JPS60216085A - 全密閉形圧縮機のモ−タ冷却構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術　分野） この発明性全密閉形圧縮機のモータ冷却構造、詳しくは
モータの軸方向−側に圧縮要素をもった架構を配置し、
密閉ケーシング内の吸入ガスを前記架構に設ける吸入チ
ャンバーを介して前記圧縮要素に吸入させるごとくした
全密閉形圧縮機のモータ冷却構造に関する。

（従　米　技　術） 一般にこの種圧縮機は、モータの回転により圧縮要素を
駆動させて、該圧縮要素内に密閉ケーシング内の吸入ガ
スを吸入し、該ガスを圧縮させるごとくして−るが、前
記モータ社回転駆動に伴なめ高温となって、効率が悪く
なったシ、コイルの焼損事故を招く虞れがあシ、従って
前記圧縮機にはモータの冷却手段を設ける必要がある。

しかして従来では、例えば宍関唱５８−７８９８１号公
報に示され、かつＩＮ５図に示すごとく、圧縮要素（８
）を備えた架構（４）の上部に、上方に延びる筒状の立
土壁（Ａ）を一体に形成し、該立上ｆｉ（Ａ）の上端部
全周にモータ（２）を覆うモータカバー（７）の下端部
を嵌合させて、該カバー（７）を前記架構（４）に閉鎖
状に取付けると共に、このカバー（７）の上部に密閉ケ
ーシング（１）内に開口するガス吸入孔（Ｂ）を設けて
、該吸入孔ＣＢ）から前記ケーシング（１）内の吸入ガ
スを前記カバー（７）内に吸入し、該カバー（７）と前
記モータ（２）のステータ（２１）との間、及び前記ス
テーク（２１）とロータ（２２）との同を通過させて、
前記圧縮要素（８）のシリンダ（８１）内に吸入させる
ごとくなし、前記吸入ガスが前記モータ（２）を通過す
るとき、該モータ（２）を冷却させるごとくしていると
ころで前記従来のモータ冷却構造では、前ε架構（４）
とモータカバー（７）との連結部位を閉鎖状に成すべく
、前ε架構（４）の上部に筒状の立上！（Ａ）を設けて
いた関係上、該架構（４）の重量が重くなり、かつ製作
コストが高くなるのであり、しかも前記圧縮機の停止時
には前記架構（４）の上部の前記立土壁（Ａ）内に前記
吸入ガスと共に吸入された潤滑油が冷媒を溶解しながら
多量に貯溜され、再起動時にこの貯溜された潤滑油を圧
縮要素（８）が吸込んで液圧縮を生じる問題があった。

（発明の目的） 本発明は以上のごとき問題に鑑みて成したもので、その
目的は、モータと架構との連結部位を密閉ケーシング内
に関数させて、この連結部位を介し、密閉ケーシング内
の吸入ガスをモータカバー内に吸入し、モータを経て、
前記カバーの頂部から圧縮要素へと至らしめ、前記吸入
ガスのモータ通過時に該モータを冷却するごとくなすこ
とによシ、前記架構に従来のごとく前記連結部位を閉鎖
状と成すための筒状の立土壁を設ける必要性をなくして
この架構を軽量かつ妥価となし、しかも圧縮要素が液圧
縮を行なったりするのを１１実に防止できる全密閉形圧
縮機のモータ冷却構造を提供することにある。

（発明の構成ン しかして本発明の構成は、前記架構に、前記モータを覆
うモータカバーを取付けて、該モータカバーと前記モー
タにおけるステータの外周面との間に吸入ガス通路を形
成すると共に、前記吸入ガス通路及び前記ステータとロ
ータとの聞のエアーギャップ部を前記モータカバーと架
構との連結部位において前記密閉ケーシングに関数させ
る一方、前記モータカバーの頂部を前記吸入チャンバー
に連絡管を介して連結したことを特徴とするもので、密
閉ケーシング内の吸入ガスを前記連結部位から前記カバ
ー内に吸入し、前記ガスを前記ガス通路及びエアーギャ
ップ部を経て前記カバー頂部へと通過させ、更に、該頂
部から圧縮要素へと至らしめ、吸入Ｖｆスの前記モータ
部分の通過時に該モータを冷却させるごとくしたもので
ある。

（実　施　例） 以下本発明にかかる全密閉形圧縮機のモータ冷却構造を
図面の実施例によって説明する。

図面は縦型の全密閉形圧縮機を示し、密閉ケーシング（
１）内の上部にモータ（２）を、下部に圧縮要素（８）
を備えた架構（４）をそれぞれ配置して、前記モータ（
２）と圧縮要素（８）とを、前記架！（４）に支持する
駆動軸（５）を介して連結すると共に、前記架構（４）
に吸入チャンバー（６）を形成して、前記モータ（２）
の回転に伴なう前記圧縮要素（８）の駆動によシ、前記
ケーシング（１）内の吸入ガスを前記チャンバー（６）
を介して圧縮要素（８）内に吸入し、該圧縮要素（８）
で圧縮して前記ゲージング（１の外部に吐出するごとく
している。

前記モータ（２）は、ステータ（２１）とロータ（２２
）とから成）、該ロータ（２２）に前記駆動軸（５）の
上端を結合し、前記ロータ（２２）の回転によシ駆動軸
（５）を回転駆動させるとと（している。

また前記圧縮要素（８）は、前記架構（４）の内部で上
下位置に形成する２つのシリンダ（８１）と、該各シリ
ンダ（８１）に進退自由に内装する２つのピストン（３
２）とから成シ、該各ピストン（８２）を前記駆動軸（
５）に連結すると共に、前記各シリンダ（８１）のピス
トン進出方向前部側に、該各シリンダ（８１）内に吸入
弁（図示せず）を介して連通ずる前記吸入チャンバー（
６）を形成している。

しかして前記架構（４）の上部に、前記モータ（２）を
覆うキータカバー（７）を取付けて、該カバー（７）と
前記モータ（２）におけるステーク〔２１〕の外局面と
の同に、吸入ガス通路（８）を形成すると共に、前記モ
ータ（２）のステータ（２１）とロータ（２２）との間
に、エアーギャップ部（９）を形成する。

そして前記モータ（２）と架構（４）との連結部位を前
記ケーシング（１）内に開放させ、との開放部（１Ｇ）
から前記ケーシング（１）内の吸入ガスを、前記ガス通
路（８）及びエアーギャップ部（９）を経て前記モータ
カバー（７）の頂部へと吸入させるごとくなすと共に、
前記カバー（７）の頂部を前記吸入チャンバー（６）に
連絡管（１１）を介して連結し、該連絡管（１１）によ
り前記カバー（７）内の吸入ガスを前記チャンバー（６
）に供給するごとくなすのである。

具体的には、第１図、および第４図に模式的に示すよう
に、前記架構（４）の上端部に、前記モータ（２）にお
けるステータ（２１）の下端を支持し、かつ、前記モー
タカバー（７）を固定するための８個の取付脚（４ａ）
・・・を立設し、該取付脚（４ａ）・・・に前記モータ
カバー（７）を、該カバー（７）の下端部を前記取付脚
（４ａ）・・・の上部外周面に保合させてビス（１６）
で固定する如く成し、斯くして、前記モータカバー（７
）と架構（４）との連結部位に、密閉ゲージング（１）
内に開放する開放部（１０）を形成し、該開放部（１０
）から前記ケーシング（１）内の吸入ガスを、前記ガス
通路（８）及び工１−ギャップ部（９）を経て前記カバ
ー（７）の頂部へと吸入させることにより、１！Ｊεモ
ータ（２）のステーク（２１）及びロータ（２２）を冷
却するごとくなすと共に１前εカバー（７）の頂部に至
った吸入ガスを前ε連絡管（１１）から、前記吸入チャ
ンバー（６）を経て圧縮要素（８）のシリンダ（８１）
に吸入させるごとくなすのである。

図の実施例では、前記カバー（７）の頂部２箇所に２木
の連絡管（１１）を接続し、該各連絡管（１１）をそれ
ぞれ前記吸入チャンバー（６）に連結させている。

また前記シリンダ（８１）のピストン進出方向前端側に
は、吐出チャンバー（１２）を形成し、該チャンバー（
１２）に接続管（１８）を介して消音マフラー（１４）
を連結すると共に、このイフ？−（１４）の上部に内部
吐出管（１５）を接続して、前記シリンダ（８１）内で
圧縮されたガスを前記吐出チャンバー（１２）から消音
マフラー（１４）へと寮内し、該マフラー（１４）で消
音して前記吐出管（１５）から前記ケーシング（１）の
外部へと吐出させるごとくしている。

図中（１７）は前記ケーシング（１）の上部に接続した
外部吸入管、（ｔｇ）は前記ケーシング（１）の下部に
おいて前記内部吐出管（１５）に接続した外部吐出管で
ある。

以上のごとく構成した密閉形圧縮機の作用を説明すると
、密閉ケーシング（１）内に吸入された吸入ガスは、モ
ータカバー（７）の下方開放部（ｌＯ）からガス通路（
８）及びエアーギャップ部（９）を経て前記カバー（７
）の頂部へと吸入され、前記ガス通路（８）及びエアー
ギャップ部（９）の通過時に、吸入ガスによりモータ（
２）のステータ（２１）及びロータ（２２）が冷却され
る。

また前記カバー（７）の頂部に至った吸入ガスは、連絡
管（１１）を介して吸入チャンバー（６〕に供給され、
該チャンバー（６）から圧縮要素（８）に吸入されて圧
縮されるのである。

しかも、前記開放部（１０）を前記モータカバー（７）
における前記モータ（２）Ｋ対し圧縮要素（３）側に形
成したから、高温となる圧縮要素（８）の影響で冷却さ
れにくい前記モータ（２）における圧縮要素（８）側の
コイルエンド（２ａ）を、前記開放部（１０）から流入
する吸入ガスで優先的に冷却でき、このことによシ前記
モータ（２）のコイル全体の平均温度を従来に比し低く
できるのである。

従って、エネルギー有効比（ＥＥＲ）も向上できるので
ある。

更に、停止時に、潤滑油が前記架構（４）の上面部分（
４ｂ）に溜ったとしても、前記した如く吸入ガスを前記
モータカバー（７）の頂部から前記圧縮要素（８）のシ
リンダ（８１）に送るようにしたから、起動時に、前記
圧縮要素（８）が架構（４）上面部分に溜った前記潤滑
油を直接吸込むようなことがなく、従って、起動時に前
記潤滑油に起因して液圧縮を生じることもなｉのである
Ｏ （発明の効果） 以上説明したごとく本発明のモータ冷却構造では、モー
タカバーと架構との連結部位を密閉ケーシング内に開放
させ、この連結部位から前記ケーシング内の吸入ガスを
、モータを経てモータカバーの頂部へと通過させると共
に、前記カバーの頂部に至った吸入ガスを連絡管を介し
て圧縮要素の吸入チャンバーに吸入させるごとくなして
、前記吸入ガスのモータカバー頂部への通過時に前記モ
ータを冷却させるごとくしたから、従来のどとく架構と
モータカバーとの連結部位を閉鎖状とすべく、前記架構
に筒状の立上壁を設けたシすることなく、架構を軽量と
して製作コストを低廉ならしめ得るのであシ、シかも、
起動時における圧縮要素の液圧縮も確実に防止できるに
至ったのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のモータ冷却構造を実施した全密閉形圧
縮機の縦断面図、第２図は同平断面図、第８図は同上断
面図、第４図は同実施例を説明するための模式斜視図、
第５図は従来例を示す断面図である。 （１）・・・・・・・・・密閉ケーシング（２）・・・
・・・・・・モータ （２１）・・・・・・ステータ （２２）・・・・・・ロータ （８）・・・・・・・・・圧縮要素 （４）・・・・・・・・・架構 （６）・・・・・・・・・吸入チャンバー（７）・・・
・・・・・・モータカバー（８）・・・・・・・・・吸
入ガス通路（９）・・・・・・・・・エアーギャップ部
（１１）・・・・・・連絡管 第１図 １５　Ｍ 第４図 り

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （凰）　モータ（２）の軸方向−例に圧縮要素をもった
   架構（４〕を配置し、密閉ケーシング（１）内の吸入ガ
   スを前記架構（４）Ｋ設ける吸入チャンバー（６）を介
   して前記圧縮要素に吸入するごとくした全密閉形圧縮機
   のモータ冷却構造であって、前記架構（４）に、前記モ
   ータ（２）を覆うモータカバー（７）を取付けて、該モ
   ータカバー（７）と前記モータ（２）におけるステーク
   （２１）の外周面との間に吸入ガス通路（８）を形成す
   ると共に、前記吸入ガス通路（８）及び前記ステータ（
   ２１）とローフ（２２）との間のエアーギャップ部（９
   ）を前記モータカバー（７）と架構（４）との連結部位
   において前記密閉ケーシング（１）に開放させる一方、
   前記モータカバー（７）の頂部を前記吸入チャンバー（
   ６）に連歌管（Ｉ’ｌ）を介して連結したことを特徴と
   する全密閉形圧縮機のモータ冷却構造。