JPS60214940A - 金属植毛材の製造方法 - Google Patents
金属植毛材の製造方法Info
- Publication number
- JPS60214940A JPS60214940A JP7153284A JP7153284A JPS60214940A JP S60214940 A JPS60214940 A JP S60214940A JP 7153284 A JP7153284 A JP 7153284A JP 7153284 A JP7153284 A JP 7153284A JP S60214940 A JPS60214940 A JP S60214940A
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- JP
- Japan
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- metal
- pile
- flocked
- flocking
- base material
- Prior art date
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は布或いはプラスチックシート等の基材の一面に
、適宜な金属を切削・細断或いは集束延伸等により所要
の径及び長さに加工した金属の短繊維(以下「金属パイ
ル」という)を電気植毛した新規な金属植毛材に関する
。
、適宜な金属を切削・細断或いは集束延伸等により所要
の径及び長さに加工した金属の短繊維(以下「金属パイ
ル」という)を電気植毛した新規な金属植毛材に関する
。
一般に、植毛シートは織物ニットやプラスチックシート
等の基材面に、専ら天然・化学・合成繊維のパイルを電
気植毛したものであるが、そのパイルを金属とした場合
、導電率が高いため電磁的に綿状に固まったり、チェー
ン状に連鎖する等、その分散性が悪(、各パイルを上記
基材面に立植出来ないことから、金属パイルを備えた植
毛材を工業的に得ることは極めて困難とされていた。
等の基材面に、専ら天然・化学・合成繊維のパイルを電
気植毛したものであるが、そのパイルを金属とした場合
、導電率が高いため電磁的に綿状に固まったり、チェー
ン状に連鎖する等、その分散性が悪(、各パイルを上記
基材面に立植出来ないことから、金属パイルを備えた植
毛材を工業的に得ることは極めて困難とされていた。
一方、上記金属パイルを備えた所謂金属植毛材が大量に
得られれば、該植毛材は導電性や発熱効率等に優れるた
め、各種電子機器の静電気の帯電防止材或いは電磁波の
防御材、更には暖房器の発熱材等として広範囲に亘る利
用が期待されるものであった。
得られれば、該植毛材は導電性や発熱効率等に優れるた
め、各種電子機器の静電気の帯電防止材或いは電磁波の
防御材、更には暖房器の発熱材等として広範囲に亘る利
用が期待されるものであった。
このような実情に鑑み本発明は、一定の径および長さに
切削・カントされた金属パイルを、少なくとも化学的処
理を施してその分散性を良好にし、該パイルを別途接着
剤を介して基材面に電気的に植毛することにより、所望
の金属植毛材を工業的に得ることに成功したものである
。
切削・カントされた金属パイルを、少なくとも化学的処
理を施してその分散性を良好にし、該パイルを別途接着
剤を介して基材面に電気的に植毛することにより、所望
の金属植毛材を工業的に得ることに成功したものである
。
以下、本発明の金属植毛材の構成を図面に基づいて更に
具体的に記述すると、第1図において1は織布、プラス
チックシート更には金属薄板などからなる基材、2はア
ルミニウム若しくはその合金、銅、黄銅、青銅、鋳鉄、
又はステンレス等を適宜な方法で一定の径及び長さに切
削・カットしてなる金属パイルであって、上記基材1の
表面に塗布された接着剤3を介して立毛状に電気植毛し
たものである。
具体的に記述すると、第1図において1は織布、プラス
チックシート更には金属薄板などからなる基材、2はア
ルミニウム若しくはその合金、銅、黄銅、青銅、鋳鉄、
又はステンレス等を適宜な方法で一定の径及び長さに切
削・カットしてなる金属パイルであって、上記基材1の
表面に塗布された接着剤3を介して立毛状に電気植毛し
たものである。
次ぎに本発明の方法を実施例に基づいて具体的に述べる
。
。
実施例1
第2図において、予め太さ50μ、長さ1mにカットさ
れたアルミニウムパイル2aを、珪酸ソーダー5%、コ
ロイダルシリカ4%及び硫酸マグネシウム1%の他、必
要に応じて1%前後の防錆剤を配合してなる水溶液中に
浸漬処理してその分散性を良好に保持しておき、次ぎに
アクリル系樹脂接着剤にメラミン樹脂を10%と該メラ
ミンに対し10%の触媒を配合して粘度50.0OOC
Pに調整した接着剤3aを基材1となるスフ織物1aの
一面に350りの割合で塗布する。更に植毛室4内にお
いて、上記アルミニウムパイル2aを毎分5mの速度で
移動する上記基材1上に、185を介して散布し、これ
を基材の上方的253の位置で上下左右に振動する電極
116及び基材の下部に設置された振動機7によって振
動させてより分散性を高めつつ、30.0OOV前後の
電圧をかけて植毛するのである。
れたアルミニウムパイル2aを、珪酸ソーダー5%、コ
ロイダルシリカ4%及び硫酸マグネシウム1%の他、必
要に応じて1%前後の防錆剤を配合してなる水溶液中に
浸漬処理してその分散性を良好に保持しておき、次ぎに
アクリル系樹脂接着剤にメラミン樹脂を10%と該メラ
ミンに対し10%の触媒を配合して粘度50.0OOC
Pに調整した接着剤3aを基材1となるスフ織物1aの
一面に350りの割合で塗布する。更に植毛室4内にお
いて、上記アルミニウムパイル2aを毎分5mの速度で
移動する上記基材1上に、185を介して散布し、これ
を基材の上方的253の位置で上下左右に振動する電極
116及び基材の下部に設置された振動機7によって振
動させてより分散性を高めつつ、30.0OOV前後の
電圧をかけて植毛するのである。
この場合、上記アルミニウムパイル2aは予メ配合液で
化学的に処理し、又振動させることによってその分散性
が良好に保持されているため、綿状に固まったりチェー
ン状に連鎖することがな(、天然或いは化学繊維のパイ
ル同様、上記基材面に密に植毛されるのである。
化学的に処理し、又振動させることによってその分散性
が良好に保持されているため、綿状に固まったりチェー
ン状に連鎖することがな(、天然或いは化学繊維のパイ
ル同様、上記基材面に密に植毛されるのである。
しかる後、上記植毛材を乾燥機8を通過させ、更に該植
毛材上の余剰パイルをブラッシング機9で除去してアル
ミニウムパイルの植毛材を連続的に得たものである。
毛材上の余剰パイルをブラッシング機9で除去してアル
ミニウムパイルの植毛材を連続的に得たものである。
実施例2
太さ20μ、長さ2.5mにカットされた銅パイルは極
めて導電性が高いため、これを予め珪酸ソーダー10%
、コロイダルシリカ2%、及び錆止め剤1%を混合して
なる水溶液に10分間浸漬したあと税水乾燥し、導電性
を抑圧して分散性を良好に保持しておく一方、アクリル
系樹脂に対しエポキシ樹脂5%、カーボンブラック1%
を配合し、粘度が30.000〜so、 ooocpの
接着剤を上記基材1面に約400 SQの割合で塗布し
た後、上記植毛室4における基材と電極盤6の間隔を約
30amとして、毎分4mで移動する基材の接着面に上
記銅パイルを30.000〜40.0OOVの電圧をか
けて植毛し、順次乾燥及びブラッシングして銅パイルを
備えた金属植毛材を得たものである。
めて導電性が高いため、これを予め珪酸ソーダー10%
、コロイダルシリカ2%、及び錆止め剤1%を混合して
なる水溶液に10分間浸漬したあと税水乾燥し、導電性
を抑圧して分散性を良好に保持しておく一方、アクリル
系樹脂に対しエポキシ樹脂5%、カーボンブラック1%
を配合し、粘度が30.000〜so、 ooocpの
接着剤を上記基材1面に約400 SQの割合で塗布し
た後、上記植毛室4における基材と電極盤6の間隔を約
30amとして、毎分4mで移動する基材の接着面に上
記銅パイルを30.000〜40.0OOVの電圧をか
けて植毛し、順次乾燥及びブラッシングして銅パイルを
備えた金属植毛材を得たものである。
尚、電気植毛する際、必要に応じて銅パイルを軽く振動
することにより、パイルの分散性を高めてより効率よく
植毛することができる。又、上記基材として予めその表
面に真空蒸着層を施したもの、或いは金属薄板を使用す
ることにより一層導電性に優れた基材が得られることは
いうまでもない。
することにより、パイルの分散性を高めてより効率よく
植毛することができる。又、上記基材として予めその表
面に真空蒸着層を施したもの、或いは金属薄板を使用す
ることにより一層導電性に優れた基材が得られることは
いうまでもない。
而して、上記金属植毛材は、その基材l、金属パイル2
並びに接着剤3の各材質を用途に応じて随時変更可能で
あり、多方面に亘ってその用途が開拓され、又利用が促
進され得るものである。例えば、優れた導電性を備えて
いることに関し、本発明植毛材を適宜裁断して織物・編
物機械、或いは染色工場等に使用されている送り又はガ
イドローラー等に巻着することにより、核部における摩
擦や静電気の帯電防止に顕著な効果を発揮する他、電磁
波又は静電気の悪影響を受け易いコンピューター及びそ
のテープ等、各種電子機器の保護部材として利用し得る
ものである。
並びに接着剤3の各材質を用途に応じて随時変更可能で
あり、多方面に亘ってその用途が開拓され、又利用が促
進され得るものである。例えば、優れた導電性を備えて
いることに関し、本発明植毛材を適宜裁断して織物・編
物機械、或いは染色工場等に使用されている送り又はガ
イドローラー等に巻着することにより、核部における摩
擦や静電気の帯電防止に顕著な効果を発揮する他、電磁
波又は静電気の悪影響を受け易いコンピューター及びそ
のテープ等、各種電子機器の保護部材として利用し得る
ものである。
又、本発明シートは、その金属パイルによって表面積が
増大し発熱効率が極めてよいことから、ホットカーペッ
ト等暖房器具の発熱材としても利用可能なものである。
増大し発熱効率が極めてよいことから、ホットカーペッ
ト等暖房器具の発熱材としても利用可能なものである。
更に、金属パイルの剛毛性を利用し、産業用ブラシ又該
パイルに樹脂を含浸せしめて自動車用ブレーキシール等
としても使用出来るものである。
パイルに樹脂を含浸せしめて自動車用ブレーキシール等
としても使用出来るものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、基材の一面に、接着剤を介して多数の金属パイルを
電気植毛したことを特徴とする金属植毛材。 2、金属パイルを珪酸質溶液で化学的に処理して分散性
を付与した後、電極盤を介して所定の電圧に帯電させる
と同時に、該パイルを接着剤を解して基材面に植毛する
ようにした金属植毛材の製造方法。 3、電極盤が前後左右に振動可能である特許請求の範囲
第2項記載の金属植毛シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153284A JPS60214940A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 金属植毛材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7153284A JPS60214940A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 金属植毛材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60214940A true JPS60214940A (ja) | 1985-10-28 |
JPH0374176B2 JPH0374176B2 (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=13463437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7153284A Granted JPS60214940A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 金属植毛材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60214940A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63230268A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-26 | Shinwa Kogyo Kk | 金属パイルの植毛方法 |
JP2010005577A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 植毛付成形加工品の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52109649U (ja) * | 1976-02-18 | 1977-08-20 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP7153284A patent/JPS60214940A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52109649U (ja) * | 1976-02-18 | 1977-08-20 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63230268A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-26 | Shinwa Kogyo Kk | 金属パイルの植毛方法 |
JP2010005577A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 植毛付成形加工品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374176B2 (ja) | 1991-11-26 |
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