JPS60214436A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

Info

Publication number
JPS60214436A
JPS60214436A JP7068784A JP7068784A JPS60214436A JP S60214436 A JPS60214436 A JP S60214436A JP 7068784 A JP7068784 A JP 7068784A JP 7068784 A JP7068784 A JP 7068784A JP S60214436 A JPS60214436 A JP S60214436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
information recording
substrate
recording
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7068784A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Ueno
一郎 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd, Nippon Victor KK filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP7068784A priority Critical patent/JPS60214436A/ja
Priority to GB08509112A priority patent/GB2157876B/en
Priority to DE19853512715 priority patent/DE3512715A1/de
Publication of JPS60214436A publication Critical patent/JPS60214436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
    • G11B21/106Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following on disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/08Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by electric charge or by variation of electric resistance or capacitance
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/12Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by optical means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B13/00Recording simultaneously or selectively by methods covered by different main groups among G11B3/00, G11B5/00, G11B7/00 and G11B9/00; Record carriers therefor not otherwise provided for; Reproducing therefrom not otherwise provided for
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B9/00Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
    • G11B9/04Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using record carriers having variable electric resistance; Record carriers therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報記録媒体、特に、書換えが可能で、高密
度記録、再生ができる情報記録媒体を提供するものであ
る。
(従来の技術) 近年来、各種の技術分野において、高密度記録再生の要
求が高まるのにつれて、色々な形式の記録媒体による高
密度記録再生が試みられるようになったが、その中の一
つとして、電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶
質状態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非
晶質状態への相変化が生じるような材料(例えば、Te
、○X)による記録層を基板上に備えているとともに、
前記の記録層の上面へ光に対して透明な物質の厚い層を
設けた構成の記録媒体における記録層に、前記した基板
を通して情報信号によって強度変調されているレーザ光
の微小なスポットを投射し、記録媒体の記録層に対して
前記したレーザ光の熱により情報信号に応じた相変化を
起こさせて記録媒体の記録層に情報信号を記録し、また
、前記のように情報信号に応じた相変化によって情報信
号が記録さ゛れている状態の記録層に、一定の強さのレ
ーザ光のスポットを当てて、前記した記録媒体の記録層
に相変化の状態として記録されている情報信号を、記録
層の面からの反射光を光電変換することによって再生す
るようにした情報信号の光学的な記録再生方式が、書換
えの可能性もあるということもあって注目されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記した情報信号の光学的な記録再生方式は、情報信号
の記録再生に際して光の微小なスポットを用いるもので
あるから、記録再生のための機構が複雑高価なものにな
る他、より一層の高い記録密度が望まれる場合に、それ
の実現が困難であるという点が問題になった。すなわち
、光学系の使用が不可欠なためt;、どうしても機構が
複雑高価なものになることは避けられないし、また、光
のスポットの大きさは使用する光の波長に関して理論的
に定まっているものであるから、より一層の高密度記録
再生の実現が困難なのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶
質状態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非
晶質状態への相変化が生じるような材料による記録層に
、記録再生の対象とされる情報信号に応じた非晶質の部
分と結晶の部分とを、従来よりも一層高い記録密度で生
じさせ、また。
記録再生の対象とされる情報信号に応じて非晶質の部分
と結晶の部分とが形成されている記録層における電導度
の変化の検出によって情報信号の記録再生が行なわれる
ような構成の情報記録媒体を提供して従来の問題点を解
決したものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の情報記録媒体の具体
的な内容を明らかにする。第1図及至第d図は、本発明
の情報記録媒体の各員なる実施態様の縦断側面図であり
、各回において1は基板であり、この基板lは例えばア
クリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニール樹脂
のような樹脂材料を用いて作られる。基板1は光に対し
て透明なものとして作られていた方が使用上便利である
また、2は記録層であって、この記録層2は電磁波や電
界の印加、加熱などによって非晶質状態から結晶状態へ
の相変化、または結晶状態から非晶質状態への相変化が
生じるような材料、例えばTeOx、Ga、Snのよう
な材料を用いて、蒸着法またはスパッタリング法などの
成膜手段により所定の厚さ、例えば1000オングスト
ローム〜1500オングストロームの厚さの層として形
成される。
3は情報記録媒体に記録される最短記録波長の1/2以
下の厚さの誘電体層であり、この誘電体層3は例えばス
チレンのような樹脂をスピンナ法、あるいはスパッタリ
ング法によって形成させることができる。
4は導電性物質による薄層(以下、導電体層4のように
記載されることもある)であるが、この層を光に対して
透明なものとして構成させておくと使用上便利なことが
ある。前記した導電体ya4は、それの面抵抗が50Ω
/cd〜100Ω/cd程度になるような厚さのもので
あってもよい。
5は情報信号の記録に際し、情報信号に応じて誘電加熱
されるのに適するような材料によって構成される誘電体
層であって、この誘電体層5の構成材料としては1例え
ばチタン酸バリュームが用いられてもよく、また、この
誘電体層5の厚さは、例えば数百オングストローム(例
えば500オングストローム)程度となされる。
また、6は電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶
質状態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非
晶質状態への相変化が生じるような材料、例えばTeO
x、Ge、Snのような材料と、情報信号の記録に際し
て情報信号に応じて誘電加熱されるのに適するような材
料1例えばチタン酸バリュームとの混合物によって、厚
さが例えば1000オングストローム〜1500オング
ストローム程度のものとして構成されている記録層であ
り、7は基板自体が導電性を有するように構成されてい
る基板、例えば金属板による基板、あるいは合成樹脂に
カーボンの微粉末、または金属の微粉末を混合して導電
性をもつように構成させた基板である3そして、本発明
の情報信号の記録媒体は、記録媒体における前記した基
板1や、それ自体が導電性を有するように構成されてい
る基板7などを、それの表面が平坦な状態のものとして
実施される場合と、それの表面にトラッキング参照信号
によるピットの配列が形成された状態のものとして実施
される場合とがあり、表面にトラッキング参照信号によ
るピットを配列させた状態の基板を用いて構成させた場
合の本発明の情報記録媒体においては、情報記録媒体に
対する情報信号の記録再生動作を、トラッキング制御の
下に行なうことができる。
基板1.あるいは基板7などの表面にトラッキング参照
信号によるピットを形成させるのには、例えば、円盤レ
コードにおける音溝の形成技術や、ビディオディスクに
おけるピットの形成技術などにおいて周知の技術、すな
わち、樹脂材料にスタンパを用いて所定のパターンを転
写する技術を用いて容易に実施することができる。
第7図及び第8図は、基板1の表面あるいは基板7の表
面に形成さ−せるトラッキング参照信号によるピットP
y Pt・・・のパターンの各員る例における一部拡大
平面図であり、また、第9図はトラッキング参照信号に
よるピットPDP・・・P・・・を溝の底に形成させる
ようにした場合の一部拡大平面図(第9図の(a))と
一部拡大縦断面図(第9図の(b)、(c))である。
第7図に示されているトラッキング参照信号によるピッ
トP* Pp P・・・のパターンは、情報記録一体で
記録再生の対象にしている情報信号が記録再生されるべ
き各記録跡tl 、t2・・・の両側に、トラッキング
参照信号によるピットP* Pt P・・・が連続的に
記録形成されるようにされている場合のパターンであり
、また、第8図に示されているトラッキング参照信号に
よるピットpa Pt・・・のパターンは、情報記録媒
体で記録再生の対象にしている情報信号が記録再生され
るべき各記録跡tl。
t2・・・の両側に、トラッキング参照信号によるピッ
トpt p・・・が間欠的に記録形成されるようにされ
ている場合のパターンである。
情報記録媒体で記録再生の対象とされている情報信号が
テレビジョン映像信号のような場合に、前記した第8図
に示されているようなトラッキング参照信号によるピッ
ト’POPUP・・・のパターンを採用して、トラッキ
ング参照信号によるピットPt Pe P・・・がテレ
ビジョン映像信号における水平帰線消去期間と対応する
期間だけに存在しているような間欠記録の態様にすると
、トラッキング参照信号の存在が、情報記録媒体に記録
されているテレビジョン映像信号に対して何らの妨害を
も与えることがないようにすることができる。
ところで、前記のようにトラッキング参照信号によるピ
ットP* Pe P・・・が、情報記録媒体で記録再生
の対象にしている情報信号の記録再生されるべき記録跡
の両側に、第8図に例示されているように間欠的に記録
形成される場合には、トラッキング参照信号によるピッ
トPy Py P・・・が記録されていない部分に無記
録部分(図中のt g、 t g・・・で示されている
部分)が存在していることになるが、前記した無記録部
分を他の情報信号の記−再生のために使用するようにす
ることは、情報記録媒体の記録密度を向上させるという
観点からみても有益である。
次に、第9図の(a)〜(e)において、G、G。
G・・・は基板l(または7)に形成された深さがdの
溝であり、前記の溝G、G、G・・・の底部にはトラッ
キング参照信号によるピットPp Pe・・・が形成さ
れている。そして、前記した溝G、G、G・・・の深さ
dが、溝G中に記録されるべきトラッキング参照信号に
よるピットPpP・・・の記録波長に比べて短く選定さ
れることにより、再生動作時における情報記録媒体から
の情報信号の再生が、静電容量値の変化の検出によって
行なわれても、トラッキング参照信号の再生が良好に行
なわれ得る。
図中のT、T、T・・・は情報記録媒体で記録再生の対
象としている情報信号による記録跡が形成されるべき部
分である。第9図の(b)は第9図の(a)に示されて
いる平面図中のb−b線位置における縦断側面図であり
、また、第9図の(c)は第9図の(a)に示されてい
る平面図中のc −c線位置における縦断側面図である
格報記録媒体に溝G、G・・・を設け、その溝G中にト
ラッキング参照信号によるピットFDP・・・が形成さ
れるようになされる場合にも、トラッキング参照信号に
よるピットPwP・・・は、第7図に示されているパタ
ーンのように連続的であっても、あるいは第8図に示さ
れているパターンのように間欠的であってもよい。
第1図は、電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶
質状態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非
晶質状態への相変化が生じるような材料、例えばTe、
Ge、Snのような材料を、蒸着法、またはスパッタリ
ング法の適用によって、それの薄層を基板1に記録層2
として付着形成させて楊成した本発明の情報記録媒体の
縦断側面図である。
前記のように、電磁波や電界の印加、加熱などによって
非晶質状態から結晶状態への相変化、または結晶状態か
ら非晶質状態への相変化が生じるような材料、例えばT
e、Ge、Snのような材料を。
蒸着法、またはスパッタリング法の適用によって、それ
の薄層を基板1に記録層2として付着形成させた状態で
は、前記した記録層2はそれの全面が非晶質状態となさ
れている。
そして、前記のように全面が非晶質の状態となされてい
る記録層2に対して情報信号を記録する場合には、記録
層2における微小なスポット状の部分をガラス転移温度
以上まで加熱した後に、その部分が徐冷されるようにし
て、その微小な部分を結晶化させる、というようなやり
方で、情報信号を記録層2に記録することもできるので
あるが、前記のように、全面が非晶質の状態にある記録
層2の微小な部分を加熱した後に、その微小部分を徐冷
して結晶の状態にして記録するよりは、全面が結晶の状
態になされている記録層2の微小部分を加熱した後にそ
の部分を急冷し、その微小な部分を非晶質の状態にして
記録するというようなやり方で記録した方が容易である
から、前記のように、電磁波や電界の印加、加熱などに
よって非晶質の状態から結晶状態への相変化、または結
晶状態から非晶質の状態への相変化が生じるような材料
、°例えばTo、Ge、Snのような材料を、蒸着法、
またはスパッタリング法の適用によって、それの薄層を
基板1に記録層ネとして付着形成させた後に、記録層2
の全面に対して例えばフラッシュランプで光を照射し、
記録層2の温度をガラス転移温度以上にしてから徐冷し
て、記録層2の全面が結晶化している状態にし、前記の
ように全面が結晶の状態となされている記録層2に対し
て、記録層2における微小なスポット状の部分をガラス
転移温度以上まで加熱した後に、その部分が急冷される
ようにして、その微小な部分を非晶質の状態にする、と
いうようなやり方によって情報信号が記録されるように
した方がよい(第2図以下の図面に示されている本発明
の情報記録媒体の他の実施例の場合についても同様であ
る)。
前記した構成態様を有する第1図示の情報記録媒体に対
する記録対象の情報信号の記録は、情報記録媒体を回転
駆動機構によって所定の回転数で回転させ、それの記録
層2に例えば第10図に示されているような構成を有す
る記録素子(記録針)によって情報信号を記録する。
第10図に例示されている記録針は、情報記録媒体にお
ける記録層2の上面に摺接する摺接面8と、例えば20
00オングストロームというような極めて薄い導電層か
らなる電極9とが耐摩耗性の走査子本体10に設けられ
ることによって構成されている記録針における前記した
電極9に、記録の対象にされている情報信号を与えるこ
とによって行なわれる。
前記した電極9は電極巾が例えば1ミクロンメートル程
度のものである。第10図において、11はカンチレバ
ー、12は電極9に情報信号を与えるために用いられる
接続線である。
情報記録媒体からの情報信号の再生が、情報記録媒体の
記録層2における非晶質の部分と結晶の゛部分とにおけ
る電導度の違いに対応して行なわれるようになされる場
合には、前記した構成を有する記録針は、再生針として
も使用できる。
情報信号によって強度変調されている高周波電力を、前
記した接続線12を介して記録針における電−9に供給
すると、情報記録媒体の記録層2には、情報信号により
強度変調されている高周波電界が前記した記録針の電極
9によって与えられることにより、記録媒体における記
録層2には前記した高周波電界に応じて、非晶質の状態
の部分と結晶の部分とが生じて、情報信号が記録される
のである。
前記のようにして情報信号が記録された第1図に示すよ
うな構成の記録媒体から、情報信号を再生するのには、
情報記録媒体の記録層2の上面に再生素子(第1θ図に
示されているような構成の記録針と同一な構成の再生針
であってもよい)の摺接面を摺接させ、電極に接続され
ている接続線を信号検出回路に接続して、信号検出回路
により情報記録媒体の記録層2に記録されている情報信
号が再生されるようにする。
前記した信号検出回路においては、情報記録媒体の記録
層2における非晶質の状態の部分と結晶の部分とにおけ
る電導一度の違いに基づいて情報信号の検出を行なうの
であるが、信号検出回路で行なわれる情報記録媒体の記
録層2における非晶質の状態の部分と結晶の部分とにお
ける電導度の違いの検出手段としては、例えば情報記録
媒体の記録層2における非晶質の状態の部分と結晶の部
分とにおける電気抵抗値の差異の″検出、あるいは例え
ば情報記録媒体の記録層2における非晶質の状態の部分
−と結晶の部分とにおける静電容量値の差異の検出など
が採用できる。
情報記録媒体の記録層2における非晶質の状態の部分と
結晶の部分とにおける静電容量値の差異の検出を行なう
のには、静電容量値の変化検出型のビデオディスクから
の情報信号の再生時に用いられる信号検出回路と同様構
成の信号検出回路。
すなわち、再生針の電極と情報記録媒体の記録層との間
の静電容量が、極超短波発振器のタンク回路に結合され
ている半同軸共振器に接続されているようにし、情報記
録媒体の記録層2における記録情報内容に応じた再生信
号が電流の変化として得られるようにされている周知構
成のものが使用できる(第1図示の情報記録媒体に関し
て述べた再生に関する事項は、第2図以降に示されてい
る本発明の情報記録媒体の他の実施例の場合にも同様で
ある)。
次に、第2WIに示されている情報記録媒体について説
明する。第2図に示されている情報記録媒体は、既述し
た第1図示の情報記録媒体における記録層2、すなわち
、電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質の状態
から結晶状態への相変化、または結晶状態がら非晶質の
状態への相変化が生じるような材料による記録層2の上
面に、!&短記録波長の1/2以下の厚さの誘電体層3
を設けたものである。そして、前記した誘電体層3は、
既述もしたように1例えば、スチレンのような樹脂の薄
膜によって構成されている。
この第2図に示されている情報記録媒体は、記録層2の
上面に極めて薄い誘電体層3が被着形成されているから
、第1図示番二ついて説明した情報記録媒体に比べて、
記録動作、及び静電容量検出 。
による再生動作が安定確実に行なわれるようにすること
に役立つ。
第3図に示されている情報記録媒体は、既述した第1図
示の情報記録媒体における記録層2、すなわち、電磁波
や電界の印加、加熱などによって非晶質の状態から結晶
状態への相変化、または結晶状態から非晶質の状態への
相変化が生じるような材料による記録層2と基板1との
間に、導電体層4を構成させたものであり、この第3図
に示されている情報記録媒体は、第1図示について説明
した情報記録媒体に比べて、記録動作、及び電気抵抗の
検出による再生動作が安定確実に行なわれうる。
第4図に示す本発明の情報記録媒体の実施例は。
まず、基板1の上面に導電体層4を付着形成させ、次い
で、前記の導電体層4の上面に、例えばチタン酸バリュ
ウムのような誘電体を用いて構成した誘電体層5を構成
させ1次に、前記した誘電体層5の上面に電磁波や電界
の印加、加熱などによって非晶質の状態から結晶状態へ
の相変化、または結晶状態から非晶質の状態への相変化
が生じるような材料による記録層2を付着形成させ、さ
らに、前艷した記録層2の上面に最短記録波長の1/2
以下の厚さの誘電体層3を設けたものである。
この第4図示の構成態様を有する情報記録媒体では、例
えばチタン酸バリュウムのように大きな誘電率を有して
いるとともに、高周波電界が加えられたときに大きな誘
電体損失を発生するような物質よりなる誘電体層5が記
録層2に隣接して設けられているから、情報信号の記録
時に記録信号により誘電体層5に発生する熱によって、
記録層2に対する情報信号の記録が容易に行なわれるよ
うにすることができる。
次に、第5図に示す本発明の情報記録媒体は、第4図に
ついて説明した情報記録媒体における誘電体層5と記録
層2とを一つの層6にまとめた構成態様のものに相当し
ている。すなわち、第5図示の情報記録媒体におけるM
6は、電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質状
態から結晶状態への相変化、または、結晶状態から非晶
質状態への相変化が生じるような材料と誘電体材料との
混合物よりなる記録層6となされているから、この第5
図示の本発明の情報記録媒体では、電磁波や電界の印加
、加熱などによって非晶質の状態から結晶状態への相変
化、または、結晶状態から非晶質の状態への相変化が生
じるような記録層6中の材料に対して、記録層中に存在
している例えばチタン酸バリュームのような誘電体材料
の発熱が損失なく与えられるので、この第5図に示され
ている情報記録媒体によれば効率の良い記録が達成でき
る。
次に、第6図に示されている本発明の情報記録媒体は、
基板7としてそれ自体が導電性を有するような構成のも
のを用い、その基板7の上面に、電磁波や電界の印加、
加熱などによって非晶質の状態から結晶状態への相変化
、または、結晶状態から非晶質の状態への相変化が生じ
るような材料と誘電体材料との混合物よりなる記録JB
6を設けたものである。
この第6図に示されている情報記録媒体では。
第5図を参照して説明した情報記録媒体において必要と
されていた導電体層5が不要とされる他、再生動作に静
電容量の変化の検出法、電気抵抗の変化の検出法などの
適用が可能となる。なお、第6図示の情報記録媒体にお
ける電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質の状
態から結晶状態への相変化、または、結晶状態から非晶
質の状態への相変化が生じるような材料と誘電体材料と
の混合物よりなる記録層6の上面に、最短記録波長の1
72以下の厚さの誘電体層3を設けて、静電容量の変化
検出法だけで再生が行なわれるようにしてもよい。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の情報記録媒体は電磁波や電界の印加、加熱など1巳
よって非晶質の状態から結晶状態への相変化、または結
晶状態から非晶質の状態への相変化が生じるような材料
による記録層を備えた情報記録媒体として、記録層の上
面に何の層も設けていない構成とするか、あるいは情報
記録媒体の最短記録波長の172以下の厚さの誘電体層
を設けるかして、情報記録媒体からの情報信号の再生が
情報記録媒体の記録層における電導度の変化の検出によ
って行なわれ得るようにしたから、情報信号の記録再生
に際して極めて薄い電極が使用でき。
それにより、情報信号の記録再生に光を使用した場合に
比べて、はるかに高い記録密度での記録再生が可能とし
た。
また、基板自体にトラッキング参照信号によるピットを
構成しておくことにより、記録及び再生時にトラッキン
グ制御の下に記録再生動作を行なうことができるので、
高密度記録再生を安定確実に行なうことを容易にする。
さらに、導電体層4を設けたり、あるいは記録層に接し
て例えばチタン酸バリュウムのような誘電体層を設けた
り、または記録層として電磁波や電界の印加、加熱など
によって非晶質の状態から結晶状態への相変化、または
結晶状態から非晶質の状態への相変化が生じるような材
料と、例えばチタン酸バリュウムのような誘電体材料と
の混合物による層を使用したりすることにより、記録層
し易い情報記録媒体を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の情報記録媒体の各員なる実
施例の縦断側面図、第7図及び第8図ならびに第9図の
(a)はトラッキング参照信号によるピットのパターン
を例示した一部拡大平面図、第9図の(b)、(C)は
第9図の(a)におけるb−す線位置及びc−c線位置
における縦断側面図、第10図は記録針の一例のものの
一部の拡大斜視図である。 1.7・・・基板、2,6・・・記録層、3,5・・・
誘電体層、4・・・導電体層、 手続補正書(自宛) 昭和59年5月4日 昭和59年特許願第70687号 2、発明の名称 情報記録媒体 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 住 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名 称 (432)日本ビクター株式会社4、代理人 住 所 東京部品用区東品用3丁目4番19−915号
昭和 年 月 日(発送日 昭和 年 月 日)6、補
正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第14頁第15行乃至第16頁第14行「
前記のように電磁波・・・・・・・・・ ・・・・・・
同様である)。」を次のように補正する。 「前記したように電磁波や電界の印加、加熱などにより
非晶質状態から結晶状態への相変化、または結晶状態か
ら非晶質状態への相変化が生じるような材料を、蒸着法
、またはスパッタリング法の適用によって基板1上に付
着形成させた記録層2は、それの構成材料が融点以上と
なされた後に急冷されることによって形成されたもので
あるから、それの全面が非晶質の状態になっている。 そして、前記のように全面が非晶質の状態になされてい
る記録層2に対して情報信号を記録する場合には、前記
した記録層2における微小なスポット状の部分を、記録
層の構成材料の軟化点または融点の温度以上まで加熱し
た後にその部分を徐冷して、その微小なスポット状の部
分が結晶化されるようにする、というようなやり方で、
情報信号を記録層2に記録することもできるのであるが
。 記録層2としてそれの全面を予め結晶の状態にしておき
、記録時にその記録層2の微小なスポット状の部分が記
録層2の構成材料の融点以上の温度にまで加熱された後
に急冷されるようにして、その微小なスポット状の部分
が非晶質の状態にされるようにする、というような記録
のやり方の方が実施が容易であるから、前記した電磁波
や電界の印加、加熱などによって非晶質の状態から結晶
状態への相変化、または結晶状態から非晶質の状態への
相変化が生じるような材料を、蒸着法、またはスパッタ
リング法の適用により、薄層として基板1に付着形成さ
せた後に、その薄層の全面に例えばフラッシュランプで
光を照射し、その薄層の構成材料をそれの軟化点の温度
または融点の温度以上にしてから徐冷して、基板1上に
全面が結晶化している状態の記録層2が形成されるよう
にし、前記のように全面が結晶の状態となされている記
録層2に対して、記録層2における微小なスポット状の
部分を、記録層2の構成材料の軟化点の温度または融点
の温度以上まで加熱した後に、その部分が急冷されるよ
うにして情報信号が記録されるようにした方がよいので
ある(第3図乃至第7図に示されている情報記録媒体り
の場合についても同様である)。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質状
    態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶質
    状態への相変化が生じるような材料による記録層を基板
    上に備えてなる情報記録媒体 2、トラッキング参照信号によるビットが連続的に構成
    されている基板を用いた特許請求の範囲第1項に記載の
    情報記録媒体 3、トラッキング参照信号によるビットが間欠的に構成
    されている基板を用いた特許請求の範囲第1項に記載の
    情報記録媒体 4、 電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質状
    態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶質
    状態への相変化が生じるような材料による記録層を基板
    上に備えるとともに、前記の記録層の上面に最短記録波
    長の1/2以下の厚さの誘電体層を設けてなる情報記録
    媒体 5、 トラッキング参照信号によるビットが連続的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第4項に記載
    の情報記録媒体 6、トラッキング参照信号によるビットが間欠的に構成
    されている基板を用いた特許請求の範囲第4項に記載の
    情報記録媒体 7、 電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質状
    態から結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶質
    状態への相変化が生じるような材料による記録層を基板
    上に備えてなる情報記録媒体において、前記の記録層と
    基板との間に導電性物質による薄層を設けてなる情報記
    録媒体8、 トラッキング参照信号によるビットが連続
    的に構成されている基板を用いた特許請求の範囲第7項
    に記載の情報記録媒体 9、 トラッキング参照信号によるビットが間欠的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第7項に記載
    の情報記録媒体 10、基板上に、導電性物質による薄層と、誘電体層と
    、電磁波や電界の印加、加熱などによって非晶質状態か
    ら結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶質状態
    への相変化が生じるような材料による記録層と、最短記
    録波長の1ノ2以下の厚さの誘電体層とを順次に積層し
    てなる情報記録媒体 11、トラッキング参照信号によるピットが連続的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第10項に記
    載の情報記録媒体 12、トラッキング参照信号によるピットが間欠的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第10項に記
    載の情報記録媒体 13、基板上に、導電性物質による薄層と、電磁波や電
    界の印加、加熱などによって非晶質状態から結晶状態へ
    の相変化、または、結晶状態から非晶質状態への相変化
    が生じるような材料と誘電体材料との混合物よりなる記
    録層と、最短記録波長の172以下の厚さの誘電体層と
    を順次に積層してなる情報記録媒体 E、 トラッキング参照信号によるピットが連続的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第13項に記
    載の情報記録媒体 15、トラッキング参照信号によるピットが間欠的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第13項に記
    載の情報記録媒体 16、導電性を有する基板上に、電磁波や電界の印加、
    加熱などによって非晶質状態から結晶状態への相変化、
    または、結晶状態から非晶質状態への相変化が生じるよ
    うな材料と誘電体材料との混合物よりなる記録層とを順
    次に積層してなる情報記録媒体 17、トラッキング参照信号によるピットが連続的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第16項に記
    載の情報記録媒体 18、トラッキング参照信号によるピットが間欠的に構
    成されている基板を用いた特許請求の範囲第16項に記
    載の情報記録媒体
JP7068784A 1984-04-09 1984-04-09 情報記録媒体 Pending JPS60214436A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7068784A JPS60214436A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 情報記録媒体
GB08509112A GB2157876B (en) 1984-04-09 1985-04-09 Capacitance recording disc
DE19853512715 DE3512715A1 (de) 1984-04-09 1985-04-09 Verfahren und vorrichtung zur aufzeichnung und wiedergabe von signalen mittels aufzeichnungsplatten

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7068784A JPS60214436A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60214436A true JPS60214436A (ja) 1985-10-26

Family

ID=13438799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7068784A Pending JPS60214436A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 情報記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60214436A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040090897A1 (en) Optical information recording medium, and method and apparatus for recording/reproducing information thereon
US5038338A (en) Recording waveform for mark-length modulation optical recording
JPH07287872A (ja) 光学的情報記録媒体
JPS60214436A (ja) 情報記録媒体
JPS60219653A (ja) 情報信号の記録,再生装置
JPH01229426A (ja) 光学情報の記録方法
JPS60219652A (ja) 情報信号の記録,再生装置
JPS61190734A (ja) 情報記録媒体
JP2723004B2 (ja) 光記録媒体およびその記録再生方法
JPS60219656A (ja) 情報信号の記録再生方式
JPS61162829A (ja) 情報記録媒体の基板
JPS5812151A (ja) 信号記録再生方式
JPS62246158A (ja) 情報記録媒体
JPH02306443A (ja) 光記録媒体及び光学式情報記録再生装置
JPH11149642A (ja) 光記録媒体およびその製造方法
JP2891201B2 (ja) 光学的情報記録媒体
JPS60117433A (ja) 電子ビ−ム記録用デイスク
JPS6258052B2 (ja)
JPS6258051B2 (ja)
JPH0342275A (ja) 光情報記録媒体
JPH05197956A (ja) ピットポジション記録方式及びそれに使用される記録可 能な光ディスク
JPH0721570A (ja) 光記録媒体
JPH0714229A (ja) 光磁気記録媒体及びその製造方法
JP2506771B2 (ja) 光学情報記録媒体
JPH0477971B2 (ja)