JPH02306443A - 光記録媒体及び光学式情報記録再生装置 - Google Patents
光記録媒体及び光学式情報記録再生装置Info
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- JPH02306443A JPH02306443A JP1126700A JP12670089A JPH02306443A JP H02306443 A JPH02306443 A JP H02306443A JP 1126700 A JP1126700 A JP 1126700A JP 12670089 A JP12670089 A JP 12670089A JP H02306443 A JPH02306443 A JP H02306443A
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は光記録媒体及び光学式情報記録再生装置に関し
、特に光を光記録媒体に照射して、情報信号の記録ある
いは再生を、より高密度に行う光記録媒体及び光学式情
報記録再生装置に関する。
、特に光を光記録媒体に照射して、情報信号の記録ある
いは再生を、より高密度に行う光記録媒体及び光学式情
報記録再生装置に関する。
[従来の技術]
光を情報担体に照射して情報信号の記録、あるいは再生
を行う光学式情報記録再生装置としては、光デイスク装
置が周知である。これは光記録媒体であるところの光デ
ィスクの内部に配置せられた記録媒体膜に、光を微小ス
ポットとして照射し、その強度を変調することにより、
前記“記録媒体膜上に微小ビットを形成し、これにより
情報の記録を行うものである。
を行う光学式情報記録再生装置としては、光デイスク装
置が周知である。これは光記録媒体であるところの光デ
ィスクの内部に配置せられた記録媒体膜に、光を微小ス
ポットとして照射し、その強度を変調することにより、
前記“記録媒体膜上に微小ビットを形成し、これにより
情報の記録を行うものである。
従来の光ディスクの構造の一例を第4図に示す。
同図において、光ディスクlはポリカーボネイトやアク
リル等の透明ディスク基板10の表面に、テルル(Te
)やアルミニウム等からなる厚さ1100n程度の金属
の薄膜12を形成し、この薄膜12.12°を対向させ
て2枚重ね、接着剤14により貼り合わせて情報記録層
としたものである。
リル等の透明ディスク基板10の表面に、テルル(Te
)やアルミニウム等からなる厚さ1100n程度の金属
の薄膜12を形成し、この薄膜12.12°を対向させ
て2枚重ね、接着剤14により貼り合わせて情報記録層
としたものである。
基板10、薄膜12にはプリグループ(案内溝)16が
形成され、このプリグループ16上の薄膜12部分が、
レーザ光で焼き切られて孔が開き、この孔が情報を記録
するビット18となっている。
形成され、このプリグループ16上の薄膜12部分が、
レーザ光で焼き切られて孔が開き、この孔が情報を記録
するビット18となっている。
なお、第5図のようにプリグループ16.16の間のラ
ンド17にビット18を形成するものもある。
ンド17にビット18を形成するものもある。
ここで、プリグループ16は書込みの際の光ピツクアッ
プのトレーシングを容易にするとともに、書込み密度を
上げる目的で設けられているものであり、ディスク製造
の際にあらか己め形成されるものである。すなわち、書
込み再生用光ピツクアップは、このプリグループをプッ
シュプル法にてトラッキングしなからレーザ光でビット
を形成することによって、情報を記録したり、ビットか
ら再生信号を再生したりする。
プのトレーシングを容易にするとともに、書込み密度を
上げる目的で設けられているものであり、ディスク製造
の際にあらか己め形成されるものである。すなわち、書
込み再生用光ピツクアップは、このプリグループをプッ
シュプル法にてトラッキングしなからレーザ光でビット
を形成することによって、情報を記録したり、ビットか
ら再生信号を再生したりする。
[発明が解決しようとする課題]
前記従来の光ディスクのように、固定的に配設された記
録媒体膜とプリグループとからなる構成では、光デイス
ク中の層状に配置された複数の記録媒体膜のうち、表面
に最も近い記録媒体膜に対してしか、情報の記録/再生
ができない、即ち、第4図に示す従来例の光ディスクの
場合、1枚の記録媒体膜12のみが利用可能であり、1
枚の光ディスクあたりの情報量を多く出来ないという欠
点がある。また、上記2枚の記録媒体膜12゜12゛の
各々に対し、記録/再生を行うためには、 (1)光ヘッドを2個使用する。
録媒体膜とプリグループとからなる構成では、光デイス
ク中の層状に配置された複数の記録媒体膜のうち、表面
に最も近い記録媒体膜に対してしか、情報の記録/再生
ができない、即ち、第4図に示す従来例の光ディスクの
場合、1枚の記録媒体膜12のみが利用可能であり、1
枚の光ディスクあたりの情報量を多く出来ないという欠
点がある。また、上記2枚の記録媒体膜12゜12゛の
各々に対し、記録/再生を行うためには、 (1)光ヘッドを2個使用する。
(2)光ヘッドを1個使用し、光ディスクを各使用記録
媒体膜に応じて反転させる。
媒体膜に応じて反転させる。
・・・の2方式が考えられるが、(1)の方式はコスト
・アップとなり、(2)の方式は即時性に劣る等の欠点
がある。
・アップとなり、(2)の方式は即時性に劣る等の欠点
がある。
また、記録媒体膜としては、光ディスクの表側と裏側の
2枚が限界であり、光デイスク1枚あたりの記録情報量
を増加することは難しいという問題がある。
2枚が限界であり、光デイスク1枚あたりの記録情報量
を増加することは難しいという問題がある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、上述
した課題を解決するための手段として、 電圧の印加により、透明度の変化する層状に配置された
複数の記録媒体膜と、該記録媒体膜に選択的に電圧を印
加するための複数の電極とを有することを特徴とする光
記録媒体を提供するものである。
した課題を解決するための手段として、 電圧の印加により、透明度の変化する層状に配置された
複数の記録媒体膜と、該記録媒体膜に選択的に電圧を印
加するための複数の電極とを有することを特徴とする光
記録媒体を提供するものである。
また、前記複数の記録媒体膜が単一の情報記録担体に担
持されていることを特徴とする光記録媒体により、 また、前記複数の記録媒体膜の電圧印加による透明度の
変化効果を、所定の強度を持つ光記録ビームにより、部
分的に失効させることにより、情報の記録を行なうこと
を特徴とする光記録媒体により、 また、前記記録媒体膜が、透明網目電極によって形成さ
れるトラックパターンを有する液晶によって作成され、
該液晶に対する印加電圧の制御によって前記トラックパ
ターンの透明度を制御可能であることを特徴とする光記
録媒体により、また、前記液晶のトラックパターンに所
定の強度の光記録ビームを照射し、前記印加電圧による
透明度の変化効果を部分的に失効させることによって、
情報の記録を行なうことを特徴とする光記録媒体により
、 また、円板状光記録媒体において、前記トラックパター
ンが該円板の中心に対して、らせん状のパターンと、該
円板の中心に対して放射状のパターンとの交わったパタ
ーンにより形成されていることを特徴とする光記録媒体
により、 また、前記電極間に光導電性素子を有し、該素子に光を
照射することにより、前記電極間の電気的接続を制御で
きることを特徴とする光記録媒体により、 また、電圧の印加により透明度の変化する、層状に配置
された複数の記録媒体膜と、該記録媒体膜に選択的に電
圧を印加するための、複数の電極とを有する光記録媒体
を用いる光学式情報記録再生装置において、 前記複数の電極から、前記複数の記録媒体膜に、選択的
に電圧を印加して、前記記録媒体膜の透明度を変化させ
る手段と、 前記層状に配置された複数の記録媒体膜の外層の記録媒
体膜、及び該外層の記録媒体膜を透明として内層の記録
媒体膜の各々に対して、選択的に合焦可能な光ビーム照
射手段とを有し、前記複数の記録媒体膜の各々に情報の
記録及び/又は再生を行なうことを特徴とする光学式情
報記録再生装置により、 また、前記電極間に光導電性素子を有する光記録媒体を
用いる光学式情報記録再生装置において、前記素子に選
択的に光を照射することによって、前記電極間の電気的
接続を制御する手段を有することを特徴とする光学式情
報記録再生装置により、前記課題を解決しようとするも
のである。
持されていることを特徴とする光記録媒体により、 また、前記複数の記録媒体膜の電圧印加による透明度の
変化効果を、所定の強度を持つ光記録ビームにより、部
分的に失効させることにより、情報の記録を行なうこと
を特徴とする光記録媒体により、 また、前記記録媒体膜が、透明網目電極によって形成さ
れるトラックパターンを有する液晶によって作成され、
該液晶に対する印加電圧の制御によって前記トラックパ
ターンの透明度を制御可能であることを特徴とする光記
録媒体により、また、前記液晶のトラックパターンに所
定の強度の光記録ビームを照射し、前記印加電圧による
透明度の変化効果を部分的に失効させることによって、
情報の記録を行なうことを特徴とする光記録媒体により
、 また、円板状光記録媒体において、前記トラックパター
ンが該円板の中心に対して、らせん状のパターンと、該
円板の中心に対して放射状のパターンとの交わったパタ
ーンにより形成されていることを特徴とする光記録媒体
により、 また、前記電極間に光導電性素子を有し、該素子に光を
照射することにより、前記電極間の電気的接続を制御で
きることを特徴とする光記録媒体により、 また、電圧の印加により透明度の変化する、層状に配置
された複数の記録媒体膜と、該記録媒体膜に選択的に電
圧を印加するための、複数の電極とを有する光記録媒体
を用いる光学式情報記録再生装置において、 前記複数の電極から、前記複数の記録媒体膜に、選択的
に電圧を印加して、前記記録媒体膜の透明度を変化させ
る手段と、 前記層状に配置された複数の記録媒体膜の外層の記録媒
体膜、及び該外層の記録媒体膜を透明として内層の記録
媒体膜の各々に対して、選択的に合焦可能な光ビーム照
射手段とを有し、前記複数の記録媒体膜の各々に情報の
記録及び/又は再生を行なうことを特徴とする光学式情
報記録再生装置により、 また、前記電極間に光導電性素子を有する光記録媒体を
用いる光学式情報記録再生装置において、前記素子に選
択的に光を照射することによって、前記電極間の電気的
接続を制御する手段を有することを特徴とする光学式情
報記録再生装置により、前記課題を解決しようとするも
のである。
本発明の光記録媒体、及び光学式記録再生装置は、上述
した手段により、複数の情報記録層となる記録媒体膜を
、該媒体膜の透明度を制御することによって、外層の媒
体膜のみならず、内層の媒体膜にも、外層の媒体膜を透
光させて、1つの光ビーム照射手段により、情報の記録
再生が可能となる。これにより、飛躍的な情報量を格納
可能な情報担体が、実現できることになる。
した手段により、複数の情報記録層となる記録媒体膜を
、該媒体膜の透明度を制御することによって、外層の媒
体膜のみならず、内層の媒体膜にも、外層の媒体膜を透
光させて、1つの光ビーム照射手段により、情報の記録
再生が可能となる。これにより、飛躍的な情報量を格納
可能な情報担体が、実現できることになる。
[実施例]
第1図は、本発明の一実施例の光ディスク、及び光学式
記録再生装置の横断面図である。同図において、29は
3層の記録層A、B、Cを備えた光記録媒体としての光
ディスクであり、該ディスクはシャフト28に結合され
、不図示のモータにより回転される。また、lは記録媒
体膜2,3゜4に、選択的に光ビームを集光させるため
の対物レンズである。
記録再生装置の横断面図である。同図において、29は
3層の記録層A、B、Cを備えた光記録媒体としての光
ディスクであり、該ディスクはシャフト28に結合され
、不図示のモータにより回転される。また、lは記録媒
体膜2,3゜4に、選択的に光ビームを集光させるため
の対物レンズである。
光ディスク29は層構造からなり、厚さ1 、2mmの
サブストレート・ガラス21.27の間に、3層の記録
層A、B、Cがはさまれて配置されている。
サブストレート・ガラス21.27の間に、3層の記録
層A、B、Cがはさまれて配置されている。
記録層Aの構造は、厚さ0.1mmのスペーサ・ガラス
22の下面に、蒸着されたSn薄膜より成る透明平面電
極6があり、また、スペーサ・ガラス22上面にはスピ
ンコードにより塗布された、約1%の色素を含有した側
鎖型ネマチック高分子液晶(PLC) 2と、更にその
上に蒸着されたSn薄膜をエツチングして網目状にした
透明網目電極5とから成る。
22の下面に、蒸着されたSn薄膜より成る透明平面電
極6があり、また、スペーサ・ガラス22上面にはスピ
ンコードにより塗布された、約1%の色素を含有した側
鎖型ネマチック高分子液晶(PLC) 2と、更にその
上に蒸着されたSn薄膜をエツチングして網目状にした
透明網目電極5とから成る。
記録層Bは同様に、厚さ0.1mmのスペーサ・ガラス
24の下面に、蒸着されたSn薄膜より成る透明平面電
極8があり、スペーサ・ガラス24の上面に、スピンコ
ードにより塗布された約1%の色素を含有した側鎖型ネ
マチック高分子液晶(PLC)3と、更にその上に蒸着
されたSn薄膜をエツチングして網目状とした透明網目
電極7から成る。
24の下面に、蒸着されたSn薄膜より成る透明平面電
極8があり、スペーサ・ガラス24の上面に、スピンコ
ードにより塗布された約1%の色素を含有した側鎖型ネ
マチック高分子液晶(PLC)3と、更にその上に蒸着
されたSn薄膜をエツチングして網目状とした透明網目
電極7から成る。
記録層Cも同様である。
光ディスク29の上、下面、及び側面には側面電極30
〜37が配置され、側面電極30.31は透明網目電極
5と、また側面電極32は透明平面電極6と、また側面
電極33は透明網目電極7と、また側面電極34は透明
平面電極8と、また側面電極35は透明網目電極9と、
また側面電極36.37は透明平面電極20とそれぞれ
導通状態となっている。
〜37が配置され、側面電極30.31は透明網目電極
5と、また側面電極32は透明平面電極6と、また側面
電極33は透明網目電極7と、また側面電極34は透明
平面電極8と、また側面電極35は透明網目電極9と、
また側面電極36.37は透明平面電極20とそれぞれ
導通状態となっている。
側面電極30.37は摺動電極38.39と接しており
、外部電源42により電圧が印加されている。
、外部電源42により電圧が印加されている。
また、光ディスク29の側面と平行にシャフト41が設
置されており、それにそって摺動短絡子40が光ディス
ク29の側面に沿って、上下に移動可能となっている。
置されており、それにそって摺動短絡子40が光ディス
ク29の側面に沿って、上下に移動可能となっている。
この摺動短絡子40は、先端部が銀−カーボン混合材に
よる電導材料で出来ており、側面電極(31,32)、
(33,34)、 (35,36)を選択的に短絡さ
せる。
よる電導材料で出来ており、側面電極(31,32)、
(33,34)、 (35,36)を選択的に短絡さ
せる。
第2図は光ディスク29を上面から見た模式図であり、
透明網目電極5’、7.9を説明するための図である。
透明網目電極5’、7.9を説明するための図である。
これらの透明網目電極は幅が0.7μmの微細パターン
よりなり、そのパターンの配置は第2図に示す如く 1
゜6μmピッチの螺線パターンと、円周を20分割する
13度きざみの放射パターンとが交わったものとなって
おり、これにより、トラッキングトラック及び、情報ト
ラックを形成している。
よりなり、そのパターンの配置は第2図に示す如く 1
゜6μmピッチの螺線パターンと、円周を20分割する
13度きざみの放射パターンとが交わったものとなって
おり、これにより、トラッキングトラック及び、情報ト
ラックを形成している。
次に、上述の如く構成される本発明の光記録媒体及び光
学的情報記録再生装置による記録、再生動作を、順を追
って説明する。
学的情報記録再生装置による記録、再生動作を、順を追
って説明する。
先ずB層に対する記録を行なうには、第1図に示す如く
、摺動短絡子40が側面電極33.34を短絡している
状態で行う。側面電極38.39 &こは電圧が印加さ
れているので、PLC2,4は電界中にさらされるため
略透明となるが、PLC3は透明網目電極7と透明平面
電極8とが短絡されているため、透明網目電極7の網目
パターンの直下のPLC3には電界が作用せず、不透明
となる。対物レンズ1を通じてパワーの小さい光ビーム
を照射し、この不透明部分からの反射光を利用して、こ
の部分に光ビームスポットを結ぶ様に、不図示の制御手
段によって対物レンズlをコントロールする。
、摺動短絡子40が側面電極33.34を短絡している
状態で行う。側面電極38.39 &こは電圧が印加さ
れているので、PLC2,4は電界中にさらされるため
略透明となるが、PLC3は透明網目電極7と透明平面
電極8とが短絡されているため、透明網目電極7の網目
パターンの直下のPLC3には電界が作用せず、不透明
となる。対物レンズ1を通じてパワーの小さい光ビーム
を照射し、この不透明部分からの反射光を利用して、こ
の部分に光ビームスポットを結ぶ様に、不図示の制御手
段によって対物レンズlをコントロールする。
情報の記録は、パワーの大きな光ビームを照射すること
で行い、PLC3の網目パターン直下の部分のうち、大
きなパワーの光が照射された部分では、局所的に急激な
温度上昇が生じるため、液晶構造が分解して透明となり
、この部分が情報ビットとなる。以後、この部分は電界
印加の有無にかかわらず、透明となっている。
で行い、PLC3の網目パターン直下の部分のうち、大
きなパワーの光が照射された部分では、局所的に急激な
温度上昇が生じるため、液晶構造が分解して透明となり
、この部分が情報ビットとなる。以後、この部分は電界
印加の有無にかかわらず、透明となっている。
第3図は、上述の透明、不透明部分による情報ビットの
様子を示す図である。
様子を示す図である。
次にA層に記録を行うには、摺動短絡子40を側面電極
31.32を短絡させるように移動させた後、前記と同
様の手順で行う。その際に先に記録されたB層の情報ビ
ットは、電圧の印加されていない時のそれ以外の部分と
同じく透明であるため、A層に光ビームを照射するため
の妨げとはならない。
31.32を短絡させるように移動させた後、前記と同
様の手順で行う。その際に先に記録されたB層の情報ビ
ットは、電圧の印加されていない時のそれ以外の部分と
同じく透明であるため、A層に光ビームを照射するため
の妨げとはならない。
また、B層を再生するには、摺動短絡子40が側面電極
33.34を短絡するように移動させた後、対物レンズ
1を通じてパワーの小さい光ビームを照射し、PLC3
の網目電極直下の不透明部分に、光ビームスポットを結
ぶように対物レンズ1をコントロールし、不透明部分で
形成された螺線トラックをトレースしながら、情報ビッ
トによる光学的変調を電気信号に変換することによって
行う。
33.34を短絡するように移動させた後、対物レンズ
1を通じてパワーの小さい光ビームを照射し、PLC3
の網目電極直下の不透明部分に、光ビームスポットを結
ぶように対物レンズ1をコントロールし、不透明部分で
形成された螺線トラックをトレースしながら、情報ビッ
トによる光学的変調を電気信号に変換することによって
行う。
また、前記実施例では、透明電極への通電手段として摺
動電極及び摺動短絡子を用いたが、本発明は、これに限
定されることはなく、また、給電手段としては、太陽電
池等でも良く、また短絡手段としては、短絡すべき電極
間にCds等の光導電材を配し、これに光を照射するこ
とで前述の摺動短絡子に替えても、同様の効果が得られ
る。
動電極及び摺動短絡子を用いたが、本発明は、これに限
定されることはなく、また、給電手段としては、太陽電
池等でも良く、また短絡手段としては、短絡すべき電極
間にCds等の光導電材を配し、これに光を照射するこ
とで前述の摺動短絡子に替えても、同様の効果が得られ
る。
[発明の効果]
以上説明したように、複数の層状をなした記録30〜3
7は側面電極である。
7は側面電極である。
媒体膜のうち、選択した1つの記録媒体膜を不透明とし
てトラックバクーンを出現させ、その他の記録媒体膜を
透明とすることで、1つの光デイスク中の3つ以上の記
録層に対し、記録、再生が行える。このため、光ディス
クの体積あたりの情報量を増大させると共に、複数の記
録層に対し複数の光ヘッドを必要としないため、低コス
ト化が計れるという効果がある。
てトラックバクーンを出現させ、その他の記録媒体膜を
透明とすることで、1つの光デイスク中の3つ以上の記
録層に対し、記録、再生が行える。このため、光ディス
クの体積あたりの情報量を増大させると共に、複数の記
録層に対し複数の光ヘッドを必要としないため、低コス
ト化が計れるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す図。
第2図は本発明の光ディスクの透明電極パターンを示す
図。 第3図は本発明の情報ビットを示す図。 第4.5図は従来の光ディスクを示す図。 図において、 5.7.9は透明網目電極、 6.8.20は透明平面電極、
図。 第3図は本発明の情報ビットを示す図。 第4.5図は従来の光ディスクを示す図。 図において、 5.7.9は透明網目電極、 6.8.20は透明平面電極、
Claims (9)
- (1)電圧の印加により、透明度の変化する層状に配置
された複数の記録媒体膜と、該記録媒体膜に選択的に電
圧を印加するための複数の電極とを有することを特徴と
する光記録媒体。 - (2)前記複数の記録媒体膜が単一の情報記録担体に担
持されていることを特徴とする請求項1に記載の光記録
媒体。 - (3)前記複数の記録媒体膜の電圧印加による透明度の
変化効果を、所定の強度を持つ光記録ビームにより、部
分的に失効させることにより、情報の記録を行なうこと
を特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。 - (4)前記記録媒体膜が、透明網目電極によって形成さ
れるトラックパターンを有する液晶によって作成され、
該液晶に対する印加電圧の制御によって前記トラックパ
ターンの透明度を制御可能であることを特徴とする請求
項1に記載の光記録媒体。 - (5)前記液晶のトラックパターンに所定の強度の光記
録ビームを照射し、前記印加電圧による透明度の変化効
果を部分的に失効させることによつて、情報の記録を行
なうことを特徴とする請求項4に記載の光記録媒体。 - (6)円板状光記録媒体において、前記トラックパター
ンが該円板の中心に対して、らせん状のパターンと、該
円板の中心に対して放射状のパターンとの交わったパタ
ーンにより形成されていることを特徴とする請求項4又
は5に記載の光記録媒体。 - (7)前記電極間に光導電性素子を有し、該素子に光を
照射することにより、前記電極間の電気的接続を制御で
きることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。 - (8)電圧の印加により透明度の変化する、層状に配置
された複数の記録媒体膜と、該記録媒体膜に選択的に電
圧を印加するための、複数の電極とを有する光記録媒体
を用いる光学式情報記録再生装置において、 前記複数の電極から、前記複数の記録媒体膜に、選択的
に電圧を印加して、前記記録媒体膜の透明度を変化させ
る手段と、 前記層状に配置された複数の記録媒体膜の外層の記録媒
体膜、及び該外層の記録媒体膜を透明として、内層の記
録媒体膜の各々に対して、選択的に合焦可能な光ビーム
照射手段とを有し、 前記複数の記録媒体膜の各々に情報の記録及び/又は再
生を行なうことを特徴とする光学式情報記録再生装置。 - (9)前記電極間に光導電性素子を有する光記録媒体を
用いる光学式情報記録再生装置において、前記素子に選
択的に光を照射することによって、前記電極間の電気的
接続を制御する手段を有することを特徴とする請求項8
に記載の光学式情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126700A JPH02306443A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 光記録媒体及び光学式情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126700A JPH02306443A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 光記録媒体及び光学式情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02306443A true JPH02306443A (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=14941684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1126700A Pending JPH02306443A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 光記録媒体及び光学式情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02306443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1630802A1 (en) * | 2003-05-30 | 2006-03-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP1126700A patent/JPH02306443A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1630802A1 (en) * | 2003-05-30 | 2006-03-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc |
JPWO2004107331A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2006-07-20 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスクおよびトラッキング制御を行う装置 |
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US7710852B2 (en) | 2003-05-30 | 2010-05-04 | Panasonic Corporation | Optical disc |
JP4509934B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | 光ディスクおよびトラッキング制御を行う装置 |
USRE45695E1 (en) | 2003-05-30 | 2015-09-29 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Optical disc |
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