JPS6021855Y2 - テ−プ電線の製造装置 - Google Patents

テ−プ電線の製造装置

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JPS6021855Y2
JPS6021855Y2 JP11484484U JP11484484U JPS6021855Y2 JP S6021855 Y2 JPS6021855 Y2 JP S6021855Y2 JP 11484484 U JP11484484 U JP 11484484U JP 11484484 U JP11484484 U JP 11484484U JP S6021855 Y2 JPS6021855 Y2 JP S6021855Y2
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JP
Japan
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wires
wire
core
guide frame
tape
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Expired
Application number
JP11484484U
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English (en)
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JPS6048621U (ja
Inventor
清一 西川
正嗣 石橋
菊男 二見
勉 工藤
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
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Publication of JPS6048621U publication Critical patent/JPS6048621U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はテープ電線の製造装置に関する。
テープ電線は第4図に示すように、たとえばプラスチッ
クスのような絶縁材料からなる絶縁テープP1およびP
2の間に複数本の心線導体Wを互いに平行に、かつその
長手方向を絶縁テープの長手方向と一致させて配置した
後、それらの絶縁テープP1およびP2を圧着させて成
るものである。
このテープ電線は通常定尺のユニットとして用いられ、
その両端部は機器への連結用あるいはテープ電線相互間
の連結のために同図に示されるようにコネクタ23の挿
入孔に適合する形状をなしている。
すなわち端部においては心線Wの相互間隔は大きくシ、
一方何の絶縁テープ、図示の例ではPlの端部がコネク
タとの導通をえるために除去されている。
この考案はこのようなテープ電線のユニットを効率的に
製造する装置を提供することを目的とするものである。
〔従来技術〕
テープ電線の製造装置の従来技術として、特開昭絽−9
2887号公報あるいは特公昭48−104086号公
報に示されるものが知られている。
前者においては、多数の導体を多条の溝つきロールに案
内し、このロールの溝の間隔を周期的に拡大変化するよ
うに予め刻設されている。
このため導体に作用する張力が大きい場合には溝から導
体がはずれるおそれがあり、さらに各導体の間隔を拡大
変化させる距離はロールの溝の形状によって決まってし
まい、一定である。
さらに後者においては前記ロール自体がベローズのよう
に伸縮自在に構成されている。
したがってこのベローズを伸縮させるには、内部に流体
圧を周期的に流し込まねばならず構造が複雑になるとい
った問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は、前述の問題を有利に解消し、各導体の間隔
を任意の距離に拡大変化させうるテープ電線の製造装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記問題点を解決するために固定案内枠3
1に心線案内枠32が滑動可能に支持され、この心線案
内枠には多数のガイド線34,34、・・・が心線の走
行方向に直交し、かつこれ等のガイド線間の間隔が順次
変化するように傾斜して張られていると共にこの心線案
内枠が一定の周期で心線の走行方向に直交する面上を上
下に往復駆動する径間可変装置を採用した。
〔実施例〕
まずこの考案の一実施例装置の全体を示す第1図につい
て説明する。
装置の説明を進める過程において、装置の各部の作用に
ついても説明し、したがってそれによってこの考案にお
ける各工程も同時に理解できるわけである。
1は全体として心線送り出し装置であって、ここには必
要な心線数に等しい送り出しボビン、あるいはパケット
のような送り出し装置が設けられ、ここから導電性金属
より戒る複数本の心線Wが互いに平行に送り出される。
各心線Wはまずガイド板2を通過し、次いでガイド板2
の直後に設けられている径間可変装置3に入る。
径間可変装置3は第5図および第6図に詳しく示されて
いるように心線Wの相互の間隔を通常の値鳴から大きい
他d□に変化させる径間可変装置である。
これは多数のガイド線34が心線Wの走行方向にほぼ直
角をなし、かつ上、下方向に延び、その上下両端部付近
において各ガイド線間の間隔がそれぞれ値らおよびdl
をとるよう傾斜して張られた心線案内枠32が固定案内
枠31に滑動自在に取りつけられたものであって、心線
案内枠32の下端に連結されたクランクロッド33によ
って心線の走行する方向に直交する面上を上下方向に往
復駆動されるものである。
前述したガイド板2は心線案内枠32の上、下運動に際
して心線W自体が上下に移動しないよう抑えるための案
内板である。
なお第5図において間隔d4の心線Wと間隔への心線と
が上、下の異なる位置に描かれてい′るけれども、実際
は心線Wは上、下方向には移動しないで同図の下方の位
置だけをとるものである。
6および7は互いに係合する1対の圧延ロールであって
、一方の圧延ロール7の外周面には第2図にさらに詳細
に示されるようにその母線位置を軸線方向に延びる平角
突起部72が形成される。
また各圧延ロールの端部に取りつけられた歯車61およ
び71によって両圧延ロール6.7は互いに逆方向に回
転するように係合する。
心線Wはこの1対の圧延ロール6.7の通過によってそ
の円形断面が所定の長さLにわたって平角状につぶされ
るが、この状態は第7図および第9図にW′として示さ
れている。
なお8は圧延装置を駆動するモータである。
11および4はそれぞれ絶縁テープP1およびP2を送
り出す絶縁テープ送り出し装置である。
第3図において上側の絶縁テープP1は送り出し装置1
1から送り出された後圧着ロール10に反時計計回りに
かけられ、また下側の絶縁テープP2は送り出し装置4
から送り出された後、後述する打抜きプレス装置19、
ダンサロール5を経由した後圧着ロール9に時計回りに
かけられ、圧延装置の圧延口・−ル6から送られてくる
心線Wを間にはさんで両圧着ロール9,10によって圧
着されて第1図の右方に送られる。
12は絶縁テープP1.P2の表面を溶融させるための
熱風ノズルであって、1対の圧着ロール9,10と共に
圧着装置を構成するわけである。
打抜きプレス装置19は下側の絶縁テープP2に第3図
において22で示した窓を打抜く役目をする。
テープ電線においてはこの窓22と心線Wの平角圧延部
W1とを一致させるように、しかも第7図においてLで
示した平角圧延部W1の長さLは窓22の絶縁テープP
2の長手方向の長さ1よりも小さくないように設定され
る。
このため打抜きプレス装置19はリミットスイッチ16
によって圧延装置直前の径間可変装置3のクランクロッ
ド33を駆動するパルスモータ21と同時に作動するよ
う指令される。
すなわちその作動は増幅装置17、パルスモータ18を
経由して行なわれる。
なお20はリミットスイッチ16からの指令をパルスモ
ータ21に増幅して伝える増幅装置である。
もちろん打抜きプレス装置19から圧着ロール9に至る
絶縁テープP2に沿う長さと、圧延装置の圧延ロール6
の外周下側(平角突起部72が係合する部分)から同じ
く圧着ロール9に至る心線Wに沿う長さとは同一に設定
される。
15は上、下の絶縁テープの圧着が完了したテープ電線
の長さを測定する計尺装置であって、第3図に示された
窓22の所定の間隔を設定する役目をする。
計尺装置15によってテープ電線に沿って一定の長さ円
計測し、所定の間隔ごとにリミットスイッチ16を作動
させるわけである。
装置15.16をまとめて計尺信号装置と呼ぶことにす
る。
なお13はトルクモータ20によって駆動されるトルク
キャプスタンであってテープ電線を定張力で引取る作用
をなす。
14は巻取装置であり、第3図に示した形のテープ電線
が巻き取られる。
このテープ電線を窓22のところでA−A線に沿って切
断し、上側の絶縁テープP1の両側縁に残っているテー
プ部分を取り除けば第4図に示す形のユニットかえられ
る。
〔作 用〕
心線案内枠32が下方に位置したとき、各心線は通常の
間隔らに保持され、心線案内枠32が上方に上昇するに
つれて、各心線はガイド線34の傾斜によって押し拡げ
られて心線の径間がdlに変化する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、固定案内枠31に心線案内枠32が
滑動可能に支持され、この心線案内枠には多数のガイド
線34,34.・・・が心線の走行方向に直交し、かつ
これ等のガイド線間の間隔が順次変化するように傾斜し
て張られていると共に、この心線案内枠が一定の周期で
心線の走行方向に直交する面上を上下に往復駆動する径
間可変装置によって心線を案内するように構成したので
、心線が案内溝からはずれることがない。
さらに往復駆動のストロークを変えることにより前記心
線間の距離へを変化させることができる等の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例装置の全体を示す略図、第
2図は圧延装置および圧着装置部分の拡大斜視図、第3
図はテープ電線を示す斜視図、第4図は同じくテープ電
線のユニットを示す斜視図、第5図は径間可変装置の正
面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第
7図は心線の平角圧延部の平面図、第8図、第9図およ
び第10図は第7図のそれぞれ■−■線およびIX−I
X線およびX−X線に沿う断面図である。 1は送り出し装置、3は径間可変装置、6,7は圧延装
置、4,11は絶縁テープ送り出し装置、9,10.1
2は圧着装置、13は引取装置、14は巻取装置、15
,16は計尺信号装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の心線を平行に送り出す装置とこれ等の心線相互間
    の距離を周期的に変化させる径間可変装置と2枚の絶縁
    テープを送り出す装置と前記絶縁テープの間に各心線を
    挾んで互いに圧着させる圧着装置を有し、前記径間可変
    装置は、固定案内枠31に心線案内枠32が滑動可能に
    支持されれ、この心線案内枠には多数のガイド線34,
    34・・・が心線の走行方向に直交し、かつこれ等のガ
    イド線間の間隔が順次変化するように傾斜して張られて
    いると共にこの心線案内枠が一定の周期で心線の走行方
    向に直交する面上を上下に往復駆動するように構成され
    ていることを特徴とするテープ電線の製造装置。
JP11484484U 1984-07-30 1984-07-30 テ−プ電線の製造装置 Expired JPS6021855Y2 (ja)

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JP11484484U JPS6021855Y2 (ja) 1984-07-30 1984-07-30 テ−プ電線の製造装置

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JPS6048621U JPS6048621U (ja) 1985-04-05
JPS6021855Y2 true JPS6021855Y2 (ja) 1985-06-29

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JP11484484U Expired JPS6021855Y2 (ja) 1984-07-30 1984-07-30 テ−プ電線の製造装置

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KR200475479Y1 (ko) * 2014-05-20 2014-12-03 노영환 포장박스

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JPS6048621U (ja) 1985-04-05

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