JPS602150Y2 - ビ−ムの箱組構造 - Google Patents
ビ−ムの箱組構造Info
- Publication number
- JPS602150Y2 JPS602150Y2 JP5471680U JP5471680U JPS602150Y2 JP S602150 Y2 JPS602150 Y2 JP S602150Y2 JP 5471680 U JP5471680 U JP 5471680U JP 5471680 U JP5471680 U JP 5471680U JP S602150 Y2 JPS602150 Y2 JP S602150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- top plate
- plate
- width
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はクレーン、高所作業車などでブーム、アウトリ
ガなどを構成するビームに用いられるものである。
ガなどを構成するビームに用いられるものである。
ブームに用にる場合はテレスコープに嵌挿した多段ブー
ムとする場合が多く、アウトリガに用いる場合も外筒内
を出没する内筒として用いることが多い。
ムとする場合が多く、アウトリガに用いる場合も外筒内
を出没する内筒として用いることが多い。
この場合ビームの摺動を円滑にする為にビーム壁面が歪
んでいないことが要求される。
んでいないことが要求される。
またこれらのビームは製作工数も低減したものであるこ
とが要求される。
とが要求される。
（従来の技術）
ブームやアウトリガに用いられるビームは自由端に吊荷
やジヤツキ反力が作用すると第１図に示すように固定端
側に向って直線的に漸増する曲げモーメントが発生する
。
やジヤツキ反力が作用すると第１図に示すように固定端
側に向って直線的に漸増する曲げモーメントが発生する
。
そこでこの曲げモーメントに耐える剛性を確保するため
、従来のビームは第２図に示すように、天板ａ１底板Ｃ
及び２枚の側板す、 ｂを互いに溶着して局部状とし更
に固定端側に適宜の形状の補強板ｄを溶着するようにし
ていた。
、従来のビームは第２図に示すように、天板ａ１底板Ｃ
及び２枚の側板す、 ｂを互いに溶着して局部状とし更
に固定端側に適宜の形状の補強板ｄを溶着するようにし
ていた。
ところがこのようにビーム側板に部分的な溶着個所がで
きるとビームに歪が生じ製造当初より断面形状に若干の
変形が生ずることがある。
きるとビームに歪が生じ製造当初より断面形状に若干の
変形が生ずることがある。
またこの従来例では天板ａ１底板ｃ１側板すの溶接工数
と補強板ｄの溶接工数を合計した製造工数が必要なもの
であった。
と補強板ｄの溶接工数を合計した製造工数が必要なもの
であった。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案は
■、ビームに歪が生じない構造をとる。
■、ビームの製造工数をより低減する。
ことを解決課題とする。
（問題点を解決するための手段）
本考案のビームは、側板は長手方向に沿う両側に折曲縁
を有し、この折曲縁は縁線の大部分を直線にすると共に
固定端側の幅を広く自由端側の幅を狭くしてあり、この
２板の側板の折曲縁を互いに向い合せ、その外面に天板
、底板を夫々重合させて溶着するようにしていたもので
ある。
を有し、この折曲縁は縁線の大部分を直線にすると共に
固定端側の幅を広く自由端側の幅を狭くしてあり、この
２板の側板の折曲縁を互いに向い合せ、その外面に天板
、底板を夫々重合させて溶着するようにしていたもので
ある。
実施例
第３図図示は本考案の実施例であって、１は天板、２，
２′は側板、３は底板である。
２′は側板、３は底板である。
天板１と底板３は同一寸法・形状をなしており、側板２
゜２′はビーム側壁となる部分２１とその両側にある折
曲縁２２，２３とからなる。
゜２′はビーム側壁となる部分２１とその両側にある折
曲縁２２，２３とからなる。
折曲縁２２，２３は縁線を一直線とし一方の幅Ｗ□を広
く他方の幅Ｗ２は狭くしている。
く他方の幅Ｗ２は狭くしている。
第４図はその展開図であってこの実施例では折り曲げ部
２２．２３は三角形状をなしている。
２２．２３は三角形状をなしている。
また第５図展開図示の如く一方の端部を同一幅とし全体
として台形状とするものであってもよい。
として台形状とするものであってもよい。
この折曲縁２２，２３は第３図図示の如く長手方向に沿
って折り曲げ、互いに向い合せにして、その外面に天板
１、底板３と重合して溶接し箱組に構成する。
って折り曲げ、互いに向い合せにして、その外面に天板
１、底板３と重合して溶接し箱組に構成する。
そして該ビームは折り曲げ部２２．２３の幅広の方を曲
げモーメントが大きく作用する固定端側に幅狭の方を曲
げモーメントの小さい自由端側にして用いる。
げモーメントが大きく作用する固定端側に幅狭の方を曲
げモーメントの小さい自由端側にして用いる。
尚、本考案の構造によると自由端側の折曲縁も一定の幅
Ｗ２をもって天板１、底板３と重なっているから、これ
がテレスコープ型式の外側ビームとして用いられる場合
にも、内側ビームの４隅に取り付けられる摺動パットと
対隅面を形成するのでテレスコープ機能を損うことはな
い。
Ｗ２をもって天板１、底板３と重なっているから、これ
がテレスコープ型式の外側ビームとして用いられる場合
にも、内側ビームの４隅に取り付けられる摺動パットと
対隅面を形成するのでテレスコープ機能を損うことはな
い。
またビームの断面係数は折曲縁２２，２３の折曲幅の広
狭に応じて連続的に変化していくものであるから、該ビ
ームに作用する曲げモーメトに対し一定の余裕をもたせ
た抵抗モーメントを生起しうるよう（第６図図示）設計
することが極めて容易である。
狭に応じて連続的に変化していくものであるから、該ビ
ームに作用する曲げモーメトに対し一定の余裕をもたせ
た抵抗モーメントを生起しうるよう（第６図図示）設計
することが極めて容易である。
（考案の効果）
本考案によると次の効果が期待される。
■ ビームに生ずる歪が極力抑制される。
歪は部分的な溶接個所があるとき特に大きくなるが本考
案では全て長手方向に沿った溶接線でのみ構成されるこ
とによる。
案では全て長手方向に沿った溶接線でのみ構成されるこ
とによる。
■ ビームの製造工数を低減しうる。
従来例で要した補強板の溶接工数は削減され天板、底板
、側板の溶接工数のみで足りることによる。
、側板の溶接工数のみで足りることによる。
第１図は、本考案に係る種類のビームに負荷が作用した
場合に生ずる曲げモーメト図、第２図は従来例のビーム
構造図、第３図は本考案実施例に係るビームの構造説明
図、第４図は第３図における側板２の展開図、第５図は
他の実施例における側板２の展開図、第６図は本考案ビ
ームにおける曲げモーメトと抵抗モーメントの比較図で
ある。 １・・・・・・天板、２・・・・・・側板、３・・・・
・・底板、２２゜２３・・・・・・折曲縁。
場合に生ずる曲げモーメト図、第２図は従来例のビーム
構造図、第３図は本考案実施例に係るビームの構造説明
図、第４図は第３図における側板２の展開図、第５図は
他の実施例における側板２の展開図、第６図は本考案ビ
ームにおける曲げモーメトと抵抗モーメントの比較図で
ある。 １・・・・・・天板、２・・・・・・側板、３・・・・
・・底板、２２゜２３・・・・・・折曲縁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 天板１、底板３及び２枚の側板２，２′からなるビーム
であって、 前記側板は長手方向に沿う両側に折曲縁２２゜２３を有
し、この折曲縁は縁線の大部分を直線状にすると共に固
定端側の幅Ｗ１を広く自由端側の幅Ｗ２を狭くしてあり
、 この２枚の側板の折曲線を互いに向い合せ、その外面に
天板１と底板３を夫々重合させて溶着した、 ことを特徴とするビームの箱組構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5471680U JPS602150Y2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | ビ−ムの箱組構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5471680U JPS602150Y2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | ビ−ムの箱組構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56154985U JPS56154985U (ja) | 1981-11-19 |
| JPS602150Y2 true JPS602150Y2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=29649432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5471680U Expired JPS602150Y2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | ビ−ムの箱組構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602150Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102408062B (zh) * | 2011-09-20 | 2014-07-16 | 徐州重型机械有限公司 | 一种支腿及其所应用的起重机 |
| JP6455130B2 (ja) * | 2014-12-19 | 2019-01-23 | 株式会社タダノ | クレーン車のアウトリガ補強構造 |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5471680U patent/JPS602150Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56154985U (ja) | 1981-11-19 |
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