JPS6021609B2 - プリプレグ用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

プリプレグ用エポキシ樹脂組成物

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JPS6021609B2
JPS6021609B2 JP14418877A JP14418877A JPS6021609B2 JP S6021609 B2 JPS6021609 B2 JP S6021609B2 JP 14418877 A JP14418877 A JP 14418877A JP 14418877 A JP14418877 A JP 14418877A JP S6021609 B2 JPS6021609 B2 JP S6021609B2
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JP
Japan
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parts
prepreg
epoxy resin
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minutes
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尚 多田
肇 浅井
正裕 杉森
明 高久
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプリプレグ用ェポキシ樹脂組成物に関する。
本発明の目的とするころは、優れた貯蔵安定性を示し、
室温付近における可便時間は充分長くかつ加熱時には比
較的低温でも速やかに硬化し又適度の耐熱性を有するェ
ポキシ樹脂組成物を堤供す/ ることにある。
ュポキシ樹脂は一般に【1’樹脂−硬化剤、【2}樹脂
−硬化促進剤、【3’樹脂−硬化剤−硬化促進剤なる組
み合わせよりなるものを一般に加熱することによりオキ
シラン環を開環、架橋させることにより硬化物を得てい
る。
これら硬化物は機械的、熱的、電気的諸性質が優れてい
る為、この性質を利用して接着剤、注形品、塗料成型品
に広く利用されている。しかるに上記三つの組み合わせ
において尚解決すべき課題が多い。例えば、川の樹脂−
硬化剤の組み合わせのひとつとして、樹脂−ポリカルボ
ン酸基もしくはポリカルボン酸無水物基含有酸性物質系
があるが、これらは貯蔵安定性に優れている反面、成型
硬化する場合、高温かつ長時間を要する欠点がある。ま
た他の系として樹脂−ポリアミン系があるが、これらは
一般に硬化速度0が速く、成型に要する時間が短かし、
ばかりか硬化温度の低下が可能であり、エネルギーコス
トおよび副資材コストが節減でき、経済性が高い反面、
貯蔵安定性に乏しく使用直前に混合するか、混合后、常
温低下の低温で保存する等の注意を払う必タ要があり作
業安定性上好しくないこと、又この系は更にポリアミン
が一般に毒性、吸湿性が少なくない為、、そのとり扱い
には注意を要するいう欠点を有していたし成形物の耐熱
性に難があった。【2)の樹脂−硬化促進剤の組も合わ
せの例としては樹脂一三フッ化ホウ素アミン鈴体系が一
般的であるが、この系は貯蔵安定性に優れている反面、
硬化に際して高温、長時間を要するばかりか、硬化促進
剤の吸湿性が大きい為、容易に不活性化し、硬化物の性
能が低下し易いという欠点を有していた。【3}の樹脂
−硬化剤−硬化促進剤の組み合わせ例としては樹脂−ポ
リカルボン酸無水物基含有酸性物質一三級アミン系や樹
脂−芳香族ジアミン−ニフツ化ホウ素アミン錯体系が一
般的であるが前者では成型硬化に尚高温長時間を要する
し、後者では成型硬化は比較的容易であるが貯蔵安定性
の点で尚満足できるものではない。又、こられの系では
硬化促進剤の使用量を少量で充分コントロールする必要
がありそのコントロールが難しく、また作業性に欠けて
いた。この様に室温付近では充分な貯蔵安定性と作業性
安定性を有し、しかも加熱時に比較的低温でも速やかに
硬化し、透明で適度の耐熱性を有するェポキシ樹脂組成
物は認められていないのが現状であった。そこで、本発
明者らはかかる欠点を解決すべく鋭意検討の結果本発明
に至った。
即ち本発明は一種もしくは二種以上のポリアミンあるい
はポリカルボン酸基、ポリカルボン酸無水物基もしくは
それらの混合基を有する酸性物質と1以上のヱポキシ基
を含有するポリェポキシドとを1/1.4〜1/6の量
論で50〜200『0で熱処理しゲル化を起こすことな
く、混合物の粘度をその初期粘度の少なくとも3倍に増
加せしめた予備縮合物10の重量部と一般式(1),(
0)あるし、は(m)で示され*る一種もしくは二種以
上の芳香族尿素化合物0.5〜15重量部とからなるこ
とを特徴とする熱硬化可能なプリプレグ用ェポキシ樹脂
組成物である。又は但しRは 本発明で用いる予備縮合物を得る為に用いる1以上のェ
ポキシ基を含有するポリェポキシドとしては飽和あるい
は不飽和ヱポキシ化合物でも脂肪族、脂環族、芳香族、
あるいはへテロ環族ェポキシ化合物でもよく、塩素、水
酸基、エーテル基等の官能基を含んでいてもよい。
例を挙げればジフエニロールフ。ロ/ぐン、ジフエニロ
ールエタン、ジフェニロールメタンの如きジフェニロー
ルアルカン類のポリグリシジルヱーテル類、ノボラツク
あるいはレゾールの如き多価フェノール類のポリグリシ
ジルェーテル類、シクロヘキセン、シクロベンタジェン
、ジシクロベンタジェン等の脂環式化合物のェポキシ化
により生成されるェポキシ樹脂、3,4−エボキシ−6
−メチルシク。へキサンカルボン酸類のメタノール、エ
チレングリコール、グリセリン等のェステルの如き、脂
肪族ポリオキシ化合物のポリ(ェポキシアルキル)ェー
ナル類、あるいは芳香族又は脂肪族カルポン酸のグリシ
ジルェステルの如きカルボン酸のェポキシアルキルェス
テルなどがある。これらは単一でも二種以上混合して用
いてもよい。本発明で用いるポリアミンとしては○−フ
ェニレンジアミン、m−フエニレンジアミン、4,4′
ーメチレンジアニリン、4,4′−ジアミノジフエニル
スルホン、3,3′ージアミノジフエニルスルホン等の
芳香族ボリアミン、mーキシリレンジアミン、トリエチ
レンテトラミン、ジエチレントリアミン、イソホロンジ
アミン、1,3ージアミノシクロヘキサン、メンタンジ
アミン、シアノエチル化ジエチレントリアミン、N−ア
ミノエチルピベラジン、メチルイミノビスブロピルアミ
ン、アミノエチルエタノールアミン、ポリエーテルジア
ミン、ポリメチレンジアミン等の脂肪族ポリアミン等が
挙げられ、これらは単一でも二種以上混合して用いても
よい。
本発明で用いるポリカルポン酸基、ポリカルボン酸無水
物基もしくはそれらの混合基を含有する酸性物質として
は、無水フタル酸、無水コハク酸、無水マレィン酸、無
水へキサヒドロフタル酸、無水ピロメリット酸、無水ペ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、無水トリメリット酸、
無水ィタコン酸、無水シトラコン酸、無水ドデセニルコ
ハク酸、無水クロレンディツク酸酸、メチルシクロベン
タジェンの無水マレィン酸付加物、無水メチルテトラヒ
ドロフタル酸、無水マレィン酸のりノレィン酸付加物、
無水シクロベンタンテトラカルボン酸、無水アルキル化
エンドアルキレンテトラヒドロフタル酸、エチレングリ
コールビストリメティト、グリセリントリストリメティ
ト等が挙げられるがこれらは単一でも二種以上混合して
用いてもよい。
又、ポリアミンの一種もしくは二種以上を混合して用い
てもよい。本発明で用いる芳香族尿素化合物としては、
一般式(1),(ロ)あるし、は(血)で示されるもの
であれば特に限定されるものではないが、例えば、1,
1′−(4−メチル−m−フエニレン)−ビスー〔3,
3−ジメチル尿素〕、1,1′−(メチレンジ−P−フ
エニレン)ーピスー〔3,3′ージメチル尿素〕、1,
1′−(0−フェニレン)−ビスー〔3,3−ジメチル
尿素〕、1,1′−(3,3′ージメチル−4,4′−
ジフエニレン)ービス−〔3,3′ージメチル尿素〕、
1,1′−(6ーメチル−m−フエニレン)ービス−〔
3,3′ージメチル尿素〕、1,1′−(1,5−ナフ
チレン)−ピスー〔3,3−ジメチル尿素〕、1,1′
−(m−フエニレン)−ビスー〔3,3−ジメチル尿素
〕、1,1′−(P−フェニレン)−ビス−〔3,3ー
ジメチル尿素〕「1,1′,1″−(メチリジンートリ
−Pーフエニレン)−トリスー〔3,3−ジメチル尿素
〕、ポリメチレンポリフェニルィソシアナートのジメチ
ルアミン付加物等を夕 その具体例としてあげることが
できる。
これらは単一でも二種以上混合して用いてもよい。本発
明に用いる予備縮合物は上記のポリェポキシドと適切な
量論のポリアミンもしくは酸性物質とを熱処理し、適切
な粘度に到達したとき反応厚zo止することにより得る
ことができる。
ここでその量論は重要であり、ポリアミンあるいは酸性
物質とポリェポキシドとが1/1未満ではポリアミンあ
るいは酸性物質が過剰となり硬化物での耐熱性、強度等
特性が低下し、望ましくなく1/6を越夕えて用いる場
合、ポリアミソあるいは酸性物質が不足となりすぎる為
、硬化物の耐熱性、強度が低下する為望ましくないので
、とくに1/1.5〜1/5なる範囲がより望ましい。
尚ここでいう量論は化学量論を意味し、ェポキシ基1個
が−N−OH−結合1個、カルボン酸基1個、カルボン
酸無水物基1′2個と当量である。予備縮合物を得る為
の熱処理温度はその混合物粘度に至らしめる時間とその
制御性から決められるものであるが、ボリェポキシド大
過剰の量論で夕は熱処理温度を高くし、処理時間を短か
くすることが可能であるが、ポリェポキシド少過剰の量
論ではゲル化し易い為、その制御性から熱理温度は低め
とする必要がある。通常50〜200ooで実施可能で
あるが120〜170qoがより望ましい。0 反応は
通常常圧下で実施可能であるが加圧下に実施することも
可能である。
又、通常は無溶剤で実施するが、ポリェポキシド、ポリ
アミン、酸性物質のいずれか一種以上が室温で固体の場
合には溶剤を用いることも可能である。この場合、予備
タ縮合物に影響のないキシレン、トルェン、シクロヘキ
サン等の炭化水素系溶剤が望ましい。反応時に溶剤を用
いた場合、その予備縮合物の利用方法によっては溶剤込
みで用いることも可能であるが、不都合の場合は減圧蒸
留等の方法により溶剤0留去すればよい。反応の停止は
系の粘度を測定し、望ましい粘度に至った時点で行なえ
ばよい。
ここで望ましい粘度とは混合物の少なくとも3倍である
が、目的によってはゲル化さえ起こさなければ何倍であ
ってもよい。通常1の苦から100倍である。尚ここで
いう粘度はブルックフィールド粘度である。反応停止の
方法としては加熱を停止し室温迄急冷する方法とか、ア
セトン、メチルエチルケトン、トルェン、キシレン等の
ヱポキシ基と反応しない溶剤を添加する方法、冷却板上
へ薄いシート状でとり出す方法等があるが、目的によっ
て適切な方法を選択すればよい。溶剤を用いた場合はそ
のままで用いてもよいし、減圧蒸留等により溶剤蟹去し
て用いることもできる。この様にして得た予備縮合物を
用いることにより単純混合系の欠点が改善されることが
本発明のひとつの特徴である。即ち単独混合系に比べポ
リアミン、酸性物質による毒性が著しく低下しうるし、
ポリアミン、酸性物質とポリェポキシドとの反応がある
程度進行している為単純混合系に比べ経時粘度変化を低
下しうるし又、硬化時の収縮率を低下しうる利点もある
。芳香族尿素化合物の予備縮度物10唯重量部に対する
使用量は0.5重量部に充たない時はその触媒能が充分
でなく高温もしくは長時間硬化が必要であり、又その耐
熱性も充分でなく適切でない。また15重量部を越えて
用いる場合にはその触媒能は充分であるが硬化物はもろ
く、その力学特性は低下する為適切でない。より望まし
くは2〜9重量部である。本発明のェポキシ樹脂組成物
を得るにはポリェポキシドとポリアミンあるいは酸性物
質との予備縮合物と芳香族尿素化合物との混合物を20
〜100℃に保持して混合すればよいが、必要ならば予
備縮合物、芳香族尿素化合物のいずれかもしくは一方を
溶剤に溶解混合してもさしっかえない。
ここで使用する溶剤はアセトン、メチルエチルケトンな
どのケトン類、酢酸エチルェステル、酢酸ブチルヱステ
ルなどのェステル類あるいはジオキサン等のエーテル類
等の低沸点溶媒が望ましい。又このようにして得たヱポ
キシ樹脂組成物の溶液は目的によってはそのまま使用可
能であるが下都合の場合には減圧蒸留等の方法により溶
剤留去すればよい。本発明になるェポキシ樹脂組成物に
は目的によっては顔料、染料、安定剤可塑剤、滑剤、タ
ール、アスファルト等を混合使用することが可能である
。又後述するプリプレグ基材の他、ガラスマット、紙、
アスベスト紙、マィカフレーク、タルク等を混合使用す
ることも可能である。その他ェポキシ樹脂以外のの熱硬
化性ポリマーや熱可塑性ポリマーを餅用ることも可能で
ある。本発明になるェポキシ樹脂組成物は80〜140
℃という比較的低温においても短時間で速やかに硬化し
、しかも室温において充分な貯蔵安定性と作業安定性を
有するものであり、その硬化物は優れた機械的強度を適
度な耐熱性を有する為、接着剤狂型品、成形材料、積層
材料、塗料として利用可能である。
特にプリプレグ用ェポキシ樹脂組成物として適切である
。プリプレグとするプリプレグ基材に特に限定はないが
ガラス繊維、炭素繊維、ボロン繊維、シリコーンカーバ
ィド繊維等の無機繊維の他、ポリーPーフヱニレンテレ
フタルアミド、ポリーPーベンズアミド、ポリアミドヒ
ドラタジドの如き有機繊維の一種もしくは二種以上より
作られたャーン状、テープ状、シート状あるいは編物状
物等が挙げられる。プリプレグを製造するには、一般の
プリプレグ製造方法が適用でき、プリプレグ基材に対し
例え0ばホットメルト法により直接あるいはフィルム法
で含浸するか、ラッカー法により直接あるいはフィルム
化后含浸のいずれかを用いればよいがラッカー法で直接
舎浸する法が容易であるが、ラッカー法では溶剤留去工
程が必要である。
5 本発明のェポキシ樹脂組成物を含浸したプリプレグ
は80〜14000という比較的低温においても短時間
で速やかに成型硬化し、しかも室温付近においては充分
な貯蔵安定性と作業安定性を有するものであるとともに
積層硬化せしめた成形物は優れ0た機械的強度および熱
変形温度を有するものとすることができる。
以下実施例により説明する。
例中の部はすべて重量部である。実施例 1 タ ェポキシ樹脂(1)(ェピコート828、シェル化
学 登録商標)10唯織こ4,4′ージァミノジフェニ
ルスルホン1碇都を加えて蝿梓器つき加熱容器に入れて
、内温15000で縄梓下4時間重合せしめる。
重合后氷冷したパネル上へ薄膜状に吐出し重0合停止し
た。ここで得られた予備縮合物凶100部に対し1,1
′−(4ーメチルーmーフェニレン)−ビスー〔3,3
′ージメチル尿素〕4部を加え50℃で蝿洋混合した。
得られたペースト状物は130℃40分で不溶性の透明
固体を与えた。又、ベースト状の可便時間は2ず0で1
ケ月以上であった。尚ここで可便時間は硬化前の樹脂組
成物を25℃に放置しその粘度が放置前の3倍に至る迄
の期間より求めた。次いでペースト状物6$部をメチル
エチルケトン4礎都と混合し均一溶液とした。この樹脂
溶液を炭素繊維(1)(パイロフィルA一S,三菱レイ
ヨン 登録商標)に含浸し、シリコーンをートした離型
紙を予め巻きつけたドラム上に一定間隔で巻きとった。
ドラムから離型紙ごとにとり外し、乾燥器中70午0に
て18分間乾燥を行ない樹脂含有率4の重量%のプリプ
レグを作成した。このようにして得られたプリプレグの
130qoにおけるゲル化時間は3分であり室温におけ
る可便時間は2yoで1ケ月以上であった。プリプレグ
を一方向に積層し、130q060分硬化させた硬化物
の熱変形温度を測定したころ150qo以上であった。
ゲル化時間の試験方法はJIS−K−5909に従った
。プリプレグの可便時間は1仇仰ぐの鉄綾の円周方向に
平行にプリプレグのせんし、方向をとって25qoで巻
きつけることの可否により判定した。熱変形温度はAS
TM−D−648に従い繊維軸方向と平行に264ps
iの荷重をかけて測定した。実施例 2 実施例1で得た予備縮合物風100部に対し1,1′一
(4ーメチルーmーフエニレン)ービスー〔3,3ージ
メチル尿素〕8部と1,1′−(6−メチル−mーフエ
ニレン)ービスー〔3,3ージメチル尿素〕2部との混
合物6部を加え50qoで燈伴混合した。
得られたペースト状物は130q050分で不潟性の透
明固体を与えた。可便時間は25q○1ケ月以上であっ
た。次いでペースト状物6の都をメチルエチルケトン4
峠部と混合し、均一溶液し、実施例1と同様に炭素繊維
に含浸、乾燥后樹脂含有率3り重量%のプリプレグを作
成した。ここで得たプリプレグの130qoにおけるゲ
ル化時間は4分であり、室温における可便時間は2yo
で1ケ月上であった。プリプレグを一方向に積層し13
0℃70分硬化させた硬化物の熱変形温度を測定したと
ころ150午C以上であった。実施例 3 ェポキシ樹脂(1)10庇都‘こ4,4′−ジアミノジ
フェニルスルホン9部を加え、濃伴器つき加熱容器に入
れて内溢170qoで鯛梓下4時間重合せしめる。
重合后冷却したパネル上へ薄膜状に吐出し重合停止した
。ここで得られた予備縮合物‘B)100部に対し、1
,1′−(4ーメチル−m−フェニレン)ーピスー〔3
,3ージメチル尿素〕4部を加え5ぴ0で蝿梓混合した
。得られたペースト状物は130℃3の片で不溶性透明
固体を与えた。可便時間は25qolケ月以上であった
。次いでペースト状物6礎都をメチルエチルケトン4礎
織こ混合し、均一溶液とし実施例1と同様に炭素繊維に
含浸、乾燥后、樹脂含有率30重量%のプリプレグを作
成した。ここで得たプリプレグの130午0におけるゲ
ル化時間は4分であり室温における可便時間は29午○
で1ケ月以上であった。プリプレグを一方向に積層し1
30午09び分硬化させた硬化物の熱変形度は150℃
以上であった。実施例 4〜17 実施例1で得た予備縮合物■100部あるいは実施例2
で得た予備縮合物{B’10畔都‘こ表1に示す各種芳
香族尿素化合物を適量加え50℃で縄拝混合した。
得られたペースト状物を用いて130o060分で金型
成形たところ不溶性透明板を得た。これらの熱変形温度
をあわせて表一1に示した。表 1 比較例 1〜8 実施例5〜17と同様にして予備縮合物弧100部ある
いは予備縮合物(即00部に表1の如く各種芳香族尿素
化合物を加え、50℃で損梓混合した。
得*られたペースト状物を用いて130q060分で金
型成型した后、得られた板の熱変形温度を測定した結果
を併せて表−2に示した。実例5〜17との対比により
尿素化合物添加量の効果は明らかである。表 2実施例
18 ェポキシ樹脂(ロ)(ェピコート154,シェル化学
登録商標)10の部と4,4′ージアミノフェニルスル
ホン5部とを損梓器つき加熱容器に入れ内温150qo
で麓梓下2時間重合せしめた后、冷却したパネル上に薄
膜状に吐出し重合停止とり出した。
得られた予備縮合物{C}に1,1′−(4ーメチルー
mーフエニレン)ービスー〔3,3ージメチル尿素〕を
4部加え50qCで櫨梓混合しペースト状物を得た。得
られたペースト状物の可便時間は20℃で1ケ月以上で
あった。ペースト状物の一部を130q060分硬化し
たところ不溶性透明固体を得た。のこりのペースト状物
6碇部をメチルェチルケトン4碇部‘こ溶解し、均一溶
液とした。この樹脂溶液を実施例1と同様の方法で樹脂
含有率4の重量%のプリプレグを作製した。プリプレグ
の可便時間は25q0で1ケ月以上であった。プリプレ
グを一方向に積層し、130q090分硬化させた硬化
物の熱変形温度は150つ0以上であった。実施例 1
9 ェポキシ樹脂(1)10碇織こ4,4′ージアミノジフ
ェニルスルホン8部を加え、縄梓器、還流管つき加熱容
器に入れて内温15000で鷹梓下3時間重合せしめる
重合后直ちにメチルエチルケトン27部を混合し冷却と
溶解を実施した。得られた予備縮合物■のメチルエチル
ケトン溶液135部に1,1′一(4ーメチルーm−フ
ヱニレン)ーピス−〔3,3−ジメチル尿素〕5部を加
えた。尿素化合物を完溶后、このラッカー溶液の一部よ
り50℃2肌Hg下でメチルエチルケトンを蟹去した配
合物は130006び分で不溶性透明固体を与えた。可
便時間は25qoで1ケ月以上であった。次いで上のの
こりのラッカー溶液をェポキシサィズ平織りガラスクロ
ス(EFC−250×1000S−420 処理有沢製
作所製)に倉浸し70q015分乾燥后、樹脂含有率3
3重量%のプリプレグを作製した。ここで得たプリプレ
グの130qCでのゲル化時間は5分であり室温におけ
る可便時間は25℃で1ケ月であった。プリプレグを積
層し13000で60分硬化せしめた硬化物の熱変形度
は15000以上であった。実施例 20ェポキシ樹脂
(1)100部にフタル酸無水物55部を加え蝿洋器つ
き加熱容器に入れて内温100℃に加熱しメチルジェタ
ノールアミン3.5部を加え縄梓を続けた。
4時間后直ちに冷却したパネル上へ薄膜状にとり出し重
合停止した。
ここで得た予備縮合物【E}10碇都もこ1,1′−(
4−メチル−m−フェニレン)−ビス−〔3,3−ジメ
チル尿素〕5部を加え更に離型剤としてステアリン酸亜
鉛10部と充てん剤としてシリカ粉末250部を加えた
のち80午○で10分間ロール混鎌りし、冷却粉砕して
成型用組成物を得た。この組成物は2500で1ケ月以
上の可便時間を示し所定の金型で130C01時間で成
型したころ不綾性硬化物を得た。比較例 9 実例1に於いて、予備縮合物凶10の都の代りにェポキ
シ樹脂(1)100部を用い、これに1,1′一(4−
メチル一mーフエニレン)−ビスー(3,3山ジメチル
尿素)4部を加え、50ooで縄枠混合した。
得られたペースト状物は130o0、40分でもろい透
明固体を与えた。
し、でペースト状物6碇郡をメチルエチルケトン4礎部
‘こ混合し、均一溶液とした。この樹脂溶液を炭素繊維
(1)に含浸し、シリコンコートした離型紙を予め巻き
つけたドラム上に0一定間隔で巻きとった。ドラムから
離型紙ごととり外し、乾燥器中70q0にて18分間乾
燥を行ない樹脂含有率4の重量%のプリプレグを作成し
た。プリプレグは極めてべ夕つきの多いものであり、容
易に糸間の接着が破壊するものであった。5こうして得
られたプリプレグを一方向に積層し130006び分硬
化せしめた硬化物は充分固まらず熱変形温度は測定不能
であった。
140qCで60分、150℃で60分、160qoで
6び分、それぞれ硬化物を得て熱変形温度を測定したと
ころいずれも50℃未満で0あつた。
比較例 10 比較例9において1,1′−(4−メチル−m−フェニ
レン)−ビス−〔3,3−ジメチル尿素〕1庇部を加え
る他は、同様にして炭素繊維プリプレタグを得て、13
0q060分硬化せしめた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一種もしくは二種以上のポリアミンあるいはポリカ
    ルボン酸基、ポリカルボン酸無水物基もしくはそれらの
    混合基を有する酸性物質と、1以上のエポキシ基を含有
    するポリエポキシドとを1/1.4〜1/6の量論で5
    0〜200℃で熱処理し、ゲル化を起こすことなく、混
    合物の粘度をその初期粘度の少なくとも3倍に増加せし
    めた予備縮合物100重量部と一般式(I),(II)あ
    るいは(III)で示される一種もしくは二種以上の芳香
    族尿素化合物0.5〜15重量部とからなることを特徴
    とする熱硬化可能なプリプレグ用エポキシ樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ 〔但しRは ▲数式、化学式、表等があります▼ X,YはH−,CH_3−,Cl−,Br−,CH_
    3O−,C_2H_5O−で同一でも異なつていてもよ
    い。 〕
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