JPS60215795A - アルミニウム又はアルミニウム合金の表面白色化処理方法 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金の表面白色化処理方法

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JPS60215795A
JPS60215795A JP4800685A JP4800685A JPS60215795A JP S60215795 A JPS60215795 A JP S60215795A JP 4800685 A JP4800685 A JP 4800685A JP 4800685 A JP4800685 A JP 4800685A JP S60215795 A JPS60215795 A JP S60215795A
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aluminum
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Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Toku Shimamura
島村 徳
Masao Abe
正雄 阿部
Tadashi Mizusawa
水沢 正
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Pilot Pen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化
皮膜の微細孔中に白色ないし灰白色の物質を生成させる
表面白色化処理方法に関する。
従来、アルミニウニ又はアルミニウム合金は種々の着色
法により着色されて建材、銘板、車輌、装飾材等として
広く使用されている。その色調は例えば建材では、アン
バー色、ゴールド色、シルバー色等の金属調の冷たい感
じであるため、建材業界等で不透明の白色ないし灰白色
を基調としたパステル調の暖かい感じの色調に着色した
アルミニウム又はアルミニウム合金が要望されていた。
パステル調の色調を実現するためには、基本となる不透
明の白色ないし灰白色を得ることが必要であり、このた
めには後述のようないくつかの不透明白色化表面処理方
法が提案されている。
すなわち、従来の不透明白色陽極酸化皮膜を形成する方
法としては、以下のような方法があげられる。
(1)アルミニウム材料を交流電解又は直流電解、又は
浸漬等により表面を白色化した後、通常の陽極酸化処理
を行う方法(例えば、特公昭40−28921、同4l
−1523) (2)−吹型解法により不透明白色陽極酸化皮膜を得る
方法(例えば、エマタル法、特公昭54−28147、
同54−28148) (3)陽極酸化処理を施した後、二次電解を行うことに
より不透明白色陽極酸化皮膜を得る方法(特公昭35−
14519、同54−11248、特開昭5O−376
31) しかし、これらの方法には、次のような欠点がある。す
なわち、使用される薬品が高価か、有害物質であったり
、又は溶液が不安定か、浴電圧が高く、また得られる不
透明白色化の程度において実用化には不充分等である。
したがって現状では塗装法で対処、されているのが実態
である。
本発明者は、アルミニウム又はアルミニウム合金を不透
明の白色ないし灰白色を基調とした色調に着色する方法
について研究した結果、基本となる不透明の白色ないし
灰白色を得る手段として、以下のような方法で陽極酸化
皮膜孔中に白色ないし灰白色の物質を生成せしめること
が極めて有効なことを見出したものである。
すなわち、陽極酸化皮膜を有するアルミニウム又はアル
ミニウム合金をカルシウム塩等の特定の塩を含む溶液で
電解することにより、前記塩からの生成物を陽極酸化皮
膜の微細孔中に入り込ませた(第一工程)のち、前記塩
からの生成物と反応して白色ないし灰白色の化合物とな
る物質を含む溶液で浸漬する(第二工程)ことによりア
ルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化皮膜孔中に
従来になく高濃度に白色ないし灰白色の物質を生成でき
ることを見出したものである。なお、ここで「前記塩か
らの生成物」とは、前記塩の金属を含む化合物もしくは
ぞの金属、又はその塩そのものであって、本発明では特
許請求の範囲を含めて 。
この意味で用いる。
本発明で皮膜孔中に得られる白色ないし灰白色の生成物
の濃度を、最終的に得られた陽極酸化皮膜の白色濃度と
して、従来のものと比較して表1に定性的に示す。その
白色濃度は通常の白色塗装又は白色陶器と同程度の極め
て良好なものである。
表1 ■ 極めて良好、゛ O良好、 △ やや劣る× 白色
とはいえない(金属色) 本発明をさらに詳しく説明すると、陽極酸化皮膜を施し
たアルミニウム又アルミニウム合金を第一工程でカルシ
ウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム
塩、亜鉛塩、鉛塩、チタニウム塩およびアルミニウム塩
の1つ又は2つ以上の塩を含む溶液で直流電解、交流電
解、直流又は交流と同等の効果を有する波形により電解
することにより前記塩からの生成物を陽極酸化皮膜の微
細孔中に入り込ませる。
ここで、直流又は交流と同等の効果を有する波形とは、
例えば交直重畳、直流又は交流の断続波、PR波、パル
ス波、不完全整流波等であり、これらを組み合わせた波
形も含まれ、前記波形による電解に当り、電圧を変化さ
せる、いわゆる電流回復法等も含まれる。
第二工程で前記塩からの生成物と反応して白色ないし灰
白色の化合物となる物質の1つ又は2つ以上を含む溶液
に浸漬する。この前記塩からの生成物と反応して白色な
いし灰白色の化合物となる物質は、その主なものは例え
ば以下のような物質である。まず、無機物としては、硫
酸、りん酸、しよう酸、塩酸、スルファミン酸等の無機
酸、りん酸ソーダ、ぶつ化ソーダ、ぶつ化アンモン等の
前記無機酸のアルカリ塩およびアンモニウム塩、か性ソ
ーダ、か性カリ等の水酸化アルカリ、炭酸ソーダ、炭酸
カリ等の炭酸アルカリ、メタけい酸ソーダ、オルトけい
酸ソーダ、りん酸三ソーダ、すず酸ソーダ、すず酸カリ
、メタはう酸ソーダ、ピロりん酸ソーダ等の各塩基を有
するアルカリ、その他アンモニア水等である。有機物と
しては、しゅう酸、酢酸等の脂肪族の酸、しゆう酸アン
モン等の前記脂肪族酸の塩、モノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン類
、エチルスルホン酸等の脂肪族スルホン酸、安息香酸等
の芳香族の酸、クレゾールスルホン酸、フェノールスル
ホン酸、トルエンスルホン酸、スルホサリチル酸等の芳
香族スルホン酸等である。有機物の場合、上記の物質の
誘導体、置換体等にも同様に作用するものがある。これ
らの物質の1つ又は2つ以上を含む溶液に浸漬すること
により、それらの物質と第一工程の電解で微細孔中に入
り込んだ前記塩からの生成物と反応して白色ないし灰白
色の化合物を微細孔中に生成させるもので、必要により
常法の封孔、乾燥等の後処理を経る。
さて、第一工程の電解に使用されるカルシウム塩は、た
とえばしょう酸カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カル
シウム、臭化カルシウム、よう化カルシウム等である。
バリウム塩は例えば、しよう酸バリウム、塩化バリウム
、酢酸バリウム、臭化バリウム、よう化バリウム等であ
る。マグネシウム塩はたとえばしょう酸マグネシウム、
塩化マグネシウム、酢酸マグネシウム、臭化マグネシウ
ム、よう化マグネシウム、硫酸マグネシウム等である。
ストロンチウム塩は、たとえばしょう酸ストロンチウム
、塩化ストロンチウム、酢酸ストロンチウム、臭化スト
ロンチウム、よう化ストロンチウム等である。亜鉛塩は
、たとえば硫酸亜鉛、しよう酸亜鉛、塩化亜鉛、酢酸亜
鉛、臭化亜鉛、よう化亜鉛等である。鉛塩は、たとえば
、しよう酸鉛、塩化鉛、酢酸鉛等である。アルミニウム
塩は、たとえば硫酸アルミニウム、アルミン酸ソーダ、
りん酸アルミニウム、塩化アルミニウム、しゅう酸アル
ミニウム等である。チタニウム塩は、たとえば硫酸チタ
ニウム、しゅう酸チタンカリ等である。
また、第一工程において、前記塩を含む濃度は約1g/
j!〜飽和液であり、好ましくは約10〜50g/lで
ある。この溶液での電解条件は直流電解の場合では、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金を陰極とし、電圧は約
5〜50V、好ましくは約10〜25v1液温は約10
〜50t、好ましくは約15〜30℃、時間は約30秒
〜30分、好ましくは約3〜10分である。交流電解の
場合では、電圧、液温、時間は直流電解の場合と同様で
ある。
また、第二工程において使用する前記物質を含む溶液は
、その物質の濃度が約0.5〜200g/It、好まし
くは約1〜50g/βである。
浸漬条件は液温か約10〜80℃、好ましくは約30〜
60℃、時間は約30秒〜50分、好ましくは約10〜
30分である。
さらに、また、本発明において、第一工程の液条件(液
組成、pH5液温等)、電解条件(電流、電圧、波形等
)は前記の物質が微細孔中により深く、より多(入り込
めばよく、微細孔中での前記物質の形態については狭い
範囲に特定する必要がないので条件的には幅広い範囲か
ら選択できる利点がある。また、第二工程の液条件、浸
漬条件も基本的には微細孔中の前記物質と液成分との化
学的反応が充分に行なわれ白色ないし灰白色の不溶性化
合物が性成できさえすればよいので、その条件も極めて
幅広い範囲から選択できる。勿論、第一工程および第二
工程に適する組み合わせがあるが、最適の組み合わせは
前述のように広い選択幅の関係から数多くあり、そのす
べてをここで記述することはできないが、当業者により
実験的に容易に定めることができる。
さらに、付は加えると、第一工程および第二工程の各溶
液に各種の添加剤、たとえばpH緩衝剤、界面活性剤、
反応促進剤、反応抑止剤等を添加することにより白色な
じ1し灰白色の生成効率性、溶液の安定性等の諸性質を
より良好にできる。 。
なお、本発明で特筆すべきことは、既に知られている種
々のアルミニウム着色法と組み合わせることにより不透
明の白色ないし灰白色を基調としたパステル調の着色が
得られることである。本発明において着色を入れる工程
と採用し得るアルミニウム着色法との組み合わせの例を
表2に示す。−A:合金発色法(特公昭49−1634
1等)B:電解発色法(カルカラー法等) C:電解着色法、多段電解着色法(特公昭3日−xrx
s:特公昭49−67043等)D:無機又は有機浸漬
着色法、無機交互浸漬着色法 E:塗装法(バニライト法) 表2 表2のように、本発明は多くの着色法との組み合わせが
可能で、これによって不透明の白色ないし灰白色を基調
とした暖みのあるパステル調の色、例えばクリーム色、
ベージュ色、アイポリ−色、桜色等の市場の要請に適合
したアルミニウム又はアルミニウム合金着色材の提供が
実現できる。このようなアルミニウム又はアルミニウム
合金の種々の着色法と本発明との組み合わせによるパス
テル調の暖みのある色調の実現は、本発明によって容易
に実用的に可能となるものであり、したがってこれらの
組み合わせ法はその組み合わせの工程が夫々異ってもす
べて基本的には本発明が適用されるか又は利用されるも
のであって、本発明が使用されるものであることをここ
に明記する。
次に、本発明の実施例を述べる。いずれも本発明を適用
して不透明着色皮膜を作成する例であるが、本発明に係
る部分を主体に記載し、通常の前処理、後処理等につい
ては省略しである。
実施例l Al100Pのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を施こし、その後、酢酸鉛10g/lの水溶液(2
5℃)で直流電圧15Vで2分間電解し、水洗後、ぶつ
化アンモン10g/Itの水溶液(40℃)に20分間
浸漬してアルミニウム板の表面に不透明灰白色皮膜を得
た。
実施例2 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を施こし、その後、よう化ストロンチウム10 g
/lの水溶液(25℃)で直流電圧15Vで2分間電解
し、水洗後、りん酸三ソーダ30g/lの水溶液40℃
に20分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透明白色
皮膜を得た。
実施例3 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を施こし、その後、しよう酸マグネシウム30g/
41の水溶液(30℃)で交流電圧20Vで5分間電解
し、水洗後、炭酸ソーダ30g/lの水溶液(40℃)
に20分間浸漬して、アルミニウム板の表面に不透明白
色皮膜を得た。
実施例4 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を形成し、その後、硫酸第一すず4g/Itおよび
硫酸15g/j!の着色液(25℃)で交流電圧15V
で3分間電解し、オリーブ色に着色し、水洗後、酢酸カ
ルシウム10g/門の水溶液(30℃)で交流電圧20
Vで5分間電解し、水洗後、りん酸三ソーダ10 g 
/ lの水溶液(40℃)に20分間浸漬して、アルミ
ニウム板の表面に不透明ベージュ色の皮膜を得た。
実施例5 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を施こし、その後、亜セレン酸ソーダ5 g / 
Itおよび硫酸15g/I2の水溶液(25℃)で交流
電圧15Vで3分間電解しゴールド色に着色し、水洗後
、硫酸マグネシウムLog/lの水溶液(30℃)で交
流電圧20Vで5分間電解し、水洗後、りん酸10g/
j’の水溶液(40℃)に20分間浸漬してアルミニウ
ム板の表面に不透明クリーム色皮膜を得た。
実施例6 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を形成し、その後アルマライトゴールド108(カ
ナメ商会型の染色)25g/j!の染料浴(50℃)に
5分間浸漬しゴールド色に着色し、水洗後、硫酸アルミ
10g/lの水溶液(30℃)で交流電圧20Vで5分
間電解し、水洗後、炭酸ソーダ30 g/lの水溶液(
40℃)に20分間浸漬してアルミニウム板の表面に不
透明クリーム色皮膜を得た。
実施例7 AIlooPのアルミニウム板を脱脂、エツチング、ス
マット除去の前処理をした後、スルホサリチル酸100
g/l硫酸0.5g/lの水溶液(20℃)にて電流密
度3A/dnfで30分間直流電解して淡いブロンズに
発色した陽極酸化皮膜を形成し、その後、硫酸チタニウ
ム液10g/lの水溶液(−30℃)で交流電圧20V
で5分間電解し、水洗後、りん酸20 g/Itの水溶
液(40℃)に20分間浸漬してアルミニウム板の表面
に不透明ベージュ色の皮膜を得た。
実施例8 実施例7で得られた不透明白色皮膜を酢酸ニッケル3g
/It以上を含む95℃以上の水溶液にて封孔すること
により不透明の淡いミドリ色に着色された皮膜を得た。
実施例9 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を施こし、その後酢酸カルシウム20g/lの水溶
液(30℃)で交流電圧20V、5分間電解し、水洗後
、硫酸15gzl、亜セレン酸ソーダ5 g / lを
含む水溶液(25℃)で交流電圧15V、1分間電解し
、水洗後、りん酸20 g / Ilの水溶液(40℃
)に15分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透明の
より白い白色皮膜を得た。
実施例10 AIlooPのアルミニウム板に常法に従って陽極酸化
皮膜を施こし、その後酢酸カルシウム10g/lの水溶
液(25℃)で直流電圧15Vで1分間電解し、水洗後
、しゅう酸第二鉄アンモン10g/lの水溶液(50℃
)に10分間浸漬し、水洗後戻酸ソーダ30g/Itの
水溶液(40℃)に15分間浸漬してアルミニウム板の
表面に不透明淡黄色皮膜を得た。
以上のように、各実施例で得られた不透明着色皮膜は通
常行われている封孔処理又は各種クリヤー塗装(電着、
静電、浸漬、吹付は等)により耐久性を向上させること
が可能である。
本発明の実施例1で得られた試料と、従来法による比較
試料として特開昭50−37631号公報に記載の実施
例1.2.3.8および特開昭53−92345号公報
に記載の実施例1.4.5で得られた試料の潤色比較を
表3に示す。
□表3 測色は米国マクベス社製のMS2020分光光度針によ
り行った。
本発明の実施例1で得られた試料は色相が0゜0ONで
、彩度が0.00であり、陽極酸化皮膜が白色であるこ
とを示している。
特開昭50−37631号公報に記載の実施例1.2.
3.8および特開昭53−92345号公報に記載の実
施例5で得られた各試料は陽極酸化皮膜が色相が0.0
ONでないので有彩色であり、白色でないことを示して
いる。
本発明の実施例1で得られた試料と特開昭53−923
45号公報に記載の実施例1.4で得られた試料の白色
度、耐擦過性および粉ふきを表4に示す。
表4 耐擦過性は「アルミニウムおよびアルミニウム合金の陽
極酸化皮膜の耐摩耗性試験方法J JIS、H8682
の3.3平面摩耗試験により白色を失うまでの回数(D
S)である。(DS値が大きいほど耐擦過性が良好であ
る。)粉ふきは目視と触手により観察した。
本発明の実施例1で得られた試料は明度が8゜70で、
三刺激値が72.45で、特開昭53−92345号公
報に記載の実施例1.4で得られた試料の明度8.41
.8.42および三刺激値が66.72.66.82よ
りも大きく、白色度がすぐれていることを示している。
本発明の実施例1で得られた試料は耐擦過性が良好で、
粉ふき現象がない。特開昭53−92345号公報に記
載の実施例1.4で得られた試料はいずれも耐擦過性に
乏しく、粉ふき現象がある。
このことは陽極酸化皮膜の表面にのみカルシウム等の白
色構成物が存在していることを示している。
このことはX線マイクロアナライザーにより解析を行っ
て確認できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陽極酸化皮膜を有するアルミニウム又はアルミニウム合
    金を、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩、ス
    トロンチウム塩、亜鉛塩、鉛塩、チタニウム塩、および
    アルミニウム塩の1つ又は2以上の塩を含む溶液中で電
    解して陽極酸化皮膜の微細孔中に前記塩からの生成物を
    入り込ませたのち、前記塩からの生成物と反応して白色
    ないし灰白色の化合物となる物質の1つ又は2つ以上を
    含む溶液中に浸漬することを特徴とする、アルミニウム
    又はアルミニウム合金の表面白色化処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200135297A (ko) * 2018-03-28 2020-12-02 가부시키가이샤 유에이씨제이 알루미늄 부재 및 그 제조 방법

Cited By (2)

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KR20200135297A (ko) * 2018-03-28 2020-12-02 가부시키가이샤 유에이씨제이 알루미늄 부재 및 그 제조 방법
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