JPS60217238A - 共重合ポリカプロアミドの連続重合法 - Google Patents
共重合ポリカプロアミドの連続重合法Info
- Publication number
- JPS60217238A JPS60217238A JP7262184A JP7262184A JPS60217238A JP S60217238 A JPS60217238 A JP S60217238A JP 7262184 A JP7262184 A JP 7262184A JP 7262184 A JP7262184 A JP 7262184A JP S60217238 A JPS60217238 A JP S60217238A
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- Japan
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- caprolactam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は共重合ポリカプロアミドの連続重合法に関する
ものである。
ものである。
従来からε−カプロラクタムを主成分とし、残りの成分
をヘキサメチレンジアンモニウムアジペートとする混合
原料を重縮合する方法は公知である(特公昭45−99
56号公報)。
をヘキサメチレンジアンモニウムアジペートとする混合
原料を重縮合する方法は公知である(特公昭45−99
56号公報)。
この方法は前記原料にε−アミノカプロン酸を少量混合
して前記原料を重縮令鴫しめてポリへ□キサメチレンア
ジパミド(ナイロン66)がミクロ的に分散したいわゆ
るミクロゲルのない共重合ポリカプロアミドを得る方法
で相応の効果を発揮している。
して前記原料を重縮令鴫しめてポリへ□キサメチレンア
ジパミド(ナイロン66)がミクロ的に分散したいわゆ
るミクロゲルのない共重合ポリカプロアミドを得る方法
で相応の効果を発揮している。
ところが、この方法はε−アミノカプロン酸を必要とし
、ε−アミノカプロン酸はε−カプロラクタムの2倍位
の価格を有するので、それだけ得られたポリマーは高価
なものとなる。
、ε−アミノカプロン酸はε−カプロラクタムの2倍位
の価格を有するので、それだけ得られたポリマーは高価
なものとなる。
そこで本発明者らはε−アミノカプロン酸を使用するこ
となくミクロゲルのない共重合ポリカプロアミドを得る
方法の確立を目的に鋭意研究したところ、重縮合反応系
内に前記原料を従来慣用的に採用された方法で供給する
と、ヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66原料塩)
カ局在的に析出し次いでそれだけが先に重縮合してミク
ロゲルになるという事実を見い出した。
となくミクロゲルのない共重合ポリカプロアミドを得る
方法の確立を目的に鋭意研究したところ、重縮合反応系
内に前記原料を従来慣用的に採用された方法で供給する
と、ヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66原料塩)
カ局在的に析出し次いでそれだけが先に重縮合してミク
ロゲルになるという事実を見い出した。
そしてす・イロン66原料塩がε−カプロラクタムとの
相対的含有量に応じて特定の温度下においたとき完全に
均一に溶け、それを重縮合反応系に供給しても全くミク
ロゲルに生成しないことが判明し本発明に到達した。
相対的含有量に応じて特定の温度下においたとき完全に
均一に溶け、それを重縮合反応系に供給しても全くミク
ロゲルに生成しないことが判明し本発明に到達した。
すなわち本発明の前記目的は、ε−カプロラクタム(0
92〜80重量部に対しヘキサメチレンジアンモニウム
アジペートが8〜20重jt部の割合で含有している混
合原料100重量部に対し水を3〜20重鼠部含む水溶
液を重縮合反応系に供給しtju記混合原料を重縮合す
る方法において前記水溶液をあらかじめ温度(T ℃)
≧11603−239.5C−1,131C2+0.0
51C3−2,78xlO’xC’で加熱保持してから
前記重縮合反応系に供給することを特赦とする共重合ポ
リカプロアミドの連続重合法とすることによって達成で
きるのである。
92〜80重量部に対しヘキサメチレンジアンモニウム
アジペートが8〜20重jt部の割合で含有している混
合原料100重量部に対し水を3〜20重鼠部含む水溶
液を重縮合反応系に供給しtju記混合原料を重縮合す
る方法において前記水溶液をあらかじめ温度(T ℃)
≧11603−239.5C−1,131C2+0.0
51C3−2,78xlO’xC’で加熱保持してから
前記重縮合反応系に供給することを特赦とする共重合ポ
リカプロアミドの連続重合法とすることによって達成で
きるのである。
以下、添付の第1図および第2図を用いて本発明法を詳
述する。なお第1図は本願発明法が適用される重縮合反
応系の一部を示す図面であり、そして第2図は前記原料
の溶解度曲線を示すグラフである。
述する。なお第1図は本願発明法が適用される重縮合反
応系の一部を示す図面であり、そして第2図は前記原料
の溶解度曲線を示すグラフである。
本発明における混合原料はε−カプロラクタム92〜8
0重量部にナイロン66原料塩を8〜20重量部の割合
混合したものである。ε−カプロラクタム92重量部を
越えるとナイロン66原料塩のみ重縮合反応系において
局在化する現象がみられず、また80重量部未満である
とε−カプロラクタム共重合体として有用な性能を発揮
し得ない。
0重量部にナイロン66原料塩を8〜20重量部の割合
混合したものである。ε−カプロラクタム92重量部を
越えるとナイロン66原料塩のみ重縮合反応系において
局在化する現象がみられず、また80重量部未満である
とε−カプロラクタム共重合体として有用な性能を発揮
し得ない。
前記混合原料tooiai部に好ましくは水を3重量部
以上20重量部以下含有させる。3重量部未満では前記
混合原料を以下に述べる加熱操作の前に輸送す唱のメー
゛凧籠である。逆に20重量部より多いと水を蒸発させ
るためのエネルギーが多量要ることになる。
以上20重量部以下含有させる。3重量部未満では前記
混合原料を以下に述べる加熱操作の前に輸送す唱のメー
゛凧籠である。逆に20重量部より多いと水を蒸発させ
るためのエネルギーが多量要ることになる。
前記混合原料を構成するε−カプロラクタムとナイロン
66原料塩はまず混合溶解槽(1)に別 3− 々の供給!(2)、(3)を通して時間当たり一定量供
給される。もちろんあらかじめε−カプロラクタムとナ
イロン66塩原料を混合して供給してもよい。混合溶解
槽(2)は加熱ジャケット等の加M手段(4)を有して
いる。そしてε−カプロラクタムの濃度0に応じて第2
図記載の曲線■よりも高い温度で前記混合原料を加熱す
る。なお曲線■は以下述べる実施例において実験的にめ
たものである。
66原料塩はまず混合溶解槽(1)に別 3− 々の供給!(2)、(3)を通して時間当たり一定量供
給される。もちろんあらかじめε−カプロラクタムとナ
イロン66塩原料を混合して供給してもよい。混合溶解
槽(2)は加熱ジャケット等の加M手段(4)を有して
いる。そしてε−カプロラクタムの濃度0に応じて第2
図記載の曲線■よりも高い温度で前記混合原料を加熱す
る。なお曲線■は以下述べる実施例において実験的にめ
たものである。
加熱された混合原料は、好ましくは攪拌機(5)によっ
て攪拌され均一溶液にされる。
て攪拌され均一溶液にされる。
次に均一混合原料は、重合反応器(6)に輸送管(7)
を経由して輸送される。輸送管(7)は前記曲線(ロ)
の温度より高い温度に保持されているから再び輸送管(
7)内においてナイロン66塩原料は析出することはな
い。また輸送管(7)に分岐した管(8)を設け、混合
原料の一部をその管を介して混合溶解槽(2)へ戻す方
が前記混合原料をより均一にする上から好ましい。
を経由して輸送される。輸送管(7)は前記曲線(ロ)
の温度より高い温度に保持されているから再び輸送管(
7)内においてナイロン66塩原料は析出することはな
い。また輸送管(7)に分岐した管(8)を設け、混合
原料の一部をその管を介して混合溶解槽(2)へ戻す方
が前記混合原料をより均一にする上から好ましい。
重縮合反応器(6)は公知の装置面で連続重縮合が=
4− 可能ならばいかなるタイプのものでもよいが、反応器(
6)内に混合原料の重縮合が開始ないしは若干進んだ流
動域(9)が存在することが必要である。なぜならばこ
こでミクロゲルが発生しゃすいからである。本発明法を
適用するとその効果が顕著である。
4− 可能ならばいかなるタイプのものでもよいが、反応器(
6)内に混合原料の重縮合が開始ないしは若干進んだ流
動域(9)が存在することが必要である。なぜならばこ
こでミクロゲルが発生しゃすいからである。本発明法を
適用するとその効果が顕著である。
重縮合条件としては、通常公知の条件であり、好ましく
は常圧下250〜270℃で6〜20時間加熱される条
件である。
は常圧下250〜270℃で6〜20時間加熱される条
件である。
かくして連続重縮合反応が終了したポリカプラミド共重
合体は公知の手段によってペレット化される。
合体は公知の手段によってペレット化される。
本発明法によると、従来公知の方法のようにε−アミノ
カプロン酸を使うことなくミクロゲルのない均一な共重
合体が単に特定の加熱と保温法を予備的に採用するだけ
で得られる。従って極めて品質の良好共重合ポリカプラ
ミドとなり、特にこれを繊維にした場合製糸性にすぐれ
糸切れなく高品位の繊維を得ることが可能となる。
カプロン酸を使うことなくミクロゲルのない均一な共重
合体が単に特定の加熱と保温法を予備的に採用するだけ
で得られる。従って極めて品質の良好共重合ポリカプラ
ミドとなり、特にこれを繊維にした場合製糸性にすぐれ
糸切れなく高品位の繊維を得ることが可能となる。
以下、更に実施例をもって説明する。
実施例1−12、比較例1〜11
ε−カプロラクタムとナイロン66原料塩を表記載の種
々割合で混合した混合原料を調整し、これに水を10重
量部(対100重量部)添加し、種々の温度加熱保持し
た原料を、260℃に加熱された重縮合反応器に1kg
7w1nの供給量で供給した。そして常圧下で15時間
原料を加熱重縮せしめた。得られた種のペレットを溶融
状態下で顕微鏡で観察し茶かつ色のミクロゲルの数を数
えた。これらの結果を表にまとめた。
々割合で混合した混合原料を調整し、これに水を10重
量部(対100重量部)添加し、種々の温度加熱保持し
た原料を、260℃に加熱された重縮合反応器に1kg
7w1nの供給量で供給した。そして常圧下で15時間
原料を加熱重縮せしめた。得られた種のペレットを溶融
状態下で顕微鏡で観察し茶かつ色のミクロゲルの数を数
えた。これらの結果を表にまとめた。
表 顕微鏡によるポリマ中のミクロゲル観察結果性)X
X:jクロゲルが100μの評価用フィルムld当り1
00ケ以上X://l−100ケ O:存在しない ※曲線R上の点に相当するポイント 7−
X:jクロゲルが100μの評価用フィルムld当り1
00ケ以上X://l−100ケ O:存在しない ※曲線R上の点に相当するポイント 7−
第1図は本発明法が適用される重縮合反応系の一部を示
す図面である。 第2図は混合原料の溶解度曲線を示す。 l・・・・・・・混合溶解槽 6・・・・・・・重縮合反応器 7・・・・・・・輸送管 9・・・・・・・流動域 特許出願人 東 し 株 式 会 社 8− 第2図
す図面である。 第2図は混合原料の溶解度曲線を示す。 l・・・・・・・混合溶解槽 6・・・・・・・重縮合反応器 7・・・・・・・輸送管 9・・・・・・・流動域 特許出願人 東 し 株 式 会 社 8− 第2図
Claims (1)
- ε−カプロラクタム92〜80重量部に対しヘキサメチ
レンジアンモニウムアジペートカ8〜20重量部の割合
で含有している混合原料100重量部に対し水を3〜2
0重量部含む水溶液を重縮合反応系に供給し前記混合原
料を重縮合する方法において、前記水溶液をあらかじめ
温度(T℃)≧l l 603−239.5C−1,1
31C”+0.051G’−2,78X l O’xC
’で加熱保持してから前記重縮合反応系に供給すること
を特徴とする共重合ポリカプロアミドの連続重合法(た
だし前記においてCは混合原料中のε−カプロラクタム
濃度(wt%)を意味する)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7262184A JPS60217238A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 共重合ポリカプロアミドの連続重合法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7262184A JPS60217238A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 共重合ポリカプロアミドの連続重合法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60217238A true JPS60217238A (ja) | 1985-10-30 |
Family
ID=13494633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7262184A Pending JPS60217238A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 共重合ポリカプロアミドの連続重合法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60217238A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045472A1 (de) * | 1996-05-24 | 1997-12-04 | Polymer Engineering Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur kontinuierlichen herstellung von polyamiden |
JP2012511604A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ラクタムとジアミン及びジカルボン酸の塩とからコポリアミドを連続的に製造する方法 |
WO2018090624A1 (zh) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 中国纺织科学研究院 | 一种pa6-66共聚物的连续聚合工艺及pa6-66共聚物 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP7262184A patent/JPS60217238A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045472A1 (de) * | 1996-05-24 | 1997-12-04 | Polymer Engineering Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur kontinuierlichen herstellung von polyamiden |
US6107449A (en) * | 1996-05-24 | 2000-08-22 | Polymer Engineering Gmbh | Process and device for continuous production of polyamides |
JP2012511604A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ラクタムとジアミン及びジカルボン酸の塩とからコポリアミドを連続的に製造する方法 |
WO2018090624A1 (zh) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 中国纺织科学研究院 | 一种pa6-66共聚物的连续聚合工艺及pa6-66共聚物 |
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