JPS60218337A - イソプレンの製造法 - Google Patents

イソプレンの製造法

Info

Publication number
JPS60218337A
JPS60218337A JP7719584A JP7719584A JPS60218337A JP S60218337 A JPS60218337 A JP S60218337A JP 7719584 A JP7719584 A JP 7719584A JP 7719584 A JP7719584 A JP 7719584A JP S60218337 A JPS60218337 A JP S60218337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
formaldehyde
aqueous solution
reaction zone
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7719584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0320368B2 (ja
Inventor
Osamu Yamada
修 山田
Tsumoru Tsureshita
連下 積
Yoichi Ninagawa
蜷川 洋一
Sunao Kyo
姜 砂男
Takayoshi Osaki
大崎 隆義
Koichi Kushida
櫛田 浩一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP7719584A priority Critical patent/JPS60218337A/ja
Priority to US06/707,842 priority patent/US4593145A/en
Publication of JPS60218337A publication Critical patent/JPS60218337A/ja
Publication of JPH0320368B2 publication Critical patent/JPH0320368B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明はメチル第3級ブチルエーテル(以下これをMT
BEと呼称することがめる)とホルムアルデヒドとの反
応によるインプレンの製造方法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
インブテンもしくはその前駆体とホルムアルデヒドを反
応させて一段でインプレンを合成する試みとしては、多
くの研究がなされておシ、前駆体としてMTBEを用い
る方法も種々検討されている0 例えば特公昭49−10927号公報、特公昭49−1
0928号公報、特公昭50−10283号公報、特開
昭57−130928号公報および特開昭58−698
24号公報には、種々の酸水溶液を触媒として用いた液
相での反応方法が開示されている。しかし、これらの方
法は、反応をインブテンの臨界温度以上の温度条件下、
密閉系で行なうため、高圧を必要とし、設備費がかさむ
という難点がある。
また反応に用いる原料と生成物が触媒と共に反応液中に
比較的長時間存在するため、逐次型の副反応を起しやす
く、本発明者らの追試結果によればMTBE基準および
ホルムアルデヒド基準共に60−以下、多くの場合50
−以下の選択率でしかインプレンを得ることができない
〔発明の目的〕
本発明の目的は、メチル第3級ブチルエーテルとホルム
アルデヒドからの一段でのインプレンの製造法において
、比較的低圧での反応*件下で高選択率でインプレンを
製造する方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的は、本発明によれば、メチル第3級ブチルエー
テルとホルムアルデヒドを酸性水溶液中で反応させるこ
とによジイソプレンを製造する方法において、 (JL) 直列に接続した複数の反応帯域に酸性水溶液
を存在させ、 (ロ)第1反応帯域にメチル第3級ブチルエーテルを連
続的または断続的に供給するとともに各反応帯域にホル
ムアルデヒド源および水を連続的または断続的に供給し
、 (C) 各反応帯域からインプレンを水および他の低沸
点成分とともに留出させ、これを次位の反応帯域に供給
し、 仲 最終反応帯域から得られる留出物よジインプレンを
回収することを特徴とするインプレンの製造方法によっ
て達成される。
〔構成の詳細な説明〕
本発明方法に従う反応においては第一反応帯域に供給す
るMTBEのモル数と各反応帯域に供給するホルムアル
デヒド源のモル数の合計をホルムアルデヒド忙換算した
場合のモル数の比(以下、これをMTBE/FAと記す
ことがある)は2以上であることが好ましい。反応収率
の観点からはMTBE/FAが大きいほど好ましく、こ
の値について厳密な意味での上限はないが、これを徒ら
に大きくしてもインプレンの収率の向上効果は小さく、
かえって使用熱量が増大して経済的に不利となるので、
MTBE/FAは一般に1゛5を越えないのがよい。該
反応においては、このようにホルムアルデヒドに対して
MTBEを過剰に用いるので酸性水溶液中に供給したM
TBBの過剰分はMTBE、イソブチンおよび第3級ブ
タノールとして、最終反応帯域より留出するが、このも
のは他の成分から分離したのち1再使用することができ
る。
本発明の方法において接続される反応帯域の数はMTB
E/FAを一定にして高いインプレン収率を得るために
は多い程好ましいが、反応帯域の数の増加による収率の
向上効果は反応帯域の数が1個から2個に増加し念場合
が最も大きく、該数が2個から3個、3個から4個と増
加するにつれて小さくなる。通常1反応帯域の数はMT
BE/FAならび忙反応操作の煩雑さを考慮して2〜4
個の範囲内から選ばれる。原料のMTBEは、全量を最
初の反応帯域に供給するのが好ましいが、その一部を第
2番目以降の反応帯域に供給することもできる。しかし
、それによって、通常、特別な利益はも九らされない。
もう一方の原料であるホルムアルデヒド源は各反応帯域
に分割して供給される。
ホルムアルデヒド源の分割割合は、各反応帯域中の酸性
水溶液の量および酸強度を考慮して適宜決められるが、
各反応帯域に各々供給されるMTBE。
インブテンおよび第3級ブタノールのモル数とホルムア
ルデヒド源をホルムアルデヒドに換算したモル数の比が
4〜30の範囲に入るように供給するのが好ましい。
本発明の方法においては、各反応帯域の圧力を調節する
ことによシ、各反応帯域から蒸発する各成分と水との比
率を規定することができ、圧力が高いと留出物中の水以
外の成分の合計に対する水の割合が減少し、圧力が低い
と逆の現象が起る。
そしてインプレンを高選択率で得るためには各反応帯域
の圧力P(ただし、反応条件下で不活性な低沸点化合物
を供給した場合は、その分圧を差し引いた圧力)を各反
応帯域に存在する酸性水溶液の反応温度における蒸気圧
りの1.2〜3.5倍に保持することが好ましい。P 
/ Pwが3.5を越えるとインプレンの収率が低下す
る。またP / Pwが1.2に満たない場合にはホル
ムアルデヒドの転化率の低下が著しく、またイソプレン
の単位生産量当シの消費熱量が増大する。留出した水性
のガス状混合物は1亘全縮めるいは分縮したのち次位の
反応帯域に供給してもよいが、ガス状のまま次位の反応
帯域に供給し念方がエネルギー的に有利である。
その場合留出物の円滑な流通のためには後位の反応帯域
はど反応系の圧力を小さくするのが好ましい。したがっ
て各反応帯域の圧力は、P/Pwが前記の関係を満たし
かつ後位の反応帯域はど反応系の圧力が小さくなるよう
に適宜選ばれる。
本発明の方法におhて緋各反応帯域に反応原料のほか所
望により反応条件下で不活性な低沸点化金物をも供給し
ながら反応を行なうことが可能であるが、これによシ特
別な利益がもたらされることはない。ここで使用しうる
反応条件下で不活性な低沸点化合物とは反応の前後で実
質的に変化しない化合物であシ、具体的にはn−プロパ
ン、n−ブタン、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどで
代表される炭化水素類、窒素などの不活性ガスを例示す
ることができる。
酸性水溶液へのホルムアルデヒド源の好ましい供給速度
は反応温度、酸性水溶液の酸強度および 1反応圧力を
考慮して決定される。ホルムアルデヒド源は各反応帯域
に均等にもしくは不均等に供給される。ホルムアルデヒ
ド源の供給速度を大きくした場合、良好な反応成績を得
るには酸性水溶液の酸濃度を高めるか、あるいは反応温
度を高める必要がアシ、この場合反応器の腐食が懸念さ
れる。
またホルムアルデヒド源の供給速度を小さくシ友場合紘
、単位容積当シのインプレンの生産量が低下する。この
ような点を考慮すると、全反応帯域に供給されるホルム
アルデヒド源の供給速度は、ホルムアルデヒドに換算し
た場合に全反応帯域に存在する酸性水溶液1に9につき
1時間めた90.2〜3モルの範囲にあるのが好ましい
反応温度は150〜220℃の範囲内から選ぶのがよい
。各反応帯域毎に反応温度を変化させてもよく、あるい
は各反応帯域とも同じ反応温度で1もよい。反応温度は
各反応帯域の酸性水溶液の酸強度に対応して適宜選ばれ
、たとえばよシ大きい酸強度では低い温度が、よシ小さ
い酸強度では高い温度が選ばれる。反応温度を150℃
未満にすると、反応速度を一定の水準(維持するために
酸性水溶液の酸強度を高めてもイソプレンの収率の低下
を招く。反応温度が220℃を越えてもインプレンの選
択率が著しく低下することはないが、最適選択率を与え
る条件でのホルムアルデヒドの転化率が低下する。22
0℃を越える反応温度でホルムアルデヒドの転化率が高
くなるような反応条件を選ぶとイソプレンからの逐次反
応が増大し、インプレンの選択率の低下をきたす。
本発明方法において用いられる触媒は無機酸。
有機酸およびそれらの塩類などの酸性物質であシ、これ
らは反応帯域において水溶液の形で用いられる。反応帯
域の酸性水溶液の酸強度は酸性物質の種類、反応温度、
ホルムアルデヒド源の供給速度などKよシ異なるが、通
常、pH0,5〜2.5の範囲から選ばれる。酸性水溶
液のpHが2.5を越えた場合にはイソプレンの収率の
著しい低下を招き、該pHが0.5に満たない場合はイ
ンプレンの収率の低下のほかに反応装置の著しい腐蝕を
招く。該酸性物質としては反応条件下において低揮発性
もしくは非揮発性のものが好ましく、具体的には燐酸、
硫酸、硼酸などの無機酸、ケイタングステン酸、リンタ
ングステン酸などのへテロポリ酸、p−トルエンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、)リフルオロメタンスルホ
ン酸、シュウ酸などの有機酸、ならびに硫酸水素ナトリ
ウムなどの酸性塩を挙げることができる。これらの触媒
はそれぞれ単独で使用しても、また2種以上混合して用
いてもよい。
また各反応帯域とも同じ触媒を用いても、あるいは各反
応帯域毎に異なる触媒を用いてもよい。
本発明の方法に使用するホルムアルデヒド源としてはホ
ルムアルデヒド水溶液、ホルムアルデヒドガスなどが挙
げられ、このほか反応条件下で分解してホルムアルデヒ
ドを与えるトリオキサン、パラホルムアルデヒドなどを
用いることもできる。
またメチラールその他のホルマール類も使用可能である
。しかし、本発明に於いては反応帯域への水の供給が必
須であシ、ホルムアルデヒドは反応帯域において水溶液
の形をとるので、ホルムアルデヒド源としてホルムアル
デヒド水溶液を用いるのが反応操作上有利である。
本発明方法において使用するメチル第3級ブチルエーテ
ルには第3級ブタノール、インブテン、n−ブタンなど
の炭化水素類、3−メチル−1,3−ブタンジオール、
3−メチル−2−ブテン−1−オール、3−メチル−3
−ブテン−1−オール、3−メチル−1−ブテン−3−
オール、メチルイソプロピルケトン、2−メチルブタナ
ール、メチル83級ブチルホルマール、4.4−ジメチ
ル−1,3−ジオキサン、4−メチル−5,6−シヒド
ロー2H−ピランなどが含まれていてもよい。
本発明を効率よ〈実施するには酸性水溶液を激しく攪拌
し、必要に応じて邪魔板等を挿入するなどして気液接触
が効率よく行われるようにすればよい。反応を長時間に
わたって実施した場合は反応中に僅かに生成する高沸点
副生物、特にタール性物質が酸性水溶液中に蓄積するが
、該高沸点副生物は酸性水溶液中で相分離するため、各
反応帯域から酸性水溶液の一部を連続的または間欠的に
−抜き取ったのちデカンタ−もしくは抽出塔に導き、該
酸性水溶液から高沸点副生物を除去することができる。
高沸点副生物を除去し念後の酸性水溶液は各反応帯域に
循環し再使用することができる。
本発明方法においてインプレンは、最終反応帯域で得ら
れる留出物を水相と有機相に分離し、該有機相を分留す
ることKよシ得ることができる。
本発明により得られるインプレンは純度が高く、ポリイ
ンプレンならびにテルペン系化合物などの出発原料とし
て極めて有用である。
〔発明の効果〕
本発明の製造法によ、9.MTBEとホルムアルデヒド
から一段で、しかも比較的低圧での反応条件下で高選択
率でインプレンを製造することができる。しかも本発明
の製造法は操作安定性にすぐれている、触媒寿命が長い
、比較的低温および低圧で反応を行なうことができるの
で設備費を低く抑えることができる、など多くの利点を
そなえている。さらに本発明者らは単一の反応帯域を用
いて同様の方法によジイソプレンを製造する方法につい
て先に特許出願を行なった(特願昭59−47735号
)が、この方法に比べても本発明の製造法は、同一の選
択率を得るために反応および回収操作に必要なエネルギ
ーを少なくすることができるという利点をもつ。
〔実施例〕
以下に実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれによって何ら限定されるものではない。
実施例I MTBE導入管(第2の反応器では第1の反応器からの
留出ガス導入管)、ホルムアルデヒド水溶液導入管、邪
魔板、温度計、電磁式攪拌機を装着した内容積750d
の耐圧ガラス製反応器2器を保温された蒸気流通管によ
って連結した反応装置を使用した。第1の反応器からの
反応ガスは上記蒸気流通管を通じて凝縮させることなく
第2の反応器に導入し、ま光電2の反応器から留出する
水性の反応ガスは凝縮させたのち、留出槽に捕集するよ
うにした。
上記2個の反応器にそれぞれ7.5重量−の燐酸水溶液
300gを仕込んで、第1の反応器においては18.2
kf/cd1第2の反応器においては17.31#/c
dの圧力下に168℃に加熱した。なお7.5重量%の
燐酸水溶液の168℃における蒸気圧は7.5 kg/
−である。
第1の反応器にMTBEと9.44重量−のホルムアル
デヒド水溶液をそれぞれ210g/hr、(2,76モ
ル/hr、)および73.19/ hr、 (0,23
−r−ル/hr、 )の速度で供給した。第1の反応器
から反応ガスが第2の反応器へ導入されるのを確認して
から45.4重量%のホルムアルデヒド水溶液を15.
2,9/hr。
(0,23モル/ hr、 )の速度で供給し、各々前
記した圧力および温度下、毎分1000の回転数で攪拌
しながら2.5時間反応を行なった。第2の反応器から
留出した反応ガスは凝縮器で凝縮させ、留出槽に捕集し
た。圧力は系内の窒素ガスをパージすることによシ微調
整し、一定に保った。また反応−器内の酸性水溶液の液
面は反応中はぼ一定に保たれていた。反応開始、1.5
時間から反応終了時までに留出槽で捕集した留出液およ
びこの間にパージされた窒素ガスに同伴した物質(ドラ
イアイス−ア七トンで冷却したトラップに導入し、n−
ブチルエーテルに吸収させた)を分析して反応成績をめ
た。留出液を水相と有機相に分液し、水相についてはガ
スクロマトグラフィー(内部標準法)のほか未反応ホル
ムアルデヒドの足置のため亜硫酸ソーダ法によシ分析を
行なった。有機相および前記トラップ中の成分はガスク
ロマトグラフィー(内部標準法)により分析した。結果
を表1に夾す。
実施例2〜4 実施例1と同様の装置を用い、供給MTBEI。
供給ホルムアルデヒド水溶液の濃度およびその量を変化
させた以外は実施例1と同様の反応方法および操作条件
で反応を行なった。結果を表1に示す。
実施例5〜7 実施例1と同様の装置を用い、酸性水溶液、反応圧力、
供給MTBE量、供給ホルムアルデヒド水溶液の濃度お
よびその量を変化させた以外は実施 1例1と同様の反
応方法および操作条件で反応を行なった。結果を表2に
示す。
実施例8 MTBE導入管(第2および第3の反応器ではそれぞれ
第1および第2の反応器からの留出ガス導入管)、ホル
ムアルデヒド水溶液導入管、邪魔板、温度計、電磁式攪
拌機を装着した内容積750−の耐圧ガラス製反応器3
器を保温された蒸気流通管によって連結した反応装置を
使用した。第1の反応器および第2の反応器からの反応
ガスはそれぞれ上記蒸気流通管を通じて凝縮することな
く第2の反応器および第3の反応器に導入し、また第3
の反応器から留出する反応ガスは凝縮させたのち、留出
槽に捕集するようにした。
上記3個の反応器にそれぞれ7.5重量−の燐酸水溶液
300gを仕込み、各反応器を表3に示した圧力下に保
ち、168℃に加熱した。圧力は窒素ガスを導入すると
ともに各反応器の中間にパルプを入れることによル調節
した。
第1の反応器にMTBEおよび3.65重量−のホルム
アルデヒド水溶液をそれぞれ4209/hr、 (5,
53モル/hr、)および190Ii/hr、 (0,
23モル/hr、)の速度で供給した。第五の反応器か
らの反応ガスが第2の反応器へ導入されるのを確認して
から第2の反応器に45.4重量−のホルムアルデヒド
水溶液を15.24il/hr、 (0,23モル/h
r、 )の速度で供給した。同様に第2の反応器からの
反応ガスが第3の反応器へ導入されるのを確認してから
第3の反応器に45.4重量−のホルムアルデヒド水溶
液を15.2Ii/hr、 (0,23−eル/ hr
、 ) (D速iテ供給シた。各々前記した圧力および
温度下、毎分1000の回転数で攪拌しながら2.5時
間反応を行なった。
第3の反応器から留出する反応ガスは凝縮器で凝縮させ
、留出槽に捕集した。圧力は系内の窒素ガスをパージす
ることによシ微調整し、一定に保つ九。ま九反応器内の
酸性水溶液の液面は反応中はぼ一定に保たれていた。実
施例1と同様の方法により反応成績をめた。結果を表3
に示す。
実施例9 アルデヒド水溶液導入管、邪魔板、温度計、電磁式攪拌
機を装着し穴内容積750dの耐圧ガラス製反応器4器
を保温された蒸気流通管によって連結された反応装置を
使用した0第11第2および第3の反応器からの反応ガ
スはそれぞれ上記蒸気流通管を通じて凝縮させることな
く第2、第3および第4の反応器に導入し、また第4の
反応器から留出する反応ガスは凝縮させたのち留出槽に
捕集するようにした0 上記4個の反応器にそれぞれ7.5重量−の燐酸水溶液
3001を仕込み、各反応器を表3に示した圧力下に1
68℃に加熱した。上記圧力は窒素ガスを導入するとと
もに各反応器の中間にパルプを入れることにより保った
第1の反応器にMTBEおよび2.79重量%のホルム
アルデヒド水溶液をそれぞれ560p/hr、(7,3
7−e ル/ hr、 )および246Ji’/hr、
(0,23%ル/hr、)の速度で供給した0第1の反
応器からの反応ガスが第2の反応器へ導入されるのを確
認してから第2の反応器に45.4重量−のホルムアル
デヒド水溶液を15.2II/hr、 (0,23モル
/ hr、 ) a)速度で供給した。以下同様にして
第3の反応器および第4の反応器にホルムアルデヒド水
溶液をそれぞれ15.29/ hr、 (0,23モル
/ hr、 ) y)速[”t’供給L、各々前記した
圧力および温度下、毎分1000の回転数で攪拌しなが
ら2.5時間反応させた0第4の反応器から留出した反
応ガスは凝縮器で凝縮させ、留出槽に捕集した。圧力は
系内の窒素ガスをパージすることによシ微調整し、一定
に保った0また反応器内の酸性水溶液の液面は反応中は
ぼ一定に保たれていた。実施例1と同様の方法によシ反
応成績をめた。結果を表3に示す。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 メチル第3級ブチルエーテルとホルムアルデヒド
    を酸性水溶液中で反応させることによジイソプレンを製
    造する方法において、 (a) 直列に接続した複数の反応帯域に酸性水溶液を
    存在させ、 (b) 第1反応帯域にメチル第3級ブチルエーテルを
    連続的または断続的に供給するとともに各反応帯域にホ
    ルムアルデヒド源および水を連続的または断続的に供給
    し、 (0) 各反応帯域からイソプレンを水および他の低沸
    点成分とともに留出させ、これを次位の反応帯域に供給
    し、 (ψ 最終反応帯域から得られる留出物よジインプレン
    を回収することを特徴とするインプレンの製造方法。 2、第1反応帯域に供給するメチル第3級ブチルエーテ
    ルのモル数と各反応帯域に供給するホルムアルデヒド源
    の合計をホルムアルデヒドに換算した場合のモル数の比
    が少なくとも2でめ夛かつ各反応系の圧力が酸性水溶液
    の反応温度における蒸気圧の1.2〜3.5倍である特
    許請求の範囲181項記載の方法。 3、各反応帯域へのホルムアルデヒド源の供給速度が該
    ホルムアルデヒド源をホルムアルデヒドに換算した場合
    に酸性水溶液lkFにつき1時間あたシ3モル以下であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、酸性水溶液のpHが0.5〜2.5である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5、接続される反応帯域の数が2.3または4個である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP7719584A 1984-03-12 1984-04-16 イソプレンの製造法 Granted JPS60218337A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7719584A JPS60218337A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 イソプレンの製造法
US06/707,842 US4593145A (en) 1984-03-12 1985-03-04 Process for producing isoprene

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7719584A JPS60218337A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 イソプレンの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60218337A true JPS60218337A (ja) 1985-11-01
JPH0320368B2 JPH0320368B2 (ja) 1991-03-19

Family

ID=13627032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7719584A Granted JPS60218337A (ja) 1984-03-12 1984-04-16 イソプレンの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60218337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102327883A (zh) * 2011-10-10 2012-01-25 北京七星华创电子股份有限公司 兆声波清洗头及具有该清洗头的兆声波清洗系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243974A (ja) * 1985-08-22 1987-02-25 Canon Inc カラ−画像処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243974A (ja) * 1985-08-22 1987-02-25 Canon Inc カラ−画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102327883A (zh) * 2011-10-10 2012-01-25 北京七星华创电子股份有限公司 兆声波清洗头及具有该清洗头的兆声波清洗系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0320368B2 (ja) 1991-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4340447A (en) Process for the recovery of pure acetone from cumene hydroperoxide cleavage reaction product
US4246203A (en) Process for the production of a phenol and a carbonyl compound by the catalyzed decomposition of an aromatic hydroperoxide
US5886198A (en) Method for continuously producing a cyclic formal
KR100516765B1 (ko) 큐멘으로 부터 페놀 및 아세톤 제조 방법
US4310712A (en) Process for the production of phenol and acetone
EP1042264B1 (en) High selective method of phenol and acetone production
JPS60218337A (ja) イソプレンの製造法
EP0030109B1 (en) Process for producing isoprene
US4593145A (en) Process for producing isoprene
RU2280022C1 (ru) Способ получения изопрена из изобутена и формальдегида
JPS60115531A (ja) ブタジエンの製造法
CN100408537C (zh) 制备丙烯酸的方法
JP2544745B2 (ja) α−メチルスチレンの製造方法
US2862978A (en) Synthetic glycerine production with intermediate removal of acrolein
JP4472271B2 (ja) フェノールの製造方法
JPH10120618A (ja) アクリル酸からの酢酸の分離方法
RU2063958C1 (ru) Способ выделения кротонового альдегида
RU2128637C1 (ru) Способ получения изопрена
RU2099318C1 (ru) Способ получения изопрена
JPS59106427A (ja) イソプレンの製造法
US1913159A (en) Production of mesityl oxide
CA1063622A (en) PROCESS FOR THE PREPARATION OF.alpha.,.alpha.,.alpha.',.alpha.',-TETRAMETHYL-PHENYLENE-BISCARBINOLS
JPH0254836B2 (ja)
RU2156234C1 (ru) Способ получения изопрена
JPS6315249B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees