JPS6021643B2 - プロピレン・エチレンランダム共重合体 - Google Patents

プロピレン・エチレンランダム共重合体

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JPS6021643B2
JPS6021643B2 JP2619679A JP2619679A JPS6021643B2 JP S6021643 B2 JPS6021643 B2 JP S6021643B2 JP 2619679 A JP2619679 A JP 2619679A JP 2619679 A JP2619679 A JP 2619679A JP S6021643 B2 JPS6021643 B2 JP S6021643B2
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copolymer
titanium
ethylene
catalyst component
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昭徳 豊田
典夫 柏
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐熱性、低温特性、弾性的性質に優れた熱可
塑性ェラストマーに関する。
本出願人は先に特開昭53一104687号公報におい
て、べた付きがなく透明性、引張特性の良好なプロピレ
ン・エチレン共重合体の製造方法を提案した。
この方法では特関昭49一51381号や特閥昭50−
117斑6号などの各公報で示された方法よりも上記性
質の優れた共重合体を製造することができる。該先願に
おいては共重合体の溶解する条件下での共重合を推奨し
ており、共重合体の分子量については溶解重合で製造可
能な極限粘度〔刀〕(13500、デカリン中)0.5
ないし9.0のものを好ましいとしている。ところがこ
のような分子量の共重合体のものは、軟化点を高いもの
とするには英重合体中のプロピレン含有量を高めなけれ
ばならず、その結果、弾性的性質が蟻性になるといった
欠点がある。そこで本発明者らは、弾性的性質が充分に
優れており、しかも軟化点が高く低温特性の優れた熱可
塑性ェラストマーを得べく研究を進めた結果、前記先願
と類似の方法であって、しかも特に選択された重合条件
によって製造することができることおよびそのような共
重合体は以下に述べるような性状を有していなければな
らないことを見出すに至った。
すなわち本発明によれば 凶 プロピレン含有量40ないし80モル%、‘B}
135oo、デカリン中で測定した極限粘度が10なし
、し2世そ/夕、{c} 3個のプロピレン連鎖でみた
ミクロアィソタクティシティが0.槌ま上、湖 沸騰シ
クロヘキサン不溶分が1唯重量%以下、0脚 沸騰酢酸
メチル可溶分が1.血重量%以下で示されるプロピレン
・エチレンランダム共重合体が提供される。
上記性状のプロピレン・エチレンランダム共重合体は、
通常、引張強度(JISK6301に準じた側タ定方法
)50なし、し250kg/地、破断点伸び500なし
、し1500%、永久歪5ないし30%、軟化点(D岬
ont社製ThermomechanicaIAM1y
zerで昇温速度looo/minにて測定する針入度
法、1肌シートで0.1肋だけ針が浸入したときの温度
)60なし、し120qo、密度0.860なし、し0
.900夕/仇、ショァA硬度30なし、し93、ガラ
ス転移温度(示差熱分析)−30℃ないし−70℃の範
囲にある。また、ショァA硬度Hsが小さくとも引張強
度Tbが大きいことに関連して、弾性的指標をTb/H
s×100として表すときに、本発明の共重合体ゴムは
その値が通常200以上、好適には210以上を示す。
これに対し前記先願に具体的に開示したもののうち、シ
ョアA硬度が93より小さいものは、この弾性的指標が
通常200未満、とくに一般的には190以下である。
また本発明の共重合体ゴムは、引張強度、ショアA硬度
などの値から勘案して、軟化点が相対的に高いという利
点を有している。共重合体のプロピレン含有量が80モ
ル%を越えるものは、硬度が高く永久歪も大きいので弾
性を要求される用途には利用できない。また低温では著
しく柔軟性が低下し、脆くなる。またプロピレン含有量
が40モル%より少ないものは、軟化点が低くかつ硬度
が小さすぎる。とくに好ましいのはプロピレン含有量が
50ないし75モル%のものである。共重合体の伏子量
は、135q0においてデカリン中で測定した極限粘度
〔り〕で表示して10なし、し2止好ましくは11なし
・し18である。
極限粘度が10より4・さし、ものでのでは軟化点と弾
性的性質のバランスが悪く、又極限粘度が20を越える
ものは加工性が悪いため除外される。本発明において、
共重合体の「3個のプロピレン連鎖」でみたミクロアィ
ソタクテイシティは0.8以上、好ましくは0.9以上
である。
該ミクロアイソタクティシテイの値は、本発明プ。ピレ
ン・エチレンランダム共重合体の共重合体連鎖における
プロピレン連鎖の中で、立体構造の最4・単位である「
3個のプロピレン連鎖」(あいだにエチレン単位のはい
らない3個のプロピレン連続単位を意味する)の可能な
組み合わせ数の総数のx(例えば3個のプロピレン連続
単位の場合は1,4個のプロピレン連続単位の場合は2
,5個のプロピレン連続拳位の場合は3)に対して、上
記「3個のプロピレン連鎖」がとり得る三種の配列、す
なわちm・m配列(アイソタクティツク配列)、m・r
配勿町女びr・r配列の中で、m・m配列をとっている
該「3個のプロピレン連鎖」に数yの割合(y/x)を
示す。上述のように、本発明で3個のプロピレン連鎖夕
でみたミクロフィンタクテイシテイとは、それ自体公3
印の13C核磁気共鳴スペクトルの手法によって3個の
プロピレン連鎖に着目し、該3個のプロピレン連鎖単位
における3個のプロピレンがアィソタクテイツクに配列
している分率を定量したも0のである。
この数値が0.8より小さいもの、例えばバナジウム系
触媒を用いて製造したものは通常0.6以下であるが、
このような共重合体は軟化点が低くかつ引張強度が小さ
いので好ましくない。
タ 共重合体はまた沸騰シクロヘキサン不溶分が10重
量%以下、好ましくは5重量%以下、もっとも好ましく
は皆無である。
シクロヘキサン不熔分が多いことは共重合体が不均質で
あることを示すものであり、そのような共重合体は透明
性や弾性的0性質が劣っており、好ましくない。共重合
体の沸騰酢酸メチル可溶分は1重量%以下、好ましくは
0.5重量%以下である。
この量が多いものは、べたつきがあり商品価値の低い成
形品しか得られないので好ましくない。タ 本発明の共
重合体は次のような方法によって得ることができる。
すなわち触媒として{aーマグネシウム、チタン、ハロ
ゲンおよび有機ェステルを必須成成分とする固体状チタ
ン触媒成分であって比表面積が4〆/タ以上、好ましく
は20〆/タ以上、さらに好ましくは40〆/タ以上と
くに70なし、し500めノタ、粒径200仏以下とく
に1なし、し100ム、とくに2なし、し50〃、ハロ
ゲン/チタン(原子比)が5なし、し20uとくに8な
し、し100マグネシウム/チタン(原子比)が5ない
し80、とくに10ないし60、有機酸ヱステル/チタ
ン(モル比)が0.1ないし7、とくに0.5なし、し
3のもの、‘b1トリアルキルアルミニワム又はトリア
ルキルアルミニウムとアルミニウムハロゲン化合物の混
合物および【c’有機酸ェステルから形成される触媒を
、用い、40ないし90qoの温度で実質的にプロピレ
ン液煤中、共重合体が懸濁する条件下でプロピレンとエ
チレンの共重合を行う。この際、共重合に先立ってこの
出願と同日付の出願で提案しているように、プロピレン
をチタン1ミリモル当り0.1なし、し1500夕、好
ましくは0.1なし・し100雌、さらに好ましくは0
.1なし、し500夕、とくに好ましくは0.5ないし
100タ予備重合させた後、上記方法を採用して容易に
前記性状の共重合体を得ることができる。
予備軍合量は全量合量の1屯重量%以下、好ましくは5
重量%以下、とくに好ましくは1重量%以下とされる。
該方法であれば嵩密度が0.10夕/地以上の粉末共重
合体が容易に得られるので、とくにスクリュー押出に有
利である。さらに顔料その他の添加剤の配合も容易に行
うことができるという利点もある。前記固体状チタン触
媒成分を製造する方法に関しては、例えば袴開昭50−
1雌斑5号、同50−12659び号、同51一202
97号、同51一28189号、同51一64586号
、同51一92885号、同51一127185号、同
51一136625号、同52一87489号、同52
一100596号、同52一104593号、同52一
147鉄婚号、同52一151601号、同53一2班
び号、同53−39991号、同斑−40093号など
において開示している。
これらの方法の数列を簡単に述べる。‘11 マグネシ
ウム化合物、好ましくはMd(OR)n×2−n(Rは
炭化水素基、0≦nS2,Xはハロゲン)なる式のマグ
ネシウム化合物、一層好ましくは塩化マグネシウムと有
機酸ェステル(両者は予め付加物としていてもよい)と
を少量の炭化水素、ケイ素化合物、アルミニウム化合物
、アルコールtフェノール、P化合物などの共存下また
は非共存下、機械的に強粉砕し、粉砕物をケイ素化合物
、有機アルミニウム化合物などであるいはこれらとアル
コールとで処理し又は処理せずに、さらにハロゲン化チ
タン、好ましくは四塩化チタンを反応させる。
【2ー ハロゲン化マゲネシウム、好ましくは塩化マグ
ネシウムに活性水素を有する電子供与体、例えばアルコ
ール、フェノールなどと有機酸ェステルとを反応させ、
次いで有機アルミニウム化合物又はハロゲン化樟素を反
応させ、さらにチタン化合物、好ましくは四塩化チタン
を反応させる。
‘3}【1’や‘21で得られるものに、さらに有機酸
ェステルとチタン化合物、好ましくは四塩化チタンを反
応させる。
‘4} ‘1)や■で得られるものに、有機酸ェステル
、チタン化合物、好ましくは四塩化チタンおよび有機ア
ルミニウム化合物を反応させる。
【川洲31の方法で四塩化チタンを用いて製造されたチ
タン触媒成分中のチタンは多くの場合4価である。
また‘41の方法において四塩化チタンを用いた場合、
反応させる有機アルミニウム化合物の使用量によっても
異なるが、チタン触媒成分中のチタンは多くの場合、4
価のチタンと3価のチタンの混合物である。これらチタ
ン触媒成分としては、とくにその粒度分布が狭いもので
あることが望ましい。
さらにその粒子形状球状は、楕円球状、フレーク状など
の整った形状のものが好ましい。これら性状のチタン触
媒成分を製造する特別な方法は、例えば特藤昭52−1
07704号、特関昭53一21093などに開示夕さ
れている。あるいはグリニャール化合物とケイ酸ェステ
ルの反応によって得られる担体に有機酸ェステルとチタ
ン化合物、場合によってはハロゲン化剤とを反応させる
ことによっても得ることができる。0 トリアルキルア
ルミニウムとしては、トリアルキルアルミニウムおよび
トリイソブチルアルミニウムがもっとも一般的であり、
トリアルキルアルミニウムを併用できるアルミニウムハ
ロゲン化合物としては、ジアルキルアルミニウムハラィ
ド・タアルキルアルミニウムセスハライド、アルキルア
ルミニゥムジハラィドが代表例として例示できる。
これらアルミニウムハロゲン化合物は、トリアルキルア
ルミニウム1モルに対し、2モル以下の割合で使用でき
る。o チタン触媒成分中の有機酸ェステルあるいは‘
CI成分として使用される有機酸ェステルとしては、炭
素数2ないし18のものが一般的である。
より具体的にはギ酸メチル、酢酸エチル、酢酸ビニル、
酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸シクロヘキシ35ル
、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、青草酸エチル、ク
ロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、メタクリル酸メ
チル、クロトン酸エチル、シクロヘキサンカルボン酸エ
チル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブ
チル、安息香酸オク40チル、安息香酸シクロヘキシル
、安息香酸フェニル、安息香較べンジル、トルィル酸メ
チル、トルィル酸エチル、トルィル酸アミル、エチル安
息香酸エチル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、ェト
キシ安息香酸エチル、ッーブチロラクトン、ご−バレロ
ラクトントクマリン、フタリド、炭酸エチレンなどを例
示することができる。これらの中では芳香族カルボン酸
ェステルがもっとも好ましい。好適な芳香族カルボン酸
ェステルの代表例としては、安息香酸、低級アルキル安
息香酸、低級アルコキシ安息香酸等の低級アルキルェス
テルを挙げることができる。ここに低級なる語は、炭素
数1なし、し4のものを意味し、とくに炭素数1または
2のものが好ましい。本発明の共重合体は、例えば、前
記(a}【b}‘c}から形成される触媒を用い、プロ
ピレンを前述した如き量予備軍合させた後、実質的にプ
ロピレン液嬢中で、共重合体が懸濁する条件下でプロピ
レンとエチレンの共重合体を行うことにより製造できる
予備重合は不活性炭化水素媒体中で行うのが好ましい。
共重合体に際しては、各触媒成分の濃度は、液相1そ当
りチタン触媒成分をチタン原子に換算して0.001な
いし0.1ミリモル、とくに0.005ないし0.1ミ
リモルとするのが好ましく、また有機アルミニウム化合
物はアルミニウム/チタン(原子比)が1なし、し10
00、とくに5ないし200とするのが好ましい。また
有機酸ェステル、中でも芳香族カルボン酸ヱステルの使
用量は、有機アルミニウム化合物1モルに対し、1.5
なし、し0.1モル、とくに1.0なし、し0.25モ
ルの範囲で用いるのがよい。共重合の温度は30ないし
90q○、とくに40ないし70ooの範囲が好ましい
したがってプロピレンを液相に保つためには、重合系の
圧力を10なし、し60k9/cめ程度に維持するのが
よい。本発明の共重合体は、単味で押出成形、射出成形
、カレンダー成形などによってパイプ、シート、バンパ
ーなどに成形して使用することができる。
本発明の共重合ゴムは他の合成ゴムや天然ゴムと混合し
て使用することもできる。本発明の共重合体は熱可塑性
樹脂の改質、例えば耐衝撃性の改善のために該樹脂に混
合して使用することもできる。例えば高密度、中密度又
は低密度のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリー1ー
プテン、ポリ−4ーメチル−1−ペンテン、エチレン、
酢酸ビニル共重合体、サーリンA、エチレン・ビニルア
ルコール共重合体、ポリスチレン、これらの無水マレィ
ソ酸グラフト物などに混合して用いることができる。共
重合体を使用するに際し、各種安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、顔料、無機又
は有機の充填剤などを配合することができる。
これらの例として2,6−ジーにrtーブチル−pーク
レゾール、テトラキス〔メチレンー3一(3,5ージー
tert−プチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート〕メタン、4,4′−ブチリデンビス(6一Pr
tーブチルーm−クレゾール)、トコフェロール類、ジ
ラウリル0チオジプロピオネート、リン酸系安定剤、脂
肪酸モノグリセリド、N,N−(ビスー2ーヒドロキシ
エチル)アルキルアミン、2一(2′−ヒドロキシー3
′,5′ージーtertーブチルフエニル)一5ークロ
ルベンゾトリアゾール、ステアリン酸カルシウム、酸化
マグネシウム、水酸化マグネシム、アルミナ、水酸化ア
ルミニウム、シリカ、ハイドロタルサィト、夕ルク、ク
レイ、石こう、ガラス繊維、チタニア、炭酸カルシウム
、カーボンブラック、石油樹脂、ポリブデン、ワックス
などを挙げることができる。次に実施例によりさらに詳
細に説明する。
実施例 1 <Ti触媒成分の調製> 無水塩化マグネシウム20夕、安息香酸エチル5.仇h
夕およびSi(OC2日5)43.鷺を、窒素雰囲気中
直径15側のステンレス鋼(SUS32)製ボール2.
8kgを収容した内容積800の‘、内直径10仇伽の
ステンレス鋼(SUS32)製ボ−ル容器に装入し、衝
撃の加速度7Gで2岬時間接触させる。
得られた英粉砕物10夕を四塩化チタン100の【中に
懸濁させ、80℃で2時間燈梓下に接触した後、固体部
を炉週により薮取する。さらに固体部にTIC夕410
0の‘を加え、60ooで1時間接触後、液部を除去す
る。固体部を洗液中に遊離のTi成分が検出されなくな
るまで、精製へキサンで十分洗浄し、Ti触媒成分を得
る。該触媒成分は、原子換算でTi2.肌t%、M亀6
2.肌t%、c夕21.肌t%、安息香酸エチルlo.
机t%を含む、表面積は110枕/夕であった。<触媒
の予備重合処理>へキサン150の【中にAそ(C2日
5)35mmol、パラトルィル酸メチル2.9hmo
l上記Ti触媒成分をTi原子に換算して、lmg−原
子を25℃で添加した後、プロピレン880N地を1時
間かけて添加する。
分析によると、前車合量は3.1g/mM−Tiであつ
た。<プロピレン・エチレン共重合> 2一そのオートクループにプロピレン500夕、エチレ
ン分圧14kg/のGを装入する。
系を昇温40℃で均圧管を利用してオートクレープ中に
Aそ(C2比)31mmol,P−トルイル酸メチル0
.4mmolおよび上記予備処理後のTi触媒成分をT
i原子に換算して0.001mmolを混合添加した後
、温度50℃、全圧35k9/仇を維持しながら30分
重合を行った。脱圧後、ポリマーを取出し乾燥を行った
。収量は29夕、カサ比重は0.12の粒状であった。
得られた共重合体の性状は以下の通りであった。ポリマ
ー中のエチレン組成 34.5モル%〔り〕
16.Mそ/タミクロアイソタクテイシテイー
0.93シクoヘキサン不溶物
2.5wt%鞠とう酢酸メチル抽出物 0
.1wt%密 度 0.876
夕/地引張り強さ 180k9/
仇破断点伸び 740%永久
歪 18%ショア−A硬
度 65軟化温度
弘℃ガラス転移温度
一51℃実施例 2〜8実施例1において、
M幻ヒ合物、有機酸ェステル、第三成分の化合物の種類
および量を表1の如く変えてTi触媒成分の合成を行っ
た。
さらに予備処理を実施例1と同様の条件下、行った後、
重合を表1の条件下に行った。
船 ミ 11 日 い ミ ト X き 三 ン ザ ぐ X 口 ミ や ン 「 〇 q ■ ミ ト 日 口 実施例 9 Mg金属3夕をSi(OC2日5)438.6タ中に懸
濁する。
系を昇温後、少量の12を添加し、70『0でn−C4
はCそ13.7夕のへキサン溶液を1時間かけて滴下す
る。さらに75℃で4時間蝿杵後、固体部を炉過し、精
製へキサンにより固体部を充分洗浄する。上記固体10
タぎ灯油50必中に懸濁した後、安息香酸エチル2.3
9夕を加え、60qoで1時間櫨拝する。
降温後TICそ4150の‘を添加し、系を12000
に昇温し2時間反応を行う。1時間静瞳後、デカンテー
ションにより上燈部180の‘をのぞき、新たにTIC
夕4150のとを加え、130qoで1時間処理する。
熱炉週により固体部を採取し、新鮮な灯油で充分洗浄し
た。固体部は原子換算でTi2.肌t%、Cと63.肌
t%、M雛3.仇れ%、安息香酸エチル8.3れ%を含
む。
また表面積は254の/夕であった。(Ti触媒成分の
予備処理) へキサン100の‘中にAそ(i−C4日9)31mm
ol、パラトルィル酸メチル0.33hmol上記Tj
触媒成分をTi原子に換算して1柳原子をいれた後、プ
ロピレン840N地を1時間かけて添加する。
分析によると、前車合量は2.702/mMTiであっ
た。(プロピレン・エチレン共重合)実施例7と同じ条
件下にプロピレン・エチレン共重合を行った。
ポリマー収量は22.5夕、高比重は0.20夕/柵で
あった。得られた英重合体の性状は以下の通りであった
。エチレン組成 27.5モル%〔り
〕 12.母夕/タミクロアイソタク
テイシテイ 0.91シク口へキサン不
熔物 4.卵t%沸とう酢酸メチル抽出物
0.がt%密 度
0.895夕/塊引張り強さ
195k9/仇永久歪
19%ショア−A硬度
91軟化温度 111
00ガラス転移温度 一41℃実施
例 10(Ti触媒成分の調製) M&〆25夕を灯油loo松【に懸濁し、ブタノール1
1.7夕を室温で滴下する。
シクロヘキサンカルボン酸エチル2.5夕を添加したの
ち、ジェチルアルミニウムクロリド9仇hmolを0℃
で1時間系内に滴下する。さらに室温で蝿梓下に1時間
処理した後、炉過により固体部を採取し、さらに新鮮な
へキサンで十分洗浄後、乾燥する。固体部をTIC夕4
100の上中に懸濁し100℃で2時間処理後、沈降地
、デカンテーションにより80の‘の液部を除去し、さ
らにTICそ4 を100凧添加し、100qoで2時
間鷹拝する。
炉過により固体部を採取し、新鮮なへキサンで充分洗浄
し乾燥することによりTi触媒成分を得る。該成分中に
はTi4.3れ%、C夕61.0wt%、Mg16.0
wt%、シクロヘキサンカルボン酸エチレン10.5w
t%を含む。表面積は238で/夕であった。(触媒の
予備処理) へキサン100地中にA夕(i−C4日9)31mmo
l、上記Ti触媒成分をTi原子に換算してlmg−原
子を30℃で添加した後、プロピレン2000N泌を1
時間かけて添加する。
分析によると前車合量は3.5夕/mMTi触媒であっ
た。(プロピレン・エチレン共重合) 実施例2と同じ条件下に共重合を行った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)プロピレン含有量40ないし80モル%、(
    B)135℃、デカリン中で測定した極限粘度が10な
    いし20dl/g、(C)3個のプロピレン連鎖でみた
    ミクロアイソタクテイシテイが0.8以上、(D)沸騰
    シクロヘキサン不溶分が10重量%以下、(E)沸騰酢
    酸メチル可溶分が1.0重量%以下、で示されるプロピ
    レン・エチレンランダム共重合体。 2 嵩密度が0.10g/cm^3以上の粉末形態にあ
    る特許請求の範囲1記載の共重合体。
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