂フィ
ルムとする。このようにして得られた紫外線硬化性フィ
ルムは硬化性後もある程度の可操性を維持し、基材上で
硬化したとき基材側からのVカットが可能であるという
利点も有する。フィルムは無色あるいは着色の透明体で
あることが厚み方向の均一硬化のため好ましい。また紫
外線硬化性樹脂フィルム内で架橋あるいは重合する紫外
線重合組成物の架橋効率あるいは重合効率を変化させる
パターン層2のインキ中に含まれる重合禁止剤としては
2一エチルアントラキノン、8一メチルアントラキノン
、Q−ナフトキノン、セチルアミン、ラウリルアミン、
トリエチレンラトラミン、Nーフエニルジエタノールア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、マグネシウム、N−ニ
トリロ−P−トリルヒドロキシルアミン、アルミニウム
−Nーニトリロフエニルアミン、N−メチルジフエニル
アミン、ステアリルアミン、トリーn−ブチルアミン、
N・N−ジーn−プチルエタノールアミン、トリメチル
ヒドロキノン、2.5ージ−tーブチルヒドロキノン、
メチルヒドロキノン、ヒドロキノン4一t−ブチルカテ
コール、フエニルヒドラジン、メトキシヒドロキノン、
Nーメチルジエタノールアミン、N・Nージメチルベン
ジルアミン、4−tーブチルカテコ−ル、P一ニトロア
セトフエノン、ホモカテコール、1・2・4ートリヒド
キシベンゼン等がインキとの溶解性もよく良好である。
また該パターン層2は紫外線吸収物質や紫外線反射物質
による相乗効果も得られる。紫外線吸収物質としてはペ
ンゾフェノン類、ベンゾトリアゾ−ル類、共役二重結合
となりうるアクリレート類等の紫外線領域に吸収波長を
持つ紫外線吸収剤があげられる。また紫外線反射物質と
してはアルミニウム、亜鉛、銅、真チュゥ、ステンレス
などの金属あるいは合金さらには蟹光増白剤などがあげ
られる。いずれ3にしても着色から透明にいたるまで色
の濃淡に左右されずパターン層2との良好な同調ェンボ
ス効果を紫外線硬化性樹脂フィルム3に供与する主剤は
重合禁止剤である。このような各試薬を含んだインキを
着色熱可塑4性樹脂フィルム1に印刷し、該印刷パター
ン層を介して紫外線硬化性樹脂フィルム3を貼合わせる
着色熱可塑性樹脂フィルム1は前述したように重合禁止
剤の移行を防止するため可塑剤は好まし〈は25重量%
以下、より好ましくは無可塑にしておくのが良い。また
、この場合祭可塑であっても、紫外線硬化性樹脂フィル
ム3と貼合わせた後、該硬化性フィルム3の含有する可
塑剤が移行タ均一化し支障のない程度の軟かことなる。
印刷のためには、シルクスクリーン、凸版、オフセット
、グラビア等の任意の印刷方式が採用できる。パターン
層2は、たとえば0.1〜5〆の厚みとすることができ
る。またこの際パターン層2とフィ0ルム3の間に他の
インキが介在する場合でもその厚みが同程度(0.1〜
6仏)であれば重合禁止剤の効果に特別な支障はなく、
通常のグラビア印刷においても問題ない。このことは、
重合禁止剤を含有するインキの色の限定あるいは印刷順
序の限タ定がなく、グラビア印刷における直刷方式バッ
クプリント方式、また転与方式が可能であることを意味
する。第2図は、紫外線照射後のの積層体を示し、3a
は硬化部分を示し、3bは未硬化部分を示す。
0この積層体を加熱延伸した場合を第3図に示すが、延
伸による厚み方向の減少が3bに集中し凹部となる。
第4図は積層体の周緑を固定して加熱した場合を示し、
硬化部分3aの自己収縮分が未硬化部3bに集中し凹部
となる。また第5図は積層体を自由に加熱収縮させた場
合を示し、硬化部3aより未硬化部3bの収縮率の方が
大きいため未硬化部3bは凸部なる。同調ェンボス効果
を更に明瞭にする目的で重合禁止剤を含むパターン層2
以外の部分を重合促進剤を用いて硬化程度を更に高める
方法も可能である。
使用する重合促進剤としてはペンゾィン、ァセトフエノ
ン、ベンジル、ベンゾインアルキルエ−テルなどの増感
剤があげられる。このようにして得られた化粧材は、そ
れ自体、本発明法による製品であるが、更に補強のため
任意の基材に接着して製品化粧材とすることができる。
上述したように本発明の方法は、紫外線硬化性樹脂フィ
ルムとこれに対する架橋効率や重合効率を変化させる重
合禁止剤およびあるいは重合促進剤を含むパターン層と
の組合せにより、同調ェンポス模様を有する化粧材が少
い工程で簡単に得られ、しかも多様なヱンボス模様を有
する化粧材が得られるという利点を有するものである。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。実
施例中、「部」および「%」はいずれも重量基準である
。実施例 1 厚み100山の隣色の着色塩ビフィルム(バンドー化学
製、HZL52105、可塑剤5%含有)に導管部以外
を塩ビ系インキ(諸星インキ社製VTR)で、導管部を
重合禁止剤を含有するインキ(同社製FEX)で鰹柄を
印刷し、印刷面を介して紫外線硬化性樹脂フィルム10
0〆(バンドー化学社製、ウルトラフィルム)を熱圧(
16000、10k9/係)で貼合わせた後、紫外線硬
化性樹脂フィルム側より紫外線照射ランプ(120W/
2灯)で照射し、しかる後、硬化フィルム積層体を赤外
線ランプで照射しながら延伸(縦15%、横5%)した
ところ導管部が凹部となった木目イQ笠シートが得られ
た。
実施例 2 厚み100ムの黄±色の着色塩ビフィルム(バンドー化
学社製、日な5610ふ可塑剤5%含有)に冬目以外を
塩ビ系インキ(諸星インキ社製、VTP)で、冬目を重
合禁止剤を含有するインキ(同社製、FEX)で松柄を
印刷した後、実施例1と同機に紫外線硬化性樹脂フィル
ムを貼合わせ紫外線を照射した。
しかる後、硬化フィルム積層体が、自由に伸縮できる状
態で赤外線を照射したところ、冬目部分が盛上がり、し
かも周囲よりも艶の出た木目化粧シートが得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、本発明の製造法の各工程を説明する
ための模式断面図である。 1・・・・・・着色熱可塑性樹脂フィルム、2・・・・
・・重合禁止剤含有パターン層、3・・・・・・紫外線
硬化性樹脂フイルム。 第1図 豹2図 第3図 ※ム図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着色熱可塑性樹脂フイルムに重合禁止剤およびある
    いは重合促進剤を含有するインキでパターン層の少なく
    とも一部分を設けた後、該パターン層を介して紫外線硬
    化性樹脂フイルムを貼合わせ、しかる後、紫外線硬化性
    樹脂フイルム面より紫外線を照射して上記重合禁止剤お
    よびあるいは重合促進剤を含有するインキで設けられた
    部分とそれ以外の部分とで、該紫外線硬化性樹脂フイル
    ム中に硬化程度の差を設け、紫外線照射と同時あるいは
    その後で、加熱延伸するかあるいは加熱自己収縮させる
    事を特徴とする、同調エンボスを有する化粧シートの製
    造法。 2 前記着色熱可塑性樹脂フイルムの可塑剤含有率が2
    5重量%以下である特許請求の範囲第1項記載の同調エ
    ンボスを有する化粧シートの製造法。
JP55071697A 1980-05-29 1980-05-29 同調エンボスを有する化粧シ−トの製造法 Expired JPS6021858B2 (ja)

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