JPS5823993Y2 - 回転式圧縮機 - Google Patents
回転式圧縮機Info
- Publication number
- JPS5823993Y2 JPS5823993Y2 JP16996578U JP16996578U JPS5823993Y2 JP S5823993 Y2 JPS5823993 Y2 JP S5823993Y2 JP 16996578 U JP16996578 U JP 16996578U JP 16996578 U JP16996578 U JP 16996578U JP S5823993 Y2 JPS5823993 Y2 JP S5823993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- hole
- crankshaft
- rotary compressor
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転式圧縮機に係り、特に回転式圧縮機の給
油装置の改良に関するものである。
油装置の改良に関するものである。
近年、圧縮機の据付に対する要求が多様化し、その一つ
にち圧縮機を横置型とするものがある。
にち圧縮機を横置型とするものがある。
従来、この種、回転式圧縮機は第１図に示すように、密
閉容器１内に固定子２及び回転子３を合する電動装置と
、この電動装置によって駆動される圧縮装置とを収容し
ている。
閉容器１内に固定子２及び回転子３を合する電動装置と
、この電動装置によって駆動される圧縮装置とを収容し
ている。
そして吸入管４より吸込んだガスを上記圧縮装置のシリ
ンダ５内で偏心回転するピストン６によって圧縮して、
吐出管（図示せず）によって密閉容器内から吐出し容器
外の装置に供給するようになっている。
ンダ５内で偏心回転するピストン６によって圧縮して、
吐出管（図示せず）によって密閉容器内から吐出し容器
外の装置に供給するようになっている。
ピストン６は電動装置の回転軸と一体のクランク軸７の
偏心部８に嵌装され、クランク軸の回転により偏心回転
してガスの圧縮を行なうと共に、ピストン６の外周に先
端を接するようにバネ９で押えられ、シリンダに設げた
ベーン溝内を摺動するベーン１０でシリンダ内腔を高圧
室と低圧式とに区分している。
偏心部８に嵌装され、クランク軸の回転により偏心回転
してガスの圧縮を行なうと共に、ピストン６の外周に先
端を接するようにバネ９で押えられ、シリンダに設げた
ベーン溝内を摺動するベーン１０でシリンダ内腔を高圧
室と低圧式とに区分している。
このような構成の回転式圧縮機の潤滑は、縦置の場合、
クランク軸１の一端を油中に浸し、そのクランク軸に設
けた遠心ポンプにより、密閉容器１の内底部に貯溜する
潤滑油１１を供給していた。
クランク軸１の一端を油中に浸し、そのクランク軸に設
けた遠心ポンプにより、密閉容器１の内底部に貯溜する
潤滑油１１を供給していた。
マタ〜横置型の場合に給油装置は、圧縮ガスを圧縮装置
の吐出側と接続された吐出マフラ２６および吐出パイプ
１２を介してクランク軸Ｔｏ軸心に設けた給油孔１３に
導くようにするとともにこのパイプの二部を上記潤滑油
１１中に浸漬さセ、カつこのパイプに小孔１４を設け、
この小孔を通じ油を吸引して給油するようになっていた
。
の吐出側と接続された吐出マフラ２６および吐出パイプ
１２を介してクランク軸Ｔｏ軸心に設けた給油孔１３に
導くようにするとともにこのパイプの二部を上記潤滑油
１１中に浸漬さセ、カつこのパイプに小孔１４を設け、
この小孔を通じ油を吸引して給油するようになっていた
。
このため吐出パイプ１２やこのパイプの取付具２７、吐
出マフラ２６等が必要となり部品数が増えてコスト高に
なるという欠点があった。
出マフラ２６等が必要となり部品数が増えてコスト高に
なるという欠点があった。
この考案はかかる点に着目してなされたもので、回転式
圧縮機を横置型として使用した場合でも、行動に潤滑を
行なうことができ、しかも構造簡単で安価な回転式圧縮
機を提供することを目的とするものである。
圧縮機を横置型として使用した場合でも、行動に潤滑を
行なうことができ、しかも構造簡単で安価な回転式圧縮
機を提供することを目的とするものである。
以下図示実症例についてこの考案を詳細に説明すると、
１５は焼結、鋳造等からなる端軸受で、シリンダ５に固
定させるための複数個のボルト２６の取付穴１６と・ク
ランク軸７を軸支する軸受穴１７と油流通穴１８とをそ
れぞれ貫通形成している。
１５は焼結、鋳造等からなる端軸受で、シリンダ５に固
定させるための複数個のボルト２６の取付穴１６と・ク
ランク軸７を軸支する軸受穴１７と油流通穴１８とをそ
れぞれ貫通形成している。
１９はこの端軸受に貫通した吐出孔で、圧縮装置の吐出
側と接続されている。
側と接続されている。
２０は上記端軸受の反シリンダ面にこの吐出孔に連結し
て逆Ｃ字状の溝に形成した吐出マフラ部、２１は一端を
この吐出マフラ部に連接して他端を軸受穴１Ｔに連結し
た油ポンプ用溝で、その中間には油吸入溝２２を形成し
ている。
て逆Ｃ字状の溝に形成した吐出マフラ部、２１は一端を
この吐出マフラ部に連接して他端を軸受穴１Ｔに連結し
た油ポンプ用溝で、その中間には油吸入溝２２を形成し
ている。
２３は上記吐出孔を、開閉自在に閉塞する吐出弁２４を
固定する取付孔である。
固定する取付孔である。
２５は端軸受１５０カバーで、端軸受のボルトの取付穴
１６および油流通穴１８に対応してボルト取付穴１６お
よび油流通穴１８を開口している。
１６および油流通穴１８に対応してボルト取付穴１６お
よび油流通穴１８を開口している。
吋して、ボルト取付穴１６を介してボルト２６およびナ
ツトにより端軸受１５およびカバー２５をシリンダ５に
一体に締着する。
ツトにより端軸受１５およびカバー２５をシリンダ５に
一体に締着する。
なお上記回転式圧縮機を横置に据付けたときシリンダ５
に摺動自在に嵌挿されたべ一７１０を下部に位置させる
ことにより端軸受１５およびカバー２５に開口された油
流通穴１８ならびに油吸入溝２２は潤滑油１１中に浸漬
される。
に摺動自在に嵌挿されたべ一７１０を下部に位置させる
ことにより端軸受１５およびカバー２５に開口された油
流通穴１８ならびに油吸入溝２２は潤滑油１１中に浸漬
される。
この考案は以上述べたように構成したから圧縮ガスは圧
縮装置の吐出側から吐出孔１９を通り、吐出弁２４を押
、し開いて吐出マフラ部２０および油ポンプ用溝２１を
介して軸受穴１７に達し＼さらにクランク軸７の給油孔
１３に送り込まれる。
縮装置の吐出側から吐出孔１９を通り、吐出弁２４を押
、し開いて吐出マフラ部２０および油ポンプ用溝２１を
介して軸受穴１７に達し＼さらにクランク軸７の給油孔
１３に送り込まれる。
このとき、油吸入溝２２から潤滑油が圧縮ガス流に伴っ
て吸引され、潤滑油は油ポンプ用溝２１および軸受穴１
７を介して給油孔１３に送入される。
て吸引され、潤滑油は油ポンプ用溝２１および軸受穴１
７を介して給油孔１３に送入される。
このように本考案では〜クランク軸の端部を軸支する端
軸受部に潤滑油をクランク軸の給油孔に吸引する油ポン
プ機構を一体的に形成したので、簡単な構造で安価に製
造できるとともにａ効な潤滑が可能な給油装置を提供す
ることができる。
軸受部に潤滑油をクランク軸の給油孔に吸引する油ポン
プ機構を一体的に形成したので、簡単な構造で安価に製
造できるとともにａ効な潤滑が可能な給油装置を提供す
ることができる。
第１図は従来の回転式圧縮機の要部断面図、第２図は第
１図に相当するこの考案による回転式圧縮機の要部断面
図、第３図は第２図の圧縮装置の分解斜視図、第４図は
第３図の端軸受の正面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ線の
断面図である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 １は密閉容器、５はシリンダ、６はピストン、７はクラ
ンク軸、１０はベーン、１１は潤滑油、１５は端軸受、
１７は軸受穴、２０は吐出マフラ、２１は油ポンプ用溝
である。
１図に相当するこの考案による回転式圧縮機の要部断面
図、第３図は第２図の圧縮装置の分解斜視図、第４図は
第３図の端軸受の正面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ線の
断面図である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 １は密閉容器、５はシリンダ、６はピストン、７はクラ
ンク軸、１０はベーン、１１は潤滑油、１５は端軸受、
１７は軸受穴、２０は吐出マフラ、２１は油ポンプ用溝
である。
Claims (1)
- シリンダ内をクランク軸により偏心回転するピストン、
このピストンの外周に接し、ピストンの回転により上記
シリンダ内に形成された溝内を摺動スルベーン、このベ
ーンによりシリンダ内を高圧室と低圧室に区分して圧縮
作用する圧縮装置を高圧空間となる密閉容器内に収容し
た回転式圧縮機において、クランク軸の端部を軸支する
軸受穴と・圧縮装置の吐出側と接続された吐出孔と、吐
出孔と軸受穴を連通ずる連通部と、該連通部と密閉容器
の内底部に貯溜する潤滑油とを連通ずる油吸入部とを侍
する端軸受部を備え、軸受穴を介してクランク軸の軸心
に設けた給油孔に給油するようにしたことを特徴とする
回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16996578U JPS5823993Y2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16996578U JPS5823993Y2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | 回転式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5585587U JPS5585587U (ja) | 1980-06-12 |
| JPS5823993Y2 true JPS5823993Y2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=29172518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16996578U Expired JPS5823993Y2 (ja) | 1978-12-11 | 1978-12-11 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823993Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59136597A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-06 | Hitachi Ltd | ロ−タリ式圧縮機 |
-
1978
- 1978-12-11 JP JP16996578U patent/JPS5823993Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5585587U (ja) | 1980-06-12 |
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