JPS60216742A - ステ−タコイルのレ−シング装置 - Google Patents

ステ−タコイルのレ−シング装置

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JPS60216742A
JPS60216742A JP6994784A JP6994784A JPS60216742A JP S60216742 A JPS60216742 A JP S60216742A JP 6994784 A JP6994784 A JP 6994784A JP 6994784 A JP6994784 A JP 6994784A JP S60216742 A JPS60216742 A JP S60216742A
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thread
yarn
coil
lacing
knitting
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Shigenori Ayabe
綾部 繁教
Kenichi Nakamura
賢一 中村
Kiyoshi Iwabuchi
岩渕 清詞
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/0025Shaping or compacting conductors or winding heads after the installation of the winding in the core or machine ; Applying fastening means on winding heads
    • H02K15/0037Shaping or compacting winding heads
    • H02K15/0043Applying fastening means on winding headS

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕゛ 本発明は、小型の酵導電動機など回転′dL磯のステー
タコイルエンドを単糸鎖編によりて編綴する −レーシ
ング装置に係り、特にこのようなレーシング装置におけ
る編糸の礎始め端部の処理機構に関′する。
〔発明の背景〕
小Wの紡噂電動機などにおけるステータコイルエンドの
処理にはいくつかの方法が用いられているが、そのうち
の−っに縫糸を用いてコイルエンドを緊縛するレーシン
グ処理があり、耐戚厚JP耐凍徳用のコンプレッサモー
タなどに広く用いられている。
ところで、このようなレーシング処理においては、当然
のこととしてレーシング糸(縫糸のこと)の端末処理り
間趙がある。そして、この端末処理にも、使用するレー
シング糸の材質によって積々の処理方法が用いられてい
るが、このレーシング糸としてはテトロン(登録商標)
などとし文知られている合成樹脂糸が一般に用いられて
いるため、このような合成樹脂糸を使用した場合での端
末処理が主とじ又聞踊になり、これの効率化が従来から
望まれていた。
このようなレーシング糸端末処理として従来から採用さ
れ又いるものの一つに、レーシング糸の縫始めの糸と縫
長りの糸を手作業により結び合わせる方法がある。すな
わち、第1図(a) ic示すようにステータコアミK
巷iされたコイル2のエンド部分をレーシング糸2で編
綴し、その縫始め部分3aと細長り部分3bとをこま結
ひなどによって縛り、その後、第1図(b)に示すよう
に、赤熱したヒータ4を用い、レーシング糸3の結び目
から余った部分を溶断して切離し、端末処理を終るので
ある。
この方法によれば、溶断によってレーシング糸のほつれ
が防止でき、かつ、f61ei K伴なう糸の同化によ
り結び目のほどけが防止できるが、しかし。
糸を結ぶという作業は機械化が極めて困難で、現在のと
ころ手作業に依存するしかなく、シたがってこの方法で
は作業者に大きな疲労を伴ない、しかも作業性の悪いも
のとなってしまうという欠点かあった。
一方1、別のレーシング端末処理として結び目によらな
い方法も知られている。
この方法は、レーシングの縫始めと細長りにおいて、ス
テータのインデックス(間欠回動)を停止させたまで編
綴動作だけを所定回だけ行ない。
コイルエンードの同じ位置に重ねてレーシング糸が巻回
される(これを多重縫いという)よう産し、この多M縫
いされた部分でレーシング糸の決始め端部と細長り端部
とを保持し又はどけないようにするのである。この方法
で端末処理したステータコイルの一例を第2図に示す。
この第2図で3Aは上記した多亘員いされた部分をボし
、5を;ゼンタガイド(後述)を示す。なお、この例は
、単糸鎖1tttrKよるレーシングの場合を示してい
る。
この多重縫いによれば、レーシング糸の倫始め端末3a
は、最初にレーシングした糸の上を次の糸が縛り、その
上をさらに次の糸が縛るといった具合になるため、容易
には解けなくなり、他方、細長り端末3bは第3図に示
すように、単糸鎖編した糸が3Cで表わすようになって
おり、この結果、端末3bはそれ自体で自ら締めている
糸の輪を作2ていることになり、端末3bをしごくこと
により容易には解けないようにできるのである。
従って、この多重縫いによれは、各端末3a。
3bを適当にしごいた後、赤熱ヒータなどによって切断
するだけの手作業で済むため、第1図で示した結び目を
作る方法に比して作業者の疲労が少くなり、作業性を改
善することができる。
ところで、このようなステータコイルのレーシングでは
、レーシング糸3の馳始め端末3aは第2図のセンタガ
イド5の、図示されていないノズルから供給され、レー
シングの曲始時には一旦、上方に引張られ、作業者の手
、或いはその他の適当な手段によって保持された状態で
レーシングが開始される。従って、この端末3aは必ず
ステータコイル2の内径側で、しかもステータコアlの
端面に近い部分から立上っている。
このため、最初は第3図の3aで示す状態になっていて
も、僅かな力で同図3 a’で示す状態になってしまい
、この状態で切断を行なわなければならなくなる。
この切断には、前述した理由により赤熱ヒータが用いら
れるが、コイル内径側はモータとして組付後、ロータの
冷却用フィン等が回転するために内径出張りが絶対にあ
ってはならない。このためヒータによる切断に十分気を
使わねばならない。
又、轍路り糸端末3bはそれ自体゛の張力で締つ1いる
だけであるために、ヒータで切断する除、第3図のBの
部分から遠ざかって切断したのでは解ける可能性もある
ためになるべく8部の近くで切断することが必要である
。尚かつ、切断した際、少し糸端な溶かして抜は止めの
玉をつくることが望ましく、現行作業方法ではこの玉を
つ(る作業の機械化が困難なために手作業となっている
。又、コイル2はコア1にコイル2を挿入する際の状況
により多少形状に差を生じ、必ずしも一定の形状には保
たれていないためにヒータを近づける距陥が定まらず、
よってこれも手作業となっている。
従って、この第2図に示した多重縫いによる方法では、
縫始めの糸処理も細長りの糸処理もヒータでの糸処理方
法が難しく、悪くすれば他の糸も切断する可能性もある
ために機械化の大きな障害となっていた。
また、未切断のflpKはヒータでポリエステル系合成
樹脂の糸を切るために有害な熾も出る。糸処理は縫始め
も細長りもコア1の状態を変えないで行なうのが時間的
にも有利であるから、外径側の糸端未処理はヒータで比
較的やりやずい状態にて処理できても、内径9Iljと
なるとコイル2に顔を近づけなければ見えにくくなり、
従って、この方法では、その分、有害な煙をすいやすく
なるという欠点がある。
さて、さらにもう1つの他のやり方としては、第4図に
示す如くに、縫始め糸叩末3aを、縫始めを多重縫いし
て糸が容易に解けなくなった状態でレーシング装置はコ
アlをインデックスしなか”ら単糸鎖編を開始するので
あるが、このとき、回転方向に逆らって縫始め糸端末3
a#を引張って縫い込んでしまう方法がある。縦長りは
前述した方法と同様であるので説明を略す。この方法は
、前述した方法の半分を自動化し、残りの半分を手作業
として残した形となりており、したがって縦長り端末処
理の欠点は先に述べたとうりであり、それがそのまま残
っており1機械化、自動化は困難である。
一方、この方法によれば、縫丸めを縫込むことについて
は、−自動化が可能となり有意糀であるのであるが、第
4図に示す如くに単糸鎖編された糸コと糸31の間から
礎始め糸3a″の路床がピラピラすることが十分に考え
られる。仮りに前記端末3a”がうまい具合に糸3′に
しばられ又、あまりピラピラする部分がない状態であっ
ても、点検作業や搬送途中に前記端末3 allがレー
シングしている糸3/をぬけてピラピラすることも十分
に考えられる。
レーシングは上下2ケ所のコイル2をそれぞれ行なうの
は当然であるが、このよ、−うに前記端末3a′が7リ
ーな状態忙あると、モータとして組込fれた場合、コア
1の軸方向に空気又は媒体が流れているときに少なくと
も一2方のフリーになっている前記端末31はコア1と
図示しないロータの方へむかつてなびくようKなる。こ
れはjlllj音の原因にもなるし、レーシングされて
いる糸?がロータによっ℃切断され、切断された端部が
巻きこまれてしまうこともおこりうるのである。
また、レーシングされたステータは次にワニス含浸など
による固着工程に移されるが、このとき固着されるまで
の時間、レーシング糸3がそのまま完全に保たれていれ
ばよいかというと、そうでもないのである。すなわち、
前記糸端末3a“は固着されてもコイル2に添って固層
されることは檜で、通常はそれらの少(とも一方がコイ
ル2から浮いた状態で固着され又しま・う場合が多い。
このため、モータとし゛て組上げた後で愈転甲に、フリ
ーになっている前記端末31がその根元から動き、この
部分の固着層を電磁微動に伴って破壊してしまうのであ
る。これは前記端末3a”をコイル2の外周方向に添わ
せて縫込んでも同様である。というのは、前記端末31
をしばつ℃いる糸3/、fは、コイル2とほぼ直角に交
わるためにコイル・2に対して接触点又は線をあまりも
たないため、前記端末31が冷却風又は媒体によっては
げしく振動すると、その付蓮の同層層はたえられないの
である。
またさらに、固着をしない、例えば冷房用モータなどに
おいては、前述したように前記端末32′#が媒体によ
ってはげしく振動することは糸を損傷するために絶対に
不可である。又、レーシングされた糸3は、500,9
程度の力で外周方向へ引張った場合でも、1〜2smコ
イル2から浮くのは常識である。したがって、その下へ
縫込まれた糸端末3a′は流れる媒体やIE磁振動下に
ありてはかなりの自由度が与えられてしまう結果となる
ことは必定で、しかも媒体によりてはけしく振動させら
れれば糸a/、 s7Fは除々にゆるみはじめ、コイル
2の電磁振励をさら、に助長し、悪循環をもたらすこと
Kなるのである。
このように従来方法においては1機械化が困難なことや
作業者への悪影響及び信頼性の面で問題があるという欠
点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、レー
シング糸の端末処理に対する作業性が良く、かつ自動化
、機械化が容易でしかも製品に対して高い信頼性を与え
ることができるレーシング装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、ステータコイルエ
ンドの内周方向から立上っているレーシング糸の縫始め
の端末を、編針によるレーシング動作に合わせて編針の
進退方向に向って左右に振りながら多重縫いし、縫始め
端末の立上り位置をステータコイルの上部ないし外周方
向に移すようにした点を特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明によるステータコイルのレーシング装置に
ついて、図示の実施例を参照して詳細に説明する。
第5図ないし第9図は本発明によるレーシング装置の一
実施例におけるレーシング端末の処理動作を説明するた
めの図で、まず、これらの図妊よって本発明の原理につ
いて説明する。
第5図はレーシング縫始めの・状態を示したもので、糸
3はノズル7かも引出された後、縫始め端編針6がます
コイル2とコア1のコイル2の立ち上りと立ち上りの間
からコア1の中心方向に向かって進退、捻回して糸3を
コイル2の外周へ引張り出す。このとき、縫始め端末3
aは少なくともコイル2の内径に出張らない位置で、し
かも編針6とノズル7を結んだ直線上と大きな角度で交
差することのないようにし、その上を糸3で縛るように
する。編針6がコイル2の上部を縫って再び下降して進
退を行なう間に、第6図に示すように縫始め端末3aを
いままであった位置と編針6に対して反対側になるよう
に振り、再び前記端末3aの上を糸3で縫う。
こめような操作を数回繰り返すと第7図のように前記端
末3aを放しても容易に樋始め部が解けなくなる。この
状態で前記端末3aを第8図の如くコイル2から立ち上
がり数vrmのところで切断する。このよ5にすれば縫
始め糸端末3aの自動化を容易に望むことができるが、
さらに本発明の効果を大きくするために次のようにす°
ることか望ましい。
まず、第5図において引出された縫始め端末3aはコイ
ル2の高さと同程度の高さにしてコア1かも100朋程
廃れた地点で編針6の左右40 am以内に位置するよ
うにする。又、最初に前記端末3aを編針6の左右に近
づけるときはコア1.のインデックス側になるように保
持する。つまり、第5図において矢印の方向にコア1が
インデックスされるものとすれは、前記端末をコア1中
心方向に対し編針6の右側になるように保持するのであ
る。次に、第6図のようK 1m6釧6が1サイクルの
工程を終えて次のサイクルへ入ったときには、前記端末
を絹針に対して第5図の場合とは左右対称の位置、つま
り左側に保持するのである。そして第8図に示すように
3サイクル目が終了した状態で前記端末3aを立ち上が
りs ysm以内になるように切断するのである。
なお、糸3の切断はヒータで行なうのであるが。
このとき、切断した直後に、糸の溶断部をフッソ樹脂の
ようにくっつきにくい材質からなる押え部材でおさえて
、他の糸に溶断部をくっつけるようにすれば、さらに好
結果が得られる。
さらに、上記したように、まず最初に前記端末数的簡単
に行なえるという利点が得られる上、第9図に示す如く
縦長り処理で多Mtmいした際Kg始め端末3aの切1
!?された部分は、たとえ少々余長が長かったとしても
縫込まれる利点が得られる。
また、前記端末3aを編針6の付近で保持するのは、確
実に練液かになるようKipM込むためである。
このようにすれば前記端末3aを溶断する際、この端末
3aはすでにレーシングされた糸3とほぼ平行を保つた
めに、躊断して押え部材等で糸3に押しつけると熱で解
けた部分の糸が他の糸にくっつき易くなり、レーシング
をより信頼性高(するノテある。又、多重縫いとしては
最低3回は必要で、2回ではコイルの立ち上り部分がコ
イル2の外周部へ確実に出てくるようにすることは難し
い。
次に、以上の動作原理に従って動作する本発明の一実施
例によるレーシング装置について説明する。
第1O図傾おいて、レーシング本体61にはチャック6
3によって着脱可能なm*t6が取りつけられている。
この編針6は機種等によって多くの種類をもっている。
なお、この図では、編針6の下端位負”を実線で、上端
位置を2点鎖麿で示す。前記本体61は編針6と垂直を
なす方向にセンタボスト8があり、これKはコア1が図
示されないホルダによっである一定の高さに保たれてい
る。センタボスト8の中には図示されない駆動部によっ
て編針6と単糸@騙すべく昇降、捻回するホルダガイド
5があり、その上部先端部には細針6と糸のやりとりを
行なうノズル7がある。
縫始め糸処理部は支柱ωによりて支えられている仮45
の上に乗っている。これ炉は上下方向にのみ移動可能な
板40のガイドホルダ41に連結されたガイドバー43
がガイド42によって保持されていて、これを作動させ
る駆動部材が取りつけられている。
上下のみ移動可能な板40には支柱33があり、ラジア
ル軸受31、スラスト軸受31′を介して支柱31に対
して回転可能に保持されたプレート28が設けられてお
り、このプレート28ハガイド32と一体化され、全体
のN量は図示されないネジ等の方法で支柱33に固定さ
れた受け刃で受けている。さらに、この板40にはプレ
ート四に回転運動を与える駆動部あか取りつけられ、こ
れKよる駆動力はボス35゜レバー36.ピン37によ
ってプレート28に伝えられる。また、プレートあけス
ライドバー5を保持するホルダ四と、バー6を駆動する
駆動部かを支える支えnを有している。さらに、このス
ライドパーゐには取付叡冴があり、バーδはこの取付板
ムを進退のみさせるためにある。取付板あの先端にはク
ランパ駆動s23が取りつけられている。
クランパ駆動s23には第11図に示す如く、プレート
21によってクランパ18を保持したクランパ保持板n
が取りつけられており、クランパ駆動部おが作動すると
ピン19によって連結した連結偉加。
17を介してクランパ18が駆動され、このクランパ1
8はピン16を中心にして回動させられる。なお、ピン
16はクランパ保持&四によって保持されている。
第1O図に戻り、クランパ18は通常2点′鎖線で示さ
れた位置18(イ)にある。そして、レーシング準備完
了の信号を受けると、クランパ18は駆動部26によっ
てまず前進させられ、次いで駆動部44によって下降さ
せられる。このとき、クランパ駆動部おは後退の状態に
あり、クランパ18は開の状態にある。駆動部44によ
ってクランパ18が下降する位置は、センタボスト8と
ノズル7の間がよい。クランパ18はセンタガイド5が
昇降、捻回し、したがって縫始め癩3aが出ているノズ
ル7の先端がある程度上下回転した位置にあっても、縫
始め1liiii3aを常に確実にクランプできるよう
に開いておかなければならないのは言うまでもない。ク
ランパ18は次いで縫始め糸端末3aをり?ンプするた
めに閉じるが、このとき、エアーノズル9を設け、これ
によってノズル7の開口部の逆方向よりエア吹きを行な
えば、糸3はノズル7から直すぐコイル2に向かつて簡
単に押出されるため、クランプ作業性を向上させること
ができる。
クランパ18が前記端末3aを保持した後は上昇・後退
をして2点鎖[18(イ)で示される位置に前記端末3
aを保持する。このときのクランパ18が取りつけられ
ているスライドパー5の位置は第12図の実勿(及び液
腺)で示す位置にある。そして、 ・この状態で編針6
が前述した1サイクルの工程を終えると、この第12図
には表わされていない上下に移動可能な&40に取りつ
けられている支柱33を中心に、板40に取りつけられ
た駆動部341Cよってプレート四が回転される。この
とき、ボスあとレバー36は回転可能になるようにピン
31で一方を保持され、レバーあの他方は回転i5J能
なプレート比に固定されたピン37に回転可能に取りつ
けられている。なお、ここではプレー)28の回転を与
える駆動部あどしてロータリアクチェータを用いて説明
したが、直線運動による駆動を行なってクランパ18を
移動してもよい。さて、プレート28Tlc回転を与え
る駆動部あが最大180度回転すると、クランパ18が
取りつけられているスライドパー5は2点鎖線で示す2
5(ロ)の位置となり、縫始め端末3aは笑線で示す位
置から編針6に対して左右対称になった位[3a(ロ)
に移る。
さらにこの状態で細針6は前述した1サイクルの工程を
終了すると、再びプレー)28に回転を与える駆動部あ
が始めにあった位置に戻るべ(回転する。スライドパー
6は再び実腺で示す位置となり、編針6はさらに1サイ
クルの工程を行なう。
この工程が完了すると、赤熱したヒータ(資)を保持板
52で保持した縫始め未切断のための駆動部53が作動
し、縄始め糸端末3aを溶断する。この駆動部53の取
付位置は、糸を切断できる場所であればどこでもよいが
、切断動作時、コイル2より尚い位置からヒータが近づ
くようにすることが菫ましい。この駆動部53は糸が溶
断されるとすぐに後退する。そして、これと入れちがい
にヒータ関で溶断された端末3aの端部がまだ固まらな
いうちに、図中に破線で示すフッソ樹脂等のくっつきに
くい拐質からなる押駒49が駆動部55によって前進し
、溶断部のまだ固っていない縫始め端部3aを押え押駒
49はすぐに後退する。なお、この未切断の一連の動作
は編針6が多重倫いを終えて矢印方向にインデックスを
はじめた後でも行なえるため作業性がよい。又、ヒータ
犯は糸端末3aをコイル2に残る余長をなるべく短かく
するためにコイル2に添った形状等をとらせることがで
きることは言うまでもない。さらに、次に同着処理が別
にある場合には、あえて押駒49で押さなくても支障は
ない。
ところで、レーシングを行なう場合Kltl、レーシン
グ糸に張力を与えて行なうのが一般的ンよことなので、
この点についての説E!Aは略した。このように張力を
与えるのは、編針6で糸をひっかけて単糸鎖編するとき
にやや多めにノズル7より糸を引き出すので、その分を
吸収してコイル2上に糸3がたるまないようにするため
である。轡に多1縫いを行なう場合には、編針6によっ
て引き出された糸3をかなり長く引き戻さなければ、コ
イル2上でたるみとなることがある。そして、この傾向
は縫始めの最初のときに発生することが多く。
これは糸等ですべりやすくなった多重縫いの進中である
ため、たる、みをとる量が多Mi姪いのときよりも少な
くて済む他のI&1PIrよりも条件的に惑いからであ
る。
第13図に示すような大きなたるみ3dは、ノズル7か
ら新たな糸3を細針6が光線のカギにかけて暢3eの中
を泄るときまでに、図示されない水力装置Kによってノ
ズル7の中で吸収されて3d(ハ)で示すような小さな
輪にされてしまうようにしなければ、細針6か6上昇・
前進する廟程において、Iij、I+3 dの糸を再び
ひっかけてしまう可能性か生じる。この場合、対策とし
ては11111i紅6が上昇拳前進過程にうつる前に縫
始め端末3aを4たけ後退させて3aejで示す位置に
移し、これにより糸を引張って輸3dを破線で示ず輪3
(1(ハ)にする必要がある。このようにするため、こ
の実施例では、第14図に示す如(、クランパ18が廂
始め端末3aをクランプに行くときに一緒に前進し、端
末3aをクランプして戻ってきたときに、取伺4i24
の横方向芙起部拐をヌトッパーとするスライドバー駆動
部26よりも力のある駆動部47を設け℃いる。そして
、これにより、1Ajb針6が所定の動作をするのと遅
動して取付板冴の矢起部48を押していた駆動部47を
後退させ、クランパ18を実線位置がら破線で示す位置
Kn−IJかし、@3dか小さくなるようにしている。
このようKjることにより糸の断←、たるみすぎを防ぐ
ことかできる。尚、この動作は張力装置と連動させるこ
とも可能で、たとえば、駆動部47を後退させるのと前
後して張力装置を働かせる等のことをやれは、轍始めに
おける糸のたるみによる不良は解決できる。
さて、以上は、本発明の一実施例を従始め糸処理に関し
て説明してきたが、縫部り糸処理についても自動化しな
ければ前述した欠点が残り、冥用的とはいえない。した
がって以下、Ili!!於り糸端未処理についても自動
化を可能にした本発明の一実施例について説明する。
第15図に全体の概況をつかむために装置の全体構成図
を、そして第16図に平面図を示す。なお、従長り糸端
未処理機構は縫始め糸端未処理機構どの干渉をさけるた
めに通常は上部で待機している。
レーシング本体61によるレーシングが完了すると、糸
処理部を収納した保持プレート10が、保持7’tz−
)’70に固定具101 Kよって同定されたガイド1
04によってガイドされたカイトパー102に規制され
て駆動源103 Kよって下降し、糸処理を行なった抜
駆M源103によって上昇するのである。
駆動源103は保持プレー) 106 K取りつけられ
ている。保持プレー)1064’!もう1つの保持プレ
ート105によって鱒始め糸端末処坤部を支えているi
 45 ttc取りつけられている。
保持プレー)70には2本のガイドバー71が保持され
、取付具72によって保持プレー)701C取りつけら
れた駆動源73によって連結具74を通して左右に移動
するスライドブロック75を有している。スライドブロ
ック75を説明するためにさらに第17図と、スライド
ブロック75の下ii1図(右半分)第18図とを併用
する。
糸ささえ78はそれを四方からガイドするガイドに押さ
えられているため、突起部78 aに糸ささえ駆動源7
9による力が作動しないとぎはピン83を中心として傾
むい1おり、駆動部103 Kよって保持グレート70
が下降したときに糸3に干渉しないようになっている。
そして、保持プレート7oが下降を終り定位置に達する
と糸ささえ駆動部79によって糸ささえ突起978aが
押し下げられピン82によって停止し、位置決めされる
。このとき、糸3は糸ささえ78にすくわれるように、
そのふところに入る。ピン82 、83は板77で外に
飛び出ないように保たれ、また入りすぎないように段差
を有している。
糸ささえ18のガイド箱76の一方の面でガイドされ他
方なガイド92で保持された糸おさえ混は、駆動源85
によって上下動する。この糸おさえ混は下方に舌の形状
をした押え部84aを有している。この糸おさえ澗と糸
ささえ78の中間にあって糸ささえガイド箱76に一部
をガイドされたカッタ保持具86は先端に斜めにカッタ
87を有し、上部にガイド/< 33を有する。ガイド
バー路はスライドブロック75中でガイドされる。カッ
タ保持具86は駆動源89によって下方へ押し下げられ
るが、このとき、ガイドバー88によるガイド量が少し
しか得られず、そのため傾く虞れがあるため、ガイドi
 76 Kもガイドさせである。
第19図に明示されている糸押しソ1は、ガイド92の
糸おさえ83と反対側にガイドされ、動@諒91JKよ
って作動され、センタボスト8とノズル7の間に糸を押
し下げる働きをする。
さて、以上の部分による一連の動作が終わるとスライド
ブロック75は駆動源73によって移動し、熱処理部が
糸3の正面に来る。熱処理部は第か図に拡大して示す如
くガイドバー97のガイドも兼ねた保持具94に対して
、ある角度を持ってその駆動源95が取りつけられてお
り、ガイドバー97の先にはヒータ保持板%があり、そ
れにヒータ98と、レーシングされた糸3との距離を見
知するセンサー99とが取りつけられている。
レーシングがを了すると前述したよ5に駆動部103 
Kよって従長り糸端未処理部が下降する。そして前述し
たように糸ささえ78が糸3をふところへ入れ−る。こ
れは編針6の保護の意味と、糸処理中妊輪針6から糸3
がはずれないようKするためのものであるが、このよう
な心配のないものに関しては糸ささえ78は使用しなく
てもよい。
第19図に糸ささえ78が糸をささえたところの状態を
示す。レーシングが終ったばかりのときには、従長り糸
3,3bはコイル2からはなれた状態になっている。こ
れをしごくことによって糸の根元3fは締められ、コイ
ル、2にくっつくようになる。
そのよう圧するために第加図に示すよう忙糸おさえ84
!/cよって糸を押さえるのである。このとき、糸おさ
え混がガタガタしないようにガイドをきちんととってお
かねばならない。糸おさえ84は数回繰り返し作動させ
ることによってはじめてその効果が現われるのである。
なお、糸おさえによってでる糸3のたるみは前述した張
力装置に設は又あるたるみとりでは取り尽せないために
、たるみ取り具を張力装置とセンタガイド5の間に別に
設けなくてはならないが、このたるみ取り具の一例を第
21図に示す。
センタガイド5から出た糸はローラ・111を経て糸ク
ランパ115を通り張力装置へと絖いている。
糸クランパ115はガイドバー113上をg動源117
によって移動可能になっている。糸クランパ115は駆
動# 114を有し、図示しないクランパによって糸お
さえ84が作動したときに作動しはじめる。
駆動源117は糸3を破断しないような作動力に設定し
なければならない。このようにして糸おさえ84は常に
コイル2から編針6へ一直崎に張った糸3をしごくこと
ができる。糸おさえは5回以上行なえはほとんど完了す
る。
第n図に糸おさえ処理の完了した状態を示す。
このとき、糸の根元3fはきつ(しごかれている。
次いで第n図に示す如く駆動源89(図示せず)によっ
てカッタ87が下降し、糸3を切断する。−このとき、
はとんど同時に糸伸し91は駆動部90によって下降し
、糸の根元3fを通ってカラタ87で切断された次の縫
、始めの糸3aをセンタポスト8内に押し下げる。この
ようにしても、固くしごかれた糸の根元3fから縫締り
糸端末3bがぬけることはない。しかし、この切断をヒ
ータで行なうと固くしごかれた糸の根元3fを糸の切断
端が通るときに抵抗となってとれないことがあり、従っ
て、との実施例では上記したようにカッタ87を用いて
いるのである。
さて、糸3乞カッタ87で切断するときには、たるみ取
り具はまだ糸を引張りつづけているのであるが、このと
きに糸3が切断されるとたるみ取り具が働らいているた
め、糸3がノズル7の中を通りセンタガイド5からはず
れてしまう。しかして、たるみ取り具を解除すると、光
弁しで次の縫始め糸端末3aを糸の根本3fかも抜きと
ろうとする際に抜きとれず、ノズル7の方から糸が出て
来てしまうことになる。そこで、この問題を解決するた
めにこの実施例では、第冴図に示す如くセンタガイド5
のノズル7付近にセンタポスト内糸クランパ機構を設け
ている。このクランパ+a=の駆動源10は止メ具14
によって止メ板11鉢とセンタガイド5をはさんで保持
されている。センタガイド5には糸3が通る穴らがある
が、止メ也’uvcはこの尺八よりも犬ぎな寸法をもち
、かつ摩掠係数の烏い材料かもなる板12があり、この
板12に面した駆動源11jlKは押え板13がある。
糸3はこの似12と押え赦130間でクランプされる。
糸おさえ動作が完了したら、まずこの板12と押え板1
3によるクランプ動作を働かせるようにする。なお、こ
のとぎに張力装置tとたるみ取り具はそれぞれ動作解除
されるようにし、仮に全て完了した際にセンタポスト内
糸クランプによるクランプが外れても光3の残張力で糸
3がセンタガイド5カ・ら抜は落ちないようにする。
センタポスト内糸クランプ機り4で糸をクランプした後
、光弁え91で糸3をセンタポスト内へ押さえこめは、
第る図の如くなるのである。この光弁え作業は、次のコ
ア1をセンタポスト8へ取りつけるとき、縫始め糸端末
3aがコア1の内径とセンタポスト8の外径にはさまれ
て取れなくなるのを防ぐ効用もある。
第6図に縫締り糸端未処理においてスライドブロック7
50半分を用いて行う作業が終了した状態を示す。縫締
り糸端末3bは糸の根元3fで固くしまっているために
%けることはない。
この状態で前述したように駆動源13によってスライド
ブロック75は移動し、第が図に示すように赤熱したヒ
ータ98が糸処理をする。
ヒータ98はある角度をもってコイル2に近つくように
ヒータ取付板96が駆動源95及びカイトバー97に取
りつげられている。ヒータ98は糸端末3bをより確実
にとらえるためにコイル状にしかもコイル円周方向にあ
る程度の長さを有し、まず糸端末3bのコイル2から1
0〜15 mmのところから、コイル2にある角度をも
って比軟的ゆっくりと近づく。この角度は15〜(至)
度程度が適当である。ゆっくり近づくのは、糸端末3b
を溶かしながら玉状にするためで、糸の根本3fかも一
定の距離のところまで近づ(とセンサ99がはたらきヒ
ータ98は停止する。ここで少しの時間保持すれば端末
糸処理作業は完了し、縫締り糸処理機構は元の状態に戻
る。なお、この糸処理中に出る煙等は特に図示しなかっ
たが吸引装置で吸うのは当然である。又、図示してない
が、縫始めと同じように轍路り糸端末3bの溶けた糸が
まだ固まらないうちに押さえるよう忙しても良いのは当
然であるが、これも縫始めと同じく後工程で固着を行な
うようにしである場合はやらなくともよい。さらに、社
務り端末処理でもヒータ処理により糸に玉をつくること
(ゴ製品の信頼性を高める意味からも必袂である。この
ようにすれは、電磁振動等で糸の根元3fが緩む虞れを
少くすることができるのである。しかして、この糸の玉
は糸の根元3fのごく近くに作られるようにしなくては
ならず、これを管理する必要がある。上記実施例ではセ
ンサ99を用いて管理したが、リミットスイッチを用い
てもよいし、端末の位置を他の駆動源で6t!I−@て
距離を出すようKしてもよいことは論をまたない。
次に、社務り糸端末の別の処理方法を第n図に示す。こ
の第n図の方法では、糸端末3bの長さを確保するため
にまず糸3bをひっかける爪121を用い、この爪12
1がノズル7付近から糸端末3らをひっかけて引き上げ
、次いでC@sをカッタで切断するようになっている。
しかして、このとき前述したセンタポスト内糸クランパ
を働かせ、切断しても糸が張力によってセンタガイド5
の下へ抜は落ちないようにしなくてはならない。一方、
引き上げた糸に張力がはたらいていないとカッタで切断
できないため、爪121で糸を引き上げセンタポスト内
糸クランパを作動させるまでは張力装置は働かせておか
なくてはならない。それ以後は速やかに張力装置を解除
し、糸がセンタポスト内糸クランパを解除゛したときに
残張力で抜は落ちないようにしておく必要がある。
さて、このようにして糸が切断されても社務り糸端末3
bは編針6から抜は落ちることはない。
このため、センタボスト8からコア1を抜くために持ち
上げるとコイル2内径1jllK残った糸端末3bは糸
の根元3fを通って編針6をかわし、糸端末3b&Xコ
イル2の外周に第2図に示す如くに1本だけ出てくるの
である=。
この方法匠よる本発明の一実施例を第四図な(1し第加
図によって説明する。爪121はピン160によって回
動できるようになっている。また、爪121に、は突起
部121aがあり、糸3が爪121の下部にあたったと
きには容易にピン160を中心に回動して43をひっか
けることが出来るようになって−・る。このときの爪1
21の戻り端を突起121a&!保持する働きをし、こ
の爪121全体の傾斜の調整にニブレート122に設け
られている調整具122aによって行なわれる。一方、
プレート122は取付仮133によってスライド桿12
4 K取付けられても)る。スライド椰124は上下板
126にガイド125を介して保持され、取付具132
を介して上下板126に取付けられている駆動源123
によって進退する。この上下板126はガイド129に
−より上下圧スライド可能に支持されているガイトノ<
−128に対して止メ具130を介して支持され、固定
恒133 K取付けられている駆動源127によって上
下する。固定′ll1133は縫始め糸処理装置を取付
けである板45に固定さ一方、カッタ137はカッタホ
ルダ134に保持され、回転止メされた駆動源135に
よって進退する。
このカッタ137の高さや方向などは取付具136によ
って調整できるようになっている。
ここまでの説明ヲ:、編針6とコア1間の間隔があまり
なく、糸端末3bが長くとれない場合のものであるが、
レーシング完了後、編針6がコア1から光分離されるよ
うになっている構造のものには適用しなくてもよい。こ
れらの機種は歯針6がコア1に対して後退することで糸
端末を確保することができるからである。なお、このよ
うな機種のものは公知なので説明を略す。
次に、レーシング処理を終り、機長り糸踊末3bがコイ
ル2から外周方向に1本だけ出た状態のステータの端末
3bの処理だけを自動的に処理する装置の他の一例を第
31図に示す。
架台140 Kはコアlを保持するための位置決め板1
59がありコア1を内径より保持する内径保持具157
と、コア1を外径より支える支え具158がある。又、
架台140の他の位置には糸処理のための架台144が
あり、これには図示しない吸引装置からつながって保持
具142によって保持されている吸引パイプ141が設
けられている。吸引パイプ141は架台144に保持さ
れた駆動源143によって進退する。さらに、この架台
144にはある角度をもって保持できる保持具146 
、147があり、これにヒータ駆動源145が固定され
ている。ヒータ1511まさらに別の駆動源149 K
よって進退でき、このとぎ、ガイド161によってガイ
ドされるヒータ取付板150に取りつけられている。駆
動源149は、前述した駆動源145に取りつけられて
いる板148KNつついている。
架台、 140の上には、さら匠これらのコア位置決め
部と糸処理部の間にクランパ156か設けられている。
このクランパ156は取付具152を介して架台140
に取りつけられた上下用那動諒153 vcより全体が
上下動し、駆動源154により開閉駆動されるようにな
っている。なお、クランパ156の構造は第11図と同
様塔あるためにこれを略す。
次に、動作について説明する。最初、糸端末3bむけて
セットされる。セットが完了して処理信号が出ると、ま
ず図示されない吸引装置が作動し、吸引パイ゛プ141
を通じて吸引をはじめる。次いで駆動源143により吸
引パイプ141はコイル2の端面近(まで前進する。す
ると糸端末3bは吸引パイプの中に吸われる。この状態
で吸引パイプ141が後退すると糸端末はほぼ吸引パイ
プ141にむかって一直線となる。この時、クランパ1
56は駆動源153 vcよって上昇し、糸端末3bを
クランプし。
ついでそのまま下降する。糸のしごきは前述したように
数回やることが望ましいため、クランパ156は下降途
中で上昇と下降を交互に行ない、途々に下降の深さが深
くなるように駆動源153が制御される。これは制御的
に簡単なことでフリラグフロップ回路などを用い、上昇
時間を下降時間よりもやや短かめ忙設定すればよいので
ある。なお、糸端末3bはそれまでフリーであったので
たるみもたくさんある。そのため、最初1同目のしごき
は充分に行なう必要があるので、も5−&吸引パイプ1
41を前進させ、クランプしなおすことが望ましい。勿
論、−回一回吸引してはクランプし直すことも可能であ
るが、時間的制約がある場合は不向きである。
さて、数回しごき終えたら、クランクしたままで駆動源
145によってヒータ151が下降してくる。
そして前述したように溶断し玉をつ(っ1作業を完了さ
せる。
この第31図の方式は、タクトタイムをかせぐ意味から
、或いは現用のレーシング製電の後処理装置として用い
ることもできるから、極めて有用な方式であるといって
よい。勿論、レーシング装置と一体に組合わせてもよい
のはいうまでもない。
ところで、以上の実施例では、片側レーシング装&につ
いて説明したが、本発明は両側レーシング装置として実
施することも可能なことはいうまでもない。なお、この
ときには、取付スペース等を考慮して各機構の進退方財
などを決める必要があるのは論をまたない。
咋f−1!Jl−σ)sm 16 al −fb 4寸
 り’Q @i ?ノII νA’ すr νn)アク
チュエータを各機構ごとに用いたシステムとしているが
、ロボットを1台、或いは複数台用い、上記した%機構
による処理を行なわせるようにしてもよいことはいうま
でもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、レーシング糸の
縫始め端末をステータコイルエンドの上方又は外周方向
圧出すことができるから、従来技術の欠点を除き、縫始
め端末処理の自動化を容易に図ることができ、手作業に
伴なう疲労の増大や有害な煙による安全性の低下などが
防げる上、自動化により製品の品質管理が容易になり、
信頼性の高い製品の供給に役立つレーシング装置を容易
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) t (b)は従来の手作業によるレーシ
ング糸端末処理方法の一例を示す説明図、第2図、第3
図、それに第4図は多重縫いによるレーシング糸端末処
理の一例を示す説明図、第5図ないし第9図は本発明に
よるレーシング糸端末処理動作の−例を示す説明図、第
1O図は本発F14によるレーシング装置の一実施例を
示す一部断面による全体構成図、第11図はクランパの
一実施例を示す正面図。 第12図は第1O図の実施・例の平面図、蕗13図は処
理動作の説明図、第14図は本発明の他の一実施例を示
す全体構成図、第15図及び第16図は本発明のさらに
別の一実施例を示す全体構成図と平面図、第17図及び
第18図は第15図及び第16凶の実施例における要部
拡大図、第19図及び第四図は動作説明図、第21図は
たるみ取り具の一実施例を示す平面図、第四図及び第る
図は動作説明図、第24図は糸クランプ機構の一実施例
を示す説明図、あ6図及び第房図は動作説明図、第27
図はレーシング糸細長り端末処理の一例を示す説明図、
第廓図はレーシング糸縫部り端末処理装置の一例を示す
平面図、第四図及び第(資)図は同じくその要部拡大図
、第31図はレーシング糸縫部り端末処理装置の他の一
例を示す全体構成図である。 1・・・・・・ステータコア、2・・・・・・ステータ
コイル、3・・・・・・レーシング糸、5・・・・・・
センタガイド、6・・・・・・編針1,7・・・・・・
ノズル、8・・・・・・センタポスト、9・・・・・・
エアノズル、18・・・・・・クランパ。 ′75!図 才5図 ;l’60 オ7〆 第110 才但図 才16区 才11] 7°19薗 11″?0回 才22唄 723同 才241¥1 才250 一’i 26 fEl 才27扇 228 II 才2q困

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、糸供給部と連動した編針の昇降、進退、捻回の各方
    向への駆動と、ステータの間欠回動駆動とによりステー
    タコイルエンドの単糸fa輛による胴板を行なうように
    したレーシング装置直において、縫糸の檄始め端部を把
    えてステータコイルエンドの内周から外周方向に引出す
    :t一段を設け、揚綴動作開始時における多mtJtい
    に際して上記手段による縫糸の縫始め端部の引出し位麺
    な、この機先の引出し方向と直角な方向に、上記多車線
    いと連動して交互に複数回移動させるように構成したこ
    とを特徴とするステータコイルのレーシング装置。
JP59069947A 1984-04-10 1984-04-10 ステータコイルのレーシング装置 Expired - Lifetime JPH0622379B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174718A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toyota Motor Corp 糸縛り装置および糸縛り方法
JP2014057422A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Sanko Kiki Co Ltd ステータコイルのレーシング結束方法及びレーシング結束装置
CN109617339A (zh) * 2018-12-21 2019-04-12 浙江硕和机器人科技有限公司 一种具有穿线功能的压定子装置

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