JPS6031976B2 - Iビ−ム - Google Patents

Iビ−ム

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JPS6031976B2
JPS6031976B2 JP12468579A JP12468579A JPS6031976B2 JP S6031976 B2 JPS6031976 B2 JP S6031976B2 JP 12468579 A JP12468579 A JP 12468579A JP 12468579 A JP12468579 A JP 12468579A JP S6031976 B2 JPS6031976 B2 JP S6031976B2
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JP
Japan
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web
flanges
shaped
thickness
wave
Prior art date
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JP12468579A
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English (en)
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JPS5592452A (en
Inventor
ヤング・ジエイ・ペイク
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Individual
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Publication of JPS6031976B2 publication Critical patent/JPS6031976B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1ビーム構造に関し、特に改良された強度対重
量特性を有するこの種構造に関するものである。
横断形状が1という文字に似ているところからそのよう
に呼ばれているいわゆる1ビームは荷重担持部材として
よく知られており、(例えば建築物の構造のような)多
くの用途に用いられている。
通常の場合には、使用材料の種類があらかじめ決められ
ていることを考慮して、より強度の大きい則ち荷重担持
容量の大きい1ビームを得るために、その1ビームの種
々の部分の寸法を大きくすることが行なわれているが、
そうするとそのビームの重量が大となってしまうという
問題がある。あるいは弾性係数のより大きい材料を用い
るという考えもある。しかしながら、通常の場合には、
もともと強度の大きい材料はそれだけ値段も高く、しか
も望ましくない他の物理的特性を有しているということ
もありうる。このようなわけで、従来においては、1ビ
ームの荷重担持特性を向上せしめようとすると、ビーム
重量を大きくすることまたは費用を多くすることあるい
はそれらの双方が必要とされていたのである。さらに、
従来公知の1ビームは、ある大荷重状態においてそれの
矩形状のウェブが一般的に長手方向の鯛線のまわりで永
久的なかがまりや変形を生ずるという傾向を有していた
がために十分満足しうるものではなかった。
さらにまた、ある状況においては、1ビームを予め上反
り}こする(即ち横方向軸線のまわりに非応力屈曲部分
を設ける)ことが望ましいが、通常の矩形板状ウェブの
場合にはそのようにすることが困難である。本発明よれ
ば、、一対の矩形状フランジを有しそれらの矩形状フラ
ンジがこの一対のフランジに対して直角方向に延長され
た波形状部分を含む平板状ウェブを挟んで対向している
1ビームが提供される。
さらに詳細に述べれば、1ビームのためのゥェブを形成
するための通常平坦な金属板上に波形状領域が圧延また
は他の方法によって加工形成され、その場合、その波形
状領域は、ウェブを含む平面の一側から外方に突出する
複数の第1の波形状部分と、前記平面の他側から前記第
1の波形状部分とは反対方向に外方に突出する複数の第
2の波形状部分とによって構成されている。上記ウェブ
の各長手方向の緑端のすぐ近傍に、従って上記2つのフ
ランジの近傍に、波形部分を有しない長手方向に延長し
た帯状部分が設けられ、最終的な構造では、上記波形部
分がワェブの中心部分にゥェブの長手方向に沿って配列
される。フランジに対するウェブの組立ておよび固着は
溶接によって行われる。以下図面を参照して本発明の実
施例につき説明しよう。
図面中特に第1図を参照すると、本発明による1ビーム
が全体として数字10で示されており、それは実質的に
矩形状のウェブ11とそのウェブ11の長手方向に延長
した側緑にそれぞれ固着せしめられたフランジー2およ
び13とを有しているものとして示されている。フラン
ジ12および13は従釆の構造を有するものであって、
後で説明されるようにゥェブ11の長手方向に沿う両側
緑14および15に溶接された細長い矩形状のまたは実
質的に矩形状の金属板で形成されいる。本発明は種々の
大きさおよび厚さを有するウェブとフランジとよりなる
1ビームを構成するために使用して好適なものであるこ
とがわかるであろうが、変形を受けていない状態での厚
味が0.191〜1.270センチメートル(0.07
5〜0.50インチ)の範囲内であるウェブを有する1
ビームに適用して特に好適であると考えられる。比較的
小さくて薄い1ビームに対して本発明を有利に適用する
主たる目的は、ウェブの厚さが大となるにつれてますま
す困難かつ複雑となる後述の態様でウェブが変形される
という点にある。ウェブ11は2つの平行な長手方向の
側緑14および15を有する細長い矩形状の板であり、
それらの側縁14および15は、最終的なビーム構造で
は、各フランジー2および13に溶接される。
ウェブ11の中央部分は、波形状領域16となるように
加工形成される。その波形状領域16の各横方向端部か
らウェブの側緑14または15までにおいては、ウェブ
はそれの全長にわたって延長した平坦で滑らかな表面を
有する帯状部分17および18で形成され、この帯状部
分17および18の幅は少なくともその厚さの2倍以上
となされている。さらに詳細に述べれば、ウヱブの中央
における波形状領域16はゥェブ11の面から互いに反
対方向に突出する第1および第2の波形状部分によって
形成され、この波形状に領域16おし、て、金属板はま
ず平坦な表面から1つの方向に90度だけ屈曲または変
形され、次にそれにすぐ隣接した部分がそこから80度
だけ屈曲せしめられる。
ウェブ11の波形状部分は、平坦な金属板上に圧延また
はスタンピングによって形成され、その場合、波形状部
分の外表面が帯状部分17および18を含む平面から両
側に等距離だけ突出している(第4図)。また、このよ
うな加工形成は、補強の目的のために、波形状部分が1
9および20で示されているようにアールを附されるよ
うに行なわれるとが好ましい。波形状部分19および2
0の稜線はフランジ12および13に対して直角方向に
延長されており、また波形状部分19および20の厚さ
は帯状部分17および18の厚さより薄いものとなされ
ている。さらに、それらの波形状部分は、比較的浅い角
度(即ち約45度より大きくない角度)をもって平坦な
領域に連らなるテ−パ部分21を介してそれらの平坦な
帯状部分17および18に連結されることが好ましい。
この最後に述べた特徴は、(例えば90度のような)大
きい角度で連結するとその連結部分が使用時に大きい応
力を有する部分となり、そこで破断が生ずることになる
傾向があるから、その意味で重要である。上述されかつ
図面に示された波形部分の形態が最も有利であると思わ
れるが、平坦ゥェブ板を他の形状とすることも可能であ
る。例えば、複数の波形状部分が、平坦な非波形状部分
によって分離されたウェブとなされてもよい。以上の説
明で明らかなように、本発明による1ビームは、ウェブ
がウェブを含む平面から両側に突出する第1および第2
の波形状部分よりなる波形状領域を備えていることによ
り、1ビームの荷重担持特性すなわち支圧強度が増大す
る。
また波形状領域と一対のフランジとの間に幅が厚さの2
倍以上となされた平坦な帯状部分を備えていることによ
り、曲げ強度が増大する。すなわち、もしこのような帯
状部分を設けないで、従来の1ビームのようにゥェブの
全領域が波形状領域となされた場合、あるいは帯状部分
が設けられていたとしても、その幅が厚さの2倍以下で
あるようなきわめて狭い場合は、いわゆる「アコーディ
オン現象」と呼ばれる曲がりが発生するが、本発明のよ
うに幅が厚さの2倍以上であるような比較的広幅の帯状
部分をフランジと波形状領域との間に設けることにより
、そのような現象の発生を阻止することができる。さら
に、この種の1ビームのウェブもフランジも共に鉄材で
形成されるが、帯状部分の側緑にフランジが熔接により
固着されていることにより、1ビームの製作を容易にす
るとともに固着部分の強度を増大することができる。そ
のようにして得られた1ビームは、大荷重時における腰
折れや脚折れに対して非常に強いものである。ある種の
用途に対しては、1ビームをあらかじめ反らせておくこ
とが好ましい。
即ち、完成ビームを横方向の軸線に関して屈曲せしめて
そのビームが荷重を与えられたときに直線状となるよう
にしておくのである。従来のビームにそのようにあ.ら
かじめ反りを与えることは、屈曲縁端を有する特殊な形
状のゥェブを必要とするから、困難である。本発明にお
いては、ウェブの波形状部分が屈曲したフランジに容易
に固着せしめうるのに十分な可裸性をゥェブ平面に与え
るから、フランジだけが特別に屈曲せしめられている。
本発明のさらに他の特徴が第2図に示されている。
両端がフランジー2上に破線22および23によって示
されているようにこの1ビームの上部フランジー2が下
部フランジ13よりも幅を狭くなされうる。通常の場合
には、両方のフランジは同じ寸法を有するが、ある種の
用途の場合には、フランジの幅を異ならしめることが望
ましい場合がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1ビームを示す側立面図、第2図
は第1図に示された1ビームの端面立面図、第3図は第
1図の線3−3上でみた断面立面図、第4図は第1図の
線4一4に沿ってみた1ビームの一部断面上面図であり
、図面中10‘ま1ビーム、11はウエブ、12,13
はフランジ、14,15はウェブの側緑、16は波形状
領域、17,18は帯状部分である。 二7汐」 〆76.2. く76.3 乞ね,4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対のフランジ間に固着された平板状ウエブを有す
    るIビームにおいて、前記ウエブは、このウエブを含む
    平面の一側から外方に突出する複数の第1の波形状部分
    と前記平面の他側から前記第1の波形状部分とは反対方
    向に外方に突出する複数の第2の波形状部分とからなる
    波形状領域と、この波形状領域と各フランジとの間に前
    記フランジに沿つて延長された2つの平坦な帯状部分と
    よりなり、この帯状部分の幅はその厚さの2倍以上とな
    され、かつ前記帯状部分の側縁が前記フランジにそれぞ
    れ溶接により固着されていることを特徴とするIビーム
    。 2 特許請求の範囲第1項記載のIビームにおいて、前
    記第1および第2の波形状部分が前記一対のフランジに
    対して直角方向に延長されていることを特徴とする前記
    Iビーム。 3 特許請求の範囲第2項記載のIビームにおいて、前
    記第1および第2の波形状部分の板厚が前記帯状部分の
    板厚より薄いことを特徴とする前記Iビーム。
JP12468579A 1979-01-02 1979-09-27 Iビ−ム Expired JPS6031976B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9879A 1979-01-02 1979-01-02
US98 2004-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5592452A JPS5592452A (en) 1980-07-12
JPS6031976B2 true JPS6031976B2 (ja) 1985-07-25

Family

ID=21689911

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JP12468579A Expired JPS6031976B2 (ja) 1979-01-02 1979-09-27 Iビ−ム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299543A (ja) * 1985-10-25 1987-05-09 川崎重工業株式会社 複合材料製桁構造
BR112019017813A2 (pt) * 2017-03-10 2020-03-31 Nippon Steel Corporation Viga de eixo frontal
JP6376315B1 (ja) * 2017-03-10 2018-08-22 新日鐵住金株式会社 フロントアクスルビーム

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JPS5592452A (en) 1980-07-12

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