JPS60216180A - のし瓦の製造方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は成型、乾燥工程を経たのし瓦の白地を一連の製
造ラインにより移送せしめる間に焼成せしめると共に、
焼成後の製品を順次取り出して積み重ね結束せしめる様
にしたのし瓦の製造方法および装置に関するものである
。

従来のし瓦の製造工程は成型、乾燥、焼成、製品の結束
等の一連の流れにおいて、各工程毎には夫々の自動化装
置により機械化されているが、各工程間の連絡は人手に
より白地若しくは製品を運搬せしめており、のし瓦の製
造における完全な自動化ラインを組むことが出来ながっ
たので多くの人手を要すると共に、生産能率が悪い等の
欠点を有していた。

本発明はかかる欠点に鑑み、成型、乾燥工程を経たのし
瓦の白地を直立コンベアに′ζ所定間隔毎に直立整列せ
しめ、この白地を整列状態で挟持せしめると共にパレッ
ト上に移載せしめ、該パレットを順次焼成台車上に整列
移載せしめ、パレットが満載された焼成台車を焼成炉へ
搬入せしめて白地を焼成せしめ、続いて焼成完了後の焼
成台車からパレットを降ろし、該パレット上の製品を挟
持せしめて直立コンヘア上に移載せしめると共に空のパ
レットを白地移載工程へ戻し、直立コンベア上の製品を
順次倒伏状態で搬送せしめる間に製品を４．５枚程度に
積み重ね、この製品の束を搬送終端にて結束せしめる様
にしたのし瓦の製造方法および装置を従供して上記欠点
を解消せんとしたものにして、以下本発明の一実施例を
図面に基づいて説明すると、 第１図は本発明に係るのし瓦の製造装置の配置状態を示
し、かかるのし瓦製造装置は乾燥工程を経たのし瓦の白
地１を焼成工程へ移送する送り側Ａと、製品６を焼成工
程より取り出して順次搬送せしめる取出側Ｂより成って
いる。

１は送り側Ａの起点に設けた白地搬送コンベアであり、
成型後施釉され、乾燥工程を経たのし瓦の白地Ｗ、の下
面両側を受承する２木のベルト２を並設せしめると共に
、該ベルト２を循環駆動せしめて白地−１を倒伏状態に
て順次搬送せしめる様に成している。

３は白地搬送コンベアｌの終端に継続せしめる様にして
配設せしめた直立コンベアであり、フレーム４の両端部
に枢支せしめた回転体５．５８間に巻装されると共に、
この直立コンベア３の上面には白地−１を所定間隔毎に
直立保持せしめる１対の支持杆６．６ａを焼成用の焼成
台車７における積込状態に対応する間隔毎に立設せしめ
ている。

又支持杆６．６ａは白地搬送コンベア１のベルト２に干
渉しない幅位置に立設されると共に、白地搬送コンベア
ｌとの連設部８において直立コンベア３の最端部の支持
杆６．６ａが白地搬送コンベア１の上面と同高位置で水
平状態となる様に白地搬送コンベアｌに対する直立コン
ヘア３の高さ位置を設定せしめ、白地搬送コンヘア１に
同調して循環駆動せしめる様に成している９は直立コン
ベア３の何方に並列して送り側Ａから取出側Ｂへ渉って
配設せしめたパレットコンベアであり、８亥パレツトコ
ンベア９上には直立コンベア３における支持杆６．６ａ
の立設間隔に対応して基板ｌＯ上に支持棒１１、ｌｌａ
・・・を多数立設せしめて成るパレット１２を載置せし
めて取出側Ｂから送り側Ａへ移送せしめる様に成してい
る。

１３は白地積込装置であり、直立コンベア３とパレット
コンベア９との間の上方に支柱１４．１４ａを介してレ
ール１５を製膜せしめ、該レール１５上にはモーター１
６にて走行制御される台車１７を載置せしめている。

又台車１７の下方には直立コンベア３の長さに対応する
支持枠１８をスライドシャツ目９．１９ａを介して昇降
自在に支持せしめ、このスライドシャツ目９．１９ａの
下面には吊棒２ｏを介して直立コンベア３上の目地切、
の両側に対向する挟持板２１．２１ａをシリンダー２２
．２２ａにより水平方向に移動自在ならしめて直立コン
ベア３上の白地１を挟脱制御せ・しめる様に成し、又支
持枠１８上にはラックピニオン機構２３を介してスライ
ドシャツ）１９．１９ａを昇降制御せしめる昇降駆動部
２４を装着せしめている。

２５はパレットコンベア９の側方に並設せしめたトンネ
ル式の焼成炉であり、該焼成炉２５とパレットコンベア
９との間には焼成台車７を送り側Ａから焼成炉２５内に
順次搬入すると共に、焼成完了後パレット１２を降ろし
た焼成台車７を積込位置２６へ復帰せしめる循環軌道２
７を敷設せしめている。

２８ハハレツト積込装置であり、バレントコンベア９の
移動端部と循環軌道２７の積込位置２６との間の上方に
支柱２９．２９ａを介してレール３ｏを製膜せしめ、該
レール３ｏ上にはモーター３１にて走行制御される台車
３２を載置せしめ、又台車３２の下方にはガイドロッド
３３を介してアーム３４を昇降自在に装着せしめると共
に、該アーム３４の下端ニハ積込位置２６のパレットコ
ンベア９上にあるパレット１２の下面を受承せしめるフ
ォーク３５を取付け、台車３２上に装着せしめた昇降駆
動部３６によりアーム３４を昇降制御せしめることによ
りフォーク３５にてパレット１２を受承せしめる様に成
している。

３７はパレット積込装置２８と同一の構造より成るパレ
ット降ろし装置であり、取出側Ｂにおいて焼成炉２５の
出口前方の降ろし位置３８とパレットコンベア９の起点
との間に配設せしめている又取出（ＩＩ　Ｈにおいてバ
レン１−コンベア９の側方には送り側へと同様に直立コ
ンベア３９を配設せしめると共に、該直立コンベア３９
の起点とパレットコンベア９との間には白地積込装置１
３と同一の構造より成る製品降ろし装置４０を配設せし
め、又直立コンベア３９の後方には直立コンベア３９上
の製品讐２を倒伏状態で受承して後方へ搬送せしめる製
品搬送コンベア４１を配設せしめている。

４２は製品６を４．５枚程度に積み重ねせしめる積み重
ね装置であり、製品搬送コンベア４１の終端部上方に配
設される移載機構部４３と終端部に連設されるエレベー
タ−機構部４４より成り、移載機構部４３は製品搬送コ
ンベア４１の上方に取付けせしめたフレーム４５の下面
に製品−２の進行方向に進退するスライドアーム４６を
設け、該スライドアーム４６の先端下面部にはブロワ−
４７に連繋されて吸引作用される吸盤４８を装着せしめ
、又フレーム４５の後方上部には駆動モーター４９を立
設せしめ、該駆動モーター４９の駆動軸５０にはクラン
ク５１の一端を枢着せしめると共に、該クランク５１の
他端部を連接杆５２を介してスライドアーム４６の後端
部に枢着せしめ、駆動モーター４９の作動によりスライ
ドアーム４６を介して吸盤４８を製品搬送コンベア４１
の終端上方位置と前方のエレベータ−機構部４４との間
を往復移動制御せしめる様に成している。

又製品搬送コンベア４１の終端部において製品６を載置
するベルト５４．５４ａ間の下方位置には終端部の製品
Ｗ２を持ち上げて上方の吸盤４８に吸着せしめる押上体
５５を設け、該押上体５５を梃５６．５７を介してシリ
ンダー５８に連繋せしめ、該シリンダー５８の作動によ
り押上体５５を昇降制御せしめる様に成している。

又エレベータ−機構部４４は製品搬送コンベア４１（７
）　前方下部に連接せしめた移送コンヘア５３ノ起点側
方位置に機枠５９を設置せしめ、該機枠５９の上下位置
に枢支せしめた回転軸６ｏ、６０ａにはスプロケット６
１．６１ａを介してチェーン６２を巻回せしめると共に
、該チェーン６２には製品１す、の下面を受承する１対
のフォーク６３．６３ａをブラケット６４を介して取付
け、このフメーク６３．６３ａの回転軌道を移送コンベ
ア５３のローラー６５．６５ａ・・・間の干渉しない位
置に設定ゼしめている６６はエレベータ−機構部４４の
駆動部であり、機枠５９上に設置せしめた駆動モーター
６７をスプロケット６８．６８ａ、ヂエーン６９を介し
て回転軸６０に連繋せしめ、駆動モーター６７の作動に
よりフォーク６３．６３ａに製品Ｗ２が１枚移載される
毎にフォーク６３．６３ａを製品Ｗ２の１枚分の厚みに
相当するピンチ分下降制御せしめる様に成している。

７０は移送コンベア５３の移送経路中に配設せしめた整
列機構であり、移送経路上の製品籾、の前後面に対向す
る整列プレート７１．７１ａを挾持状に作動せしめるこ
とにより積み重ねられた製品Ｗ２のずれを矯正せしめる
様に成している。

７２ば移送コンベア５３の終端部に設置せしめた結束装
置であり、移送コンベア５３上を移送されて来る製品Ｗ
２をテープにて結束せしめて次工程へ移送せしめる様に
成している。

次に本発明に係るのし瓦の製造方法を説明すると、乾燥
工程を経て白地搬送コンベア１上を倒伏状態にて搬送さ
れて来るのし瓦の白地−１は白地搬送コンヘアｌの終端
に至ると、直立コンベア３の支持杆６．６ａにより白地
搬送コンベア１上より掬い−ヒげられ、前後の支持杆６
．６ａに挟まれて順次直立で且つ焼成台車７におりる積
込状態に対応する間隔毎に姿勢変換されながら搬送され
る。

そして直立コンベア３上に所定枚数の白地１が整列する
と、直立コンベア３の上方で待機していた白地積込装置
１３の支持枠１８が昇降駆動部２４の作動により下降し
て挟持板２１．２１ａが直立コンベア３上の白地−，の
両側に対向位置し、続いてシリンダー２２．２２ａの作
動により挟持板２１．２１ａが内方へ移動して直立コン
ベア３上の白地１が挟持板２１．２１ａ間にて挟持され
、続いて昇降駆動部２４の作動により挟持板２１．２１
ａを上昇せしめることにより白地讐、を持ち上げせしめ
、続いて台車１７を直立コンヘア３の上方からパレット
コンベア９上に待機しているパレット１２の上方対向位
置まで走行移動せしめ、該位置において白地唱の持ち上
げとは逆の操作により挟持板２１．２１ａを下降せしめ
ると共に、外方へ開放移動せしめて直立コンベア３上よ
り挟持移送せしめて来た白地−１をパレット１２の各支
持棒１１、ｌｌａ・・・間に嵌入せしめるのである。

続いて白地−１が嵌入されたパレット１２はパレットコ
ンへ７９の作動により前進して白地積込装置１３の下方
位置には空のパレ・ν目２が搬送されて上記と同様の操
作の反復により空のバレ・ノ目２に白地貝、が順次嵌入
され、一方白地讐、が嵌入されたパレット１２はパレッ
ト積込装置２８の下方に進み、″線位置においてバレッ
目２の側方に待機していたアーム３４下端のフォーク３
５が台車３２の作動によりパレット１２の下方位置に移
動し、続いて昇降駆動部３６の作動によりフォーク３５
が上昇するのに伴ってパレットコンベア９上のパレット
１２はフォーク３５により持ち上げられ、かかる状態で
フォーク３５を積込位置２６に待機している焼成台車７
上の所定位置まで移動せしめ、該位置においてパレソ目
２の持ち上げとは逆の操作によりフォーク３５を下降せ
しめ一ζ焼成台車７上にパレット１２を移載せしめ、か
かる操作を反復することにより焼成台車７上に白地１が
嵌入されたパレット１２を満載せしめるのであるそして
パレット１２が満載された焼成台車７は順次焼成炉２５
内へ搬入され、該焼成炉２５内を進行する過程において
積載された白地１が所定温度にて焼成され、製品病２と
して出口より順次搬出されるのである。

次に焼成炉２５より降ろし位置３８に焼成台車７が搬出
されると、降ろし位置３８の上方に待機しているパレッ
ト降ろし装置３７により白地積込装置ｆ　１３とは逆の
動作によって焼成台車７」二の・イレット１２を順次パ
レットコンベア９上に移載ゼしめ、空になった焼成台車
７は循環軌道２７を走行して積込位置２６に戻され、一
方パレットコンヘア９上のパレット１２はパレットコン
ヘア９の作動により次の停止位置である製品降ろし装置
４０の下方位置に移動し、該位置で製品降ろし装置４０
の作動により白地積込装置１３とは逆の動作によってパ
レットコンベア９上のノ々し・ノド１２から焼成完了後
の製品Ｗ、を挟持してパレ・ノドコンヘア９に並設せし
めた直立コンベア３９上の各支持杆６．６８間に嵌入移
載され、各製品６は直立コンベア３９から製品搬送コン
ベア４１へ移載される過程において倒伏状態に姿勢変換
されて１枚ずつ搬送され、製品搬送コンヘア４１の終端
部に至るとシリンダー５８の作動によりベルト５４．５
４ａ上の製品Ｗ２が押上体５５により持ち上げられて上
方対向位置で待機している吸盤４８に吸着され、続いて
駆動モーター４９の作動によりスライド７−ム４６が前
進して製品−２をエレベータ−機構部４４のフォーク６
３．６３ａの上方に移送して吸着を解除することにより
製品−２をフォーク６３．６３８上に移載し、移載完了
後は駆動モーター６７の作動によりフォーク６３．６３
ａが製品−２の１枚分に相当する分１ピッチずつ下降す
ると共に、かかる間に吸盤４８にて製品−２を順次同様
にフォーク６３．６３ａ上に移載せしめることにより製
品−２を４．５枚程度に積み重ね、積み重ねられた製品
６はフォーク６３．６３ａの下降動作に伴って移送コン
ベア５３上に移載され、該移送コンへ−１５３により順
次後方へ移送される間に整列機構７０により積み重ねの
ずれが矯正されると共に、終端部の結束装置７２にて結
束されて後続の梱包工程へ移送されるのである。

要するに本発明は、成型、乾燥工程を経たのし瓦の白地
１を直立コンヘア３にて所定間隔毎に直立整列せしめた
ので、乾燥］二程より送られて来る白地１を焼成台車７
上での積込状態と同じ間隔にて自動的に直立支持せしめ
ることが出来、又この白地１を整列状態で挟持せしめる
と共にパレット１２上に移載せしめ、該パレット１２を
順次焼成台車７上に整列移載せしめたので、予め直立コ
ンベア３にて直立状態で整列された白地Ｗ１をその整列
間隔を保持しつつパレット１２を介して焼成台車７上へ
一度に多くの白地ｔｙ、を機械的に積込ましめることが
出来るため、作業能率を大幅に向上せしめることが出来
、又パレット１２が満載された焼成台車７を焼成炉２５
へ搬入せしめて白地−１を焼成せしめ、続いて焼成完了
後の焼成台車７からバレッ目２を降ろし、該パレット１
２上の製品を挟持せしめて直立コンベア３９上に移載せ
しめると共に空のパレット１２を白地１の移載工程へ戻
す様にしたので、焼成完了後の製品６を積込時の操作と
同様に順次能率的に取り出すことが出来ると共に、製品
病２の取り出し後のパレット１２および焼成台車７は夫
々積込側へ循環復帰されるため白地Ｗ、の積込から製品
−２の取り出しに至る一連の工程を連続的に行わしめる
ことが出来、更に各製品に２を倒伏状態で搬送せしめる
間に製品Ｗ２を４．５枚程度に積み重ね、この製品縁２
の束を搬送終端にて結束せしめる様にしたので、のし瓦
製造ラインの完全自動化を図らしめることが出来−のし
瓦の製造における省力化、省人化に大いに貢献出来る等
その実用的効果甚だ大なるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものにして、第１図は本発
明に係るのし瓦の製造装置の平面図、第２図は直立コン
ヘアの正面図、第３図は白地積込装置の正面図、第４図
は同上側面図、第５図はパレット積込装置の側面図、第
６図は積み重ね装置の正面図、第７図は同上平面図、第
８図は結束装置の正面図、第９図は同上平面図である。 ■白地搬送コンベア　３直立コンヘア　７焼成台車　９
パレツトコンベア　１２パレツト　１３白地積込装置　
２５焼成炉　２８パレット積込装置３７パレソト降ろし
装置　３９直立コン−、ア　４１製品搬送コンヘア　４
２積み重ね装置　７２結束装置以上 出願人　株式会社−・　十　ト　り

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１成型、乾燥工程を経たのし瓦の白地を直立コンベ
   アにて所定間隔毎に直立整列せしめ、この白地を整列状
   態で挟持せしめると共にパレット上に移載せしめ、該パ
   レットを順次焼成台車上に整列移載せしめ、パレットが
   満載された焼成台車を焼成炉へ搬入せしめて白地を焼成
   せしめ、続いて焼成完了後の焼成台車からパレットを降
   ろし、該パレット上の製品を挟持せしめて直立コンベア
   上に移載せしめると共に空のパレットを白地移載工程へ
   戻し、直立コンベア上の製品を順次倒伏状態で搬送せし
   める間に製品を４．５枚程度に積み重ね、この製品の束
   を搬送終端にて結束せしめる様にしたことを特徴とする
   のし瓦の製造方法。 （２）　成型、乾燥工程を経たのし瓦の白地を倒伏状態
   で搬送せしめる白地搬送コンベアの前方に所定間隔毎に
   立設せしめた支持杆を有する直立コンベアを配設せしめ
   、該直立コンベアの側方にはパレットを搬送せしめるパ
   レットコンベアを並設せしめると共に直立コンベアとパ
   レットコンベアとの間には直立コンベア上の白地を挟持
   せしめてパレット上に整列移載せしめる白地積込装置を
   配設せしめ、パレットコンベアの側方には循環移送され
   る焼成台車を備えた焼成炉を配置せしめると共にパレッ
   トコンヘアの移動端部と焼成炉の入口との間にはパレッ
   トを受承せしめて焼成台車上に整列移載せしめるパレッ
   ト積込装置を配設せしめ、又焼成炉の出口とパレットコ
   ンベアの起点位置との間には焼成後の焼成台車上のパレ
   ットを受承してパレットコンベア上に移載せしめるパレ
   ット降ろし装置を配設せしめ、該パレット降ろし装置の
   隣接位置にはパレット上の製品を挟持して取り出しせし
   める製品降ろし装置と製品を受け取る直立コンベアを配
   設せしめ、該直立コンベアの前方には製品を倒伏状態で
   順次搬送せしめる製品搬送コンヘアを配設せしめ、該製
   品搬送コンベアの終端部には製品の下面を受承すると共
   に１枚分に相当するピンチずつ下降制御されるフォーク
   を備えた積み重ね装置を連設せしめ、該積み重ね装置の
   後方にはフォーク上の製品を受け取って後方へ搬送せし
   める移送コンベアを介して結束装置を配設せしめたこと
   を特徴とするのし瓦の製造装置。