JPS6021629B2 - 接着組成物 - Google Patents

接着組成物

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JPS6021629B2
JPS6021629B2 JP6831977A JP6831977A JPS6021629B2 JP S6021629 B2 JPS6021629 B2 JP S6021629B2 JP 6831977 A JP6831977 A JP 6831977A JP 6831977 A JP6831977 A JP 6831977A JP S6021629 B2 JPS6021629 B2 JP S6021629B2
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JP
Japan
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polyester
methylimidazole
cyanoethyl
acid
mol
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JP6831977A
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徹 小田嶋
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Sony Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接着組成物、例えばポリィミドフィルムに銅
箔をラミネートしてなるフレキシブルプリント基板を製
造する際に銅箔をラミネートするのに使用する接着剤に
関するものである。
現在市販されているポリイミドフィルムのフレキシブル
サーキットの接着剤としては、ポリィミド先駆体、テフ
ロン、シリコーン樹脂、ェポキシ樹脂、ニトリルーフヱ
ノール樹脂等がある。
しかしながら、このような接着剤を使用してもプレス工
程で銅箔を接着しなければならず、特定のプレス装置が
必要である。また上記の接着剤は高温接着、長時間綾着
を要したり、耐熱性(特に耐ハンダ性)に劣り、製造及
び性能上欠点を多く有している。またニトリルゴムーヱ
ポキシ系を使用する例があるが、耐水性、剥離強度の点
で問題があり、溶液安定性が悪くて数日でゲル化すると
いう欠点がある。またポリエステルーェポキシ系接着剤
も、反応剤を入れることにより溶液安定性が悪くなり、
やはり短期間(3〜7日)でゲル状になる。本発明は、
上述の如き欠陥を是正すべく発明されたものであって、
フェノールーテトラクロルェタン(6:4)の溶液中の
3000での極限粘度〔り〕が0.3〜1.5であり溶
融温度(m.p.)が30〜200午0のポリエステル
と、ノポラツク型ヱポキシ樹脂と、ィミダゾール系硬化
剤と、1分子中に2つ以上のアジりジニル基を有するア
ジりジニル系化合物とを構成成分とし、前記ポリエステ
ル100重量部に対し、前記ェポキシ樹脂が10〜20
の重量部、前記ィミダゾール系硬化剤0.1〜6重量部
、前記アジりジニル系化合物が3〜2の重量部である。
接着組成物に係るものである。上述のように構成された
本発明の接着組成物によれば、前記ポリエステルが接着
性を良好にし、前記ェポキシ樹脂が耐熱性を良好にする
また反応剤を上述のように選択することにより液安定性
も例えば常温で6ケ月と非常に改善される。この結果、
耐熱性及び剥離強度の良好な接着剤となり、プレス装置
を使用することなく、短時間で安定にラミネートが可能
となる。本発明において接着組成物の成分を上述の割合
に設定したのは、接着剤としての良好な特性を維持する
ためである。
即ち、前記ポリエステル100部(部は重量部を表す:
以下同じ)に対し、前記ェポキシ樹脂が1の部未満であ
ると耐熱性が悪くなり、20疎郡を越えると多すぎて前
記ポリエステルの相対量が減って剥離強度が低下する。
従って前記ェポキシ樹脂は30〜100部であるのが更
に好ましい。また前記ィミダゾール系硬化剤が0.1部
未満であると前記ェポキシ樹脂の反応性を低下せしせて
耐熱性が悪くなり、6部を越えると前記ェポキシ樹脂中
のェポキシ基に対して等量以上入って界面に折出するこ
とにより剥離強度が低下する。従って、前記ィミダゾー
ル系硬化剤は0.5〜2.0部であるのが更に好ましい
。また前記アジりジニル系化合物は前記ポリエステル及
び前記ェポキシ樹脂の双方に対する架橋剤として作用す
るが、この化合物が3部未満であると架橋性が低すぎて
耐熱性及び耐薬品性が低下し、2碇都を越えると架橋性
が高すぎて硬くなることによりフレキシブルプリント基
板等に必要な所定の弾性が得られなくなる。従って、前
記アジりジニル系化合物は5〜15部であるのが更に好
ましい。次に本発明による接着組成物の成分について詳
細に説明する。
ポリエステル まずポリエステルとしては、フェノールーテトラクロル
ェタン(6:4)の溶液中の30qoでの極限粘度〔り
〕が0.3〜1.5であり、溶融温度(m.p)が30
〜200こ0のものが用いられる。
即ち、極限粘度及び溶融温度が、上記範囲から外れ、低
すぎると接着剤層が軟化して十分な接着強度が出なくな
り、高すぎると接着剤溶液がゲル化し易くなって塗布が
困難となるからである。上記範囲の特性を有するポリエ
ステルには、主として下記【1’〜【3’に示すものが
あり、例えばバイロン#30(東洋紡株式会社)が挙げ
られる。‘1’ テレフタル酸、又は40モル%以上が
テレフタル酸からなるジカルボン酸混合物を酸成分とし
、アルキレングリコール、ポリアルキレングリコール又
はこれらの混合物をグリコール成分とし、かつ全醸成分
に対して0.1〜6.0モル%のェステル形成性官能基
を3つ以上有する化合物の共重合により分子鎖中に分岐
を有している英重合ポリエステルであって、ガラス転移
温度が一60〜10こ○であり、3000のフェノール
ーテトラクロルェタン(6:4)混合溶剤中で測定した
固有粘度が0.3〜1.5である。
この分岐を有するポリエステルの製造に用いられるテレ
フタル酸以外のジカルボン酸の例としては、ィソフタル
酸のような芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸等の炭素原子数2〜12の脂肪族ジカルボン酸及びこ
れらの酸のェステル形成性誘導体があげられる。またア
ルキレングリコールの例としては、エチレングリコ−ル
、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネ
オベンチルグリコール等、炭素原子数2〜10のものが
あげられる。またポリアルキレングリコールとしては、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、分子
量600〜3000のポリエチレングリコール、分子量
1000〜3000のポリテトラメチレングリコールが
特に好適である。ポリエステル分子鎖中に分岐を導入す
るための、ェステル形成性官能基を3つ以上有する化合
物(以下鎖分岐剤と称する)の例としては、カルボキシ
ル基を3つ以上有する多塩基酸、たとえばトリメシン酸
、トリメリット酸、ピロメリツト酸及びこれらの酸のェ
ステル形成性誘導体、水酸基を3つ以上有するポリオー
ル、たとえばペンタヱリスリトール、グリセリン、ソル
ビトール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールベンゼン、トリス(3ーヒドロキ
シプロピル)ベンゼンなどがあげられる。これらの醸成
分と、グリコール成分とから前記ポリエステルを製造す
るにあたっては、通常のポリエステル製造方法に準じた
製造法が採用できる。
すなわち、いわゆる直接ェステル化法あるいはェステル
交換法のいずれでもよいが、通常は醸成分を低級アルキ
ルェステルとして用い、亜鉛化合物やマンガン化合物等
のェステル交換触媒の存在下にアルコール成分とのェス
テル交換反応を行ない、次いでアンチモン化合物やゲル
マニウム化合物等の重縮合触媒の存在下に重縮合反応を
行なうェステル交換法が好適である。鎖分岐剤はェステ
ル交換反応の終了後に反応系に添加してもよい。特に鎖
分岐剤が遊離酸の場合にはェステル交換反応後の添加が
望ましい。各反応形成及び軍縮合反応条件は、得られる
ポリエステルのガラス転移温度が一60〜10℃であり
、3000のフェノールーテトラクロルェタン(重量比
6:4)混合溶剤中で測定した固有粘度が0.4〜1.
4であり、かつ溶剤可溶であるように選ばれる。ここで
溶剤可溶とは、30午○のテトラクロルェタン100c
c中に5多以上の溶解性を有し、ゲル状の未溶解物を残
さないことをいう。ガラス転移温度は各反応成分の種類
およびモル比によってきまり、溶剤溶解性は鎖分岐剤の
種類、量と反応条件(主として反応時間)によってさま
る。したがって固有粘度が前記の範囲まで達したあと、
不必要に長時間の反応は避けねばならない(反応時間が
あまり長くなるとゲル化を起こし、溶解性が悪くなる)
。ガラス転移温度を前記のものとし、さらには最終的な
接着特性をすぐれたものにするために特に好適な共重合
組成としては次の二つがあげられる。
風 ジカルボン醸成分:テレフタル酸または90モル%
以上がテレフタル酸からなる芳香族ジカルボン酸混合物
グリコール成分:炭素原子数2〜5のアルキレングリコ
ール類75〜95モル%と、下記の一般式で示されるポ
リアルキレングリコール25〜5モル%との混合物(モ
ル比はポリエステル中の値)。
Hot(CH2)m○ナnH (m=2〜4、n=2〜100) 鎖分岐剤:全醸成分に対して0.1〜6.0モル%、望
ましくは0.1〜3.0モル%。
‘B)ジカルボン醸成分:テレフタル酸または90モル
%以上がテレフタル酸からなる芳香族ジカルボン酸混合
物40〜70モル%と、炭素原子数4〜10の脂肪族ジ
カルボン酸60〜30モル%との混合物。
グリコール成分:炭素原子数2〜5のアルキレングリコ
ールo鎖分岐剤:全醸成分に対して0.1〜6.0モル
%、望ましくは0.1〜3.0モル%。
‘2)40モル%以上がテレフタル酸からなるジカルボ
ン酸混合物を酸成分とし、アルキレングリコール、ポリ
アルキレングリコール又は、これら混合物をグリコール
成分とし、分枝を有しない線状ポリエステルである。
これらの平均分子量は、ほぼ10000〜50000の
範囲であり、30qoのフェノールーテトラクロルェタ
ン(6:4)混合溶剤中で測定した固有粘度が0.3〜
1.5の範囲に納まるもので、溶融温度は30つ0〜2
00℃の範囲内になるものである。上記において使用さ
れるテレフタル酸以外のジカルボン酸としては、前記m
と同様に、無水フタル酸、ィソフタル酸のような芳香族
ジカルボン酸、こはく酸、アジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸等の炭素原子数2〜12の脂肪族ジカルボン
酸及びこれら酸のェステル形成性議導体があげられる。
またアルキレングリコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール1,4、ブ
タンジオール1,3、ブタンジオール2,3、ベンタン
ジオール1,5、ヘキサンジオール1,6、ネオベンテ
ルグリコール、2,2,4ートリメチルベンタンジオー
ル−1,3、2ーエチルー1,3−へキサンジオール等
の炭素原子数2〜10のものがあげられる。またポリア
ルキレングリコールとしては、前記と同様に、分子量6
00〜3000のポリエチレングリコール、分子量10
00〜3000のポリテトラメチレングリコールが好適
である。また製造方法等は、前記と同様に行なえる。剛
ェステル形成性官能基を3つ以上有する化合物を、全
醸成分に対して0.2〜6.0モル%共重合させて得ら
れる分子鎖中に分岐を有するポリエステルと、上記ポリ
エステルの融点よりも5000以上高い融点を有する線
状ポリエステルとからなるポリエステル混合物、又はブ
ロック共重合ポリエステルである。
このブロック共重合ポリエステルまたはポリエステル混
合物は次のようにして製造される。
ソフトセグメント用ポリエステルはエチレングリコール
、プロピレングリコール、ネオベンチルグリコール、1
,4−ブタンジオール等炭素数2〜10のアルキレング
リコールをグリコール成分とし、テレフタル酸、ィソフ
タル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸等炭素数2〜12の脂肪酸ジカルボン酸をジカルボン
醸成分とし、これに鎖分岐のための成分としてペンタェ
リスリト−ル、グリセリン、ソルビトール、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロール
ベンゼン、1,3,5ートリス(3ーヒドロキシプロピ
ル)ベンゼン等、水酸基3個以上を有するポリオール、
あるいはトリメシン酸、トリメリット酸、ピロメリツト
酸等、カルボキシル基3個以上を有するポリカルボン酸
を加えて製造される。これらの成分からなるポリエステ
ルの製法は任意であるが、鎖分岐剤の量は使用する全酸
成分に対して0.2〜6.0モル%とし、得られるポリ
エステルの固有粘度(フェノールノテトラクロルヱタン
=60/40中30ooで測定)が0.3〜1.を融点
が0〜12ぴ0で、かつゲル化を起こさないよう、反応
成分の種類、量比、反応条件を選択することが望ましい
高融点のポリエステル(ハードセグメントと呼ぶ)に使
用し得るグリコール成分とジカルポン醸成分の種類はソ
フトセグメント用ポリエステルのものと同様であるが、
得られるポリエステルの固有粘度が0.3〜1.ふ融点
が100〜260qoになるように反応成分の種類、量
比、反応条件を選択することが望ましい。
ソフトセグメントとハードセグメントの融点は50℃以
上の差を有することが望ましい。ハードセグメント用ポ
リエステルとソフトセグメント用ポリエステルをブロッ
ク共重合ポリエステル化するには、ポリエステル末端の
水酸基やカルボキシル基と反応することができる官能基
を2個以上有する化合物、たとえばジイソシアネート、
Nーアシルビスラクタム等を用いて両ポリエステルを結
合するか、両ポリエステルを溶融状態で短時間混合する
など、任意の方法によってよい。
ェポキシ樹脂ェポキシ樹脂で本発明に用いられるものは
/ボラック型ェポキシ樹脂であり、下記の構造式で示さ
れる。
このノボラック型ェポキシ樹脂のェボキシ価(即ちェポ
キシ1つ当りの分子量)は150〜200であり、17
0〜190であるのが好ましい。
即ちェポキシ価が15氏未満であると剥離強度が低下し
、200を越えると耐熱性が低下するからである。実際
に使用されるェポキシ樹脂としては、DEN431、D
EN438(いずれもダウケミカル社製商品名)が挙げ
られる。DEN431はn=0.2、ェポキシ価172
〜179、粘度1400〜200比ps(520)であ
り、またDEN438はn=1.0 ェポキシ価175
〜182、粘度30000〜9000比ps(5が0)
である。ィミダゾ−ル系硬化剤ィミダゾール系硬化剤と
しては下記【1}〜‘6ーのものがある。
{1} 2一アルキルイミダゾール系: これには、2ーメチルイミダゾール、2−エチルイミダ
ゾール、2ープロピルイミダゾール、2−ブチルイミダ
ゾール、2−ベンチルイミダゾール、2−へキシルイミ
ダゾール、2一へプチルイミダゾール、2一オクチルイ
ミダゾール、2−ノニルイミダゾール、2ーデシルイミ
ダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2一ドデシル
イミダゾール、2−トリデシルイミダゾール、2−オク
タデシルイミダゾールなどがある。
‘2’ 2−アルキル−4ーメチルイミダゾール系:こ
れには、2,4−ジメチルイミダゾール、2−エチル一
4−メチルイミダゾール、2−プロピル−4−メチルイ
ミダゾール、2ーブチル−4−メチルイミダゾール、2
ーベンチルー4ーメチルイミダゾール、2ーヘキシルー
4−メチルイミダゾール、2ーヘプチルー4−メチルイ
ミダゾール、2−オクチルー4ーメチルイミダゾール、
2ーノニル−4ーメチルイミダゾール、2ーデシルー4
−メチルイミダゾール、2ーウンデシル−4ーメチルイ
ミダゾール、2−ドデシルー4ーメチルイミダゾール、
2ートリデシルー4ーメチルイミダゾール、2ーオクタ
デシル−4−メチルイミダゾールなどがある。
{3l 2ーアルキルー4−エチルイミダゾール系:こ
れには、2,4−ジエチルイミダゾール、2ーメチルー
4ーヱチルイミダゾール、2−プロピル−4ーエチルイ
ミダゾ−ル、2−ブチルー4−エチルイミダゾール、2
−ベンチルー4ーヱチルイミダゾール、2ーヘキシル−
4−エチルイミダゾール、2−へプチル−4ーエチルイ
ミダゾール、2−オクチル−4−エチルイミダゾール、
2ーノニルー4−エチルイミダゾール、2ーデシル−4
ーエチルイミダゾール、2ーウンデシルー4ーエチルイ
ミダゾール、2−ドデシルー4ーエチルイミダゾール、
2−トリデシル−4ーエチルイミダゾール、2−オクタ
デシル−4−エチルイミダゾールなどがある。【41
1一(2ーシアノエチル)−2一アルキルイミダゾール
系:これには、1一(2ーシアノエチル)一2−メチル
イミダゾール、1−(2−シアノエチル)‐2ーエチル
イミダゾール、1一(2ーシアノエチル)−2−プロピ
ルイミダゾール、1一(2−シアノエチル)一2ーブチ
ルイミダゾール、1−(2ーシア/エチル)一2一ベン
チルイミダゾール、1一(2−シアノエチル)一2一ヘ
キシルイミダゾール、1−(2−シアノエチル)一2一
へプチルイミダゾール、1一(2−シアノエチル)−2
−オクチルイミダゾール、1−(2ーシアノエチル)一
2ーノニルイミダゾール、1−(2ーシアノエチル)一
2−デシルイミダゾール、1−(2−シアノエチル)−
2ーウンデシルイミダゾール、1一(2ーシアノエチル
)一2−ドデシルイミダゾール、1−(2−シアノエチ
ル)−2−トリデシルイミダゾール、1一(2−シアノ
エチル)−2−オクタデシルイミダゾールなどがある。
(5’1一(2ーシアノエチル)−2ーアルキルー4ー
メチルイミダゾール系:これには、1−(2−シアノエ
チル)−2,4一ジメチルイミダゾール、1−(2−シ
アノエチル)一2ーエチルー4ーメチルイミダゾール、
1−(2ーシアノエチル)一2−プロピルー4ーメチル
イミダゾール、1−(2ーシア/エチル)一2−ブチル
−4ーメチルイミダゾール、1−(2ーシアノエチル)
一2ーベンチル−4−メチルイミダゾール、1−(2−
シアノエチル)−2−へキシルー4ーメチルイミダゾー
ル、1−(2ーシアノエチル)一2ーヘプチルー4−メ
チルイミダゾール、1一(2ーシアノエチル)一2−オ
クチルー4−メチルイミダゾール、1一(2ーシアノエ
チル)一2ーノニルー4−メチルイミダゾール、1−(
2−シアノエチル)一2ーデシルー4−メチルイミダゾ
ール、1−(2−シアノエチル)一2ーウンデシルー4
−メチルイミダゾール、1一(2−シアノエチル)一2
ードデシルー4ーメチルイミダゾール、1−(2−シア
ノエチル)−2ートリデシルー4−メチルイミダゾール
、1−(2ーシアノエチル)−2ーオクタデシルー4ー
メチルイミダゾールなどがある。
【6ー 芳香族基置換ィミダゾール系: これには、2一フエニルイミダゾール、4一フエニルイ
ミダゾール、2,4−ジフエニルイミダゾール、2ーフ
エニルー4ーメチルイミダゾール、2ーフエニルー4ー
エチルイミダゾール、2−メチル一4一フエニルイミダ
ゾール、2ーエチルー4一フエニルイミダゾール、1−
ペンジルイミダゾール、1ーベンジル−2−メチルイミ
ダゾール、1ーベンジルー2−エチルイミダゾール、1
一(2ーシアノエチル)一2一フエニルイミダゾール、
1一(2ーシアノエチル)−4一フエニルイミダゾール
などがある。
アジりジニル系化合物 アジりジニル化合物は、1分子中に2つ以上のアジりジ
ニル基を有する化合物であって、下記【11〜【5’に
示すものがある。
‘11 脂肪族ビスェチレソ尿素型の誘導体並びに脂肪
族ビスェチレンチオ尿素型の謙導体:これには、N,N
′ーテトラメチレンピスエチレン尿素、N,N′ーベソ
タメチレンビスエチレン尿素、N,N′ーヘキサメチレ
ンピスエチレン尿素、N.N′−へプタメチレンビスェ
チレン尿素、N,N′−オクタメチレンビスヱチレン尿
素、N,N′ーテトラメチレンビスエチレンチオ尿素、
N.N′ーオクタメチレンビスエチレンチオ尿素などが
ある。
{2’ビスェチレンウレタン誘導体: これには、テトラメチレンビスエチレンウレタン、ヘキ
サメチレンピスエチレンウレタン、ノナメチレンピスエ
チレンウレタン、デカメチレンビスエチレンウレタン、
ジフエニルジメチルメタンビスエチレンウレタン、pー
フエニレンビスエチレンウレタン、シクロヘキシレンビ
スエチレンウレタンなどがある。
【3’芳香族ビスヱチレン尿素誘導体: これには、mーフェニレンピスェチレン尿素、pーフェ
ニレンビスェチレン尿素、1−クロルベンゼン2,4ー
ジヱチレン尿素、トルンー2,4−ジェチレン尿素、ジ
フェニル4,4′ービスェチレン尿素、3,3′−ジク
ロルジフェニル4,4′−ビスェチレン尿素、3,3′
ージメチル・ジフエニル4,4′ービスエチレン素、3
,3′ージメトキシ・ジフェニル4,4′−ビスェチレ
ン尿素、ジフェニルメタン、4,4′−ジヱチレン尿素
などがある。
(4’トリス・アジりジニルフオスフインオキシド譲導
体:これには、トリス(1ーアジリジニル)フオスフイ
ンオキシド、トリス(1−アジりジニル)フオスフイン
サルフアイド、トリス〔1一(2ーメチル)アジりジニ
ル〕フオスフインサルフアイド、フエニルビス〔1−(
2−メチル)アジりジニル〕フオスフインオキシド、ト
リス〔1一(2−メチル)アジりジニル〕フオスフイン
オキシドなどがある。
■ アジりジニルトリアジン議導体: これには、トリス−(1−アジりジニル)一sートリア
ジン、モノクロルビス−(1−アジりジニル)−sート
リアジンなどがある。
次に本発明を実施例に付き更に詳細に説明する。
まず本実施例による接着剤の構成成分の具体例を説明す
る。
ポリエステル(ポリエステル■と称する。
):このポリエステルを得るには、ジメチルテレフタレ
ート1モル、エチレングリコール4.4モルを、三酸化
アンチモン1.9×10‐4モル、酢酸亜鉛4.6×1
0‐4モルを触媒として160〜220こ0に加熱し、
ェステル交換反応を行なった。次いで、セバシン酸1モ
ルとトリメリット酸0.02モルを添加し、220〜2
5ぴ0で3び分間ェステル化反応を行なわせた後、徐々
に温度を上げ、同時に減圧にし、最終的には270qo
、0.1肌Hgで30分間重縮合を行なった。これによ
り、テレフタル酸単位/セバシン酸単位=50/50、
グリコール成分がエチレングリコール100%、トリメ
リツト酸単位1.0モル%(対全酸成分)の分岐ポリエ
ステルを得た。この極限粘度〔り〕=0.942、ガラ
ス転移温度Tg=−21℃、融点mp=12ぞ○であっ
た。ポリエステル(ポリエステル■と称する。
):このポリエステルを得るには、ジメチルテレフタレ
ート1.4モル、エチレングリコール3.6モルと1,
4−ブタンジオール0.4モルを、三酸化アンチモン1
.9×10‐4モル、酢酸亜鉛4.6×10‐4モルを
触媒として160〜220qoに加熱し、ェステル交換
反応を行なった。次いで、セバシン酸0.6モルを添加
し、220〜25び0で30分間ェステル化反応を行な
った後、徐々に温度を上げ、減圧し、最終的には270
つ0、0.1側Hgで30分間重縮合を行なった。これ
により、ジカルボン醸成分がテレフタル酸/セバシン酸
=70/30、グリコール成分がエチレングリコール/
1,4ーブタンジオール=90/10の線状ポリエステ
ルを得た。このポリエステルの極限粘度〔り〕=0.4
71、融点mp=15500であった。ェポキシ樹脂(
単にェポキシと称する。):これは前述したようにダウ
ケミカル社製の商品名であって、ダウ・ェポキシ・ノボ
ラック樹脂DEN431を使用した。アジりジニル系化
合物(M旧◎と称する。
):これは次の化学構造式を有するジフェニルメタンー
4,4′ージェチレン尿素であった。アジりジニル系化
合物(M旧■と称する。
):これは次の化学構造式を有するトルヱンー2,4−
ジェチレン尿素であった。ィミダゾール系硬化剤(C,
.Z■と称する。
):これは2−ウンデシルイミダゾールであって、の化
学構造式を有していた。ィミダゾール系硬化剤(C,.
Z■と称する。
):これは2ーメチルイミダゾールであって、の化学構
造式を有していた。
ィミダゾール系硬化剤(C,.Z◎と称する。
):これは2ーエチルー4ーメチルイミダゾールであっ
ての化学構造式を有していた。
次に本実施例における接着剤を使用したプリント基板の
製造方法の一例を概略的に説明すると、まずポリエステ
ル、メチルエチルケトン(溶媒)、トルェン(溶媒)を
夫々所定量混合してポリエステル溶液を作り、M旧(ア
ジりジニル系化合物)をジメチルホルムアミド(溶媒)
に所定量溶解させてM凪溶液を作り、またC,.Z(ィ
ミダゾール系硬化剤)をエタノール(溶媒)に所定量溶
解させてC,.Z溶液を作った。
これら3つの溶液を互いに混合し、この際に所定量のェ
ポキシ樹脂を加え、接着剤溶液を得た。次いでこの接着
剤溶液をポリィミドフィルム上に、乾燥後のの塗布厚が
15〜20仏mになるごとくに塗布した。その後、10
0q0で2分間加熱して溶媒を飛ばし、次いで140℃
で3分間加熱してわずかに硬化させた。次いで、その上
に銅箔を積層し、165C0、20k9/めで30分間
でラミネートしてプリント基板を得た。以上のようにし
て製作したプリント基板に関し、接着剤の成分及びこの
添加量(単位は部)を夫々変化させ、各種の試験を行な
った結果を下記表一1及び2に夫々示した。なお試験法
について説明すると、「常態ビール」とは、30弧/m
inの速度で鋼箔を基板の面に対して90o方向に引き
はがす時に要する力(単位はk9/肌)を測定するもの
、「半田後ビール」とは26000の半田俗に2現砂間
サンプルをdipした後に上記常態ビールと同様に引き
はがすときの力を測定したもの、「シアナィドピール」
とは70q○の10%青酸カリウム水溶液に3び分間サ
ンプルを浸潰して水洗いしてから前記常態ビールと同様
に引きはがすときの力を測定したもの、「トリクレンピ
ール」とは92〜9300で沸騰しているトリクレンに
10分間浸潰して前記常態ビールと同様に引きはがすと
きの力を測定したもの、「半田ビール」とは260℃の
半田に2硯砂間浸潰した後に上記と同様に引きはがすと
きの力を測定したもの、「耐半田性」とは260q0の
半田格に2鼠皆、間浸潰したサンプルの外観を観察して
銅箔のフクレが生じている部分の有無を判定するもので
ある。
表‐1 表‐2 以上の結果から、ポリエステルを100部としたときに
、ェポキシを10〜200部、MEを3〜20部、C,
.Zを0.1〜6部とすれば、ビール試験において良好
な結果を示し、剥離強度、耐熱性、耐薬品性に優れたも
のが得られることが分る。
次に比較のために、接着剤の成分添加量を上記の範囲外
とした場合の上述と同様の結果を下記表−3に示した。
表‐3米 ェボキシとして01BAGY260(商品名
)を使用した例。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエノール−テトラクロルエタン(6:4)の溶液
    中の30℃での極限粘度〔η〕が0.3〜1.5であり
    溶融温度(m.p.)が30〜200℃のポリエステル
    と、ノボラツク型エポキシ樹脂と、イミダゾール系硬化
    剤と、1分子中に2つ以上のアジリジニル基を有するア
    ジリジニル系化合物とを構成成分とし、前記ポリエステ
    ル100重量部に対し、前記エポキシ樹脂が10〜20
    0重量部、前記イミダゾール系硬化剤が0.1〜6重量
    部、前記アジリジニル系化合物が3〜20重量部である
    接着組成物。
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