JPS5915242Y2 - 軸方向空隙型回転電気用巻鉄心の製造装置 - Google Patents

軸方向空隙型回転電気用巻鉄心の製造装置

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JPS5915242Y2
JPS5915242Y2 JP4730875U JP4730875U JPS5915242Y2 JP S5915242 Y2 JPS5915242 Y2 JP S5915242Y2 JP 4730875 U JP4730875 U JP 4730875U JP 4730875 U JP4730875 U JP 4730875U JP S5915242 Y2 JPS5915242 Y2 JP S5915242Y2
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JP
Japan
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winding
slot
block
wound
steel plate
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Expired
Application number
JP4730875U
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English (en)
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JPS51124801U (ja
Inventor
良清 大西
美章 上田
Original Assignee
株式会社安川電機
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Publication date
Application filed by 株式会社安川電機 filed Critical 株式会社安川電機
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軸方向空隙型回転電機用巻鉄心の製造装置に関
するものである。
従来、回転電機用の巻鉄心を製作する場合、リール上に
巻回された帯状鋼板の始端を打抜型装置を通してマンド
レルに固定し、マンドレルによって所定の長さだけ巻取
る度ごとに巻線導体挿入用スロットを打抜き装置によっ
て打抜いていき、マンドレルに巻取られた鋼板が電機1
台分に達したところで装置の運転を停止し、鋼板を切断
して取出した後、巻戻しを行い、改めてスロットゲージ
棒によってスロット位置を測定、修正しながら所定の厚
さに巻回し、その始端と終端を溶接によって固着するよ
うにしていた。
このような従来の製作方法では鋼板材料に無駄を生ずる
と共に、巻戻し及び再巻回のために多くの作業時間を必
要とする。
なお、上記方法において巻戻しを行うのは次のような理
由によるものである。
即ち、上記のマンドレル巻取り方式のスロット打抜き作
業においては、大きな巻取り張力をもって鋼板を巻取る
ので、スロットを打抜いた鋼板をマンドレル上に巻取っ
たままではスロット位置が外径側にいくにつれて次第に
大きく周方向にずれてしまう、ということである。
従来の方法では作業能率が悪い上に、更に、自動化も困
難であり、製品のコストダウンを図る上で大きな障害に
なっていた。
このような点にかんがみ、本考案の目的は、材料の無駄
が少なく、しかも作業時間が短縮され、自動化の容易な
回転電機用巻鉄心の製造装置を提供することにある。
この目的を達成するために本考案は、帯状鋼板を、巻線
導体装着用スロットを打抜きながら巻取コマの上に巻回
すると共に、前記巻取コマが180゜回転する度ごとに
巻取動作を停止し、巻取コマの上に巻回された帯状鋼板
の互いに180°ずれたスロットに巻取コマを通して挿
入されたスロットゲージ棒によりスロット位置を確認、
修正しながら巻回するようにしたものであり、以下、図
面を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案装置を概略的に示すもので、リール2に
巻回されている帯状鉄心鋼板3が打抜型装置4を介して
巻取装置5に巻取られるように構成されている。
鋼板3の送りは巻取装置5によって行われるが、この巻
取装置5を送り方向から見た詳細構成は第2図に示す通
りである。
この巻取装置は打抜型装置4によって例えば第3図に示
すように製造すべき巻鉄心のスロットピッチ及び巻き径
位置に応じた間隔で所定の形状に打抜かれた巻線装着用
スロット31を有する帯状鋼板を巻取って所望の巻鉄心
に巻上げるための巻取コマ51と、これを180°ずつ
間欠駆動する電動機52とを備えている。
巻取コマ51は電動機52の出力軸52Aに取付けられ
、しかも巻取コマ51の直径方向に、即ち出力軸52A
の中心を通り且つ巻取コマ51及び出力軸52Aを貫通
する貫通孔が巻取コマ51及び出力軸52Aにあけられ
、この貫通孔を通してスロットゲージ棒53が挿脱自在
に、しかし抜は落ちない程度にきつく挿入されている。
スロットゲージ棒53は両端がなめらかな先細に形成さ
れ、しかも製造すべき巻鉄心の外径に相当する長さ、も
しくはそれよりもわずかに長い程度の長さを持っている
鋼板3の送りが打抜型装置4の側から行われるときは、
電動機52のトルクが送給側の張力を上回らないように
調整しておく必要がある。
さらに巻取装置5の鋼板巻取り終端部の近くには、巻取
コマ51に巻取られた帯状鋼板を巻取コマ51の停止の
都度巻取コマ51に押付ける押えピン55Aを有する押
え装置55が設けられている。
押えピン55Aと反対側には、巻取コマ51に巻取られ
た帯状鋼板のスロット31及び巻取コマ51の貫通孔を
通して挿入されたスロットゲージ棒53を巻取コマ51
の停止の都度スロットゲージ棒53の先端が帯状鋼板の
巻取り終端部から突出するように押えピン55Aとは反
対側から押上げる操作ロッド54Aを有する押上装置5
4が設けられている。
押え装置55及び押上装置54は油圧又は電磁力によっ
て押えピン55Aないし操作ロッド54Aを駆動する。
巻取コマ51はすでに述べたように電動機52により1
80°ずつ間欠駆動されるが、その180°ごとの停止
時においては、位置検出用リミットスイッチ等と協働し
て、スロットゲージ棒53が鋼板巻取り終端部で帯状鋼
板に対して垂直もしくはほぼ垂直の状態となるように位
置決めされる。
帯状鋼板3は巻取コマ51上に巻取られたとき等ピッチ
の偶数個のスロット (第4図の例では8個のスロット
61)を形成し、したがって鉄心中心を挾んで相対向す
る一対のスロットは180°の間隔を持つことになる。
また、このためには打抜型装置4によって帯状鋼板3に
スロット31を打抜く場合、隣接するスロット31相互
間の間隔(ピッチ)を、巻鉄心の外径側にいくにつれて
次第に大きくすることはもちろんである。
さて、巻鉄心製造工程に際して、まず押上装置54の操
作ロッド54Aを上昇させてスロットゲージ棒53を巻
取コマ51の上部に突出させておき、このスロットゲー
ジ棒53には、打抜型装置4でスロットを打抜かれてき
た帯状鋼板の先端のスロットを係合させる。
次に押え装置55の押えピン55Aを下降させて帯状鋼
板を巻取コマ51の外周面に当接させる。
その後押上装置54の操作ロッド54A及び押え装置5
5の押えピン55Aをそれぞれ元の位置に復帰させる。
操作ロッド54A及び押えピン55Aを復帰させた後電
動機52を駆動させるが、180°だけ回転したところ
で電動機52を停止させる。
巻取コマ51は出力軸52Aとともに180’、回転し
たことになる。
電動機52が停止すると同時に押え装置55が作動して
押えピン55Aが下降し、巻取コマ51に巻回された鋼
板を押えると同時に押上装置54が作動して操作ロッド
54Aを押上げ、スロットゲージ棒53を上昇させ、巻
回されたばかりの帯状鋼板の、先はどスロットゲージ棒
53を挿入したスロットに対して180°反対側に相当
するスロットに挿入し、スロット位置合わせを行う。
この際、スロットゲージ棒53は前述したように、その
両端部が先細り状のなめらかな形状となっており、スロ
ットへの挿入において、まず細くなっている先端部を、
押上装置54による上昇初期の段階において、打抜かれ
てきた該当する位置のスロットのどの部位かに係合する
ように入れ、上昇とともに鋼板を適切な位置にずらし前
記スロットを正確な位置に位置決めしていく。
押上装置54の操作ロッド54Aを上昇させ、スロット
ゲージ棒53をスロット内に挿入しスロットの位置合わ
せが終了すると同時に操作ロッド54Aを元の位置に復
帰させる。
このとき押え装置55の押えピン55Aも同時に元の位
置に復帰させる。
それとともに電動機52を再び駆動して180゜だけ巻
取コマ51を回転させる。
その後、前述したように押え装置55の押えピン55A
を下降させて新しく巻回された帯状鋼板を押えるととも
に押上装置54の操作ロッド54Aを押し上げてスロッ
トゲージ棒53を上昇させ、スロット内に通す。
以下これらの動作を繰返して行う。
なお、スロット抜きをされた帯状鋼板は、出力軸52A
および巻取コマ51の中心を通り180°の角度で相対
向する2箇所の直線状のスロット内にスロットゲージ棒
53を挿入したまま、つまりスロットをそろえた状態で
巻回される。
一連の各操作は打抜型装置4の打抜動作回数を計数し、
それが鉄心の180°回転角相当の計数値に達する度ご
とに電動機52即ち巻取コマ51を始動して180°だ
け回動させる等によって自動的に行うようにすることが
できる。
以上述べた本考案によれば、スロット付の帯状鋼板を巻
取コマ上に180°相当分だけ巻回する度ごとにスロッ
ト位置の確認、修正を行うので、従来の如く巻戻し及び
再巻回の作業を行うことなく最初から、即ちスロット打
抜きに連続して鉄心として組立てることができ、大幅な
作業時間の節約を達成することができる。
又、本考案によれば、スロットの打抜かれていない巻取
部を捨て去る必要もなく、巻取コマ上に巻回し終ったと
ころで直ちに最終的な鉄心が構成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の概略配置図、第2図はその巻取装
置を鋼板の送り方向から見た詳細配置図、第3図はスロ
ットを打抜いた帯状鋼板の平面図、第4図は完成された
巻鉄心の斜視図である。 3・・・・・・帯状鋼板、31・・・・・・スロット、
4・・・・・・打抜型装置、5・・・・・・巻取装置、
51・・・・・・巻取コマ、52・・・・・・電動機、
53・・・・・・スロットゲージ棒、54・・・・・・
押上装置、55・・・・・・押え装置、6・・・・・・
巻鉄心、61・・・・・・スロット。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻鉄心のスロットピンチおよび巻き後位置に応じた間隔
    で帯状鋼板にスロットを打抜く打抜型装置と、 巻鉄心のスロットに対応する軸方向位置に直径方向に貫
    通する貫通孔を有する、スロット打抜きずみ帯状鋼板を
    巻取る巻取コマと、 スロット打抜きずみ帯状鋼板を巻取るために巻取コマを
    180°ずつ間欠駆動する駆動装置と、少なくとも巻鉄
    心の外径に相当する長さを有し、両端部がなめらかな先
    細に形成され、巻取コマに巻取られた帯状鋼板のスロッ
    トを通して巻取コマの貫通孔に挿脱自在に挿入されるス
    ロットゲージ棒と、 巻取コマに巻取られた帯状鋼板を巻取コマの停止の都度
    巻取り終端部で巻取コマに押付ける押え装置と、 巻取コマに巻取られた帯状鋼板のスロット及び巻取コマ
    の貫通孔を通して挿入されたスロットゲージ棒を巻取コ
    マの停止の都度スロットゲージ棒の先端が帯状鋼板の巻
    取り終端部のスロットから突出するように押え装置の押
    付位置とは反対側から押上げる押上装置と、 を備えた軸方向空隙型回転電機用巻鉄心の製造装置。
JP4730875U 1975-04-08 1975-04-08 軸方向空隙型回転電気用巻鉄心の製造装置 Expired JPS5915242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4730875U JPS5915242Y2 (ja) 1975-04-08 1975-04-08 軸方向空隙型回転電気用巻鉄心の製造装置

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JP4730875U JPS5915242Y2 (ja) 1975-04-08 1975-04-08 軸方向空隙型回転電気用巻鉄心の製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS51124801U JPS51124801U (ja) 1976-10-08
JPS5915242Y2 true JPS5915242Y2 (ja) 1984-05-07

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ID=28185282

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JP4730875U Expired JPS5915242Y2 (ja) 1975-04-08 1975-04-08 軸方向空隙型回転電気用巻鉄心の製造装置

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JP6251776B2 (ja) * 2016-06-16 2017-12-20 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法

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JPS51124801U (ja) 1976-10-08

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