JPS6021652B2 - 自動車用グラスラン - Google Patents

自動車用グラスラン

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JPS6021652B2
JPS6021652B2 JP54064944A JP6494479A JPS6021652B2 JP S6021652 B2 JPS6021652 B2 JP S6021652B2 JP 54064944 A JP54064944 A JP 54064944A JP 6494479 A JP6494479 A JP 6494479A JP S6021652 B2 JPS6021652 B2 JP S6021652B2
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glass run
urethane prepolymer
glass
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正人 服部
良一 室井
達也 村知
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用グラスランに関する。 更に詳しく言えば、本発明は、耐熱性試験後の耐摩耗性
、耐候・性試験後の耐摩耗性、高温雰囲気中の耐摩耗性
等、特殊環境下における耐摩耗性能ならびに情勤抵抗を
著しく改良した自動車用グラスランに関する。自動車用
グラスランには、高荷重での耐熱性、耐候性をはじめと
して特殊雰囲気中の苛酷な条件下における種々の性能が
要求されている。 一般に、自動車の窓に通したグラスランには窓ガラスと
窓枠を支持する際、特にガラスが摺動自在に開閉できる
ようになっている場合に摩擦抵抗の低い材料からなるガ
ラス押えを必要とする。自動車においては窓ガラスと窓
枠の固定には、窓枠すなわちゴムあるいは樹脂製のウェ
ザーストリップが使用されており、ガラスが摺動する部
分には、摺動ガラスとの沼動接触部分に、塗料を塗布し
たグラスランが使用されている。従来の自動車用グラス
ラン製品は特に熱老化後の耐摩耗性、耐涙性試験後の耐
摩耗性、高温雰囲気中での耐摩耗性において劣り、また
ガラスの上下運動中のガラスとグラスランの摺動抵抗値
が高く、これらの性能の改良はこの技術分野における一
つの課題であった。 耐摩耗性試験により、自動車用グラスランの状態を調べ
ると、塗膜自体が摩耗する場合、塗膜自体が割れる場合
および物によっては塗険が基材から界面剥離する場合も
あることが判る。 本発明者等は、これらの研究の結果、自動車用グラスラ
ンにおいては、基材に塗布する塗料が、その耐摩耗性お
よび摺動抵抗の良否を決定する最大の要因であることか
ら基材部の摩耗性の改善をはかることにより、自動車用
グラスランの性能を著しく改善することに成功した。 すなわち、従来、グラスランに使用されている塗料はポ
リアクリル酸ェステル、ポリ酢酸ビニル、ェポキシ、ポ
リビニルアセタール、塩化ビニル系の塗料があげられる
が、これらの塗料使用によるものは、その製品において
熱老化後の耐摩耗性、耐膜性試験後の耐摩耗性および高
温雰囲気中の耐摩耗性が乏しく同時に窓枠ガラスの上下
運動によるガラスとグラスランの摺動抵抗値が高いとい
う欠点があった。 本発明者等は、上記の如き課題につき研究を重ねた結果
、ポリ塩化ビニル樹脂を基材として、これに後述の蜘,
‘B},{C},血の成分より調製される塗料を塗布す
ることにより、従来製品における上記の欠点を解消する
と共に、製造時の作業性においても極めて優れた自動車
用グラスランを提供するに至った。 以下、本発明による自動車用グラスランについて詳述す
る。 本発明の自動車用グラスランは、ポリ塩化ビニル樹脂を
基村とし、その基材の表面を所望により情浄した後、そ
れに以下に詳述する塗料を塗布し、室温から180oo
の範囲の温度で硬化するものであるが、本発明で使用す
る塗料組成物は、風 C3〜C6の飽和低分子ジオール
、C4〜C6の有機ジカルポン酸およびこの飽和低分子
ジオールと有機ジカルボン酸の総重量に対して1重量%
以下の低分子三官能ポリオールよる合成してなる末端に
ヒドロキシル基を有するポリエステルとジイソシアネー
トとをNC○:OH=0.6〜0.95:1のモル比で
反応させて得られる末端にヒドロキシル基を有するウレ
タンプレポリマーとこのウレタンプレポリマー風10の
重量部に対し‘B} 低分子三官能ポリオールとジィソ
シアネートとをNCO対OHのモル比3:1で反応させ
て得られる末端にィソシアネート基を有するウレタンプ
レポリマー1〜15の重量部、にー 金属石けん2〜1
0の重量部 の シリコーンオィル5〜20の重量部 夕を有機溶剤に溶解せしめてなる塗料組成物である。 上記のウレタンプレポリマーAにおいて、ヒドロキシル
基を有するポリエステルポリオールが、COO日基1モ
ルに対してOH基が2モル以上のも0のとすると、塗料
塗膜が硬くてもろいものとなり、耐摩耗性が悪くなる。 また、COO日基1モルに対してOH基1.04モル以
下のものとすると、塗料塗膜は高温雰囲気中での耐摩耗
性が悪く、同時に超動抵抗値の高い製品となる。例えば
、この夕ような製品は数千回のガラスの上下運動を繰り
返すとガラスの開閉は不可能となるほどである。ウレタ
ンプレポリマーAにおいて、OH基1モルに対してNC
O基0.6モル以下、あるいは0.95モル以下のモル
比で反応させて得たウレタンブレボ0リマーの場合も摺
動抵抗値の高いものが得られ、また、高温雰囲気中の耐
摩耗性も悪い。上述のC3〜C6の飽和低分子ジオール
とは、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ベ
ンタンジオ−ル、ヘキサンジオール等であり、また、C
4〜C6の飽和有機ジカルボン酸とはアジピン酸、コハ
ク酸等であり、低分子三官能ポリオールとはグリセリン
、トリメチロールブロパン等である。 ジイソシアネートとは4,4′ージフエニルメタンジイ
ソシアネート、4,4′ージフエニルエーテルジィソシ
アネート等である。本発明において使用する金属石けん
としては、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カル
シウム、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸ストロン
チウム、ステアリン酸バリウム、ラウリン酸バリウム、
2−エチルヘキソイン酸バリウム、リシノール酸バリウ
ム、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸
カドミウム、ラウリン酸カドミウム、ステアリン酸鉛等
を例示することができる。 また、シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーン
オィル、メチル塩化シリコーンオィル等が例示される。 これらのシリコーンオイルは粘度1方〜20万Cstの
ものが好適に使用できる。本発明において使用される上
述の塗料組成物については、風成分10の重量部に対し
て{B’成分、1〜15の重量部、好ましくは凶成分1
0の重量部に対して
【B}成分、4〜6の重量部の割合
で使用される。■成分10の重量部に対して【B}成分
が15の重量部以上であると得られる塗膜は非常に硬く
て脆いものとなり、PVC樹脂基材との密着力が非常に
患いものとなる。例えば、そのような製品の場合はガラ
スの上下運動を数十回繰返しただけで塗料がハク離し、
沼動抵抗値が急激に上昇し、窓ガラスの開閉が困難とな
り、同時に耐摩耗性も非常に悪くなる。また■成分10
の重量部に対して(B)成分が1重量部以下であると、
得られる塗膜は粘着性を有し、このような塗料で製造し
たグラスランは、ガラスと塗膜が密着し、ガラスの上下
運動が不可能となる。また高温雰囲気中での耐摩耗性も
非常に悪いものとなる。前記の金属石けんの使用割合は
風成分10値重量部に対して2〜10匹重量であるが、
好ましくは8〜5の重量部である。 ■成分10の重量部に対して金属石けん2重量部未満の
場合、耐摩耗性が非常に劣り、この組成の塗料を用いて
製造したグラスランにおいて摺動抵抗を測定すると著し
く高い値を示す。また■成分10の重量部に対して金属
石けんを10の重量部を超える割合で用いると、製品の
表面に金属石けんが露出し、外観が非常に悪くなること
はもちろん、耐摩耗性も極端に低下する。シリコーンオ
ィルの割合が5重量部末満であると、製品の耐候後の耐
摩耗性が悪くなる。また200重量部以上であると溶液
の安定性が悪くなる。上述のウレタンプレポリマーの調
製時には必要に応じて一般にウレタン化反応を促進する
触媒ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオクト
ェート、ジブチルスズジラウレート等を用いてもよい。 また必要に応じてカーボンブラックを添加してもよい。
本発明の自動車グラスランの製造に際し用いられる塗料
の塗布方法としては、ディプコート、スプレーコート、
刷毛ぬり、ナイフコート、ロールコートなどが例示され
るが、特定されるものではない。 上述の各成分を塗料組成物とするにあたっては各種有機
溶剤が使用されるが、前記■のウレタンブレポリマー成
分と‘B’のウレタンプレポリマー成分の混合物に対し
て、良溶媒と貧溶媒の混合物を、良溶媒/貧溶媒=2/
1〜10/1(重量比)で用いるのが好ましい。 ■のウレタンプレポリマーと‘B’のウレタンプレポリ
マーの混合物の良溶媒の例としては、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサ/ン等のケトン系溶剤、ジ
オキサン、ジメチルスルホオキサイド、N,N一ジメチ
ルホルムアミド等の溶剤があげられ、貧溶媒の例として
はベンゼン、トルェン、キシレン等の芳香族系溶剤、四
塩化炭素、クロロホルム、トリクロェチレン、1,1,
1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロルェタン
等のハロゲン含有溶剤、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
イソプロピル、酢酸ィソブチル等のェステル系溶剤、エ
チルエーテル、ヘキシルェーテレ等のエーテル系溶剤が
あげられる。 この場合風のウレタンプレポリマーと(B}のウレタン
プレポリマ−の混合物に対して良溶媒単独または良溶媒
/貧溶媒=10/I(重量比)以上で使用した場合は風
,‘B}のウレタンプレポリマーとシリコーンオィルが
完全に分離し、この系で製造したグラスランは、シリコ
ーンオィルが完全にウレタタン塗料より分離した状態と
なる。すなわちこの場合には、風のウレタンプレポリマ
ーと{B}のウレタンプレポリマ−のみを溶剤に溶かし
、PVC樹脂基村に塗布して硬化させた後、シリコーン
オィルを塗布したものと結果的に同様になり、耐膜性の
0耐摩耗性も非常に悪くなる。また風,‘B〕のウレタ
ンブレポリマーに対し、貧溶媒単独または良溶媒/費溶
媒=2/1(重量比)以下で使用した場合は、風,脚の
ウレタンプレポリマーが結晶として析出してくるため、
PVC基材上に均一に付着せ5ず、またPVC基材との
密着性が非常に悪いため、耐摩耗性が極端に悪化する。
良溶媒と貧溶媒の混合比は、良溶媒/貧溶媒=2/1〜
10/1(重量比)が最も良好な耐摩耗性を示す。良媒
/貧溶媒=2′1〜10/1(重量比)の範囲で使用し
た場合0は、■,‘8}のウレタンプレポリマー混合物
とシリコーンオィルが完全に分離することも、また完全
に均一になることもなく、一部はウレタンプレポリマ−
と分離し、また一部はウレタンプレポリマ−と相溶して
いるため、この混合物を塗料として用いて製造したグラ
スランは、シリコーンオィルの一部が塗料表面上にある
とともにシリコーンオィルの一部がウレタン塗料中にも
存在することとなる。その結果、耐候性試験後も、塗料
表面上のシリコーンオィルがなくなるだけでウレタン塗
料中にシリコーンオィルが存在しているため、耐摩耗性
も非常によく、また耐候性試験後の沼動抵抗も非常に良
好なものとなる。シリコ−ンオィルが塗料中に完全に分
散されてしまうと、塗料とPVC基村との密着性が悪く
なり、摺動抵抗および耐摩耗性が非常に悪いものとなる
。本発明の自動車用グラスランにおける特徴的利点は室
温で数時間の放置又は180℃以下の温度で数分間の加
熱という簡易な操作によってPVC基材面に摺動抵抗値
が低く、しかも耐摩耗性に優れた塗料皮膜を形成し得る
ことである。 ここに室温とは乾燥器、加熱炉などの加熱手段を使わず
に、通常の気候で得られる室内温度をいう。加熱装置を
必要とせず、かつ作業が簡易な点では、室温で硬化させ
る方法が好ましいが、大量処理を必要とするなどの要請
がある場合は、加熱手段を使用することも可能である。
加熱処理の際の温度は180℃以下とする。180qo
以上の温度では基村の劣化が懸念され、好ましくない。
好ましくは100oo以下の温度で加熱処理する。上記
の加熱の手段としては任意、適切な手段が採択される。 以下本発明を実施例によって説明する。 実施例中の部の表示はすべて重量部である。実施例中に
おいて用いたPVC基材および重量3物(ウレタンプレ
ポリマー)は次のようにして調製したものである。 【ィ’PVC基村 ポリ塩化ビニル】0の重量部、ジオクチルフタレート9
0重量部、ジラウリン酸バリウム1.5重量3部、ラゥ
リン酸亜鉛2重量部、ジブチルチンジマレート1重量部
の混合物を150〜170qoで押圧機より押出し、基
材を製造した。 {0)重量物 A 1,4ープタンジオール10の重量部、1,6一4へキ
サンジオール14.館重量部、トリメチロールプロパン
2重量部、アジピン酸163.虫重量部を用い、150
ooで1餌時間反応させL ポリエステルを合成した。 得られたポリエステル100重量部、4,4′ージフェ
ニルメタンジイソシアネ−ト8重量部、シクロヘキサノ
ン15の重量部、酢酸エチル5の重量部を用い、乾燥チ
ッ素ガス中80℃で3時間反応させウレタンブレポリマ
ーを製造した。し一 重合物 B トリメチロールプロパン10の重量部、4,4′ージフ
ェニルメタンジイソシアネート553重量部、酢酸プチ
ル480重量部を用い、乾燥チッ素ガス中80℃で、3
時間反応させウレタンプレポリマーを合成した。 実施例 1 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオィル(粘度約
10方Cst)25部、ステァリン酸亜鉛15部、重量
物BIの部、カーボンブラック3部を混合し、塗料を調
製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。実施例 2 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオィル(粘度約
10万Cst)25部、ステアリン酸鉛15部、重合物
BIO部、カーボンブラック3部を濠合し、塗料を調製
した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。実施例 3 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオィル(粘度約
10方Cst)25部、ステアリン酸アルミニウム15
部、重量物BIO部、カーボンブラック3部を混合し、
塗料を調製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。実施例 4 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオィル(粘度約
10万Cst)25部、ラウリン酸亜鉛15部、重量物
BIO部、カーボンブラック3部、を混合し、塗料を調
製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。実施例 5 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオイル(粘度約
10万Cst)25部、ステアリン酸カルシウム15部
、重量物BIの部、カーボンブラック3部を混合し塗料
を調製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。実施例 6 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオィル(粘度約
10万Cst)25部、ステアリン酸バリウム15部、
重量物BIの郡、カーボンブラック3部を混合し塗料を
調製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。対照例 1 ジメチルシリコーンオイル(粘度約10万Cst)10
碇部、カーボンブラック3部をトルェン10の部‘こ混
合し、これをPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて自
動車用グラスランを製造した。 対照例 2 重量物AIOO部、ジメチルシリコーンオィル(粘度約
10万Cst)25部、重量物BIの部、カーボンブラ
ック3部を混合し、塗料を調製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し室温で乾燥させて自
動車用グラスランを製造した。対照例 3 重量物AIOO部、ステアリン酸カドミウム15部、重
量物BI暁部、カーボンブラック3部を混合し、塗料を
調製した。 得られた塗料をPVC基材に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。対照例 4 重量物AIO碇都、重量物BI碇部、カーボンブラック
3部を混合してウレタン塗料を調製した。 得られた塗料をPVC基村に塗布し、室温で乾燥させて
自動車用グラスランを製造した。対照例 5 重量物Aの途中で得られたポリエステル100部、4,
4−ジフェニルメタンジイソシアネート8部、トリクロ
ルェチレン20碇部を用い、乾燥チッ素ガス中8000
で3時間反応させ、ウレタンプレポリマーFを製造した
。 得られたウレタンプレポリマーFIO碇部、ジメチルシ
リコーンオイル(粘度約10万Cst)25部、ステア
リン酸亜鉛15部、重量物BIO部、カーボンブラック
3部を混合し、塗料を調製した。得られた塗料をPVC
基材に塗布し、室温で乾燥させて自動車用グラスランを
製造した。対照例 6 重量物Aの製造の途中で得られたポリエステル10碇部
、4,4′ージフエニルメタンジイソシアネート8部、
ジメチルホルムアミド20礎部を用いて乾燥チッ素ガス
中で8ぴ○で3時間反応させ、ウレタンブレポリマーG
を製造した。 得られたウレタンプレポリマーGIOO部、ジメチルシ
リコーンオィル(粘度約10万Cst)25部、ステア
リン酸亜鉛15部、重量物BI礎部、カーボンブラック
3部を混合し塗料を調製した。得られた塗料をPVC基
材に塗布し、室温で乾燥させて自動車用グラスランを製
造した。実施例および対照例で得られた自動車用グラス
ランを用いて、下記の条件で摺動抵抗の測定および耐摩
耗性試験を行なった。 その試験結果は表に示す。■ 摺動抵抗の測定は、東洋
側器株式会社製TENS比ON/UTM−1/5000
一Wを使用し、グラスランにガラス(厚さ5畑)を粗付
け、ガラスの上に荷重3k9を加え、グラスランを引張
って(引張速度20仇豚/分)、その時の抵抗値を測定
した。 ■ 耐摩耗性試験は以下のように行った。 タ試験機:KI型摩耗試験機 試験条件: 摩耗子 ガラス(厚さ5側)荷 重
3k9摩耗子サイクル
60回/分0 摩擦子のストローク
145側試験方法試料を上記試験機に取り
付け上記の条件で塗装面を摩耗する。 {1} 耐熱性試験後の耐摩耗性試験 タ 試料を80℃の陣温器に入れて200時間放置した
後室温で摩耗を行う。 ■ 耐慣性試験後の耐摩耗性試験 カーボンアーク灯2基を使用したサンシャインウェザオ
メーターに20餌時間晒した後室温で摩0 耗を行なう
。 脚 高温雰囲気中の耐摩耗性試験 試料を60oo雰囲気中で摩耗する。 表 x ハンドル操作荷重が8Kタ以上とろり、ガラスの上
下運動が不可能となった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリ塩化ビニル樹脂基材からなる自動車用グラスラ
    ンにおいて、その表面に、(A) C_3〜C_6の飽
    和低分子ジオール、C_4〜C_6の有機ジカルボン酸
    およびこの飽和低分子ジオールと有機ジカルボン酸の総
    重量に対して1重量%以下の低分子三官能ポリオールよ
    る合成してなる末端にヒドロキシル基を有するポリエス
    テルとジイソシアネートとをNCO:OH=0.6〜0
    .95:1のモル比で反応させて得られる末端にヒドロ
    キシル基を有するウレタンプレポリマーとこのウレタン
    プレポリマー(A)100重量部に対し(B) 低分子
    三官能ポリオールとジイソシアネートとをNCO:OH
    =3:1のモル比で反応させて得られる末端にイソシア
    ネート基を有するウレタンプレポリマー1〜150重量
    部、(C) 金属石けん2〜100重量部 (D) シリコーンオイル5〜200重量部を有機溶剤
    に溶解せしめてなる塗料組成物を塗布して硬化させたこ
    とを特徴とする自動車用グラスラン。
JP54064944A 1979-05-28 1979-05-28 自動車用グラスラン Expired JPS6021652B2 (ja)

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